• 検索結果がありません。

はいたっく2012-6

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "はいたっく2012-6"

Copied!
15
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)
(2)

Topics

セキュリティとコスト低減を両立する「自治体クラウドソリューション」

2

写真家 富井 義夫 ■ ホームページにて 「フォトギャラリー世界遺産」を掲載中 http://www.tomiiyoshio.com/ 3KRWRJUDSKHU・7RPLL<RVKLR グラン-プラス/ギルドハウス西側 (ベルギー王国・ブリュッセル) ベルギーの首都ブリュッセルの中心にあるグラン-プラスは、中 世のギルドハウスに囲まれた約 110×70mの四角い広場である。このバロック様式 のギルドハウス群が誕生したきっかけは、1695年。 当時広場を囲んでいた木造の建物がフランス軍 の砲撃により破壊されたため、さまざまなギルド(職 業組合)が石造りで再建したのである。しかも驚く べき早さで完成させたという。建物には各ギルドの 職業を象徴するような包丁や樽、手押し車などの 紋章が飾られ、それにちなんだニックネームで呼ば れている。ここに立つと、ヴィクトル・ユゴーが「最も 美しい広場」と呼び、ジャン・コクトーが「絢爛たる 劇場」と賞賛したことも大げさではなくうなずける。 発 行 日 2012年6月1日 通巻541号 発   行 株式会社 日立製作所       情報・通信システムグループ 情報・通信システム社 お問い合わせ  経営戦略室 ブランド・コミュニケーション本部  TEL(03)5471-8900(ダイヤルイン)  〒140-8572 東京都品川区南大井六丁目27番18号  日立大森第二別館 印   刷 日立インターメディックス株式会社 ̶ 富井義夫の世界遺産の旅 ̶

ソリューション&サービス・ケーススタディ-1

戸籍システム共同利用により、住民サービス向上とコスト削減を両立 ―奈良県吉野郡/御所市―

3

ソリューション&サービス・ケーススタディ-2

複数業務システムへのセキュアなログインを指1本で実現 ―さいたま市水道局―

5

プラットフォーム&ソリューション・ケーススタディ

日立のCloud on-Rampをサービス化した SMB向け「クラウドバックアップサービス」を提供 ―株式会社 日立システムズ―

9

7

トラベルウォーキング 第112回

飛騨の職人気質が残る歴史的な町並み、祭と匠と寺の飛騨古川を歩く (岐阜県飛騨市)

11

IT's eye ラボラトリー・レポート

テレビ会議のコミュニケーション向上に 貢献する残響低減技術 (中央研究所)

13

プラットフォーム&ソリューション

統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」に クラウド基盤に最適化された 新モデル「BS500」が新登場 本誌は環境に配慮し、植物油インキを使用しています。 * 6 5 ; , 5 ; : グラン-プラス ベルギー オランダ イギリス ドイツ フランス 大西洋

(3)

お問い合わせ先 (株)日立製作所 公共システム営業統括本部 カスタマ・リレーションズセンタ   E-mail:[email protected] 独自の要件が求められる「自治体クラウド」 ノンカスタマイズによる共同化・標準化を推進 ■情報提供サイト http://www.hitachi.co.jp/app/cloud/

セキュリティとコスト低減を両立する

「自治体クラウドソリューション」

 近年、自治体情報システムは、税収減に伴いコスト低減が 求められている一方で、頻繁な法改正に対して短期間での 対応を求められています。このような中で、情報システムやア プリケーションをみずから「所有」するのではなく、データセン ターで共有しながら、サービスとして「利用」するクラウドコン ピューティングが注目を集めています。自治体クラウドは、サー バなどのハードウェア、住民記録や税などの自治体の業務ア プリケーションを、データセンターで共有しながらサービスとし て利用するものですが、住民情報を扱うため、ネットワークは、 総合行政ネットワークもしくはVPN※1環境であることが前提条 件となります。  また、データセンターは日本国内に置き、建物の堅ろう性や安 全性に加え、その所在が説明可能であるという信頼性も強く求 められるのです。  自治体クラウドの特徴とメリットについては大きく次の3点が挙 げられます。  第一は「サービス利用による柔軟性と拡張性」です。システム を所有するのではなく、サービスとして利用することで、リース期 間などを意識せずにシステム基盤が選択可能となり、法改正にも 迅速に対応できるようになります。  第二は「データセンター活用による安全性」です。 東日本大震災では自治体の庁舎が被災し、一部自治 体のバックアップデータが流出・破損しました。堅ろうな データセンターでデータを保管・運用する自治体クラウ ドなら、災害への備えは一段と強固なものとなります。  第三は「共同化・標準化によるコスト低減」です。 データセンターやハードウェアの共同化でも一定のコ ストメリットが得られますが、アプリケーションについて も、ノンカスタマイズで適用して業務標準化を図ること で、コストメリットを最大限に享受できるものと日立は考 えています。  こうした幅広い要件を満たす自治体クラウドを実現するため、日立 グループが提供しているのが「自治体クラウドソリューション」です。 本ソリューションでは、各自治体のニーズや契約形態に応じ、「SaaS 型」「共同利用型」「プライベート型」などのタイプを提供しており、 数多くの導入実績があります。  その具体的な導入例として、このたび愛知県豊橋市・岡崎市 では、次期国民健康保険・年金システムに日立の共同利用型クラ ウドサービスを選定しました。本サービスでは、セキュリティレベル や災害耐性の高いデータセンターに日立の国民健康保険・年金 アプリケーションシステムを設置し、両市の職員が市役所内のPC からセキュアなネットワークを介して利用します。これにより両市は 災害時の業務継続性の向上や法改正に対する柔軟・迅速なシ ステム変更が可能となるほか、両市が共通したサービスを利用す ることで、割り勘効果によりITコストの低減を図ることができます。 なお、豊橋市、岡崎市はともに人口約38万人の中核市であり、こ のような中核市規模の自治体の基幹業務でのクラウドサービスの 利用は全国でも初めてのケース※2となります。  日立の自治体向けアプリケーションは、各業務で必要とされる機能 を網羅し、豊富なパラメーター設定が可能なため、自治体規模の大 小にかかわらず、ノンカスタマイズで導入できるのが大きな特徴で す。このように、今後も日立グループは、堅ろうなデータセンターや高 信頼なハードウェアによる安全性の確保、高機能なアプリケーション による業務の標準化を推進し、セキュリティとコスト低減を両立させる 自治体クラウドソリューションを全国の自治体に提供してまいります。 豊橋市・岡崎市での利用イメージ

Virtual Private Network:公衆回線を専用回線のように利用できるサービス ※1 2012年3月15日時点 日立調べ ※2 日 立 データセンター 岡崎市 豊橋市 専用線 VPN など 全国初となる中核市の基幹システムへのクラウド適用

(4)

