生 体 情報 モ ニタ リ ング ユ ー ザ ー ズ ・ ガ イ ド お よ び サ ー ビ ス 情 報 ( 英 語 の み )
IntelliBridge
機 器 ド ラ イ バ
E D 2 0 2
( リ リ ー ス
A
)
D r ä g e r E v i t a X L
ベ ン チ レ ー タ 用
製品番号:4535 641 60921
*453564160921*
2 1
目次
1 概要
3使用の適応
3表記について
3製造者について
3使用について
4参考文書
42 外部機器の情報
5全般情報
5互換性
53
IntelliBridge
の接続
74 アラーム
95 外部機器の信号
11波形出力
11数値出力
12非数値出力
15外部機器のアラーム
156 設定可能な項目
21表示される数値の違い
227 Service Information
23Data communication
23Instruction for connection
231
1
概要
使用の適応
IntelliBridge EC10
モジュール(IntelliBridge EC5 ID
モジュールを併用)は、外部機器で 得られた生体情報パラメータのデータ、機器パラメータのデータ、およびアラームをIntelliVue
生体情報モニタに取り込むことが必要であると臨床医が判断した場合を使用の 適応としています。このデータは、モニタからさらに、生体情報モニタリング・ネット ワーク、セントラル・ステーション、カルテ・システム、電子医療記録(EMR
)、または 院内情報システム(HIS
)に転送できます。また、使用頻度の制限はないため、本モジュー ルは連続モニタリングに使用できます。 対象患者については、外部機器の説明書を参照してください。表記について
•
警告は、重大な結果や有害なイベントを引き起こしたり、安全が損なわれるおそれの ある状態または状況に注意を促します。警告に従わない場合は、ユーザーや患者が死 亡したり、重傷を負うおそれがあります。•
注意は、製品を安全で効果的に使用するために特に配慮が必要な状態または状況に注 意を促します。この内容に従わない場合は、ユーザーや患者が軽度または中程度のけ がをしたり、製品や他の設備が損傷してさらに重度のけがにつながるおそれがあります。•
ディスプレイという用語は、物理的な表示用ユニットを指しています。•
画面という用語は、パラメータ、アラーム、患者データなどモニタのディスプレイに 表示されるすべての情報を指しています。製造者について
Philips Medizin Systeme Boeblingen GmbH
Hewlett-Packard-Str. 2
71034 Boeblingen
Germany
当社の下記
Web
サイトをご覧ください。www.philips.com
1 概要 使用について 4
使用について
国や地域によっては、一部の機器が使用できない場合があります。詳細については、当社 担当営業までお問い合わせください。参考文書
本書に記載されている以外の情報については、生体情報モニタのユーザーズ・ガイドを参 照してください。2
2
外部機器の情報
全般情報
本書は、
IntelliBridge EC10
モジュールをIntelliVue
生体情報モニタ(IntelliBridge EC5 ID
モジュール使用)、生体情報モニタリング・ネットワーク、セントラル・ステーション、 カルテ・システム、電子医療記録(EMR
)、または院内情報システム(HIS
)と併用する 医療従事者を対象として書かれています。 生体情報のモニタリングを開始する前に、本書および生体情報モニタのユーザー・ドキュ メントに記載されている警告や注意を含むすべての説明を理解しておいてください。また、 外部機器に付属している取扱説明書をよく読んで、保管しておいてください。これらの取 扱説明書には重要な情報が含まれていますが、本書にはその内容は転載されていません。本書には、
Dräger Evita XL
ベンチレータからIntelliBridgeに転送できるデータに関する情報 が含まれています。これには、以下が含まれます。•
波形、数値、アラーム、INOP
、モードの一覧。•
トレンド表示やHL7
