九経マンスリー ( 平成 3 年 2 月 ) 平成 3 年 4 月 12 日経済産業局 今月の管内経済動向 : 地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月連続のマイナス 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要が

九州地域の経済は、緩やかに改善している

（先月判断を据え置き） （前月：緩やかに改善している）

生産は横ばい傾向。輸出は2か月連続のマイナス。個人消費は持ち直している。

雇用情勢は改善している。国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要がある。

九州経済の基調判断

平成30年4月12日

_{九州経済産業局}

■2月倒産：減少

（２か月連続）

 倒産件数 33件

前年同月比 ▲25.0%

(2か月連続)

 負債総額 30億円

▲76.2% (2か月連続)

 業種別前年同月比

製造業

▲80.0%

卸・小売業 ▲8.3%

建設業

▲40.0%

■2月住宅建設：減少

（3か月連続）

 新設着工戸数 7,123戸

前年同月比▲5.5% (3か月連続)

 持家 2,487戸

▲9.2% (2か月ぶり)

貸家 3,214戸

▲9.8% (4か月連続)

分譲 1,382戸

+21.1% (3か月ぶり)

■2月雇用：改善している

（1月：改善している）

 有効求人倍率 1.47倍

前月比▲0.01ﾎﾟｲﾝﾄ

（5か月ぶり）

 新規求人倍率 2.02倍

前月比▲0.07

(2か月連続）

 新規求人数

医療・福祉、卸売・小売業、

派遣業等のその他サービ

ス業、製造業の順に多い。

■設備投資：増加

（3半期連続）

 29年度下期（見込）

全産業 前年同期比+20.4%

製造業

+25.0%

非製造業 +15.8%

 30年度上期（計画）

全産業

+13.8%

製造業

+26.6%

非製造業 ▲3.6%

■業況：悪化

（2四半期連続）

 3月の業況DI (%ﾎﾟｲﾝﾄ)

全産業

+20 変化幅▲3

製造業

+18 変化幅▲2

非製造業 +21 変化幅▲2

 先行き

全産業

+17 変化幅▲3

製造業

+18 変化幅±0

非製造業 +17 変化幅▲4

■2月輸出：2か月連続のマイナス

(1月：15か月ぶりのマイナス）

 輸出額 5,158億円

前年同月比▲5.2% (2か月連続)

 主要品目

自動車

1,251億円 ▲6.1% (3か月連続)

電子部品 474億円 ▲22.5% (2か月連続)

製造装置 459億円 ▲6.4% (3か月連続)

 国別

中国

1,066億円 ▲6.1% (15か月ぶり)

韓国

716億円

▲7.2% (3か月連続)

米国

650億円 ▲30.5% (3か月連続)

■2月公共投資：減少

（２か月ぶり）

 工事請負金額 703億円

前年同月比 ▲34.8%

(2か月ぶり)

 発注者別前年同月比

国

▲42.2%

独立行政法人 ▲68.7%

県

▲36.2%

市町村

▲7.7%

■2月生産：横ばい傾向

（1月：横ばい傾向）

 鉱工業生産指数 108.7

前月比+4.5% (2か月ぶり)

前年同月比▲1.4%（4か月連続）

 全15業種中、上昇は11業種

輸送機械工業、電気・情報通信

機械工業、電子部品・ﾃﾞﾊﾞｲｽ工

業、鉄鋼業等

 低下は4業種

窯業・土石製品工業、鉱業等

■2月個人消費：持ち直している

（1月：持ち直している）

 百貨店・スーパー販売額(全店）

1,103億円 前年同月比 +0.8% (2か月ぶり)

 コンビニ

948億円 +3.0% (77か月連続)

家電大型専門店 236億円 +5.4% (8か月連続)

ドラッグストア

494億円 +5.0% (35か月連続)

ホームセンター 216億円 ▲3.0% (2か月連続)

 新車登録台数

44,667台 ▲1.4% (2か月ぶり)

 旅行取扱額

97億円 ▲0.5% (2か月ぶり)

（出所：九州経済産業局） （出所：門司税関） （出所：九州経済産業局ほか） （出所：管内各労働局） （出所：日本銀行福岡支店 短観3月） （出所：日本銀行福岡支店 短観3月） （出所：国土交通省） （出所：西日本建設業保証㈱） (出所：㈱東京商工ﾘｻｰﾁ福岡支社） 注）生産及び雇用は前月比、業況は前期比、輸出、個人消費、設備投資、住宅建設、公共投資、倒産は前年同月（期）比で比較。