奈良県吉野郡

http://www.yoshino.jp/

奈良県御所市

http://www.city.gose.nara.jp/

ソリューション & サービス・ケーススタディ

戸籍システム共同利用により、

住民サービス向上とコスト削減を両立

戸籍事務の電子化が急がれる中、財源に限りのある自治体では、 一部事務組合や広域連合を主体とした戸籍システムの共同利用が進展しています。 奈良県吉野郡ならびに御所市では、株式会社 松阪電子計算センター(以下、松阪電子計算センター)を SIerに「日立戸籍総合システム」を導入。共同利用によるコスト削減だけでなく、 見やすくわかりやすい画面デザインによる業務効率向上、日々のデータバックアップ運用などにより、 戸籍事務における住民サービス向上とBCP※1の強化を実現しました。  日本屈指の桜の名所として知られる奈良県・吉野山。2004年 には吉野山から高野山、熊野にかけての寺社・参詣道がユネス コの世界遺産に登録されるなど、全国から集まる観光客を四季 折々の姿で楽しませています。その豊かな自然の懐に抱かれた 吉野郡東部の7町村(吉野町、東吉野村、川上村、黒滝村、天 川村、上北山村、下北山村)は2012年1月より「日立戸籍総合シ ステム」の共同利用をスタートしました。  経費削減と災害による戸籍消失を防ぐことを目的とした共同 利用の枠組みは、「吉野・川上・東吉野の1町2村で設立された 一部事務組合『吉野広域行政組合』を母体に、他の 4村へも呼びかける形で推進しました」と振り返るのは、 吉野広域行政組合 参事の 条 良則氏。 条氏に よれば、法務局による戸籍サーバの設置基準緩和策 とも相まって、7町村による合意形成と要件定義はス ムーズに進んだとのこと。その結果、総合評価一般競 争入札によるベンダー選定で選ばれたのが、戸籍電 算化で数多くの実績とノウハウを持つ松阪電子計算 センターでした。  「松阪電子計算センターさんの提案には、共同利 用に不可欠なネットワーク設定やバックアップ運用、 災害時の復旧に関わるBCPまでの施策が非常に 手厚く盛り込まれていました。このため、初めての戸 籍電算化に戸惑いが多かった私たちにとっては、 ■サーバ保守の一元化により低コストな運用を実現 奈良県吉野郡戸籍システム共同利用 システム概念図 1

※1 Business Continuity Plan:事業継続計画

事例1/奈良県吉野郡

吉野町 町民課 課長 梅本 和代 氏 吉野広域行政組合 参事  条 良則 氏 戸籍システム 戸籍システムサーバ 大和路情報 ハイウェイ B自治体 戸籍システム A自治体 C自治体 戸籍システム D自治体 戸籍システム E自治体 戸籍システム F自治体 戸籍システム G自治体 戸籍システム

(5)

価格面だけでなく“これなら安心してお任せできる”という信頼 感も大きかったですね」と語るのは、吉野町 町民課 課長の 梅本 和代氏です。  導入にあたって吉野郡と松阪電子計算センターは耐震構造 の整った庁舎内に外部メディアへのバックアップ機能を備えたメ インサーバを設置。サーバ保守の一元化によって低コストな運用 を実現する一方、県域情報通信ネットワーク「大和路情報ハイ ウェイ」を活用することで、7町村をセキュアかつ高信頼に結ぶシ ステム環境を7か月という短期間で整備することに成功しました。  共通のシステム基盤となった日立戸籍総合システムでは、高 度なセキュリティを確保するため、各自治体の利用端末すべて に指1本で確実な本人認証が行える指静脈認証機能が付加さ れ、職員の利便性を損なうことなく住民の個人情報を強固に 守っています。  また松阪電子計算センターは、通常なら現在戸籍の稼働か ら少なくとも半年はかかる除籍システムを、並行作業によってわ ずか 2 か月で稼 働さ せ、戸籍事務トータル での業務効率向上を 実現したことも吉野郡 からは高く評価されて います。  「紙ベースの事務 処理では、申請者の 方を1時間もお待たせ してしまうケースが少 なくありませんでした。しかし電算化された現在は、わずか数分で 謄本や抄本の発行処理が完了します。職員の事務負担が軽減 するとともに、住民サービスも確実に向上しました」と梅本氏は喜 びます。 条氏も「台風や地震などの災害時にも行政を停滞させ ないよう、今後はBCP対策のさらなる強化を検討していきたい」と 次なる展望を語ります。 お問い合わせ先 (株)日立製作所 公共システム営業統括本部 カスタマ・リレーションズセンタ   E-mail:[email protected]

※2 Service Level Management

「日立戸籍総合システム」の利用風景 ■情報提供サイト http://www.hitachi.co.jp/app/koseki/ 奈良県吉野郡 (共同利用参加自治体:吉野町、東吉野村、川上村、 黒滝村、天川村、上北山村、下北山村) 奈良県御所市/吉野郡野迫川村 USER PROFILE  古事記、日本書紀の舞台ともなった金剛・葛城の稜線をたど る道々は、まさに日本の原風景。奈良中南部の中心地として栄え た御所市は自然と悠久の歴史に彩られた街です。  同市は2012年2月より、総合評価一般競争入札により選定さ れた松阪電子計算センターを通じ、事務委託された吉野郡野 迫川村とともに日立戸籍総合システムの共同利用を開始。「入 札に先立つ要求仕様の作成にあたっては、両団体の戸籍数規 模の違いをふまえた評価基準の統一や、後年度に途中参加を 希望する団体に対しても合理的な算定基準を設定することに 力を注ぎました」と語るのは、プロジェクトの推進役を努めた御所 市 市民福祉部 市民課 課長の琴原 照雄氏。「松阪電子計算 センターさんは、共同利用や途中参加を考慮したライセンス体系 を明確に示してくださり、導入経験が豊富な点も評価ポイントに なりました。基盤となった日立戸籍総合システムは、画面のわかり やすさや使いやすさが担当者からは好評でした」と振り返ります。  構築されたシステムには、個人情報の漏えいを防ぐ指静脈認 証のほか、リモート保守が許されていない戸籍サーバの障害検 知を迅速化するイベントログ機能を付加。災害時のBCP対策と してネットワーク回線も二重化されました。また、継続的な運用品 質向上を追求するサービスレベル管理(SLM※2とともに、プロ ジェクトや運用の情報共有も積極的に進めるなど、今後も他の 団体が安心して参加できる仕組みづくりを推進しています。  これからも松阪電子計算センターと日立は、吉野郡および御 所市における戸籍事務のさらなる業務効率向上とコスト低減に 向け、継続的なシステム強化への提案を行っていきます。

事例2/奈良県御所市

御所市 市民福祉部 市民課 課長 琴原 照雄 氏 りょうせん

(6)

さいたま市水道局

http://www.city.saitama.jp/suido.html

ソリューション & サービス・ケーススタディ 2

複数業務システムへの

セキュアなログインを指1本で実現

 人口120万人余を擁する埼玉県の県庁所在地、さいたま市。 その日常生活や産業活動に欠くことのできないライフラインの 1つ、水道業務を担っているのがさいたま市水道局です。同局 は2012年3月より、PCと業務システムへのログイン認証装置とし て日立の指静脈認証システムを導入しました。  「水道局ではWindows®ベースのPC端末で、水道料金を管 理する水道基幹系システムや施設情報管理システム、グループ ウェアなど8業務のWebアプリケーションを利用しています。これ らのシステムには、お客さまの口座番号や各戸の水道設備状況 など、重要な個人情報が納められているため、半年ごとに変更 する個別のID/パスワードでログインを行ってきました。しかし、 ID/パスワードの忘失による業務の停滞が発生する一方、不正 アクセス(なりすまし)などによる情報漏えいのリスクも懸念されて きたため、セキュリティサポートが終了するWindows®XPから Windows®7へのPC更改に合わせ、より高度なセキュリティを担 保できる生体認証システムを導入しようと考えたのです」と業務 部 経営企画課 課長補佐(情報システム係長)の中川 泰伸氏 はその背景を説明します。  候補に挙がった生体認証には当初、指紋、指静脈、掌静脈な どがありましたが、認証精度の高さから調達仕様要件は「静脈 認証」に絞られ、最終的に複数社から入札で選ばれたのが日立 の指静脈認証システムでした。  「数ある静脈認証の中でも、指1本で迅速・正確に認証できる 使い勝手の良さは、日立さんならではの大きなアドバンテージ だったと思います」と中川氏は語ります。  調達では、1台の端末を複数ユーザーが利用する際、アプリ ケーションを閉じたりログオフすることなく別のユーザーに切り替 えられるWindows®7の機能と生体認証をシームレスに連携さ せることも重要な要件に挙げられていました。これに対し日立は、 指静脈データの照合だけで本人を特定する「1:N認証」とともに、 1回の認証で異なるシステムへのアクセスを実現するSSO製品 「SRGateCA」を提案。Active Directory®とSRGateCA、指静

