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Academic year: 2022

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(1)The Japanese Journal of Psychology 1980, Vol. 51, No. 1, 37-40. 資. 料. 反 応 の 多様 性 を もつ 図 形 の 言 語 的 範疇 化 に 及 ぼ す 提示 時 間 の効 果 島根 大学. 松. 川. 順. 子1. THE EFFECTS OF EXPOSURE DURATION ON THE VERBAL CATEGORIZATION OF THE FIGURES WITH RESPONSE MULTIPLICITY JUNKO MATSUKAWA Shimane. University. Subjects were required to categorize verbally the figures presented tachistoscopi cally with an increasing amount of the exposure duration, 2 through 3 000ms. The figures were all ambiguous in that they had response multiplicity. With the increase of duration, the number of cognitive responses increased to a certain point, but, in some figures, it tended to decrease as the duration increased further. This suggested the existence of some conflict in the categorization process as well as the presence of some reorganization in the processing of the sensory information. The number of response categories as an index of response multiplicity and the subject's rating of confidence in cognitive response as an index of S-R compatibility were also examined. 妻 ・姑. 図形 な ど のい わ ゆ る多 義 図形 や ロー ル シ ャ. み とし て, あ る対 象 認 知 に対 す る情 報 の適 切 さ とい うこ. ッハ テ ス ト図形 な ど の イ ン クプ ロ ッ トは, 同一 の 図形 に. と を考 え てみ る.. 対 して異 な った 対 象 認 知 が 可 能 で あ る.. ッハ 図 形 は適 切 な情 報 が 少 な く不 適 切 な情 報 を もつ 図 形. 々な対 象 認 知 の可 能 な 図形 を こ こ では を もつ 図形 と よぶ. 柿 崎 (1974). こ の よ うな 様 反 応 の多 様 性. は認 知 過 程 は 刺 激 か ら. の感覚 的 所 与 また は 感 覚 的 情報 の処 理 過 程 力 とそれ を反 応 に ま で媒 介 す る分 類 ・範 疇 化 の機 能jと. の力 動 的 相 互. 対象性. の 低 い と され る ロ ール シ ャ. とみ なす. これ に対 し多 義 図形 は 適 切 な情 報 を もつ 図 形 とみ る こ とが で き る. 又, 柿 崎 ・松 川 (1977). で用 い た. 簡 単 な線 形 図形 は適 切 な情 報 自体 が少 な い 図形 とみ な し うる. 本 実 験 で は こ の よ うに 情報 の適 切 さ とい う点 で異. 作 用 に よる と述 べ てい るが, こ のp・jの 図式 に した が え. な っ て い る と考 えられ る これ ら図 形 を. ば,. を もつ 図形 はjで 様 々 な 範 疇 化 の. を もつ 図形 とし て用 い, そ の比 較 に よっ て 図形 特 性 の効. 可能性 が あ る と い うこ と に な る. した が っ て反 応 が 変 化. 果 の検 討 を行 な い, 図形 特 性 の分 析 の手 が か りを得 よ う. 反 応 の 多様 性. 反 応 の 多様 性. す る時 に は何 らか の形 でjで 範 疇 の葛 藤 が 生 じ, そ の こ. とす る. 又, 対 象 認 知 とい う と きに は そ の対 象 が含 まれ. とか ら逆 にpで の情 報 の再 体 制 化 が 起 きる と 考 え ら れ. る 母集 団 の大 き さ とい う こ とが 問 題 とな る. そ のた め ア. る. 