令和2年度 第1回 枚方市都市計画審議会
令和2年8⽉3⽇
枚方市 都市整備部 都市計画課
意⾒聴取案件
意⾒聴取案件(⼤阪府決定)
意⾒聴取案件1
東部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方針
(都市計画区域マスタープラン)の変更について 意⾒聴取案件2
東部大阪都市計画区域区分の変更について
○ 意⾒聴取案件(⼤阪府決定)について
大阪府が都市計画の変更案を作成
法第21条第2項準用する法第18条第1項規定
枚方市へ意⾒照会
枚⽅市都市計画審議会(意⾒聴取)
⼤阪府へ意⾒回答
大阪府都市計画審議会(審議)
各市の意⾒を踏まえて
大阪府が都市計画の変更告⽰
承認
◇ 構成のイメージ
区域マスタープラン 区域区分 など
地域地区・用途地域
・⾼度地区
・防火地域及び準防火地域
・⾼度利用地区 など 都市施設市街地再開発事業
⼟地区画整理事業 など 地区計画
都市全体の 計画の⾒取り図
鉄道 道路
⼟地区画整理事業
公園 市街地再開発事業
地区計画 地区計画
都市計画区域
市街化区域 市街化調整区域 再開発促進地区
都市計画区域
工業地域 準工業地域 商業地域
第一種住居地域 第一種低層住居専用地域
○ 都市計画の構成
○ 意⾒聴取案件1(⼤阪府決定)
東部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方針
(都市計画区域マスタープラン)の変更
東部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方 針の目標年次である令和2年を迎えたことから、⼈⼝、
産業の現状及び将来の⾒通しと近年の社会情勢の変 化を踏まえ、変更を⾏う
変更理由
第1章 都市計画区域マスタープランの概要
都市計画法第6条の2に基づく「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」と して定める
一体の都市として整備、開発、保全すべき区域として定められた都市計画区域を対 象として、中⻑期的視点に⽴った都市の将来像を明確にするとともに、その実現に向 けて広域的観点から、都市計画の基本的な方針を定めるもの
本計画は令和12年(2030年)を目標年次に定める
○
○
○
第2章 都市づくりの目標
5.環境にやさしく、み どり豊かな都市の形成 6.地域資源を活かし
た質の⾼い都市づくり 1.大阪都市圏の成
⻑を⽀える都市基盤 の強化
2.国内外の⼈・企業 を呼び込む都市魅⼒
の創造
3.災害に強い都市の 構築
4.産業・暮らしを⽀え る都市環境の整備
国際競争に打ち勝つ
強い⼤阪の形成 安全・安心で生き生きと 暮らせる⼤阪の実現
目標⽅向性
⼤阪にふさわしいネットワーク
性の⾼い都市づくり 多様な主体の連携・協働に よる都市マネジメントの推進
視点
多様な魅⼒と風格ある
⼤阪の創造
都市計画の方針
第3章 区域区分(線引き)の決定に関する⽅針
第8回区域区分の変更に関する⽅針
○市街化区域内における既成市街地の再整備や低未利用 地を活用し、市街地の無秩序な拡大の抑制に努める
○市街化区域への編入は、市町村マスタープラン等に位置 付けられた区域とする
○都市機能を集約する区域や産業⽴地を促進する区域に おいて、必要最小限の区域で市街化区域へ編入
○災害リスクの⾼い区域は原則として市街化区域へは編入 しない
○随時市街化区域へ編入できる区域は、保留区域に限るも
のとする
保留区域
○村野駅周辺地区
○第⼆京阪道路沿道地区
(茄子作⾼田地区)
○ ⼟地利用に関する⽅針
【市街化区域の⼟地利用】
➣商業・業務施設等の都市機能は、都市計画法に基づく緩和制度等の活用に より、主要な鉄道駅周辺等の中心市街地において集積し、⼟地の有効・⾼
度利用を促進
➣住宅地については、既成市街地における配置を優先し、⾃然系の⼟地利用か らの転換を抑制
○ 都市施設の整備に関する⽅針