脈認証システムの連携により、本人認証情報と各システムが求 める認証情報を仲介しながら、既存システムを改修することなく、 指1本でユーザーを切り替えつつ複数システムにログインできる 環境を構築しました。  「SRGateCAは、ベンダーの異なる複数業務システムへのID/ パスワードの入力代行が柔軟に行えるのが大きな利点です。今 後業務アプリケーションを入れ替えた際にも、そのまま指静脈認 証との組み合わせでセキュリティと利便性を両立してくれると思 います」と中川氏は期待を寄せます。 さいたま市水道局 業務部 経営企画課 情報システム係 技師 網野 泰哲 氏 さいたま市水道局 業務部 経営企画課 情報システム係 主任 黒田 牧子 氏 さいたま市水道局 業務部 経営企画課 情報システム係 主任 小林 竜二 氏 さいたま市水道局 業務部 経営企画課 課長補佐 (情報システム係長) 中川 泰伸 氏 個人情報を扱う業務でのセキュリティ強化が課題に Windows®7のユーザー切り換え機能とも連携 エスアールゲート ※ Single Sign-On:ユーザーが一度認証を受けるだけで、許可されているすべての機能を利用できるようになるシステム 複数の業務システムを利用している公共機関や企業では、 それぞれのシステムへのログイン認証に異なるID/パスワードを設定している場合が多いため、 ユーザーと管理者双方に多大な運用負担がかかっています。 そこで、さいたま市水道局はPCと複数業務システムへのログインセキュリティを強化するため、

日立の指静脈認証システムとSSO※製品「SRGateクライアントエージェント」(以下、SRGateCA)を導入。

既存の複数業務システムに改修を加えることなく、複雑なID/パスワード入力を指1本で代替することで、 利用者本人を確実に認証しながら、利便性とセキュリティの向上を両立させることに成功しました。

(7)

 持ち出しや悪用が不可能な生体内部の 静脈情報を用いるため、不正アクセス(なりす まし)やID/パスワード忘失の不安を抜本的 に解決できる指静脈認証システム。さいたま 市水道局、水道検針業務委託会社、区役所 窓口などで使われる約350台のPC端末と ユーザー数600名のシステム環境に、日立は 実質3か月でその実装を果たしました。  この迅速なシステム導入と構築作業に対 し、業務部 経営企画課 情報システム係 主 任の小林 竜二氏は、「当初、基幹系システム 側の仕様で連携がうまくいかない状況が発 生した際も、日立のSEさんの努力のおかげで 無事問題が解決できました。これまでに比べ セキュリティレベルが大幅に向上する一方、 指1本で瞬時にログインできるようになり、ユー ザーも非常に満足しています」と評価します。  指静脈認証によるセキュアなログインの実現で、業務効率が 向上し、運用コストも大幅に低減しました。業務部 経営企画課 情報システム係 主任の黒田 牧子氏は、「私自身、これまでは別 の部署でユーザーの立場からシステムを利用していましたが、 ID/パスワードの入力間違いによるロック(閉塞)状態が頻繁に 起き、管理部門への申請手続きや業務の停滞でストレスを感じ ることがありました。しかし指静脈認証の導入により、いつでも安 心・スピーディにシステムが使えるようになり、ユーザーとしては、 こうした利便性の向上が最もうれしい効果ではないでしょうか」と 笑顔で語ります。  システム導入と設定実務を担当した業務部 経営企画課 情報 システム係 技師の網野 泰哲氏も、「指静脈認証なら、ID/パス ワードのように複雑な文字列を覚える必要がありません。このため 導入後はログインに関する問い合わせが激減したうえ、定期的な ID/パスワードの変更作業なども不要となりました。管理工数の軽 減で、運用コストも大幅に低減できると期待しています」と語ります。  今後は、まだシステム更改が行われていない業務委託先の 拠点にも指静脈認証を順次導入していくほか、「サーバルーム や電話受付センターの入退室管理への適用、災害などに備え た指静脈認証サーバの二重化も検討していきたい」と中川氏は 意気込みを語ります。  日立は、さいたま市水道局からいただいた高い評価と実績を 起点として、さいたま市の他の業務部門にも指静脈認証と SRGateCAを連携した、高信頼なログイン認証基盤を提案して いく予定です。 お問い合わせ先 業務効率の向上と運用コストも大幅に低減 (株)日立製作所 セキュリティ・トレーサビリティ事業部   http://www.hitachi.co.jp/veinid-inq/ 所 在 地 行政世帯数 給 水 件 数 行 政 人 口 一戸平均人口 給 水 人 口 普 及 率 埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷1-18-2 536,222戸(2012年3月31日現在) 560,768件(2012年3月31日現在) 1,241,010人(2012年3月31日現在) 2.31人(2012年3月31日現在) 1,240,177人(2012年3月31日現在) 99.9%(2012年3月31日現在) さいたま市水道局 さいたま市水道局に導入されたシステムの概要 の部署でユーザーの立場からシステムを利用していましたが、 ID/パスワードの入力間違いによるロック(閉塞)状態が頻繁に シス システ ワード 導入 ID/パ 減で、 今 拠点 や電 た指静 意気 日立 起点 SRG いく予 お問い合わせ先 さいたま市水道局に導入された指静脈認証装置 ■情報提供サイト   http://www.hitachi.co.jp/veinid/ 指静脈認証管理システム ■ サーバ (水道局にて一元管理) ■ 水道局・水道検針業務委託会社・区役所  (600ユーザー) 業務端末 ■ 業務システム(水道料金システムなど)、グループウェア 認証装置に 指をセット 3指静脈データを 送信 業務画面に アクセス 4 1 2 画面を検知して認証画面を表示 5 自動入力 利用者を特定して IDとパスワードを 返答 シングルサインオンシステム (SRGateCA)

(8)

