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会議 開催 の概要 と意義

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Academic year: 2021

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会議 開催 の概要 と意義

学部長 前 田 清 隆 学部長補佐 栗 山 直 樹

2013年5月11日(土),12日(日)の2日 間,本 学 が 開 催 校 とな っ て 「精 神 的 哲 学 的 伝 統 と マ ネ ジ メ ン トの た め の 実 践 的智 慧 」 を テ ー マ に した 日本 会 議 を 開催 しま した 。 こ の会 議 は,ブ リ ュ ッ セ ル に 本 部 が あ るABIS(企 業 と社 会 ア カデ ミー)と イ ェ ー ル 大 学 が 共 催 し,こ れ まで に も世 界 の 諸 地 域 の 大 学 ・学 術 機 関 で シ リー ズ で 開 催 さ れ て お り,今 回 で7回 目 と な り ます 。 本 学 の 会 議 で は ドイ ッ,ア メ リカ,フ ラ ンス,ベ ル ギ ー,ス ペ イ ン,カ ナ ダ,イ ン ド,フ ィ リ ピ ン,マ レー シ ア,ネ パ ー ル,ド ミニ カ,日 本 の12力 国 か ら30名 を超 え る専 門家 が 集 ま り,活 発 に議 論 が 展 開 され ま した 。 ま た,通 訳 な しの 英 語 の会 議 に もか か わ らず,本 学 の 経 営 学 部 の 学 生 の代 表60名 も 聴 講 しま した 。

会 議 で は,日 本 の 経 営 ・マ ネ ジ メ ン トの 諸 側 面 に,宗 教 に裏 付 け られ た 精 神 的哲 学 的 伝 統 が あ り,そ の 影 響 は ビ ジ ネ ス界 に大 き く広 が っ て い る との 共 通 認 識 が確 認 され ま した 。 ま た,日 本 の 諸 組 織 の 実 践 的智 慧 が,そ れ らの 精 神 的倫 理 的 伝 統 に よ り強 く影 響 を 受 け て い る こ とが,さ ま ざ ま な観 点 か ら議 論 さ れ ま した 。 グ ロ ーバ ル 化 が 進 む これ か らの 日本 や 世 界 に と って ます ます 重 要 性 を 発 揮 して ゆ くと の 認 識 が 広 が り,日 本 の 組 織 的 柔 軟 性,多 角 的 ・長 期 的観 点 や 現 場 か ら の実 践 の 重 視,環 境 と の調 和 的 な対 応 な ど多 くの 点 が 日本 の伝 統 と して 指 摘 さ れ ま した。 また,本 学 の創 立 者 池 田大 作 先 生 が 強 調 さ れ て い る 「人 間 主 義 を基 調 と した 経 営 」,庶 民 を 中 心 に据 え内 発 性 を促 す 「『 人 間 革 命 』に よ る組 織 的 発 展 」,社 会 ・世 界 を よ り良 い 方 向 に 導 く 「人 道 的 競 争 」 が

ます ます 重 要 に な っ て くる との 報 告 が あ り ま した 。

こ の会 議 で 発 表 され た報 告 は,学 術 誌journalofManagement1)evelopmentに 投 稿 の 上,審 査 を経 て2015年 に特 集 号 と して 発 行 され る予 定 に な っ て い ます が,今 回創 価 大 学 経 営 論 集 に 開 催 校 の 記 録 と して ま とめ る た め,新 た に翻 訳 や 要 約 な ど別 途 原 稿 を書 き直 す ご協 力 を頂 い た諸 先 生 方 の論 文 を所 収 させ て頂 き ま した 。 上 智 大 学 の 岡 田仁 孝 先 生,フ ラ ンス ・レー ン大 学 の ア ンベ ー ル 先 生,本 学 の 北 政 巳先 生,山 中 馨 先 生,ド ボ ル ー 先 生,高 木 先 生 に は,急 な お 願 い に もか か わ ら ず,ご 執 筆 の 労 を とっ て 頂 き ま した こ と に心 よ り感 謝 申 し上 げ ます 。

