Ⅰ.はじめに 2017(平成29)年度から本学社会福祉科子ども 福祉専攻の定員を50名から70名へ増員し,2年間 の保育士養成の中で教育の質保証のシステム整備 の必要性が明らかになった。保育実習・教育実習 に係る指導における学生の理解度にばらつきがあ り,専門的な知識・技術の不足,実習関連書類・ 実習日誌等の不備,実習生として不適切な行動に よる実習停止・中止,低評価による再実習の実施 等,一部の学生ではあるものの,これまでの指導 内容では立ち行かない状況が見受けられ,特に実 習事前指導の方法の修正が喫緊の課題となってい た。 保育士の実習教育に関しては,各養成校におい て様々な取り組みや研究が行われており,CiNii Articles による「保育実習」「事前指導」というキー ワードの検索では45件が検出された1。学生の実 習に対する不安感に着目し,その軽減や事前指導 のあり方を検討するもの(貴田・谷口2012,入江・ 福地・入江2014),事前指導における実習記録の 練習シートの開発や使用教材の研究に関するもの (伊東・大野木・石川2012,市東2015),実習を 終えた2年生をメンターとして活用した事前指導 の有用性を検証するもの(岡田2019,友川2019) 等多岐に亘る。さらに,小玉ら(2017)は,医学 部 や 薬 学 部 で 発 展 し て き た OSCE(Objective Structured Clinical Examination)を 挙 げ,近 年 は社会福祉士や言語聴覚士等の医療福祉系養成校 でも OSCE 研究が蓄積されてきているのに比べ て保育士養成校での研究の遅れを指摘するととも に,7つの評価項目で構成された保育士版 OSCE (Nursery version Objective Structured Clinical Examination)を独自に開発し,継続的に実施し ている2。このように,保育実習で必要となる能 力を測るコンピテンシー評価が一部の養成校で導 入されているように,保育士養成においては,現 代の保育士に求められる役割や専門性に対応した 「実習の充実化」(全国保育士養成協議会専門委 員会2015)とこれに伴う実習教育内容の深化のた ISSN 2188−9791 2020年9月16日受稿,2020年10月14日受理 帯広大谷短期大学社会福祉科 〒080-0335 北海道河東郡音更町希望が丘3番地3 帯広大谷短期大学地域連携推進センター紀要(第7号) 2020年10月
保育士養成における「実習前評価システム」の開発
-社会福祉士養成の擬似 CBT を活用して-
Development of “Evaluation System before Practical Training” in Child Care Workers Training:Using Pseudo CBT for Social Worker Training
阿部 好恵・滝澤 真毅
Yoshie Abe & Masaki Takizawa
要 約:本研究では,社会福祉士養成の「実習前評価システム(短期大学版)」を活用し,保育士養 成における「実習前評価システム」の開発を行うことを目的に考案した「擬似 CBT」を試 行した。子ども福祉専攻2年生(2018年度生)は最大値90点,最小値38点,平均値69.43点, 1年生(2019年度生)は最大値88点,最小値28点,平均値が69.60点であった。試験結果から 両学年ともに,保育士の役割やデイリープログラムに関する問題の正答率が高く,保育所保 育指針や制度・法律に係る問題の正答率が低かったことから,得意・不得意な項目が共通し ていることがわかった。また,2年間での養成においては,学生に対する自己学習のツール の提示,試験の実施による学習を促す環境づくり,知識量の数値化等によって,「実習生に なるために準備すべきこと」を明確化することの必要性が明らかとなった。 キーワード:保育士養成,実習前評価システム,擬似CBT
めの調査・研究が行われている。 さて,本専攻では2014(平成26)年度まで社会 福祉士養成を行っていた。2007(平成19)年12月 の「社会福祉士及び介護福祉士法」改正に伴う新 カリキュラムの施行により,臨床参加型の実習が 重視され,実習前に学生の実習生としての適格性 が求められるようになっていた。このような状況 を鑑み,本学が加盟していた社会福祉士養成校協 会北海道ブロック(以下,北海道ブロック)では, 医師,看護師や理学療法士等の養成において既に 導入されていた「実習前評価システム」を,各養 成校で施行するよう方針を示した。 このシステムは,①相談援助実習前に設定され ている社会福祉士受験科目群で事前に習得する必 要があるため設置されているとする前提科目②コ ンピューターを用いた実習生に最低限必要な知識 を客観的に測る CBT(Computer Based Testing) ③実習において必要とされる一般技術(技能)が どれほどの水準に達しているかを測る OSCE の3 つを主要要素とし,学生が「相談援助実習」に必 要な価値・知識・技術について理解を深め,その 到達度を確認し,修正・強化・向上に努めること を目的として開発された。