導入サポートマニュアル
Poly Studio X30/X50 および Poly G7500 かんたんセットアップガイド
Zoom Rooms モード変更編
2021 年 5 月 27 日 第 4 版
かんたんセットアップガイド
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目次
はじめに ... 3
準備 ... 4
初期設定 ... 6
Zoom Rooms 設定 ... 14
かんたんセットアップガイド
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はじめに
本ガイドは、Poly Studio X30、X50 および G7500 を Zoom モードでご利用いただくた めの設定をまとめたものです。前提条件は Poly OS 3.4.0 以降となります。
詳細については、弊社サポートサイトで提供する以下ドキュメントをご参照ください。
Poly Partner Mode が該当ドキュメントとなります。
https://support.polycom.com/
Documents & Software > Telepresence & Video https://documents.polycom.com/
Telepresence & Video
更新履歴
バージョン 変更内容 日付 備考
初版(1.0) - 2020年4月28日 PolyOS 3.1.0 前提で作 成
2版(2.0) Web管理画面でのプロバ
イダセットアップに変更 2020年6月22日 PolyOS 3.1.1 前提で作 成
3版(3.0) TC8の設定、タッチスク
リーンの設定を追加 2020年9月9日 PolyOS 3.2.0 前提で作 成
4版(3.0)
ネットワーク要件を改訂 展開コードでのサインイ ンを追加
2021年5月27日 PolyOS 3.4.0 前提で作 成
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準備
設定用PC
Poly Studio X30、X50 および G7500 を Zoom Rooms モードに変更するため、設定 用PCをご用意ください。本体と接続可能なネットワークに接続できることと、下 記のブラウザーが要件となります。最新情報は Release Notes – Supported
Browsers に記載があります。
Google Chrome 46.0.2490.86 and later Apple Safari 9 and later
Mozilla Firefox 42.0 and later Microsoft Edge 17 and later コントローラー
Poly Studio X30、X50 および G7500 を Zoom モードとしてセットアップするには
Zoom を操作するためのコントローラーが必要です。コントローラには、Poly TC8
を含めて4つ選択肢があります。Bluetooth リモコンは Zoom モードではご利用い ただけないのでご注意ください。TC8 コントローラの仕様は Android 版の Zoom Room Controller に準拠します。
- Poly TC8
- タッチスクリーンモニター
- Zoom Room コントローラー (iPad/Android タブレットなど) - Poly Trio
Zoom Room コントローラーの詳細は下記をご参照ください。
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/115000542566
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ネットワーク環境
Poly Studio X30、X50 および G7500 を Zoom モードとしてセットアップするには 下記のネットワーク環境が必要です。本体側にはインターネットに接続可能な有線 LANまたは無線LANが必要です。品質を担保するため、有線LANでの利用を推奨 します。
固定で IP アドレスを設定する静的 IP アドレスも設定可能ですが、初期設定時には DHCPサーバーが必須です。TC8は端末本体側と同じセグメントに設置する必要が あり、本体側が無線LANの場合ご利用いただけません。
- DHCP サーバー - DNS サーバー - NTP サーバー
また、このほかに Proxy サーバーや、Zoom 側で要求される UDP/TCPの要件など があります。特にメディアについては UDP のポートオープンが品質向上のために 必要です。詳しくは下記のドキュメントをご参照ください。
Zoom Roomsのファイアウォール設定
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/203680389-Zoom-Rooms
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初期設定
Poly Studio X30/X50、Poly G7500 の起動
各種セットアップドキュメントに従いケーブルを接続、本体を起動します。
Poly Lens 広告
最初に Poly 管理ツールであるPoly Lensへの登録を促す画面がでます。タッチスク
リーンやマウスを接続している場合はLater をクリックします。デバイスがない場 合、30秒ほど待つと次の画面に進み再起動します。画面最下部でカウントダウン が表示されます。この画面が表示されず、Detecting Network が表示され続ける場合 は、ネットワーク上のDHCP サーバーの有無をご確認ください。
Web管理画面へのアクセス方法
標準で用意されている管理画面へのアクセス方法が表示されます。IP Address と
Password が必要となるため、メモをお願いします。なお、マウスやタッチスクリ
ーンなどない場合、30秒でこの表示は消えます。
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- IP Address: 本体に割り振られたIP Address - User Name: admin (固定値)
- Password: 6桁の英数字 (シリアル番号の下6桁)
デフォルトパスワードのメモを取り忘れた場合でもシリアル番号の下6桁を 確認することでサインイン可能です。
PCのブラウザーからIPアドレスを使い管理画面にアクセスします。
https://本体の IP Address/
言語:日本語 ユーザ名:admin
パスワード: (シリアル番号の下6桁)
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Zoom モードへの変更
ディストリビュータの設定(ZTO) や各種プロビジョニングサーバにより、Zoom モ ードに設定されていない場合はモードを Web 管理画面より切り替える必要があり ます。すでにZoomモードになっている場合は本セクションの指示をスキップし、
