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目 次 1. 千葉県内検査値統一化について (3) 2. 検査値統一化実践のための基礎知識 (4) Ⅰ. 日常検査法の測定体系 Ⅱ. 内部精度管理の実施方法 3. 検査値統一対象項目および値づけ基準法と暫定基準範囲 ( 15) 4. 検査値統一化フローチャート (16) 5. 千臨技検査値統一化精度

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千 葉 県 臨 床 検 査 値

統 一 化 マ ニ ュ ア ル

( 平 成 11 年 12 月 20 日 第 1 版 第 1 刷 発 行 )

( 平 成 16 年 1 月 第 2 版 改 訂 版 発 行 )

( 社 ) 千 葉 県 臨 床 衛 生 検 査 技 師 会

千 葉 県 検 査 値 統 一 委 員 会

( 臨 床 化 学 検 査 実 務 委 員 会 )

問 い 合 わ せ 連 絡 先 ; 〒 260 − 0 834

千 葉 市 中 央 区 今 井 2- 12- 15 蘇 我 第 一 マ ン シ ョ ン 2 03 号

( 社 )千 葉 県 臨 床 衛 生 検 査 技 師 会 千 葉 県 検 査 値 統 一 委 員 会 事 務 局

TEL & FA X; 0 43 − 26 5− 964 4

URL ; WW W.ch iri ngi .or .jp

E− M ail ; Ca mt @ ch iri ngi .or .jp

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目 次 1 . 千 葉 県 内 検 査 値 統 一 化 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・( 3 ) 2 . 検 査 値 統 一 化 実 践 の た め の 基 礎 知 識 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・( 4 ) Ⅰ . 日 常 検 査 法 の 測 定 体 系 Ⅱ . 内 部 精 度 管 理 の 実 施 方 法 3 . 検 査 値 統 一 対 象 項 目 お よ び 値 づ け 基 準 法 と 暫 定 基 準 範 囲 ・ ・ ・ ・ ・( 1 5 ) 4 . 検 査 値 統 一 化 フ ロ ー チ ャ ー ト ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・( 1 6 ) 5 . 千 臨 技 検 査 値 統 一 化 精 度 管 理 方 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・( 1 7 ) 6 . 検 査 値 統 一 化 委 員 会 組 織 構 成 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・( 1 9 ) 7 . 参 考 資 料 ( 施 設 内 回 覧 文 書 の 例 )・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・( 2 1 )

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1 .千 葉 県 内 検 査 値 統 一 化 に つ い て

臨 床 検 査 領 域 に お い て 、施 設 間 差 是 正 い わ ゆ る 検 査 値 の 統 一 化 が 求 め ら れ て い ま す が 、 標 準 物 質 や 測 定 試 薬 の 問 題 も あ り 、 な か な か 実 現 困 難 な 状 況 で あ っ た こ と は 周 知 の こ と と 思 わ れ ま す 。近 年 、臨 床 化 学 分 野 に お い て 、 日 本 臨 床 検 査 標 準 協 議 会 ( J C C L S ) に よ る 標 準 測 定 法 の 設 定 や C R M 4 7 0( 血 清 蛋 白 認 証 標 準 物 質 )、C E R M な ど の 標 準 物 質 の 普 及 と と も に 、 比 較 的 容 易 に 検 査 値 の 統 一 が 可 能 と な っ て 来 ま し た 。 そ こ で 、 千 葉 県 臨 床 衛 生 検 査 技 師 会 で は 環 境 の 整 っ た 臨 床 化 学 部 門 か ら 本 事 業 を 実 施 し 、 順 次 全 て の 部 門 に 拡 大 す る 方 向 で 検 討 し て い ま す 。 少 子 高 齢 化 と 相 俟 っ て 、 国 民 総 医 療 費 の 増 加 は 社 会 的 問 題 と も な っ て お り 、 医 療 費 削 減 を 目 的 と し た D R G / P P S ( 疾 患 別 関 連 群 包 括 支 払 い 方 式 ) の 導 入 も 検 討 さ れ て い ま す 。 こ の こ と は 、 病 院 全 体 あ る い は 検 査 業 務 の さ ら な る 効 率 的 運 営 が 求 め ら れ る こ と に な る も の と 思 わ れ ま す 。 臨 床 検 査 値 の 統 一 は 県 民 に 対 す る 良 質 な サ ー ビ ス の 提 供 、 あ る い は 病 院 の 経 営 改 善 へ の 貢 献 の 観 点 か ら 次 の 3 点 が 考 え ら れ ま す 。 1 ) 患 者 が 転 院 の た び に 全 く 同 じ 検 査 を 繰 返 し 実 施 さ れ 、 そ の 度 に 体 に 針 を 刺 さ れ 、 検 査 料 を 請 求 さ れ る と い っ た 負 担 を 軽 減 す る こ と が で き る 。 2 ) 同 じ 基 準 で 判 断 さ れ る た め 、 臨 床 医 は も と よ り 、 受 診 者 本 人 も 検 査 結 果 を 客 観 的 に 判 断 す る こ と が で き る 。 こ の こ と は 、 各 個 人 に お け る 健 康 管 理 が 可 能 と な る と と も に 各 種 疾 患 の 早 期 発 見 に も つ な が る 。 3 ) 病 院 は 無 駄 な 検 査 を 行 う こ と も な く な り 、 今 後 の 保 険 診 療 の 変 化 に 対 応 し た 経 営 の 効 率 化 に 貢 献 で き る 。 な お 、 本 事 業 は 2 0 0 0 年 1 0 月 に 幕 張 メ ッ セ で 開 催 予 定 の 第 3 7 回 関 東 甲 信 地 区 医 学 検 査 学 会 の 記 念 事 業 と し て 位 置 付 け 、 県 技 師 会 が 中 心 と な っ て 推 進 し ま す 。 ま た 、 県 医 師 会 や 県 衛 生 部 な ど 関 連 機 関 に も 協 力 を お 願 い し 、 県 内 全 域 に お け る 臨 床 検 査 値 の 精 度 保 証 の 確 立 を 目 指 し た い と 考 え て い ま す 。 県 技 師 会 会 員 を は じ め 関 係 各 位 の ご 協 力 を お 願 い い た し ま す 。 1 9 9 9 年 1 2 月