また,学生が実習生と して事前に満たすべき条件を充足しているかどう かを事前に評価し,実習への参入を許可するシス テムでもある。このため,学生には学習方法・ツー ル,合格基準を事前に提示し,充足されていない 場合には,再挑戦の機会が設定されている(北海 道ブロックワーキンググループ「実習前評価シス テム検討委員会」2011)。 このシステムを本学で試行した際,4年制大学 のカリキュラムに即した内容であったことから, 前提科目の多くが並行履修中もしくは履修前であ ること,教育・準備期間が短いこと,実習前の実 施を勘案すると試験時期が限定されること等2年 間の養成期間での実施に多くの課題が生じた(阿 部2013,阿部2014)。当時,道内で社会福祉士養 成を行う短期大学は本学1校のみであったことから, 北海道ブロックが開発したシステムを踏襲し,2 年間の養成にも対応可能な「実習前コンピテンス・ アセスメントシート」・「OSCE」・「擬似 CBT」 の「短期大学版」を考案,5年間実施し,北海道 ブロックでは「自校の状況に応じてアレンジして 実施している」として認知された。本養成課程の 廃止後も他短期大学にてこのシステムを継続して 施行し,改良を重ねてきた。 以上のことから,本研究では,これまでの実績 を踏まえ,社会福祉士養成の「実習前評価システ ム(短期大学版)」を活用し,学生の主体的な学 習を促し,学習目標と学習成果を目に見える形で 提示できる,保育士養成における「実習前評価シ ステム」の開発を行うことを目的とする。なお, 今回は開発の第一段階として保育実習で必要とさ れる知識を集約した「知識群」とその知識を測る 「擬似 CBT」の開発を行う。本来,「実習前評価 システム」では実技試験の「OSCE」・知識試験 の「擬似 CBT」とを併せた評価となるが,今回 は「擬似 CBT」のみを試行した。 Ⅱ.方 法 本学における保育士養成版「実習前評価システム」 の開発 1)ツールの作成 「知識群」は『保育実習指導のミニマムスタン ダード Ver.2−「協働」する保育士養成−』の評 価項目に対する実習体験や評価のポイントの例に 基づき,保育実習Ⅰ(保育所)・保育実習Ⅰ(施設)・ 保育実習Ⅱ・保育実習Ⅲの各実習で必要となる事 前学習の項目を抽出した。50項目の内,実習事後 学習に関連する項目は削除,重複する学習内容は 統合し,「各実習前に必要な知識」16項目に整理 した。また,保育士試験の筆記試験科目の9科目(保 育の心理学・保育原理・児童家庭福祉・社会福祉・ 教育原理・社会的養護・子どもの保健・子どもの 食と栄養・保育実習理論)の内,社会的養護・子 どもの保健・保育実習理論は上記の項目に統合し, それ以外の科目を「専門科目の知識」1項目に整 理した(表1)。複数の文献3を使用し,社会福祉 士養成の「実習前コンピテンス・アセスメントシー
図1 2年生・1年生 擬似 CBT・実習関連スケジュール ト(短期大学版)」のページ数や項目設定等を参 考に構成し,A4版28ページで作成した。なお, イラストや表を用いて学生が理解しやすいように 工夫した。 「擬似 CBT」は,保育士試験の出題形式に倣 い五肢択一とした。平成29年度・平成30年度(前 期・後期・神奈川県)の保育士試験の過去問題や 社会福祉士養成の擬似 CBT の設問の一部を引用し, 「知識群」の内容と関連する問題を50問作成した。 1問2点の100満点で合格点を最低基準(6割)にあ たる60点とした。問題用紙は A4版23ページ,解 答用紙はマークシートを採用した。 2)実施の準備 「擬似 CBT」の実施までに,次のような準備 を行った。 対象は,子ども福祉専攻2年生(2018年度生) 67名,1年生(2019年度生)72名とした。システ ムの説明・「知識群」の配布は2年生が2019(令和 元)年9月18日,1年生が同年10月28日,いずれも 保育実習指導Ⅰの時間内に実施した。学生に対し て,パワーポイントを使用し,「実習前評価シス テム」の目的・概要,試験実施予定時期,学生に とっての実習事前学習の利点,合格基準,合格基 準に満たない場合には再挑戦の機会が設定される ことについて説明した。さらに,実習に向けた事 前学習としての意識を持ち,自己学習のツールの 一つして「知識群」を活用するように伝えた。2 年生のみ,本来の本システムのスケジュール4と は異なり,8・9月実習と10月実習の間での試験実 施となることを補足した。なお,「擬似 CBT」と 本専攻の実習関連のスケジュールは図1を参照さ れたい。 3)擬似CBT の内容 「擬似 CBT」は,2年生が2019(令和元)年10 月3日,1年生が同年12月16日に実施した。 実施場所は2ヶ所設け,1教室の学生数を少なく し,各教室には教員を3名配置した。試験に関す る留意点等の説明時間5分,試験時間60分の合計 65分とした。 設問は「知識群」17項目に関連した1.保育所 等の役割と機能に関する問題,2.