127 号 労政にしのみや 平成 21 年 3 月 25 日 −1−
労働者派遣におけるいわゆる
「2009年問題」について
労働者派遣は、本来、「臨時的・一時的な業務」に対応するための仕組みです。恒常的な業務につ いては、労働者を直接雇用することにより対応することを検討してください。★ いわゆる「2009年問題」について
○ 物の製造業務について、平成16年 3 月 1 日より労働者派遣事業者を解禁 物の製造業務の派遣可能期間は、当初1年 平成19年 3 月 1 日より最長2年の延長可能を合わせて 最長 3 年 ○ 平成18年頃、物の製造業務の請負等から労働者派遣へ切替えが進む 平成21年(2009年)において、最長3年の派遣可能期間が満了「2009年問題」として指摘
※派遣可能期間は、派遣受入側の業務が同一かどうかで決まります。 なお、組織の最小単位で行われる業務は同一業務とみなします。 また、派遣会社あるいは派遣労働者が変わっても、派遣可能期間の終了日は 変わりません。★ いわゆる「2009年問題」に対する基本的な考え
方 ○ 労働者派遣は、臨時的・一時的な労働力需給調整の仕組み ○ 派遣可能期間満了後も該当業務の処理が必要である場合は、基本的には、指揮命 令が必要な場合は直接雇用に、指揮命令が必要でない場合は請負によることとす べきもの ○ 直接雇用又は請負は、いわゆるクーリング期間(3ヵ月)経過後再度の労働者派 の受入れを予定することなく、適切に行われるべきもの ※詳しくは、 兵庫労働局職業安定部需給調整事業課 TEL078−367−0831 編集・発行 西宮市市民局経済部勤労福祉課 西宮市松原町 2−37 ぷらっとアイ(勤労青少年ホーム内) TEL:0798-35-5286 FAX:0798-34-7700 URL.http://www.nishi.or.jp/−2−
★事業主の皆様へ★
景気の悪化に伴う経済上の理由などにより、事業活動を縮小せざるを得なくなった場合で も、解雇を避け、雇用維持に取組む中小企業事業主をより支援するため、助成金の一部を ご紹介します。■中小企業緊急雇用安定助成金
◎ 事業活動の縮小を余儀なくされた中小企業事業主が、従業員を一時的に休業、職 業訓練又は出向させることによって雇用維持を図る場合に、賃金等の一部を助成 します。 休業・教育訓練・出向手当等の4/5、教育訓練経費 1人1日 6,000円が助成 ※支給限度日数3年間で300日間(最初の1年間の支給限度日数200日)■ 離職者住居支援給付金(労働移動支援助成金)
◎ 再就職援助計画の認定を受けた雇用保険適用事業主が雇い止めや解雇を行った 派遣労働者又は有期契約労働者に対して、離職後も引き続き住居を無償で提供す る場合に助成を行います(平成20年12月9日に遡って適用)。 対象労働者1 名につき、兵庫県は1ヶ月当たり 6 万円(最長 6 ヶ月限度)■ 派遣労働者雇用特別奨励金
◎ 派遣可能期間の満了前に派遣労働者を直接雇い入れる派遣先事業主に対し、中小 企業事業主等に奨励金を支給します。 中小企業事業主の場合 派遣労働者1 名につき、100万円(有期雇用の場合は、50万円)■ 障害者雇用ファースト・ステップ奨励金
◎ 障害者雇用の経験のない中小企業において、初めて身体・知的・精神障害者を雇 用した場合に支給されます。(雇い入れ後6 ヶ月経過後に支給) 障害者雇用義務制度の対象となる56人∼300人規模であって、初めて障害者を雇 用する中小企業事業主 1人目の障害者を雇用 支給金額等100万円■ 特定求職者雇用開発助成金
◎ 平成21年度2月6日から障害者の方をハローワーク等の紹介により雇い入れた 中小企業事業主に対して、支給額がアップします。 所定労働時間 障害者の種類 助成期間 支給金額 30 時間以上 ①重度又は45歳以上の身体・知的障害者、精神障害者 2年 240万円 ①以外の身体・知的障害者 1 年6ヶ月 135万円 20 時間以上 身体・知的・精神障害者 1年6ヶ月 90万円 30 時間未満127 号 労政にしのみや 平成 21 年 3 月 25 日 −3− ※詳しい内容や申請等については、下記ハローワーク助成金デスクまでお願いします。 西宮市では、賃金、退職金、解雇、雇用保険など労働問題の相談窓口(電話・面談両方可) を開設しています。
【日 時】 毎週月・火・木・金曜日(休日・国民の祝日は除く)
【場 所】ぷらっとアイ
(勤労青少年ホーム)2階相談室
(松原町2−37)勤労会館隣、JR 西宮駅 南西徒歩5分
【時 間】9:00∼16:00
※4月より相談窓口の時間を17:30まで延長します
問合せ先・・・西宮市勤労福祉課
℡ 0798−32−7123
問合せ先 ハローワーク助成金デスク ℡078−221−5440
■ 若年者等正規雇用化特別奨励金
◎年長フリーター等(25歳∼39歳)や、内定取消しとなった新規学校卒業者(年 齢要件なし。)などを対象とした求人枠を積極的に設けて正規雇用化を図る中小企 業事業主等に対して、奨励金を支給します。 中小企業の場合 3年間にわたり100万円を3回に分けて支給。■ 特定求職者雇用開発助成金
◎60歳以上65歳未満の高年齢者、母子家庭の母等を公共職業安定所等の紹介によ り雇い入れた事業主を対象とした中小企業事業主等に対する支援の拡充を行いま す。中小企業の場合 週所定労働時間 支給額 20 時間以上 30 時間未満 60 万円 30 時間以上 90 万円■ 介護未経験者確保等助成金
