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平成 25 年 9 月 5 日株式会社七十七銀行 宮城県観光 PR キャラクター むすび丸 の経済効果に関するアンケート調査の結果について 株式会社七十七銀行 ( 頭取氏家照彦 ) では 東日本大震災により甚大な被害を受けた宮城県の観光の再生に資する情報提供を図るため 仙台 宮城観光キャンペーン推進

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-1- 平成 25 年 9 月 5 日 株 式 会 社 七 十 七 銀 行 宮城県観光PRキャラクター「むすび丸」の経済効果に関するアンケート調査の結果について 株式会社七十七銀行(頭取 氏家 照彦)では、東日本大震災により甚大な被害を受け た宮城県の観光の再生に資する情報提供を図るため、仙台・宮城観光キャンペーン推進協 議会(事務局:宮城県経済商工観光部観光課)と連携し、標記調査を実施いたしましたが、 下記のとおり結果がまとまりましたので、お知らせいたします。 当行では、今後とも地域の復興に資する情報提供に努めてまいります。 記 1.調査要領 (1)調査目的 宮城県観光PRキャラクター「むすび丸」を使用した商品販売の実績など、「むす び丸」が県内経済に及ぼす経済効果の把握など (2)調査対象 仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会に対し「むすび丸」のロゴマーク等の使 用申請を行い、同協議会から使用承認を受けた事業所(企業、団体等) (3)調査方法 郵送アンケート方式 (4)調査期間 平成25年8月3日~8月23日 (5)回答状況 ・調査対象事業所数 866事業所 ・回答事業所数 317事業所(回答率 36.6%) ・回答事業所の業種別内訳 製 造 業 建 設 業 卸 売 業 小 売 業 サービス業 その他の 団 体 等 合 計 事業所数 (構成比%) 84 (27) 9 (3) 20 (6) 36 (11) 74 (23) 94 (30) 317 (100) -1-

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2.調査結果の概要 (1)「むすび丸」の経済波及効果 A.「むすび丸」を使用した商品等の売上高 今回実施したアンケートの回答事業所のうち、「むすび丸」のキャラクターグッズ やキャラクター入り商品を製造または販売している事業所は44事業所となっており、 当該商品の平成24事業年度における売上高は、2億43百万円となっています。 また、「むすび丸」を商品パッケージに使用している事業所は49事業所となってお り、当該パッケージ商品の同事業年度における売上高は、12億94百万円となってい ます。 この結果、「むすび丸」を使用した商品等の平成24事業年度における売上高の合計 は15億37百万円となっています。 B.「むすび丸」の経済波及効果 「むすび丸」を使用した商品等の平成24事業年度における売上高の合計(直接効 果:15億37百万円)から誘発される経済波及効果は、原材料の需要増加に伴う一次 波及効果が5億76百万円、個人消費の増加に伴う二次波及効果が2億83百万円と推計 され、直接効果に一次波及効果および二次波及効果を加えた総合効果は、「むすび 丸」を使用した商品等の売上高の1.56倍にあたる23億96百万円に達するものと推計 されます。 なお、当該総合効果を他の経済波及効果と比べると、平成24年シーズンにおける ベガルタ仙台のホームゲーム開催に伴う経済波及効果(宮城県推計値)が25億円と なっており、「むすび丸」の経済波及効果はベガルタ仙台に匹敵するものとなってい ます。 また、平成19年度から24年度までの「むすび丸」の経済波及効果の累計は、90億 円に達するものと推計され、県内経済に大きな効果をもたらしてきたことがうかが われるものとなっています。 (2)「むすび丸」の使用状況等 A.「むすび丸」の使用方法 全事業所における「むすび丸」の使用方法をみると、「④商品・サービスのPRポ スターやチラシ等に使用」が35%と最も多く、次いで、「③商品パッケージに使用」 が16%、「①キャラクターグッズやキャラクター入り商品を、有償で製造又は販売」 および「⑤イベント等における横断幕やのぼり等に使用」が共に15%などとなって おり、「むすび丸」がさまざまな販促活動やイベントなどに使用されている状況がう かがわれるものとなっています。 B.「むすび丸」の使用に期待した効果と使用後の評価 「むすび丸」の使用に期待した効果をみると、「宮城県のイメージアップ」と「宮 城県の観光への貢献」が7割弱に達しているほか、「宮城県の震災復興への貢献」が6 割弱となっており、本県の観光の再生や震災復興を意図したものが多い状況となっ -2-

