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目次 第1条 業務概要 業務名 業務目的 現状の問題点 リニューアル基本方針 対象範囲 対象サイト 規模 履行期間...6 第2条 構築要件 システム要件 プロジェクト管理 サイト

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彦根市ホームページ再構築委託業務

公募型プロポーザル仕様書

平成 31 年 1 月

彦根市

秘書広報課

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2 目次 第 1 条 業務概要 ... 3 1 業務名 ... 3 2 業務目的 ... 3 3 現状の問題点 ... 3 4 リニューアル基本方針 ... 4 5 対象範囲(対象サイト) ... 5 6 規模 ... 6 7 履行期間 ... 6 第 2 条 構築要件 ... 7 1 システム要件 ... 7 2 プロジェクト管理 ... 8 3 サイト構造設計 ... 8 4 デザイン ... 9 5 テンプレート ... 9 6 コンテンツ移行 ... 10 7 ウェブアクセシビリティ ... 11 8 ガイドライン・マニュアル・研修 ... 11 9 運用・保守業務 ... 12 10 納品 ... 14 11 SLA の締結 ... 15 第 3 条 その他 ... 15 1 検収 ... 15 2 瑕疵担保期間 ... 15 3 守秘義務 ... 15 4 業務の再委託 ... 15 5 著作権 ... 16 6 賠償責任 ... 16 7 参加資格について ... 16 8 契約方法 ... 17 9 企画提案の停止、中止および取り消し ... 17 10 担当窓口および問合せ先 ... 18

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第1条 業務概要

1 業務名 彦根市ホームページ再構築委託業務 2 業務目的 本市のホームページのコンテンツマネジメントシステム(以下「CMS」という。)は、平 成 26 年度に導入して以来、5 年を経過しようとしている。 現在、ホームページは、「見やすい」「分かりやすい」「探しやすい」というニーズがより 一層求められているとともに、スマートフォン利用者も増えてきている。市ホームページ の課題を解決し、市民ファーストの考えの下、利用者の利便性を向上させるとともに、国 内・海外からの旅行者、事業者、移住検討者など市外からの利用者に向けても最適な情報 発信ができるホームページとすることを目的に CMS の更新および市ホームページリニュ ーアルを実施する。 3 現状の問題点 本市ホームページでは以下の点を問題点として捉えている。これらの問題点を改善でき るよう、本業務を実施すること。また、以下に記載のない問題点があると思われる場合、 問題点と改善策について積極的に提案すること。 (1)情報分類の問題 特定のカテゴリにおいてメニューの選択肢が多くなり、利用者が検索しづらい状況で あることが想定される。 (2)検索性や導線の問題 分野からの検索軸以外にもライフシーン別での入り口など利用者にとって分かりやす い検索機能や導線が必要と思われる。また、イベント、募集、各種支援情報など利用 者に見てもらいたい情報を的確に掲載できていない、アクセス数の多いコンテンツ(施 設情報、路線バスなど)への導線が用意できていないといった問題もある。 (3)不足しているコンテンツ よくあるご質問や海外からの旅行者向けの情報など、他都市のホームページに比べて 不足していると思われるコンテンツがある。 (4)デザイン・ブランディングの問題 デザインにおいて彦根市らしさが表現できていない。 (5)スマートフォン対応の問題 スマートフォンからのアクセスが増えてきているが、スマートフォンデザインにおけ る利便性やスマートフォン利用者にとって最適な情報の掲示ができていない。 (6)ウェブアクセシビリティの問題