◎介護サービスに従事する者として、介護業務の未経験者を雇い入れる事業主に対し て助成を行います(新規学卒者は、除かれます。)但し1事業主につき3人まで。 週所定労働時間 助成期間 支給額 30時間以上 1年 50万円(半年毎に 25 万円) 100万円(年長フリーターの場合半年毎に 50 万円)−4− ◎経営環境の変化により事業規模の縮小を余儀なくされる場合であっても、事業主の皆 様には、できる限り、雇用の安定に努めていただくようお願いします。 ◎やむを得ず一定期間内に相当数の離職者が発生する場合や高年齢者・障害者・外国人 を解雇する場合は、ハローワークに届出や通知を行うことが必要です。
『次の場合ハローワークへの届出や通知が必要』
一定期間内に相当数の離職者が発生する場合
・再就職援助計画の作成 (雇用対策法第24条) ・大量雇用変動の届出 (雇用対策法第27条) 新規学卒者の採用内定取消し等を行う場合
・採用内定取消しの防止や入職時期繰下げの防止に努める(職業安定法施行規則第35条) 高年齢者等が解雇等により離職する場合
・多数離職届の提出 (高年齢者雇用安定法第16条) ・求職活動支援書の作成(高年齢者雇用安定法第17条) 障害者を解雇する場合
・解雇の届出 (障害者雇用促進法第81条) 雇用する外国人が離職する場合
・労働・社会保険は外国人労働者にも等しく適用されます。 ・安易な解雇の予防及び再就職支援(平成19年厚生労働省告示第278号) ・雇用状況の届出(雇用対策法第28条) ◎事業規模の縮小等に伴い離職を余儀なくされる労働者が発生する場合や労働者派遣を 中途解除する場合は、再就職の援助等を行うよう努めることとされています。 ◎派遣先がやむを得ず派遣契約を中途解除する場合は、遅くとも30日前までに派遣会 社へ申し入れ、派遣会社の合意を得なければなりません。 ◎ 派遣会社は派遣先と連携して、関連会社での就業を斡旋するなど、派遣労働者の新た な就業機会を確保するようにしてください。 ◎ 派遣契約が解除されたからといって、即座に派遣労働者を解雇できるものではありま せん。 問合せ先 兵庫労働局需給調整事業課℡078−367−0831
ハローワーク西宮℡0798−75−6716
127 号 労政にしのみや 平成 21 年 3 月 25 日 −5− (平成20年6月1日現在の障害者の雇用状況について) 障害者の雇用の促進等に関する法律に基づき、1人以上の身体障害者又は知的障害者を 雇用することを義務づけている事業主等からの6 月1日現在における身体障害者、知的障 害者及び精神障害者(以下「障害者」という。)の雇用状況報告の内容を一部紹介します。 1.民間企業(56人以上規模の企業) ∼障害者雇用の進展∼ ☆ 雇用されている障害者の数が、前年に比べて3.8%(約 360 人)増加しています。 ☆ 実雇用率が、前年に比べて0.01 ポイント上昇し、1.76%になっています。 しかしながら ☆ 法定雇用率達成企業の割合が、前年に比べて0.9 ポイント低下し、54.9%となっています。 ☆ 500∼999 規模の企業及び 56∼99 人規模の企業においては、実雇用率、法定雇用率達成企業の 割合が、いずれも前年より低下しています。 全 国 兵 庫 県 雇 用 状 況 雇 用 状 況 区 分 企業数 法 定 常 用 労働者数 障害者数 実雇用率 達成企業 の割合 企業数 法 定 常 用 労働者数 障害者数 実雇用率 達成企業 の割合 一般の 民間企業 [1.8%] 企 業 73,042 71,224 人 20,499,012 19,504,649 人 325,603.0 302,716.0 % 1.59 1.55 % 44.9 43.8 企業 2,510 2,398 人 563,942 544,839 人 9,925.0 9,560.5 % 1.76 1.75 % 54.9 55.8 独 立 行 政 法 人 等 の 特殊法人 [2.1%] 法人 248 247 人 243,297 454,409 人 4,999.5 8,930.5 % 2.05 1.97 % 73.0 60.7 法人 7 5 人 3,276 3,048 人 76.0 61.0 % 2.32 2.00 % 100.0 60.0 ※ 上段は、20 年 6 月1日現在の数値で、下段は、19 年 6 月 1 日現在の数値 2.公的機関 ☆ 県・市町の機関の実雇用率は、2.64%と前年に比べ 0.01 ポイント上昇しています。 ☆ 2.0%の法定雇用率が適用される兵庫県教育委員会及び厚生労働大臣が指定する教育委員会の 実雇用率は、1.91%と前年に比べ 0.01 ポイント低下しています。 全 国 兵 庫 県 雇 用 状 況 雇 用 状 況 区 分 機関数 職員数 障害者数 実雇用率 達成企業 の割合 機関数 職員数 障害者数 実雇用率 達成機関 の割合 法 定 雇 用 率 2.1 % が 適 用 される県・市 町の機関 機関 2,672 2,748 人 1,288,767 1,302,545 人 30,365.5 30,260.0 % 2.36 2.32 % 84.5 81.8 機関 88 89 人 50,938 52,533 人 1,344.0 1,381.0 % 2.64 2.63 % 95.5 92.1 法 定 雇 用 率 2.0 % が 適 用 さ れ る 教 育 委員会 141 144 645,933 648,285 10,459.0 10,039.0 1.62 1.55 55.3 54.2 8 8 27,838 28,337 533.0 545.0 1.91 1.92 87.5 87.5 ※ 上段は、20 年 6 月1日現在の数値で、下段は、19 年 6 月 1 日現在の数値
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