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ナノ構造体形成におけるイオンビーム重畳照射の効果

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Academic year: 2021

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ナノ構造体形成におけるイオンビーム重畳照射の効果

1170194 奥村祐哉 Effect of ion beam superimposed irradiation on formation of nanostrures Yuya Okumura

一般的な半導体へのイオンビーム照射では、イオン飛程の深さに損傷領域が形成され、照射量が多 くなるとアモルファス化する。一方、Ge、GaSb、InSbでは表面にナノからサブミクロン程度のサイズ のポーラス構造が形成される。これらの構造はイオン照射によって生成された点欠陥によってできる ことが明らかになっており、半導体材料への応用には形状制御が重要となる。

本研究では

Ge、GaSb、InSb

に対して、Ga+ビームを重畳照射し、形成されるポーラス構造の形状を 検討した。実験には

FIB (Focused Ion Beam)を用いて、照射電流値 (102

~ 107 pA)・照射量 (1×1018

10

20

ions/m

2

)・加速電圧 (30 kV)をそれぞれ変更し、形成された構造について FE-SEM (Field Emission Scanning Electron Microscope)を使用し、観察を行った。

重畳照射を行い、以下の結果が得られた。GaSbでは、ポーラス構造形成に重畳照射の影響が見られ なかった。

InSb

では、

GaSb

とは異なり重畳照射の影響が系統的ではなく、多様な構造が形成された。

Ge

では、初期構造が形成されると、その構造の形に依存した構造が成長した。

参照

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