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2 . 検 査 値 統 一 化 実 践 の た め の 基 礎 知 識

I . 日 常 検 査 法 の 測 定 体 系 A ) 物 質 濃 度 測 定 系 ( 成 分 系 ) 分 析 の 測 定 体 系 ① 絶 対 基 準 法 ( デ ィ フ ィ ニ テ ィ ブ ・ メ ソ ッ ド ) S I 単 位 に つ な が る 理 論 的 基 礎 を 持 ち 、 系 統 誤 差 が 無 視 で き 、 か つ 高 い 精 密 性 が 実 証 さ れ た 分 析 方 法 を 指 す 。 同 位 体 希 釈 質 量 分 析 法 ( I D − M S ) な ど が こ れ に 相 当 す る 。 こ れ で 得 ら れ た 結 果 は 真 値 と み な さ れ る が 、 I D − M S は 一 般 の 検 査 室 や 研 究 室 で の 実 施 は 不 可 能 で あ る 。 ② 実 用 基 準 法 ( リ フ ァ レ ン ス ・ メ ソ ッ ド ) 正 確 性 が 一 次 標 準 物 質 、 あ る い は 絶 対 基 準 法 で 実 証 さ れ た 分 析 法 を 指 す 。 ク レ ア チ ニ ン や 尿 酸 分 析 に お け る 日 本 臨 床 化 学 会 勧 告 法 の 高 速 液 体 ク ロ マ ト グ ラ フ ( H P L C ) 法 な ど が こ れ に 相 当 す る 。 ③ 日 常 検 査 法 ( ル ー チ ン ・ メ ソ ッ ド ) 自 動 分 析 装 置 な ど を 用 い 、 多 数 検 体 処 理 を 目 的 と し て 行 う 日 常 業 務 が こ れ に 当 た る 。 系 統 誤 差 の 校 正 に は 、 認 証 標 準 物 質 ( 二 次 標 準物質 )等 の 使 用 が 不 可 欠 と な る 。 B ) 酵 素 活 性 測 定 系 分 析 の 測 定 体 系 a ) 検 量 係 数 ( K − フ ァ ク タ ー ) の 分 類 ① 呼 び K − フ ァ ク タ ー 分 析 機 に 入 力 さ れ た 検 体 量 、 試 薬 量 、 お よ び 文 献 値 か ら 引 用 し た 反 応 指 示 物 質 の 分 子 吸 光 係 数 ( ε ) に よ り 、 計 算 し て 求 め た 検 量 係 数 。 ② 実 測 K − フ ァ ク タ ー 分 析 機 に 入 力 さ れ た 検 体 量 、試 薬 量 、反 応 指 示 物 質 の 分 子 吸 光 係 数( ε ) の ズ レ を 光 路 長 も 含 め て 校 正 し た 検 量 係 数 。 ③ 実 試 料 K − フ ァ ク タ ー 認 証 酵 素 標 準 物 質 ( C E R M )、 検 量 用 E R M を 用 い て 得 ら れ た 検 量 係 数 。 だ だ し 、 機 器 の 状 態 は 別 に 管 理 す る 必 要 が あ る 。 絶 対 基 準 法 一 次標準 物質 実用 基準法 認 証 標 準 物 質 (CRM:二次標準物質)

