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トビウオ類の研究 III : 日本産Hirundichthys属のトビウオとその幼期

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トビウオ類の研究 III : 日本産Hirundichthys属の

トビウオとその幼期

著者

今井 貞彦

雑誌名

鹿児島大学水産学部紀要=Memoirs of Faculty of

Fisheries Kagoshima University

3

2

ページ

62-72

別言語のタイトル

On two Flying-fishes of the Genus

Hirundichthys BREDER and their Juveniles from

Japan

(2)

62

ト ビ ウ オ 類 の 研 究 Ⅲ

日本産睡γ""〃c膨勿s属のトビウオとその幼期 今 井 貞 彦 OntwoFlying-fishesoftheGenusH〕γ”djc""ys BREDERandtheirJuvenilesfromJapan Snd釦hikolMAI 睡γ”dicノセf〃s属はBreder(1928)によりE2Fo…fzzsγ"6忽scc"sRAFI頂EsQuE (本種は後に同氏によりErocoef"ss力cc""g”CuvIER&VALENcIENNEsのsynonym とされている.)をtypeとしてE"o"”〃s属より分ち設けられたもので,同氏によれば 騨鰭の起点が背鰭の起点の直下にあること及び胸鰭の第2鰭条が分岐せず,第3,4緒条 が最も長いことを特徴とする. 本属の西太平洋産のものについてはBl3eker(1866)Giinther(1866),Weber&Be・ aufo】・t(1913)及びFowler(1949)等は瓦“y“”αZ"s(BLEEKER)及び瓦sp“‐

〃"g”(B、&V、)の2種をあげ,McCulloch(1922)は瓦cγ必γCs咽(McCuLLocH)

及びH・sp“""g”の2種をあげている. なお本属の太西洋産のものとしてはBruun(1935),Breder(1938)は圧fZj筋"js(Gij‐ NTHER)及びH,Spec""g”の2種をあげ,これらについてはその生活史の一部も明か に し て い る .

日本、西南部沿岸水域にも本属のトビウオ2種の稚魚及び未成魚が比較的に普通に現れ

る.しかし成魚は近海では承られる機会が少く著者も未だこれを採集していない.これら

のうち一種はJordan&Starks(1903,107mmの個体による),及びJcrdan&Hubbs

(1925,74mmの個体による)により,マイI、ピウオEjro邦α郷fcs6γαcノレy“鋤aZzjs

(GijNTNER)として記載されたものに一致し(Jordan,Tanglka&Snyderl913にCy‐

”ノ”zJs6γαc"y“'"αJ"sとして図示されているのも同種の未成魚と思われる),著者は

これをH、orycgカノケα"sの幼期と推定する.中村(1934)がCy力sgJ”"s6γαc"y“”‐ α〃sとして記載している7.2mmの稚魚は胸鰭に色素胞群が現われていないが,おそらく

本種の稚魚であろう.他の一種は本邦からは従来記録されていないが上記のHsl…〃.

g”の幼期と考えられる.

1.戯γ”〃c"ルzyso力yc”"αJ"s(GijNTHER)

マ イ ト ビ ウ オ (Figs、1∼5Tablel)

本種は全長24∼25cm,体長20∼22cmに達するやや小型のトビウオで,その脊椎骨

数は大隅海峡産の未成魚10尾に於いて45∼47個,そのうち最も多いのは46個の個体であ

る.鰭条等の数及び各部位の測定値は吹のようである.

(3)

今 井 貞 彦 一 ト ビ ウ オ 類 の 研 究 Ⅲ 63 背鰭条教10,11;騨鰭条数10∼12;胸鰭条数15,16ケ後頭部より背鰭起点に至る正中 線の鱗数32∼34;背鰭起点より側線に至る隣列数6,7;鮒紐数7+22∼23.体長を100 とすれば体高15.3∼17.6;体幅13.7∼14.7;頭長23.9∼24.2;吻長7.4∼7.8;眼径6.9∼ 7.4;眼間径7.5∼7.8;吻端より腹鰭起点までの距離58.5∼60.8;背鰭起点までの距離7a5 ∼76.6;騨鰭起点までの距離74.7∼76.8;胸鰭長62.5∼68.5;腹鰭長21,3∼28.6;背鰭高 7.2∼7、8;樗鰭高6.5∼7.1;尾柄高5.8∼6.8. つり忽鰯

Fig.1H"””cルノルysoXy“P〃αノ郡s(BL”KER),Adult,194mmlong

聯シ噸

鰯謬零蕊圏

Fig.2YoungofH"”飯cル雌ysoxy“P力αノ"s(BLEmKER),Upper:6.8mmlong, Lower:9.6mmlong.

