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JAIST Repository: 研究不正の与信管理によるリスクマネジメント

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 研究不正の与信管理によるリスクマネジメント Author(s) 竹澤, 慎一郎 Citation 年次学術大会講演要旨集, 29: 55 Issue Date 2014-10-18

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/12394

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

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1B06

研究不正の与信管理によるリスクマネジメント

○竹澤 慎一郎(ゼネラルヘルスケア株式会社) 学術誌における研究不正は、学術機関の人事や研究費獲得などにも影響力がある。研究不正により成 果を水増しした研究者に学術ポストや研究費を奪われている現状がある。また、一部の企業においても 商品の薬事承認や認知度の向上などを研究不正により実現し、消費者を騙している企業がある。我々は このような研究不正の実情を生命科学分野の電気泳動実験に着目して、2000 年以降の Nature 誌に掲載 のある日本人が著者の論文を検証した。その結果、6%の論文に画像改竄の疑義を見出した。この結果 より、研究不正のデータベースを構築し、研究者の与信管理を行うことにより、学術機関や企業の人事 に活用することで、研究不正対策を補助できるのではないかと提議したい。 4.さいごに 本報告で取り上げたような将来のビジョンは、サービスと製品を一体的に考えており、一企業レベル の活動では実現ができるものではない。そのため、ビジョンは国際的な連携、業界を超えた連携におい て、コミュニケーションツールとして活用されており、現在のビジネスにも積極的に活用されている。 わが国でも、広い視点に立ったビジョンづくりが求められる。 (1)標準化に向けた国際的な取り組み 異なる企業製の機械同士、工場と工場、工場と消費者などがつながり、ビジネス環境を構築していく ためには、インターフェースが重要となる。ドイツや米国はそれぞれ、グローバルなデファクト・スタ

ンダーを作るための取組みを開始している。ドイツでは、Idustrie4.0 Platform8が設立され、ABB、IBM、

HP、IBM などのドイツ以外の企業も運営委員会のメンバーとなっている。また、Industrie4.0 の実現

に最も重要と考えられている標準化について、DKE(ドイツ電気技術者協会)が、最初のドラフトとし

て、“The German Standardization Roadmap Industrie 4.0”を今年 4 月に発表した。

米国では、本年3 月に Industrial Internet Consortium9が、AT&T、Cisco、GE、IBM および Intel

により設立された。Internet of Things や Industrial Internet など、インターネットによるサービス

(M2M や製造や生産のインフラも含め)に関する標準アーキテクチャの構築を目的に活動を開始して いる。IIC は、設立や活動には米国政府も関与している。設立企業以外にも、Microsoft や HP などの米 国企業や日本企業も参加している。参加する企業の技術の接続性・互換性を検証するフレームワークや そのためのTestbed の取り組みが行われている。 (2)中小企業やベンチャー企業の重要性 参加している企業の多くが、既存の大企業ではあるが、中小企業やベンチャーの力を重要と位置付け ている。つまり、アイデアがあれば、小規模企業による製造も実現でき、創業時からグローバル事業展 開できる企業の出現(Born Global)し、小規模企業でありながら多国籍企業(Micro-Multi-Nationals)

として活動できる時代となる。Long Tail Manufacturing と呼ばれるような、企業規模を小さく保った

まま規模の経済の実現が可能となり、高コスト企業でも専門商品による事業機会拡大が期待されている。 (3)「工場」を超えた将来像の必要性 3で概観したような将来像は、生産から消費者参加に至るまで、またサプライチェーンの全行程を、 末端から末端まで、製造プロセスの能力を拡張することが想定されており、自働化やロボット、あるい は付加製造技術のような「ものづくり」に留まらない。製品を作るだけでなく、サービスを含むあらゆ るものにインターネットを活用することが前提となっている。更にIndustrie4.0やイギリスのFuture of Manufacturing における将来像は、ものづくりの現場の枠を超えて、サービスと製造が一体となったビ ジョンであり、大きくいえば1つの新しい産業社会像を描いているともいえる。そこでは、サプライチ ェーンや消費者との関係が、オフィスと消費者のつながり、オフィスと工場のつながりに限らず、工場 と消費者とのつながりまで拡大している。あるいは物流の効率性もみている。 しかも、働き方にまで広げており、そこでは個人や家族、そして社会との関係が一層重要になる。 Industrie4.0 において、社会的な課題として重要な分野を設定したのは、様々な市民グループ、NGO や労働組合などと議論することが念頭に置かれている。特に欧州では特にその傾向が強いが、様々なス テークホルダが参加して、イノベーションを進めることがビジョンの中に含まれている。 8 http://www.plattform-i40.de/ 9 http://www.iiconsortium.org/

参照

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