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回 「ベクトル空間・部分空間」

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Academic year: 2021

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(1)

数学演習第二 第

3

回 「ベクトル空間・部分空間」

(2018.10.24

実施

)

【要点:教科書命題

15.2】ベクトル空間V

の部分集合

W

V

の部分空間であるための必 要十分条件は次の

3

条件すべてを満たすことである;

(i) 0W

(ii) a,b W a+bW

(iii) aW, k RkaW

.  

1 [部分空間の判定] 次のベクトル空間

R2

または

R3

の部分集合

W

が部分空間である かどうかを判定せよ.

(1)W = {[x

y ]

R2 x̸= 0

}

(2) W = {[x

y ]

R2

x+ 5y = 0 }

(3)W = {[x

y ]

R2

xy0 }

(4) W = {[x

y ]

R2

x, y

は整数

}

(5)W =

x y z

R3

x, y, z

は全て

0

(6) W =

x y z

R3

xyz = 0

(7)W =

x y z

R3

x2+y2 =z2

(8) W =

x y z

R3

x+ 2y+ 3z = 0 x4y+ 3z = 0 x3y+ 3z = 0

(9)W =

x y z

R3

x+ 2y+ 3z = 1 x4y+ 3z = 1 x3y+ 3z = 1

(10)W =

a b c

R3

連立一次方程式

x+ 2y+ 3z =a x4y+ 3z =b x3y+ 3z =c

が解を持つ.

【要点】 数ベクトル空間

Rm

の元

a1, . . . ,ar,b

に対して,

a1, . . . ,ar⟩ ∋b c1a1+· · ·+crar=b

と表せる.

非同次連立一次方程式

[a1, . . . ,ar]

c1

... cr

=b

が解を持つ.

教科書 定理8.4

rank[a1, . . . ,ar] = rank[a1, . . . ,ar|b]

なお,b

1,b2, . . .

a1, . . . ,ar

に属するかどうかを調べたければ,[a

1, . . .ar|b1,b2, . . .]

行基本変形してその階数を同時に調べるのが早い.

(2)

2 [生成される部分空間] 次のそれぞれの部分空間

W

に対して,与えられた

v,w

W

に属するか判定せよ. (演習書 問題

11.2.6(1)(3)

(4)(5))

(1) W =

⟨[1 2 ]

, [2

4 ]⟩

R2, v = [1

4 ]

, w = [4

8 ]

(3)

W =

⟨

1 2 4

,

2 8 20

,

3 3 3

R3, v =

1 1 1

, w=

4 3 1

(4) W =

1 1 3

2

,

2

1 2 3

,

3 4

7

6

R4, v=

3 9

5

7

(5) W =

2 2 3 2

,

1

1 2 3

,

5 4 2 2

,

4 5 7 7

R4, v =

0 0 0 1

【要点】 ベクトル空間

V

2

つの部分空間

W1, W2

に対し,

W1, W2

の共通部分

W1W2 ={v V | v W1

かつ

v W2} W1, W2

の和空間

W1+W2 ={w1+w2 | w1 W1,w2 W2}

は,いずれも

V

の部分空間となる(教科書命題

15.10

,命題

15.12

).

3 [和空間と共通部分]

(1) R2

の部分空間

W1 =

{[ x 3x

]

R2 xR

}

, W2 =

{[2x x

]

R2 xR

}

について,W

1, W2, W1 W2,

和集合

W1W2,

和空間

W1

W2

を図示せよ.また,和 集合

W1W2

は部分空間でないことをチェックせよ.

(2) R3

の部分空間

W1 =

a1 =

1 1 0

,a2 =

4 0 1

, W2 =

a3 =

1

3 0

,a4 =

0 4 1

について,

W1, W2, W1 W2,

和空間

W1 +W2

はそれぞれ

R3

内のどのような図形にな

るか述べよ.また和集合

W1W2

R3

の部分空間ではないことをチェックせよ.

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