平 成 30 年 4 月 １2 日 九 州 経 済 産 業 局

概 況

九州の主要経済指標（30 年 2 月）

１．生産動向

2 月の鉱工業生産指数（季節調整済）は、108.7 で前月比+4.5％と 2 か月ぶりの増 加となった。

２．設備投資動向

30 年度の設備投資（計画）は、製造業は前年度比+16.0％、非製造業は同▲ 9.5％、全産業は同+4.5％と増加する見込み。

３．貿易動向

2 月の輸出額は、前年同月比+▲5.2％と 2 か月連続の減少。輸入額は同 +12.4％と 16 か月連続の増加となった。

４．消費動向

●百 貨 店 ・スーパー販 売 額 2 月の百貨店・スーパー販売額は 1,103 億円で前年同月比+0.8％と 2 か月ぶりの 増加となった。百貨店は 373 億円で同+0.0％と 2 か月ぶりの増加、ス－パ－は 730 億円で同+1.2％と 11 か月連続の増加となった。 ●コンビニエンス・ストア販 売 額 2 月のコンビニエンス・ストア販売額は 948 億円で、前年同月比+3.0％と 77 か月 連続の増加となった。店舗数は 6,069 店となった。 ●家 電 販 売 額 2 月の家電販売額は 236 億円で、前年同月比+5.4%と 8 か月連続の増加と なった。 ●乗 用 車 新 車 登 録 ・届 出 台 数 2 月の乗用車新車登録・届出台数は、軽自動車が前年を上回ったものの、普通 車、小型車が前年を下回り、乗用車全体では前年同月比▲1.4％と2か月ぶりの減 少となった。 ●旅 行 取 扱 額 2 月の九州の主要旅行業者 3 社の旅行取扱額は、国内旅行は前年同月比 ▲1.4％と 3 か月連続の減少、海外旅行は同+2.3％と 2 か月連続の増加。合計で は同▲0.5％と 2 か月ぶりの減少となった。 ●家 計 調 査 ※平 成 30 年 1 月 分 より一 か月 遅 れの更 新 となります。 1月の消費支出（二人以上の世帯）は313,637円で、前年同月比+19.7％と4 か月 連続の増加となった。可処分所得（勤労者世帯）は、同+0.8％で 2 か月ぶりの増加と なった。 ●賃 金 （現 金 給 与 総 額 ） ※取 りまとめ時 現 在 未 公 表 のため、平 成 29 年 12 月 分 12月の賃金（5人以上の事業所）は、全産業では前年同月比+1.9％と5か月連続 の増加、製造業は同+1.0％と 2 か月ぶりの増加となった。

５．住宅建設動向

2 月の新設住宅着工戸数は、分譲が増加したものの、持家、貸家が減少し、全 体で前年同月比▲5.5％と 3 か月連続の減少となった。

６．物価動向

2 月の消費者物価指数(九州)は、101.7 で前年同月比+1.4%と上昇（前月比横ば い）。国内企業物価指数は、100.3で前年同月比+2.5％と14 か月連続の上昇（前月 比 0.0％）。