日 常 検 査 法

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表 1 . 各 検 量 係 数 ( K − フ ァ ク タ ー ) の 補 正 効 果 の 違 い J S C C 標 準 化 対 応 法 試 薬 ( い わ ゆ る 準 拠 試 薬 の 場 合 ) 波 長 の ズ レ 検 体 分 注 誤 差 試 薬 分 注 誤 差 測 定 温 度 同 一 キ ッ ト 間 メ ー カ ー キ ッ ト 間 呼 び K − F × × × × × × 実 測 K − F ○ ○ ○ × ○ △ 実 試 料 K − F ○ ○ ○ ○ ○ ○ 従 っ て 、 最 も 施 設 間 差 を 縮 小 す る 効 果 が あ る と 考 え ら れ る 、 E R M に よ る 検 量 法 を 用 い た 測 定 体 系 を 以 下 に 示 す 。 b ) J S C C 測 定 体 系 酵 素 活 性 測 定 系 分 析 の J S C C 測 定 体 系 は 、

右 の 図 に 示 す よ う に ト ラ ン ス フ ァ ー ラ ビ リ テ ィ ー ( 伝 達 性 ) お よ び ト レ ー サ ビ リ テ ィ ー が 可 能 な よ う に 測 定 法 と 標 準 物 質 か ら 組 み 立 て ら れ た 構 造 で あ る 。 ト ラ ン ス フ ァ ー ラ ビ リ テ ィ ー : ↓ 上 位 の 正 確 さ を 順 次 下 位 に 伝 え て い く こ と 。 ト レ ー サ ビ リ テ ィ ー : ↑ 下 位 か ら 順 次 上 位 の 正 確 さ に 合 わ せ ら れ る こ と 。 ① J S C C 勧 告 法 日 本 臨 床 化 学 会 に お い て 定 め ら れ た 方 法 で 、 基 質 濃 度 、p H 、補 酵 素 濃 度 、反 応 温 度(3 0 ℃ ) な ど の 試 薬 組 成 や 測 定 条 件 が 設 定 さ れ て い る 。 本 法 は 反 応 過 程 が 明 確 で あ り 、 各 ア イ ソ ザ イ ム に 対 し て ほ ぼ 同 等 の 反 応 を 示 す 特 徴 が あ る が 、測 定 機 器 の 反 応 条 件 設 定 に お い て 実 用 的 で は な い こ と か ら J S C C 常 用 基 準 法 が 規 定 さ れ た 。 ② J S C C 常 用 基 準 法 日 常 検 査 の ほ と ん ど が 3 7 ℃ で 測 定 さ れ て い る こ と か ら 、勧 告 法 の 温 度 を 3 7 ℃ と し た 方 法 を 常 用 基 準 法 と し た 。 本 法 は 日 常 検 査 の た め の 方 法 で は な く 、 J S C C 機 器 委 員 会 が 定 め た 厳 密 な 条 件 を 充 た し た 分 光 光 度 計 を 用 い て 用 手 法 で 実 施 さ れ る も の で あ り 、 酵 素 標 品 の 値 づ け や 日 常 検 査 法 の 互 換 性 評 価 な ど に 用 い ら れ る 方 法 と さ れ て い る 。 J S C C 勧 告 法

ト ト

ラ J S C C 常 用 基 準 法 レ ン | ス 認 証常用酵素標準物質

ァ ( C E R M ) ビ | リ ラ J S C C 自 動 化 法 テ ビ ィ

検量用酵素標準物質 | テ ( 検 量 用 E R M )

| 日 常 検 査 法 ( J S C C 標 準 化 対 応 法 )