次の一般設定セクションの指示に進みます。
Web 管理画面からZoom モードに変更します。
[一般設定]-[プロバイダ]から Zoom Rooms を選択し、保存をクリックしま す。
確認ウィンドウが表示されるので Restart をクリックします。
Zoom Rooms モードにするためシステムが再起動します
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一般設定
再起動後、デフォルトのパスワードでサインインします。
パスワードを変更するため、[セキュリティ]-[ローカルアカウント]からパスワ ードの変更をクリックします。
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現在のパスワードにデフォルトのパスワード、新しいパスワード、新しいパ スワードの確認で新規パスワードを入力、 [保存] をクリックします。
サインインの画面に戻るので、新しいパスワードでサインインしなおしま す。
[一般設定] から [システム言語] を日本語に変更します。
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本体および TC8 は日本語となります。
[一般設定] から [日時] を設定します。Zoom を利用するうえで、正確な時刻は必須 となります。時間設定を手動で行うと電源オフのたびに時刻が失われるため、必ず 時刻サーバー(NTP)を自動もしくは手動設定してください。
- 日付形式: yyyy-mm-dd
- タイムゾーン:(GMT+9:00)大阪、札幌、東京
- 時間サーバー:自動または手動など。手動の場合NTP サーバーの情報を入力
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[一般設定] から [デバイスの管理と更新] を選択します。
[アップデートをチェック] をクリックし、最新OSの有無をチェックします。最新 版がある場合、[すべてをアップデート] します。
Poly TC8 をご利用の場合、ペアリングされていることを確認します。まず、Poly
Video OS 上でペアリングされていない場合下記の表示または同様の英語表記となり
ます。
[利用可能なデバイス一覧] に表示されているか確認し、されている場合はペアリン グします。
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利用可能なデバイスにも表示されない場合は、ネットワークの同一セグメントにデ バイスが設置されているかをご確認ください。
[一般設定] から [システム設定] を選択します。
デバイス名を部屋の名前にするなど、わかりやすい英数字のデバイス名に変更しま す。[ルーム名] は Zoom Rooms モードでは利用しません。
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Zoom Rooms 設定
コントローラー設定
Poly TC8では本体側との間で自動的にペアリングがされます。Zoom Rooms コン
トローラーをご利用の場合や TC8上にペアリングコード入力画面が表示されている 場合にはドキュメントに従いペアリングをします。
コントローラーにZoom Roomを追加する
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/360000162383
本体上のペアリングコード出力例
TC8ペアリングコード入力画面。本体上のコードを入力。
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タッチスクリーン設定
Zoom タッチスクリーンモードになっていない場合は、タッチスクリーンのUSBケ
ーブルと本体が接続されているかを再確認します。
Zoom Rooms アクティベーション
Zoom Rooms をアクティベーションするには、表記されたペアリングのためのコー
ドを権限のあるユーザがログインし関連付ける方法、権限のあるユーザで端末に直 接ログインし登録する方法とActivation Code を生成し入力する方法、展開コードを 使い一括サインインする方法があります。自宅や個室の利用で、個人に紐づけるモ ード Zoom for Home も新規に加わっています。
セットアップと構成
https://support.zoom.us/hc/ja/sections/200305533
Zoom for Home の場合
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https://zoom.us/pair にログインして、ペアリング用のコードを入力します。ベーシック
(無償)を含む個人のアカウントでログインすると、 Zoom for Home モードとして個人に 紐づきます。
サインインの確認画面が出るため、「はい、私です」をタップします。
Zoom for Home (個人アカウント)の場合は画面ロックを解除するためのパスコードを設定
します。
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Zoom Rooms 管理者アカウントの場合
https://zoom.us/pair に管理者アカウントでログインして、既存または新規(Create Room)の Zoom Rooms に紐づけることが可能です。
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サインインの確認画面が出るため、「はい、私です」をタップします。
アクティベーションコードによる有効化
https://zoom.us/location に管理者アカウントでログインして、Zoom Rooms を新規作成 し、16桁のアクティベーションコードを生成することが可能です。Zoom 管理者アカウン トを持たない現地の作業員が設定する際に有効です。
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アクティベーションコードを入力をタップします。
アクティベーションコードを入力し、ルームのアクティベートを選択します。
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展開コードによる有効化
管理者のサインインをコード入力で簡略化し、デバイスにルームプロファイルを割り当て る方法です。[Zoom Rooms] > [アカウント設定]>[アカウントプロファイル]から展開コー ドを再生成します。
展開コードをタップし、管理画面から得たコードを入力します。
会議室一覧から割り当てたい Zoom Rooms を選択します。
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Zoom Rooms 利用での Poly Studio X30、X50および Poly G7500 初期セットアップは以上 になります。