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名古屋大学省エネ・節電実行計画 [H29 年度 夏季]

平成29年 5月26日 名 古 屋 大 学

1.基本方針

本学は、名古屋市の業務用事業者のうち、エネルギー消費量が突出して1位と なっていると共に、エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)により、 エネルギー使用量に対する年間1%以上の削減義務を負っている。 これを受けて本学は、キャンパスマスタープラン2016にて二酸化炭素排出 を2024年度までに30%削減する(2005年度比)目標を掲げたところで ある。 また、2016年度の総エネルギー使用量は、建物面積の増加等により前年度 比で約3%増加、光熱水費は2017年度一般運営費交付金の約9%(24.8 億円)となっている。 このような状況のため、エネルギー使用の総量削減の実現に向けた本学構成員 の総力を挙げた取り組みが急務となっていることから、特にエネルギー使用量が 増大する夏季に省エネルギー・節電対策を実行する。

2.取組の対象

本学の全てのキャンパス

3.取組の実施期間

平成29年6月1日(木)~9月30日(土) ※省エネ・節電の取組にあたっては、学生、教職員等の健康や安全管理に十分留意していただく ようお願いします。 一般用途の冷房期間 平成29年7月1日(土)~9月15日(金) (但し、上記以外の期間において、健康管理上支障となるおそれのある場合ならびに 実験等定温設定が必要な部門を除く。)

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4.数値目標

(1)エネルギー使用量削減目標 夏季のエネルギー消費原単位 1%以上削減(平成28年度比) 夏季のエネルギー消費原単位目標値 ( )内は前年度実績値を示す 東山地区:18.38 ℓ/㎡ 鶴舞地区:26.27 ℓ/㎡ 大幸地区:6.44 ℓ/㎡ (18.57 ℓ/㎡) (26.54 ℓ/㎡) (6.50 ℓ/㎡) 夏季の使用量を1%削減できた場合の削減額(昨年度実績から試算) 東山地区:約 402 万円 鶴舞地区:約 225 万円 大幸地区:約 9 万円 ※エネルギー消費原単位とは、エネルギー使用量(電気・都市ガス)を原油換算し、建物延べ床 面積で除した値を指す。 東 山 地 区 エ ネ ル ギ ー 使 用 量 等 推 移 鶴 舞 地 区 エ ネ ル ギ ー 使 用 量 等 推 移 大 幸 地 区 エ ネ ル ギ ー 使 用 量 等 推 移 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 エネルギー使用量 エネルギー使用料金 エネルギー消費原単位 (千GJ)(百万円) (ℓ/m2) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 0 200 400 600 800 1,000 1,200 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 エネルギー使用量 エネルギー使用料金 エネルギー消費原単位 (千GJ)(百万円) (ℓ/m2) 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 0 10 20 30 40 50 60 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 エネルギー使用量 エネルギー使用料金 エネルギー消費原単位 (千GJ)(百万円) (ℓ/m2) 平 成 28年 度 部 局 別 エ ネ ル ギ ー 使 用 量 比 率 文系 理学 工学 農学 共同研究 共同利用 東山地区 63% 鶴舞地区 35% 大幸地区 2% 文系部門 理学部門 工学部門 農学部門 共同研究部門 共同利用部門 鶴舞地区 大幸地区 エネルギー 総使用量 約1500TJ

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5.省エネ・節電の重点事項

(1)エネルギー消費削減のためのインセンティブ・システム(試行) 本学構成員のエネルギー消費削減に向けた取り組みを促すため、期間エネルギ ー使用量が昨年度より減少した部局に報酬(インセンティブ)を与える。 対象期間は夏期(7~8月)及び冬期(12~2月)とし、報酬財源は省エネ 推進経費にて合計300万円を上限、東山地区のみを対象とする。 ※当該制度の詳細については、別紙1を参照してください。 (2)実験装置等の省エネ推進 実験装置等の省エネ運用対策事例データを収集するため、研究室で運用する実 験装置等の省エネ対策の提案や、専門家による省エネ対策の支援を得たい研究 室等を募集する。省エネ効果が期待できる懸案については、省エネ推進経費等 による実証計測を検討する。 ※http://web-honbu.jimu.nagoya-u.ac.jp/fmd/05naibu/05information/shouene/index.html (3)電力デマンド見える化 東山地のピーク時における各部局の電力使用状況をホームページに公開し、節 電のモチベーション向上を図る。契約電力を超過した場合には、契約超過金に おける各部局の責任相当額を公表するとともに今後の節電を呼び掛ける。 (試算結果の公表のみで実際の請求は行わない。) ※http://web-honbu.jimu.nagoya-u.ac.jp/fmd/03energy/demand_wariai.pdf