(4)

〃 〃 64 〃 〃 Locality Date Maklm・旦乞aki〃 July10,.52〃 Yakushima July22,'51 以上の測定値は1953年6月パシー海峡で採集された体長184∼216mmの成魚5個体 (82+早3)による. 体色は他のトビウオ類と特に異るところはない.胸繍は大部分暗色であるが下方第13, 14軟条以下は淡色で,この淡色の部分は上方に延び次第に狭まりつつ第8軟条下に達し不 明瞭な三角形の斑紋を成している.更に鰭の先端部より後縁に沿っては淡色で,この淡色 帯は第8,9鰭条の先端部以下ではやや幅広くなるがその幅は臓孔径には達しない.腹鰭の 第1∼5鰭条は先端部を除いては暗色を帯びるが各鰭膜は殆ど無色である.背鰭及び尾鰭 は一様に暗色を帯び騨鰭は無色である.新鮮時にはこれらの暗色の部分は紫黒色で特に胸 鰭は濃色を呈する.雌雄による色彩及び形態の差はゑられない. マイトピウオの稚仔は比較的細長く,体,各鰭共に白色で黒色胞をおび,新鮮時にも青 色を呈するの承でCヅヵseZ”"s属のトビウオ稚仔のように黄赤色,褐色等を示すことがな い.それぞれの大きさの個体の測定値等は別表の通りである.(Tablel)この測定値に 承るように腹鰭は幼期の始めには比較的前方にあるが成長と共に後方に移り,体長60mm に達すると成魚と略E同様の位置を示めるに至る.胸鰭は体長60∼100mmまでは吹第 に長さを増し(体長に対する比長,以下同様)未成魚期に入ればかえってやや短くなる. 腹繍は40∼50mmまでは長さを増して胸鰭長の2/3に達するがそれ以後は孜第に短くな Table1.JuvenileofH〃2"』d化〃雌JSC”“'〃何ノzJs(GijNT”R). CountsandMeasurements 6.4

266522J〃

顕田田駈調哩、6

16185 ●●●●● 弱別ね印鎚 53.0 69.2 68.5 35.7 26.6 9.1 10.5 5.6 〃 0ct、 12,’51 2451 166十 131mm 10 1 1 17 1569 43.0mm78.5mm 34.5mm62oOmm l O 1 1 1 1 1 2 1 6 1 6 KCF・No. Totallength Bodylength Dorsalrays Analrays Pectoralrays 180mm 14.3mm 10 12 15 31.2mm 23.6mm 11 11 15 mm mm 局〆〃ぬ I9014 1。 111 8.2mm 6.8mm 10 12 12 8 . 8 9 . 4 1 1 . 2 9 . 8 8 . 7 MeasurementsinpercentofbodyIength

pβ29242977706735

466311

2 5 . 0 2 6 . 1 2 4 . 5 2 5 . 4 2 4 3

2ββ49353

印印印銅創837

1 Depth Breadth Headlength Lengthofsnout Diameterofeye lnterorbitalwidth Preventrallength PredorSallength Preanallength Lengthofpectoral Lengthofventral Heightofdorsal Heightofanal Caudalpeduncle 鹿 児 島 大 学 水 産 学 部 紀 要 第 3 桧 第 2 号 l6p l49 23.3 6.4 6.9 8.0 58.8 72.5 74.8 64.8 29.8 8.4 8.0 6.9 1 6 . 2 1 6 . 7 1 4 . 7 1 5 . 7 1 5 . 1 〃 Au9. 5,'49 16.1 16.1 23.8 6.8 8.9 9.4 58.8 72.5 72.5 68.5 38.7 12.1 10.5 7.3

(5)

今井貞彦−1、ピウオ類の研究Ⅲ 65

り成魚では胸鰭長の2/5内外を示す.その他背鰭高及び騨鰭商,眼径及び吻長などにも

成長に伴う明かな変化がみられる.

マイトビウオ属の幼期D著しい特徴は胸鰭の形態と斑紋の変化にゑられる.すなわち本

種では胸鰭は体長25mm内外までは111味をおびているが,30mm以上になると前方の諸

鰭条が次第に伸長して来ると共に鋪1,第2鰭条の長さの差が著しくなり,それに伴って

この両鰭条のはさむ角度欲第2∼3鰭条以下の各里のはさむ角度より甚しく大きくなって

その間を連ねる鰭膜は著しく広くなりその外緑は特徴のある凹形を画くに至る.この状態

は体長65mmに達するまでは明かであるがその後吹第に第1鰭条は後方に曲ってその先

端は第2緒条に接近し100mm以上の未成魚ではこの両鰭条間の鰭膜は成魚に於けると

同様に幅が狭くなる.