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③ 認 証 常 用 酵 素 標 準 物 質 ( C E R M ) 日 本 臨 床 化 学 会( J S C C )が 性 能 規 格 を 定 め 、J C C L S で 認 証 さ れ て 日 本 臨 床 検 査 薬 協 会 よ り 頒 布 さ れ て い る 酵 素 標 準 物 質 で あ る 。 酵 素 の 起 源 は ヒ ト 由 来 細 胞 ま た は ヒ ト リ コ ン ビ ナ ン ト と し 、 ベ − ス に は ウ シ 血 清 ア ル ブ ミ ン ( B S A ) を 用 い て い る が 、 ヒ ト 血 清 と 同 じ 反 応 性 を 有 す る こ と を 条 件 と し て お り 、 値 付 け は J S C C 常 用 基 準 法 に よ り 行 な わ れ て い る 。 ④ J S C C 自 動 化 法 C E R M の 値 を 検 量 用 E R M に 伝 達 す る た め の 手 段 と し て 実 施 す る 方 法 で 、 J S C C 常 用 基 準 法 の 反 応 溶 液 の 最 終 濃 度 が 同 じ に な る よ う に 防 腐 剤 や 安 定 化 剤 な ど を 一 切 加 え ず に 調 製 さ れ た 試 薬 を 用 い る 。 試 薬 メ ー カ ー は 自 社 販 売 キ ッ ト の 正 確 性 を 保 証 す る た め の 検 量 物 質 と し て 、 検 量 用 E R M を 販 売 し て い る 。 ⑤ 検 量 用 酵 素 標 準 物 質 ( 検 量 用 E R M ) メ ー カ ー が 指 定 し た 日 常 検 査 キ ッ ト の 検 量 あ る い は 校 正 の た め の キ ャ リ ブ レ ー タ ー と し て 用 い る 。 検 量 用 E R M の 性 能 規 格 は 酵 素 の 反 応 性 の み C E R M の 規 格 に 従 う が 、 そ れ 以 外 は 特 に 定 め ら れ て い な い 。 ⑥ J S C C 標 準 化 対 応 法 日 常 検 査 に お い て 患 者 血 清 を 測 定 し た 場 合 、 J S C C 常 用 基 準 法 と 比 例 互 換 性 ( コ ミ ュ ー タ ビ リ テ ィ ー ) が と れ る 日 常 検 査 法 ( キ ッ ト ) を 言 う 。 し た が っ て 、 例 え ば A L P 測 定 試 薬 に お い て エ チ ル ア ミ ノ エ タ ノ − ル ( E A E ) を 緩 衝 液 と す る J S C C 標 準 化 対 応 法 試 薬 と 、 ジ エ タ ノ ー ル ア ミ ン ( D E A ) を 緩 衝 液 と す る 試 薬 を 比 較 す る と 、 特 に 小 腸 由 来 の ア イ ソ ザ イ ム の 反 応 性 が 大 き く 異 な る た め 、 こ れ ら を 多 く 含 む 血 清 で は 比 例 互 換 性 が 得 ら れ な い こ と か ら 、 D E A を 緩 衝 液 と す る 試 薬 は J S C C 標 準 化 対 応 法 試 薬 と は 認 め ら れ な い こ と に な る 。 C ) 血 漿 タ ン パ ク 成 分 測 定 系 分 析 の 測 定 体 系 血 漿 夕 ン パ ク の よ う な 成 分 分 析 法 で は 測 定 法 の 勧 告 法 が 設 定 し に く い こ と か ら 、 一 次 標 準 物 質 の 設 定 と そ の 値 の 伝 達 が 中 心 と な る 。 国 際 臨 床 化 学 連 合 ( I F C C ) か ら 供 給 さ れ て い る 国 際 標 準 物 質 の C R M 4 7 0 は 、 ヨ ー ロ ッ パ 標 準 化 事 務 局( B C R )、 米 国 臨 床 検 査 標 準 協 議 会 ( N C C L S ) お よ び J C C L S に お い て 、 こ れ を 認 証 標 準 試 料 と し て い る 。 国 際 標 準 品 ( C R M 4 7 0 ) 日 常 検 査 法

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Ⅱ . 内 部 精 度 管 理 の 実 施 方 法 A ) 精 密 度 の 確 認 日 常 検 査 に お け る 精 密 度 の 確 認 方 法 は 、 下 記 に 示 し た 管 理 試 料 お よ び 患 者 試 料 に よ る 2 つ の 方 法 が あ る 。 ① 管 理 試 料 に よ る 日 内 精 密 度 と 日 間 精 密 度 の 評 価 基 準 範 囲 内 と 異 常 域 濃 度 の 2 濃 度 の 管 理 試 料 を ( 毎 日 2 本 以 上 ) 患 者 検 体 測 定 中 に ラ ン ダ ム に 測 定 す る 。 こ れ を 2 0 日 間 以 上 繰 り 返 し 、 基 準 範 囲 内 濃 度 の 場 合 は 分 散 分 析 の 標 準 偏 差 ( S D ) が 表 2 に 示 し た 生 理 的 個 体 内 変 動 の 1 / 2( s p / 2 )を 、ま た 異 常 域 濃 度 の 管 理 試 料 で は 変 動 係 数( C V ) を 満 た し て い る か ど う か を 評 価 す る 。 ② 患 者 試 料 に よ る 評 価 溶 血 、 混 濁 、 高 ビ リ ル ビ ン 試 料 を 除 外 し 、 で き る だ け 広 範 囲 の 濃 度 分 布 に な る よ う に 5 0 例 以 上 の 患 者 試 料 を 準 備 す る 。 次 に 、 こ れ ら の 試 料 に 番 号 を つ け て 一 回 目 の 測 定 を 実 施 す る 。 再 度 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン を 行 い 、 順 番 を ラ ン ダ ム に 変 更 す る か 、 一 回 目 と は 全 く 逆 の 順 番 で 二 回 目 の 測 定 を 実 施 す る 。 こ れ ら の 評 価 は 分 散 分 析 の 標 準 偏 差 ( S D ) で 行 う 。 ② は 比 較 的 小 規 模 の 検 査 室 で は 困 難 な 場 合 が あ る が 、 問 題 が あ る と 思 わ れ る 項 目 に つ い て は 、 同 時 再 現 性 の ほ か 、 ① を 実 施 す る 必 要 が あ る 。 許 容 誤 差 限 界 を 満 た さ な い 場 合 に は 、 機 器 の 点 検 等 を 実 施 し て か ら 、 再 度 精 密 度 の 確 認 を 行 う 。

