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https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 早稲田大学重点領域研究における戦略と評価 Author(s) 小林, 直人; 松永, 康; 石山, 敦士; 谷藤, 悦史; 藪 下, 史郎 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 697-700 Issue Date 2012-10-27Type Conference Paper Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/11116
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本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.
田大学
点領域研究における
と
人 ( 田大学) はじめに 大学における研究は 本的には 人 研究グループが推 する主体的で自 な研究を 本と している。しかし 近年のように 化した 的・国際的・ 会的な 題が増大している で 大学における研究も の 題 に 的に 献し 新たな学術領域の ノベーション に 結び けることが まれている。 のため られた研究資 を に活用することも めて 大 学として 的に研究を めることが必要となって ている。このような観点から 田大学にお いては 2009 年 に 学研究会 研究 研究 ンターなどの新たな研究推 のための を 置するとともに 大学として 点的に り 研究 題を めるための として 点領域研 究 を新 した。 体的には の 題・問題 に がる研究テーマを 定する 学的な 点で学術 研究機構 の学 の を えて研究者を結 する 本学 自の考え 方を 本とする 政 の科学技術政策との対応を考 する といった点から 大 的 題 会 的 題の ・整 田の「 み」「弱み」 の分析を行い 点領域の 定と れら 点領 域で展開する研究の 定を行っている。本 では この 点領域研究の 成と推 方 し て に いて概 する。 点領域研究の 的と 成 田大学の 点領域研究 題の 定にあたっては 点に加えて 人 材 成を 研究の活性化と 研究体 の自立性・ 続性の確立を り 研究成 果のア ールを行うことを の 本と している。 点領域研究の 的として 国際競争 のある研究の実施 自立 的で 続的な研究 点 成を ること ができる[1]。 に 者の 的は めて 要であり 1 に示すように 点領域 研究は 段階にある 人レベル研究 が本 化段階に入り 研究の連 と 点 化を 指す段階に入る研究と 置付けて いる。 して この連 ・深化および 合・ 点化段階において学 の研究 成 を行い 研究推 主体が自立的 続的研究体 を確立して研究 点として発展することが期 さ れている。 方 点領域に 定に たっては 的な を行った。 的な研究 成の方 論に おいては ( )主として 的推論(deduction)を 提にするトップダウン方 ( )主とし て 的推論(induction)により研究 を き して行く トムアップ方 に加えて (3) 成的推論(abduction)に するトップダウン方 の と トムアップ方 のすり合わ (middle-mi )が 要である 。 成的推論は パースの提唱した推論方 で 論 性は 2 者に比べて いが 造性の い方 であり 数 の科学的な発見がこの推論に いて行われてき たと言われている[2-4]。( 2 )。 点領域の 策定に たっては 主としてこの 3 の推論方 を み合わ 最 的には 成的推論に った で策定を みている。まず 大 的 題(あるいは 的 題)を か点領域研究の
置
け
定し れを領域的 題(あるいは 会 的 題)に レークダウンした。これが主 として 1 の 的推論の過 にあたる。 方で 体的研究 題の 定にあたって は 学 の 研究領域・分野 との研究 の調査および学 研究動向の調査・比較の に 考えられる 題を した。これが 2 の 的推論の過 にあたる。 して れらを合わ て 3 の 成的推論の もとに 体的 題を 定した。これらの 過 により 実質的には 頭で べた の 題 に がる研究テーマ の 定 学的な 点で学 の を えた研究者の結 大学 自の考え方 政 の科学技術政策との対応 という点 から研究 題を整 することが たと 考えられる。 3 点領域研究の推 と の ( )研究の推 点領域研究の の研究テーマの 定に たっては 研究テーマ を 学的に行い 自 にどの 題にも応 を とした。応 された 題を研究 に けられた 査・ 部会で 査を 行って れ れの 題で から数 研究テーマが採 されたが この過 も の ・ ・ 推論 成の 合プロ スと考えることが る。 実際には 2009 年 に 8 テーマ 2010 年 に 10 テーマ 2011 年 に 4 テーマの採 を行った。 3 に 2009 年 2010 年 で けた 8 の 点領域の 題を示す。なお 2011 年 には 3 月 11 日 に 発 し た 日 本 大 か ら の ・ に向けて 的な対応のために 「大 からの と新 会シス テム構 」 という 点領域研究 題が 定された。 点領域研究に採 された研究グル ープは の推 のために 置された 点領域研究機構の にプロジ クト研 究所を 置し 研究代表者はプロジ ク ト研究所の所長として研究を推 する。 プロジ クト研究所の 置期 は原 年 である。大学は の研究の に応じた研究資 の 成を行 う。資 成は 本的に 研究のス タートアップに必要となる経費として 置付け の 成期 は原 3年 である。 ( ) 方 の概要 点領域の 方 の概 を 4 に示す。 は 点領域研究の本 の 的である 国際競 争 のある研究の推 自立的で 続的な研究の推 という 大 に向けて 事
研究
の構
プロ
ス
点領域研究
題(
,
年
)