岐阜県 飛騨市(取材日:2012年4月) 12 トラベルウォーキング  古川は、司馬遼太郎がこの地を訪れ、白 壁土蔵が並ぶ瀬戸川を歩いたとき、その風 情に感嘆し「飛騨で随一の町並み」と絶賛 した情緒あふれる町です。あの“街道をゆ く”のような感動が期待されるこのたびの ウォーキング。まずは飛騨古川駅の東南方 の史跡「増島城跡」からのスタートです。この 城は、越前大野城主の金森長近が秀吉の 命によって飛騨を平定した戦 功によって飛騨の領主となり、 その養子の可重が吉城郡内 1万石を領して築いた城。古川 町では、お堀と石垣の一部を残 す城跡を町の大切な史跡とし て保存に努めています。  飛騨ですぐ思い浮かぶのは、古くは都の 造営も担った「飛騨の匠」の手になる木造建 築です。かつての町並みは、1904(明治37) 年の大火で消失しましたが、戦後に行政と 住民が一体となり、景観を生かした商業主 義に走らない町づくりに力を注いできました。 今この町を歩けば、生活の場である家々の 造りのなかに、どことなく温かみを 宿した匠の心意気が漂います。  ウォーキング中に皆さまが注目し たのは、家の軒下です。腕木のさ さえである肘木に紋様が彫られ、 ひときわ目を引く白く塗られた意匠 は、大工さん固有の「雲」という、 “この家は私が造りました”という 証し。ユアソフトの平田 靖明さん は「これはもう品質保証書ですね。 飛騨の大工さんの自信に驚きま す。町の雰囲気にも秩序があり落ち着いて 暮らせそう。社員寮を出たら、古川に住むこ とを考えるでしょうね」と、ご自身の生活スタイ ルを実現する舞台を見つけたかのようです。  味わい深い家々をぬって訪れたのは、飛 騨の木造建築で最も大きいとされる本堂が 建つ本光寺。火災による消失後に再び建て られてもなお、匠の技が成したその偉容は 100年の歳月を秘めて堂々としています。「ま るで甍の翼を空に広げたように大きいです ね。山門を1人の大工さんが造ったとは驚き ました。川の水の音にカラダが洗われそう で、こんなにすがすがしいウォーキングは初 めてです。隣の神岡町の出身ですが、古川 がこれほど情緒のある町だとは知りません でした」と、ユアソフトの中林 由起乃さん。  皆さまは山門を抜け霞橋の手前の「野麦 峠文学碑」に気づきます。野麦峠といえば、 映画『あ 野麦峠』で有名です。明治から大 正時代に多くの女工さんたちが、古川から雪 深い峠を越えて信州松本あたりの製糸工場 へ出稼ぎに行きました。霞橋の向こうには、当 時、女工さんを集めた検番が宿泊した旅館 共存意識が漂う町づくり 小さな町に伝統が凝縮 匠の技の結晶と野麦峠物語 そして、ロマンチックな三寺巡拝 円光寺と酒蔵に沿って流れる風情ある瀬戸川。川には鯉が泳いでいます 「増島城跡」堀と石垣の上に 増島神社があります

112

飛騨の職人気質が残る歴史的な町並み、

祭と匠と寺の飛騨古川を歩く

四方を高い山に囲まれた飛騨地方。なかでも観光地として飛騨高山は全国的に知られていますが、 お隣の飛騨古川はどうでしょう。岐阜県北部の狭いその盆地の魅力を知る人は、多いとはいえないようです。 しかし、飛騨市古川町には、今も、匠の技と風情ある町並みが脈々と息づいています。 「古川やんちゃ」という言葉があります。これは、負けず嫌いの古川人の気質を表し、 高山の弟分である古川が、兄貴に負けたくないという気持ちや「起し太鼓」で “突進する”負けん気の強い性格を表現したものとか。 今回のトラベルウォーキングは、そんな気鋭あふれる町を、三井金属グループの発展をIT化で推進する 株式会社 ユアソフト(以下、ユアソフト)の皆さまと歩きます。 4 3 ガラス美術館「駒」アンティークな国内産ガラス製品を展示 6 町並みが古川らしい雰囲気を醸し出しています 9 「飛騨古川まつり会館」屋台のからくり人形は、ひもで操ります 「八ツ三館」由緒ある本館にて いらか 1 「円光寺」三寺の1つ。 山門は増島城の城門が移築されています 10 「真宗寺」三寺の1つ。 荒城川 と宮川の合流地 点に建 ちます 5

「本光寺」三寺の1つ。 匠の技が光る総檜 造りの本堂は、 飛騨随一の木造建築 です 2 ひのき たくみ こい

(9)

ご参加いただいた 株式会社ユアソフトの皆さま 中林 由起乃さん(情報センター)(写真左) 「仕事ではほとんどの時間が座ったままです。また私の町は車 がないと生活できません。さらに最近はスポーツの機会も減っ てしまっています。歩くのって、こんなに気持ちが良いものだっ たんですね。ウォーキング、これから生活に取り入れます」 平田 靖明さん(情報センター)(写真中) 「都会育ちではありませんから、あまりにぎやかな町は苦手で す。正直いって、この町に住みたいと思いました。車が大好きで すが、ここを歩いたらウォーキングの楽しさに目覚めてしまいまし た。これからはふだんも少し意識して歩こうと思います」 北野 絢子さん(企画管理部)(写真右) 「オフィスが東京のためか、半日かけて古川の町を歩いたら、肩 の力が抜けたようにほっとしてしまいました。こんな町なら、世代 をこえて仲良く暮らせそうですね。ほんとうに東京から来たかい がありました。ぜったい、また来ます」 ■導入製品 HA8500、HA8000、HA8000-bd、SANRISE AMS500       ネットワーク機器、自家発電機、UPSほか ■担当営業 日立製作所 産業・流通システム営業統括本部       担当 : 井上、高田 設     立 社 員 数 事 業 概 要 1989年4月1日 85名(2011年4月1日現在) ・三井金属グループの事業活動のIT化推進 ・グループ外へのERP導入と活用推進 ・ERP導入テンプレート「リアルモデル」の販売 ・データセンターの運用 株式会社 ユアソフト 観光お問い合わせ先 「八ツ三館」があり、由緒ある本館や玄関など は国登録有形文化財に指定されています。  古川町では毎年1月15日に「三寺まいり」 が行われ、ともした和ろうそくのあかりが雪 化粧の町なかを彩ります。正月に出稼ぎか ら帰省した娘さんたちも、着飾って本光寺、 真宗寺、円光寺の三寺を、思い思いの願い を込めて巡ったそうです。夜の静寂と雪の 白さ、そして揺らぐろうそくの炎で清新な美 しさを整えた瀬戸川べりは、そこを男女の出 会いの場に仕立て上げたということです。 「いい話ですね。雪と川べりとろうそくのあか り…。そんな設定での出会い、まるでドラマ のセットみたいです。東京でそんな舞台設 定は無理でしょうが、思う人とならどんな場 所でもロマンチックではないでしょうか」とほ ほえむのは、ユアソフトの東京オフィスに勤 務する北野 絢子さん。  古川町では、毎年 4月19日と20日に国指 定重要無形民俗文 化財の古川祭が開 催されます。古川祭 には「静と動」があ り、静は飛騨の匠の 技が施された絢爛 な9台の屋台行列「屋台曳き揃え」、動は数 百人の裸の男たちが担ぐ櫓の上で大太鼓 を打ち鳴らしながら町を練り歩き、男たちが 辻々で大太鼓めがけて突っ込む「起し太 鼓」。この祭りの様子は「飛騨古川まつり会 館」で見られます。また、隣接する「飛騨の匠 文化館」の建物は、地元大工さんの手により その仕事の特徴として、柱や梁などの家組 にくぎなどの金具を使わず、木口はすべて が組手と継 手で建てら れています。 建てた大工 さんの 雲を 見ることがで き、飛騨の匠 が使っていた道具なども展示されています。  北アルプス連峰や飛騨山脈の山々に囲 まれた、詩情豊かな盆地に広がる古川。こ の町では、長い間まわりの景観と調和を大 切にする「相場(町での決まりごと)」という 伝統が受け継がれてきました。今、“自然、 伝統、文化、経済、生活の調和をめざす方 向こそ古川の魅力を育てる”という気持ち のもとで、新しい時代に相応した、新しい 「相場」と「古川やんちゃ」の気質で道を突 き進んでいます。  常に「経営・事業に寄与する」持続可能な システムを考え、それを実現することを使命と するユアソフトの皆さまも、お客さま企業が競 争優位に立つために、IT技術の進歩をもっ て何としてもやりぬくという“負けん気”の大切 さを、この古川の町で再認識されたようです。 負けん気は、祭にも、仕事にも 新しい「古川やんちゃ」に期待して 所在地:岐阜県飛騨市神岡町東雲785 TEL(0578)82-3811 瀬戸川にて ●飛騨市観光協会 TEL(0577)74 -1192 http://www.hida-tourism.com/ 13 はいたっく誌読者の皆さまで、当コーナーに参加をご 希望される方がいらっしゃいましたら、当社担当営業 または、はいたっく誌事務局までご連絡ください。 ウォーキング参加者募集  店裏の蔵造りの白壁が、瀬戸川のしっとりとした美しさを維持する渡辺 酒造店。古い商家が立ち並ぶ表の店先は、みごとなばかりの気品と古格を 漂わせています。酒造り140年の酒蔵から、“飛騨・古川の歴史と文化、極 寒の自然が醸し出す美酒”のうたい文句にのせて、銘酒の誉れ高い「蓬 莱」が生まれます。渡邉家が酒造りを始めたのは、1870 (明治3)年、5代目 の久右衛門章でした。生糸の商いで京都に出向いた折に口にした酒の旨 さが忘れられず、みずから居するこの地に酒蔵を構えたということです。  蔵人が案内する酒蔵見学をすると、“えもいわれぬ珠玉のしずく”と賞さ れた「蓬莱」の試飲が用意されていました。 岐阜県 飛騨市 112 「蓬莱」 渡辺酒造店 TEL(0577)73-3311 http://www.sake-hourai.co.jp/ お問い合わせ先 「飛騨の匠文化館」高度な木工技術を今に伝えます 老舗ならではの表玄関▶ 7 右から吟醸・伝統辛口「蓬莱」 飛騨名物「飛騨のどぶ」 ギフト「禁断の大吟醸ケーキ」 11 や つ さんかん はり つじつじ けんらん 大太鼓を打ち鳴らしてみました 8 やぐら 飛騨古川駅 高山本 至高山→ ←至富 本光寺 増島城跡 八ツ三館 真宗寺 円光寺 渡辺 酒造店 飛騨古川 まつり会館 1 3 2 4 10 12 11 13 5 荒城 瀬戸 飛騨の匠 文化館 ガラス 美術館「駒」 6 7 8 9 宮川