７．雇用動向

2 月の有効求人倍率は前月比▲0.01 ポイントの 1.47 倍、新規求人倍率は同▲ 0.07 ポイントの 2.02 倍となった。

８．公共投資動向

2 月の公共工事請負金額は、前年と比較して国、県、市町村、独立行政法人等 が減少し、全体で前年同月比▲34.8％と 2 か月ぶりの減少となった。

９．企業倒産動向

2 月の倒産件数は前年同月比▲25.0％と 2 か月連続の減少、負債金額は同▲ 76.2％と 2 か月連続の減少となった。 ■生 産 動 向 【九 州 経 済 産 業 局 】 前月比 前年同月比 生産指数 108.7 4.5 ▲1.4 （参考）出荷指数 112.6 2.5 0.7 在庫指数 123.7 0.1 9.4 ■設 備 投 資 動 向【日 本 銀 行 福 岡 支 店 】（28 年 度 実 績 、29 年 度 計 画 ) 28 年度 29 年度 30 年度 全産業 ▲22.8 22.5 4.5 製造業 ▲34.9 26.0 16.0 非製造業 ▲5.2 18.6 ▲9.5 ■貿 易 動 向 【財 務 省 】 輸出通関額 5,158 億万円 ▲5.2 輸入通関額 4,641 億万円 12.4 ■百 貨 店 ・スーパー販 売 額 【九 州 経 済 産 業 局 】 合計 110,291 百万円 0.8 百貨店 37,321 百万円 0.0 スーパー 72,970 百万円 1.2 ■コンビニエンス・ストア販 売 額 【九 州 経 済 産 業 局 】 商品販売及びｻｰﾋﾞｽ売上高 94,770 百万円 3.0 店舗数 6,069 店 2.7 ■家 電 販 売 額 【九 州 経 済 産 業 局 】 販売額 23,560 百万円 5.4 ■乗 用 車 新 車 登 録 ・届 出 台 数 【福 岡 県 自 動 車 販 売 店 協 会 等 】 乗用車計 44,667 台 ▲1.4 普通車 13,277 台 ▲0.8 小型車 13,061 台 ▲4.7 軽自動車 18,329 台 0.6 ■旅 行 取 扱 額 【九 州 運 輸 局 】 国内旅行 7,211 百万円 ▲1.4 海外旅行 2,490 百万円 2.3 合計 9,701 百万円 ▲0.5 ■家 計 調 査 【総 務 省 】 （30 年 1 月 ） 消費支出 （二人以上の世帯） 313,637 円 （実質）19.7 可処分所得 （勤労者世帯） 343,372 円 （実質）0.8 平均消費性向（季調値、全国） 74.5％ 3.0 ■賃 金 【各 県 】 （29 年 12 月 ） 全産業 1.9 製造業 1.0 ■住 宅 建 設 動 向 【国 土 交 通 省 】 住宅着工計 7,123 戸 ▲5.5 持家 2,487 戸 ▲9.2 貸家 3,214 戸 ▲9.8 分譲住宅 1,382 戸 21.1 ■物 価 動 向 【日 本 銀 行 ・総 務 省 】 消費者物価指数（九州） 101.7 0.0 1.4 企業物価指数（全国） 100.3 0.0 2.5 ■雇 用 動 向 【九 州 各 労 働 局 】 有効求人倍率（季調値） 1.47 倍 ▲0.01 0.16 新規求人倍率（季調値） 2.02 倍 ▲0.07 0.15 ■公 共 投 資 動 向 ［工 事 請 負 ］【西 日 本 建 設 業 保 証 ㈱】 請負金額 703 億円 ▲34.8 ■企 業 倒 産 動 向 【㈱東 京 商 工 リサーチ福 岡 支 社 】 倒産件数 33 件 ▲25.0 負債金額 3,084 百万円 ▲76.2 （ 注 ） ・ 「1 ．生 産 動 向 」 の指 数 は季 調 値 、ただし前 年 比 は原 数 値 で比 較 。 ・ 「 4 .消 費 動 向 」中 、消 費 支 出 ・ 可 処 分 所 得 の前 年 比 は、算 出 にあたって消 費 者 物 価 指 数 （総 務 省 ） によ り実 質 化 。ま た、平 均 消 費 性 向 は前 年 差 で表 記 。

九

九

経

経

マ

マ

ン

ン

ス

ス

リ

リ

ー

ー

（

（

平

平

成

成

3

3

0

0

年

年

2

2

月

月

）

）

今月の管内経済動向： 九州地域の経済は、緩やかに改善している 生産は横ばい傾向。輸出は 2 か月連続のマイナス。個人消費は持ち直している。雇用情勢は改善している。国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要が ある。

