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このとき、渋滞へと シフトしやすい

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Academic year: 2021

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自主課題研究 3.研究結果・考察

情報システム工学科3年・027 シミュレーション結果から、渋滞には車 の慣性とドライバーの技術がかかわってい るということが考えられる。車が停止しな いように車間を保つことと、ドライバーの 運転技術向上できるような指導、教育が渋 滞緩和につながる。

氏名 白鳥昇治 担当教員 藤解和也

テーマ:セルオートマトンによる車の渋滞 シミュレーション

作成したプログラムと実際の現象を比較 してみると、似たような結果(図 2)が得 られた。さらに現象に近づけるためには、

車の速度の段階化、加速度をプログラムに 組み込むことが一番有用だと考えられる。

(作成したプログラムは速度が1か0)

1.概要

車の渋滞という現象を、セルオートマト ンモデルを用いてシミュレーションを行う。

シミュレーションプログラムを作成し、そ の結果を元に渋滞解消策や緩和策の考察と、

作成したシミュレーションプログラムの評 価(実際の現象との比較)を行う。

2.研究内容

車の交通量が増えることによって発生す る渋滞を、自然渋滞という。自由走行(渋 滞が無い状態)から渋滞へは、メタ安定状 態という状態と経る。このとき、渋滞へと シフトしやすい。

セルオートマトンとは、格子状のセルと 単純な規則からなる、離散的計算モデルで ある。規則を変えることで、多種多様な現 象を表すことができる。図1はセルオート マトンモデルを用いた車の動きのシミュレ ーション例である。箱(離散道路)に玉(車)

は一つというルールを排除体積効果といい、

ASEPモデルという。

図2:シミュレーション(上)と現象(下)

の比較

4.感想

セルオートマトンが、自然現象などの事 象を表すことに優れていることが確認でき た今回の研究テーマは、新しい分野であり、

書籍や文献が少なく、非常に苦労した。特 に、プログラムに関してはすべて自作した ので、プログラム自体が煩雑になってしま ったことが悔やまれる。自分で考えさせら れる部分が多く、有意義な研究となった。

図1:シミュレーション例

参照

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