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4 日本工業規格 JIS X 8341-3:2016「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における 機器,ソフトウェアおよびサービス-第 3 部:ウェブコンテンツ」への対応ができて いない。また、運用面におけるウェブアクセシビリティ品質の維持にも問題がある。 4 リニューアル基本方針 下記の彦根市の目指すホームページ像および彦根市ホームページリニューアル基本方針 に基づき、本業務を実施すること。 【 彦根市の目指すホームページ像 】 (1)ターゲットを明確にして情報に容易にたどり着くことができること 「高齢者」「身体に障害のある人」「行政の仕組み・制度への理解が低い人」等のア クセシビリティ向上を前提とし、探している情報に誰でも容易にたどり着くことがで きるサイトを構築する。 (2)彦根市のブランドイメージを適切に伝えられるデザイン 「彦根市らしさ」を伝えられるサイト、効果的な地域セールスができるサイトを構 築する。 (3)分かりやすく、質・量ともに満足できるサイト 誰もが楽しむことができるコンテンツの充実を図り、閲覧者が質・量ともに満足で きるサイトを構築する。 《 彦根市ホームページリニューアル基本方針 》 (1)現行ページの問題・弱点の抽出と改善 現行ページの分析や既存コンテンツの見直しを行い、改善策と新たなコンテンツや 機能の追加を提案すること。 (2)サイトの統合 現在、分散して管理している本体サイトと各課サイト(別サーバ管理分を含む)を できるだけ統合し、統一感のある分かりやすいサイトを構築すること。 (3)閲覧者が目的の情報に容易にたどり着くための機能 カテゴリ分類、メニュー等で構成するナビゲーションやデザインの再構築を行い、 容易に目的の情報にたどり着くことができるサイトを提案すること。 (4)ブランドイメージと地域セールス力の向上 「彦根市らしさ」を検討し、ブランドイメージの向上、地域セールス力の向上につ ながるようなデザイン、機能、サイト設計を提案すること。 (5)ユーザビリティやアクセシビリティに配慮したコンテンツ作成支援 すべての利用者が問題なく情報取得ができ、かつ分かりやすいコンテンツを持続的 に品質維持できる機能や運用方法を提案すること。アクセシビリティについては日本

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5 工業規格 JIS X 8341-3:2016「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器, ソフトウェアおよびサービス-第 3 部:ウェブコンテンツ」の適合レベル AA に準拠す ることを目標とし、知識を持たない職員でもアクセシビリティの品質維持が可能な方 法を提案すること。 (6)作業効率の向上 ページ作成についての専門知識や技術を持たない職員でも編集が可能な CMS の導 入と各種ガイドラインの整備を行うこと。 また、リンク切れ、情報の過剰な羅列を減らすとともに、知らせたい情報への誘導 効果等のサイト品質の維持向上を図ることができる提案すること。 (7)災害対応 災害等に関する緊急情報を的確にいち早く掲載できるような機能等を提案すること。 (8)拡張性と柔軟性に対応した保守運用形態 運用開始後にバージョンアップ等による機能向上やサイトの構成変更等を柔軟に行 えるとともに、将来的なシステムの拡張性を考慮すること。また、データのバックア ップ、セキュリティ対策等の定期的な保守を実施するとともに、機能向上のための対 応をできる限り行うこと。 5 対象範囲(対象サイト) (1)彦根市ホームページ(http://www.city.hikone.shiga.jp/)以下のコンテンツを対象と する。また、再構築後の URL は次のとおりとし、常時 SSL 通信とすること。 https://www.city.hikone.lg.jp/ (2)次のコンテンツは、例外的に取り扱い、以下のとおり再構築する。 名称 外国人定住者向けサイト 移行方法 独自デザイン URL 新規追加 備考 現サイトの「くらしの情報>人権」内に記載のコンテンツをベースにサブサイ トとして再構築する。外国人観光客向けの情報は観光協会サイトへリンクで誘 導する形で構築する。 名称 彦根市例規集 移行方法 CMS 管理外 URL http://www.city.hikone.shiga.jp/reiki_int/ 備考 同ドメイン(http://www.city.hikone.shiga.jp/)で運用するが、CMS 管理外と して運用する。また、FTP でデータ転送ができること。

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6 名称 応急手当 web 講習 移行方法 CMS 管理外 URL http://www.city.hikone.shiga.jp/e-learning/index.html 備考 同ドメイン(http://www.city.hikone.shiga.jp/)で運用するが、CMS 管理外と して運用する。また、FTP でデータ転送ができること。 名称 メール配信システム 移行方法 CMS との連携 URL http://www.city.hikone.shiga.jp/0000003683.html 備考 市のメール配信システムとの連携し、配信内容を自動的にホームページへ掲載 すること。連携方法についても提案すること。 名称 ひこまちアプリ 移行方法 CMS との連携 URL http://www.city.hikone.shiga.jp/0000010947.html 備考 ホームページの RSS 機能を用いて、ひこまちアプリへの自動的な情報掲載を 実現する。連携方法についても提案すること。 6 規模 (1)コンテンツ数 約 8,000 ページ (2)ホームページアクセス数(Google Analytics にて集計したページビュー数、CMS 管 理ページが対象) 平成 28 年度:3,491,511 平成 29 年度:3,745,085 (3)CMS アカウント サイト管理者権限:1 作成者:50 承認者:50 7 履行期間 再構築期間:契約締結日から 2019 年 8 月 31 日まで 公開日:2019 年 9 月 1 日 保守・運用期間:公開日から 2024 年 8 月 31 日まで

