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JAIST Repository: 「製品サービス融合型産業」政策の立案 : プラント・エンジニアリング産業の事例から

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Academic year: 2021

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JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 「製品サービス融合型産業」政策の立案 : プラント・ エンジニアリング産業の事例から Author(s) 後藤, 芳一; 伊藤, 正雄; 垣田, 行雄; 岸本, 健夫; 野田, 研治 Citation 年次学術大会講演要旨集, 17: 75-78 Issue Date 2002-10-24

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/5945

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

B06

「製品サービス

融合型産業」政策の

立案

一プラント・エンジニアソンク 産業の事例から 一

Ⅰ・ 背景と目的

経済再生が緊急課題であ

る。 雇用、 分野の広さ、 波及効果、 確実性、 即効性等

から、 既存の基幹分野の 競争力を再構築することは

先端技術の追求に 劣らぬ優先 度を持っと考えられる。 産業政策はグローバルトップ と なる分野に注目し、 「 製 品 ・サービス融合材」 を例示している 1, 。 この条件を満たす 分野としてプラント・エンジニアリンバ 産業があ る。 同産業 は、

社会インフラや 製造業の基幹設備の

供給を担ってきた。 同産業は環境等の 課 題への全体最適指向の 対応、 P F I 等の民活推進、 先端技術産業のプロセスを 供 給、 我が国の価値観 ( 例 : 設計思想㎡ 口質 ) の対外発信を 媒介する等の 社会性を持つ。

よって単に産業としての

存続にとどまらず、 有力な政策対象たりうると 考える。 同産業は現在、 「市場」 ( 例 : アジア経済危機が 収束 八 「製品」 ( 例 : ェ ネルギ 一の天然ガスシフト 八 「需給」 ( 例 :

世界的再編で

寡占化 ) 、 「競争」 ( 例 : グロー バル 化 、 案件大型化 ) 等の転換点にあ る。 これらを踏まえ、

経済産業省は

本年 7 月に政策ビジョンを 策定した。 本論は、 政策立案当事者の 状況認識、 政策立案 手

法の選択、 政策内容の判断に 力点をおき、

立案した政策と 対比して整理する。 2 .

政策立案作業着手前の

状況と政策への 要請

O

2 O 1 年 7 月に準備に着手した。 0 2 年 3 月から「プラント・ ェ ンジ 二 アリン グ 産業懇談会」 ( 座長 : 伊丹敬之一橋大大学院教授、 製造産業局長の 懇談会 ) を開催 し、 7 月に「中間報告」を 得た。 内外の環境と

対比して生産業の

意義を確認、 し 、 2 0 1 0

年を目標年次とする

基本政策を整理した。

報告は長期的な

" グランドデザイ ン " であ り、 「中間」とは、

今次報告が総論で

各論は続いて 検討することに よ る。 着手時点で、 生産業には次のような 課題があ った。

①当分野の市場は

米欧 日 が占め、 「成熟した産業構造で 実力」を発揮する 性格

②我が国は品質やモノ

作りの実力があ るにも拘らず、 国際市場で押されている ③産業の意義が 未確認、 であ り、 実質の割に「社会的意義」が

認識されていない

④長 い 歴史と存在の 大きさに拘らず、 生産業の「将来像」が 共有されていない ⑤供給 克 と構成する分野 ( 裾野 ) ともに広 い ため、 「産業の輪郭」が 明確でがかい

⑥業界と政策の 役割が未整理で、

有効な取組みがなされていない この結果、 政策金融等 ( 例 : 金融、 貿易保険、

ODA)

等は利用されているもの の 、 当分野が担 う 国益とそれに

相応しい対応策が

取られていなかった。 3 .

政策立案の手法への

要請と対処

検討体制は、

プラント、

エンジニアリンバ、 商社の経営者等による 懇談会 と 一 75 一

(3)

[ 図表 1] プラント・エンジニアリンバ 産業政策の検討の 枠組 | Ⅱの | [ その他 ] P.E づ 公的支援制度関係 ノ 為替・原油価格 / 新規市場創出 等 経済全体づ経済活性化 / 空洞化対策 ノ高ィ弗 Ⅰ価値化 / 対 アジア経済政策等 (2 。 ' 。 年の将来展 裳 0 日本の製造

のあ り方として、 日本で作ったモノを 売ることに加えて、 エ 培を売ると部品 力碗 れるというようにシステムを 売っていく。 これ " 。 " 。 製造業が。 " 。 。 。 '" 。 道 。 あ 。 。 " 。 "' 。 " 。 。 。 "

" 、 '-@SSSffKS.@W@ rg5.,b-tt-.@ ;@@t& させ。 産案 ' "" 。 の役割を紡 す 。 。 。 の使命を """ 得る業態を達

