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論文審査の結果の要旨

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Academic year: 2022

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(1)論文審査の結果の要旨 報告番号 博(医歯薬)甲第 1035 号 氏名. 学位審査委員. 谷口. 主. 査. 李. 副. 査. 小路武彦. 副. 査. 栁原克紀. 大輔. 桃生. 論文審査の結果の要旨 1 研究目的の評価 本研究はラット由来の細胞塊(spheroid)のみを材料とし、バイオ 3D プリ ンティングによって作製した気管様三次元構造体の自家移植に関する機 能的および組織学的な評価をしており、目的は十分に妥当である。 2 研究手法に関する評価 ラット肋骨由来の軟骨細胞、骨髄間葉系幹細胞、肺微小血管内皮細胞を 7:2:1 の割合で作った細胞塊からバイオ 3D プリンティング技術を用いて 気管様三次元構造体を作製し、機能的な評価を行った。また、作製した気 管様三次元構造体をラット頸部気管に移植し、組織学的な解析を行った。 これらの研究手法も妥当である。 3 解析・考察の評価 作製した気管様三次元構造体は、強度において 8 週齢のラット気管より 劣るが、3 週齢のラット気管より高い強度を示した。長さ約 5mm の気管様 三次元構造体を頸部気管に移植されたラットは、その後に生存が可能であ った。移植後 23 日目まではグラフトが形態的に保たれており、グラフト 周囲は微小血管を伴った結合組織で覆われていた。また、組織学的解析で は移植後約1週目に軟骨組織の増加、Ⅱ型コラーゲンの蓄積、血管新生の 誘発、およびグラフト内腔に気管上皮の伸展が観察され、その後も経時的 な促進が認められた。細胞のみで移植可能な人工気管の作製に初めて成功 し、将来の臨床応用につながる本研究の成果は大いに評価できる。 以上のように本論文は、気管再生および呼吸器外科関連分野に貢献する ところが大であり、審査委員は全員一致で博士(医学)の学位に値するも のと判断した。.

(2)

参照