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第2条 構築要件

1 システム要件 (1)システム基本構成 (ア) CMS サーバへのアクセスは LGWAN-ASP 方式とする。 (イ) CMS および WEB サーバを含む機器・ネットワーク回線等の維持管理等の一切を 受託事業者が行うこと。 (ウ) CMS に必要な機能は、別紙「様式 4 CMS 機能要件一覧」のとおりとすること。 (エ) システムのアカウント数やページ数の増加によるライセンス料金が発生しないこ と。 (オ) WEB サーバのドメインは「www.city.hikone.lg.jp」とする。 (カ) WEB サーバへの通信は常時 SSL 通信とし、SSL 証明書の更新手続きについては受 託事業者が責任を持って行うこと。 (キ) システムのバージョンアップや機能の追加等の拡張性を持たせること。 (ク) 運用に関する問い合わせ窓口、障害受付窓口を用意すること。 (ケ) 24 時間 365 日、有人にて運用可能な体制を確保すること。 (コ) サーバダウン等トラブルが発生した場合でも、サービス停止が発生しないような 措置を講じること。 (サ) 導入後も、カスタマイズ部分を含め可能な限り保守費用の範疇にて最新の機能を 提供すること(可能な範囲を提案書に明記すること)。 (2)動作環境 (ア) 庁内クライアント端末(LGWAN 接続のみ)におけるブラウザのみで利用可能と し、専用ソフトウェアのインストールが不要なシステムであること。 (イ) 庁内クライアント端末の環境は以下のとおり。 OS:Windows7 以降 ブラウザ:Internet Explorer11 (3)ネットワーク (ア) 複数のユーザ(最大 50 ユーザ)が同時にシステムにアクセスし、コンテンツ更新 作業を行っても、ストレスなく作業ができること。 (イ) 災害時等緊急の場合を除き、基本的に CMS へのアクセスについては、庁内ネット ワークに接続した LGWAN 端末からのみ許可する等、第三者からのアクセスによ るホームページの改ざん等を防止し、安全性に考慮して運用できること。 (4)セキュリティ (ア) サーバについては、常に最新バージョンを維持してウイルス感染等を防止するこ と。また、定期的に全コンテンツ(添付ファイル含む)のウィルスチェックを行 い、ウイルスを発見した場合は、速やかに駆除すること。

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8 (イ) 情報漏えい対策が十分にとられていること。 (ウ) 異常または障害が発見された際には、直ちに本市へ連絡すること。 (エ) 運用するサーバおよびアプリケーションにセキュリティホール等の脆弱性が発見 された場合は、早急にセキュリティパッチを適用するなど、一部の例外を除き、 追加の費用なしに修補すること。 (オ) 攻撃による改ざんがあった場合は、速やかに自動復旧ができること。 (5)データセンター 本業務におけるサービスは、別紙「様式 5 データセンター要件一覧」を満たした データセンターから提供すること。なお、要件を満たせない項目がある場合は、 提供資格を有しないものとする。 2 プロジェクト管理 (1)実施体制 本業務の業務実施体制および個別業務ごとの連絡窓口を明示するとともに、業務全 体の責任者および個別業務の担当者を定め、業務内容・役割についても明示すること。 (2)プロジェクト計画書 受託事業者は契約締結後、本業務の実施体制、作業項目単位のスケジュール、役割 分担、課題管理をはじめとしたプロジェクト管理方法等を記した「プロジェクト計画 書」を作成し、提出すること。 (3)会議の開催 構築期間中は 1 か月に 1 回程度の進捗報告等会議を行うものとする。その他、本市 と受託事業者の間で確認や協議が必要な事柄が発生した場合は、必要に応じて随時打 ち合わせ等を行うこと。また、原則として会議には本業務のプロジェクトリーダーが 参加し、会議開催場所は彦根市役所とすること。 (4)会議録 本業務において実施した進捗報告等会議、本市や他の関連機関等と協議した事項に ついては会議録を作成し、会議終了後に速やかに提出すること。 3 サイト構造設計 (1)目的とするコンテンツに、原則3クリック、最大5クリック程度でたどり着く階層 構造とすること。 (2)利用者にとっての使いやすさを優先し、カテゴリからコンテンツの内容が想像でき るカテゴリ分類となるように設計を行うこと。 (3)分野のメニューページから同分野の FAQ、申請書、補助金・助成金、募集情報への ナビゲーションリンクを表示できるようにすること。 (4)利用者が最短で目的の情報にたどり着くことができるよう、サイト内検索機能を実