出力など、転送後の処理に使用できる数値。IntelliVue
インフォメーションセンタをお使いの場合は、HL7
パラメータ・データ・イン タ フェ ース 経由 で使 用で きる 数値 につ いて、『IntelliVue Information Center HL7
Parameter Data Interface Programmer's Guide
』も併せてご覧ください。警告 生体情報モニタで用いられる信号ラベルとアラーム・メッセージは、外部機器のものと異 なっている場合があります。生体情報モニタで用いられるラベル、信号の正式名称および アラーム・メッセージは、以降のページに記載されています。 生体情報モニタで用いられるアラーム優先度は、外部機器で使用されるものと異なってい る場合があります。
互換性
使用可能な機器
IntelliBridge
の機器ドライバは、Dräger RS 232 MEDIBUS
プロトコル定義のリビジョン・ レベル4.00
が使用可能なDräger Evita XL
麻酔器に対応しています(Dräger Medical
の英語 版取扱説明書90 39 576 - GA 5664.690en
を参照)。2 外部機器の情報 互換性
6
使用可能なホストモニタ
IntelliBridge
の機器ドライバは、IntelliBridge EC10
モジュールが使用可能なIntelliVue
生体 情報モニタ(リビジョンG.0
以降)に対応しています。3
3
IntelliBridge
の接続
外部機器を接続するには、以下の手順を行います。1. IntelliBridge EC5 ID
モジュールを、Dräger Evita XL
ベンチレータに接続します (「Instruction for connection
」(23
ページ)を参照)。正しいモジュール(Dräger Evita XL
)が使用されていることを確認します。
2.
付属のケーブル(または代替ケーブル:長さ10 m
以内、CAT5
以上、ストレート配 線)をIntelliBridge EC10
モジュールに接続します。3.
生体情報モニタ、生体情報モニタリング・ネットワーク、セントラル・ステーション、 カルテ・システム、電子医療記録、または院内情報システムの取扱説明書の説明に 従って、IntelliBridge
の設定を行います。接続された
IntelliBridge EC5
およびIntelliBridge EC10
1
Dräger Evita XL
ベンチレータ 2IntelliBridge EC5 ID
モジュール 3 付属ケーブル(または代替ケーブル:長さ10 m
以内、CAT5
以上、ストレート配線) 4IntelliBridge EC10
モジュール 5 生体情報モニタ 6IntelliVue
インフォメーションセンタ 7HL7
エクスポート 8 カルテ・システム 9 電子医療記録(EMR
) 10 院内情報システム 2 8 9 10 6 1 5 7 3 43 IntelliBridgeの接続
4
4アラーム
警告 外部機器からのアラーム、INOP
(テクニカル・アラーム)、数値の信号が生体情報モニ タへ送られる前に、遅延が生じることがあります。遅延時間は、機器の運用条件によって 変化します。このため、後に示す出力信号の表に特記されている場合を除いて、具体的な 遅延時間は掲載されていません。 お使いの生体情報モニタで使用しているアラームのカテゴリと、IntelliBridge
経由で接続 されている外部機器で、使用されるアラームのカテゴリが異なる場合があります。このよ うな場合には、外部機器からのアラームが表示される際に、生体情報モニタと外部機器の 間で緊急度が異なることがあります。 割り当てられているアラームと、各アラームの優先度を確認してください。 外部機器のすべてのアラームやINOP
がIntelliBridge
モジュール経由で受信できる訳では ありません。外部機器にさらに別の機器を接続した場合、その接続した機器からのアラー ムやINOP
はIntelliBridge
には転送されません。本書には、IntelliBridge
に対応しているア ラームとINOP
の一覧が掲載されています。4 アラーム
5
5外部機器の信号
