• 検索結果がありません。

韓国:政権交代とエネルギー政策 ~需給、国営石油企業の対外投資~

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "韓国:政権交代とエネルギー政策 ~需給、国営石油企業の対外投資~"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

– 1 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含ま れるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの 投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責 任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 更新日:2017/5/30 調査部:竹原 美佳

韓国:政権交代とエネルギー政策 ~需給、国営石油企業の対外投資~

 近年、韓国のエネルギー政策は大統領が変わる毎に大きく変動してきた。2017 年5 月に就任したム ンジェイン大統領は環境問題(大気汚染改善)を重視しており、2029 年までの中長期電力需給計画 (石炭火力増設)が見直され、ガスへのシフトが進み、LNG の輸入が増加する可能性がある。  石油・天然ガス国外探鉱開発投資については国営石油会社(KNOC)の負債圧縮および資産整理、 民間投資奨励路線が続く模様。

 KNOC は同国の久々の大型 M&A 案件である GS Energy の ADCO 権益取得においてテクニカル サポートを行い、財務が改善した場合 GS から権益の一部を取得するオプションを有している。また KNOC は 2016 年にクルド地域ならびにカザフスタン上流からの撤退を進めており、2017 年以降カ ナダ Harvest Energy Trust、英 Dana Petroleum 関連資産の売却を進める可能性がある。

1.エネルギー政策の変化 (1)エネルギー需給 ~石炭からガスへのシフトが進み LNG 輸入増加の可能性~ 2016 年 12 月の朴槿恵大統領に対する弾劾訴追案の国会可決を受け、17 年 12 月に予定されていた 大統領選挙は 5 月 9 日に前倒しとなり、最大野党の「共に民主党」ムンジェイン(文在寅)氏が翌 10 日に 大統領に就任した。 近年、韓国のエネルギー政策は大統領が変わる毎に大きく変動してきた。今回ムン大統領はまず大 気汚染問題改善に注力する模様である。ムン大統領は選挙期間中に煤塵排出を 30%抑制する、そのた めに石炭火力発電所の建設計画の見直しや老朽化したディーゼル車を削減することなどを表明してい た。そして就任から 5 日後には老朽化(運転期間が 30 年を超えた)した石炭火力発電所 10 基について 6 月から運転を停止することを決めたi 韓国では現在 59 基の石炭火力プラントが運転中で、同国の発電電力量の 40%を占めている。運転を 停止する 10 基は同国の発電設備容量の 3.1%に満たず、運転停止による 6 月からの電力供給に支障は ないとされる。しかし今回の決定はムン大統領の大気汚染改善に向けた強い意志の表れであり、石炭火 力発電新増設計画が見直され、石炭からガスへのシフトが進み、LNG の輸入が増加する可能性も考え

(2)

– 2 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含ま れるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの 投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責 任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 られる(2015 年 7 月に発表された 2029 年までの第 7 次長期電力需給計画によると石炭火力発電設備は 2014 年から 2020 年にかけて 1,136 万 kW、さらに 2020 年から 2029 年までに 638 万 kW、合計 1,774 万 kW 能力が増強される計画<図 1>であった)。 原子力, 22% 輸入炭, 27% 無煙炭, 1% ガス(LNG), 29% 石油, 4% 水力, 5% 再生可能, 7% CHP, 5% 2014年(計9,322万kW) 原子力 23% 輸入炭 26% 無煙炭 0% ガス(LNG) 21% 石油 1% 水力 3% 再生可能 20% CHP 6% 2029年(計1億6387万kW) 図 1:韓国の第 7 次長期電力需給基本計画に基づく発電設備容量対比(2014 年・2029 年) 出所:JOGMEC 平成 27 年度海外炭開発支援事業 海外炭開発高度化調査「韓国、台湾及び東南アジア諸国の一般炭需 要動向と輸入動向調査」(平成28 年 2 月)p201 表 5.1.11 韓国の電力需要見通しと電力供給計画(第 7 次計画)に 基づき作成 (2)国外石油・天然ガス探鉱開発 ~国営石油会社は負債圧縮・資産整理、民間投資奨励路線継続の 模様~ 選挙期間中にムン大統領を含む候補者はエネルギー対外投資について見解を示さなかった。北朝 鮮の脅威を踏まえ防衛に重点が置かれたこと、国営石油会社 2 社(KNOC・KOGAS)が高油価時の対外 投資により重い債務負担を抱えており余裕が無いことが主な理由である。 イ・ミョンバク(李明博)政権(任期 2008 年 2 月~2013 年 2 月)はエネルギー自給率向上を最優先し、 KNOC や KOGAS などの国営石油・ガス企業の対外投資を奨励した。国外石油・天然ガス探鉱開発を強 化する方針を打ち出し、その中核を担う KNOC の規模拡大や油ガス自給率の引き上げを進めてきた。 MOTIE 前身の知識経済部(MKE)は 2012 年 2 月の非常経済対策会議で「資源開発の成果と今後の推 進計画」を発表し、自主開発比率を 2020 年までに 35%以上に拡大する方針を打ち出した。KNOC の大型