柿 崎 に よれ ばjは 個 人 の経 験 知 識 全 体 に規 定 され る. ル フ ァベ ッ トに よる. もの で あ る. こ の規 定 が種 々 の形 で効 果 を もつ こ とは こ. い, 母 集 団 の大 き さ に関 し て も若 干 の検 討 を 試 み る.. れ まで に も 多 く見 いだ され て い る. しか し上 記 の よ うな jで の葛 藤 が生 じ うる時 のpとeと. 反 応 の多 様 性. 方. を も つ 図形 を 用. 法. の相 互 的関 係 とい う. ことにつ い て は あ ま りと りあ げ られ て きて い な い. 本 実. 被験者. 験で は こ のpとjと. 装置. の 相互 的 関係 につ い て, 提 示 時 間 を. 大 学 生16名 TKK式3チ. (男 子13名,. 女 子3名).. ャ ン ネ ル タ キ ス トス コ ー プ. 変数 と して と りあ げ, 提 示 時 間 の変 化 に伴 う対 象認 知 の. ル タ ー 使 用 の た め 輝 度 は 凝 視 点 提 示 面 で1.03cd/m2,. 反応 を とお して検 討 し よ う とす る もの で あ る.. 激 提 示 面 で1.40cd/m2),. と ころ で先 の 多 義 図形 と ロー ル シ ャ ッハ 図形 を 比較 し て も明 らか な よ うに,. 反 応 の 多様 性. を もつ 図形 は又,. 反 応 制 御 装 置,. 材料. ユ ニ テ ッ クUP. TKK式. ボ イ ス キ ー,. 600形. (フ ィ 刺 刺 激. 合 図 用 ブ ザ ー.. 用 い られ た 図形 は次 の4群 各5枚 計20枚. であ. る. 各 図形 群 の 図形 例 がFig. 1に 示 され て い る. ALGr.:. 様 々の 図形 特 性 を もつ. Gibson (1956) は ロー ル シ ャ ッ ハ図形 を 対 象性 (fidelity) の低 い 図形 で あ る と述 べ. 市 販 の プ リ ン トアル フ ァベ ッ ト大 文 字 (DECA. てい る. しか し多 義 図形 に は こ の特 徴 が 必 ず し も妥 当 し. 11) を2文 字 重 ね た も のを 焦 点 を ぼ か し て写 真 に した 図. ない よ うで あ る. 本 実 験 で は 図形 特 性 の分 析 の一 つ の試 1 本 論 文 を 作 成 す るに あ た り , 御 指導 賜 わ りま した 甲 南女 子 大 学 柿 崎 祐 一 教 授 に 深 く感 謝 い た し ます.. 形. ア ル フ ァベ ッ ト26文. dry No.. 字 の制 限 を うけ るた め, 重 ね. た 部 分 が 他 の 文 字 に対 して不 適 切 な 情報 を もつ と考 え ら れ る. LIGr.: 幅0.6mmの. 黒 イ ン クで描 いた 簡 単 な線.

(2) 38. 心. 理. 学. 研. 究. 第51巻. 示 時 間 が こ の12段. 形 図 形. 適 切 な 情 報 自 体 が 少 な い と 考 え ら れ る. AMGr.: 妻 ・姑 図 形.. な ど2種. 適 切 な 情 報 を も つ と考 え られ る.. 形.. ROGr.:. お り言 語 報 告 を す る よ う求 め られ た (こ こで な され た 特. ロール. 小複写 し た 図. 定 の対 象 (ALGr.. 4群. の 他 に練習 用 と して. 各 図 形 は 視 角 約6.4°. 魚. され た も の の よ うに 見 えるか. を 描 い た 図 形1枚.. 内 に あ り, ROGr.. の図形 が 他 図. に見 える. 50,. うに 見 え る 4. の よ うに 見 え る. 形 群 よ り若 干 大 き い. 手 続き 400,. 提 示 時 間 は2,. 800,. 1500,. 5, 10, 15,. 3000msの12条. 25,. 件 で,. 100,. で は アル フ ァベ ッ ト) 認 知 の反 応 を. 以 下 では 認 知 反 応 と よぶ2). そ の あ と どの程 度 認 知 反応. 不 適 切 な 情 報 を も ち 適 切 な 情 報 が 少 な い と考 えら れ. る.. 階 で 漸 次 的 に 増 加 して い く時 に 提示. され た 図形 に 対 し, そ れ が 何 の よ うに 見 え るか 思 った と. 類 の対 象認 知 が可 能 な よ う に 描 いた. シ ャ ッ ハ テ ス ト図 形 の 白 黒 図 形 を1/2縮. 第1号. 200,. 被験者は提. 2.. 1.. ご くわ ず か そ の よ う. 少 しそ の よ うに 見 え る. 3.. まあその よ. か な りそ の よ うに 見 え る 5. 