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表 2 . 生 理 的 個 体 内 変 動 ( s p ) 項 目 s p 単 位 s p / 2 C V ( %) A ST 3 .0 U / l 1 .5 5 .0 A LT 4 .2 U / l 2 .1 5 .0 L D 1 6. 0 U / l 8 .0 4 .9 A L P 7 .4 U / l 3 .7 3 .3 r -G T 2 .6 U / l 1 .3 5 .0 C K 3 3. 4 U / l 1 6. 7 5 .0 A M Y 8 .6 U / l 4 .3 5 .0 C HE 1 5. 0 U / l 7 .5 5 .0 T P 0 .2 6 g / dl 0 .1 3 1 .7 A L B 0 .1 3 g / dl 0 .0 8 1 .8 N a 1 .8 m m o l / l 0 .9 0 .6 K 0 .2 3 m m o l / l 0 .1 1 2 .8 C l 1 .8 m m o l / l 0 .9 0 .9 C a 0 .2 7 m g / d l 0 .1 3 1 .4 I P 0 .4 3 m g / d l 0 .2 1 5 .0 F e 2 0. 1 u g /d l 1 0. 0 5 .0 T - B i l 0 .1 3 m g / d l 0 .0 6 5 .0 T CH 1 2. 3 m g / d l 6 .1 3 .4 T G 2 5. 9 m g / d l 1 2. 9 5 .0 H D L - C 3 .8 2 m g / d l 1 .9 1 5 .0 L D L - C 9 .8 3 m g / d l 4 .9 2 5 .0 B U N 2 .1 m g / d l 1 .0 5 .0 C RE 0 .0 6 m g / d l 0 .0 3 4 .9 U A 0 .5 m g / d l 0 .2 5 5 .0 G LU 4 .1 m g / d l 2 .0 2 .0 C R P 0 .1 6 m g / d l 0 .0 8 5 .0 日 臨 技 定 量 検 査 の 精 密 さ ・ 正 確 さ 評 価 指 針 よ り 引 用 た だ し 、H D L - C ・ L D L - C に つ い て は 上 記 指 針 に は 記 載 が な い の で 第 5 0 回 日 本 医 学 検 査 学 会 ( 東 京 ) に お い て 、 筑 波 大 学 附 属 病 院 の 飯 塚 ら に よ り 報 告 さ れ た も の を 用 い た 。

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B ) 正 確 さ の 確 認 精 密 度 を 確 認 後 、 続 い て 正 確 さ の 確 認 を 行 う 。 前 項 で も 触 れ た が 、 成 分 濃 度 項 目 に は 、 表 3 に 示 し た C R M 、 酵 素 項 目 に は 表 4 の C E R M や 表 5 の 検 量 用 E R M 、 血 漿 タ ン パ ク 成 分 に は C R M 4 7 0 な ど の 標 準 物 質 が 市 販 さ れ て い る( 次 頁 参 照 )。 一 般 的 に 、 こ れ ら の 標 準 物 質 は 高 価 で あ り 、 毎 日 の キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン に 使 用 す る の は 困 難 で あ る が 、 メ ー カ ー 指 定 の キ ャ リ ブ レ ー タ ー は 、 前 述 の 標 準 物 質 に 正 確 さ の 伝 達 ( ト レ ー サ ビ リ テ ィ ー ) が あ る も の に な っ て い る の で 、 こ れ ら を 用 い て 日 常 の キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン を 行 え ば 、 デ ー タ の 正 確 さ の 維 持 は 十 分 可 能 で あ る 。 ま た 、 検 量 用 E R M は 分 析 機 の メ ン テ ナ ン ス 後 の 確 認 用 と し て 準 備 し て お く べ き で あ る 。 従 っ て 、 検 量 物 質 に 製 造 元 指 定 以 外 の 血 清 キ ャ リ ブ レ ー タ ー や マ ル チ コ ン ト ロ ー ル を 使 用 す る こ と は 、正 確 さ を 維 持 す る た め に も 極 力 避 け る よ う に す る 。 外 部 精 度 管 理 調 査 に お い て 、施 設 間 差 を 大 き く し て い る 要 因 を な く す た め 、 検 量 用 試 料 に は 、 以 下 の 条 件 を 満 た す も の を 使 用 す べ き で あ る 。 ・表 示 値 の 決 め 方 が 明 確 で 、標 準 化 さ れ た 方 法 で 値 づ け さ れ て い る こ と 。 ・目 的 物 質 が 経 時 的 変 化 を 示 さ ず 、ま た 有 効 期 限 が 明 記 さ れ て い る こ と 。 ・ 検 量 用 試 料 と 患 者 検 体 の 反 応 性 の 一 致 が 確 認 で き て い る こ と 。