IntelliBridge
経由で送信される外部機器の出力信号の一覧を下表に示します。•
使用するホストモニタの設定により、これらの信号を画面に表示できます。•
特に記載がない限り、信号の範囲、分解能、および有効性は、外部機器の仕様に従い ます。•
表示およびトレンドに使用できるように設定された出力信号は、IntelliVue
生体情報モ ニタで直接測定された信号と同様に、記録および計算に使用できます。•
下表には、トレンド表示機能およびHL7
出力機能への対応も示しています。ただし、 これらの機能は、IntelliVue
生体情報モニタおよびIntelliVue
インフォメーションセン タ(PIIC
)のリビジョンにも依存することに注意してください(IntelliVue
生体情報モ ニタ・リビジョンG.0
以降およびPIIC
リビジョンL.0
以降)。波形出力
IntelliVue
生体情報モニタでは、Dräger Evita XL
ベンチレータで出力設定可能なリアルタ イム波形のうち、最初の3
波形だけが受信できます。 ラベル パラメータの説明 単位 AWP 気道内圧 mbar AWF 吸気 / 呼気流量 l/min AWV 吸気開始時からの呼吸量 ml AWVexp 呼気換気量 ml CO2 呼気CO2 mmHg、kPa、%5 外部機器の信号 数値出力 12
数値出力
パラメータ
ラベル パラメータの説明 単位 トレンド 表示PIIC
HL7
出力 MnAwP 平均気道内圧 mbar
PIP 最高気道内圧 mbar
PEEP 終末呼気陽圧 mbar
iPEEP 内因性PEEP mbar
AWPmin 最小気道内圧 mbar
Pplat プラトー圧 mbar
RRaw 呼吸数 rpm
SpRR 自発呼吸数 rpm
RRasst 強制トリガ回数 rpm
TV 呼気一回換気量 ml
MINVOL 分時換気量 l/min
SpMV 自発分時換気量 l/min
TVPSV 圧支持換気一回換気量(VTASB) ml
TrpVol 換気不能量 ml
etCO2 呼気終末期CO2 %、kPa、 mmHg
VCO2 CO 2生産量 ml/min
Vd 死腔 ml
relVd 相対死腔 %
FiO2 吸気O2 %
Tairway 気道内ガス温度 °C、°F
TC 肺時定数 ms —
数値出力 5 外部機器の信号
計算
外部機器の設定
ラベル パラメータの説明 単位 トレンド 表示PIIC
HL7
出力 Poccl 閉塞圧 mbar
NgInsP 吸気陰圧 mbar
RSBI 頻浅呼吸指標 1/ (min*l)
COMP コンプライアンス ml/mbar
Raw 気道抵抗 mbar/l/s
ラベル 設定の説明 単位 トレンド 表示PIIC
HL7
出力 sFiO2 吸気酸素濃度の設定値 %
sPIF 最大吸気流量の設定値 l/min
sTVin 吸気一回換気量の設定値 ml
sInsTi 吸気時間(Ti)の設定値 sec
sIE 1: I:E比の設定値 なし
sRRaw 呼吸数の設定値 rpm
sPEEP PEEPの設定値 mbar
sSPEEP 間欠PEEPの設定値 mbar
sPlow APRV低圧設定値 mbar
sPHigh APRV高圧設定値 mbar
sTlow APRV低時間設定値 sec
sTHigh APRV高時間設定値 sec
sAADel 無呼吸アラーム遅延時間の設定値 sec —
sPSV 自発補助呼吸(ASB)の設定値 mbar
sPmax 最高気道内圧の設定値 mbar
sRRmax 頻呼吸回数の設定値 rpm
5 外部機器の信号 数値出力
14
sRisTi ASBランプ設定値 sec —
sFlas フローアシストの設定値 mbar/l/s
sVolas 補助換気量の設定値 mbar/l
sPaDel 切断時間の設定値 sec
sRRbak バックアップ呼吸数の設定値 rpm
sPIbak バックアップ吸気圧の設定値 mbar
sTVbak バックアップ一回換気量の設定値 ml
sPin 吸気圧の設定値 mbar
sTubeC 換気チューブ補正値 %
sTubeD 換気チューブ径 mm
sTimax 最大吸気時間(CPAP ASB)の設定値 sec
s%PIF 呼吸気相終了流量閾値の設定 %
ラベル 設定の説明 単位 トレンド