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ています。 一方、「むすび丸」使用後の評価をみると、「宮城県のイメージアップ」および「宮 城県の観光への貢献」については、前向きな評価が9割程度を占めており、総じて期 待通りの使用効果を上げているものと考えられます。 C.「むすび丸」が宮城県を全国にPRするキャラクターとして果たしている役割の評価 「むすび丸」が宮城県を全国にPRするキャラクターとして果たしている役割の評 価をみると、「十分に果たしている」が36%、「ある程度果たしている」が48%とな っており、全事業所の8割超が前向きな評価を行っています。 D.「むすび丸」の今後の使用希望の有無 「むすび丸」の今後の使用希望についてみると、今後も「使用したい」とする事業 所が79%と8割程度の水準に達しており、大半の事業所において「むすび丸」の継続 的な使用が見込まれる状況となっています。 3.おわりに 以上のように、「むすび丸」は本県に大きな経済効果をもたらしており、経済の底上げ に貢献しています。また、経済的な側面のみならず、本県のPRやイメージアップにお いてもかなり貢献しており、震災からの復興や観光の再生を図る上で、その存在感を高 めているものと考えられます。 昨今のご当地キャラクターブームの中、さまざまなキャラクターが、幾分、乱立の様 相を呈していますが、これらのブームの走りの時期に誕生し仙台・宮城の認知度向上を 目指して、その使用料も無償とするなど、いわば先駆的な取組みを進めてきた「むすび 丸」においては、宮城県のご当地キャラクターとして、その誕生の趣旨を踏まえながら、 息の長い、着実なPR活動などを通して、しっかりとしたキャラクターブランドを醸成 することが肝要になるものと思われます。 以 上 -3-

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参 考 資 料 図表1 「むすび丸」の経済波及効果 (百万円、%) 産 業 部 門 総合効果 構成比 一 次 産 業 130 5.4 農 業 102 4.3 漁 業 27 1.1 林 業 1 0.0 二 次 産 業 1,291 53.9 製 造 業 1,280 53.4 う ち 飲 食 料 品   1,203 50.2 建 設 業 11 0.5 三 次 産 業 975 40.7 商 業 284 11.9 運 輸 業 224 9.3 サ ー ビ ス 業 ほ か 467 19.5 合 計 2,396 100.0 図表2 「むすび丸」の経済波及効果の推移 (参考)「むすび丸」の使用申請件数と宮城県観光連盟の「むすび丸」グッズ売上高 (件、万円) H19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 「むすび丸」使用申請件数 168 265 191 188 302 385 「むすび丸」グッズ売上高 417 1,512 1,074 827 2,329 2,317 ※平成25年度(6月5日現在)の使用申請件数は133件となっている。 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 平成19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 19~24年度累計 8 24 10 9 15 24 90 (億円) -4-

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図表3 「むすび丸」の使用方法 ※上図の各項目の丸付数字は以下の項目名に対応。 ① キャラクターグッズやキャラクター入り商品を、有償で製造又は販売 ② キャラクターグッズやキャラクター入り商品を作製し、PR等のため無償で配布 ③ 商品パッケージに使用 ④ 商品・サービスのPRポスターやチラシ等に使用 ⑤ イベント等における横断幕やのぼり等に使用 ⑥ 名刺や会社案内等に使用 ⑦ その他 ⑧ 使用していない 0 10 20 30 40 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 15 5 16 35 15 11 1 20 (%) 注)複数回答のため合計は100%を超える。 図表4 「むすび丸」の使用に期待した効果 0 10 20 30 40 50 60 70 80 売上の増加 集客力の向 上 企業のイメージアッ プ 商品・ サ ービ スの イメ ージアッ プ イベントのイメージアッ プ 宮城県の イメ ージアッ プ 宮城県の観光への貢献 宮城県の震災復興への貢献 その他 44 47 48 49 54 68 68 59 7 (%) 注)複数回答のため合計は100%を超える。 -5-

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図表5 「むすび丸」の使用後の評価 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 売上の増加 集客力の向上 企業のイメージアップ 商品・サービスのイメージアップ イベントのイメージアップ 宮城県のイメージアップ 宮城県の観光への貢献 宮城県の震災復興への貢献 16 11 18 19 29 33 30 27 52 60 66 63 54 58 55 54 26 24 12 13 14 8 13 17 6 5 4 5 3 1 2 2 まったく効果はなかった あまり効果はなかった ある程度効果があった 十分な効果があった (%) -6-

