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工業の今と未来

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Academic year: 2021

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第5学年1組 社会科学習指導案 指導者 ○○ ○○ 1 単元名 「工業の今と未来」

学習の構想 このような子どもだから ○ 農業や水産業の学習を通して、社会の変化の中で様々な工夫や努力をしている人々の思いや 願いにふれたり、今日の農業や水産業の現状をとらえたりするなど、少しずつではあるが興味 をもって学習に取り組めるようになってきた。 ○ 必要な情報や資料をインターネットや新聞、図書の本を使って調べることが好きな子どもは 多いが、その調べたことについて効率よくまとめたり、広めたりすることを苦手としている子 どもも多い。 このような教材で ○ 私たちの生活は、工業によって支えられている。機械を中心に大量生産される工業によって、 私たちの生活も便利で豊かになってきている。しかし、よい面だけでなく問題点もある。各地 に発生した公害は工業生産とも深く関わっている。そのために公害から国民の健康や生活環境 を守る様々な努力もある。そこで工業について学習することで、産業と生活との関わりを理解 させるとともに、地理的条件や他産業との関わり、環境保全と資源の重要性について関心を深 め、公民的資質を養うように本単元を設定した。 このような指導で 〈本単元におけるキャリア教育の視点〉 ○ つかむ段階では、身のまわりにある工業製品を (将来設計能力【役割把握・認識能力】) 調べる活動を通して、日本の工業の特色やこれか ○ 子どもたちはこれまでに農業、水 らの工業について調べていく課題を明確にしてい 産業、工業(自動車工場)について く。 学習してきている。それに続き日本 ○ さぐる段階では、日本の工業の盛んな地域を調 の工業全体の特色やこれからの工業 べ、白地図にまとめることを通して工業生産額が について調べていく。それらの学習 大きい地域の特徴をつかませたり、グラフや資料 してきたことを通して、社会生活に をもとに大工場と中小工場の生産の違いを調べ、 はいろいろな役割があることやその 日本の工業の特色について考えさせていく。 大切さに気づかせていくことにつな また、工業製品が時代をおうごとに移り変わっ がる。 てきたことを調べ、人々の暮らしはどう変わった ○ これからの工業生産が抱えている のかを調べさせていく。 問題について考えていくことを通し ○ ふかめる段階では、これからの工業生産が抱え て、自分の消費生活をみつめ直した ている問題について話し合い、これからどのよう り、今後の消費生活のあり方につい に進めていけばよいかを考え、まとめさせる。 て自己の考えを深めたりすることへ また、それにあわせて、自分の消費生活につい とつながる。 ても見直させていく。 このような子どもに ○ 自分たちの消費生活の現状をとらえ、工業生産に対する関心を高めることができる子ども。 ○ 必要な情報や資料を様々な方法で収集選択する能力を養うとともに、資料を効果的に活用 し、まとめることができる子ども。 ○ これからの工業生産について大切なことは何か自分なりの考えをもち、日々の生活の中で 実践へとつなげることができる子ども。

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3 目 標 社会的事象への ・ 身のまわりにある工業製品を調べて分類し、どんなところで多くつくられ 関心・意欲・態度 ているか意欲的に調べようとする。 社会的な思考・判 ・ 工業の盛んな地域の条件について、土地や交通網、人口などと関わらせて 断 考えることができる。 観察・資料活用の ・ 工業の盛んな地域の広がりを、地図から読みとれることができる。 技能・表現 ・ グラフや写真から大工場と中小工場での生産の違いや特色を読み取り、自 分の言葉でいい表すことができる。 社会事象について ・ 日本の工業生産は、多くの中小工場から成り立っていることがわかる。 の知識・理解 4 指導計画 ( 総時間数 7時間 ) 学習過程 学 習 活 動 指導上の留意点 ※ 評価 つかむ 1 身のまわりにある工業製 ○ 自分の家の中の工業製品を、○ 身のまわりにある 品を調べる活動を通して、 工業の種類ごとに分類させる 工業製品を調べて分 日本の工業の特色やこれか 活動を通して、家電製品が多 類し、どんな工業が らの工業について調べたい いことに着目させ、機械工業 多くつくられている ことをまとめる。 ① が多いことに気づかせる。 か意欲的に調べよう ・自分の家の中の工業製品 また、新聞の広告等に、毎日 とする。 を調べ、模造紙に分類して 食べている食品の広告が多い 【社会的事象への はっていく。 ことに気づかせ、食品工業も 関心・意欲・態度】 ・種類ごとに分類した模造 機械工業に続いて多いことに 紙を見て、気づいたことや 気づかせる。 調べたいことを話し合う。 さぐる 2 日本の工業の盛んな地域 ○ 資料(小学校の地図帳「帝 ○ 工業の盛んな地域 を調べ、白地図にまとめる 国書院」を見ながら、工業生 の条件について、土 ことを通して工業生産額が 産額別に白地図に色をぬらせ 地や交通網、人口な 大きい地域の特徴をつかむ。 る。 どと関わらせて考え ・白地図に工業生産額別に ○ 工業生産額別に色をぬった ることができる。 (15兆円以上なら赤、10 白地図を見て、工業の盛んな 【社会的な思考・判断】 兆円以上なら青等)色をぬ ところは、どんなところなの り、どうしてその地域で工 かに気づかせる。(人口が多 業が盛んなのかを考える① い、港が発達した太平洋側等) 3 教科書のグラフをもとに ○ グラフから日本の工業生産 ○ グラフや写真から 大工場と中小工場の生産の は、多くの中小工場の働きに 大工場と中小工場で 違いを調べ、日本の工業の よって成り立っていることに の生産の違いや特色 特色について考える。 ① 気づかせる。 を読み取り、日本の 工業生産は多くの中 小工場から成り立っ ていることがわる。 【知識・理解】 4 工業製品が時代をおうご ○ 工業の発達の移り変わりを ○ 身のまわりの工業 とに移り変わってきたこと (戦後)(高度成長期)(情報 製品の移り変わりに を調べ、人々の暮らしはど 化社会)と分けて、インター 関心をもち、その変 う変わったのかを調べる。 ネットや資料集を使い調べさ 化に気づくことがで ・工業製品の変化は暮らしを せる。 きる。 どのように変えたのか話し 【観察・資料活用の 合う。 ① 技能・表現】