胸鮪の暗色の斑紋は先ずその上方先端部より現われ体長20mm内外より鰭をたたんで

野>

鰯 風

霊謹三護憲

多妻窪 Fig.3YoungofH〃”“cルメ”soxy“'”ノ"s(BLEEKER),Upper:22.5mm long,Lower:34mmlong.

(6)

66 鹿兇島大学水産学部紀要第3巻第2号

体側に押し付ければ体側腹面の斑紋と共に横帯を形成するように同心弧状に発達するが,

50mm以上に達すれば腹面の斑紋が消失するのに伴って鰭の暗色か部分が広がり,70∼80

mmのものでは淡色の部分ば僅かに残るの象となる.体長130mm内外の未成魚では胸

鰭は全休にわたって暗色で下方基底部に近い淡色斑が新に形成され始めるに至る.腹鰭に

於ては暗色斑は始め前方の鰭条間の外縁に近く現われるが次第に広くなって後方及び上方

にひろがり40mm内外では腹鰭の大部分を蔽うに到る.然し80mm内外に達すると後

方の外緑部から次第に拠色し始め130mm内外では暗色部は鯖の前半のみとなり,成魚

では殆ど無色となる.背繍は20mm内外より中央外緑部に暗色斑を生ずるが未成魚以後

は不明瞭となる.足繍の暗色斑は40mm内外以後の個体でば韮底部,上葉の先端部及び

i

蒙一簿寒義

〃蕊

Fig.4YoungofHjγ”djc〃カツso”“Pルαノ認s(BLEEKER),Upper:46mm long,Lower:62mmlong.

(7)

今 井 貞 彦 一 ト ビ ウ オ 減 の 研 究 Ⅲ 67 下葉の大部分を蔽う.しかし未成魚期以後はこの暗色斑も明かでなくなる.尾鰭下葉の伸

長は体長12mm内外で始り15mmでは既iiこ著しい,体長24mm内外で体側側線部及

び背面に明らかに鱗がみとめられる. マイトビウオ稚仔は九州南部近海では4月より10月にわたって採集され全長20mm内 外以後は集魚灯に群来することが多い.全長130∼160mmの未成魚群は9∼11月に大隅 群島附近にしばしば現われる. マイトビウオとBruun及びBrederによる大西洋産かH、α:"is(GTR.)とを比較す ると一致する点が多いが,Bruun(1935)の測定値では成魚に於ても吻長が眼径よりも小 さい点,胸鰭条数が16∼18である点が本種と異る.しかしBreder(1938)は瓦〔z”zis でも成魚では吻長が眼径よりも大きいことを記戦している.H・〔Z版"isの幼期に関しては

i

砺総害繕

s

V

Fig.5YoungofH"”djc〃#方ysoxy“pAaノ認s(BL皿KER),Upper:78mm long,LOwer:131mmlong

(8)

68 鹿 児 島 大 学 水 産 学 部 紀 要 第 3 巻 錐 2 砂 Bruunはその88mmの個体について,Brederは27∼137mmのものについて述べて いる.マイトビウオの幼期もこれらの記載と諸特徴に於て一致するところが多いがH、 α〃殉zisでは体長49∼67mmに達して胸鰭の暗色部が広がるに当ってその下方後縁部に広 く輪廓の明かな無色斑を残すのは本種には承られぬところである.しかしいずれにしても マイトビウオと瓦α〃f"isとは極めて近縁の関係を持つものと考えられる. 2.Hツγz"zdjcノbオルFyssPgc""g”(CuvIER&VALENcIENNEs) =ノジトピウオ*(新和名) (Figs、6∼8Table2) 本種は全長24∼26cm,体長19∼22cmに達する.その脊椎骨数はパシー海峡産の成魚 6尾に於て45個及び46個のものが同数ずつゑられる.本種ではその口蓋骨上に歯を有す るのを特徴とする,鰭条等の数及び各部位の測定値は次に示すようである. 誼'、 誼'、