(3)

– 3 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含ま れるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの 投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責 任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 化戦略、短期間での規模の競争力確保、探鉱鉱区買収から生産鉱区買収や M&A への切り替え、中東 やアフリカなどの未進出地域への資源外交推進などにより石油ガスの自主開発比率は 2007 年の 4.2%か ら 2012 年に 13.8%に達した。2008 年から 2011 年の 4 年間に確保した自主開発量(34 万 bbl)は 2007 年 以前の 3 倍に増加した。しかし高油価の際に行った資産買収により国営石油・ガス企業の負債比率が上 昇する結果となった。 2013 年 8 月、パク・クネ(朴槿恵)政権(2013 年 2 月~2017 年 3 月)は国外石油・天然ガス探鉱開発方 針を転換した。KOGAS や KNOC などの海外資源開発企業がイ前政権の 5 年間に大規模な海外資産買 収を推進した結果、ExxonMobilやBPなどに比べ負債比率が過大に膨らんだと指摘、MOTIEを通じて資 産整理・売却を含む海外資源開発政策見直しの方針を国会に提出した。また今後資源開発は民間を中 心に推進する、その支援策として開発リスクを一定程度負担する融資制度の強化を打ち出した。しかし 他の企業も経済減速や 2014 年下期以降の低油価により国外投資にあまり積極的ではなかった。2016 年 5 月の GS Energy の ADCO 権益 3%取得が久々の大型案件である。 ①GS Energy の ADCO 権益取得

2015 年 5 月、GS Energy Corporation は ADNOC と ADCO 権益取得で合意した。権益比率は 3%で、 契約期間は 2015 年 1 月から 40 年間、サインボーナスは 6.76 億ドルとされる。KNOC は GS Energy Corporation のテクニカルサポートを実施することになっている。また、今後 5 年以内に財務状況が改善 した場合 GS Energy Corporation から同社保有権益の 30%を取得するオプションを有している。 ②国営石油会社 2 社の損失・負債 KNOC の 2016 年売上は原油価格の低迷により前年比 29%減の 2 兆 940 億ウォン(21 億ドル)である。 純損失は 9,641 億ウォン(9.6 億ドル)で前年の純損失 4 兆 5003 億ウォン(40 億ドル)に比べ改善した。し かし負債比率は 2015 年の 82%から 84%に増え、資産・負債比率(Debt to Equity Ratio)は 2015 年の 453% から 529%と大幅に増加している。

KOGAS の 2016 年売上はガス販売価格の低下により前年比 19%減の 21 兆 1081 億ウォン(182 億ドル)。 純損失はイラクのアッカス・ガス田(3,335 億ウォン)、豪州グラッドストーン LNG(4,204 億ウォン)などのプ ロジェクトの減損損失を計上したことにより 2015 年の純利益 3,192 億ウォン(5.8 億ドル)から 6,736 億ウォ ン(5.8億ドル)の赤字に転落した。負債比率は2015年と変わらず76%で、資産・負債比率(Debt to Equity

(4)

– 4 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含ま れるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの 投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責 任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 Ratio)は 2015 年の 321%から 325%に微増している。 表 1:KNOC・KOGAS の損失・負債 KNOC 百万ドル 2014年 2015年 2016年 売上 4,138 3,034 2,095 純利益 -1,424 -3,977 -964 負債比率(%) 69% 82% 84%

