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Microsoft PowerPoint - 第3講(並木).pptx

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Academic year: 2021

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(1)

アシスタントの月次業務Ⅱ

~資産計上と修繕費の判定~

実務力養成講座

並木惇平税理士事務所 税理士 並木 惇平

ビズアップ総研 e-JINZAI 講義録

(2)

固定資産

【有形固定資産の分類】

1.固定資産の取得

建 物 事務所・工場・社宅等 建物附属設備 建物に付属する電気設備・給排水設備・冷暖房設備等 構 築 物 土地の上に定着する建物以外の工作物 機 械 装 置 工場などで使用する機械および装置 船 舶 船舶や水上運搬具 車 両 運 搬 具 自動車、鉄道車両、陸上運搬具など 工具器具備品 PCやサーバー、会議室用の応接セットなど 土 地 企業が所有する工場・事務所の敷地など 建 設 仮 勘 定 自社で使用する為の、建設途中にある建物等の建設費用

(3)

【取得価額に算入する費用】 ●引取運賃、荷役費、運送保険料、購入手数料、関税等、資産の購入に要した費用 ●資産を業務の用に供するために直接要した費用 【取得価額に算入しないことができる費用の例】 ① 固定資産の取得に要した借入利息 ② 割賦契約によって購入した固定資産の場合において、契約により購入代価と割 賦期間分の利息及び売り手側の代金回収費用等が明らかに区分されている場合 のその利息及び費用相当額 ③ 固定資産の取得に関連して支出した不動産取得税又は自動車取得税、新増設 に係る事業所税、登録免許税その他登記等に要する費用 ④ 建物の建設等のために行った調査、測量、設計、基礎工事等でその建設計画を 変更したことにより不要となったものに係る費用の額 ⑤ いったん締結した固定資産の取得に関する契約を解除して他の固定資産を取 得することにした場合に支出する違約金 3

1.固定資産の取得

次に掲げる項目のうち、車両購入時において、税務上、取得価額に算入しなけ ればならないものを考えましょう。 ○車両本体価額 ○購入諸費用 ○自動車取得税 ○重量税 ○リサイクル預託金 ○自賠責保険

Question

(4)

次に掲げる項目のうち、車両購入時において、税務上、取得価額に算入しなけ ればならないものを考えましょう。 ○車両本体価額 →取得価額 ○購入諸費用 →取得価額 ○自動車取得税 →租税公課 ○重量税 →租税公課 ○リサイクル預託金 →預け金 ○自賠責保険 →保険料 5

Answer

【建物取得】 建物の購入にあたり、 代金の一部を手付金と して100万円振込んだ 借 方 貸 方 建設仮勘定 1,000,000 普通預金 1,000,000 ●完成・引渡しを受ける前に前渡しした固定資産の購入代金の一部は、「前渡 金」勘定や「仮払金」勘定ではなく、固定資産の部の「建設仮勘定」に計上する。 ●引渡し後に該当する固定資産科目に振替処理する。 ●付随費用が発生する場合には資産勘定に含めて計上する。 残額500万円を支払い、 引き渡しを受けた 借 方 貸 方 建物 6,000,000 普通預金 建設仮勘定 5,000,000 1,000,000

2.仕訳例と注意事項

(5)

【減価償却費の計算要素】 ① 取得価額 ② 償却方法 ③ 耐用年数 【減価償却資産の償却方法】 7 減価償却資産の区分 法定償却方法 届出により選定 できる償却方法 所得税法 法人税法 建物(平成10年3月31日以前取得) 定額法 定率法 定額法、定率法 上記以外の建物 定額法 定額法 - 建物附属設備・機械及び装置・構築物 船舶航空機・車両及び運搬具 工具器具及び備品 定額法 定率法 定額法、定率法 無形減価償却資産(鉱業権を除く) 定額法 定額法 -

3.減価償却費の計算

【取得時期による計算方法の違い】 税制改正により、固定資産の取得時期によって償却限度額の計算方法が異なる。 固定資産台帳での管理を行い、償却限度額が正しく計算されているか確認する。 区分 定額法 定率法 平成19年3月31日以前取得分 旧定額法 旧定率法 平成19年4月1日以後取得分 定額法 250%定率法 平成24年4月1日以後取得分(注) 定額法 200%定率法

3.減価償却費の計算

(6)

【償却限度額の計算方法】 9 区分 計算方法 旧定額法 取得価額×0.9×旧定額法の償却率 旧定率法 (取得価額-既償却額※)×旧定率法の償却率 ※ 前事業年度までに損金算入された償却費の累計額 上記2つの償却方法は、従前の償却限度額に達した事業年度の翌事業年度か ら一定の算式により計算した金額を償却費として処理し、残存価額1円まで償却 できる。 定額法 取得価額×定額法の償却率 250%定率法 200%定率法 ①調整前償却額=(取得価額-既償却額)×定率法の償却率 ②償却保証額=取得価額×耐用年数に応じた保証率 ③調整前償却額≧償却保証額の場合 償却限度額=調整前償却額 ④調整前償却額<償却保証額の場合 償却限度額=改定取得価額×改定償却率

3.減価償却費の計算

【減価償却の開始時期】 事業供用日から償却開始→事業年度の中途で事業供用した場合は月数按分 ※ 購入日からでないことに注意する 期首 購入 使用開始 期末 4/1 7/20 8/10 3/31

||

×

×

||

3.減価償却費の計算

(7)

【耐用年数】 法定耐用年数は、国税庁が発表する耐用年数表を活用する。 11

3.減価償却費の計算

下記に掲げる事項に基づき 減価償却費を計算しましょう。 ○取得価額 850,000円 ○購入日 平成27年4月10日 ○使用開始日 平成27年5月7日 ○償却率 0.667(定率法) ○事業年度 平成27年4月1日~平成28年3月31日