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9 装すること。 (5)主要な情報以外も、トップページやメニューページ(中間ページ)、末端ページから 複数の導線でアクセスできるように配慮して設計すること。 (6)パソコン版およびスマートフォン版のサイト設計を行うこと。 (7)スマートフォンからのアクセスが増えているため、スマートフォンサイトはスマー トフォン利用者の属性や利用場面を想定し、操作性・視認性が確保できる設計を行う こと。 また、原則としてレスポンシブウェブデザインとし、コンテンツは一元管理できる ように設計を行うこと。 4 デザイン 現行サイトの課題、再構築の目的等を分析し、構築の際はパソコン版およびスマートフ ォン版のデザイン案を1案以上提案すること(ゲートページを設ける場合はゲートページ のデザインも含めること)。また、中間ページ・詳細ページのデザイン案も作成すること。 なお、デザインの詳細は市と協議の上、決定すること。 (1)ホームページの全体構成、掲載項目の整理、利用者のアクセシビリティ、ユーザビ リティ等を考慮し、標準化・統一化されたデザインとすること。 (2)本市の地域特性などを反映した「彦根市らしさ」が伝わるデザインとすること。 (3)スマートフォン版のデザインは、利用者の属性や利用場面を考慮したもので、かつ 「彦根市らしさ」が伝わるデザインとすること。 (4)災害が発生した場合にスムーズな情報提供を可能にするため、災害用のトップペー ジを作成すること。 (5)デザインを作成する上で必要な画像、アイコンなどは全て委託事業者が用意するこ と。ただし、本市が保有している写真等も活用できるものとする。 (6)下層ページにおいては A4 縦型でプリントした際に、文字や画像が横に切れること がないようにすること。 5 テンプレート 作成したデザインに基づき、コンテンツ作成・編集等を行うためのテンプレート設計、 開発を行うこと。詳細は市と協議の上、決定する。 (1)業務用途に応じた複数のテンプレートを作成すること。 (2)管理可能なテンプレートに上限がなく、テンプレートの変更や新規作成・追加が可 能であること。 (3)原則、JIS X 8341-3:2016 の適合レベル「AA」に準拠したテンプレートを作成する こと。