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構成

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"""" 業の「 "" 発展 ' 。 あ 。 方 " ぴ 「他産業へ。 ' 睡を踏ま " 講ずる政策 ( 例 ) 政策的金融による 当分野の特性を 活かした国際展開への 支援 ノ 産業・社会基盤のメンテナンス C リ チュース )/ 民活プロジェクトの 推進 (F 格 支 援等 ' 。 """ 際 競争。 " 強 。 '" 他産業施設等の。 " 。 " 。 ョ " 促進 ノ 。 "" 。 """" 海外 """'" 。 。 " 。 ' 。 " 進 "" 。 。 。 ' 排 " 権 "" 関連事業の拡大 ノ 社会インフラ 分野事業への 参画・挑戦の 促進 ノ高 コスト構造の 是正等 ( 視点③ 当分野外の政策

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"""" ③プラントエンジ 及 Ⅰ

ノ 総合建設事業者、 造船業ヰ葉者 等 /

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""" 融 "" 。 """ 。 特性。 清か "" 。 捺 "" """

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(4)

その下の企画部会等で 構成した。 懇談会は 4 回、 企画部会等は 3 6 回開催した。

検討の枠組は「強み

一弱み、 機会一脅威」分析 ( [ 図表Ⅱ ) を用いた。 網羅的・

総花的・各論的・

非戦略的になるのを 防ぐため、 今次報告で基本的戦略を 明示し、

各論は次年度以降に

残した。 そのため「弱みを 探すより伸ばせる 強みを探す」「『 外 部

環境 コは 競争ポジションに

特化して整理」等に 配意した。 4 . 政策の内容と 特徴

検討の結果として、

次の成果を得た。 ①「プラント・エンジニアリンバ 産業」を定義し、 規模が 3 1 兆円に達すると 把握 ② 当

産業は、

製造や金融等の

国力を「システム」として 売る産業との 意義を確認、 ③ 2 0 1 0 年に国際市場の「一線で 競争できる位置」の 確保、 を目標に設定

④製造への傾斜を

脱し運営や維持等「タテに 深い業態」を 実現

([

図表

2]

[b]

)

⑤これに必要な「業界構造の

再構成」と政策 ( 政策の体系は [ 図表

3]

) を実施する

⑥政策では、

産業・社会基盤のメンテナンス ( リ デュース ) 等の産業化に 注 力 する [ 図表 2 ] プラント・ ェ ンジニ アリング産業のポジションと 発展の方向 程度。 相違はあ 。 な力ち 、

限定

" れ ""

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"""" 複合的な タ )9

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展再 , 深 (-% 包丁 充 。 , 0& "" 鵬 。 。 。 "

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産業政策 外

等 上

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多民族

Ⅹ政策の事例 ㈲ 茎嚢彦吾力の ク 態の深化機械設備の 強北 研究開発

プロセス技術、

( 運営

o&M)

設計フラット

への拡張、

フ オ目 垂直的アライアンスの ム

鞘城

)

能力向上けぜり 支援 矧物瓠 [c] 施あ

胸滝秀

他の製造業のプロセスの 高度化 [d] wa@rofe@-tb 。 。 ,だ

西経

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(5)

[ 図表 3 ] プラント・エンジニアリンバ 産業政策の体系と 主要な類型 当 産業に固有の 政策 当分野と隣接産業への 政策 当分野外の政策 今次の作業には、 産業政策立案として 3 つの特徴があ る。 第 1 に、 プラント と ェノ ジ コ

アリングを合わせて 定義し、 製品とサービスが 融合する分野との 位置づ

けを確認、 した。 第 2 に、

最初に将来のあ るべき姿を規定し、 それに必要な 対策を

整理した。 第 3 に、 あ

るべき姿は、 国際的な競争ポジションをもとに 考えた。

5 .

課題と今後の

取組み 今後は、 今回の論点を 必要に応じてより 仔細に検討すること

(4

ケり 外部環境で

は当分野をめぐる 規制緩和の利点、 内部事情では 技術ロードマップ

)

や、 分析の

制度を上げること ( 例 :

市場規模の統計

)

が必要と考えられる。

産業政策の効

果を検証することにより、 「既存分野に 光を当てることを 通じて新しい 機会を拓

く 」 というアプローチの 有効性を確認することも、 課題と考えられる。 一往 一 1 )

「産業競争力戦略会議報告」

( 2 0

0

2 年 5

月、 経済産業省

)

は競争力再構築

に 「バローバルトップ」を 指向するとし、 製造業では、 ①「統合 ( 擦り合わせ ) 型 完 成財 」、

②「高機能部品・ 素材」と③「製品・サービス 融合材」が有望とした。

一 参考文献 一

経済産業省製造産業局「プラント・エンジニアリンバ 産業政策の基本的方向

( プラ ント,エンジニアリンバ 産業懇談会中間報告 ) 」, 2 0 0 2 年 7 月

参照

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