Debt to Equity Ratio(%) 221% 453% 529%

KOGAS 百万ドル

2014年 2015年 2016年 売上 35,404 23,087 18,194

純利益 396 283 -581

負債比率(%) 79% 76% 76%

Debt to Equity Ratio(%) 381% 321% 325%

各社年報に基づき作成

③KNOC の主な対外進出国と資産整理

KNOC は国内で原油生産は行っておらず、国外で約 23 万 b/d を生産している。2009 年 2 月にコロン ビア Ecopetrol と折半で米 Offshore International Group Inc. (OIG)を 9 億ドルで買収し、傘下の E&P 企業 Petro-Tech Peruana を取得した。同年10 月にはカナダ Harvest Energy Trust を 40.7 億カナダドル(39.5 億ドル)、翌2010 年8 月に英Dana Petroleum を 24 億£(37 億ドル)で買収(2011 年1 月買収完了)した。 これらの買収により自国を除くアジア(ベトナム、カザフスタン、ウズベキスタン)、米州(カナダ、ペルー、 米国、ベネズエラ)、アフリカ(リビア、ナイジェリア)、欧州(英国)、中東(イラク、イエメン、UAE)における 上流権益を保有している(図 3)。

(5)

– 5 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含ま れるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの 投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責 任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 出所:KNOC 図 2:KNOC の主な進出国  イラク・クルド地域:Sangaw South 鉱区からの撤退 2008 年 9 月、KNOC はクルド自治政府(KRG)との間で油田開発・社会資本(SOC)連携事業の最終契 約に調印、計8鉱区の開発を進めるとともに21億ドル規模のインフラ整備事業に合意。2014年にSangaw South の権益を 60%に倍増、2016 年までに 2.04 億ドルを投じ 3 坑を掘削した。同社はクルド地域を主要 生産地域と位置付けたが、探鉱の結果が思わしくなく鉱区を次々と放棄した。2016 年 9 月、最後に保有 していたオペレーター鉱区Sangaw South(PS契約、KNOC60%、オペレーター)から撤退し、同社のクルド 地域保有鉱区はノンオペの Hawer 鉱区(PS 契約、KNOC15%、オペレーターOryx)のみとなった。Hawer 油田はプラトー4 万 b/d と期待されたが現在の生産量は 2016 年 12 月現在 3,000b/d にとどまっている。

(6)

– 6 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含ま れるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの 投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責 任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 図 3:KNOC のクルド地域保有・撤退鉱区 出所:KNOC  カザフスタンカスピ海 Zhambyl Block 2008年5月、韓国首相の中央アジア歴訪の際KNOCはSK、LGI、三星などの韓国連合によりZhambyl Block(KNOC9.45%、オペレーターKMG)27%を取得したが、2016 年8 月に撤退した。KNOC はカザフスタ ンでなお複数の生産中鉱区(Ada、KNOC Caspian、Altius)を保有しており、1.57 万 b/d を生産。

 Dana Petroleum や Harvest Energy Trust 関連資産売却の可能性

2016 年に KNOC が 2009 年から 10 年にかけて取得した Harvest Energy Trust や Dana Petroleum 関 連資産の売却を進める可能性があると報じられたが、低油価により M&A 市場が軟化しており売却は進ま なかった模様である。2017 年以降も財務改善努力は続いており資産売却の可能性がある。 ④その他企業の対外投資の動き  イラン入札への参加(KOGAS/Posco-Daewoo:検討中) 2017 年 2 月、KOGAS と Posco-Daewoo は海外資源開発事業と技術分野の相互協力に関する覚書 (MoU)に署名した。イランが計画している巨大油ガス田の国際入札に共同で応札する考えがあるものと 見られるii

(7)