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10 6 コンテンツ移行 (1)移行作業の最適な方法、スケジュール、役割分担等を具体的に記した「コンテンツ 移行計画書」を作成し、提示すること。 (2)現行ホームページから新 CMS への移行は、原則、全て受託事業者が実施すること。 (約 8,000 ページを想定、原則として公開ページのみを対象) (3)移行期間中に行われたコンテンツ更新等の差分についても漏れなく反映できるよう な計画を立てること。 (4)ページに添付されている PDF などのファイル、画像についても移行すること。 (5)移行する際、アクセシビリティ上の問題が生じた場合は、アクセシビリティガイド ラインに基づき受託事業者で修正すること。 (6)既存のコンテンツをそのまま移行するのではなく、特にアクセス数の多いコンテン ツ(下記参照)の内容について調査し、内容を刷新する必要があると判断するページ についても移行範囲に含めること。 作業対象のコンテンツは以下のとおり。 「ご来城の人へ」「路線バス」「申請書ダウンロード」「各種証明の申請手続き(住民票、 戸籍など)」「業務時間の案内」「彦根までのアクセス方法」「彦根市荒神山自然の家」「彦 根市役所について」その他、改修が必要と思われるコンテンツについても提案するこ と。 (7)子 育 て 情 報 に つ い て 、 「 く ら し の 情 報 」 (http://www.city.hikone.shiga.jp/category/5-0-0-0-0.html)配下や「ひこね子育てね っとフレンズ」(http://www.city.hikone.shiga.jp/0000000358.html)にある子育て関連 情報を統合した形で移行すること。統合案については市と協議の上決定する。 (8)FAQ コンテンツについて、現行の移行ではなく、新規に FAQ コンテンツを彦根市 の必要な所属と協力し、取りまとめること。 また、FAQ のコンテンツについては、1500 件以上の登録を目標に取りまとめを行い、 導入後 3 か月は、FAQ コンテンツの更新・登録数の増加につながるサポートを行い、5 年の運用期間中については、年に 4 回登録状況を確認し、FAQ の登録数の増加および 問題点について、秘書広報課を通じて各所属に対し調整を行うこと。 FAQ サイトについては、任意検索を可能とし、AND 検索も行えること。また、よく 閲覧されるものが表示される機能を有すること。 (9)コンテンツ移行の検証後、「コンテンツ移行報告書」を作成し、提出すること。 (10)職員にて移行するコンテンツがある場合、コンテンツ移行のための支援および問 合せ対応を行うこと。 (11)本市の検証において不備が発覚した場合は、受託事業者にて修正対応すること。

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11 7 ウェブアクセシビリティ (1)目標とする達成等級 ページ全体が JIS X 8341-3:2016 適合レベル AA に準拠することを原則とすること。 ただし、現行データの仕様や運用上の理由で、一部コンテンツを除外する場合がある。 (2)リニューアル時のサイト構成、ページデザイン等に適用するウェブアクセシビリテ ィガイドラインを作成すること。なお、リニューアル後のホームページ運用時にも職 員が利用できるように平易な用語を用いること。詳細については市と協議の上、決定 すること。 (3)試験の実施 受託事業者において、JIS X 8341-3:2016 およびウェブアクセシビリティ基盤委員 会の示す「JIS X 8341-3:2016 試験実施ガイドライン」に基づく試験を実施すること。 なお、試験の対象は、JIS X 8341-3:2016 試験実施ガイドラインの「2.3 選択方法 の選び方の目安」にある「b.ランダムに選択する場合」と「c.ランダムでない方法で選 択をする場合」を合わせて 40 ページ以上とし、対象範囲については市と協議の上、決 定すること。 (4)ホームページ公開後、同試験結果を公開すること。 (5)視覚が弱い利用者への対応 文字を拡大する機能や文字・背景色を変更する機能、文字を読み上げる機能等を付与 し、視覚が弱い者も利用しやすいものとすること。またそれらの機能はダウンロード、 プラグインの必要がなく簡単な操作で利用できること。 (6)外国人閲覧者への対応 本市の在住外国人または本市に興味を持つ外国人が、ホームページから市政情報を 閲覧できるよう、ホームページには自動翻訳システムを付与すること。またそれらの 機能は、ダウンロード、プラグインの必要がなく簡単な操作で利用できること。 なお、対応言語は英語、中国語(繁体)、中国語(簡体)、韓国語、ポルトガル語、ベト ナム語、タガログ語とすること。 (7)1 年に 1 度(計 5 回)、定期的に同試験を実施し、試験結果を公開すること。実施時 期については市と協議の上、決定すること。なお、試験の実施費用については、あら かじめ保守費用に含めること。 8 ガイドライン・マニュアル・研修 (1)ガイドラインの作成 次のガイドラインを作成すること。詳細は市と協議の上、決定すること。 (ア) ホームページ運用ガイドライン ユーザビリティ品質を維持する方法、ホームページ作成に一般的に必要となる