子どもの理解 に関する問題,3.保育内容・保育環境に関する 問題,4.保育の計画・観察・記録に関する問題, 5.専門職としての保育士の役割と職業倫理に関 する問題,6.保育所等の役割と機能の具体的展 開に関する理解の問題,7.観察に基づく保育理 解に関する問題,8.子どもの保育及び保護者・ 家庭への支援と地域社会との連携に関する問題, 9.指導計画の作成・実践・観察・記録・評価に 関する問題,10.保育士の業務と職業倫理に関す る問題,11. 施設の役割と機能に関する問題, 12.子ども・利用者の理解に関する問題,13.施 設における子どもの生活と環境に関する問題, 14.計画と記録に関する問題,15.専門職として の保育士の役割と職業倫理に関する問題,16. 施 設における支援の実際に関する問題,17.専門科 目に関する問題で構成した(表2)。 4)倫理的配慮 日本保育者養成教育学会の倫理要綱に基づき研究 を実施した。対象学生に対し,パワーポイント画像 及び口頭にて研究協力を依頼した。また,試験結果 は統計的に処理を行い個人が特定されないよう配慮 すること,保育実習・保育実習指導等の科目の成績 に影響しないことを伝え,学生全員から同意を得た。 9 2 年 生 1 年 生 9月 10月 11月 12月 保育実習指導・教育実習 月 1月 2月 3月 習指導 保育実 習Ⅰ 4月 5月 6月 保育実習Ⅰ 保育実習Ⅱ 教育実習 7月 8月 (施設) 保育実 教育実 保育実 月 9月 実習Ⅱ 実習 実習Ⅰ(施設) 保育実習指 9/18システム 説明・「知識 群」の配布 10月 教育実習 保育実習Ⅰ(施 保育実習Ⅱ 指導・教育実習指導 10/3 擬似CBT 10/28シス ム説明・「知 識群」の配 11月 施設) テ 知 配布 12 擬 11/20 擬似CBT (再①) 12/1 擬似 (再② 12月 2/16 擬似CBT 11 似CBT ②) 12/18 擬似CBT (再③) 12/25 擬似CBT (再①) 実 習 報 告 会 1月 2月 保育 習Ⅰ 1/27 擬似CBT (再②) 月 3月 実
Ⅲ.結 果 2年生は67名,1年生は71名(1名欠席)が「擬 似 CBT」を受験した。2年生は,最大値90点,最 小値38点,平均値69.43点であった。合格者は53名, 不合格者は14名で,得点分布を見ると70∼79点が 最も多く24名であった(図2)。1年生は,最大値 88点,最小値28点,平均値が69.60点であった。 合格者は60名,不合格者は11名で,得点分布を見 ると70∼79点が最も多く28名であった(図3)。 問題ごとの正答率から,2年生は,問29「見立 て遊び・ごっこ遊びにおける保育士の役割」(98.51%), 問1「年齢ごとの子どもの1日の生活の流れ,デイ リープログラム」・問31「保育実習中のプライバシー 保護」(いずれも97.01%)が高く,問21「保育所 保育指針第2章「保育の内容」(保育のねらい及び 内容)」・問48「社会福祉制度に関する法律」(い ずれも7.46%),問44「障害児・児童養護施設に おける連携先の他職種・機関概要」(8.96%)が 低かった。 1年生は,問10「はさみの使い方」・問20「保育 所に勤務する保育士の役割」(いずれも98.59%), 問1「年齢ごとの子どもの1日の生活の流れ,デイ リープログラム」(97.18%)が高く,問21「保育 所保育指針第2章「保育の内容」(保育のねらい及 び内容)」(9.86%),問44「障害児・児童養護施 設における連携先の他職種・機関概要」(12.68%), 問48「日本の社会福祉の法制度」(16.90%)が低かっ た。 また,両学年の正答率を問題ごとに比較してみ ると,15%以上の開きが見られた問題は,問27「ピ 図2 2年生擬似 CBT 得点分布 図3 1年生擬似 CBT 得点分布 図4 問題ごとの正答率 30 25 20 15 10 5 0 (人) (点) 0 1-9 10-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70-79 80-89 90-99 100 30 25 20 15 10 5 0 (人) (点) 0 1-9 10-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70-79 80-89 90-99 100 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 (点) (問題)50 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 2年生(2018年度生) 1年生(2019年度生) 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