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  図表6 「むすび丸」が宮城県を全国にPRする       キャラクターとして果たしている役割の評価 十分に果たしている 36% ある程度果たしている 48% あまり果たしていない 7% まったく果たしていない 0.3% 無回答 8% 図表7 「むすび丸」の今後の使用希望の有無 使用したい 79% 使用したくない 3% 無回答 18% -7- -7(終)-

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調 査 レ ポ ー ト

2013.9.5

宮城県観光PRキャラクター「むすび丸」の経済効果に関する

アンケート調査の結果について

はじめに --- 1 1.調査要領 --- 1 2.調査結果の概要 --- 2 3.「むすび丸」の使用状況等 --- 5 おわりに --- 9 (参考) --- 9

七 十 七 銀 行

地域振興部調査課

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はじめに ここ数年、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」、熊本県の「くまモン」、愛媛県今治市の 「バリィさん」などに代表されるご当地キャラクターブームが巻き起こっており、ご当地 キャラクターを活用した地域活性化や観光振興などが注目を集めています。 宮城県においても、平成20年に開催された仙台・宮城デスティネーションキャンペーン のシンボルマークとして、平成19年3月に誕生した「むすび丸」が観光PRキャラクター として、さまざまなイベントに登場し交流人口の拡大に寄与しています。また、「むすび 丸」はキャラクターグッズへの商品化や商品パッケージへの刷り込みなどへの活用も図ら れており、本県経済の底上げや本県並びに企業のイメージアップなどに貢献しているほか、 東日本大震災により甚大な被害を受けた本県観光の再生にも重要な役割を果たしているも のと考えられます。 このような状況の中、「むすび丸」が県内に与える経済的な効果を具体的に把握するた め、仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会(事務局:宮城県経済商工観光部観光課)の 会員である当行が同協議会と連携し、「むすび丸」の経済効果に関するアンケート調査を 実施しました。 本レポートは、当該アンケート調査の結果を取りまとめたものです。 1.調査要領 (1)調査目的 宮城県観光PRキャラクター「むすび丸」を使用した商品販売の実績など、「むす び丸」が県内経済に及ぼす経済効果の把握など (2)調査対象 仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会に対し「むすび丸」のロゴマーク等の使用 申請を行い、同協議会から使用承認を受けた事業所(企業、団体等) (3)調査方法 郵送アンケート方式 (4)調査期間 平成25年8月3日~8月23日 (5)回答状況 ・調査対象事業所数 866事業所 ・回答事業所数 317事業所(回答率 36.6%) ・回答事業所の業種別内訳 製 造 業 建 設 業 卸 売 業 小 売 業 サービス業 その他の 団 体 等 合 計 事業所数 (構成比%) 84 (27) 9 (3) 20 (6) 36 (11) 74 (23) 94 (30) 317 (100) -1-

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2.調査結果の概要 (1)「むすび丸」の経済波及効果 A.「むすび丸」を使用した商品等の売上高 今回実施したアンケートの回答事業所のうち、「むすび丸」のキャラクターグッズ やキャラクター入り商品を製造または販売している事業所は44事業所となっており、 当該商品の平成24事業年度における売上高は、2億43百万円となっています。 また、「むすび丸」を商品パッケージに使用している事業所は49事業所となって おり、当該パッケージ商品の同事業年度における売上高1は、12億94百万円となって います。 この結果、「むすび丸」を使用した商品等の平成24事業年度における売上高は、こ れらの合計の15億37百万円となっています。なお、今回のアンケート調査の回答率 などを勘案すると、実際の「むすび丸」を使用した商品等の売上高は、ここで集計 した売上高をかなり上回るものと推察されます。 商品等の内訳をみると、キャラクターグッズ等では、バッジやストラップ、キーホ ルダーなどのほか、弁当や菓子等の食料品、ネクタイやTシャツ、靴下等の衣料品 などが中心となっています。また、パッケージ商品では、蒲鉾等の水産練製品や菓 子類、ビール・日本酒・ウイスキーなどの酒類、米・味噌・納豆など、食料品が大 半を占める状況となっています。 B.「むすび丸」の経済波及効果 宮城県産業連関表を使って、「むすび丸」を使用した商品等の売上高(直接効果:15億 37百万円)から誘発される経済波及効果を推計すると以下のとおりとなります。 ①一次波及効果 一次波及効果とは、「むすび丸」を使用した商品等の売上(直接効果:15億37百 万円)に伴い、飲食料品製造業などに投入される原材料・サービスの需要が増加 することにより生じる生産誘発効果です。これにより県内では5億76百万円の生産 が誘発されるものと推計されます。 ②二次波及効果 二次波及効果とは、直接効果および一次波及効果による粗付加価値の増加に伴い、 その中に含まれる雇用者所得が増加し、それが個人消費の増加をもたらすことに より生じる二次的な生産誘発効果です。 「むすび丸」を使用した商品等の売上に伴う直接的な雇用者所得の増加額は2億 73百万円となり、また、一次波及効果により誘発される雇用者所得は1億34百万円 となります。これらの雇用者所得の合計額4億7百万円のうち81.0%(消費転換係 1 「むすび丸」を使用したパッケージ商品の平成24事業年度の売上高については、今年4~6月に開催 された仙台・宮城デスティネーションキャンペーン期間中に販売された商品で売上高が把握・推計 可能なものを加算している。 -2-

