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Self-Delphi法による反復意思決定プロセスの提案

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Academic year: 2021

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2001年度日本オペレーションズ。 リサーチ学会 春季研究発表会

2−D−5

Se脹Ⅲe且帥五法臆遮る屁復意思決定訝国七鼠の提案

0260225b 日本大学 松生 拓倫† 01205220 日本大学 篠原 正明

NihonUniversi七y MatsuikeHironori

NihonUniversity ShinoharaMasaaki

o1404360 日本大学 西澤 一友 01011500 日本大学 大澤 虚言

NihonUniversity NishizawaⅨa2;utOmO

NihonUniversity OhsawaⅨeikichi

皿 はじめに

現実の意思決定過程において,必ずしも意思決定者が決定 事象に対してすべての条件を充足するような意思決定を行 なう事ができる可能性は限りなく零(zero)に近い.この様 な状況下における意思決定にはある種の「建前的」なものや 「本音的」なものが意思決定を行なう人間の内層心理に必ず 存在するものである.本報告ではAHP(AnalyticHicrarchy Process)および,Conjoint分析を導入し,技術予測などに 用いられているDelphi法を模擬することにより,単独意思 決定において本音と建前を融合したSclトDelphi法の提案を 行なう.さらに,数値計算例を通して収束性に関する比較検 討を行う. 亀:AHPにおける総合順位 児。:Conjoint分析における総合順位 砿:修正を施したAHPにおける評価基準ノード における値(た∈N) 砿:修正を施したConjoint分析における評価基準 ノードにおける値(た∈N) ぴた ‥ 修正を施したAHPにおける総合評価値(た∈

N)

vk:修正を施したConjoint分析における全体効用 値(た∈N) rIbblel:ProcessofSelトDelphitypenlSionmodel

2 反復意思決定アルゴリズムの確立

本節ではl意思決定者の内面的固執度合を考慮し,かつ,初 期状態における順位関係に依存する事なく反復適用可能な 融合モデルの確立を行なう. 尚,モデル構成要素および,融合プロセスを図1,表1に示 しておく. Figurel:SclトDelphitypefusionmodel

2.皿 Self−Delphi法を用いた例題

例題2.1【携帯電話選択問題] ここでは,携帯電話の選択問題に対してSel仁Delplli法を用

いた適用例をあげておく.代替案として7機種,評価基準

は,表2に示しておく・ さらに,SelトDcIphi法のプロセスを確立するにあたって,用 いる変数♂)定義をしておく. wo:AHPにおける初期総合評価借 り。‥ Conjoint分析における初期総合順位 α :建前アプローチに関する内面的固執パラメー タ(0<α<1) β :本音アプローチに関する内面的固執パラメー タ(0<β<1) −240− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

図3(α=0.2,β=0.2)の場合には反復回数は4回で順位が 等しくなっており,また,図4(α=0.8,β=0.8)では,反復 回数14回で順位が等しくなり,かつ,有限な値に収束して いる.

Table3:Result ofmobilc phoncselection problcmwith

Self−Delphitypefusionmodel(α=0・2,β=0.2) AHP CoI再oin七分析 順位 評価値 順位 評価値 機種A 6 0.073748 6 0.089117 機種B ロ 0.236972 口 0.20751 機種C 2 0.17284 2 0.156223 機種D 4 0.103799 4 0.104965 機種E 7 0.067671 7 0.084150 機種F ・3 0.10722 3 0.112976 機種G 5 0.080357 5 0.097172

Tablc4:Rcsult ofmobilc phonc selcction problcm with

SclトDelphitypenlSionmodcl(α=0.8,β=0.8) Figure4:ProccssofrankingconvergcncewithSclf−Delphi typcfusionmodel(α=0.3,β=0.7) 図4(α=0・3,β=0.7)の場合には,順位は有限な値に収束し ているが,∽たとの順位相等条件を満足していない例である. 8「 AHP Conjoint分析 順位 評価値 順位 評価値 機種A 6 0.22467 口 0.2239 機種B 3 0.15855 3 0.15963 機種C 6 0.09268 6 0.09475 機種D 2 0.1993 2・ 0.19738 機種E 4 0.15378 4 0,15246 機種F 5 0.09681 ∂ 0.09706 機種G 7 0.07517 7 0.07576 5 4 3 2 錮璧 図3…図5は,V鳥の反復推移状況を表わしたものである, A 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 十灘卜煽=機陛2 機種3 Figure5:Proccssofrankingdivcrgcncewith SclトDclphi typefusionm9del(α=0.7,β=0.3) 図5(α=0.7,β=0・3)の場合には,ぴたとの順位相等条呪 および,評価値に関する相等性も満たされない例である. −」ト・1回目 点 2回目「む−3回日・−一−4回目 Figure2‥ProcessofrankingconvergencewithSelf−Dell)hi tyl)efusionmodcl(α=0.2,β=0.2)

3 むすび

本報告において,Conjoint分析とAHPを統合することによ り,本音と建前を考慮した反復意思決定アプローチを提案 した.このアプローチは意思決定者が単独で行なう意思決 定事象だけに関わらず,何らかの制約を意思決定者に課さ れた状況下においても内面的固執度合を考慮する事によっ て,調和した結果を得る事が可能とするアプローチである・ 今後は,複数の意思決定者に対応するアプローチおよび,収 束条件の明確化などが課題である. 8J−…−・−・−−一叩−− 7 6 5 垂4 3 2 1 O L川▲一・■一岬−■・・・−・ ■−−−−−−−⊥1−1一⊥−・−l・−一■−−一L−“▲−−」」−− 1 2 3 4 5 6 7 8 91011121314151617 反姫勤 ・機動骨棚聖 =機蘭血磯路一触一←棚整・細 Figllre3:ProcessofrankingconvcrgenccwithSelf−Dclphi tyr)efusionmodel(α=0.8,β=0.8)

−241−

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