– 7 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含ま れるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの 投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責 任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。  バングラデッシュガス鉱区(Posco-Daewoo:契約締結) 2016 年 12 月、Posco-Daewoo はバングラデッシュ国営 Petrobangla と深海 DS-12 鉱区の PS 契約を締 結した。同社はバングラデッシュの他ミャンマー、ベトナム、ナイジェリア、カザフスタン、ペルー陸上で 権益を保有している。 2.韓国のエネルギー基礎情報 (1)エネルギー消費 韓国のエネルギー消費(2015 年)は石油換算 2.8 億トンで化石燃料が 86%(石油 41%、石炭 31%、天然 ガス 14%)を占める。 石炭 31% 石油 41% 天然ガス 14% 原子力 13% 水力 0% その他再生可 能 1% 石炭 石油 天然ガス 原子力 水力 その他再生可能 出所:BP 統計 (2)石油消費・輸出入 2016 年の石油消費量は 252 万 b/d で、全量輸入している。原油輸入量は 295 万 b/d である。地域別 に見ると中東からの輸入比率が 86%と高く、残りはアジアが 7%、南米が 5%、アフリカが 3%である。 軽油、ガソリン、ジェット燃料などの石油製品の一部は輸出に回っている。2016 年は石油製品の輸出 の伸びが 15 年の 6%から 2%に鈍化した。石油製品の輸出から輸入を除いた純輸出量は前年比 10%(4.5 万 b/d)減の 42 万 b/d であった。中国の石油製品市場の成長鈍化と精製能力の過剰、独立系精製企業

(8)

– 8 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含ま れるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの 投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責 任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 (ティーポット)の輸出拡大などに伴い、メインターゲットを中国からベトナムなどその他のアジア諸国に シフトすることを余儀なくされている模様であるiii サウジアラビア 30.1% クウェイト 14.8% イラン 10.4% カタール 8.2% UAE 8.1% オマーン 1.5% インドネ シア 0.6% ブルネイ 0.3% アンゴラ 0.3% マレーシア 0.1% ナイジェリア 0.1% その他 25.5% 図 4:国別原油輸入(2016 年) 出所:KNOC 335 465 420 2,251 2,346 2,518 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 2014 2015 2016 石油製品純輸出 石油消費 千b/d 図 5:韓国の石油消費と石油製品純輸出(2014~2016 年) 出所:KNOC (3)天然ガス消費・輸出入 IEA によると 2015 年の天然ガス消費は 43.5BCM で、国内生産量は 0.2BCM、ほぼ全量を LNG の形で 輸入している。天然ガス生産者協会(GIIGNL)によると同国の 2016 年の LNG 輸入量は 3419 万トンで、

(9)

– 9 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含ま れるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの 投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責 任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 カタールからの長期契約による輸入がもっとも多く 35%を占め、豪州、インドネシア、オマーン、マレーシ アと続く。4 年以内の短期・スポット契約は輸入の 14%を占める。 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 55.0 2010 2011 2012 2013 2014 2015 輸入 生産 BCM 図 6:韓国の天然ガス生産・輸入(2010~2015 年) IEA に基づき作成 カタール 35% 豪州 15% インドネシア 13% オマーン 12% マレーシア 11% ロシア 6% ブルネイ 4% ナイジェリア 2% その他 2% 図 7:韓国の国別 LNG 輸入(2016 年) GIIGNL に基づき作成 i Korea Times 2017/5/16

ii東西貿易通信社East & Report 2017/2/23 iii 東西貿易通信社 East & Report 2017/3/30

参照

関連したドキュメント

盧大統領は学生や労働者の激しい示威活動に対して このままでは大統領職を 続けていけないという危機感を感じる という弱音を漏らした ( 月 日)

新中国建国から1 9 9 0年代中期までの中国全体での僑

South African Foundation[1996]Growth for All: An Economic Strategy for South Africa, Johan- nesburg: South African Foundation. South African Institute of Race

2012 年までに経済強国建設を進め「強盛大国の大門を開く」という新たな目 標が示された [崔泰福 2007 ] 。朝鮮経済再建の動きは

 商法では会社形態として合名会社 (同法第 3 編第 2 章) ,合資会社 (同第 3 章) ,株式会社 (同第 4 章) ,有限会社 (同第 5

 過去の民主党系の政権と比較すれば,アルタンホヤグ政権は国民からの支持も

By analyzing the discussions on North Korea by the foreign policy experts in the Biden camp, and influential thinktanks such as the Center for a New American Security, this

授権により上場企業の国有法人株主となった企業は,国有資産管理局部門と