6.省エネ・節電の定着事項

(1)空調集中制御 空調エネルギーの消費抑制及びクールビズの積極的な推進のため、以下の空調 制御を実施する。 1)設定温度の下限値を26℃とする。(室温は28℃を目安とする。) 2)東山地区のみ定時の消し忘れ防止制御を行う。 (2)緊急節電協力要請メール 東山地区において契約電力の超過が予想される場合には、「緊急節電協力要請 メール」を送信し、別紙2による空調停止等の節電を依頼する。 (3)省エネ推進体制の連携強化(省エネットワーク) 施設管理部と各部局の施設管理担当者にて学内ラウンドを実施、省エネを推進 する上での課題や提案に関する情報を収集し具体的な省エネ対策を検討する。

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7.具体的な省エネ・節電対策

各学部等の実情を勘案のうえ、以下の内容を参考に学生・教職員等が自ら積極的 に省エネ・節電に取り組む。 ○主に大学として取り組むこと ☆主に各部局等が組織として取り組むこと ◇主に学生・教職員等が自ら取り組むこと (1)一般事項 ・ホームページ、ポスター、メール等によって、節電実行計画期間中であること を学内外に広く周知し理解を得るとともに、節電の取組みを推進する。<○☆> ・部局内で省エネパトロールを実施する。<☆> ・空調を使用する講義室は、連続使用となるカリキュラムを工夫する。<☆> ・人数に応じた講義室や会議室の選択により無駄な空調・照明を省く。<☆◇> ・使用していない実験機器、IT 機器等の電源 OFF を実施し、待機電力の多いもの は電源プラグを抜く。<☆◇> ・施設開放時に利用者への省エネを呼びかける。<○☆> ・自動販売機の電力ピーク時の冷蔵一時停止など、業者に指導する。<○☆> ・トイレの暖房便座電源オフ(期間は 6/1~10/30)を実施する。<○☆> (2)照明設備 ・不要な照明の消灯を徹底する。<☆◇> ・不在時または帰宅時の消灯を徹底する。<☆◇> ・照明器具を間引いて点灯する。(蛍光灯約 40W/本の省エネ・節電効果)<☆◇> ・窓周辺の棚等を整理し、窓からの自然光の有効利用を図る。<☆◇> ・明るい時間帯はブラインドの角度調整等により消灯に取り組む。<☆> ・経済性の良い高効率器具やランプを採用する。<☆> ・ランプおよび照明器具を清掃する。<☆◇> ・少人数の講義や会議は、前方に集中して着席し消灯を徹底する。<☆◇> ・授業終了後、会議終了後に照明を消灯する。<☆◇> (3)電化製品 ・パソコンの待機時に省電力モードになるように設定を徹底する<☆◇> ・帰宅時など電気製品を長時間使用しないとき主電源を切る。<☆◇> ・個人で主電源を切るためにスイッチ付テーブルタップの設置を徹底する<☆◇> ・短時間パソコンを使用しない場合、小まめにディスプレーを消す。<◇> ・長時間パソコンを使用しない場合(2時間以上席を離れる時など)は、シャット ダウンする。(モニタ電源も合わせて切ると約 20Wの省エネ・節電効果)<◇> ・パソコンのディスプレーの輝度調整を行う。<◇> ・パソコンの省エネ設定(スリープモード、休止設定)を行う。<☆◇>