絶 対 そ の5段 階 評 定 を 行 な った (この 評定 得. 点 を 以 下 で はC得 点 と よぶ). 実 験 に 先 だ ち各 図形 群 の 例 図 形 が示 され, 具 体 的 に反 応 を あ げ て い くつ か の対 象 認 知 が 各 図形 で 可 能 な こ とが説 明 され た. 但 しALGr. は ア ル フ ァベ ッ トに 限定 され た. 又 各 図形 群 の 図形 の作 製 過 程 が説 明 され た が, それ ぞれ の 図形 に対 し て通 常 な され う る認 知 反応 に つ い て は 知 らされ な か っ た. 図形 は 図形 群 で ま とめ て提 示 され, 群 内 図形 お よび群 の提 示 順 序 は被 験 者 ご とに ラ ン ダム で あ った.. 図形 は1000ms. の 合 図 ブザ ー の直 後 に提 示 され た. 刺 激 提 示 か ら被 験 者 の 言語 報 告 ま で の時 間が 反 応 潜 時 とし て ボ イ スキ ー に よ っ て測 定 され た.. 結 認 知反応. 果. 手 続 き で述 べた よ うに, 図形 に対 して何 に. 見 え る か 言 語報 告 を した場 合 に, これ を全 て認 知 反 応 と FIG. each. 1.. Example. of. stimulus. materials. した. Fig. 2に は, 各 図形 群5枚 の 図形 の うち で な され. in. た認 知 反応 数 平 均 が, 提 示 時 間 毎 に 比 率 (平均 認 知 反 応. group.. FIG.. 2.. in the practice 2. The. percentage. session. of the cognitive. as a function. of the. response. exposure. 本 実 験 で は 対 象 認 知 の な され た 反 応 を 全 て 認 知 反 応 と した .. to the. figures. した が って 特 にAMGr.. 見 え方 以 外 の 反 応 も認 知 反 応 に 含 まれ て い る. 本 実 験 の 場 合, 1名 の 被 験 者 が 反 応 した.. in each. group. and. duration.. 妻 ・姑. で は通 常 の2と お りの 図形 で. パ ンダ. と.

(3) 松 川: 反 応 の 多 様 性 を もつ 図形 の 言語 的範 疇化. 数/5×100). で示 され てい る. これ を み る と25ms位. ま. では どの 図形 群 も提 示 時 間 が増 加 す るに つ れ て 認 知反 応. 39. で サ イ ン テ ス ト, p<.01).. C得 点 と適 合 性. Fig. 3に は提 示 時 間 ご と の各 図 形 群. 数 が 多 くな って い くが, そ れ 以 降 で はROGr. とALGr. で一 時 的 に 減 少 す る傾 向 で あ る. この 認 知 反 応 数 に つ い. の平 均C得 点 が示 され て い る.. て分 散 分 析 を した と ころ, 提 示 時 間 と図 形 群 の 交 互 作 用. い くが, そ れ 以 降 ではROGr.. はp<.10で. とLIGr.. 有 意 の 傾 向 だ った (F=3.63,. df=1/15)3.. ず れ も練 習 の. 200, 800msと. の 間 で 有 意 差 が認 め ら れ た (サ イ ンテ. 作 用 はp<.10で. ス ト, p<.06).. ALGr.. 以 降 の 提示 時 間 に お い てROGr.. ったが, 400ms以. 降 認 知 反 応 数 の増 加 を 示 した 被 験 者. は な く, 逆 に3名. で減 少 した. 又, 提 示 時 間 ご とに 図形. とALGr.. はAMGr.. よ りも低 くあ ま り上 昇 して い な い. しか し い. 減 少傾 向 のROGr. とALGr. につ い てみ る と, ROGr. では認 知 反 応 数 の最 も多 い25msと そ れ 以 降 の100, で は 統 計 的 有 意 は 得 られ な か. これ を み る と25ms位. まで は提 示 時 間 の 増 加 で どの 図形 群 もC得 点 が上 昇 して. 魚. 図形 よ り得 点 が低 い. このC得 点 に. つ い て 分 散 分 析 を した と ころ, 提 示 時 間 と図形 群 の 交互. がAMGr.. 有 意 の傾 向だ った (F=4.09).. とLIGr.. テ ス ト, p<.04).. とALGr.. 100ms のC得. 点. よ りも有 意 に 低 か った (サ イ ン. これ はLIGr.. の幾 何 図形 の 名 称 に. 