ア ノ の 伴 奏 部 分 の コ ー ド ネ ー ム 」で2年 生 が 58.21%に対して1年生は38.03%,問35「児童養護 施設における子どもの支援」で2年生が82.09%に 対して1年生は66.20%であった(図4)。 Ⅳ.考 察 両学年の「擬似 CBT」の結果から以下の3点に ついて考察する。 1)擬似CBT の難易度 試験結果の平均値は2年生・1年生ともに60点を 超え,得点分布でも合格基準である6割以上の範 囲に集中していた。今回の「擬似 CBT」の試行 では,スクリーニングよりも,学生が実習生とし ての必要最低限の知識を有しているかを客観的に 評価すること,学生の自己学習の機会を設け,実 習に向けた事前学習の促進を図ることを重視して いたことから,問題の難易度は概ね適切であった と言えよう。 不合格となった学生に対しては,再挑戦の機会 を設け,合格基準を満たすまで学習時間と試験の 機会を確保した。2年生は3回(2019(令和元)年 11月20日14名,12月11日4名,12月18日2名),1年 生は2回(同年12月25日11名(「擬似 CBT」欠席 者1名含む),2020(令和2)年1月27日1名(12月 25日再試験欠席者1名))実施した。特に2年生の2 名については,試験に対するモチベーションが低 く,再試験の設定に加え,個別の面談時間を設け て対応した。このことから,不合格者に対しては, 学生の理解度やモチベーションに応じ,「知識群」 にマーカーで線を引く,ノートの作成等の学習方 法の提案,自己学習計画や見通し,学習の進捗状 況の確認等の支持的な関わりが不可欠であること がわかった。 2)正答率の高低 両学年ともに,保育士の役割やデイリープログ ラムに関する問題の正答率が高く,保育所保育指 針や法律,職種・機関に関する問題の正答率が低 かったことから,得意・不得意な項目が共通して いた。正答率が高かった問20では自己研鑽・保育 の質の向上・保護者との信頼関係や協力体制の構 築に関すること等保育士の資質や専門性について, 問29では応答的な関わり・真似を引き出す・子ど も同士の思いをつなぐ・子どものイメージの尊重 等遊びの場面での保育士としての関わりについて 問うものであった。このように,保育士養成の各 科目で重複して触れられている内容や自分自身の 子どもとの関わりや実習体験とを結び付けて考え られる問題は得点に繋がりやすい可能性がある。 一方,正答率の低かった問21では,保育所保育指 針の「保育の内容」の養護・教育・ねらい・内容 等の語句の意味について,問48では介護保険法・ 発達障害者支援法・児童虐待の防止等に関する法 律・生活困窮者自立支援法の制定の順番について, 問44では要保護児童対策地域協議会,児童相談所, 児童家庭支援センター,民生委員・児童委員の役 割や機能を問うものであった。このように,指針 や法律等は,抽象的な内容で元々苦手意識を持ち やすいことや専門用語を理解していないと解けな い問題であったことから正答率が伸びなかったと 推測される。 以上のことから,今後の「擬似 CBT」の実施 に向けて「知識群」の掲載内容や表記方法の変更 の必要性が浮上した。重要な用語は太字で示し目 立つようにする,普段の講義内で学習している内 容との関連性を意識できるように履修科目名を明 記する等,わかりやすさを備えた「知識群」に改 良を重ねていくことで,学生は苦手意識を持つ内 容にも取り組みやすくなる可能性が考えられる。 さらに,図4からは,問題の後半になるにつれて 正答率が低下していることが見受けられる。この 一要因として,試験時間内に全問解答できなかっ た学生が両学年ともに4名いたことが挙げられる。 試験時間の検討とともに,試験を受ける上での時 間管理や問題を解く目安時間についても事前に説 明することが必要であろう。 3)正答率の差の広がり 両学年の正答率を比較し,最も差がついた問題 は,問27「ピアノの伴奏部分のコードネーム」で あった。1年次に保育内容(表現Ⅱ)で保育士と
して必要な音楽的知識や技術を学んでいるが,通 年科目のため「擬似 CBT」受験時には履修中で あること,コードネームについては1年次に基礎 的な内容,2年次の子どもと音楽Ⅰにおいて,様々 な調性の曲に対してコードネームを用いた伴奏付 けができるよう段階的に学ぶカリキュラムとなっ ている。また,もう一問差がついた問35は児童養 護施設で生活する子どもに対する支援内容を問う ものだが,社会的養護Ⅰ・Ⅱはいずれも2年次開 講科目であったため,1年生の正答率が低かった と考えられる。このことから,未履修や履修中の 科目については,正答率が低くなる傾向が確認さ れた。特に未履修科目については,「知識群」の 他に補足資料を添付する,不明な点は教員へ質問 するよう声かけを行う等の工夫が必要である。 いずれにせよ,「擬似 CBT」を導入することで, 学生が自分の知識量を確認するだけでなく,試験 に意識を向け,実習への準備を促す契機となって いたことは試験結果からも顕著に現れていた。2 年間という短期間での保育士養成においては,学 生の自己学習のツールの提示と,知識量を数値化 することで「実習生になるために準備すべきこと」 を明確にすることが重要である。