- 1 -

九 経 サ マ リ －

― 最近の九州経済の動向について ―

※ 従前、「生産動向（鉱工業指数、主要業種生産指数、自動車生産動向、ＩＣ生産動向）」と「消費動向（百貨店・

スーパー販売動向、コンビニエンス・ストア販売動向、家電販売動向、（参考）景気ウォッチャー等）についてもサマリーにとり

まとめておりましたが、別途発表しております「九州地域の鉱工業動向」及び「九州百貨店・スーパー販売動向」と重複部

分がありましたため、平成 29 年 6 月（4 月分）から割愛させていただきました。

今後は上記発表資料をご参照ください。

１．設備投資動向

２．貿易動向

28年 29年 29年 29年 30年 1～3 4～6 7～9 10～12 11月 12月 1月 2月 輸出通関額（円） 九州 ▲ 5.1 21.0 23.9 27.4 20.6 13.7 12.9 3.4 ▲ 4.0 R ▲ 5.2 前年比：％ 全国 ▲ 7.4 11.8 8.5 10.5 15.1 13.0 16.2 9.4 12.3 R 1.8 輸入通関額（円） 九州 ▲ 21.4 18.2 17.8 25.0 18.3 12.6 5.7 13.1 R 2.2 P 12.4 前年比：％ 全国 ▲ 15.8 14.1 8.8 16.2 14.8 17.0 17.3 15.0 R 7.8 P 16.6 対ア ジ ア 輸出 ▲ 8.6 24.4 30.9 28.4 19.8 20.3 21.6 8.7 6.9 R ▲ 3.9 前年比：％ 輸入 ▲ 13.9 8.8 4.5 14.1 12.0 5.6 8.3 ▲ 0.2 R ▲ 9.3 P 35.6 108.84 112.16 113.60 111.06 111.01 112.95 112.92 112.97 110.77 107.82 41.61 54.15 54.94 53.37 49.56 58.57 57.76 62.44 R 64.58 P 68.24 為替レー ト （￥/＄） （期中平均） 原油輸入価格 （Ｃ Ｉ Ｆベース＄/Ｂ）

平成 30 年 4 月 12 日

九州経済産業局

28年度 29年度 30年度 29/上期 下期 30/上期 下期 （見込） 修正率 （計画） （見込） 修正率 （計画） （計画） 製造業 ▲ 34.9 26.0 ▲ 3.1 16.0 27.3 25.0 ▲ 5.7 26.6 7.2 非製造業 （除　電気・ガス） ▲ 5.2 18.6 0.9 ▲ 9.5 22.9 15.8 0.7 ▲ 3.6 ▲ 13.5 全産業 （除　電気・ガス） ▲ 22.8 22.5 ▲ 1.3 4.5 25.4 20.4 ▲ 2.8 13.8 ▲ 2.6 （参考）全国全産業 0.4 4.0 ▲ 0.4 ▲ 0.7 　　出所：日本銀行福岡支店　九州・沖縄「企業短期経済観測調査」3月 2月 全国 シェア 九州 ▲ 5.2% 8.0% 全国 + 1.8% -九州 + 12.4% 7.2% 全国 + 16.6% -九州 ▲ 60.6% -全国 ▲ 99.7% -輸　出 輸　入 ＋ 517億円 36か月連続の貿易黒字 貿易収支 5,158億円 2か月連続の減少 4,641億円 16か月連続の増加 6兆4,608億円 ＋ 26億円 2か月ぶりの貿易黒字 金　　額　 6兆4,633億円 前年同月比 15か月連続の増加 14か月連続の増加