群 の比 較 を行 な う と, ROGr. はAMGr. との 間 で25 ms以 降 の 提 示 時 間 に お い て 有 意 に 認 知 反 応 が 少 な く. よ る反 応 を 除 い た 場 合 に も同 様 で あ った.. (サイ ン テス ト, p<.073),. 認 知 反 応 とそ れ に 対 応 す る図 形 との 照 合 の 結 果 の得 点 で. び3000msでAMGr.. ALGr.. は400,. 800,. およ. との 間 に 有 意 差 の 傾 向を 示 し. た (サイ ン テ ス ト, p<.109). と ころ でLIGr.. で は 幾 何 図 形 の 名 称 に よ る反 応 が 若. C得 点 は 直 接 に は 反 応 の 確 信 度 を示 す もの で あ る が, あ る と考 え る な らば, 特 に12回. 提 示 され, 照 合 が 繰 り. 返 され た 結 果 で あ る3000ms時. 点 で の得 点 は, 図 形 で. あ る刺 激 と認 知 反 応 の適 合 性 の程 度 を 示 す も の とみ る こ. 干 み られ た. これ を 特 定 の対 象 認 知 とし て の認 知 反 応 か. とが で き る. した が っ てROGr.. ら除 く と, こ のLIGr. で も25ms以 降認知反応数 が 一時 的 に減 少 す る傾 向 を示 した. 800msで の認知反応. の程 度 が 低 い とい うこ とが で き る.. 数は100msと. 段 階 で増 加 し て い く間, 同一 の 図形 を繰 り返 し見 た こ と. .016),. の間 で有 意 に低 く (サ イ ンテ ス ト, p=. この 時AMGr.. 又, 25ms以. 被 験 者 は 提 示 時 間 が12. に な るが, そ の間 に な され た 認 知 反 応 の範 疇 は 必 ず し も 一 定 し て い な か った (例 え ば 貝 , あ んぱ ん な ど と. 前 で の認 知 反 応 数 に も図 形 群 差 が あ り,. い くつ か の認 知反 応 が み ら れ た). 各 被 験 者 で12段 階. よ り も有 意 に 多 か った (2‑15ms. の提 示 時 間 の 間 に 同 一 図形 に対 して み られ た この認 知 反. はAMGr.. FIG. 3. as a function 3. は 適 合性. との差 も有 意 で あ っ た (サイ ン. テ ス ト, p=.062). ALGr.. 認 知 反 応の 範 疇 数 と 多様 性. とALGr.. The mean value of the of the exposure duration.. 要 因 は 全 て 個 人 内 で あ るの で. 散 分 析 の 結 果 も 同 様 で あ る.. , 岩原. (1965). C-score. in each. group. に した が い 自由 度 を. (1,. and in the. 15). practice. session. に 落 と し て 検 定 し た.. 以下 の 分.

(4) 40. 心. 理. 学. 研. 究. TABLE 1 The mean number of categoriesof the cognitive responsethrough changes of the exposure durationin each group. 第51巻. 第1号. に短 か い提 示 時 間 の段 階 では 認 知 反 応 数 の増 加 が 時 間 に よる のか 回数 に よる の か 明 らか で ない. しか し な が ら 反 応 の 多様 性 を もつ あ る 図形 に おい て は 提 示 時 間 の 増 加 が 必 ず し も認 知 反 応 を促 進 し な い とい うこ とは 認 め られ て よい で あ ろ う. 図形特性. ROGr.. とAMGr.. の認知反応 の 減少傾. 向 は 図形 特 性 に よ って提 示 時 間 の効 果 が異 な る こ とを示 応 の範 疇 数 平 均 はTable. 1に 示 され て い る. 分 散 分 析 の. して い る. 両 群 は 不 適 切 な 情報 を もつ と され た が, この. 結 果 図形 群 の主 効 果 が有 意 で あ り, (F=10.86,. p<.01),. こ とは 不 適 切 な 情報 に よ ってjで の 範疇 の葛 藤 が生 じや. 更 に ライ ヤ ンの法 に よるt検 定 の結 果ROGr.. が 他 図形. す くな つた とい うこ とを 示 唆 す る. 又3000ms時. での. この範疇数. C得 点 は この 両 群 で 低 く, 不 適 切 な 情報 に よ って 図形 と. を 本 実 験 で は 図形 の 多 様性 の程 度 を示 す もの とし た. し. 反 応 の適 合 性 の程 度 が 低 くな った もの と考 え ら れ る. ALGr. の 結 果 は26文 字 とい う反 応 の 制 限 に よ る もの. 