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外貨運用のポイント ~ 米ドル編 ~ SMBC 日興証券株式会社 投資情報部龍翔太 2016 年 8 月 19 日

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(1)

投資情報部

龍 翔太

2016年8月19日

SMBC日興証券株式会社

(2)

年初来のドル円相場の推移

(出所:BloombergよりSMBC日興証券作成)

98

100

102

104

106

108

110

112

114

116

118

120

122

1/1

1/19

2/4

2/22

3/9

3/25

4/12

4/28

5/16

6/1

6/17

7/5

7/21

8/8

(月/日)

(円/ドル)

ドル円相場の推移(2016年初~、日次)

日 銀 緩 和 策 が期 待外れ 、 米 4-6月 実 質 GDPが 予 想比 下振れ(7/29) 日本の政策期待など 英国民投票(6/23)でEU離脱派が勝利(6/24) 日銀が政策据え置きを決定(6/16) 原油安や中国金融市 場の混乱を受けたリス ク回避色の強まり 原油安、欧州金融機関の財務悪化懸 念の浮上、内外株の下落などを受けた リスク回避色の強まり 日銀マイナス金利の導入を決定(1/29) 産油4ヵ国が条件付きでの増産凍結で合意(2/16) 日銀が政策据え置きを決定(3/15) イエレンFRB議長が慎重な追加利上げ姿勢を表明(3/29) 一部通信社が日銀追加緩和の観測記 事を掲載(4/22) 日銀が政策据え置きを決定(4/28) ドル買い円売り介入への警戒感など 米雇用統計下振れ(6/2)

(3)

-4.0 -3.0 -2.0 -1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 Q1 2010 Q3 2010 Q1 2011 Q3 2011 Q1 2012 Q3 2012 Q1 2013 Q3 2013 Q1 2014 Q3 2014 Q1 2015 Q3 2015 Q1 2016 政府支出 純輸出 在庫増減 住宅投資 設備投資 個人消費 GDP 米実質GDP(前期比年率、寄与度)の推移 (%) (四半期/年)

米4-6月実質GDPは予想を大きく下回ったものの内容は良好

1.7 3.9 2.7 2.5 -1.5 2.9 0.8 4.6 2.7 1.9 0.5 0.1 2.8 0.8 3.1 4.0 -1.2 4.0 5.0 2.3 2.0 2.6 2.0 0.9 0.8 1.2 -2.0 -1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 Q1 2010 Q3 2010 Q1 2011 Q3 2011 Q1 2012 Q3 2012 Q1 2013 Q3 2013 Q1 2014 Q3 2014 Q1 2015 Q3 2015 Q1 2016

米実質GDP(前期比年率)の推移

(四半期/年) (%) (出所:DatastreamよりSMBC日興証券作成) (出所:DatastreamよりSMBC日興証券作成)

(4)

0

50

100

150

200

250

300

350

400

13/1

13/7

14/1

14/7

15/1

15/7

16/1

16/7

非農業部門雇用者数

3ヵ月移動平均

(年/月)

(前月比、千人)

非農業部門雇用者数

雇用統計は引き続き堅調推移

(出所:DatastreamよりSMBC日興証券作成)

(5)

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

08/1

09/1

10/1

11/1

12/1

13/1

14/1

15/1

16/1

(年/月)

平均時給の推移

(前年比、%)

4

5

6

7

8

9

10

11

05/1

06/1

07/1

08/1

09/1

10/1

11/1

12/1

13/1

14/1

15/1

16/1

(年/月)

(%)

失業率の推移

その他の雇用関連指標も良好

(出所:DatastreamよりSMBC日興証券作成) (出所:DatastreamよりSMBC日興証券作成)

(6)

消費者マインドも高水準を維持

30

40

50

60

70

80

90

100

110

10/1

11/1

12/1

13/1

14/1

15/1

16/1

ミシガン大学消費者信頼感指数

コンファレンスボード消費者信頼感指数

(年/月)

消費者信頼感指数の推移

(出所:DatastreamよりSMBC日興証券作成)

(7)