- 2 -

▲40 ▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30 40 50 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 H27 H28 H29 H30 前 年 同 月 比（ ％） （ 億 円） 九州の輸出入通関額の推移（月別） 輸出額 輸入額 輸出前年同月比 輸入前年同月比 出所：財務省貿易統計より九州経済産業局作成 平成30年2月通関額 輸出 5,158億円（前年同月比▲5.2%） 輸入 4,641億円（前年同月比+12.4%） 輸出 金額（億円） 寄与度 258 + 32.7% 2か月ぶり +1.2% 223 + 10.7% 10か月連続 +0.4% 1,251 ▲ 6.1% 3か月連続 ▲1.5% 474 ▲ 22.5% 2か月連続 ▲2.5% 459 ▲ 6.4% 3か月連続 ▲0.6% 輸入 金額（億円） 寄与度 数量 962 + 13.5% 7か月連続 +2.8% 2,050千KL ▲ 5.8% 2か月連続 248 + 0.9% 4か月連続 +0.1% 4,852百MT ▲ 13.1% 2か月ぶり 減少 前年同月比 品　　目 EU（+13.5%）、中東（+12.4%）等が増加。アメリカ（▲9.4%）等が減少。 ゴムタイヤ及びチューブ 半導体等製造装置 台湾（+1251.0%）等が増加。韓国（▲9.2%）、中国（▲26.5%）等が減少。 増加 増加 船舶類 前年同月比 原油及び粗油 品　　目 前年同月比 主要国等の動き　※（　)内は前年同月比 香港（+128899.7%）が増加。ASEAN（▲29.9%）等が減少。 液化天然ガス EU（+8.0%）、台湾（+1.7%）等が増加。香港（▲15.2%）、韓国（▲22.1%）等が減少。 自動車 中国（+36.7%）、中東（+28.3%）等が増加。アメリカ（▲49.8%）、EU（▲3.6%）等が減少 半導体等電子部品 輸出 金額（億円） 寄与度 増加 541 + 22.0% 2か月連続 +1.8% 1,066 ▲ 6.1% 15か月ぶり ▲1.3% 減少 716 ▲ 7.2% 3か月連続 ▲1.0% 650 ▲ 30.5% 3か月連続 ▲5.2% 輸入 金額（億円） 寄与度 864 + 45.6% 2か月ぶり +6.6% 829 + 5.8% 3か月連続 +1.1% 779 + 41.3% 3か月ぶり +5.5% 520 + 9.7% 3か月連続 +1.1% 国　　別 韓国 アメリカ 増加 前年同月比 ＡＳＥＡＮ 中国 自動車（▲49.8%）、ゴムタイヤ及びチューブ（▲9.4%）、半導体等電子部品（▲ 24.0％）等が減少。 EU 国　　別 中東 オーストラリア 自動車（+63.0%）等が増加。半導体等製造装置（▲9.2%）、半導体等電子部品（▲ 22.1％）等が減少。 中国 自動車（+36.7%）等が増加。半導体等製造装置（▲26.5%）、半導体等電子部品（▲ 51.1%）等が減少。 半導体等電子部品（+8.0%）、ゴムタイヤ及びチューブ（+13.5％）等が増加。自動車 （▲3.6%）等が減少。 主要品目等の動き　※（　)内は前年同月比 前年同月比

- 3 -

３．消費動向

(1)

乗用車新車登録・届出台数動向

全体 普通 小型 軽 18,329台 + 0.6% 13,061台 13,277台 44,667台 ▲ 0.8% 2か月連続 140,303台 ▲ 2.6% 2か月連続 ▲ 1.4% 2か月ぶり 401,308台 ▲ 2.8% 5か月連続 2月 九州 全国 前年同月比 台数(台) 前年同月比 台数(台) + 1.8% 2か月連続 ▲ 4.7% 4か月連続 118,981台 ▲ 8.1% 5か月連続 142,024台 2か月連続 ▲40 ▲20 0 20 40 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 H27 H28 H29 H30

乗用車新車登録・届出台数の推移[月別]

九州前年同月比 全国前年同月比 前年同月比 (％) 出所：日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会 （軽自動車含む） 台

28年　

29年　

29年

29年

30年

1～3

4～6

7～9 10～12

11月

12月

1月

2月

▲ 2.6

8.8

11.2

21.2

5.4

▲ 1.2

▲ 1.3

▲ 1.5

0.5

▲ 1.4

普通乗用車

12.3

7.9

14.5

13.6

1.6

1.3

1.0

6.3

▲ 1.1

▲ 0.8

小型乗用車

▲ 1.2

7.4

21.5

11.5

1.6

▲ 5.5

▲ 8.3

▲ 7.5

▲ 7.9

▲ 4.7

軽自動車

▲ 12.4

10.5

2.2

36.6

11.5

0.3

3.2

▲ 2.5

7.7

0.6

▲ 1.6

5.8

7.8

13.2

4.1

▲ 1.5

▲ 2.6

▲ 0.8

▲ 1.1

▲ 2.8

普通乗用車

9.1

3.9

9.1

6.1

▲ 1.7

1.3

0.0

7.4

▲ 4.0

▲ 2.6

小型乗用車

▲ 2.0

6.5

18.2

10.2

4.6

▲ 7.8 ▲ 10.9

▲ 7.2

▲ 8.6

▲ 8.1

軽自動車

▲ 11.0

7.3

▲ 1.7

25.5

10.3

1.9

3.6

▲ 3.0

8.9

1.8

九州

全国

全体

全体

- 4 -

（2）旅行取扱額

出所：九州運輸局、国土交通省

(3）家計調査動向

※平成 30 年１月分より一か月遅れの更新となります。

(4) 賃 金 (現金給与総額)