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表 3 . C R M ( Ce r ti f i e d Re f e re n ce M a te r ia l ) 製 品 名 形 態 項 目 含 窒 素 ・ グ ル コ ー ス 標 準 血 清 冷 凍 ク レ ア チ ニ ン 、 尿 酸 、 尿 素 窒 素 、 グ ル コ ー ス 脂 質 測 定 用 標 準 血 清 冷 凍 総 コ レ ス テ ロ ー ル 、 中 性 脂 肪 、 H D L − C 電 解 質 標 準 血 清 冷 凍 C a2 +、 C a 、 M g、 F e、 N a 、 K 、 C l イ オ ン 電 極 用 常 用 標 準 血 清 冷 凍 冷 蔵 N a、 K 、 C l、 グ ル コ ー ス 血 液 ガ ス 標 準 物 質 血 清 鉄 測 定 用 標 準 血 清 冷 凍 冷 凍 P O 2 、 P C O 2 、 pH F e ( 製 造 ・ 販 売 ) 福 祉 ・ 医 療 技 術 振 興 会 T E L 0 3 - 5 2 2 8 - 1 6 8 8 W W W . i n 8 . c o . j p / he c t e f / 表 4 . E R M ( E n z y m e Re f e re n ce M at e ri a l ) 製 品 名 規 格 形 態 項 目 日 本 ・ 常 用 酵 素 標 準 物 質 ( E R M ) 3 m l ×1 冷 凍 A ST 、 A LT 、 L D、 C K 、 AL P 、 GG T ( 製 造 ・ 販 売 ) 日 本 臨 床 検 査 薬 協 会 T E L 0 3 - 3 6 6 9 - 9 1 0 1 表 5 . 検 量 用 E R M ( 酵 素 キ ャ リ ブ レ ー タ − ) 製 品 名 メ ー カ ー 名 規 格 定 価 形 態 項 目 酵 素 キ ャ リ ブ レ ー タ ー 和 光 純 薬 3 m l × 1 4 1 2 ,0 0 0 凍 結 乾 燥 酵 素 キ ャ リ ブ レ ー タ ー 栄 研 化 学 、 協 和 メ テ ゙ ッ クス 国 際 試 薬 、 三 光 純 薬 、 セロ テ ッ ク 、 第 一 化 学 、 デ ン カ 生 研 、 ヤ ト ロ ン 2 m l × 6 1 3 ,5 0 0 凍 結 A S T ト レ ー ス ・ キ ャ リ ブ 関 東 化 学 1 m l × 3 7 ,0 0 0 凍 結 A L T Aa l t o C o n tr o l C Ⅱ シ ノ テ ス ト 5 m l × 1 2 ,0 0 0 凍 結 乾 燥 L D 酵 素 キ ャ リ ブ レ ‐ タ ー N ニッ ト ー ボ ー 2 m l × 1 4 2 0 ,0 0 0 凍 結 乾 燥 A L P 酵 素 キ ャ リ ブ レ ‐ タ ー カ イ ノ ス 3 m l × 6 2 1 ,6 0 0 凍 結 G G T C − f as ロ シ ュ ・ タ ゙ イ ア ク ゙ノ ス テ ィク ス 3 m l × 1 0 1 1 ,0 0 0 凍 結 乾 燥 C K ネ ス コー ト 標 準 酵 素 ア ズ ウ ェ ル ( 旧 日 本 商 事 ) 2 m l × 5 2 8 ,5 0 0 凍 結 乾 燥 キ ャ リ ブ レ ータ E ミ ズ ホ メ デ ィ 2 m l × 1 7 ,2 0 0 凍 結 乾 燥 L − キ ャリ ブ レ ー タ E 日 水 製 薬 3 m l × 6 2 1 ,6 0 0 凍 結 ( 製 造 ・ 販 売 ) 各 試 薬 メ ー カ ー