また,学生がお のずと学習するように導くためには,試験という 「目標」を設定し,わかりやすい「知識群」を提 供する「しかけ」とともに,事前学習の意識付け のための教員の日常的な「働きかけ」が不可欠で あると考えられる。 Ⅴ.おわりに 本研究では,社会福祉士養成の「実習前評価シ ステム(短期大学版)」を活用し,保育実習に最 低限必要な知識を整理した「知識群」とその知識 を測る「擬似 CBT」を開発,試行した。 試験を通じ,学生の自己学習の促進につながっ ただけでなく,得意・不得意な問題が明確化され たことで教員が学生の傾向を知る機会にもなった。 一方,課題点として,今回は「擬似 CBT」の試 験結果が合格基準を満たしたか否かのみを提示す るに留まった。今後は,学生に対する試験結果の フィードバックの方法について検討するとともに, 学生が「擬似 CBT」をどのように捉え,取り組 んだか自己学習のプロセスがわかるような記録シー ト等の新たなツールの開発が必要である。また, 学生の理解度に合わせた「知識群」の記載内容の 吟味とともに,より学生が自己学習のツールとし て使用しやすいものに改良を進めるためにアンケー ト調査等を行い,学生からの声を取り入れ検討す ることを欠いてはならないと考えている。さらに, 今回の「知識群」や「擬似 CBT」の設問が,保 育実習で実際に求められる内容であるかについて も検証が必要である。以上のことから,今後も継 続的して「擬似 CBT」を実施し,「知識群」の内容の 更新や設問の改訂が必須であることが示唆された。 本研究は,これまでの本学の社会福祉士養成の 実績や「実習前評価システム(短期大学版)」の ノウハウに基づき実施することができた。先行研 究からも保育士養成においては実習前に実習生と しての適格性を評価する取り組みは少なく,先駆 的な試みであることは確かである。今後は,実習 指導の質の向上の一助として,OSCE の開発にも 着手し,保育士養成における「実習前評価システ ム」を構築したい。 最後に,協力頂いた皆様に対し,ここに記して 心から感謝申し上げる。 ※ 本研究は,2019(令和元)年度帯広大谷短期大学 教育研究活性化経費の助成を受けたものである。 文 献 阿部好恵(2013):社会福祉士養成教育における 実習前評価システムの取り組み.帯広大谷短期 大学生涯学習センター紀要,第2号.55-62 阿部好恵(2014):社会福祉士養成教育における 実習前評価システムの取り組み (II) .帯広大谷 短期大学紀要,第51号.27-34 北海道ブロックワーキンググループ「実習前評価
システム検討委員会」(2011):2011年度北海道 ブロック実習前評価システム OSCE 実施マニュ アル.北海道ブロック社会福祉実習研究協議会, 資料集北海道のソーシャルワーク実習(1988年 ∼2011年),115-132.北海道ブロック社会福祉 実習研究協議会2011年度事務局 入江和夫・福地昭輝・入江三津子(2014):学生 の保育実習不安と自立感.山口大学教育学部附 属教育実践総合センター研究紀要,第38号.21-28 伊東知之・大野木裕明・石川昭義(2012):保育 実習生のヒヤリハット認知を高める教材開発研 究.仁愛大学研究紀要人間生活学部篇,第4号. 39-52 貴田美鈴・谷口篤(2012):保育実習(施設)の 事前指導と実習後の学生の意識−実習の期待感 と不安感,及び実習成果の自己評価−.岡崎女 子短期大学研究紀要,第45号.21-28 小玉幸助・村上金男・大平雅弘・小松督記・齋藤 寧(2017):保育士版 OSCE の開発とその試み −宮城誠真短期大学の保育指導方法−.宮城誠 真短期大学研究紀要,第8号.16-21 岡田恵(2019):保育実習指導におけるメンタリ ングを活用した教授法に関する研究−保育実習 指導Ⅰにおける授業を通して−.松山東雲短期 大学研究論集,第50号.27-32 市東賢二(2015):保育実習における体験的学び の記述としての実習記録への一考察−保育実習 Ⅰ(施設)・保育実習Ⅲ事前指導への「実習記 録練習シート」の導入と運用について−.上田 女子短期大学幼児教育学科保育者養成年報,第 9号.8-15 友川礼(2019):保育実習の事前指導におけるメ ンターを活用した教授法の有用性に関する研究 −施設実習への不安低減及び実習中に有益な事 前指導の内容に注目して−.松山東雲短期大学 研究論集,第50号.47-59 全国保育士養成協議会編(2018):保育実習指導 のミニマムスタンダード Ver.2−「協働」する 保育士養成−.中央法規出版 全国保育士養成協議会専門委員会(2015):平成 26年度 専門委員会課題研究報告書 学生の自己 成長感を保障する保育実習指導のあり方−保育 実習指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを中心に−.全国保育士養 成協議会,25 12020(令和2)年9月15日現在 2 小玉は、全国保育士養成協議会東北ブロックの 助 成 を 受 け、保 育 士 版 CBT (Nursery version Computer Based Testing)の開発にも乗り出し ている。 