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5 ・プリンタ、コピー機の長時間待機中は、節電モードに切り替える。<☆◇> ・フリーザーの集約化を図り、使用台数を抑制する。<☆◇> ・ジェットタオルの使用を停止する。<☆> ・冷蔵庫の中身の整理、適正な温度設定を徹底する。<☆◇> ・電気ポットは使用時のみ通電する。<☆◇> ・電気ポット、冷蔵庫の共用化を図り、使用台数を抑制する。<☆◇> ・プリントアウト時は2UP 印刷等を実施する。<☆◇> ・サーバー室の空気の流れの適正化や空調設定温度を見直す。<☆◇> (4)空調設備 ・室温管理(28℃)を徹底し、部分的な稼働など、部屋の利用状況に応じた使用 を心掛ける。(設定温度を1℃上げると約 10%の省エネ・節電効果)<☆◇> ・ブラインド、カーテンを適切に調整し、室温の上昇の抑制を心掛ける。<☆◇> ・室温管理は、空調機の設定温度ではなく、温度計等により行う。<☆◇> ・長時間部屋を離れるときは空調機の停止を徹底する。<☆◇> ・空調の使用時にドアや窓の不要な解放をしない。<☆◇> ・授業終了後、会議終了後に空調を停止する。<☆◇> ・室内温度のばらつきに留意し、扇風機等を活用する。<☆◇> ・空調機のフィルタをこまめに清掃する。<☆◇> ・空調運転時は全熱交換機を全熱交換モードもしくは自動運転とする。<☆◇> ・外気温が低い時は窓を開ける等して空調機に頼らないよう心掛ける。<☆◇> (5)昇降設備等 ・エレベータは、設置台数や配置に応じて一部使用を停止する。<☆> ・最寄り階への移動(3階程度まで)は階段を利用する。<☆◇> (6)その他 ・電力を多く使用する実験はなるべく電力ピーク(13 時~16 時)を避ける<☆◇> ・実験用製氷機等の停止又は共同使用により稼働台数を抑制する。<☆◇> ・ドラフトチャンバの開閉窓は、不在時に閉鎖又は最小開口とする。<☆◇> ・入居売店等への節電の協力要請を行う。<☆> ・私用通信機器(スマートフォン等)は、コンセントを介して充電しない。<◇> ・クールビズ(室温 28℃でも対応できる服装)の実践を徹底する。<☆◇>

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8.フォローアップ

本計画については、本学の今後の節電状況や社会情勢等の変化に応じ、キャ ンパスマネジメント本部会議において、対策の追加、見直しの検討、決定を行 い、学生、教職員等へ周知することとする。 また、本計画の実施期間終了後、実施内容、結果等について、確認・公表を 行うものとする。 <名古屋大学の省エネ推進体制> 「名古屋大学におけるエネルギーの使用の合理化に関する規程(平成 17 年 4 月 1 日施行)」に基づき、 各部局に「エネルギー管理責任者」を置いて省エネルギーの推進を図ることとし、「省エネ推進担当者」 をエネルギー管理責任者の下に選任しています。

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別紙1 エネルギー消費(光熱費)削減のための インセンティブ・システム(試行)の目的と評価方法について 1.本制度のねらい 本学は、建物や設備に関する様々なハードウェア対策の実践と、構成員の学内消費エネルギー削減 活動などを通じて、持続可能なキャンパス構築を積極的に推進しています。一方で、大学運営の側面 からは、運営費交付金が減少する中で人件費は漸増しており、継続的な教育・研究の追求と安定的な 大学運営の実現のためには、光熱費の適切な管理が必要不可欠な状況となっています。 よって、今後の省エネルギー対策では、これまで主として取り組んできた空調や照明用途に限らず、 研究遂行上のエネルギー使用についても合理化が必要であり、細やかな運用方法の改善や省エネ改修 などに対して、当事者自身の創意工夫が求められます。 本制度は、エネルギー使用者自身の創意工夫による省エネ・節電対策に関する行動を促すための“ア クション・トリガー”として作用することを期待するものです。 2.実施内容 期間エネルギー消費量が前年度より減少した部局にインセンティブ(報酬)を分配し、可能な限り 部局内の省エネ推進に役立てる。この財源は省エネ推進経費とし、東山キャンパスのみを対象とする。 3.評価基準 ・評価は、夏期(7~8 月)及び冬期(12 月~2 月)を対象に行う。 ・期間エネルギー消費量の結果は、現行の光熱費徴収ルールに基づき、部局単位で評価する。 ・組織改編等の理由で精算時に当該部局が存在しない場合等は、評価対象外として取り扱う。 ・新築または増築により新たに面積が増加した建物は評価対象外とし、完成後1 年半以上経過後(定 常的な運用実績を取得後)から評価対象に含める。 ・特殊事情を持つ部局は評価対象外とする。(試行では本部、情報基盤センターを評価対象外とする) ・その他、特別な状況が生じるときはキャンパスマネジメント本部会議にて評価方法を審議する 4.インセンティブ財源と分配 ・本試行の財源は省エネ推進経費とし、年間300 万円を上限(省エネ推進経費の約 10%)とする。 ・インセンティブの分配は、現行の光熱費徴収ルールに基づいて部局単位で行い、夏期・冬期の結果 をもとに、次年度の省エネ推進経費の採択と併せて決定する。 ・分配額は当該期間の部局光熱費3%を上限とし、「光熱費支払額×省エネ率」により万円単位(千円 単位は四捨五入)で精算する。この結果として、財源に不足が生じた場合は、インセンティブ部局 間で調整する 5.評価結果の合意形成・公表など ・中間結果(夏期分)は11 月頃に、最終結果(夏期+冬期)は 5 月頃に、事前にキャンパスマネジ メント本部長の承認を得て学内公表する。