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12 知識や注意すべき点などを記したもの。 (イ) アクセシビリティガイドライン アクセシビリティ品質を維持する方法、アクセシビリティの説明や実施する目 的などを記したもの。 (2)マニュアルの作成 CMS の操作方法についてシステム管理者、承認者、作成者別に操作マニュアルを作 成すること。なお、特別な知識を持たない一般職員でも内容を見ただけで操作ができ るよう、本市独自のキャプチャ画像を表示し、わかりやすい表現で記述された操作マ ニュアルとすること。詳細は市と協議の上、決定すること。 (3)職員研修の実施 作成者、承認者、管理者が業務を行う上で必要な研修を実施すること。実施方法等 については、本市と協議の上、柔軟に対応すること。 (ア) 作成者向け研修(職員 100~150 名に対して 5 回、2~3 時間程度) (イ) 承認者向け研修(職員 50~100 名に対して 3 回、1~2 時間程度) (ウ) 管理者向け研修(職員 3~5 名に対して 1 回、2~3 時間程度) なお、研修会場、プロジェクター、スクリーン、パソコン、庁内ネットワーク接続 環境等は市が準備する。研修資料については、本業務で作成したガイドラインおよび マニュアルとし、研修参加人数分をカラー印刷で受託事業者が用意すること。 9 運用・保守業務 運用・保守業務については、以下を想定している。なお別途、2019 年 9 月 1 日から 2024 年 8 月 31 日までの 5 年間の長期継続契約を締結することを想定している。 (1)運用・保守要件 (ア) 別途定める SLA(サービスレベル合意書)に従うこと。 (イ) システムの安定的運用を図るため、ソフトウェア、設備・機器、セキュリティ等 に関して定期的な保守を行うこと。 (ウ) ソフトウェアに対して、OS等のパッチ適用など、バージョンアップを行うこと。 (エ) CMS のバージョンアップや機能の追加等に対応できる拡張性を持たせること。 (オ) 障害時の早期回復のため、1日1回以上バックアップを行うこと。 (カ) バックアップデータは日次 3 世代、月次 1 世代管理とすること。 (キ) セキュリティに関する理由などにより、システムに与える影響が大きいと判断し た場合は、システムの緊急停止を行い、速やかに本市に報告すること。 (ク) 保守運用業務に係る契約期間終了後も、継続契約を締結した場合、本業務で定め た仕様書にてホームページを運用し続けることができること。

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13 (2)システム監視 (ア) システム監視ツールを活用して稼働監視を実施し、システムの可用性を確保する こと。 (イ) 異常発生時には障害時対応マニュアルに基づき迅速に対応し、障害の局所化、シ ステム停止の回避や停止時間の最短化に努めること。 (ウ) 具体的なシステム監視項目は、以下のとおりとする。  ネットワーク稼働監視  ネットワーク負荷状況(トラフィック)  サーバの稼働監視  プロセス監視(OS系、アプリケーション系)  ログ監視  サーバの負荷監視(CPU、メモリ、ディスク)  不正侵入検知(ワームや Dos 攻撃等の不正なパケットの検出)  サーバ上のファイル改ざんの検知 (エ) サーバおよび運用管理端末のコンピュータウィルス対策や、本システムに対する 不正アクセス等のチェックを常に実施するなど、万全なセキュリティ管理を行う こと。また、ウイルスや不正アクセスを検知した場合には、直ちに適切な対応を 実施すること。 (オ) 不正侵入、障害を検知した場合は速やかに本市へ報告し、対策を講じること。 (3)障害対応 (ア) 障害に対して、予防、発生時の迅速な処理手順、再発防止のための方策などにつ いて障害管理計画を作成し、安定的な稼働管理を行うこと。 (イ) 障害が発生した場合は、本市に迅速に連絡するとともに、直ちに状況の把握を行 い、障害箇所の特定、影響範囲の調査、即時対応、現状復帰すること。また、本 市が障害を発見した場合は、問い合わせに対応すること。 (ウ) 稼働診断、定期点検等により障害の予防を行うこと。 (エ) 障害対応履歴の集積・分析、障害原因の分析により再発防止を行うこと。 (4)問合せ対応 (ア) 原則として平日(土・日曜日、祝日を除く)の 8 時 30 分から 17 時 15 分までと すること。ただし、緊急時は、本市と協議の上、対応すること。また、障害等の 原因の究明・対処・復旧作業等のスケジュールを本市と協議の上、確実に実施す ること。 (イ) 問合せの受付および回答手段は、電話、FAX、電子メールとすること。ただし、 緊急性の高いものについては電話を利用すること。