○ 市街地開発事業に関する⽅針
○ その他の⽅針
➣第⼆京阪道路等の主要幹線道路沿道の大規模低未利用地において、工業
・流通業務施設等を誘導
➣確率⾬量の大きさに関係なく床上浸⽔が想定される地域を「洪⽔リスクを特に 留意すべき地域」とし、新たな開発⾏為を事業者等が検討する機会をとらえ、
洪⽔リスク情報を詳細に周知
第4章 主要な都市計画の決定の⽅針
第5章 都市づくりの推進にむけて
○産・公・⺠・学が目標を共有し、総合的に都市を計画、
整備、管理・運営する協働・連携の仕組みづくりを促進
○⺠間が主体になってまちづくりや地域経営を積極的に
⾏う、エリアマネジメントの取組みを促進
○都市マネジメントにICT技術を活用し、都市全体の観点 から最適化を図るスマートシティの取組みを推進
成熟社会において、さらに生活の質を⾼めていくため、都市計画
に関する方針とあわせて、以下のような観点を取り入れながら都
市づくりを進める
〇意⾒聴取案件2(⼤阪府決定)
東部大阪都市計画区域区分の変更
東部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方 針(都市計画区域マスタープラン)の改定に伴い、新た に「区域区分(線引き)の決定に関する方針」が定めら れたことから、本方針に基づき、区域区分の変更をおこな うものである。
変更理由
○ 区 域 区 分 に つ い て(⼤阪府決定)
区域区分とは・・・
都市を「市街化区域」と「市街化調整区域」に区分し、
無秩序にまちが広がらないようにする。
・広域的な観点から⼤阪府が都市計画決定を⾏う。
・概ね5年に一度⾒直しを⾏う。
市街化区域とは・・・
既に市街化されている区域、及び概ね10年以内に優先 的かつ計画的に市街化を図る区域を指定。
用途地域も指定されます。
市街化調整区域とは・・・
市街化を抑制する区域を指定。
原則、建物の建築、開発等は制限されます。
枚方市 東田宮山之上地区
区域区分 変更後
の面積 変更前
の面積 増減
市街化区域 約4,192ha
(約64.4%) 約4,190ha
(約64.3%) 約2.9ha増 市街化調整区域 約2,320ha
(約35.6%) 約2,322ha
(約35.7%) 約2.9ha減
市街化区域 市街化調整区域
凡例
現⾏市街化区域 橙色 市街化区域へ編入する区域 赤色
○ 公聴会における意⾒の概要と⼤阪府の考え⽅
公述⼈の意⾒の概要
○村野駅周辺地区の保留フレームに関すること
➣ 村野駅周辺地区が保留フレーム地区になることは、将来的に市 街化区域へ編入されるということを理解していたなら、まちづくり協 議会の設⽴には賛成しなかった。
➣ 村野駅周辺地区が市街化されると、⾞両や⼈が増加することで、
今まで以上に治安が悪化した危険な通学路になる。
➣ 営農者の生活基盤を守っていただきたい。
➣ 東部大阪地区でも稀有な景観を維持していただきたい。
○ 公聴会における意⾒の概要と⼤阪府の考え⽅
⼤阪府の考え⽅
➣ 保留区域とはこの5年毎の時期にかかわらず、事業の実施が確 実となった時点で、随時市街化区域への編入が可能となる区域 のことであり、現時点で市街化区域へ編入することを確定したもの ではありません。
➣ 保留区域を市街化区域へ編入する際は、再度、枚方市と協議・
調整を⾏うとともに、区域区分の変更に係る都市計画法の⼿続き の中で、都市計画公聴会の実施や都市計画法第17条に基づく 縦覧により、利害関係者の意⾒を聴くことになります。
○ 都市計画の手続きの経過と今後の予定
令和元年12⽉11⽇(⽔)〜25⽇(⽔)
都市計画の原案の閲覧(公述申出1名)
令和2年1⽉20⽇(⽉) 大阪府都市計画公聴会開催 大阪府府庁別館(公述1名)
令和2年5⽉18⽇(⽉)〜6⽉1⽇(⽉)
都市計画案の縦覧・意⾒書の提出
令和2年8⽉3⽇(⽉) 枚方市都市計画審議会(意⾒聴取)
令和2年8⽉28⽇(予定) 大阪府都市計画審議会
令和2年9⽉下旬から10⽉上旬頃
都市計画の変更告⽰