1.7 3.9 2.7 2.5 -1.5 2.9 0.8 4.6 2.7 1.9 0.5 0.1 2.8 0.8 3.1 4.0 -1.2 4.0 5.0 2.3 2.0 2.6 2.0 0.9 0.8 1.2 2.5 2.2 2.1 2.2 2.1 -3.0 -2.0 -1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 2 0 1 0 /1 Q 2 0 1 0 /2 Q 2 0 1 0 /3 Q 2 0 1 0 /4 Q 2 0 1 1 /1 Q 2 0 1 1 /2 Q 2 0 1 1 /3 Q 2 0 1 1 /4 Q 2 0 1 2 /1 Q 2 0 1 2 /2 Q 2 0 1 2 /3 Q 2 0 1 2 /4 Q 2 0 1 3 /1 Q 2 0 1 3 /2 Q 2 0 1 3 /3 Q 2 0 1 3 /4 Q 2 0 1 4 /1 Q 2 0 1 4 /2 Q 2 0 1 4 /3 Q 2 0 1 4 /4 Q 2 0 1 5 /1 Q 2 0 1 5 /2 Q 2 0 1 5 /3 Q 2 0 1 5 /4 Q 2 0 1 6 /1 Q 2 0 1 6 /2 Q 2 0 1 6 /3 Q 2 0 1 6 /4 Q 2 0 1 7 /1 Q 2 0 1 7 /2 Q 2 0 1 7 /3 Q (%) (年/四半期)

今後の米国景気動向 市場コンセンサス

(実質GDP・前期比年率)

市場 コンセンサス (出所:米商務省データおよびBloombergよりSMBC日興証券作成)

米国景気は順調に拡大中

(8/16現在)

(8)

0.250

0.375

0.500

0.625

0.750

0.875

1.000

16/8

16/10

16/12

17/2

17/4

17/6

17/8

17/10

17/12

(年/限月)

(%)

現在のFF金利水準

1度利上げした際のFF金利水準

2度利上げした際のFF金利水準

FF先物から試算される政策金利の先行き予想

8/15時点

市場の米利上げ観測は過度に慎重な可能性

(出所:各種報道よりSMBC日興証券作成) (出所:BloombergよりSMBC日興証券作成) 2016年投票権あり 2016年投票権な し 【ハト派】(利上げに消極的) 【ハト派】(利上げに消極的) ●パウエ ルFRB理事( 8/8) ●エ バンス・シ カゴ 連銀総裁( 8/3、最ハト派) 利上げは非常に緩やかな道筋をたどることが好ま しい 年内1回の利上げが適切 ●ダドリー NY連銀総裁( 8/16) ●カ シュカ リ・ミネア ポリス連銀総裁( 8/3) 9月会合での利上げ も あり得る FRBには雇用の持続的な伸びを後押しするために 低金利を維持する余裕がある 【中立的】 【中立的】 ●ロック ハー ト ・ア ト ラ ンタ連銀総裁( 8/16) ●ウ ィリアムス ゙・SF連銀総裁( 8/11) 年内に少なくとも あと1回以上の利上げ が適切 年内に利上げ を実施す る必要がある 【タカ派】(利上げに積極的) ●ジョー ジ・カ ン ザス シティ連銀総裁( 7/14) 現在の金利水準は経済のパフォーマンスに比べる と低すぎる ●フ ゙ラ ー ト ゙・セント ルイス連銀総裁( 8/12) 予見可能な将来、利上げはあと一回とみている。

FOMC関係者の発言

(9)

先行きの米利上げ期待の再浮上がドル円をサポートへ

98 100 102 104 106 108 110 112 114 116 118 0.30 0.35 0.40 0.45 0.50 0.55 0.60 0.65 0.70 0.75 0.80 0.85 3/1 3/15 3/29 4/12 4/26 5/10 5/24 6/7 6/21 7/5 7/19 8/2 8/16 FF先物金利(2017年1月限月、左軸) (円/ドル) (%) (月/日) ドル円(右軸) 2016年

ドル円相場とFF先物金利

(2017年1月限月)の推移

(出所:BloombergよりSMBC日興証券作成) 98 100 102 104 106 108 110 112 114 116 118 0.50 0.55 0.60 0.65 0.70 0.75 0.80 0.85 0.90 0.95 1.00 1.05 3/1 3/15 3/29 4/12 4/26 5/10 5/24 6/7 6/21 7/5 7/19 8/2 8/16 米2年国債利回り(左軸) (円/ドル) (%) (月/日) ドル円(右軸) 2016年

ドル円相場と米2年国債利回りの推移

(出所:BloombergよりSMBC日興証券作成)

(10)

日銀の7月緩和策は期待外れも、9月会合で「総括的な検証」を実施へ

7/28~29日銀金融政策決定会合結果

・ETFの買入れ額を年間3.3兆円ペース

→年間6兆円ペースに増額

・成長資金・米ドル特則の総枠120億ドル

→240億ドルに拡大

期待された「量・質・金利」の3次元緩和ではなく、「質」

のみの1次元緩和に留まったことで市場は失望・・・

しかし、、、

(声明文より 一部抜粋)

2%の「物価安定の目標」をできるだけ早期に実現する観点から、次回の金融政策決定会合において、

「量的・質的金融緩和」・「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」のもとでの経済・物価動向や政策効

果について総括的な検証を行うこととし、議長はその準備を執行部に指示

この意味を巡って、市場は思惑が交錯

・緩和策は既に限界→「総括的な検証」後、金融緩和の縮小や物価目標の柔軟化へ?