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14 (5)災害時・緊急時の対応 (ア) 休日・夜間であっても迅速に対応すること。 (イ) 大規模災害の発生により、庁内ネットワークに障害が発生した場合や、職員が登 庁困難な場合など、庁舎内パソコンから CMS にアクセスできないケースを想定し、 対策案を実現すること。 (ウ) 緊急時の支援として、本市システム管理者からの電話やメールでの作業依頼(災 害版トップページへの切り替えや、必要なページの作成・更新作業等)に対応す ること。 (6)運用支援 (ア) 四半期に 1 度、定例会を開催し、課題に関する協議や先進的な他市事例や技術革 新の側面からシステム拡張などの提案を行うこと。本市や他の関連機関等と協議 した事項については会議録を作成し、会議終了後に速やかに提出すること。また、 アクセス解析等、技術的保守に限定しない運用支援を行うこと。 (イ) 年に 1 度、新任職員向けのシステム操作研修を実施すること。なお、「第2条 構 築要件 8 ガイドライン・マニュアル・研修 (3) 職員研修の実施」に記載の作成者 向け研修(職員 40~70 名に対して 5 回、2~3 時間程度)、管理者向け研修(職員 3~5 名に対して 1 回、2~3 時間程度)の開催とし、研修資料は初期構築業務で納 品されたマニュアルを使用し、印刷は市で実施する。 (7)その他 (ア) 市の職員では実現できないバナーのデザイン制作やテンプレートの簡易な改修を 保守費用の範囲内で実施すること。 10 納品 (1)本業務終了後、速やかに以下の書類等を提出すること。 (ア) プロジェクト計画書 (イ) ホームページ構造設計書 (ウ) デザイン設計書 (エ) コンテンツ移行計画書 (オ) コンテンツ移行報告書 (カ) システム管理者向けマニュアル (キ) コンテンツ作成者および承認者向けマニュアル (ク) ホームページ運用ガイドライン (ケ) アクセシビリティガイドライン (コ) アクセシビリティ試験結果

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15 (サ) 議事録(再構築委託業務に係るもの) (シ) デザインに使用した画像データ一式(加工可能なデジタルデータ形式(PSD、AI 等)で納品すること。また、当該データを利用して、本市が新たな画像データを 作成することを承諾すること) ※その他、詳細については別途協議とし、本市が必要と判断した書類は速やかに作成 すること。 (2)紙媒体および電子媒体(CD-ROM)(各 2 部)を提出すること。提出部数およびサイ ズについては市から指示する。 11 SLA の締結 システム稼働率、障害報告時間等について、サービス提供開始年月日までにサービスレ ベル合意書(SLA)を彦根市と協議の上、締結すること。なお、SLA の内容が未達成の場 合の減額ペナルティを SLA に含めること。

第3条 その他

1 検収 受託者は、業務完了後速やかに業務完了報告を行うこと。 本市は納入日から 10 日以内に納品物の検査を行うため、その結果不備が認められた場 合、受託者は可能な限り速やかに不備を解消し、修正した成果物を再度納入すること。ま た、本市は再度納入された成果物の検査を速やかに行うものとする。 2 瑕疵担保期間 運用開始後、1年間を保証期間(瑕疵担保責任期間)とし、運用開始後に判明した業務 に係る瑕疵は受託者が無償で改修すること。 3 守秘義務 個人情報、本市が秘密と指定した事項および業務の履行に際し知り得た秘密を第三者に 漏らし、または不当な目的で利用してはならない。また、契約終了後も同様とし、再委託 先についても同様の守秘義務を負うものとする。 4 業務の再委託 受託者は、デザイン、設計、データ移行、公開、保守などの各工程を一括して受託者内 で完結できること。原則、第三者委託は禁止とする。ただし、作業工程の一部を委託する 場合には、あらかじめ本市の同意を得るものとし、再委託先の行った作業の結果について は、受託者が全責任を負うこと。