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C ) 検 量 用 E R M を 用 い た 正 確 さ の 確 認 例 ① 検 量 用 E R M の 選 択 検 量 用 E R M は 、 各 試 薬 メ ー カ ー の J S C C 標 準 化 対 応 試 薬 に 対 し て 、 決 め ら れ た も の ( 表 5 ) を 使 用 す る こ と が 基 本 と な る 。 現 在 使 用 中 の キ ッ ト に 指 定 さ れ た 検 量 用 E R M が な い 場 合 は 、 C E R M を 用 い る 。 ま た 、 検 量 確 認 用 の 精 度 管 理 試 料 は 、 検 量 用 E R M と 同 じ メ ー カ ー が 精 度 保 証 し て 供 給 し て い る 精 度 管 理 用 試 料 を 選 択 す る 。 該 当 す る 精 度 管 理 用 試 料 が 無 い 場 合 は 、 検 量 用 E R M を 用 い る 。 ② 現 在 の 日 常 検 査 法 の ト レ ー サ ビ リ テ ィ ー 評 価 現 在 使 用 し て い る 日 常 検 査 法 が 、J S C C 常 用 基 準 法 に 合 致 し て い る( ト レ ー サ ビ リ テ ィ ー が あ る ) こ と を 次 の ス テ ッ プ で 確 認 す る 。 1 ) 指 定 さ れ た 検 量 用 E R M を 、 5 重 測 定 す る 。 2 ) 得 ら れ た 測 定 値 か ら 平 均 値 を 求 め る 。 3 ) 求 め た 平 均 値 の 検 量 用 E R M の 表 示 値 か ら の バ イ ア ス を 求 め る 。 ( バ イ ア ス = 平 均 値 − 検 量 用 E R M の 表 示 値 ) 4 ) バ イ ア ス の 大 き さ が 、 検 量 用 E R M の 表 示 値 の ± 5 % 以 内 で あ れ ば J S C C 常 用 基 準 法 の 測 定 値 に 合 致 し て い る と 判 断 す る 。 5 ) バ イ ア ス の 値 が 、 検 量 用 E R M の 表 示 値 の ± 5 % 以 上 で あ れ ば 、 以 下 に 示 し た い ず れ か の 修 正 方 法 に 従 っ て 是 正 す る 。 ③ 修 正 方 法 ( そ の 1 ) − 検 量 用 E R M で 検 量 す る キ ャ リ ブ レ ー タ ー と し て 検 量 用 E R M を 用 い る 。 こ の 場 合 、 測 定 装 置 の キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン 方 法 の パ ラ メ ー タ ー を 変 更 す る 必 要 が あ る 。 変 更 に 際 し て は 、 従 来 の 条 件 が 失 わ れ る こ と の 無 い よ う に 、 プ リ ン ト ア ウ ト ま た は シ ス テ ム デ ィ ス ク の コ ピ ー 等 を 行 っ て 、 従 来 の 条 件 を 保 存 す る 。 特 に 、 フ ァ ク タ ー の 表 示 さ れ る 画 面 の コ ピ ー ま た は プ リ ン ト ア ウ ト は 確 実 に 行 う 。 1 ) パ ラ メ ー タ ー の 検 量 方 法 を 、 K フ ァ ク タ ー 法 か ら 1 ポ イ ン ト キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン 法( 試 薬 ブ ラ ン ク と 検 量 用 E R M の 2 点 校 正 )に 変 更 す る 。 2 ) 検 量 用 E R M の 表 示 値 を キ ャ リ ブ レ ー タ ー 濃 度 と し て 入 力 す る 。 3 ) 検 量 用 E R M の キ ャ リ ブ レ ー タ ー の 位 置 を 指 定 し て 、 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン を 実 施 し 、 得 ら れ た K フ ァ ク タ ー を 確 認 す る 。 こ の 時 、 同 時 に 検