3 「知識群」を作成する上で使用した参考文献は以 下の通りである。 福田公敦・山縣文治編著(2017):新・プリマーズ/ 保育/福祉 児童家庭福祉 第5版.ミネルヴァ書房 花篤實・岡田憼吾編著(2011):新造形表現理論・ 実践編.三晃書房 近喰晴子監修 コンデックス情報研究所編著(2018): これだけ覚える!保育士重要項目 '19年版.成 美堂出版 公益財団法人児童育成協会監修 近喰晴子・寅屋 壽廣・松田純子編(2019):新基本保育シリー ズ20 保育実習.中央法規出版 『最新保育士養成講座』総括編纂委員会編(2019): 最新保育士養成講座 第9巻 保育専門職と保育 実践―保育実習/保育内容の理解と実践―.全 国社会福祉協議会 社会福祉士養成講座編集委員会編(2019):新・ 社会福祉士養成講座15 児童や家庭に対する支 援と児童・家庭福祉制度 第7版.中央法規出版 鈴木幸雄編著(2018):改訂 現代の社会福祉.中 央法規出版 寺田清美・渡邊暢子監修 木村明子・宮川勉・半 澤 敦 子 編(2012):教 育 技 術 新 幼 児 と 保 育 Mook 保育実習まるごとガイド改訂新版.小学館 4 社会福祉士養成の「実習前評価システム(短期 大学版)」の場合は、再挑戦の実施を考慮し,相 談援助実習開始の約2ヶ月前に実施している。な お,1年生に対しては,このスケジュールに沿っ て試験を実施した。
表1 保育実習指導のミニマムスタンダード「知識・技術の評価内容に対応する実習体験や評価のポイントの例」 を参考にした実習前に必要と思われる自己学習の項目 項目 保育実習Ⅰ(保育所)の評価内容 実習前に必要と思われる自己学習の要点 1 Ⅰ(保)1.保育所等の 役割と機能 Ⅰ(保)1-1.保育所等における子どもの生活と 保育士の援助や役割について理解できている ・子どもの1日の生活の流れと保育士の援助や関わり ・長時間保育等を行っている保育所のデイリープログ ラム Ⅰ(保)1-2.保育所保育指針に基づく保育の展 開について理解できている ・「子どもの発達過程」,「環境を通して行う保育」,「家 庭との連携」等の理解 ・子育て支援の実際 2 Ⅰ(保)2.子どもの理 解 Ⅰ(保)2-1.子どもとのかかわりを通した観察 と記録作成による具体的な子ども理解ができ ている ・Ⅰ(保)1-1を踏まえた,記録を通した実際の子ども の生活や遊び,保育士の関わりの理解 Ⅰ(保)2-2.子どもの発達過程について具体的 な理解ができている。 【Ⅰ(保)2-2に統合】 Ⅰ(保)3-2.子どもの発達過程に応じた保育内 容の実際について理解できている ・乳児,3歳未満児,3歳,4歳,5歳それぞれの遊びや 生活の流れの違い Ⅰ(保)2-3.子どもへの積極的なかかわりや具 体的な援助ができている ・保育実習理論 ・Ⅰ(保)2-2を踏まえた,各年齢の具体的な援助の方 法 3 Ⅰ(保)3.保育内容・ 保育環境 Ⅰ(保)3-1.保育の計画に基づいた保育内容の 実際について理解できている ・Ⅰ(保)4-1を踏まえ,全体的な計画と指導計画における「ねらい」の関係についての理解 Ⅰ(保)3-3.子どもの生活や遊びと実際の保育 環境の関連性について理解できている ・Ⅰ(保)2-2を踏まえた,子ども理解に基づく環境構成(※ 保育室の環境づくりの記録等) Ⅰ(保)3-4.実際の子どもの健康管理や安全対 策について理解できている ・感染症対策,清潔の保持 ・子どもが健康で安全に過ごせる環境づくりのポイント ・避難訓練等の危機管理対策の取り組み 4 Ⅰ(保)4.保育の計画・ 観察・記録 Ⅰ(保)4-1.全体的な計画と指導計画及び評価 の関連について理解できている 【Ⅰ(保)4-1に統合】 Ⅱ4-1.全体的な計画と指導計画の作成・実践・ 省察・評価と実際の保育の過程の展開につい て理解できている ・保育所での全体的な計画と指導計画(長期・短期) と評価の関係への理解 5 Ⅰ(保)5. 専門職とし ての保育士 の役割と職 業倫理 Ⅰ(保)5-1.専門職としての保育士の業務内容 について具体的に理解できている 【Ⅰ(保)5-1に統合】 Ⅱ3-2.保護者支援及び地域の保護者等への子 育て支援の実態について理解できている Ⅱ5-1.多様な保育の展開と保育士の業務内容 の関連性について理解できている ・保育士の1日の動き,職務内容 ・登所・降所時の保護者とのコミュニケーション,連絡 帳・園クラスだより等の家庭との連携に関する理解 Ⅰ(保)5-2.職員間の役割分担や連携・協働に ついて具体的に理解できている ・保育士以外の看護師,栄養士等の他職種の職員,正規職員・パートタイマー等の様々な働き方 Ⅰ(保)5-3.専門職としての保育士の役割と職 業倫理について具体的に理解できている ・研修等保育士としての自己研鑽のための取り組み・保育士としての自己管理やホウ・レン・ソウ,心構え 項目 保育実習Ⅱの評価内容 実習前に必要と思われる自己学習の要点 6 Ⅱ1.保育所 等の役割と 機能の具体 的展開 Ⅱ1-1.養護と教育が一体となって行われる実 際の保育について理解できている ・Ⅰ(保)1の各項目を踏まえた,保育現場における「養護と教育の一体性」の実践の理解 Ⅱ1-2.保育所等の社会的役割と責任について 具体的実践を通した理解ができている ・Ⅰ(保)1の各項目を踏まえた,子育て支援や地域の 子育て支援の取り組み ・「子どもの人権の尊重」,「地域連携」,「小学校との 連携」,「説明責任」,「個人情報の保護」等の理解