(10)

株式会社 日立システムズ

http://www.hitachi-systems.com/

プラットフォーム & ソリューション・ケーススタディ

日立のCloud on-Rampをサービス化した

SMB向け「クラウドバックアップサービス」

を提供

企業が扱うデータ量が増加する中、事業継続やコスト低減の観点から、 オフィス文書やメール、画像といったコンテンツデータの効率的なバックアップが重要な課題となっています。 そこで株式会社 日立システムズ(以下、日立システムズ)は、

日立の仮想ファイルプラットフォーム「Hitachi Virtual File Platform」(以下、VFP)と 大容量ファイルストレージ「Hitachi Content Platform」(以下、HCP)を適用した

コンテンツデータのクラウドへのバックアップソリューションCloud on-Rampをサービス化した 「クラウドバックアップサービス」を開発。バックアップ運用の負荷軽減とBCP※1対策を両立したサービスを、 SMB※2のお客さま向けとパートナーとの協業ビジネスの両面から展開しています。  日立グループにおける情報・通信システム事業の中核企業で ある日立システムズ。同社は「Human*IT」という事業ブランドの もと、世界につながる“人財”と先進の“情報技術”を組み合わせ た独自のサービス創造を担うグローバルサービスカンパニーをめ ざし、ビジネスを国内外で幅広く展開しています。  なかでも日本全国に擁する多数のデータセンターやサービス 拠点を活用したSMB向けのクラウドソリューションでは高い評価 を獲得しており、お客さまのニーズにきめ細かく対応した豊富なソ リューションとサービスメニューがラインアップされています。  「そこに今回加わったのが、お客さまの事業拠点に設置した VFPと当社データセンターに設置したHCPが連携する、新しいク ラウドバックアップサービスです」と語るのは、クラウド・DC事業グ ループ インフラクラウド事業推進プロジェクト イン フラクラウド事業推進部 担当部長の新貝 知晃 氏です。  「当社はこれまでも、データセンターにプールさ れた仮想サーバ/ストレージのリソースを柔軟に 提供するリソースオンデマンドサービスを提供し てきました。しかしコンテンツデータの大容量化が 進むなか、より低コストかつ簡単にデータのバック アップを行いたいというお客さまニーズが増えて きたことから、導入が容易で運用も自動化できる 大容量オンラインストレージという切り口で、新 サービスを模索していました。その方向性と日立 のCloud on-Rampのコンセプトが合致したため、 協業によるサービス化に踏み切ったのです」と 新貝氏は続けます。 年々大容量化するコンテンツデータの課題を解 クラウドへのバックアップが容易な Cloud on-RampをSMB向けにサービス化 適正なコストで日々の業務バックアップを自動化

Platform & Solution

case study

株式会社 日立システムズ クラウド・DC事業グループ アウトソーシングセンタ事業部 設計本部 第二アウトソーシング設計部 主任技師 鷲頭 敏昭 氏 株式会社 日立システムズ クラウド・DC事業グループ インフラクラウド事業推進プロジェクト アライアンス事業推進部 部長 中津 耕一 氏 株式会社 日立システムズ クラウド・DC事業グループ アウトソーシングセンタ事業部 設計本部 第二アウトソーシング設計部 技師 武藤 慎吾 氏 株式会社 日立システムズ クラウド・DC事業グループ インフラクラウド事業推進プロジェクト インフラクラウド事業推進部 担当部長 新貝 知晃 氏

※1 Business Continuity Plan:事業継続計画 ※2 Small and Medium Business:中堅・中小企業

バーチャル ファイル プラットフォーム コンテント プラットフォーム クラウド オン ランプ 日立システムズに導入されたクラウドバックアップサービスの概要 バックアップ対応メニュー 階層化対応メニュー お客さまデータ 日立システムズクラウド基盤 お客さまデータ VFPが クラウドへ 接続 お客さまVFP クラウド環境へ 自動日次バックアップ VFPが クラウドへ 接続 クラウド環境へ 自動日次バックアップ 定期コピー(冗長化) お客さまデータ 保存領域 お客さまデータ 保存領域(正) お客さまデータ 保存領域(副) 近日提供予定 低使用率ファイルをショートカット化 必要時はクリックだけでクラウドから呼び出し Point クラウドを気にせず 手間なしバックアップ Point お客さまVFP

(11)

