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兵庫県立芦屋特別支援学校改善プラン : 学校評価による特別支援学校の学校経営改善

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Academic year: 2021

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(1)兵庫県立芦屋特別支援学校改善プラン            一学校評価による特別支援学校の学校経営改善一 教育実践高度化専攻. 学校経営コース.   P11006K   清水  祥一 序章 問題の所在. や事務職員、非常勤職員等を除いて、小学部に.  昨今、小・中・高校の幾多のホームページを. 34名、中学部に26名、高等部に64名、訪問. 見渡してみると、学校評価と言えば、教職員や. 学級に15名が所属している。この小・中・高. 保護者によるアンケートの結果とその分析結果. の3学部の存在こそ本校の特性であると考えて. を公開しているのが通例となっている。今年度. いる。本来ならば、3学部の存在を強みとして. 開校3年目を迎える本校でも、教職員や保護者. 活かしていくべきであるが、学部間の連携の弱. に対するアンケートは毎年実施しており、学校. さは開校当初から課題であると指摘され、現在. 評議員会や学校評価委員会等の場で成果と課題. に至っている。そこで、現行の学校評価に連携. が検討され、次への方針が打ち出されている。. 促進の視点を加味して転換を図っていきたい。.  しかし一方で、毎年アンケートの集約や分析. ②教職員の専門性の向上. で多くの時間と労力を費やしている割に、得ら.  本校では、教職員の専門性を高めるため、相. れる成果が乏しく、改善につながり難いという. 当数の研修会が企画実施されている。他校種と. 徒労感を抱くようにもなっている。とりわけ、. 比較しても圧倒的な量を誇っていると言える。. 特別支援学校には、学部組織や研修体制、個別. ただし、研修の目的は、あくまでも専門知識の. の指導計画、関係機関との連携など、他の校種. 蓄積や療育手法の習得など教職員の専門性向上. には見られない特性が存在する。「特別支援学校. にある。現在の研修が、教職員の専門性向上に. の特性」は、学校評価ガイドラインにおいても. 本当に結び付いているのか、アウトカムの視点. 謳われているが、実際のところ、アンケートの. により評価を行う必要があると考える。. 項目や内容に関しては特性に基づいて作成され. ③児童生徒の多様な障害特性に応じた指導. ているものの、独自の学校評価を創設するまで.  特別支援学校では、児童生徒1人1人の教育. には至っていないのが実状となっている。. 二一ズに応じた指導内容の個別化が求められて.  本プランでは、特別支援学校及び本校の特性. おり、そのため教職員には個別の指導計画の作. を明らかにしながら、これからの本校における. 成が義務付けられている。個別の指導計画は、. 学校評価の在り方を探っていくことにする。. 作成後、保護者に説明責任を果たし同意を得た. 第1章 本校の現状と課題. うえで実行に移すことになる。一連の活用過程. ①学部組織と教職員規模. の中でも、保護者と合意形成を図っていく場面.  本校は、小学部、中学部、高等部が設置され. が最も重要になると考えている。. 小1から高3に及ぶ幅広い年齢層の児童生徒が. ④関係各機関との連携. 在籍している。教職員規模は170名で、管理職.  医療、福祉、労働並びに小・中学校の特別支.

(2) 援教育コーディネーターなど多くの関係機関や. テーマ」を設定することにおく。本校では、学. 関係者とネットワークを構築している。しかし. 校や学部、校務部、委員会ごとに研究テーマが. 過去において、これら関係機関から外部評価の. 設けられており、教職員の研究テーマも、いず. ような形で評価を受けたことは皆無であった。. れかと関連づいているように求めていく必要が. 第2章 学校評価の改善と教職員の専門性向上. ある。これら教職員評価を通じて、教職員各自. ①現行の学校評価アンケートの改善. の目標とその成果を把握することで、1年間の.  これまで3学部の連携を意識して、学校評価. 研修が教職員の専門1性向上にどれほど寄与した. アンケートの質間内容も統一する方向で進めて. かを判断できる材料になると考えている。. きたが、今後における教職員アンケートでは、. 第3章 保護者・関係各機関との連携強化. 例えば「開かれた学校づくり」や「学校運営」. ①個別の指導計画の評価改善. など学校経営に係る評価項目は従来通り継続す.  現行の保護者アンケートにおける個別の指導. る一方、「児童生徒指導」や「学習指導」など学. 計画の評価項目を削除し、代わりに個別の指導. 部の活動に係る評価項目は各学部で自己評価が. 計画・評価アンケートを導入することを提案す. 行えるように改めていく。併せて、3学部間で. る。評価アンケートは、学級担任の説明に対す. 互いを評価し合えるように新たな評価項目を設. る理解度と指導結果に対する達成度を尋ねるも. けることも提案していく。自己の学部の課題を. ので、個別懇談会が終了した後でチェックして. 認識し相互評価により他学部の実状を把握する. もらうことにする。評価アンケートの日的は、. ことで、3学部の連携強化を図っていきたい。. 結果を集約して分析することではなく、2つの. ②初任者研修の評価の在り方. 設問に対する回答に不十分の評価が付けられた.  初任者指導教員の制度を利用して、指導教員. 場合、再度個別懇談を行い、納得できなかった. が初任者の専門’性向上を評価するという新たな. 部分の解消を図っていくことにある。保護者が. 任務を付加していく。評価する場面は、個別の. 下した評価結果を間髪入れず返していくことが. 指導計画の点検や個別懇談会及び初任者全員が. この評価アンケートの真骨頂となる。. 取り組む研究授業の観察などが主となる。評価. ②公開授業の実施. の目的は、初任者が得意及び苦手な領域を認識.  関係機関の中でも、特別支援学級担任や特別. することで、次にどの領域の研修に力を入れる. 支援教育コーディネーターとの連携を促進する. べきかを把握し、校内研修での学び方や参加の. ために、新たに公開授業目を設けることを提案. 仕方に修正を施していくことにある。総じて、. する。また、公開授業においては、より的確な. 指導教員の一方的評価に終わるのでなく、指導. 観点で授業が評価されるように、他の特別支援. 教員と初任者が話し合いながら、最適な研修体. 学校の教職員を招いて研究授業にも取り組んで. 制が確立できることを目指していく。. いく。授業評価アンケートも採ることで、授業. ③校内研修と教職員評価のリンク. 改善を図る一助にできるものと期待できる。.  現行の教職員評価制度の有効活用に向けて、. 校内研修と絡ませ育成の視点で目標設定や面談. 修学指導教員 (堀内 孜). に取り組むことを提案する。中でも改善点を、. 指導教員(堀内攻). 目標設定で、教職員1人1人がr1年間の研究.

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