7 Ⅱ2.観察に基づく保育 理解 Ⅱ2-1.実際の子どもとのかかわりを通して子 どもの心身の状態や活動に対する観察ができ ている ・Ⅰ(保)2を踏まえた,予防接種,体調不良・アレル ギー・特別な配慮を必要とする子どもへの対応 Ⅱ2-2.保育士等の援助やかかわりに対する観 察ができている 【Ⅱ2-2に統合】 Ⅱ2-3.実際の保育所等の生活の流れや展開に ついて把握できている ・子どもの保健 ・保育実習理論 ・Ⅰ(保)2の各項目,Ⅱ2-1を踏まえ,保育士等の個々 の子どもへの対応や援助の方法の観察,記録 ・行事等特別な活動における保育士等の具体的な動き 8 Ⅱ3.子ども の保育及び 保護者・家 庭への支援 と地域社会 との連携 Ⅱ3-1.環境を通して行う保育,生活や遊びを 通して総合的に行う保育について理解できて いる ・保育実習理論 ・Ⅰ(保)3の各項目を踏まえ,環境を通して行う保育, 生活や遊びを通して総合的に行う保育の理解 ・環境構成の切り替えによる,子どもの遊びや生活の 変化 9 Ⅱ4.指導計 画の作成・ 実践・観察・ 記録・評価 Ⅱ4-2.作成した指導計画に基づく保育実践の 評価ができている ・PDCA サイクルに添った取り組みの理解・評価 10 Ⅱ5.保育士 の業務と職 業倫理 Ⅱ5-2.保育士の職業倫理について具体的な実 践に結び付けて理解できている ・「子どもの人権」,「子どもの最善の利益」の理解 ・現在社会における様々な保育ニーズの理解とこれに 伴う保育士の職業倫理 項目 保育実習Ⅰ(施設)の評価内容 実習前に必要と思われる自己学習の要点 11 Ⅰ(施)1. 施設の役割 と機能 Ⅰ(施)1-1.施設における子ども・利用者の生 活と保育士の援助やかかわりについて理解で きている 【Ⅰ(施)1-1に統合】 Ⅲ1.児童福祉施設の役割と機能 Ⅲ1-1.当該 施設の実際の役割と機能について実践を通し た理解ができている ・子ども・利用者の1日の生活の流れや保育士の援助 や関わり ・生活技能の習得や学習支援,就業訓練等の流れ Ⅰ(施)1-2.施設の役割と機能について具体的 な実践を通して理解できている 【Ⅰ(施)2に統合】 Ⅲ2-2.個人差や生活環境に伴う子ども・利用 者のニーズの把握と子ども理解ができている ・社会的養護 ・施設の種別や類型,設備や運営に関する基準 ・子ども・利用者の特徴の理解 ・実習施設における保育士の役割 12 Ⅰ(施)2. 子ども・利 用者の理解 Ⅰ(施)2-1.子ども・利用者とのかかわりを通 した観察と記録作成ができている 【Ⅰ(施)2-1に統合】 Ⅰ(施)2-2.子ども・利用者の個々の状態に応 じた具体的な援助やかかわりができている ・Ⅰ(施)1-1を踏まえた,記録を通した子ども・利用 者との関わり 13 Ⅰ(施)3. 施設におけ る子どもの 生活と環境 Ⅰ(施)3-1.計画に基づいた活動や援助ができ ている 【Ⅰ(施)3-1に統合】 Ⅲ2-3.個別の支援計画の作成と実践の関係性 について理解できている ・Ⅰ(施)2-2を踏まえた,計画についての理解 ・計画に基づく具体的な活動や援助 ・生活技能の習得や学習支援・職業訓練 ・職員間のチームワークに関する理解 Ⅰ(施)3-2.子ども・利用者の心身の状態に応 じた対応ができている ・Ⅰ(施)2-1,Ⅰ(施)2-2,Ⅰ(施)3-1,を踏まえた具体的な援助 Ⅰ(施)3-3.子ども・利用者の活動と生活環境 について理解できている 【Ⅰ(施)3-3に統合】 Ⅲ2-4.子ども・利用者の家族への支援や対応 の実態について理解できている ・施設内の生活環境 ・基本的生活習慣の自立のための取り組み ・衣食住環境の工夫
Ⅰ(施)3-4.実際の子ども・利用者の健康管理 や安全対策について理解できている ・感染症対策,危機管理,事故防止,医療機関等との連携 14 Ⅰ(施)4. 計画と記録 Ⅰ(施)4-1.支援計画の活用について理解でき ている ・社会的養護 ・Ⅰ(施)2,Ⅰ(施)3を踏まえた,支援計画の理解 15 Ⅰ(施)5. 専門職とし ての保育士 の役割と職 業倫理 Ⅰ(施)5-1.専門職としての保育士の業務内容 について具体的に理解できている ・Ⅰ(施)1の各項目を踏まえた,実習施設での保育士の日々の仕事内容 Ⅰ(施)5-2.職員間の役割分担や連携について 具体的に理解できている ・社会的養護 ・様々な職種の職員間での連携,役割分担や取り組み ・保育士以外の職員との協働 Ⅰ(施)5-3.専門職としての保育士の役割と職 業倫理について具体的に理解できている 【Ⅰ(施)5-3に統合】 Ⅱ3-3.関係機関との連携の実際について理解 できている Ⅱ3-4.地域社会との連携の実際について理解 できている Ⅲ2-5.