VPS
(Phono Preamplifier)
取扱説明書
株式会社 太陽インターナショナル
〒 103-0027 東京都中央区日本橋 2-12-9 Tel : 03-6225-2777 Fax : 03-6225-2778目次
安全のための重要な注意事項 ...2
<保護> ... 2
1. はじめに...3
2. パッケージ内容 ...4
3. 設置 ...5
設置位置 ... 5
4. 結線 ...5
パワーサプライを繋ぐ ... 5
グラウンドコネクターの使用 ... 5
5. リアパネル / 接続部 ...6
6. フロントパネル ...7
メインセレクター ... 7
7. VPS ブロックダイアグラム ...8
8. 内部での設定変更 ...9
VPS を開ける ... 9
9. フォノモジュール ...9
初期設定 ... 9
10. ジャンパー機能 ... 10
負荷回路 ...10
負荷回路の設置 ...10
ゲイン選択 ...10
11. RIAA ... 11
外部トランスの使用 ...12
真空管のエイジング ...12
ケースのクリーニング ...12
12. アフターサービスについて ... 13
13. 仕様 ... 14
14. 問い合わせ先 ... 15
安全のための重要な注意事項
<保護>
★ この説明書には本機の正しいセットアップと使用法が書かれています。 本機をセットアップまたは 使用する前に必ず最後までお読み下さい。故障につながるような誤用の場合は、保証期間中であっ ても保証いたしかねますのでご注意下さい。
1. はじめに
ナグラ VPS をお買い上げ頂きまして、 ありがとうございます。 VPS はプロオーディオ、 国家安全保障、 軍事産業などにおいて半世紀の経験を持つクデルスキーグループのエン ジニアチームによって設計、 制作、 製造された世界最高水準の製品です。 1951 年の創業以来、 ナグラは音質の絶対評価において、 信頼された製品をお届けしてまいりました。 その製品に 対しては数多くの賞を頂いておりますが、 アカデミー賞オスカーを3回、 エミー賞を1回は特筆に値するものと自負 致しております。 ハイファイ製品や現場録音機は同一のエンジニアリングチームによって制作されました。 ナグラの制作哲学は技術 革新と最新技術を高品質製品の製造において惜しげもなく使用することでもあります。 ハイエンドオーディオ製品は 確信的なデザインによって、 ナグラ独自の専門知識の新たな活躍分野を目指します。 ナグラ製品をお求めくださいまして、 心より深謝申し上げます。2. パッケージ内容
VPS は一つのパッケージに梱包されています。 ユーザーマニュアルのほかに次のパーツが梱包されております。 ・ AC 電源ケーブル ・ 3P アダプタ ・ ACPS II 外部パワーサプライ ・ プラスティック製ジャンパー (12 個) ・ ジャンパー用プライヤー ・ 抵抗回路 (6個 ・ 箱入り) ・ 負荷抵抗回路用スペーサーネジ 注意 : 付属の AC 電源ケーブルは、 本機 専用ケーブルですので他の機器に使用しないで下さい。 開梱後のカートンケース、 及び内部パッキン等は、 後日の修理及びお引越等で輸送される場合に備えてお手元に 保管されるようお勧めします。 ※ 本製品はナグラ社、 及び当社において外観、 機能ともに入念な検査を重ねて出荷しておりますが、 輸 送中などの万一のトラブルを考え、 ご使用になる前にどこかに損傷がないかを必ずご確認ください。 ま た到着したアンプが正しく作動しないときは、 すぐお買い求めの販売店までご連絡ください。3. 設置
設置位置
常識的に、 湿気、 雨などのかからないところに設置します。 ナグラ専用のスパイク ( オプション、 別売 ) をナグラ社製の専用ベース VFS( 別売 ) と合わせてご使用になると安全 且つ最高度の性能を引き出せます。4. 結線
パワーサプライを繋ぐ
フロントパネルのセレクターは OFF の位置にし、 パワーサプライ ACPS II からの DC 電源ケーブルにある LEMO プ ラグを VPS 電源入力 (Power In) に差し込みます。 VPS の天板にはナグラアイソレーションスパイクが納まる位置が刻まれています。 このスパイクキットは VPS、 CDC、 CDP、 CDT、 PL-L、 PL-P にフィットします。 LEMO ピンの赤点が上にあることを確認し、 LEMO プラグを VPS 本体に差し 込みます。 カチッと音がしてロックします。 LEMO プラグを差し込んだ後、 ACPS II に AC ケーブルを差し込みます。 電気が 入ると赤い LED が点灯します。 LED が点灯しない場合にはもう一度結線状態を 確認ください。 LEMO プラグを外す際には、 左図のように滑り止めのある部分を持って手前に 引きます。
グラウンドコネクターの使用
VPS リアパネルのグラウンドコネクターとターンテーブルからのグラウンド ケーブルを繋ぎます。 この接続は必ずしも必要とされない場合もあることを念頭に置いてください。 ターンテーブルシステム、 アーム、 カートリッジなど、 ご使用機器の特性に よります。5. リアパネル / 接続部
<(1)フォノ入力部> 1... 入力 A (Input A) : 標準仕様として MC モジュールが装備されています 2... A モジュール用グラウンド 3... 入力 B (Input B) : オプションで MM または MC モジュールを追加する ための予備スペース 4... B モジュール用グラウンド <(2)出力部> 5... RCA 出力 6... XLR 出力 (ハイエンドアンプには XLR 入力のみが装備されているものもあります。 この XLR 出力は RCA 信号を XLR コネクターに改造したもので、 シングルエンドです) 7... 低出力、 高出力のレベル切り替えスイッチ 8... LEMO パワー入力 <(3) ID プレート> 9... シリアル番号 ターンテーブルから VPS の接続は出来るだけ短いケーブルで接続します。 ループ、 不要な折り曲げ等が発生しな いためです。 RCA, XLR は PL-L, PL-P に接続できます。 ご注意 :XLR, RCA を同時に使用しないこと。 VPS の性能を最大限に発揮するには、 電源を立ち上げてから 30 分ほどお待ちください。 内部の部品が最適運転 温度になります。 真空管機器と同様、 ナグラ VPS はバーンインが必要です。 数時間のご使用の後、 VPS は最高度の性能を発揮し ます。6. フロントパネル
1 ... メインコントロール 2 ... LEDメインセレクター
1 ... メインセレクター 2 ... LED 3 ... 電源 OFF/ スタンバイ 4 ... フォノ入力 A 5 ... ミュート 6 ... フォノ入力 B スタンドバイモードでの消費電力は微少です。 VPS はスイッチを回して入力 A か入力 B にダイアルを合わせることで作動し始めます。 真空管は 90 秒間プレヒー トされますが、 この間は VPS はミュート状態で、 LED は点滅します。 注意 : 間違ってオフ (OFF) にスイッチを回した場合には、 その位置にある時間が 90 秒以内であればプレヒート はされません。 A, OFF, B と回しますと、 3 秒間の切り替えディレイが発生します。 これはノイズの発生を防ぐためです。7. VPS ブロックダイアグラム
信号経路を示すダイアグラムをご紹介します。
左側はインプットモジュール (MC) で、 A または B の入力回路です。 右側はメインボードの増幅回路を搭載したもの で、 VPS のメインボードです。