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情報セキュリティ報告書作成について

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Academic year: 2021

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(1)

NISC 情報セキュリティ報告書専門委員会

情報セキュリティ報告書作成について

事例:富士ゼロックス株式会社

© 2009 Fuji Xerox Co., Ltd. All rights reserved.

2009年5月22日

藤本正代

(2)

報告書作成メンバー間の共通理解 ~情報セキュリティガバナンスの考え方

情報セキュリティガバナンスの定義

(経済産業省資料より)

社会に対する責任にも配慮したうえで、コーポレート・ガバナンスとそれを支えるメカニズムで ある内部統制の仕組みを、情報セキュリティの観点から企業内に構築・運用すること。

社会に対する責任にも配慮したうえで、コーポレート・ガバナンスとそれを支えるメカニズムで ある内部統制の仕組みを、情報セキュリティの観点から企業内に構築・運用すること。

社内で、情報セキュリティにどのような考えに基づいて取り組 むか決めて実践すること

社内で、情報セキュリティにどのような考えに基づいて取り組 むか決めて実践すること

情報セキュリティの取組みのためのフレームワーク を確立し、実践へと展開する

情報セキュリティの取組みのためのフレームワーク を確立し、実践へと展開する

IT 社会を構成する一員としての企業の責務

(3)

報告書作成メンバー間の共通理解 ~目指す情報セキュリティ

© 2009 Fuji Xerox Co., Ltd. All rights reserved. 3

情報セキュリティ の視点

情報セキュリティガバナンスは、事業ビジョンと密接に結びついた戦略のもとに構築され実践されるものである。

オープン・オフィス・

フロンティア(OOF)

富士ゼロックスの事業ビジョン

事業ビジョンと情報セキュリティの 関係

情報セキュリティが確保された 安全なビジネス環境

例)組織の枠を超えて、コラボレーションしながらも、情 報セキュリティ上の安全性が確保されている。

例)情報セキュリティが確保された新しい快適なワークス タイルが安心して選択できる。

目指す情報セキュリティ

情報セキュリティが確保され た仕事(協業)の仕方

「オープン オフィス フロンティア」を推進する企業として、社会的責任を果たすために、

実施しなければならない情報セキュリティを自ら考え、実践するのが、

富士ゼロックスが目指す情報セキュリティ

•より自由に、よりフレキシ ブルに働ける場の実現

•より良いワークスタイルを 支える発想と環境の創出

(4)

情報セキュリティガバナンスフレームワーク(戦略アプローチ)と主要注力テーマ

「富士ゼロックスが目指す情報セキュリティ」を実現するために

「富士ゼロックスが目指す情報セキュリティ」を実現するために「「 44つの戦略アプローチつの戦略アプローチ」」とと「「主要注力テーマ主要注力テーマ」」を策定を策定

実現のための、フレームワークを構成する要素。

4つの戦略アプローチ

①全社の情報セキュリティ

②部門の情報セキュリティ

③提供商品の情報セキュリティ

④情報セキュリティ機能・商品の提供

重点的に取り組むべきテーマを設定したもの。

1996年4月~2006年3月

①情報セキュリティ文化の醸成と定着

②事業継続管理

2006年4月~2007年3月

①「内部の悪意」に対抗しうる情報セキュリティマネジメントの強化

②海外子会社における情報セキュリティマネジメントの強化

③基幹情報システムとデータセンターの対災害能力の強化

(5)

情報セキュリティのガバナンス体制[①と②]

© 2009 Fuji Xerox Co., Ltd. All rights reserved. 5

„ 全社課題と組織毎の個別リスクへの対応とを両立させるため、全社と部門のセキュ リティの2層構造の体制。

研究・開発・生産 国内営業 海外営業 関連会社 本社

・お客様預かり情報

・分室等小規模拠点

・モバイル

・実践のショウケース化

・事業所セキュリティ

・市場導入前製品情報

・生産に関連する情報

・研究開発情報

・国ごとの 脅威への対応

・基幹業務システム

・事業継続管理

・委託先管理

z 基本戦略・方針・ルールの立案・策定

z 全社の重要な情報資産に対する統制活動 z 共通管理策の実施

z 監視・監査活動 z 事故管理

z 教育・啓発活動

全社共通の情報セキュリティ 部門の情報セキュリティ

・各会社の 事業特徴 に応じた セキュリティ

© 2009 Fuji Xerox Co., Ltd. All rights reserved. 5

(6)

商品・サービスの情報セキュリティ[③]

開発プロセスの各フェーズにおける主要活動項目を網羅した「セキュア開発プロセスガイドライン」を策定。

企画~設計/開発、生産準備に至る一連の商品開発プロセスの一 部として、セキュアな開発プロセスを位置付けている。

商品企画・製品企画 設計・開発 生産

営業準備

生産営業

要求仕様検討

開発計画検討

基本仕様検討

機能仕様検討

詳細設計・コーディング 保守対応

開発プセキセス

セキュリティ

要件検討 脅威

分析

対応方針検討 脆弱性評

価(攻撃)