Question

(8)

下記に掲げる事項に基づき 減価償却費を計算しましょう。 ○取得価額 850,000円 ○購入日 平成27年4月10日 ○使用開始日 平成27年5月7日 ○償却率 0.667(定率法) ○事業年度 平成27年4月1日~平成28年3月31日 850,000円(取得価額)×0.667(償却率)×11/12(期間按分) =519,704円(円未満切捨て) 13

Answer

【資産計上(固定資産)と費用処理(消耗品費)の判断基準】 減価償却資産について、資産計上により減価償却を行うか、その事業年度の損金とする かは、以下の基準による。この判定は、その法人の消費税等の経理処理方法(税抜経理又 は税込経理)に基づいて算定した金額により行い、通常1単位として取引される単位ごと に行う(応接セットなら1組、カーテンなら1部屋)。 取得価額・区分 処理 取得価額10万円未満又は 使用可能期間1年未満 取得価額の全額を事業供用日の属する年度の損金 とすることができる 20万円未満 各事業年度毎に一括して取得価額の3分の1の金額 を事業供用年度以後3年間にわたり損金とすること ができる(一括償却資産) 10万円以上30万円未満 (H18.4.1~H28.3.31取得 ・事業供用したもの) 青色申告法人である中小企業者等は年300万円ま で取得価額の全額を事業供用日の属する年度の損 金とすることができる(少額減価償却資産の特例) ※ 事業年度が1年未満の時は按分計算必要

4.一括償却資産・少額減価償却資産

(9)

下記に掲げる内容につき、税務上有利な処理が適用できるか検討しましょう。 ○会議室で使用するためにテーブル19万円、イス12万円(3万円×4脚)を購入した。 ○事務所で使用するために、机とイスのセット42万円(21万円×2セット)を購入した。 15

Question

下記に掲げる内容につき、税務上有利な処理が適用できるか検討しましょう。 ○会議室で使用するためにテーブル19万円、イス12万円(3万円×4脚)を購入した。 →応接セットとして一組と計算されるため、19万円+12万円=31万円で判定 30万円以上となるため資産計上が必要となる。 ○事務所で使用するために、机とイスのセット42万円(21万円×2セット)を購入した。 →机とイスのセット21万円を一単位として判定 30万円未満のため少額減価償却資産の特例の適用を受けることが可能

Answer

Answer

(10)

【償却資産税とは】 償却資産とは、土地及び家屋以外の事業の用に供することができる資産で、その 減価償却額又は減価償却費が法人税法又は所得税法の規定による所得の計算 上、損金又は必要な経費に算入されるもの。 償却資産の所有者は、毎年1月1日現在所有している償却資産の内容(取得年 月、取得価額、耐用年数等)について、1月31日までに償却資産の所在する区に ある都税事務所に申告する必要がある。 17

5.償却資産税

固定資産税 土地 家屋 償却資産→不動産登記簿により確認不可能 →不動産登記簿により確認可能 →不動産登記簿により確認可能 【償却資産税の対象】

5.償却資産税

構 築 物 舗装路面、庭園、看板(広告塔等)、その他建築設備、内 装・内部造作等 機 械 及 び 装 置 各種製造設備等の機械及び装置、クレーン等建設機械、機 械式駐車設備等 船 舶 ボート、釣船、漁船、遊覧船等 航 空 機 飛行機、ヘリコプター、グライダー等 車 両 及 び 運 搬 具 大型特殊自動車等 工具、器具及び備 品 パソコン、陳列ケース、看板(ネオンサイン)、医療機器、測 定工具、金型、理容及び美容機器、衝立等 ※ 自動車税の対象となるものは償却資産税の対象とならない

(11)

【償却資産税の対象】 19

5.償却資産税

固定資産税(償却資産)の申告対象から除かれる、「少額資産」とは、取得価額 10 万円未満の資産のうち一時に損金算入したもの、取得価額20 万円未満の 資産のうち3 年間で一括償却したものをいう。 そのため、租税特別措置法の規定により、中小企業特例を適用して損金算入し た資産については、固定資産税(償却資産)の申告の対象となる。 【資本的支出と修繕費】

7.資本的支出と修繕費

(12)

【資本的支出の例示】 21 ● 建物の避難階段の取付等物理的に付加した部分に係る費用の額 ● 用途変更のための模様替え等改造又は改装に直接要した費用の額 ● 機械の部分品を特に品質又は性能の高いものに取り替えた場合のそ の取替えに要した費用の額のうち通常の取替えの場合にその取替えに要 すると認められる費用の額を超える部分の金額

7.資本的支出と修繕費

下記に掲げる内容につき、税務上有利な処理が適用できるか検討しましょう。 ○設備の修繕改良等のために15万円支出した。 ○建物(前期末簿価1億円)の一室を現状維持するために120万円の支出を行った。 なお、便宜的に、明らかに資本的支出に該当するものではないものとする。

Question

Question

(13)

下記に掲げる内容につき、税務上有利な処理が適用できるか検討しましょう。 ○設備の修繕改良等のために15万円支出した。 →20万円未満の支出に該当するため修繕費となる。 ○建物(前期末簿価1億円)の一室を現状維持するために120万円の支出を行っ た。なお、便宜的に、明らかに資本的支出に該当するものではないものとする。 →支出額が資産の前期末簿価の10%相当以下(1億円×10%=1,000万円 ≧120万円)のため、修繕的支出となる。 23

Answer

Answer

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