債 権 譲 渡 担 保 権 設 定 契 約 書
株式会社〇〇銀行(以下「譲渡担保権者」という。)及び●●(以下「譲渡担保権設定者」 という。)は、第 1 条に定義する本件被担保債務を担保するために、第 1 条に定義する本件 対象債権に【根担保として根】譲渡担保権を設定することに関連して、●年●月●日付に て、以下の約定によりこの債権譲渡担保権設定契約書(以下「本契約」という。)を締結す る。 第 1 条(定義) 次に掲げる各用語は、文脈上別義であることが明白である場合を除き、本契約において次 に定める意味を有する。 (1) 「営業日」とは、法令等により銀行が休業することを認められている日以外の日で、 かつ譲渡担保権者が現実に営業を行っている日をいう。 (2) 【「銀行取引約定書」とは、譲渡担保権者及び譲渡担保権設定者の間で締結した●年● 月●日付【銀行取引約定書】(その後の変更を含む。)をいう。】 (3) 「原債務者」とは、●●電力会社をいう。 (4) 「再エネ法」とは、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措 置法(平成 23 年法律第 108 号。その後の改正を含む。)をいう。 (5) 「接続契約」とは、【各】認定発電設備と原債務者の事業の用に供する変電用、送電用 又は配電用の電気工作物とを電気的に接続するために譲渡担保権設定者と原債務者と の間で締結した契約を【個別に又は総称して】いう。 (6) 「認定発電設備」とは、別紙 1 記載のとおり再エネ法第 6 条に基づき認定を受けた太 陽光発電に係る【各】認定発電設備(再エネ法第 3 条第 2 項に定義する認定発電設備 をいう。)を総称していう。 (7) 【「本件貸付契約」とは、譲渡担保権者及び譲渡担保権設定者の間で締結した●年●月 ●日付【金銭消費貸借契約】(その後の変更を含む。)をいう。】 (8) 「本件譲渡担保権」とは、本契約により設定される債権譲渡担保権をいう。 (9) 「本件譲渡担保権設定日」とは、●年●月●日をいう。 (10) 「本件対象契約」とは、別紙 2 記載の契約(その後の変更を含む。)を【個別に又は総 称して】いう。 (11) 「本件対象債権」とは、本件対象契約に基づき譲渡担保権設定者が【●年●月●日を 始期とし、●年●月●日を終期とする期間において】原債務者に対して有する債権及 びこれに付帯する一切の権利を総称していう。 (12) 「本件被担保債権」とは、本件被担保債務に係る債権をいう。 (13) 「本件被担保債務」とは、【本件貸付契約/銀行取引約定書の適用のある融資取引等】に基づき譲渡担保権設定者が譲渡担保権者に対し現在及び将来負担する一切の債務 (元本、利息及び遅延損害金に関する債務を含むが、これらに限られない。)を総称し ていう。 第 2 条(本件譲渡担保権の設定) 譲渡担保権設定者は、本件譲渡担保権設定日において、本件対象債権を、本件被担保債務 を担保する目的で、【根担保として、】譲渡担保権者に譲渡する。 第 3 条(対抗要件の取得等) 1. 譲渡担保権設定者は、本件譲渡担保権設定日において速やかに、本件譲渡担保権の設 定について、動産及び債権の譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律(平 成 10 年法律第 104 号。その後の改正を含む。以下、「動産・債権譲渡特例法」という。) に基づく譲渡担保権設定登記(以下、「譲渡担保権設定登記」という。)の申請を行うも のとする(但し、譲渡担保権設定登記の存続期間は【●】年とする。)。 2. 譲渡担保権設定者は、前項に基づく譲渡担保権設定登記申請後直ちに、当該登記申請 書副本の写しを、譲渡担保権者に提出するものとし、当該登記完了後直ちに、動産・ 債権譲渡特例法第 11 条に定める登記事項証明書及び登記事項概要証明書を譲渡担保 権者に提出するものとする。 3. 譲渡担保権者は、本件被担保債務が期限の利益を喪失した場合又は譲渡担保権者が本 件被担保債権の保全上必要と判断した場合にはいつでも、動産・債権譲渡特例法第 4 条第 2 項に従い、同法第 11 条 2 項に定める登記事項証明書を原債務者に交付して通知 をすることができるものとする。