Platform & Solution case study

決するため、日立は企業の事業拠点に設置したVFPをCloud on-Ramp(クラウドへの入り口)と位置づけ、そこに書き込まれた データを自動的にデータセンターのHCPにバックアップ/アーカイ ブするソリューションを提供しています。既存NASの限界を打ち 破るシステムとして開発されたVFPは、クラウド上でファイルを仮 想化することで、散在する複数のファイルサーバを集約し、拠点 側での運用管理の負担を軽減。また、拠点災害などによって VFPが使用不能になった場合も、HCP(センター側)のバックアッ プデータから迅速にデータを復元することができます。さらにHCP はテナント(仮想的に分割された領域)ごとの不正アクセスを防止 する機能も備えているため、複数拠点/会社のデータをセキュア かつ適正なコストで保全することが可能です。こうしたCloud on-Rampの実現により、ユーザーは社内に散在していたNASや ファイルサーバの統合に加え、業務に専念しながらデータの保全 性や事業継続性を高めることができるようになります。  「今回提供するサービスでは、お客さま先にVFPを導入してい ただくだけで1TBから始まるストレージリソースの低コストかつオ ンデマンドな提供とHCPによるバックアップ運用を、すべて当社が 担当します。VFPは既存のファイルサーバとも連携できるため、こ れまでの業務を継続しながらデータを順次移行していける利便 性も備えています。クラウド上に常に最新のバックアップデータを 保管しておきたいと考えるSMBのお客さまには最適なソリュー ションではないでしょうか」と、クラウド・DC事業グループ アウトソー シングセンタ事業部 設計本部 第二アウトソーシング設計部 主 任技師の鷲頭 敏昭氏は自信を見せます。  このクラウドバックアップサービスは、日立システムズからユー ザー企業への提供だけでなく、ビジネスパートナー経由での商流 展開もスタートしています。  「この協業ビジネスでは、エンドユーザーであるお客さま先への VFP導入とシステム設計・構築などのSIサービスをビジネスパー トナーが担当し、当社はHCPの設定や障害対応を受け持つ役 割分担となります。バックエンドのストレージとクラウドサービス、そ れに伴う保守業務を当社が受け持つことで、ビジネスパートナー は初期投資が不要となるほか、エンドユーザーのニーズに合わ せたきめ細かなストレージサービスを独自にアレンジしながら開発 できるため、それぞれにメリットをもたらすWin-Winのビジネスが 展開できると確信しています」と、クラウド・DC事業グループ インフ ラクラウド事業推進プロジェクト アライアンス事業推進部 部長の 中津 耕一氏は説明します。  直販だけでなくパートナー経由のサービスでも、万一の障害発 生時には全国に広がる日立システムズならではの保守サービス 網が24時間体制で対応するため、安心面でも不安はありません。  当初は各企業のファイルシステムのバックアップ用途からスター トするクラウドバックアップサービスですが、今後は「Cloud on-Rampならではのデータのティア(階層)化を実現するソリュー ションも提供していく予定です。単純なバックアップ用途だけでは なく、VFPに蓄積されたデータの中でアクセス頻度の低下したも のをHCPに自動的に移動することでVFPとHCPによるストレージ の階層化を行い、日常よく使うデータに対するレスポンスの低下を 防ぎ、より大容量のデータを効率よく活用していただけるサービス です。こちらもビッグデータ時代には不可欠なソリューションになっ ていくと思います」とクラウド・DC事業グループ アウトソーシングセ ンタ事業部 設計本部 第二アウトソーシング設計部 技師の武藤 慎吾氏は語ります。  クラウドバックアップサービスは現在、バックアップ先となるHCP を東日本エリアの高信頼なデータセンターで運用していますが、 将来的には西日本エリアのデータセンターにもHCPを設置して、 相互のデータレプリケーションによるディザスタリカバリ体制を一 段と強化していく計画です。   ビジネス パ ート ナーと連携しながら、 適正なコストでユー ザー企業の情報資 産を強固に守り、業 務効率と事業継続 の向上をサポートす る日立システムズ。そ の積極的なクラウド サービス展開を、こ れからも日立製作所 はVFPやHCPに代 表される高信頼なス トレージ製品群の提 供とソリューション強 化により、力強く支援 していきます。 お問い合わせ先 パートナーによるビジネス展開もスタート サービスメニューと拠点の拡充も計画中 ■情報提供サイト http://www.hitachi.co.jp/storage/ HCAセンター   0120-2580-12 利用時間 9:00∼12:00、13:00∼17:00(土・日・祝日を除く) 事業内容 システム構築事業、システム運用・監視・保守事業、ネット ワークサービス事業、情報関連機器・ソフトウェアの販売と開発 資 本 金 従業員数 東京都品川区大崎1-2-1 1962年10月1日 19,162百万円 11,325名(単独/2011年10月1日現在) 株式会社 日立システムズ USER PROFILE 日立システムズのデータセンターに設置された「Hitachi Content Platform」。現在はトータルで100TBの容量を 確保している

(12)

テレビ会議のコミュニケーション向上に貢献する

残響低減技術

企業のグローバル展開にともない、遠隔地との密接なコミュニケーションを図るため、 テレビ会議システムの導入が本格化しています。 しかし現状ではマイクを通した音声に、部屋の壁や床に跳ね返った残響音が含まれるため、 明瞭に聞き取れないケースがあることが指摘されていました。 そこで中央研究所はアレイ型マイク1台とPCを会議室に設置するだけで、残響を大幅に低減できる音声処理技術を開発。 高品質なテレビ会議システムが容易に実現できる技術として大きな期待が寄せられています。 ̶̶今回の技術はテレビ会議システムの 音声を、より高品位に処理できるものだと聞 いています。従来のシステムには、どのよう な課題があったのでしょう。 戸上 人の声は耳やマイクに「直接伝わる 音」と、部屋の天井や壁、床に反射した「残 響」の2つがミックスして伝わります。特に数 十人規模が参加する広い会議室などで は、本来聞きたい音の残響が多方向から 伝わってくるため、相手の声が聞き取りにく い場面が多々あります。いま世界的に普及 が進んでいるテレビ会議システムは、音声 をマイクで拾って伝えるため、こうした残響 が円滑なコミュニケーションに支障をきたす ケースが少なくありません。発話者一人ひと りの前にマイクを設置すれば残響は減りま すが、会議室のレイアウトを自在に変更でき るよう、できればマイクの設置場所は1か所 で済ませたいと多くのユーザーは考えま す。そこで、こうした条件下でも快適なテレ ビ会議が行えるよう、残響を効果的に除去 できるシステムを作ろうと考えました。 ̶̶これまで残響を除去する仕組みはな かったのですか? 戸上 1980年代から、残響の「音量」とマ イクへの「到達時間」に着目して残響成分 を相殺する方法が考案されていました。例 えば、マイクに直接入る「あ」という音声から 0.5秒遅れて音量50%の残響がマイクに入 る、さらに1秒遅れて音量10%の残響がマイ クに入ると仮定した場合、「あ」というマイク 信号のフィードバックで擬似的な残響を生 成し、それぞれの到達時間に同じ音量の 信号を引いてから出力します。すると残響 が相殺され、クリアな音声が聞こえてくる仕 組みです。この方法は、残響がマイクに到 達する時間と音量を固定値として推定して います。しかし実際の到達時間や音量は 決して固定値ではありません。発話者が顔 の向きを変えたり、周囲の人が動いたり、室 温が変わるだけでも変化します。そのため、 残響の高精度な除去は非常に難しく、現在 までテレビ会議システムなどへの適用は行 われてきませんでした。 ̶̶残響の音量や到達時間の変動に対応 する仕組みが必要だったということですね。 戸上 ええ。それを高精度かつリアルタイム に実現したのが、今回開発した「残響低減 技術」です。 ̶̶具体的な技術内容を教えてください。 戸上 もともと私たちのチームは、実環境で 発生するさまざまな雑音の中から、特定の 人の声のみを抽出する音声処理技術や、 音の発生位置を推定する音源分離技術 の開発に力を注いできました。その過程で、 雑音を分離する際の音の処理を、その人 自身の残響を消すことにも適用できるので はないかと思い当たりました。そこで、従来 なら残響の音量や到達時間を固定値で予 測していたものを、変動幅も含めて考慮す ることで耐性を高め、直接届く音をバランス よく抽出できる技術開発を行いました。  具体的には、音声がどちらの方向から到 達したかを推定できるアレイ型マイク※1で収 録した過去約5秒間の音声波形に対して、 直接届いた音声と、異なる方向から遅れて 届く残響音の分離処理を行います。ここで ポイントとなるのが、分離された残響音か ら、その到達時間と音量の中心値と変動量 を考慮した残響の発生パターンを推定する ことです。  また一方では、その残響発生パターンに 基づいて、新たに入力された音声に対し、 残響成分の音量や到達時間を推定しなが ら、残響成分の除去をリアルタイムに行って いきます。そして抽出された音声が本当に “きれいな音声”になっているかどうかを逐 一評価し、残響が残っている場合は中心 値と変動量を更新しながら、きれいな音声 円滑なコミュニケーションを阻む「残響」 残響と直接届く音の変動を考慮し、 聞きたい音を抽出 中央研究所 中央研究所 知能システム研究部 研究員 博士(工学) 戸上 真人 中央研究所