この 会 議 の 開 催 に あ た っ て は,研 究 プ ロ ジ ェ ク トの 中 心 者 で イ ン ゴ ル シ ュ タ ッ ト大 学 ビ ジ ネ ス

ス ク ー ル の ア ン ドレ ・ハ ビ ッ シ ュ教 授 が 日本 で の 開催 に 強 い意 欲 を持 た れ て お り,前 年 度 か らス

イス ・ジ ュ ネ ー ブ に あ る 人 間主 義 経 営 セ ン タ ー代 表 のErnstvonKimakowitz博 士 を通 じて 本 学

で の 開催 を要 望 され た とい う経 緯 が あ りま した 。 ハ ビ ッ シ ュ教 授 は会 議 終 了 後 に 「こ の会 議 の 日

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2創 価 経 営論 集 第38巻 第2・3合 併号

本 で の 開 催 は,私 の か ね て か らの念 願 で あ り ま した が,私 の予 想 を大 き く超 え る 内 容 と成 果 を得 る こ とが で き ま し た。 創 価 大 学 の教 職 員 の 皆 様,そ して 献 身 的 に真 心 の サ ポ ー トを して くだ さ っ た学 生 の 皆 様 に 心 か ら感 謝 申 し上 げ ます 」 と感 想 を 述 べ られ て お ら れ ま した 。 また イ ェ ー ル 大 学 の セ オ ドー ル ・ル ー ズ ベ ル ト ・マ ロ ッ ク教 授 か ら は,「 私 の 友 人 で あ る ハ ーバ ー ド大 学 の ドゥ ・ ウ ェ ミ ン教 授 と池 田先 生 の 対 談 集 を読 み,大 変 感 動 しま した 。 ま た 同 じ く友 人 で あ る ガ ル ブ レイ ス教 授 との会 談 や ハ ー バ ー ド大 学 で の講 演 を知 り強 く共 感 い た しま した 。 創 価 大 学 と真 の 友 人 に な っ た 気 持 ち で す 」 と本 学 で の 開 催 に つ き コ メ ン トを残 さ れ て い ま す 。

ビ ジ ネ ス と社 会 ア カ デ ミー(TheAcademyofBusinessinSociety:ABIS)は,企 業,ビ ジ ネ ス 教 育 機 関 な どが 連 携 し,パ ー トナ ー シ ッ プ と研 究 ・教 育 を通 じて 持 続 可 能 な ビ ジ ネ ス慣 行 を促 進 す る た め に作 ら れ た ユ ニ ー ク な 組 織 で す 。ABISは2002年 に設 立 され,現 在100以 上 の 代 表 的 多 国 籍 企 業 ・学 術 機 関 な らび に企 業 の 責 任 や 重 要 なス テ ー ク ホ ー ル ダー 組 織 が メ ンバ ー と な り構 成 さ れ て い ます 。 ビ ジ ネ ス と社 会 ア カ デ ミ ー は 次 の こ と を 目 的 と して い ます 。

一 グ ロー バ ル化 経 済 ・社 会 にお け る 変 化 しつ つ あ る ビ ジ ネ ス の 役 割 に つ い て 議 論 を集 約 す る 一 これ か らの ビジ ネ ス リー ダ ー に持 続 的 ビジ ネ ス を発 展 させ る 能 力 を 育 成 す る

一 持 続 可 能 な ビ ジ ネ ス慣 行 を促 進 す る た め ,ビ ジ ネ ス リ ー ダ ー,学 術 界 政 策 担 当 者 な どの 問 の 関 係 の あ り方 を変 容 させ る

一 各 地 域 レベ ル

,グ ロ ー バ ル レベ ル で,政 策 立 案 に ア ドバ イ ス を行 う 一 グ ロ ーバ ル な 行 動 と学 習 を実 施 す る た め に強 い連 携 を構 築 す る

このABISか ら,開 催 校 で あ る創 価 大 学 へ の 親 書 の 中 で,創 立 者 池 田大 作 先 生 へ の 高 い 評価 と 理 解 が 表 明 され て き ま した 。 そ の い くつ か を私 の翻 訳 で あ る とい う条 件 付 で 紹 介 させ て頂 き た い