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数2)が消費にまわるものと推定すると、消費需要の増加額は3億30百万円となりま す。この消費需要の増加額が県内での財・サービスの取引関係を通じて次々に関 連産業に波及することにより、新たな生産の増加がもたらされることになります。 二次波及効果として、県内では2億83百万円の生産が誘発されるものと推計されま す。 ③総合効果 直接効果に一次波及効果および二次波及効果による生産誘発額を加えたものが総 合効果であり、これが「むすび丸」の経済波及効果となります。 総合効果は、「むすび丸」を使用した商品等の売上高の1.56倍にあたる23億96百 万円に達するものと推計されます。また、粗付加価値額および雇用者数の誘発効果 は、それぞれ11億3百万円、138人になるものと推計されます。 総合効果を産業部門別にみると、飲食料品を中心とした製造業や建設業などの二 次産業が12億91百万円(構成比53.9%)と最も大きく、次いで、商業や運輸業など の三次産業が9億75百万円(同40.7%)、農業や漁業などの一次産業が1億30百万円 (同5.4%)などとな っており、広範な産 業分野へ波及効果が 及ぶことがうかがわ れます。 なお、当該総合効 果を他の経済波及効 果と比べると、平成 24年シーズンにおけ るベガルタ仙台のホ ームゲーム開催に伴 う経済波及効果(宮 城県推計値)が25億 円 と な っ て お り 、 「むすび丸」の経済 波及効果はベガルタ 仙台に匹敵するもの となっています。 1.1 0.0 図表1 「むすび丸」の経済波及効果 (百万円、%) 産 業 部 門 総合効果 構成比 一 次 産 業 130 5.4 農 業 102 4.3 漁 業 27 林 業 1 二 次 産 業 1,291 53.9 製 造 業 1,280 53.4 う ち 飲 食 料 品   1,203 50.2 建 設 業 11 0.5 三 次 産 業 975 40.7 商 業 284 11.9 運 輸 業 224 9.3 サ ー ビ ス 業 ほ か 467 19.5 合 計 2,396 100.0 2 消費転換係数は、「家計調査年報(平成24年)」(総務省)による仙台市(勤労者世帯)の平均消 費性向を採用した。 -3-

(12)

④「むすび丸」の経済波及効果の推移 上述した平成24年度の「むすび丸」の経済波及効果をベンチマークとし、当該経 済波及効果は仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会に対する「むすび丸」のロ ゴマーク等の使用申請件数と連動して推移する3と仮定して、平成19年度以降の 「むすび丸」の経済波及効果を推計すると下図のとおりとなります。 「むすび丸」の経済波及効果の推移をみると、平成19年度が8億円、20年度が同 年に開催された仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの効果などから24億 円、21年度が10億円、22年度が9億円、23年度が15億円、24年度が24億円となって います。このように「むすび丸」の経済波及効果はここ6年間の累計で90億円に達 するものと推計され、県内経済に大きな効果をもたらしてきたことがうかがわれ るものとなっています。 図表2 「むすび丸」の経済波及効果の推移 (参考)「むすび丸」の使用申請件数と宮城県観光連盟の「むすび丸」グッズ売上高 (件、万円) H19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 「むすび丸」使用申請件数 168 265 191 188 302 385 「むすび丸」グッズ売上高 417 1,512 1,074 827 2,329 2,317 ※平成25年度(6月5日現在)の使用申請件数は133件となっている。 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 平成19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 19~24年度累計 8 24 10 9 15 24 90 (億円) 3 宮城県観光連盟における平成19~24年度の「むすび丸」グッズの売上高と「むすび丸」のロゴマー ク等の使用申請件数の関連性をみると、両者には強い正の相関関係(決定係数:0.8712)がある。 また、宮城県観光連盟の「むすび丸」グッズの売上高と「『むすび丸』を使用した商品等の売上 高」にも相応の関連性があるものと考えられる。平成19年度以降の「むすび丸」の経済波及効果の 推計においては、これらの関連性を踏まえ、「むすび丸」の経済波及効果はロゴマーク等の使用申 請件数に連動して推移すると仮定して、試算を行っている。 -4-