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別紙2

契約電力超過予想時の空調停止時間帯割り振り

時間 10:30~ 11:00~ 11:30~ 13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~ 15:00~ 15:30~ 16:00~ 16:30~ 区域 11:00 11:30 12:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 Aブロック 空調停止 空調停止 空調停止 空調停止 空調停止 Bブロック 空調停止 空調停止 空調停止 空調停止 空調停止 空調停止 Cブロック 空調停止 空調停止 空調停止 空調停止 空調停止 Dブロック 空調停止 空調停止 空調停止 空調停止 空調停止 空調停止 ※ ・定温設定が必要な実験部門等は除きます。   ・空調停止には電気式(EHP),ガス式(GHP)空調機の別は有りませんのでご協力をお願いします。   ・空調停止時も送風モードは利用していただいて結構です。

節電のための空調停止ブロック図

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一人ひとりに行っていただきたい省エネ・節電対策  不要な照明の消灯を徹底する/窓からの自然光を有効利用する  長時間部屋を離れるときは空調機の停止を徹底する  電力を多く使用する実験等は電力ピーク(13時~16時)を避ける  ドラフトチャンバの開閉窓は、不在時に閉鎖又は最小開口とする  室温管理を徹底する(設定温度を1℃上げると約10%の省エネ・節電効果)  クールビズ(室温28℃でも対応できる服装)の実践を徹底する

名古屋大学省エネ・節電実行計画 [H29年度 夏季] (概要版)

1.基本方針(要旨) 本学は、名古屋市最大の業務用エネルギー消費事業者であるため、エネルギー消費に伴って排出 される二酸化炭素量を、2024年度までに30%削減する(2005年度比)目標を掲げている。 一方で、本学の総エネルギー使用量は、建物面積の増加等により前年度比で約3%増加し、光熱水 費は今年度の一般運営費交付金の約9%(24.8億円)となっている。 このため、学内の運営経費削減と省エネ法(毎年1%削減義務)等の遵守、さらには大学としての地 球環境保全に対する先導的役割を果たすことを目的として、夏季に省エネ・節電対策を実行する。 2.取組の対象と期間 全キャンパス:平成29年 6月 1日 ~ 9月30日 (冷房期間:7月 1日 ~ 9月15日) 3.数値目標 <エネルギー使用量削減目標> 夏季のエネルギー消費原単位 1%以上削減 (平成28年度比) 4.省エネ・節電の重点項目 (1)エネルギー消費削減のためのインセンティブ・システム(試行) ※期間エネルギー使用量が昨年度より減少した部局に報酬(インセンティブ)を付与します。 対象期間は夏期(7~8月)及び冬期(12~2月)、省エネ推進経費を財源とするため東山地区のみを対象とします。 (2)実験装置等の省エネ推進 ※実験装置等の省エネ運用対策事例収集のため、省エネ対策の提案や計測支援を得たい研究室等を募集します。 (3)電力デマンド見える化 ※電力ピーク時の部局別使用構成をホームページに公開し、節電のモチベーション向上を図ります。また、契約電力 超過の際には、電力会社への契約超過金を責任部局で負担することを想定し、その負担額を算定・公表します。

参照

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