※取りまとめ時現在未公表のため、平成 29 年 12 月分となっております。 （出所）総務省 家計調査報告 九州 全産業 製造業 57万2,183円 + 1.0% 2か月ぶり 17.9時間 ▲ 0.9% 7か月連続 現金給与総額 前年同月比 残業時間 前年同月比 49万7,625円 + 1.9% 5か月連続 11.9時間 + 6.8% 12か月連続 1月 実質/前年同月比 消費支出 九州 全国

1月

実質/前年同月比 実収入 九州 全国 可処分所得 九州 全国 + 1.1% 2か月ぶり 28万9,703円 + 2.0% 2か月ぶり 　　　　　　(二人以上の世帯）　　　　　　　　 31万3,637円 + 19.7% 4か月連続 (二人以上の世帯のうち勤労者世帯) 34万3,372円 + 0.8% 2か月ぶり 36万360円 ▲ 1.7% 8か月ぶり 44万2,129円 ▲ 1.5% 8か月ぶり 実質/前年同月比 名　　目 41万8,336円 名　　目 名　　目

28年

29年

29年

29年

30年

1～3

4～6

7～9 10～12

10月

11月

12月

1月

2月

国内旅行

▲ 4.0 ▲ 2.1 ▲ 6.9

12.4 ▲ 4.3 ▲ 5.0 ▲ 8.0

0.2 ▲ 6.8 ▲ 1.4 ▲ 1.4

海外旅行

▲ 11.1

2.7

0.9

5.5

2.2

2.7

8.4

1.6 ▲ 1.6

6.5

2.3

合計

▲ 5.7 ▲ 0.9 ▲ 5.3

10.7 ▲ 2.7 ▲ 3.2 ▲ 4.4

0.5 ▲ 5.6

0.1 ▲ 0.5

国内旅行

-

-

-

-

-

- ▲ 2.0

3.2 ▲ 2.3 ▲ 0.3

-海外旅行

-

-

-

-

-

-

8.4

9.1

4.4

8.3

-合計

-

-

-

-

-

-

1.5

5.2

0.1

3.0

-項目

旅 行

取扱高

前年比：％

九

　

州

全

　

国

28年 29年 29年 29年 30年 4～6 7～9 10～12 10月 11月 12月 1月 九州　全産業 1.3 0.7 0.6 0.5 1.1 0.1 0.3 2.0 -製造業 1.9 1.0 3.4 ▲ 0.6 ▲ 0.1 0.3 ▲ 2.6 1.8 全国 全産業 0.5 0.4 0.5 0.2 0.7 0.2 0.9 0.9 -製造業 0.6 1.3 1.5 1.1 1.7 1.0 1.1 2.2 -（出所）：九州各県、厚生労働省「毎月勤労統計調査」 毎月勤労統計 5人以上 5人以上

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4．住宅建設動向

総数 持家 貸家 分譲 総数 持家 貸家 分譲 1,382戸 + 21.1% 2,487戸 ▲ 9.2% 3,214戸 ▲ 9.8% ▲ 4.6% 2か月ぶり 9か月連続 69,071戸 ▲ 2.6% 3か月ぶり