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・工業の発達がもたらした良 ○ 工業の発達の移り変わりを ○ 工業の発達に伴う い点、悪い点について考え 調べてみて、良い点(能率が 暮らしの変化をプラ る。 上がる。人の負担が減る等) スとマイナスの両面 悪い点(環境破壊、資源や物 からとらえることが を粗末にする等)について考 できる。 えさせる。 【社会的な思考・判断】 ふかめる 5 これからの工業生産が抱 えている問題について話し 合い、これからどのように 進めていけばよいかを考え、 まとめる。 ③ ・これからの工業生産が抱え ○ 工業生産の学習を振り返り、○ 視点を明確にし、 ている問題について話し合 自分が考えていきたい工業生 自分の課題に沿って い、具体的に知るために調 産の問題を課題として、イン 調べ活動ができてい べる。 (1/3) ターネット、資料等で調べさ る。 せる。 【観察・資料活用の ○ 調べたことについて自分な 技能・表現】 りの考えをもたせ、ノートに まとめさせる。 ・調べたことを発表し合う。 ○ 調べたことを課題別に発表 ○ 自分の課題につい (2/3) させ、発表を聞いてわかった て調べたことを自分 ことや質問したいことを整理 の考えも付け加えな させておく。 がら発表することが できる。 【観察・資料活用の 技能・表現】 ・発表したことをもとに、全 ○ これからの工業生産につい ○ これまでの学習を 体で交流する。 て、一人一人が意見をもって もとに、これからの (3/3) 本時 話し合いに臨むようにさせる。 工業生産について、 自分の考えをわかり やすく伝えることが できる。 【観察・資料活用の 技能・表現】 5 本時の学習 (1) 日時 平成20年11月5日(水曜日) 5校時 5年1組教室 (2) 主眼 工業生産の利点や問題点について調べたことを交流することを通して、これか らの工業生産を進める上で大切なことを考えることができるようにする。 (3) 授業仮説 本時学習について、次のような活動を仕組めば、我が国の工業生産に対する思いや考えを幅 広くとらえることができるであろう。 ・ 将来の工業生産のあり方について調べたことをお互いに交流させることで、自分の考えを 広げたり、深めさせたりする。 ・ 前時に聞いた発表を受けて、自分の考えを絵や文にさせておくことにより、自分の考えを もつことができない子どもも考えを深め、広げることができる。

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(4)準備 ○ 学習プリント (5)展開 学 習 活 動 ○ 教師の支援・留意点 ※ 評価の方法 1 前時の学習を想起させ、本時の (予想される視点) めあてをつかむ。 ・ 工業製品もバリアフリー ・ それぞれの視点をもとに、前時 ・ 再利用することを考えた生産 に調べ、発表したことを確認する。 ・ 働く人の環境の改善 未来の(これからの)工業生産は、どのように進めていけばよいのだろうか考えよう。 2 それぞれの発表を聞いて、新た ○ 自分の調べたことだけではなく ○ 自分の知らなかっ に知ったことや、改めて考えたこ 他のことも関連させながら考えさ たに気づくことがで とを話し合う。 せる。 きる。 (予想される考え) ○ 前時の発表を聞いて、自分の考 ○ 自分の考えや思い ・ 高齢者が多くなる時代なので、 えを、あらかじめ絵にしたり文に を付け加えながら意 お年寄りも使いやすい製品を作 したりしてノートに書かせてお 見を話すことができ ることが大切だと思う。 く。 る。 ・ ただ安いからといって、必要 のないものは買わない。 ○ 自分の考えや思いを付け加えさ ・ 環境にやさしい物を買おう。 せながら意見を話すように声かけ ・ 今ある物を大切に使おう。 をする。 3 本時の学習のまとめをする。 これからの工業生産は、便利さや豊かさばかりを追い求めるのではなく、環境 の調和や限られた資源の有効利用、誰もが使える製品、誰もが働ける環境を考え て進めていくことが大切である。 4 今日の学習をふり返り、感想を ○ 今日の学習で、自分の考えが まとめる。 どう深まったのかをまとめる。 ※ キャリア教育の視点 【役割把握・認識能力】 これからの工業生産が抱えている問題について考えていくことを通して、自分 の消費生活 をみつめ直したり、将来の消費生活のあり方について自己の考えを 深めたりすることへとつながる。

参照

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