気X

喪as§

頚I篇

1M懸蝋

ミミ趣 Ⅶ ¥ Fig.6H〃”djc〃Aysspc“"g〃(CuvIER&VALENolENNEs),Adult,l94mmlong 背鰭条数10,11;唇鰭条数11,12;胸鰭条数17,18;後頭部より背鮪起点に至る正中 線、鱗数31∼33;背鰭起点より側線に至る鱗列数5,6;鯛紀数6∼8+19.体長を100と すれば体高15.4∼17.2;体幅12.8∼14.4;頭長23.5∼24.6;吻長6.9∼7.9;眼径7.2∼ 7.9;眼間径7.5∼8.0;吻端より腹鰭起点までの距離58.8∼60.8;背鰭起点までの距離73.5 ∼75.5;騨鰭起点までの距離72.6∼74.6;胸鰭長68.5∼72.2;腹鰭長26.9∼28.6;背鰭高 9.0∼10.0;唇鰭高7.7∼8.5;尾柄高6.0∼6.7. 以上の測定値は1953年6月パシー海峡で採集された体長188∼212mmの5個体($ 2+早3)と1950年4月台湾北方魚釣島附近で採集された体長194mmの6とによる. 胸鰭は大部分が黒色であるが,その中央部に幅の広い淡色の横裕が第3∼4鰭条の下方 *ニノジトピウオの和名はその飛潮する際に胸鰭の斑紋の示す特徴によって与えた.

(9)

1892 135 110 11 13 17 69 mm mm

から略旦その後禄と平行に鰭を横切り下方第13鰭条以下の淡色部iこ連る.鰭の後縁に沿う

淡色帯はマイトビウオに於汁るものより広く,その幅欣略息眼径の半ばに近い.その他D 鰭の色及び体色はマイトビウオと大差なく,且つ雌雄による色彩形態の差注特に承とめら れない. ニノジトピウオの稚魚の採集された最小のものは体長46mmであるが,体長80∼100 mmの個体は比較的多数現われる.これらについての各部位の測定値は別表に示した. (Table2) Table2.JuveniIeofH〃”戯c〃雌yssP“""g〃(C・&V、) CountsandMeasurements. 今 井 貞 彦 一 ト ビ ウ オ 類 の 研 究 Ⅲ 17.2 16.2 22.4 6.7 7.6 9.3 57.2 71.0 71.0 67.5 36.2 10.1 10.5 6.7 〃 Aug、5,'50

17.2 15.7 24.3 6.6 8.6 10.0 55.7 72.8 71.5 74.3 41.5 12.6 10.7 6.6 〃 July22,'51 15.5 15.5 窪.1 5.8 9.9 9.9 56p 7L1 68.9 61.7 38.8 16.1 11.8 6.8 Yakushima May24,’52

β〃25〃ββp4pp664lノノ

胎垢麹68951028216ノノ

5777311

2317 1 0 7 m m 8 6 m m l2 12 18 Measurementsinpercentofbodylength 成長に伴って腹鰭が後方に移る点,胸鰭及び腹鰭が体長60∼90mmまでは長さを増し それ以後はかえって短くなる点はマイトビウオに一致するが,両対鰭共に最長に達したと きにはマイトビウオに於けるよりもやや大きい測定値を示す.胸鰭の最初の2鰭条のなす 角度が他の各鰭条のなす角度より著しく広い時期があるのはマイトピウオと共通するが, この特徴はマイトビウオに於けるよりも成長の進んだものにもひきつづいてみられ,体長 105mmに達したものに於てもなお明かである.胸鰭の斑紋の変化はその全体が黒色を呈 する時期まではほぼマイトビウオと同様の過程をとる.体長155mmの未成魚期では胸鰭 中央の横帯は半ば完成している.腹鰭はマイトビウオと異り体長46∼110mmの間の各期 を通じて先端部より後方の外縁に幅広く無色の部分が残される.背鰭及び尾鰭の斑紋の変 KCF,No. Totallength Bodylength Dorsalrays Analrays Pectoralrays 2721 59.0mm 46.5mm 11 1 1 17 2319 8 3 m m 7 0 m m ll ll l8 Locality Date Depth Breadth Headlength Lengthofsnout Diameterofeye Interorbitalwidth Preventrallength Predorsallength Preanallength Lengthofpectoxal Lengthofventral Heightofdorsal Heightofanal Caudalpeduncle

(10)

70 鹿 兇 島 大 学 水 産 学 部 紀 要 策 3 巻 第 2 妙 化はマイトビウオと大差がない. 本種の稚魚は九州南海では5∼8月に採集される.マイトビウオ稚魚と共に出現するこ とが多いがこれより遥かに少く,且つ成長の初期Dものは未だみいだされていない. 大西洋D圧SPCC""9・γについてBruun及びBrcderがかかげている特徴は前記の 諸記載とほぼ一致する.幼期についてはBruun(1935)が体長84.6mmのものを記載し ているのみであるがその諸特徴も本邦産のものと概ね共通している.更に叉大西洋産の本 属に於ても圧αノf碗sの稚魚は比較的多数が得られるに対してHspcc""g”の稚魚は 容易に得られないことも,本邦近海の状態と相通ずるものがある.しかし大平洋西部の低