全国

7,123戸 ▲ 5.5%

九州

2月

戸数（戸）

前年同月比（％）

19,023戸 + 3.4% 3か月連続 2か月ぶり 4か月連続 3か月ぶり 8か月連続 20,013戸 ▲ 6.1% 29,420戸 -30 -20 -10 0 10 20 30 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 H27 H28 H29 H30 前 年 同 月 比 ％ 戸 数 住宅着工戸数の推移（月別） 九州着工戸数 九州（前年同月比） 全国（前年同月比） 出所：国土交通省「建築着工統計調査」 28年 29年 29年 29年 30年 1～3 4～6 7～9 10～12 11月 12月 1月 2月 九州 8.9 1.7 0.7 1.3 7.3 ▲ 2.4 1.0 ▲ 3.2 ▲ 7.0 ▲ 5.5 全国 6.4 ▲ 0.3 3.2 1.1 ▲ 2.4 ▲ 2.5 ▲ 0.4 ▲ 2.1 ▲ 13.2 ▲ 2.6 持 家 九州 7.5 6.9 8.9 17.9 6.5 ▲ 2.6 2.7 ▲ 4.6 3.6 ▲ 9.2 全国 3.1 ▲ 2.7 ▲ 0.8 ▲ 0.5 ▲ 5.3 ▲ 3.9 ▲ 4.2 ▲ 2.5 0.1 ▲ 6.1 貸 家 九州 13.7 ▲ 3.4 0.9 ▲ 8.6 1.0 ▲ 5.7 ▲ 16.7 ▲ 2.9 ▲ 15.4 ▲ 9.8 全国 10.5 0.2 10.0 0.3 ▲ 3.6 ▲ 3.6 ▲ 2.9 ▲ 3.0 ▲ 10.8 ▲ 4.6 分 譲 住 宅 九州 ▲ 1.2 7.0 ▲ 13.5 8.1 27.3 9.1 80.9 ▲ 4.0 ▲ 2.0 21.1 全国 3.9 1.9 ▲ 2.0 4.7 3.7 0.8 8.7 ▲ 1.3 ▲ 27.5 3.4 項　目 新設住宅着工戸数 　　　前年比：％

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5．物価動向

出所：「消費者物価指数」総務省（平成 27 年基準）、「企業物価指数」日本銀行（平成 27 年基準）

６．雇用動向

九州

総合

全国

総合 101.7 + 0.0% 横ばい + 1.4% 17か月連続 消費者物価指数 101.3 + 1.5% 17か月連続 消費者物価指数 + 0.0% 横ばい 前月比 前月比 前年同月比 前年同月比

全国

国内企業物価指数 輸出物価指数（円ベース） 輸入物価指数（円ベース） 96.6 ▲ 0.1% 2か月連続 + 4.4% 14か月連続 100.3 + 2.5% 14か月連続 96.1 + 0.8% 14か月連続 0.0% 横ばい ▲ 1.1% 2か月連続 指数 前月比 前年同月比 福岡（1.58） 佐賀（1.28) 長崎（1.25） 大分（1.49） 熊本（1.63） 宮崎（1.49） 鹿児島（1.27） 九 州 （ 1.47） 全国(1.58) 0.70 0.80 0.90 1.00 1.10 1.20 1.30 1.40 1.50 1.60 1.70 1.80 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 H27 H28 H29 H30

(倍）

九州各県別 有効求人倍率

福岡県 佐賀 長崎 大分 熊本 宮崎 鹿児島 九州 全国 出所)厚生労働省、各労働局より当局算出

28年

29年

29年

29年

30年

項　目

4～6

7～9 10～12

10月

11月

12月

1月

2月

有効求人倍率

九州

1.22

1.39

1.38

1.41

1.46

1.44

1.46

1.47

1.48

1.47

全国

1.36

1.50

1.49

1.52

1.57

1.55

1.56

1.59

1.59

1.58

新規求人倍率

九州

1.78

2.01

2.01

2.02

2.10

2.08

2.11

2.11

2.09

2.02

全国

2.04

2.24

2.23

2.25

2.36

2.35

2.34

2.38

2.34

2.30

（注1）月次と求人倍率の四半期は季節調整済値による 出所：厚生労働省、各労働局、総務省資料より当局算出

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７．公共投資動向

８．企業倒産動向

国 独立行政法人 県 市町村 その他 九州 ▲ 42.2% ▲ 68.7% ▲ 36.2% ▲ 7.7% ▲ 65.8% 全国 ▲ 28.4% + 17.2% ▲ 21.3% ▲ 28.1% + 23.0% 2月 前年同月比 請負額 前年同月比 6,139億円 ▲ 20.2% 3か月連続 703億円 ▲ 34.8% 2か月ぶり

九州

全国

九州

全国

2月

前年同月比 30.8億円 ▲ 76.2% 2か月連続

倒産件数

負債総額

899.8億円 ▲ 22.3% 2か月連続 33件 ▲ 25.0% 2か月連続 617件 ▲ 10.3% 2か月ぶり

製造

卸・小売

建設

その他

15件 ▲ 11.8% 2か月連続 2か月ぶり

2月　　業種別

11件 ▲ 8.3% 6か月ぶり

倒産件数

前年同月比 1件 ▲ 80.0% 3か月ぶり 6件 ▲ 40.0% ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 60 0 10 20 30 40 50 60 70 80 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 H27 H28 H29 H30 （ 前 年 同 月 比 ％） ( 件） 倒産件数の推移（月別） 九州倒産件数 九州前年同月比 全国前年同月比 出所：㈱東京商工リサーチ 平成30年2月 件数 33件 前年同月比 ▲25.0% ▲40 ▲25 ▲10 5 20 35 50 65 80 95 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 H27 H28 H29 H30 前 年 同 月 比 ％ 億 円 公共工事保証実績の推移（月別） 請負金額合計 九州前年同月比 全国前年同月比 出所：西日本建設業保証㈱資料