(13)

(2)「むすび丸」の使用状況等 A.「むすび丸」の使用方法 全事業所における「むすび丸」の使用方法をみると、「④商品・サービスのPR ポスターやチラシ等に使用」が35%と最も多く、次いで、「③商品パッケージに使 用」が16%、「①キャラクターグッズやキャラクター入り商品を、有償で製造又は 販売」および「⑤イベント等における横断幕やのぼり等に使用」が共に15%などと なっており、「むすび丸」がさまざまな販促活動やイベントなどに使用されている 状況がうかがわれるものとなっています。 また、「④商品・サービスのPRポスターやチラシ等に使用」している事業所を 業種別にみると、サービス業やその他の団体等の使用割合が高く、「⑤イベント等 における横断幕やのぼり等に使用」している事業所についてはその他の団体等の割 合が高い状況となっています。一方、「③商品パッケージに使用」している事業所 および「①キャラクターグッズやキャラクター入り商品を、有償で製造又は販売」 している事業所では、共に製造業の使用割合が高い状況となっています。 図表3 「むすび丸」の使用方法 ※上図の各項目の丸付数字は以下の項目名に対応。 ① キャラクターグッズやキャラクター入り商品を、有償で製造又は販売 ② キャラクターグッズやキャラクター入り商品を作製し、PR等のため無償で配布 ③ 商品パッケージに使用 ④ 商品・サービスのPRポスターやチラシ等に使用 ⑤ イベント等における横断幕やのぼり等に使用 ⑥ 名刺や会社案内等に使用 ⑦ その他 ⑧ 使用していない 0 10 20 30 40 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 15 5 16 35 15 11 1 20 (%) 注)複数回答のため合計は100%を超える。 -5-

(14)

B.「むすび丸」の使用に期待した効果と使用後の評価 「むすび丸」の使用に期待した効果(全事業所ベース)をみると、「宮城県のイメ ージアップ」と「宮城県の観光への貢献」が7割弱に達しているほか、「宮城県の震 災復興への貢献」が6割弱となっており、本県の観光の再生や震災復興を意図したも のが多い状況となっています。一方、「イベントのイメージアップ」「商品・サー ビスのイメージアップ」「企業のイメージアップ」「集客力の向上」および「売上 の増加」はそれぞれ4~5割台となっています。 図表4 「むすび丸」の使用に期待した効果 0 10 20 30 40 50 60 70 80 売上の 増 加 集客 力の向上 企業のイメー ジアップ 商品・サー ビスのイメー ジ ア ッ プ イベントの イメージアップ 宮城県 の イメー ジ アップ 宮城県 の 観光へ の 貢 献 宮城県の震災復興への貢献 その 他 44 47 48 49 54 68 68 59 7 (%) 注)複数回答のため合計は100%を超える。 一方、「むすび丸」使用後の評価(全事業所ベース)をみると、「売上の増加」お よび「集客力の向上」については、「十分な効果があった」と「ある程度効果があ った」との前向きな評価が7割程度を占める一方、「あまり効果はなかった」と「ま ったく効果はなかった」との後向きの評価が3割程度となっています。 また、「企業のイメージアップ」および「商品・サービスのイメージアップ」に ついては、前向きな評価が8割程度、後向きの評価が2割程度となっています。「イ ベントのイメージアップ」および「宮城県の震災復興への貢献」についても前向き な評価が8割程度、後向きの評価が2割程度となっていますが、「十分な効果があっ た」との評価割合が高めの状況となっています。 一方、「宮城県のイメージアップ」および「宮城県の観光への貢献」については、 後向きの評価が1割程度にとどまっている反面、前向きな評価が9割程度を占めてお り、特に、「十分な効果があった」との評価が3割を超える水準に達しています。 -6-