表示
PIIC
HL7
出力非数値出力 5 外部機器の信号
非数値出力
外部機器のアラーム
重大性
IntelliBridge
では、外部機器によって割り当てられたアラームの優先度に基づいて、対応す る優先度のアラームが出力されます。出力されるアラーム・レベルは、以下のとおりです。 生体情報モニタに表示されるアラーム優先度は、常に外部機器のアラーム優先度と同じか それ以上になります。 ベンチレータは生体情報モニタの近くに配置されるため、生体情報モニタでは、外部機器 とIntelliBridge
間の通信障害を示すアラーム音だけが鳴ります。IntelliVue
インフォメー ションセンタなどのリモート機器では、すべてのアラーム音が鳴ります。 ラベル 非数値出力の説明 範囲 トレンド 表示PIIC
HL7
出力 sVMode 換気モードの設定値 IPPV、SIMV、BIPAP、 MMV、CPAP、APRV、 APNEAVENT、ILVMASTER、 ILVSLAVE、STANDBY sVSupp 補助換気モードの設定値 ASSIST、ASB、PPS、空欄 sFlCtr フロー制御の設定 AUTOFLOW、空欄 sPtCat 患者タイプの設定値 Adult、Pedi、Neo sSilnc アラーム音オフの設定値 On、Off sNeblr ネブライザの設定値 On、Off sO2Cal 酸素校正の設定値 On、Off sO2Suc 酸素吸引の設定値 On、Off sFlCal 流量校正の設定値 On、Off CO2Cal CO2校正、ゼロ調整、または チェックの設定値 On、Off 生体情報アラームINOP
(テクニカル・アラーム) ***RED ALARM !!!RED INOP**YELLOW ALARM !!YELLOW INOP
5 外部機器の信号 外部機器のアラーム
16
遅延
• IntelliBridge
では、Dräger Evita XL
ベンチレータのデータとアラームを連続してチェッ クします。このチェックでは、アラームが生体情報モニタに転送されるまで約8
秒か かります。•
さらに、ベンチレータから到着したアラームが生体情報モニタの画面に表示されるま でに、モニタ内で最大8
秒の遅延があります。 この遅延は、外部機器でアラームが検出されて処理されるまでの遅延時間に追加されます。生体情報アラーム
生体情報モニタに表示されるアラーム・ メッセージ 状態 アラーム・メッセージ アラームの 優先順位 AWP HIGH ***赤 気道内圧が上限設定値を上回っている。 AWP LOW ***赤 リークまたは接続外れ。PEEP HIGH ***赤 PEEPが上限設定値を上回っている。
APNEA ***赤 患者の吸気 / 呼気の呼吸活動が不十分。 MINVOL LOW ***赤 分時換気量が下限設定値を下回っている。 MINVOL HIGH ***赤 分時換気量が上限設定値を上回っている。 RRaw HIGH ***赤 呼吸数が上限設定値を上回っている。 TV HIGH *** 赤 一回換気量が上限設定値を上回っている。 **黄 VENT ASB > 4s ***赤 自発補助呼吸が4秒以上続いた。 VENT ASB > 1.5s **黄 自発補助呼吸が1.5秒以上続いた。 etCO2 LOW ***赤 呼気終末期CO2が下限設定値を下回っている。 etCO2 High ***赤 呼気終末期CO2が上限設定値を上回っている。 TV NOT CONSTANT **黄 換気量が不定。
外部機器のアラーム 5 外部機器の信号
INOP
(テクニカル・アラーム)
生体情報モニタに表示されるアラーム・ メッセージ 状態 アラーム・メッセージ1 アラームの 優先順位 Vent CHK CONFIG 水色 エラーのために、通信を確立できなかった。 Vent CHK SETUP 水色 タイムアウトのために、通信を確立できなかった。 Vent CHK DEV !!!赤NeoFlow
モニタリングの不具合、またはセンサ・ リードが接続されていない。 換気量測定INOP。 データ消失。 呼吸器同期INOP。 Vent CHK DEV !!黄 機器をチェック。 マルチ・ファンクション・ボードのエラー。VENT AIR SUPPLY !!!