と思 い ます 。

ギ ル バ ー ト ・レ ンセ ンABIS会 長 か ら は,「 特 に,こ の 会 議 で は,貴 大 学 の偉 大 な 創 立 者 で あ られ る池 田 大 作 博 士 の 精 神 と よ く知 られ た 人 間主 義 的 教 育,世 界 に お け る知 性 との 対 話,平 和 構 築 につ き触 れ る こ と と な り,私 個 人 と して 特 別 な 感 謝 を 申 し上 げ た い と存 じ ます 。 そ れ 以 上 に, 私 た ち の 共 通 の 目的 が ま さ に,人 間主 義 の ま た持 続 可 能 な 経 営 教 育 と実 践 を 形 作 る こ と にあ り, こ の よ うな 会 議 を運 営 す る に あ た っ て創 価 大 学 は 最 も適 切 な機 関 で あ る と考 え ます 」 と述 べ られ て い ま す 。

ま た,ア ン ド レ ・ハ ビ ッ シ ュ教 授 か ら は,「20世 紀 前 半,国 際 的 に残 忍 な 国 家 主 義 が 広 が る 中 で,創 価 学 会 の創 設 者 で あ る牧 口常 三 郎 先 生 と戸 田城 聖 先 生 の示 され た 身 を挺 して の 実 証 に,私

た ち は 強 く胸 を打 た れ て お ります 。 池 田 先 生 に よ り示 され た建 学 の3指 針 は,経 営 教 育 と実 践 に

知 恵 を促 進 し よ う とす る私 た ち の運 動 の 根 幹 と完 全 に軌 を一 にす る もの で あ ります 。 池 田先 生 は

50年 にわ た っ て,イ デ オ ロギ ー,国 籍 宗 教 な ど を超 えて 相 互 理 解 の橋 渡 しの た め,異 な る 文 化

や 社 会 分 野 の リー ダ ー と対 話 を展 開 され,地 球 的 問 題 群 に対 し有 効 な解 決 策 を求 め抜 い て こ られ

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会 議 開催 の概 要 と意 義(前 田 清 隆 栗 山 直樹)3

ま した。 私 た ち は この こ とに 対 して大 き な感 銘 を受 け て お り ます 。 池 田先 生 の平 和 と文 明 間対 話 の 精 神 は,ABIS一 イ ェ ー ル ・プ ロ ジ ェ ク トにお け る熱 望 と一 致 す る もの で あ ります 」 と文 書 を 通 じて届 け られ ま した 。 また,「 善 と平 和 の た め の 闘 い,人 間 の 尊 厳 性 の保 護 と改 善,困 難 に 断

じて 負 け な い 」 とい う創 価 教 育 の 理 想 に大 きな 共 感 を 表 明 さ れ て い ます 。

も ち ろ ん,創 価 大 学 山本 英 夫 前 学 長,馬 場 善 久 学 長 は じめ 本 学 に 対 して 開 催 の便 宜 と財 政 的負 担 につ い て も深 い 感 謝 の念 が 表 明 さ れ て い ます 。 本 会 議 の 開 催 に 当 た っ て は,多 くの 関 係 者 の 方 々,ま た役 員 につ い て 頂 い た 学 生 の皆 さ ん に ご協 力 を頂 き ま した 。 特 に,江 崎 公 希 経 営 学 部 事 務 長,望 月 雅 光 先 生,安 田賢 憲 先 生,経 営 学 部 助 教 の セ ダ イ ン ・マ ダ ブ ・プ ラサ ド先 生,経 営 学 部 事 務 室 の 三 好 健 一 氏,創 価 大 学 大 学 院 の 辻 塚 秀 幸 氏 に は,会 議運 営 の 困難 な 業 務 に あ た っ て頂

きま した 。 お 名 前 を記 して 感 謝 を 申 し上 げ ます 。

な お,本 学 で の 会 議欄 催 を前 に した5月8日 に,京 都 の 同 志 社 大 学 ビ ジ ネ ス ス ク ー ル の グ ロ ー

バ ルMBAコ ー ス に て ,ABIS側 主 催 者 代 表 で あ る ハ ビ ッ シ ュ教 授 とイ ェ ー ル 大 学 の マ ロ ッ ク教

授 を歓 迎 して い た だ き,講 義 と企 業 研 修(福 寿 園 訪 問)を 実 施 して い た だ き ま した 。MBAコ ー

ス 長 の 近 藤 ま り教 授 と長 谷 川 治 清 教 授 の ご協 力 に心 よ り感 謝 申 し上 げ ます 。

参照

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