セキュリティ設

計レビュー セキュリティ コードレビュー

テスト

脆弱性 分析

マニュアル等レビ ュー

脆弱性情報収集

セキュリテ ィメンテナ ンス 対応方針検討

市場導入開始 商品開発開始

(7)

情報セキュリティ機能・商品の提供[④]

© 2009 Fuji Xerox Co., Ltd. All rights reserved. 7

富士ゼロックスが推進する「オープン オフィス フロンティア」を支える情報セキュリティ

+ +

(8)

報告書の目次

① 基礎情報

② 経営者の情報セキュリティ に関する考え方

③ 情報セキュリティガバナンス

④ 情報セキュリティ対策の計 画、目標

⑤ 情報セキュリティ対策の実 績、評価

⑥ 情報セキュリティに係わる 主要注力テーマ

⑦ 第三者評価・認証 経産省モデル

経産省モデル

① 基本情報

② 経営者の情報セキュリティに 関する考え方

③ 情報セキュリティガバナンス

④ 全社の情報セキュリティ

⑤ 部門の情報セキュリティ

⑥ 提供商品の情報セキュリティ

⑦ 情報セキュリティ機能・商品 の提供

⑧ 情報セキュリティ事故の管理

⑨ 第三者評価・認証 富士ゼロックス版

富士ゼロックス版

(経産省モデルにほぼ準拠+富士ゼロックスユニーク)

●これまで(前年度)実 施したこと

計画・目標⇒実績・評価

●これから実施すること 計画・目標

体制

会議体

重要なリスク

戦略(フレームワークの 説明)

主要注力テーマ

事故の報告

事故からの学習

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情報セキュリティガバナンス構築~報告書公開の流れ

© 2009 Fuji Xerox Co., Ltd. All rights reserved. 9

情報セキュリティガバナンス構築プロセス

準備:

経営層の意向確認/ メンバー間 の共通理解

準備:

経営層の意向確認/ メンバー間 の共通理解

現状理解:

現場の取組み 状況調査 現状理解:

現場の取組み 状況調査

フレームワーク構築:

基本方針と アプローチ策定 フレームワーク構築:

基本方針と アプローチ策定

体制構築:

所管部門の設置 体制構築:

所管部門の設置

実装計画策定と実行:

アクション項目・

計画・目標の設定 実装計画策定と実行:

アクション項目・

計画・目標の設定

報告書作成・

公開 報告書作成・

公開 ステークホルダー

への情報開示

現場の取組みについて のヒアリング

手間と時間がかかった (上手くできていないと 思っているので話した がらないが、よく聞い てみると結構工夫して いる)。

現状からかけ離れた 取組みを設定しない ために必須。

会議体

⇒リスク&エシックス 会議

⇒下部機関:全社情報 セキュリティ連絡会 マネジメント体制

⇒情報セキュリティ部 新設(構築時点)

所管部署の“位置”は 結構難しい問題。

数値目標:

初年度は、それまで数 値目標を意識して設定 していなかったので、

記載しにくい取組みが あった。

継続的に取り組むこ とで進化*。

*次のスライドで説明

どこまで書くか?:

公開することによって、

(脆弱性が見えるなどし て)リスクが増大する ような記述は避けよう。

取り組んでいる事実 をわかりやすく伝え る。

特に 、 メ ン バ ー 間 で 議 論し た こ と

( 苦 労 し た 点

(10)

目標・評価

実施すると決めたことが、きちんと実施されているかを把握できているか(ガバナビリティ度)

権限委譲と報告

全社の情報セキュリティ 教育の受講率の報告

全社的な施策は、各部門へ展開の指示を出す。それを着実に実行していることを示 す議事録などのエビデンスを出してもらうようにしている(組織単位で追いかけるも のもある)。

部門の情報セキュリティ

各部門の活動については、連絡会において、期初に決めた内容について発表しても らい、期末にレビューしてもらう。

全社共通の施策

(エビデンス付きで 徹底度を把握)

情報セキュリティ部

各部門の責任者

従業者

各部門の施策

(連絡会で発表)

(11)

© 2009 Fuji Xerox Co., Ltd. All rights reserved. 11

目標・評価

対策が効果を上げているか(情報セキュリティ向上度)

インシデントの発生件数と内容を基軸

事故の発生件数を測定

事故件数の総件数、事故の種類、事故原因、当事者組織、再発防止策等を把握

ルールで決めていた予防策を取っておらず、かつ重要な情報資産が入っていたケースを分 析し、重点的に減らす施策に力を入れている。

成熟度

IPAのベンチマーク等を参考に、オリジナルの自己評価指標を作り、 3年間全社一律で チェックしてきた。

悪さ加減のばらつきが見えていた時期から徐々に平準化してきた。

4年目にあたる昨年は、組織ごとの違いを見ることにした。

IPAホームページ

http://www.ipa.go.jp/security/benchmark/

benchmark-gaiyou.htmlより

(12)

ご清聴ありがとうございました。

参照

関連したドキュメント

- 3 - にチェックするような報告書項目があった場

1.情報セキュリティ対策推進会議幹事会(以下「幹事会」という。)に議長

2 Copyright (C) 2014 内閣官房情報セキュリティセンター (http://www.nisc.go.jp/)4. 研究開発戦略 資料の 関

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