(13)

(株)日立製作所 中央研究所  https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hqrd/rd/jp/form.jsp になるまで繰り返し処理を実行していきま す。ここでは統計学の世界で未知のパラ メータを推定する方法の1つであるEM※2 アルゴリズムを適用しています。 ̶̶つまり残響パターンの推定と、それに基 づいた残響成分の除去は同時並行的に行 われているわけですね。 戸上 はい。サーバ内の複数のCPUでそ れぞれの処理をパラレルで行っています。 中心値と変動量を高精度に算出しながら、 リアルタイムで送られてくる音声波形に対し ては、最も新しい中心値と変動量の情報を 使い、残響を瞬時に除去するスタイルで す。これでテレビ会議システムにおいてクリ アな音声でのコミュニケーションがリアルタイ ムに実現できるようになります。 ̶̶この技術を適用すると、どれほどの残 響低減効果が出るのでしょうか。 戸上 実証実験を行った結果、最大20名 程度の人が参加できる約50㎡の会議室に おいて、残響成分を約9分の1に低減できる ことを確認しました。つまり、何もしない場合 に比べて、9倍広い部屋でも快適なテレビ 会議が行えることになります。  日立が従来持っている雑音除去技術と 組み合わせれば、残響と背景雑音を高精 度に除去することが可能ですし、音源方向 推定技術と組み合わせれば自動的に音像 を制御することができます。さらに話者分離 技術と統合すれば、それぞれの発話者の 音量バランスを適正値に調整することが可 能となるなど、将来的には従来技術との統 合による、より付加価値の高いテレビ会議シ ステムが実現できると考えています。 ̶̶テレビ会議以外にも、さまざまな適用が 期待できそうですね。 戸上 多方面に生かせる技術だと思いま す。例えば録音された会議をテキストに書き 起こすソフトウェアでは、残 響や騒音を除去すること で音声認識率が高まりま すし、ICレコーダーに実装 すれば聞き取りやすさが 格段に向上します。日立が 開発している人間共生ロ ボット「EMIEW2」には従 来雑音除去や左右方向 の聞き分け技術が適用さ れていますが、今回の残 響低減技術を加えること で、人が話している内容をさらに明確に認 識できるため、コミュニケーション能力の向 上に寄与するでしょう。音声監視システムや 異常音検出装置といったセキュリティ分野 への適用も考えています。 ̶̶今後の展開を教えてください。 戸上 性能はある程度確保できたので、 CPUの処理量を減らし、一般的なPCでもス ムーズに動くようにしていくことが次なる目標 です。この技術をベースに、多くの人々がグ ローバルな距離感を意識することなく、あた かも同じ空間の中で自然に会話できるよう なシステムが実現できればうれしいですね。 ̶̶期待しています。本日はどうもありがと うございました。 残響を約1/9にまで低減 お問い合わせ先 図1 残響低減技術の概要 図2 残響低減結果 広い会議室とつないだ遠隔会議システムの実証実験環境 多数のマイクロホン素子を並べたマイク。各マイクロホン素子に到達する音声 の時間のずれから、音源の位置特定が可能 ※1 Expectation Maximization ※2 になるまで繰り返し処理を実行していきま に比べて、9倍 図1 残響低減技術の概要 快適なテレビ で、人が話している内容をさらに明確に認 低減結果 倍広い部屋でも快 図2 残響低 EM(Expectation Maximization)アルゴリズム 音源とマイクロホンとの距離が4メートル 繰り返し実行することで、中心値と変動量を高精度に算出可能 (局所最適解が得られることを数学的に証明済) SNR改善率 : 約9dB(残響を約88%除去可能)、 無処理と比べて9倍広い部屋に対応可能 残響除去 5秒間の 音声波形 真の 無残響音 マイク 入力音 本開発 直接届く音の到達時間と、 音量(中心値と変動量)の値 残響の到達時間と、音量 (中心値と変動量)の値 値 直接届く音 残響 中心値と変動量を 変更する 中心値と変動量を 変更する 周波数 時間

(14)

プラットフォーム & ソリューション クラウド基盤に最適な 次世代スタンダードブレード 高性能・高信頼ハードウェア 仮想化/クラウド基盤に 適した柔軟な構成  クラウドの拡大や多機能情報端末の急 速な普及によるデータ量の増大を背景に、 ビッグデータ活用へのニーズが拡大していま す。また、クラウドサービスを提供するデータ センターでは、システムの集中や混在による 管理範囲の大規模化やネットワークの複雑 化により、柔軟かつ容易なシステム基盤の構 築・運用が求められています。  こうした中、日立は統合サービスプラット フォーム「BladeSymphony」において、幅広 い分野のお客さまや、販売パートナーから寄 せられた要望もフィードバックしつつ、次世 代スタンダードブレード「BS500」を新たに製 品化しました。ハイエンドモデル「BS2000」や 小型高集積モデル「BS320」の信頼性と機 能 や日 立 独 自 の サ ー バ 仮 想 化 機 構 「Virtage」などを引き継ぎながら、効率的な IT投資を実現する仮想化技術への対応 や、さらなる集積度の向上、大量データを扱 うための処理能力の強化、広帯域で拡張 性の高いネットワーク対応など、仮想化/クラ ウド基盤として大幅に強化した製品です (図1)。   B S 5 0 0の標 準サーバブレードである 「BS520H」は、最新のインテル® Xeon® プロ セッサー E5-2600製品ファミリーの搭載によ り、優れた処理性能を実現します。高密度 設計のブレードでありながら24メモリースロッ トを装備し、最大512GBのメモリーを搭載可 能なため、仮想化環境の集約度を大幅に 向上できます。さらに高さ6Uのシャーシに サーバブレードを最大8台搭載でき、ファン、 スイッチ、電源、マネジメントモジュールはす べて冗長化が可能。次世代I/Oに対応する バックプレーンの採用で将来的な拡張性も 見据えています。 サーバの仮想化環境として、高信頼な日 立独自のサーバ仮想化機構Virtageを標 準 搭 載 。1 サーバブレードあたり無 償で 4LPAR※2最大30LPARまで利用できます。 また、従来からサポートしているVMware® E S X / E S X i 、M i c r o s o f t W i n d o w s Server® 2008 Hyper-V™に加え、Red

Hat® Enterprise Linux 6® KVMにも新た

に対応しました。

統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」に

クラウド基盤に最適化された新モデル「BS500」

が新登場

統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」のラインアップに、 サーバの仮想化やクラウド基盤に最適化されたブレードサーバの新モデル「BS500」が加わりました。 仮想化環境での集約率の向上によるTCO※1削減と、 ライフサイクル全般にわたるシンプル化や使い勝手の向上により、 お客さまのビジネスをさらなる新次元へと導きます。 ■仮想化の集約度を大幅に向上 ■用途に応じて選択できるサーバ仮想化環境