黒田総裁:

8/2 麻生財務相・黒田日銀総裁会談

2013年1月の政府・日銀共同声明の精神に則り、金融・財政政策、構造改革を総動員しアベノミ

クスを加速することを確認

・目標は維持→早期実現に向けて新たな枠組み及び緩和策を協議?

(緩和縮小や物価目標柔軟化との一部憶測に対し)おっしゃったようなことにはならない

麻生大臣:

(40年物の超長期国債の発行額増加を)市場関係者と意見交換した上で結論をだしたい

(11)

リスク要因:米大統領選

38

40

42

44

46

48

50

3/1

3/16

3/31

4/15

4/30

5/15

5/30

6/14

6/29

7/14

7/29

8/13

(月/日)

本選でのクリントン氏とトランプ氏の支持率推移

(%)

クリントン氏

トランプ氏

注:各調査機関による世論調査結果の平均。直近は8/15時点 (出所:RealClearPoliticsよりSMBC日興証券作成) 2016年

(12)

トランプ大統領が実現した際の「トランプリスク」

• トランプ氏は筋金入りの保護主義者でTPPの離脱を主張。TPPへの参加を完全

に否定しているだけに頓挫する可能性

TPP頓挫

• 在日米軍の駐留経費について日本に全額負担を求める考え。日米安全保障条

約の見直しにつながりかねず日本の安全保障、ひいてはアジアの安全保障にも

悪影響を与える可能性

日米関係悪化

• イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長の再任認めず。FRBの信認にダメージ

を与え、市場のボラティリティを高める可能性

中央銀行の信認低下

• 大規模な法人・所得減税、積極的なインフラの再整備で政府債務の膨張⇒米国

長期金利の急上昇につながる可能性。さらには株価急落を誘発する可能性も

米国財政の悪化

• トランプ氏勝利の場合は先行き不透明感が高まり、株安・ドル安円高要因に

• 特にドル円は、日本を為替操作国として制裁措置も辞さない構え

• トランプ氏の言動を中和できるような人物が財務長官など重要閣僚に選出される

かどうかが鍵となろう

金融市場の反応

(出所:各種報道よりSMBC日興証券作成)

(13)

90

95

100

105

110

115

120

125

130

135

14/1 14/4 14/7 14/10 15/1 15/4 15/7 15/10 16/1 16/4 16/7 16/10 17/1 17/4

ドル円相場の推移と今後の見通し

(円/ドル)

(年/月)

(出所:BloombergよりSMBC日興証券作成)

(弊社予想)

  (2016/8/1時点) 2016年 2017年 8月 9月 10-12月 1-3月 4-6月 レンジ 8月末 レンジ 9月末 レンジ 12月末 レンジ 3月末 レンジ 6月末

米ドル(円/米ドル)

100~108

106

102~112

108

102~114

108

104~114

110

104~114

110

(出所:SMBC日興証券)

当面のドル円相場見通し

(14)

本資料について

【免責事項】

本資料は証券その他の投資対象の売買の勧誘ではなく、SMBC日興証券株式会社(以下「弊社」といいます)が投資情報の提供を目的に作成したものです。本資料は、弊社が信頼できると判断した 情報源から入手した情報に基づいて作成していますが、これらの情報が完全、正確であるとの保証はいたしかねます。情報が不完全または要約されている場合もあります。本資料に記載する価格、 数値等は、過去の実績値、概算値あるいは将来の予測値であり、実際とは異なる場合があります。かかる価格、数値等は予告なしに変更することがありますので、予めご了承くださいますようお願い いたします。本資料は将来の結果をお約束するものでもありませんし、本資料にある情報をいかなる目的で使用される場合におきましても、お客様の判断と責任において使用されるものであり、本資 料にある情報の使用による結果について、弊社及び弊社の関連会社が責任を負うものではありません。本資料は、本資料を受領される特定のお客様の財務状況、ニーズ又は投資目的を考慮して 作成されているものではありません。本資料はお客様に対して税金・法律・投資上のアドバイスを提供する目的で作成されたものではありません。投資に関する最終決定は、契約締結前交付書面、 上場有価証券等書面、目論見書、お客様向け資料等をよくお読みになり、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 本資料は、弊社又は弊社の関連会社から配布しています。本資料に含まれる情報は、提供されましたお客様限りでご使用ください。本資料は弊社の著作物です。本資料のいかなる部分についても 電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。本資料に関するお問い合わせは、弊社の営業担当者までお願いいたしま す。 本資料に記載された会社名、商品名またはサービス名等は、弊社または各社の商標または登録商標です。

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