他職種の専門職との連携・協働の実際 について理解できている Ⅲ2-6.地域社会との連携・協働の実際につい て理解できている Ⅲ3.保育士の多様な業務と職業倫理 Ⅲ3-1.保 育士の業務内容や職業倫理について具体的な 実践に結びつけての理解ができている ・実習施設でのソーシャルワーカーとしての職務 ・要保護児童対策地域協議会,児童相談所,児童家庭支 援センター,民生委員・児童委員等との連携の方法 ・子どもの最善の利益の理解 項目 保育実習Ⅲの評価内容 実習前に必要と思われる自己学習の要点 16 Ⅲ2.施設に おける支援 の実際 Ⅲ2-1.受容し,共感する態度ができている ・社会的養護 ・子どもの最善の利益・自己の受容と共感の態度 項目 専門科目の知識 実習前に必要と思われる自己学習の要点 17 専門科目に 関する知識 ・保育の心理学 保育の心理学に関わる重要人物と要点 ・保育原理 保育の思想に関わる重要人物と要点 ・児童家庭福祉 児童家庭福祉の歴史的変遷 ・社会福祉 日本の社会福祉の法制度 ・教育原理 教育の思想に関わる重要人物と要点 ・子どもの食と栄養 3大栄養素の特徴
表2 知識・技術の評価内容と擬似CBT 問題内容対応表 項目 保育実習Ⅰ(保育所)の評価内容と擬似 CBT 問題【20問】 1 保育所等の役割と機能に関する問題 問1:年齢ごとの子どもの1日の生活の流れ,デイリープログラム問2:保育所保育指針「育みたい資質・能力」 問3:地域こども・子育て支援事業 2 子どもの理解に関する問題 問4:記録の文体 問5:0∼1歳頃の手の動きの特徴 問6:保育所の「園だより」に紹介された各年齢クラスの子どもの姿 問7:子どもの絵の特徴(錯画期・象徴期・前図式期・図式期) 問8:保育所保育指針第2章「保育の内容」(3歳以上児の保育に関するねらい及び内容) 問9:年齢ごと,アレルギー・障害のある子どもの食事支援 問10:はさみの使い方 3 保育内容・保育環境に関する問題 問11:保育所における指導計画問12:保育室内環境図 問13:「2018年改訂版 保育所における感染症対策ガイドライン」における正しい手洗いの方法 4 保育の計画・観察・記録に関する問題 問14:「保育所保育指針」第1章3「保育の計画及び評価」問15:「保育所保育指針」第1章「総則」の(3)「指導計画の展開」 問16:誕生会でのダウン症の子どもへの対応・インクルーシブ 5 専門職としての保育士の役割と職業倫理に関する問題 問17:保育士の職員配置基準 問18:保育所保育指針第4章「子育て支援」 問19:保育所の職員間の協働 問20:保育所に勤務する保育士の役割 項目 保育実習Ⅱの評価内容と擬似 CBT 問題【14問】 6 保育所等の役割と機能の具体的展開に関する問題 問21:保育所保育指針第2章「保育の内容」(保育のねらい及び内容)問22:実習生の実習日誌(個人情報保護) 7 観察に基づく保育理解に関する問題 問23:「予防接種法」で定める「定期の予防接種」のワクチン 問24:よく見られる子どもの症状と対応 問25:選択性緘黙 問26:保育所の行事の企画 問27:ピアノの伴奏部分のコードネーム 8 子どもの保育及び保護者・家庭への支援と地域社会との連携に 関する問題 問28:エプロンシアター・ペープサート・パネルシアター 問29:見立て遊び・ごっこ遊びにおける保育士の役割 9 指導計画の作成・実践・観察・記録・評価に関する問題 問30:PDCA サイクル 10 保育士の業務と職業倫理に関す る問題 問31:保育実習中のプライバシー保護 問32:子どもの権利条約 問33:保育に関する法令・制度・指針 問34:「全国保育士会倫理綱領」 項目 保育実習Ⅰ(施設)の評価内容と擬似 CBT 問題【9問】 11 施設の役割と機能に関する問題 問35:児童養護施設における子どもの支援問36:障害児・者施設の概要 問37:障害福祉サービス 12 子ども・利用者の理解に関する 問題 問38:障害者支援施設での利用者との関わりの記録 13 施設における子どもの生活と環 境に関する問題 問39:児童養護施設での実習生の実習目標 14 計画と記録に関する問題 問41:児童養護施設における子どもの自立支援計画書の項目 15 専門職としての保育士の役割と 職業倫理に関する問題 問42:児童心理治療施設 問43:児童養護施設における保育士と他職種との連携 問44:障害児・児童養護施設における連携先の他職種・機関概要
項目 保育実習Ⅲの評価内容と擬似 CBT 問題【1問】 16 施設における支援の実際に関す る問題 問40:児童養護施設における問題行動を起こす子どもへの保育士の対応 項目 専門科目に関する知識と擬似 CBT 問題【6問】 17 専門科目に関する問題 問45:保育の心理学 保育の心理学に関わる重要人物と要点 問46:保育原理 保育の思想に関わる重要人物と要点 問47:児童家庭福祉 児童家庭福祉の歴史的変遷 問48:社会福祉 日本の社会福祉の法制度 問49:教育原理 教育の思想に関わる重要人物と要点 問50:子どもの食と栄養 3大栄養素の特徴