赤 空気供給をチェック。 水色 Vent BATTERY !!!赤 バッテリの残量低下または動作不良。 !!黄 バッテリ残量が2分未満。 水色 バッテリの残量低下または動作不良。 バッテリによる電源供給。
Vent STANDBY !!!赤 Evitaがスタンバイモード。
CHK GAS MIXER !!!赤 ガス・ミキサーINOP(アラーム)。
VENT O2 SUPPLY !!!
赤 O2 供給低下。
水色 O2 供給の確認を推奨。
VENT FAILURE !!!赤 呼吸器(Evita)の障害。
CHK FLOW SENSOR !!!赤 フロー・センサをチェック。 CHK FLOW SENSOR 新生児用フロー・センサがYピースに接続されていない。 CHK FLOW SENSOR 水色 新生児用フロー・センサがYピースに接続されていない。 BACK-UP VENT. !!!赤 ボリューム・コントロール換気中に新生児用フロー・ センサを使用できない場合のセーフティ・モード (新生児モードのみ)。 VENT CHK TUBE !!!赤 チューブの詰まり。
5 外部機器の信号 外部機器のアラーム
18
CHK EXP.VALVE !!!赤 呼気バルブをチェック。
CHK PEEP VALVE !!!赤 PEEPバルブINOP。
FIO2 HIGH !!!赤 酸素濃度が上限設定値を上回っている。
FIO2 LOW !!!赤 酸素濃度が下限設定値を下回っている。
VENT CHK PRESS. !!!赤 圧測定INOP。
VENT CYCLE FAIL !!!赤 呼吸サイクル不良(吸気なし)。
VENT CHECK CO2 !!!赤
CO2機器のエラー。
CO2センサ外れまたはエラー。
CO2ゼロ校正要求。
CO2センサをクリーニング(ウィンドウの詰まり)。
VENT CHECK O2 !!!赤 吸気O2測定INOP。
Tairwy HIGH !!!赤 気道温度が上限設定値を上回っている。
CHK AIRWAY TEMP !!!赤 気道温度測定INOP。
VENT CHECK FAN !!!
赤
ファンの障害。 水色
APNEA VENTILAT. !!黄 無呼吸換気中。
AMB PRESS SENSOR !!黄 大気開放の可能性。
NO NEBULISATION !!黄 ネブライザの中断。 AIR PRESS.HIGH !! 黄 空気供給が上限設定値を上回っている。 水色 O2 PRESS.HIGH !! 黄 O2供給圧上昇。 水色
VENT HOLD ABORT 水色 呼気状態継続の中断。 吸気状態継続の中断。
VENT ASB > sTimax 水色 ASB時の吸気時間がTinspの設定値を上回っている (新生児モードのみ)。
VENT PPS > 1.5s 水色 CPAP / PPSモード時の吸気時間が1.5秒を上回っている。
APNEA ALARM OFF 水色 無呼吸アラームがオフ。
生体情報モニタに表示されるアラーム・
メッセージ 状態
アラーム・メッセージ1 アラームの 優先順位
外部機器のアラーム 5 外部機器の信号
1 外部機器からの異なるアラーム・メッセージが、生体情報モニタでは同一のアラーム・
メッセージとして出力される場合があります。
TV HIGH ALARM OFF 水色 一回換気量アラーム上限値がオフ。
MV LOW ALARM OFF 水色 分時換気量アラーム下限値がオフ。
O2 MONITORING OFF 水色 O2モニタリングが無効。 NEBULIZER ON 水色 ネブライザがアクティブ。 Vent CHK DEVICE 水色 スレーブ機器の換気数を確認。 リモート・パッドのエラー。 マルチ・ファンクション・ボードのエラー。
NeoFlow
モニタリングの不具合、またはセンサ・ リードが接続されていない。VENT EXTERNAL FLOW 水色 外部からの呼吸フローを検出。
VENT LEAKAGE 水色 換気回路からのリーク。 Vent ALARM !!!赤 汎用アラーム(実際には特定されていないアラーム)。 !!黄 水色 生体情報モニタに表示されるアラーム・ メッセージ 状態 アラーム・メッセージ1 アラームの 優先順位
5 外部機器の信号 外部機器のアラーム
6
6設定可能な項目
下表の項目名は、モニタの関連する設定画面のメニュー・ラベルに対応しています。 設定モードおよびモニタ・モードの列は、各設定を使用/
表示できる動作モードを示して います。両方の列にチェックマーク(