譲渡担保権設定者は、譲渡担保権者の要請により、 当該通知に関し必要な協力を行うものとする。 4. 譲渡担保権設定者は、本契約締結日において、本件対象契約その他本件対象債権に関 し原債務者と締結した契約書及び覚書等(以下「担保関連書類」と総称する。)の原本 を譲渡担保権者に交付するものとする。 【また、譲渡担保権設定者は、本契約締結日までに、(i)接続契約の原本証明付写し(接 続契約が本件対象契約と別に締結されている場合)、(ii) 認定発電設備に係る再エネ法 第 6 条第 1 項の認定を受けたことを証する書面の原本証明付写し、及び(iii)本件対象契 約、接続契約及び認定発電設備に関して譲渡担保権者が合理的に要求する書類を譲渡 担保権者に提出するものとする。】 5. 譲渡担保権設定者は、本件譲渡担保権の設定登記及びその他の手続につき、譲渡担保 権者の指示に従ってこれを行うものとし、本件譲渡担保権に関する登記手続に必要な 一切の費用(司法書士費用等を含む。以下同じ。)及び公租公課は譲渡担保権設定者が
負担するものとする。譲渡担保権者がかかる費用又は公租公課を支払った場合、譲渡 担保権設定者は、譲渡担保権者から請求あり次第、譲渡担保権者に対し、当該費用相 当額又は当該公租公課相当額を直ちに支払うものとする。 第 4 条(取立委任及び振込指定口座) 1. 譲渡担保権者は、譲渡担保権設定者に対し、無償にて本件対象債権の取立回収の業務 を委託し、譲渡担保権設定者は譲渡担保権者の代理人として法令の許す範囲内におい て本契約に従いかかる業務を行うことを受託するものとする。 2. 譲渡担保権者は、譲渡担保権設定者に対して通知することにより、何時でも前項の取 立委任を解除することができる。 3. 譲渡担保権設定者は、本契約で別途定める場合を除き、本件対象債権の支払について は、本件対象契約において、本件対象債権についての支払いを入金する口座として、 下記の振込指定口座(以下「振込指定口座」という。)に指定するものとする。譲渡担 保権設定者が原債務者よりかかる本件対象債権についての支払を振込指定口座への入 金以外の方法により受領した場合、譲渡担保権設定者は、当該受領金を直ちに振込指 定口座に入金しなければならない。 記 金融機関:●●銀行 ●●支店 種 類:●● 口座番号:●● 口座名義:●● 4. 譲渡担保権設定者は、譲渡担保権者の事前の書面による承諾なく、振込指定口座その 他本件対象債権の回収方法を変更してはならないものとする。 5. 【譲渡担保権設定者は、譲渡担保権者の事前の書面による承諾なく、振込指定口座に 入金された回収金を、本件被担保債務の弁済又は当該弁済に関し必要となる使用以外 に使用してはならないものとする。】 第 5 条(本件譲渡担保権の実行) 1. 期限の到来又は期限の利益の喪失その他の事由によって、譲渡担保権設定者が本件被 担保債務を履行しなければならない場合には、譲渡担保権者は、本件譲渡担保権の実 行として、法定の手続に従った方法の他、本件対象債権を自ら行使し、又は本件対象 債権の行使に代えて法定の手続によらず、一般に相当と認められる価格により本件対 象債権を処分し又は自ら取得し、受領した金銭(処分した場合)又は一般に相当と認 められる価額(自ら取得した場合)から諸費用を差し引いた残額を、法定の順序にか
かわらず、本件被担保債務の弁済に充当することができる。この場合、譲渡担保権者 は、譲渡担保権設定者にその旨を速やかに通知する。また、譲渡担保権者が自ら取立 て回収する場合、譲渡担保権者は、法令等で許容される範囲において、必要に応じて 適宜、原債務者との間で和解等による減額、免除等の合理的な措置を講ずることがで き、譲渡担保権設定者は、これに何ら異議を述べないものとする。 2. 譲渡担保権設定者は、本契約をもって、譲渡担保権者に対し、前項に定める本件譲渡 担保権の実行に必要な権限(第 1 項に定める処分代金の受領を含むが、これらに限ら れない。)を撤回不能のものとして付与するものとし、また、譲渡担保権者の指示に従 い、かかる本件譲渡担保権の実行に必要な協力を行うものとする。 