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編集後記・次号予告

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Academic year: 2021

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400 次号予告(第巻・第号) 総 説 風力発電等による低周波音・騒音の健康影響疫 学文献レビュー………久保達彦,他 原 著 インセンティブ付き健康づくり事業参加者のう ち,誰がプログラムを継続できないか報奨獲 得への動機と継続率に関する実証研究 ………岡本翔平,他 飲食店での受動喫煙に関する意識と情報提供の影 響Web 調査による喫煙者と非喫煙者の比較 ………諏訪清美,他 400 第64巻 日本公衛誌 第 7 号 2017年 7 月15日 早いもので今年も半年が過ぎました。振り返ると,今 年前半には(特に年度が明けてから),5 月末の改正個 人情報保護法の施行と研究倫理指針の見直し等に伴う手 続きに追われた会員の皆様も多くおられたのではないか と拝察いたします。 さて,本号には原著 3 編,資料 1 編が掲載されていま す。まず,高齢者における口腔ケア拒否の要因として顔 面や口腔内の過敏症状に着目し,特別養護老人ホーム入 居者で実態とその関連要因を検討した報告です。過敏症 状を有する要介護高齢者の口腔ケアの必要性が示唆され ています。2 編目は,在宅医療・介護に必要な多職種連 携協働のための研修プログラムの短期的効果を検証した 報告です。専門職間の連携活動を促進するきっかけ作り としてプログラムが活用される可能性を述べておられま す。原著のもう 1 本は,中高年者縦断調査の調査票とそ のデータの二次利用によって,ソーシャルキャピタル指 標の作成と妥当性検証を行った研究です。今後の日本の ソーシャルキャピタルに関わる研究の進展が期待される のと同時に,既存データの有効活用を示唆する研究と思 われます。資料 1 編は,要介護高齢者の認知機能の 5 年 間の変化を検討した報告です。介護保険認定審査の情報 に基づき,認知機能の悪化予防の具体的な内容を示唆し ています。それぞれ視点は異なりますが,いずれの報告 も今後の高齢者の健康づくりに向けた基盤づくり,実践 に必要かつ重要な知見と思われます。同時に改めて高齢 者の医療,介護の課題が多様であることを認識いたしま した。 本号の報告だけでなく,本誌に寄せられる多くの報告 に当てはまることかもしれませんが,公衆衛生の実践に は,日常の活動から得られる様々な情報の利活用がます ます重要になってくると思われます。私自身,十分に理 解したとは言い難いのですが,会員の皆様におかれまし ても改正個人情報保護法と研究倫理指針をよく読み解き ながら,皆様の活動から得られる貴重な情報を活用して 本誌まで投稿いただければ有り難く存じます。 (丹野高三)

参照

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