§

i

;

窒蒙鍵

翻 職

鰯蕊

'”鍬

Fig.7YoungofHjγ”djc〃〃yss』ウ“""g〃(C・&V,),Upper:46mmlong, Lower:70mmlong

(11)

今 井 貞 彦 一 ト ビ ウ オ 瀬 の 研 究 Ⅲ 緯度海域ではニノジトビウオは最も普通に出現するトビウオのひとつのようである. マイトビウオ及びニノジトピウオの特徴を要約すれば次のようである.

i

藷送 / 71 Fig.8YoungofHjノ・”djc〃"yssP“郷"g”(C・&V,),105mmlong 胸鰭の第2鰭条は分岐する.縛鰭起点は背鰭起点の略E直下にある.幼期には胸鰭D最 初の二鰭条のなす角度が特に大きくその間の鰭膜が著しく広い時期がある……。。………・・・・ ・・・.・・・・……・・・・..………・…….。………・…Hfγ""diCノケ#〃ySBREDERマイトビウオ属 口蓋骨には歯がない.胸鰭は15叉は16軟条,胸鰭後縁に沿い幅が瞳孔径より狭い淡色 帯があり,更に中央下部には上方に向いて尖った輪廓の明かでない三角形の淡色斑がある. 体長45∼65mm内外では腹鰭は外縁に至るまで暗色を呈する. ‘体長70∼100mm以上では胸鰭に既に属の特徴に述べたような特異の形態を示していな い.…..…・・・…・・・……・………H'γ""dic"鋤ys“yccP"αノ"s(BLEEKER)マイトビウオ ロ蓋骨にば歯がある.胸鯖は17叉は18軟条.胸鰭後緑に沿い幅が略且眼径の半ばに等 しい淡色帯があり,更にこれに平行する明瞭な淡色補が鰭の中央部を横切る. 体長45∼65mm内外では腹鰭の先端部より後方の外縁に幅広く淡色の部分が残されて いる. 体長70∼100mm内外でもなお胸鰭は属の特・徴に述べたような特異の形態を示す....… ..….……...……・・・・・・・・……・…Hγ""〃cルメ"yssPcc"〃9k・γ(C・&V、)ニノジトビウオ Resume onthispaperthejuvenilestagesofHZγ”伽c"f"ysoryccカルαノ"s(BLEEKER 1866)andHZγ""djc""byssP“"〃geγ(CuvIER&VALEcIENNEs1846)obtain〔・d fromsoutherncoastofJapanaretreatcd・Thejuvenilecharactersofbcthspe‐ ciesandtheirchangewithgrowtharelistedandligured・ Youngofbothspecieshavethepeculier,shapedpectoralfinccmmoninthe 蚕:1

(12)

72 鹿 兇 脳 大 学 水 雄 学 部 紀 要 錐 3 巻 第 2 号 juvenileofHZγ""dic〃"ys・Thischaracteristicfeaturedisappearsin60∼70mm longspecimenin圧o”Ce鋤α此‘s,but,onthecontrary,isstillapparentinlO5 mmlongspecimeninHsPec"〃g”・Differenceinthecolourpatternonvental finalsoclearlydividesbothspeciesupto70mminlength・ ThecharactersofH.。”“力"αノ"sapproximatelyagreewiththoseof圧α'5. "is(GijNTHER)fromAtlanticdescribedbyBreder(1938)andBruun(1935). 文 献 トビウオ類の研究−1及びⅡにあげたものは省いた. B1eeker,P、1866二Exocoetiformes.A〃αsjcルメルyoノ09”ed“1打α“”j“雌αノesN“γノα”‐ αis“、6(247∼251). FowlerbH.W、1949:TheFishesofOceania-SuppIement3.M泡"zB、P.B・jWs.,12−2 (37-186). Jordan,,.S,&C、L、Hubbs・l9Z58RecordofFishesobtainedbyD・SJordaninJapan, 1922.Mど”・Caγ郷e9.M28s.、10−2(93 846). McCulloch,A、R、1922:TheFishesofNewSouthWales.A"s〃α/j”ZooノogjcaノH”‐ d6ooた1(1∼104). Nakamura,S、1934:LarvaeandyoungsofiishesfoundinthevicinityofKominato. Ⅷ,rbs加胞"ルajs〃j5−3&4(35∼44).

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