3. 第 1 項による本件被担保債務への弁済充当後、なお本件被担保債務につき譲渡担保権 設定者に残債務が存在する場合には、譲渡担保権設定者は、直ちにこれを弁済する義 務を負う。 4. 第 1 項により本件被担保債務への弁済充当がなされ、本件被担保債務が完済された後、 第 1 項により行使若しくは処分されていない本件対象債権(以下「未処分対象債権」 という。)が存在し、本件対象債権の行使により譲渡担保権者が取得した金銭以外のも ので処分されていないもの(以下「未処分担保物等」という。)が存在し、又は本件対 象債権の行使若しくは処分により譲渡担保権者が得た金銭に残余がある場合(当該金 銭を、以下「残余金銭」という。)には、当該未処分対象債権及び当該未処分担保物等 は譲渡担保権設定者に帰属し(譲渡担保権者は、当該帰属に係る対抗要件具備手続を 行う。但し、対抗要件具備にかかる費用(司法書士費用等を含む。以下同じ。)は譲渡 担保権設定者の負担とする。)、また、譲渡担保権者は直ちに残余金銭を譲渡担保権設 定者に支払うものとする(但し、振込手数料は譲渡担保権設定者の負担とする。)。 第 6 条(追加譲渡担保権の設定等) 譲渡担保権設定者は、認定発電設備を追加で設置した場合で、譲渡担保権者から要請 があった場合には、かかる要求に従い、【譲渡担保権者所定の様式による追加担保差 入証を作成し譲渡担保権者に交付すること/譲渡担保権者所定の債権譲渡担保権設 定契約書を締結すること】により、追加で設置した認定発電設備に関し、原債務者又 はその他の電気事業者との間で締結した特定契約(再エネ法第 4 条第 1 項に規定する 特定契約をいう。)に基づく譲渡担保権設定者の原債務者に対する現在及び将来の一 切の債権(以下、「追加債権」という。)を、本件被担保債務の履行を担保するための 増担保として、譲渡担保権者に譲渡するものとする。 第 7 条(報告及び調査)
譲渡担保権者は、本件被担保債権の保全上必要と認められるときは、本件対象債権に 係る譲渡担保権設定者の帳簿その他関係書類、管理回収状況について、いつでも譲渡 担保権設定者に提示、提出又は報告を求めることができる。譲渡担保権設定者は、譲 渡担保権者からかかる報告の要求があった場合、合理的理由なくこれを拒むことがで きないものとし、法令等に反しない範囲でかかる要求に応じるものとする。 第 8 条(表明及び保証) 1. 譲渡担保権設定者は、本契約締結日及び本件譲渡担保権設定日において、以下の各号 に掲げる事項が真実かつ正確であることを表明し、かつ、保証する。 (1) 譲渡担保権設定者は、日本法に基づき適法に設立され、有効に存在する法人であ ること。 (2) 譲渡担保権設定者は、本契約に定められている規定を遵守・履行するのに必要な 法律上の完全な権利能力及び行為能力を有しており、本契約に拘束されること。 (3) 本契約は、適法、有効かつ拘束力のある譲渡担保権設定者の債務を構成し、その 条項に従い、譲渡担保権設定者に対する強制執行が可能であること。 (4) 譲渡担保権設定者は、本契約を締結・履行するために必要となる社内の承認手続 を全て適法に完了していること。 (5) 譲渡担保権設定者は、本件譲渡担保権の設定について、その債権者に対し詐害の 意図を有していないこと。 (6) 譲渡担保権設定者は、支払不能、支払停止又は債務超過に陥っておらず、譲渡担 保権設定者が知り得る限り、本契約に基づく取引を実行することにより、支払不 能、支払停止又は債務超過に陥るおそれもないこと。 (7) 譲渡担保権設定者による本契約の締結・履行に重大な影響を及ぼす訴訟・係争・ 行政処分が発生しておらず、譲渡担保権設定者が知り得る限り、発生するおそれ もないこと。 (8) 譲渡担保権設定者について破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始、 特別清算開始若しくは特定調停手続の申立又はその他これらに類する日本国内 外の倒産手続開始の申立がなされていないこと。 (9) 譲渡担保権設定者は解散しておらず、譲渡担保権設定者について解散を命ずる裁 判又は解散する旨の株主総会の決議が行われていないこと。 2. 譲渡担保権設定者は、本契約締結日及び本件譲渡担保権設定日において、本件対象債 権について、以下の各号に掲げる事項が真実かつ正確であることを表明し、かつ、保 証する。 (1) 本件対象債権が適法かつ有効に成立しており、原債務者に対して強制執行可能で あること。但し、本件対象債権のうち将来債権については、本件対象契約に従っ て適法かつ有効に発生した場合は、原債務者に対して強制執行可能であること。