(15)

このように「むすび丸」の使用後の評価は、売上や集客等の面で幾分課題がうかが われるものの、「『むすび丸』の使用に期待した効果」において重視された「宮城 県のイメージアップ」や「宮城県の観光への貢献」での評価が良好な状況となって おり、総じて期待通りの使用効果を上げているものと考えられます。 図表5 「むすび丸」の使用後の評価 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 売上の増加 集客力の向上 企業のイメージアップ 商品・サービスのイメージアップ イベントのイメージアップ 宮城県のイメージアップ 宮城県の観光への貢献 宮城県の震災復興への貢献 16 11 18 19 29 33 30 27 52 60 66 63 54 58 55 54 26 24 12 13 14 8 13 17 6 5 4 5 3 1 2 2 まったく効果はなかった あまり効果はなかった ある程度効果があった 十分な効果があった (%) -7-

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C.「むすび丸」が宮城県を全国にPRするキャラクターとして果たしている役割の評 価 「むすび丸」が宮城県を 全国にPRするキャラクタ ーとして果たしている役割 の評価をみると、「十分に 果 た し て い る 」 が 36 % 、 「ある程度果たしている」 が48%となっており、全事 業所の8割超が前向きな評価 を行っています。   図表6 「むすび丸」が宮城県を全国にPRする       キャラクターとして果たしている役割の評価 十分に果たしている 36% ある程度果たしている 48% あまり果たしていない 7% まったく果たしていない 0.3% 無回答 8% 一方、「あまり果たして いない」が7%、「まったく 果たしていない」が0.3%と なっており、割合は相対的 には小さいものの、製造業 やサービス業を中心に後向 きの評価もみられる状況と なっています。 D.「むすび丸」の今後の使用希望の有無 「むすび丸」の今後の使 用 希 望 に つ い て み る と 、 「使用したくない」とする 事業所が3%と僅かにみられ るものの、今後も「使用し たい」とする事業所が79% と8割程度の水準に達してお り、大半の事業所において 「むすび丸」の継続的な使 用が見込まれる状況となっ ています。 図表7 「むすび丸」の今後の使用希望の有無 使用したい 79% 使用したくない 3% 無回答 18% -8-

(17)

おわりに 以上のように、「むすび丸」は本県に大きな経済効果をもたらしており、経済の底上げ に貢献しています。また、経済的な側面のみならず、本県のPRやイメージアップにおい てもかなり貢献しており、震災からの復興や観光の再生を図る上で、その存在感を高めて いるものと考えられます。 昨今のご当地キャラクターブームの中、さまざまなキャラクターが、幾分、乱立の様相 を呈していますが、これらのブームの走りの時期に誕生し仙台・宮城の認知度向上を目指 して、その使用料も無償とするなど、いわば先駆的な取組みを進めてきた「むすび丸」に おいては、宮城県のご当地キャラクターとして、その誕生の趣旨を踏まえながら、息の長 い、着実なPR活動などを通して、しっかりとしたキャラクターブランドを醸成すること が肝要になるものと思われます。 以 上 (参考)「むすび丸」のプロフィール(仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会HPより) 「むすび丸」は豊かな食と文化に恵まれた宮城を「おにぎり」で表現し、「伊達」を 象徴する伊達政宗公の兜の飾りをつけて擬人化した、宮城県観光PRキャラクターです。 ●名 前:むすび丸(読みは「むすびまる」) ●肩書き:仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会事務局 宮城県観光PR担当係長(平成22年4月より) ●仕 事:いろいろな場所に出かけて、宮城県の観光をPR すること ●趣 味:昼寝、温泉めぐり ●好きな食べ物:三陸沖で取れる魚(特にサンマ) ●経 歴 平成19年3月8日、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンのシンボルマークと して誕生。愛称を公募し、選ばれたのが「むすび丸」でした(平成19年5月8日に発表)。 誕生時は顔のみでしたが、平成20年3月に全身スタイルも登場。甲冑バージョン、祭 りバージョン、スポーツバージョンの3種類があります。 平成22年4月には、仙台・宮 城観光キャンペーン推進協議会事務局の「宮城県観光PR担当係長」に任命されました。 <甲冑バージョン> <祭りバージョン> <スポーツバージョン> -9(終)- -9-

参照

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