)がある場合、その設定は両方のモードで使用で きます。どちらか一方の列のみにチェックマークがある場合、その設定は該当するモード でのみ使用できます。 設定モードで設定した内容は、自動的にIntelliBridge EC10
モジュールに保存されます。 モニタ・モードで選択する内容は、永続的には保存できません。 項目名 設定モード モニタ・モード メニュー・ラベル 初期設定 外部アラーム
外部アラーム 受信 初期カラー
初期カラー 白 フロー・カラー(気道)
AWFカラー 水色 ボ リ ュ ー ム・カ ラ ー (気道)
AWVカラー 緑 圧カラー(気道)
AWPカラー 紫 ボ リ ュ ー ム・カ ラ ー (呼気気道)
AWVexpカラー 緑 フロー・スケール (気道)
AWFスケール 150 l/min ボリューム・スケール (気道)
AWVスケール 1000 ml 圧スケール(気道)
AWPスケール 40 mbar ボリューム・スケール (呼気気道)
AWVexpスケール 1000 ml6 設定可能な項目 表示される数値の違い 22
表示される数値の違い
生体情報モニタに表示される数値と、外部機器に表示される数値が一致しない場合があり ます。このような現象が見られたときには、下記のような理由が考えられます。CO
2カラー
CO2 カラー 黄CO
2波形スケール
CO2スケール 40 mmHg、5%、5kPaCO
2単位
CO2単位 自動 項目名 設定モード モニタ・モード メニュー・ラベル 初期設定 状況 考えられる理由 生体情報モニタ内で処理さ れ た 測 定 値 ま た は 計 算 値 と、外部機器から受信した 数値が一致しない。 生体情報モニタで計算される数値の一部は、外部機器から も送信されます。これらは直接的・間接的に他の計算やユー ザからの入力(身長、体重など)に依存する数値なので、生体 情報モニタと外部機器で異なった条件が与えられている と、同じ数値でも多少異なった値になることがあります。 生 体 情 報 モ ニ タ の デ ー タ ベース内で、関連する数値 の間に矛盾がある。 元の測定値が生体情報モニタでトレンド表示されていて も、外部機器からも生体情報測定値が送信される場合があ るため、 2つの数値の計算や関係が誤っているように見える ことがあります。 生体情報モニタで、不定期 の測定値が空白になる。 生体情報モニタでは、接続が切断された(例えばモニタが オフになった)場合や、標準画面、トレンド、記録、また は計算で新しい数値を選択した場合に、不定期の測定値が すべて空白になります。通信が復活した後、外部機器で次 の測定が実行されるまで、空白のままになります。7
7
Service Information
This service information describes the connection of the IntelliBridge to the Dräger Evita XL
ventilator.
Data communication
The IntelliBridge EC10 module supports RS232 serial data communication with the
following specifications for connection with the external device:
N O T E
RS232 parameters must be set and verified according to the Dräger Evita XL ventilator service
manual by authorized personnel.
Instruction for connection
Connect the IntelliBridge EC5 D-Sub 9-pin male connector to one of the three RS232
connectors of the Dräger Evita XL ventilator as shown in the photo below. Make sure to
tighten the screws of the connector properly.
IntelliBridge EC5 connection to RS232 ports
• Baud rate:
19200• Stop bits:
1
• Word length:
8 bits• Parity:
Even
1
Dräger Evita XL ventilator - RS232 (COM) port
1
7 Service Information References
24