※1 Total Cost of Ownership

Logical PARtitioning/Logical PARtition ※2 図1 BladeSymphonyの新ラインアップ 図2 ポート分割で広帯域ネットワークを高効率に利用 ブレードシンフォニー バタージュ 基 幹 クラウド 部門 (エッジ) 占有/パーティショニング (独立性・障害隔離性) 仮想化集約 (リソース共有・使用率向上) 物理サーバ集約 (省スペース性) ハイエンドモデル BS2000 小型高集積モデル BS320 BS500 ■高拡張・高信頼ブレードサーバ 基幹系にも適応するI/O拡張性 ■基幹システムのライフサイクルに対応 最長10年の保守対応※ ■高密度実装:10ブレード/6U ■最軽量クラスのブレードサーバ:フル搭載でも100kg未満 ■業界最高水準のメモリー搭載量 ■広帯域I/O・ポート論理分割 ■多彩な仮想化環境をサポート (I/Oスロット拡張装置) 物理・仮想化集約、クラウド基盤に適応すべく、 性能・機能を大幅強化 増加するネットワークトラフィックも 10Gbps イーサネットで快適スループット ポートの種類や数を減らしてI/O部分を最適コスト化 CNAポート(10Gbps)

LAN LAN LAN iSCSI

10Gbps DCBスイッチモジュール 1G 2G 2G 5G 管理LAN メール W e b タ転送 ※10年保守はEタイプのみ 強化

(15)

■イーサネット・ファブリックに対応 ■PCレスで容易にシャーシ設定 ■シンプルで柔軟なI/O構成 ■ポート分割で広帯域ネットワークを  効率的に利用  LANとSAN※3のI/O(データ入出力)統 合を可能にする通信規格DCB※4をサポー ト。異なる種類のI/Oが混在する環境でも複 数のネットワークアダプタやスイッチを設置す る必要がなく、シンプルなケーブリングを実現 できます。  BS520Hは2つの拡張カードスロットを用 意し、1Gbps多ポート構成と10Gbpsポート分 割構成を選択できます。10Gbpsポート分割 構成ではCNA※ 5の機能により、広帯域な 10Gbpsの物理ポートを論理的な4ポートに 分割して利用することが可能です。このた め、ネットワーク装置やストレージとの接続に 必要なアダプタ数を抑えられるほか、分割し たポートごとに帯域制御できるため、柔軟か つ適正コストでのネットワーク構成が可能と なります(図2)。 新たなネットワーク・アーキテクチャ「イーサ ネット・ファブリック」に対応した10Gbps DCB スイッチモジュールをサポート。ループトポロ ジー※ 6が発生しないようにスパニング・ツ リー※7を設定する必要がなく、複数の経路を 有効活用できるため、管理の簡素化とリソー スの利用効率向上を実現します(図3)。  定義ファイルをあらかじめ作成し、USB メモリーからシャーシにコピーすることで、ミ スなく短時間でシャーシ設定が可能となり ます。また、新開発のLCDタッチコンソール (オプション)を利用することで、管理サー バ・管理PCレスで簡易設定や状態確認が 行えます。  マネジメントモジュールに内蔵した統合 Webコンソールでは、GUIによる直感的な操 作でサーバシャーシの設定や各モジュール の状態確認、オンラインマニュアルの参照が 可能。リモートコンソール機能により、サーバ ブレードの設定・操作を遠隔地からでも容 易に行えます。  ブレード内部の搭載部品周辺に、障害 部位を示すLEDを搭載。万一障害が発生 した際には、障害部位をLEDの点灯でお 知らせします。CPU以外の部品はドライ バーなどの工具なしで容易に交換できるた め、短時間かつ正確に保守作業が行える ようになりました。  以上、ご紹介した新モデルBS500ととも に、ハイエンドモデル「BS2000」の標準サー バブレードでもインテル® Xeon® プロセッ サー E5-2600製品ファミリーを採用した SANブート専用モデルとストレージ容量を拡 張したモデルを新たにラインアップ。用途に 合わせたサーバブレードの選択が可能とな りました。  今後も日立は、クラウドやビッグデータの 利活用、社会インフラなど、幅広い分野のシ ステム基盤に、BS500をはじめとする新製 品群を提供し、高効率・高信頼なシステム の柔軟かつ容易な構築・運用を支援して いきます。

Converged Network Adapter ※5

Storage Area Network Data Center Bridging ※3 ※4 LANにおいて、ループ型に接続する接続形態(ループ構成)。ループ構成 が存在すると、システムの性能が落ちたり、スイッチの動作が不安定になる 問題が発生する IEEEで規格化されているLAN構成においてループ構成を回避するための 通信プロトコル ※6 ※7 ライフサイクルにわたる 容易な運用管理 ● 本誌記載の他社登録商標

※ Windows、WindowsXP、Windows7、Windows Server、Hyper-Vは、米国Microsoft Corporationの米国およびその

他の国における登録商標または商標です。 ● 本誌記載の内容について

※ Red Hatは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の登録商標または商標です。 ※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。 お問い合わせ先 ■情報提供サイト   http://www.hitachi.co.jp/bds/ HCAセンター   0120-2580-12 利用時間 9:00∼12:00、13:00∼17:00(土・日・祝日を除く) 図3 イーサネット・ファブリックでネットワーク構成をシンプルに 図4 管理ツールを容易化、操作性を一新 ■統合Webコンソールによる一元管理 ■LEDで障害部位の特定が容易に サーバの度重なる増設でI/Oはどんどん複雑化・・ イーサネット・ファブリックでネットワーク構成をシンプルに 大量導入されるサーバの運用負荷を軽減、快適に管理 管理ツールを容易化、操作性を一新 フラットなネットワークで シンプル構成 設定を自動共有 容易設定 リンク異常時は 瞬時に他の経路にう回 (STP不要) 従 来 スパニング・ツリー設定で冗長構成 設定・管理複雑化 Aggregation Access イーサネット・ファブリック 導入・設定 運用・管理 保守・メンテナンス ・容易な設定 ・短時間に構築 ・人的ミスを最小化 ・シャーシ全体の見える化 ・リモートからでもGUIで 物理イメージ把握 ・障害部位をすぐ把握 ・容易・短時間に 部品交換 LCDタッチコンソール 統合Webコンソール 障害部位LED表示 容易な設定や 状態確認はPC不要 ストレージと画面デザイン統一 使いやすいGUI 交換が必要な部品のLEDが点灯 部品はツールレス交換 DCB スイッチ DCB スイッチ DCB スイッチ DCB スイッチ DCB スイッチ スイッチDCB スイッチDCB スイッチDCB 複数本のスイッチ間リンク 自動的に論理トランク生成   ・負荷分散  ・障害時の経路切り替え

参照

関連したドキュメント

17   7 月に入り、 UNWTO 事務局長は、 EU 圏への観光客受け入れに関する協議のため、イ

2019年 8月 9日 タイ王国内の日系企業へエネルギーサービス事業を展開することを目的とした、初の 海外現地法人「TEPCO Energy

運航当時、 GPSはなく、 青函連絡船には、 レーダーを利用した独自開発の位置測定装置 が装備されていた。 しかし、

あった︒しかし︑それは︑すでに職業 9

フィルマは独立した法人格としての諸権限をもたないが︑外国貿易企業の委

シンガポール 企業 とは、シンガポールに登記された 企業 であって 50% 以上の 株 をシンガポール国 民 または他のシンガポール 企業

2-2 に示す位置及び大湊側の埋戻土層にて実施するとしていた。図 2-1

(3)市街地再開発事業の施行区域は狭小であるため、にぎわいの拠点