(2) 本件対象債権に係る一切の権利、権原及び利益は、本契約に基づく担保権を除き、 譲渡担保権設定者のみに帰属すること。 (3) 本件対象契約において本件対象債権の譲渡その他の処分を禁止又は制限する特 約は付されておらず、譲渡担保権設定者と原債務者との間で本件対象債権につい て譲渡を禁止又は制限する特約を合意していないこと【又は、本契約に基づく譲 渡について承諾を得ていること】。 (4) 本件対象債権に関し、譲渡担保権設定者が譲渡担保権者に対し開示した情報が全 て真実であること。 (5) 本件対象債権に悪影響を及ぼすおそれのある処分(本件対象債権の内容の変更、 免除若しくは放棄、又は第三者に対する譲渡、担保設定その他の処分等譲渡担保 権者が完全な権利を取得するのに妨げとなる第三者の権利設定を含むが、これら に限られない。)、又は将来そのような処分をするとの約束が行われていないこ と。 (6) 本件対象債権に関し、将来債権の場合は将来発生する予定である事実を除き、無 効原因、取消原因その他本件対象債権の有効性を否定しうる事実又は本件対象債 権の有効性を疑わせるような事実がなく、本件対象債権の成立、存続、帰属又は 行使について、いかなる訴訟、仲裁、調停及び行政上の手続も係属又は開始して おらず、そのおそれもないこと。 (7) 本件対象債権は、第三者による差押、仮差押、仮処分、本案訴訟における請求等、 第三者による請求の対象となっておらず、そのおそれもないこと。 (8) 原債務者は、譲渡担保権設定者に対して相殺権その他の譲渡担保権設定者の請求 を拒む根拠としての抗弁権を一切有しておらず、そのおそれもないこと。 3. 前二項に定める表明及び保証のうちいずれかが真実又は正確でないことが判明したと きは、譲渡担保権設定者は、直ちに譲渡担保権者に書面により通知するとともに、そ れにより譲渡担保権者に生じた損失、経費その他一切の損害(損害又は損失を被らな いようにするために支出した合理的な費用及び損害又は損失を回復するために支出し た合理的な費用(弁護士費用を含む。)を含む。)を、譲渡担保権者の請求に従って、 譲渡担保権者に対して支払うものとする。 第 9 条(誓約事項) 1. 譲渡担保権設定者は、本契約締結日以降全ての本件被担保債務が完済されるまでの間、 以下の書類及び情報を、それぞれについて定められた期間内に譲渡担保権者に提出す る。 (1) 原債務者から受領した一定期間ごとの本件対象契約に基づく電力量計の検診結果 及び料金算定結果:
【受領後●営業日以内】 (2) 前号の他、本件対象契約に基づく原債務者の支払債務に関連する事項について原 債務者から書面による通知を受けた場合の通知: 受領後【速やかに】 (3) 譲渡担保権設定者の財務諸表を添付した事業報告書(税務申告書を含む): 譲渡担保権設定者の各事業年度終了後 3 か月以内 (4) 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則第 12 条第 1 項及び第 2 項に従い行政当局に提出した報告書の写し: 提出後速やかに (5) 前号の他認定発電設備に関し再エネ法その他の法令に基づき又は行政当局の要請 に従い行政当局に提出した届出書又は報告書(添付書類を含む)の写し: 提出後速やかに (6) 前各号の他、譲渡担保権者が合理的に要求する書類又は情報: 譲渡担保権者が合理的に要求する期間内 2. 譲渡担保権設定者は、本契約締結日以降全ての本件被担保債務が完済されるまで、以 下の事項を遵守する。 (1) 譲渡担保権設定者は、以下のいずれかの事由が発生した場合には、直ちに譲渡担 保権者に対しその旨報告するものとし、これに関連して書面を受領した場合には 直ちにその写しを譲渡担保権者に提出するものとする。 ① 本件対象債権について原債務者その他の第三者との間で何らかの紛議等が生 じた場合。 ② 認定発電設備に係る再エネ法第 6 条の認定が取り消された場合又は取り消さ れるおそれがある場合。 ③ 認定発電設備が故障した場合その他変更又は修理を行う必要が生じた場合。 ④ 認定発電設備の設置場所に係る不動産に関し、所有者の変更、賃貸借契約の 解除又は終了、賃借条件の変更その他本件対象債権に悪影響を及ぼす変更が 発生した場合又は発生するおそれがある場合。 ⑤ 本件対象契約又は接続契約の解除事由その他期限前に終了する事由が発生し たとき、又は、本件対象契約又は接続契約の更新をしない旨の通知を受領し たとき。 ⑥ 原債務者から認定発電設備の出力の抑制の指示があった場合。 ⑦ 原債務者に関し、その住所、商号、合併等の変動があったことを知ったとき、 又は、財産、経営、業況につき重大な変化が生じ若しくは生じるおそれがあ ることを知ったとき。 (2) 譲渡担保権設定者は、譲渡担保権者の事前の書面による承諾なく、本件対象契約 上の地位又は本件対象債権を第三者に譲渡し、担保提供その他の処分をし、又は
本件対象債権を放棄するなど、譲渡担保権者に損害を及ぼすおそれのある行為は 一切行ってはならないものとする。 (3) 譲渡担保権設定者は、譲渡担保権者の事前の書面による承諾なく、本件対象債権 について、原債務者が譲渡担保権設定者又は譲渡担保権者に対して抗弁権を取得 し、又は取得する可能性のある行為を行わず、また、本件対象契約の解除、変更 その他本件対象債権の内容を変更するおそれのある行為を行ってはならないもの とする。譲渡担保権設定者は、本号に従い譲渡担保権者の承諾を得て本件対象契 約又は本件対象債権の内容の変更を行った場合、速やかに変更後の本件対象契約 又は本件対象債権の内容の変更を証する書面の原本証明付写しを譲渡担保権者に 提出するものとする。 (4) 譲渡担保権設定者は、譲渡担保権者の事前の書面による承諾なく、接続契約に関 し、解除又は変更その他本件対象債権に悪影響を及ぼすおそれのある行為を行っ てはならないものとする。譲渡担保権設定者は、本号に従い譲渡担保権者の承諾 を得て接続契約の変更を行った場合、速やかに変更後の接続契約の原本証明付写 しを譲渡担保権者に提出するものとする。 (5) 譲渡担保権設定者は、譲渡担保権者の事前の書面による承諾なく、認定発電設備 の設置場所に係る不動産に関し、所有権の譲渡、担保提供その他の処分又は所有 者の変更の承諾、賃貸借契約の解除又は終了、賃借条件の変更その他本件対象債 権に悪影響を及ぼす変更を行わないものとする。譲渡担保権設定者は、本号に従 い譲渡担保権者の承諾を得て当該不動産に係る契約の変更を行った場合、速やか に変更契約書その他のかかる変更内容を証する書面の原本証明付写しを譲渡担保 権者に提出するものとする。 (6) 譲渡担保権設定者は、譲渡担保権者の事前の書面による承諾なく、認定発電設備 に関し再エネ法第 6 条第 4 項の変更の認定が必要となる行為を行わないものとす る。 (7) 譲渡担保権設定者は、本件対象債権について原債務者その他の第三者との間で何 らかの紛議等が生じた場合には、一切の責任を負い、譲渡担保権者に生じた損失、 経費その他一切の損害(損害又は損失を被らないようにするために支出した費用 及び損害又は損失を回復するために支出した費用(弁護士費用を含む。)を含むが、 これらに限られない。)を補償するものとする。 (8) 譲渡担保権設定者は、第 4 条第 1 項の取立委任を解除された場合は、それ以降、 本件対象債権の回収を停止し、原債務者からの弁済を一切受領しないものとし、 原債務者からの弁済を受領した場合は譲渡担保権者の指示に従って譲渡担保権者 に引き渡すものとする。 (9) 譲渡担保権設定者は、その他本件譲渡担保権を毀損し又は価値を害するおそれの ある一切の行為を行わないものとする。