群 よ り有 意 に 範 疇数 が 多 か っ た (p<.01). た が ってROGr.. は他 図形 群 よ り多 様 性 の程 度 が 大 き. で あ る. こ の制 限 の効 果 は 短 か い 提 示 時 間 でALGr.. い とい う こ とが で きる. 反応潜時. 反応 は被 験 者 の 自発 的 言 語報 告 に よ った の. で 潜 時 の ば らつ きが 大 き くな った (0.33‑14.60s). が,. の. 認 知 反 応 数 が多 か った こ とに もみ る こ とが で き る. 又, LIGr.. で の幾 何 図 形 の名 称 に よ る反 応 は, 適 切 な 情 報. 殆 どの 反 応 は 数秒 内 で な され た. 平 均反 応 潜 時 はROGr.. 自体 が少 な い と具 体 的 な対 象 認 知 が 困難 に な り うる こ と. (2.9s). を示 唆 して い る. しか し以上 の こ と は 今 後 条 件 を整 備. が 他 図形 群 (約2.0s). よ り長 く, 又, 提 示 時. し, 量 的 統 制 を厳 密 に して 明確 に して い か な けれ ば な ら. 間 の増 加 で長 くな る傾 向を 示 した.. 考 提 示 時 間効 果. な い だ ろ う.. 察. 短 か い段 階 で は提 示 時 間 の増 加 と共 に 多 く な つ てい く が, 25ms以 とALGr.. 降 で の 比較 的 長 い提 示 時 間 で はROGr. で一 時 的 な減 少 傾 向が み ら れ, 提 示 時 間 の. 効 果 が短 提 示 と長 提 示 で異 な る こ とが認 め られ る. 長 い 提 示 時 間 で の認 知反 応 の減 少 傾 向 は, 先 の反 応 が 次 の提 示 で 照合 の結 果 否 定 され た こ とを示 して い る. こ の こ と は この段 階 で 範疇 化 の 過 程jで 何 らか の形 で範 疇 の葛 藤 が 生 じて い る こ と, そ の こ とか ら逆 に感 覚 的 情報 の処 理 過 程pで 情 報 の 再 体 制 化 が 生 じて い る こ とを示 唆 す る. 短 か い 提 示 時 間 の 段 階 で はjで の 範 疇 の 固 定化 が 生 じて お り, そ れ に 伴 ってpで の 情 報 の 体 制 化 が促 進 され て い る と考 えられ る. と こ ろで 本 実 験 の条 件 で は 提 示 時 間 の 増 加 と提 示 回 数 の効 果 が分 離 され て い な い. 又本 実 験 では 刺 激 提 示 後 は 凝 視 点 が 再 び提 示 され た が, こ の よ うな状 況 では 刺 激 提 示 後250‑300msの (Haber. 引. 各 図 形 群 の認 知 反 応 数 は, 提 示 時 間 の. & Standing,. 用. 文. 献. Gibson, J. J. 1956 The non-projective aspects of the Rorschach experiment: IV. The Rorschach blots considered as pictures. Journal of Social Psychology, 44, 203-206. Haber, P. N., Standing, L. G. 1969 Direct measures of short-term visual storage. Quarterly Journal of Experimental Psychology, 21, 43-54. 岩原信九 郎 化科学社. 1965. 柿 崎 祐 一 1974 学1 培風館. 教 育 と心 理 の た め の推 計 学 知覚判断. 八木. 冕 (監). 現 代 の心 理. 柿 崎 祐 一 ・松 川 順子 1977 あ い ま い 図形 の認 知 過 程 に 関 す る研 究 (3): 反応 潜 時 を指 標 と して線 形 図形 で の 検 討 日本 心 理 学 会 第41回 大 会 発 表論 文 集, 232‑233.. Sperling, G. 1960 The information available in brief visual presentations. Psychological Mono graphs: General and applied, 74 (11), 1-29.. 間 感 覚 的 情 報 が 持 続 す る と され る 1969; Sperling,. 1960).. した が. っ て提 示 時 間効 果 は処 理 時 間効 果 とみ るべ き で あ り, 特. 日本 文. ‑1979.. 4.. 5.. 受 稿‑.

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