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健康教育に関するデータの効果的な活用方法 : ライフスタイル自己点検

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Academic year: 2021

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健康教育部分科会報告

健康教育に関するデータの効果的な活用方法 ~ライフスタイル自己点検~

養護教諭 山田由美子 1 健康教育部の取り組みの概要 全生徒を対象としたアンケート調査,ライフスタイル自己点検では,生活習慣,メディア接触,学校・ 家庭の状況,イライラ・自尊感情についての 13 項目で記名による質問紙式を使用している。しかし, 結果を十分にいかしていないといった課題がある。そこで,ライフスタイル自己点検の効果的な活用 方法をテーマに,他校との情報交換をふまえた研究協議会を実施したので報告する。 2 研究協議会(発表・研究協議会 11:10 ~ 12:00) 参会者は,中学校保健体育教師 3 名,養護教諭 4 名の計 7 名である。 平成 27 年度のライフルタイル自己点検結果を報告するとともに,意見交換を行った。以下は,協 議内容の一部である。 「質問」として,「小規模校の場合のデータの取り扱いについて,データの統計は出すけれど,それ で何が言えるのかが悩みである」が,あがった。 対して,谷中先生は,「知りたいものは何なのか,が大切である。人数が少ないと一人の影響が大 きい。データ数を明確にし,そういうものとしてみる。または,外れの値を除いて考えてみる。個別 を取り出してみるのも良い」 との回答である。 3 ミニ講演(12:00 ~ 12:40) 共同研究者である鳥取大学地域学部 谷中久和先生によるミニ講演を実施した。演題は 「イチから 学ぶデータ分析」 である。内容は,さまざまな調査・研究の手法,質的研究と量的研究,横断研究と 縦断研究,分析と統計の基本等についてである。 4 参会者の感想 縦断的なグラフを作り比較してみると,また新しい発見があり,やってみたいと思った,データ解 析について考える機会となった,等である。 5 今後の展望と課題 ライフスタイル自己点検は,身体的・社会的・心理的な側面に加え,生活習慣などの情報を収集し, 生徒の心身の健康や発達状態を簡易に査定することが可能である。今後も,効果的な活用方法を研究 し,生徒が健康的な学校生活が送れるよう支援していきたいと考える。なお,詳細は学会にて報告予 定である。 129

鳥取大学附属中学校研究紀要 Bulletin of the Tottori University Junior High School, No. 49, March 1, 2018 鳥取大学附属中学校研究紀要 , No. 49, pp. 129. March 1, 2018

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