第 10 条(本契約の終了) 1. 【(根担保でない場合)全ての本件被担保債務が完済された場合には、本契約は終了す るものとする。/(根担保の場合)但し、本契約は、譲渡担保権設定者が、本件譲渡 担保権の被担保債権の元本の確定後において全ての本件被担保債権に係る債務の履行 を完了した場合に終了し、本件譲渡担保権の被担保債権の元本の確定前において、一 時的に本件被担保債権の残高がゼロとなった場合には終了しない。なお、譲渡担保権 者は、譲渡担保権設定者に対して書面で請求することにより、いつでも本件譲渡担保 権の被担保債権の元本を確定させることができるものとする。】 2. 本契約が終了した場合、譲渡担保権者は、本件譲渡担保権の解除を証する書面を譲渡 担保権設定者に提出し、本件対象債権の譲渡担保権設定者への移転に関する対抗要件 具備手続を行う(対抗要件具備にかかる費用は譲渡担保権設定者の負担とする。)。 3. 譲渡担保権者は、本契約が終了した場合には、速やかに、本契約の規定に従い譲渡担 保権設定者から交付を受けた担保関連書類の原本を、法令上継続的な保管が必要とな るものを除き、譲渡担保権設定者に返還するものとする。 第 11 条(他の担保との関係) 1. 本契約に基づく担保権は、譲渡担保権者が本件被担保債権に関して現在又は将来有す る他の担保に追加して設定されるものであり、かかる他の担保の効力が本契約に基づ く担保権によって影響を受けることはないものとする。 2. 本契約に基づく担保権は、他の担保権の変更、修正又は解除等によっても影響を受け ないものとする。 第 12 条(損害賠償) 譲渡担保権設定者が本契約の各条項に違反した場合には、譲渡担保権設定者は、当該違反 に直接に起因して譲渡担保権者に発生した損害、損失又は費用等を賠償する。 第 13 条(諸費用) 譲渡担保権設定者は、本契約に別途定める費用負担に加えて、契約書の作成費用、対抗要 件具備費用、変更契約作成費用その他本契約に関して合理的に必要な費用(弁護士費用及 び公租公課を含む。)を負担する。
第 14 条(一般事項) 1. 契約上の地位の処分等 (1) 譲渡担保権設定者は、譲渡担保権者の事前の書面による承諾なく、本契約に基づ く権利・義務及び本契約上の地位について譲渡、質入その他の処分をしない。 (2) 【(根担保の場合)本件譲渡担保権の被担保債権の元本の確定後において、】本 件被担保債権及び本件被担保債権に係る契約上の地位及び権利義務の全部又は 一部が第三者(以下、本項において「譲受人」という。)に譲渡された場合は、 譲渡担保権者は、譲受人をして、譲渡人たる譲渡担保権者から譲渡を受ける本件 被担保債権及び本件被担保債権に係る契約上の地位及びこれに伴う権利義務に 関連する範囲の本契約上の地位も同時に譲り受けさせるものとする。この場合、 譲渡担保権設定者は、当該譲受けに係る対抗要件具備に必要な手続に協力する。 2. 本契約の変更 本契約は、譲渡担保権設定者及び譲渡担保権者が書面により合意する場合を除き、こ れを変更することができない。 3. 通知 (1) 本契約に別段の定めがある場合を除き、本契約上要求されているか認められてい る通知は以下の宛先に対して書面にて手交、郵送又はファクシミリにより行われ るものとする。但し、ファクシミリにより行われた場合は、送信者は送信完了の 確認を受領し、記録するものとする。但し、宛先の通知がなされた場合は、変更 後の宛先に対して通知する。 譲渡担保権者: [宛先] [住所] [ファクシミリ] 譲渡担保権設定者: [宛先] [住所] [ファクシミリ] (2) 本契約に基づいて行われる通知が郵便機関による誤配、遅配その他通知人たる当 事者の責めに帰すべからざる事由により相手方のもとへ到達せず、又は遅延して 到達した場合は、通常到達すべき時点において相手方のもとへ到達したものとみ なして、その効力が発生するものとする。 4. 届出事項の変更 譲渡担保権設定者は、その印章、名称、商号、代表者、住所その他の事項に変更があ った場合、譲渡担保権者に対して、直ちにその旨を通知する。 5. 守秘義務