最 事 を行うこととしている。以 に の を示す。 事 においては 点領域研究の に った研究 題の がなされているか を 要 し 研究 の 性・ 性 田の 自性 研究体 の自立性・ 続性 学術的・ 会的 及 果 などを指 として 査を行う。 の結果として 点領域研究としての実施の の を行う。 においては の点 と 研究開発の質の向 を主として し 研究 成果 学術的・ 会的 及 果 研究体 の自立性 研究体 の 続性 人材の 性などを指 として を行う。 の結果として 研究 続の の を行う。 最 においては 計 の 的 の 成状況の確認を し 研究 成果 学術的・ 会的 及 果 研究体 の自立性 研究体 の 続性 人材の 性などを指 として する。 の 結果として 研究実施の の展 開の を行う。 事 は研究 に実施し 点領域研究に関する の 状況 を し の見 しに資するために 行う。これは の研究 題推 のあ り方というよりは 点領域研究という ・方 の 題 展開を する こと主な 的である。 なお は 研究 に けられた 査・ 部会にて実施され は 研究 学 識者 学 識 者 から構成されている。 (3) の と 題 大学における研究 の は 点領域研究の 合は明確である。すなわ の研究 題に 対しては「大学の 算を ったことに対する 明 を果たしているか 点領域研究の 的に った成果 化がなされているか」ということを 大学自 に対しては「 点領域研 究という が の に って 分に機 し であるか」を することが 的となっている。 したがって研究者 人というよりは 研究 ・大学としての 明 を果たすべきであるという 考えが 本である。 に大学は 研究の 点化の推 により の 的が 果的に 成されたかを 明らかにする必要がある。これは大学の政策に関わる問題であり この政策 に対して 分な 果が られないということとなると 研究 の変 に ながる ということが言えよう。 に考 すべき点は のもたらす 果である。すなわ 研究推 にとっての 果とし ては により(1)研究の 展 研究の 化・ 点化の状況を できること (2)さらに の結果によっては研究 成を め 成期 も 加的 置が られること (3)最 的に は の の発展が されること などが の 果としてあ られる。 方 大学にとって の 果としては (1) 点領域研究 による研究および研究 点化が 分 展しているかを確 認する機会となるとともに (2) に連 の推 点化に向けた 題を明らかにすること (3) のものの 点と問題点を し の と の 計に すること などが れに対 応すると言えよう。 現在わが国の研究 にあっては (1)プログラム化 (2)アウトカムの 点 (3)事 (4) の 要性が認識され 論されている。大学の にあっても これらの 点を することは 要であり これらとの対比を通して 本 点領域 に いて以 に の 題を 整 してみる。 1 プログラム化に いて 平 によれば「研究プログラムは 政策と研究プロジ クトを ぐ
点領域研究の
の概要
構造化・論 化された政策の実施・展開・ の 」と定 されるが[5] ここではより く「 的と研究プロジ クトを ぐ構造化・論 化された研究展開の 」と定 しておく。 って 科学研究のような 研究においても研究プログラムという考え方を 用することは で ある。 点領域研究では 定の 的のために研究推 主体 研究資 研究 を 化して行 うことが められているため 点領域研究自体が の研究プログラムであると考えられるが の研究プロジ クトも れ自体がプログラムとなっていると考えられる。 2 アウトカムの 点に いて アウトカムとは研究成果のう アウトプットのような 的成 果ではなく 実質的な研究成果と定 されている。 研究の 合 のアウトカムは新たな学 の構 関連学術分野の発展 会的な 及 果 などが れにあたるが 点領域研究に関して は の 的のう 学術的 及 果 会的 及 果 自立的 続的な研究 の構 などが アウトカムであり のための 指 を加えてある。ただし アウトカム のものの は がかかるものであるから あくまでも「アウトカムの 点からの 」ということになる。 3 事 に いて 点領域研究としてプロジ クトを採 するかどうかの 査が れ にあたるが 4 に示すように の 指 が明確化されている。 4 に いて 事 が の 部を構成すると考えられるが に 点領域 自体 の 題を い すことを 要 している。 以 のように 大学における研究であってもプログラム さらにはアウトカムの 点の は であると考えられ の 用が 要である。さらに 点領域研究の 合 研究 点の 成に向かう段階の研究であることを考えると 研究 に加えて研究の 化に いて より な の方 を考 することが 要であると考えられる。 おわりに 田大学における 点領域研究の 策定と の 方 を した。 点領域研究の性 成した研究成果が期 されているわけではなく 自立的 続的な研究 点 成が大きな であ る以 も れに さわしいものでなければならない。 の では 的な ではなく より 的な になっている必要があり の結果が研究推 主体および大学の の の方 成に対して 分 なのでなければならない。本 は 開 されたばかりであるが 査・ 部会の で 続的な 論を行っており より 的な 方 と な ていくことが まれる。 方で 会的には大学の研究成果からイノベーションに がることも期 されている で 研 究の する考え方・ ・技術などの革新性に加えて 会的 経済的 とどのように ン クして発展さ て行くかも めて大きな 題である。 点領域研究では もってイノベーション までを見 えた研究 を構 することまでは められていないものの 研究開発においては実際 にはどの 点で現実 会とのすり合わ を行い れを研究開発にどのようにフ ードバックする かの 機と見 めが 要である。アウトカムの 点からの において れをどのように り でいくかも の主要 題の であろう。 考文献 [1] 田大学の 点領域研究に いて
http: www.waseda. p rps system esearchCouncil contents research inde .html [2] 人 村 大 「革新的研究 構 と れに対応した研究 」 研究・技 術計 学会第 26 年 2I21 2011) [3] 人 村 大 研究 の 成と れに いた構成的な研究 Synthesiology, 4 1 11-25 2011 . [4] ア ダクション 書 2007 . [5] 平 「 研究の総 」平成 20 年 第 3 文科省政策 ・ 研 会資料(2009).