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（参考）業況判断

（１）日本銀行「企業短期経済観測調査」

日銀短観（3 月調査）によると、九州・沖縄の業況判断 DI は、製造業 DI は+18（前回調査比▲1 ポイン

ト）、非製造業は+21（同▲1 ポイント）、全産業で+20（同▲1 ポイント）と悪化した。次回予測（6 月）の数値

は、製造業は+18(3 月比 0 ポイント)、非製造業は+17（同▲4 ポイント）、全産業で+17（同▲3 ポイント）と悪

化を予測。

（２）中小企業庁「中小企業景況調査」

中小企業景況調査（2018 年 1-3 月期）によると、九州・沖縄における中小企業の業況判断 DI（前期比季調値）は全

産業で▲11.4 と前期から+0.7 ポイントの上昇となった。

（出所）日本銀行福岡支店 九州・沖縄「企業短期経済観測調査」 （出所）中小企業庁「中小企業景況調査」 （注）網掛け部分は景気後退期 （注）網掛け部分は景気後退期 ▲ 50 ▲ 40 ▲ 30 ▲ 20 ▲ 10 0 10 20 30 H12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

業況判断ＤＩの推移

九州・沖縄 全国 業況判断DI 28年 29年 30年 （前期比季調値） 1－3月 4－6月 7－9月 10－12月 1－3月 4－6月 7－9月 10－12月 1－3月 全産業 九州・沖縄 ▲ 15.1 ▲ 18.8 ▲ 13.9 ▲ 15.2 ▲ 13.2 ▲ 9.7 ▲ 13.5 ▲ 12.1 ▲ 11.4 全国 ▲ 17.8 ▲ 19.3 ▲ 18.4 ▲ 18.5 ▲ 17.0 ▲ 14.3 ▲ 14.8 ▲ 14.4 ▲ 13.9 製造業 九州・沖縄 ▲ 14.8 ▲ 13.2 ▲ 10.1 ▲ 12.6 ▲ 12.1 ▲ 6.7 ▲ 11.6 ▲ 7.7 ▲ 11.3 全国 ▲ 16.0 ▲ 16.7 ▲ 15.9 ▲ 15.3 ▲ 13.0 ▲ 10.6 ▲ 11.2 ▲ 7.9 ▲ 10.1 非製造業 九州・沖縄 ▲ 15.2 ▲ 20.0 ▲ 15.2 ▲ 16.0 ▲ 13.8 ▲ 10.4 ▲ 14.1 ▲ 13.3 ▲ 11.4 全国 ▲ 18.4 ▲ 20.2 ▲ 19.2 ▲ 19.5 ▲ 18.4 ▲ 15.5 ▲ 15.9 ▲ 16.6 ▲ 15.3 （先行き） 28年 29年 30年 業況判断DI ３月 ６月 ９月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 全産業 九州・沖縄 14 5 11 14 19 20 22 21 20 17 全国 7 4 5 7 10 12 15 16 17 12 製造業 九州・沖縄 5 0 3 8 15 17 18 19 18 18 全国 1 0 1 4 8 11 15 19 18 15 非製造業 九州・沖縄 19 7 16 17 21 22 24 22 21 17 全国 11 8 7 9 11 13 14 14 15 11 ※調査対象企業見直しに伴い、27年3月調査以降は新ベースデータ。 ▲ 50.0 ▲ 45.0 ▲ 40.0 ▲ 35.0 ▲ 30.0 ▲ 25.0 ▲ 20.0 ▲ 15.0 ▲ 10.0 ▲ 5.0 0.0 H12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

中小企業の業況判断DI（前期比季調値）

九州・沖縄 全国 2018年1-3月期 九州 ▲11.4 （前期比 0.7） 全国 ▲13.9 （前期比 0.5）