本契約の各当事者は、他の当事者から開示された一切の情報及び資料(以下の各号のいず れかに該当するものは除く。)について秘密を保持し、当該他の当事者の事前の書面によ る同意がない限り、第三者に開示してはならない。但し、弁護士、司法書士、公認会計士、 税理士、不動産鑑定士、格付機関、本件被担保債権又は本件対象債権の譲受人又は譲受を 検討している者及び本件被担保債権又は本件対象債権を引当てとする直接又は間接の投 資家又は投資家になろうと検討している者に対しては、その者に合理的な内容の秘密保持 義務を課すことを条件として開示することができる。また、法令に基づき要請される場合、 所轄官公庁等(裁判所、検察庁、金融庁、日本銀行、証券取引等監視委員会、公正取引委 員会、税務当局、警察当局、金融商品取引所、日本証券業協会、弁護士会及び自主規制機 関を含む。)の要請に対しても、当該開示要請に必要な限度において開示することができ る。 (1) 開示時点において既に公知になっている情報。 (2) 開示後、開示を受けた当事者(以下「情報受領者」という。)の責によら ないで公知となった情報。 (3) 開示前に情報受領者が所有していた情報。 (4) 情報受領者が正当な権限を有する第三者から守秘義務を課されることな く入手した情報。 (5) 情報受領者が独自に開発した情報。 6. 権利の存続 譲渡担保権者が本契約により定められた権利の全部又は一部を行使しないこと若し くは行使の時期を遅延することは、いかなる場合であっても譲渡担保権者が当該権利 を放棄したもの若しくは譲渡担保権設定者の義務を免除又は軽減したものとは解さ れないものとし、当該権利又は義務にいかなる効果も与えない。 7. 準拠法 本契約は日本法に準拠し、日本法に従って解釈される。 8. 合意管轄 本契約の当事者は、本契約に関して生じるあらゆる紛争の解決にあたって、●●地方 裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とすることに合意する。 9. 協議事項 本契約に定めのない事項又は本契約の解釈に関し当事者間に疑義が発生した場合に は、譲渡担保権設定者及び譲渡担保権者は、誠実に協議を行い、その対応を決定する。 【以下余白】
上記を証するため、本契約書の原本を 1 通作成し、譲渡担保権設定者及び譲渡担保権者の 代表者又は代表者の代理人が記名捺印し、譲渡担保権者がこれを保管し、譲渡担保権設定 者はその写しを受領する。 ●年●月●日 譲渡担保権者:株式会社〇〇銀行 譲渡担保権設定者:●●
別紙 1 認定発電設備 なお、下記各表記載中の記号の意味は、再エネ法第 6 条第 1 項の再生可能エネルギー発電 設備認定申請書の第 1 表の記載の意味による。 1.認定発電設備 1:設備 ID:●●●● 再生可能エネルギー発電設備の概要 備 考 発電設備の区分 発電出力 設備名称 設備の所在地 運転開始年月日(又 は予定日) 太陽光パネルの種類 及び変換効率 設 備 情 報 電気事業者への電気 供給量の計測方法 発電事業者名 代表者名 設置情報 住所(〒 ) 書 類 名 ①構造図 ②配線図 ③メンテナンス体制 確認書類 ④運転開始年月日等 の証明書類 ⑤発電設備の内容を 証する書類 ⑥補助金確定通知書 ⑦その他1 ⑧その他2 添 付 書 類 ⑨その他3
2.認定発電設備 2:設備 ID:●●●● 再生可能エネルギー発電設備の概要 備 考 発電設備の区分 発電出力 設備名称 設備の所在地 運転開始年月日(又 は予定日) 太陽光パネルの種類 及び変換効率 設 備 情 報 電気事業者への電気 供給量の計測方法 発電事業者名 代表者名 設置情報 住所(〒 ) 書 類 名 ①構造図 ②配線図 ③メンテナンス体制 確認書類 ④運転開始年月日等 の証明書類 ⑤発電設備の内容を 証する書類 ⑥補助金確定通知書 ⑦その他1 ⑧その他2 添 付 書 類 ⑨その他3 【以下設備の数に応じて追加】 以上
別紙 2 本件対象契約 (1) 【別紙 1 の 1 記載の】認定発電設備に関し、譲渡担保権設定者と原債務者との間 で締結した●年●月●日付【特定契約】 (2) 【別紙 1 の 2 記載の認定発電設備に関し、譲渡担保権設定者と原債務者との間で 締結した●年●月●日付【特定契約】】 (3) 【以下、対象の契約を列挙】