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16 5 著作権 本業務により作成された成果物の著作権等の取り扱いは、次に定めるところによる。 (1)本業務により作成された成果物の所有権、著作権およびその他の権利は、当該引渡 しの時点をもって本市に帰属するものとする。 (2)業務の成果品等に、受託者が従前から保有する知的財産権(著作権、ノウハウ、ア イデア、技術、情報等を含む。)が含まれていた場合には、その権利は受託者に留保さ れるが、本市は、本業務の成果品等を利用するために必要な範囲において、これを無 償で利用できるものとする。 (3)受託者は、本市に対し、著作者人格権を行使しないものとする。 (4)業務の成果品等に受託者以外の第三者が保有する知的財産権が含まれる場合は、上 記の定めによらないものとする。なお、第三者からの成果物に関して利益侵害に関す る訴えが生じた場合は、受託者の責めにおいて解決するものとする。 6 賠償責任 本業務の実施に当たって、本市または第三者に損害を及ぼしたときは、本市の責任に帰 する場合のほかは、受託者がその賠償の責任を負うものとする。 7 参加資格について 本見積の提出に関する参加資格として、以下の要件を全て満たすことを前提とする。 (1)本市の入札参加資格者名簿に登録されていること。 (2)彦根市入札参加停止措置に関する要綱(平成 27 年彦根市告示第 12 号)に基づく入札 参加停止措置期間中でないこと。 (3)地方自治法施行令第167条の4の規定のいずれにも該当していないこと。 (4)会社更生法第17条の規定に基づき、更正手続き開始の申立てがなされていないこ と。 (5)民事再生法第21条第1項の規定に基づき、再生手続き開始の申立てがなされてい ないこと。 (6)破産法第18条第1項または第19条の規定に基づく破産の申立てがなされていな いこと。 (7)彦根市暴力団排除条例(平成23年彦根市条例第17号)第6条の規定により、次 の(ア)から(カ)までの要件に該当する者でないこと。 (ア)役員等(競争入札に参加しようとするものが個人である場合はその者を、法人 である場合はその役員をいい、当該競争入札に参加しようとする者から市との取 引上の一切の権限を委任された代理人を含む。以下、「役員等」という。)が暴力 団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第 2 条第 6 号に規定する暴力団員(以下、「暴力団員」という。)であると認められる者。

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17 (イ)暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第 2 条第 2 号に規定す る暴力団をいう。以下、「暴力団」という。)または暴力団員が経営に実質的に関 与していると認められる者。 (ウ)役員等が、自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に 損害を加える目的をもって、暴力団または暴力団員を利用するなどしたと認めら れる者。 (エ)役員等が、暴力団または暴力団員に対して資金等を供給し、便宜を供与するな ど直接的または積極的に暴力団の維持運営に協力し、または関与していると認め られる者。 (オ)役員等が、暴力団または暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している と認められる者。 (カ)上記(ア)から(オ)までのいずれかに該当する者であることを知りながら、 これを不当に利用するなどしている者。 (8)過去5年間、情報漏洩等の情報セキュリティに関する事項に関して、判決による罰 金、和解金の支払いがないこと。 (9)参加申込後、委託業者決定までの間においても参加資格条件を満たすこと。 8 契約方法 (1)業務について協議を行い、当該業務仕様書を作成するものとし、その仕様書に基づ く見積書を徴収し、契約を締結する。なお、再優先提案事業者との協議において、両 者が合意に至らなかった場合には、次点者との協議を行うものとする。 (2)契約手続きおよび契約書は、本市財務規則の定めるところによるものとする。 (3)支払いは、価格決定後、リース会社の選定を行いリース会社から支払うものとする。 9 企画提案の停止、中止および取り消し 緊急等やむを得ない理由により、本事業を実施することができない場合は、本事業を停 止、中止または取り消すことがある。この場合において、見積りに要した費用を本市に請 求することはできないものとする。 また、次のいずれかに該当した場合は、その者を失格とする。 (1) 参加資格を満たしていない場合 (2) 提出書類に虚偽の記載があった場合 (3) 実施要領等で示された提出期日、提出場所、提出方法、書類作成上の留意事項等 の条件に適合しない書類の提出があった場合 (4) 選定結果に影響を与えるような不誠実な行為を行った場合 (5) 経費見積書の金額が事業上限額で示す金額を超過した場合

(18)

18 10 担当窓口および問合せ先 所在地 〒522-0074 滋賀県彦根市大東町 2 番 28 号(彦根駅西口仮庁舎 4 階) 担当部署 彦根市市長直轄組織秘書広報課広報係 連絡先 TEL 0749-30-6103 FAX 0749-22-1398 E-mail koho@ma.city.hikone.shiga.jp 担当者 手塚、坂口

参照

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