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量 用 E R M を 検 体 と し て 測 定 し て 、 測 定 値 が 表 示 値 ± 5 % 以 内 に な っ て い る こ と を 確 認 し 、 新 し い フ ァ ク タ ー を シ ス テ ム デ ィ ス ク に コ ピ ー す る 。 4 ) パ ラ メ ー タ ー の キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン 方 法 を 、 1 ポ イ ン ト キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン 法 か ら K フ ァ ク タ ー 法 に 戻 す 。 ④ 修 正 方 法 ( そ の 2 ) − 校 正 値 を 求 め て K 値 に 乗 じ る こ の 場 合 は 、 ② 現 在 の 日 常 検 査 法 の ト レ ー サ ビ リ テ ィ ー 評 価 で 得 ら れ た 結 果 を 利 用 す る 。 計 算 は 、 以 下 の 通 り で あ る 。 1 ) ② の ( 2 ) で 求 め た 検 量 用 E R M の 平 均 値 を 「 A 」 と す る 。 2 ) 検 量 用 E R M の 表 示 値 を 「 X 」 と す る 。 3 ) X / A を 計 算 し て 校 正 係 数 K ’( 小 数 点 第 2 位 ま で ) を 求 め る 。 4 ) 校 正 係 数 K ’ を 現 在 の K フ ァ ク タ − に 乗 じ て ( K × K ’)、 新 し い K フ ァ ク タ ー を 求 め て こ れ を 分 析 装 置 に 入 力 す る 。 5 ) 分 析 装 置 上 で パ ラ メ ー タ ー の 保 存 操 作 を 行 う 。 ( 例 ) 現 在 日 常 検 査 で 使 用 し て い る K = 4 3 2 9 , A = 2 3 0 . 2 U / l , X = 2 0 0 . 2 U / l の 時 X / A = 2 0 0 . 2 / 2 3 0 . 2 = K ’ 校 正 係 数 K ’ = 0 . 8 7 K × K ’ = 4 3 2 9 × 0 . 8 7 = 3 7 6 6 → → 新 し い K フ ァ ク タ ー 新 し い K フ ァ ク タ − の 修 正 を 、( K × K ’) で 再 入 力 す る か 、 あ る い は ユ ニ ッ ト フ ァ ク タ ー に 入 力 す る か は 各 施 設 で 選 択 す る 。 こ の 際 、 フ ァ ク タ ー 算 出 の 過 程 は き ち ん と 記 録 し て か ら 保 存 す る こ と 。 こ れ は 、 担 当 者 の 交 替 な ど に よ り フ ァ ク タ ー の 根 拠 が 不 明 に な り 問 題 が 生 じ る の を 防 ぐ た め で あ る 。

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J S C C 常 用 基 準 法 の 測 定 値 に 合 致 す る よ う に 修 正 さ れ た か の 確 認 は 、 精 度 管 理 用 試 料 で 確 認 す る 。 試 料 値 が 表 示 値 ± 5 % 以 上 で あ っ た 場 合 は 、 再 度 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン を 実 施 し 、 表 示 値 の ± 5 % 以 内 に な る こ と を 確 認 す る 。 も し も 、 こ の キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン を 2 回 行 っ て も 修 正 で き な い 場 合 は 、 一 連 の 操 作 過 程 に 誤 り が な い か を 再 度 点 検 す る 。 も し 操 作 過 程 に 誤 り が な け れ ば 、 試 薬 キ ッ ト 、 検 量 用 E R M 、 精 度 管 理 用 試 料 の 組 み 合 わ せ に 問 題 が あ る か 、 あ る い は 装 置 の 不 具 合 が 考 え ら れ る の で 、 試 薬 や 機 器 メ ー カ ー に 相 談 し 、 原 因 を 究 明 す る 必 要 が あ る 。 ( 補 足 ) 精 密 度 や 正 確 さ の 評 価 法 と し て 、 平 成 9 年 3 月 に 日 臨 技 か ら 出 さ れ た “ 定 量 検 査 の 精 密 さ ・ 正 確 さ 評 価 法 指 針 ( 医 学 検 査 . 1 9 9 7 . 4 6 巻 7 号 p 1 1 3 0 ∼ 1 1 4 2 )” が あ る 。 本 指 針 は プ ロ グ ラ ム 化 さ れ て お り 、 下 記 に 示 し た 方 法 で 入 手 で き る の で 、 施 設 内 の 精 密 さ の 実 状 を 把 握 す る と と も に 測 定 系 の 正 確 さ の 確 保 に 努 め る よ う に す る 。 ① 日 臨 技 情 報 シ ス テ ム ラ イ ブ ラ リ ー に 申 し 込 む 。 ② 千 葉 県 技 師 会 ホ ー ム ペ ー ジ 内 フ リ ー ソ フ ト を ダ ウ ン ロ ー ド す る 。 S T S S / E X C E L V e r 1 . 5 最 新 版 ( 製 作 者 : 血 液 研 究 班 副 班 長 佐 藤 正 一 ) こ の ソ フ ト に は 直 線 性 評 価 、 検 出 限 界 測 定 方 法 、 共 存 物 質 影 響 試 験 の 検 討 が で き る プ ロ グ ラ ム も 添 付 さ れ て い る 。 ③ 国 際 試 薬 か ら 出 さ れ て い る M C P プ ロ グ ラ ム を 入 手 す る 。 な お 、 本 指 針 は 近 く 若 干 の 修 正 が 加 え ら れ た 改 訂 版 ( J A M T - C E P 2 - 9 9 ) が 公 表 さ れ る 予 定 と な っ て い る 。 C ) 許 容 誤 差 範 囲 日 常 の 自 動 分 析 機 が 良 好 に 動 作 し て い る よ う に 思 わ れ て も 、 何 ら か の 原 因 で 管 理 試 料 の 平 均 値 に ず れ が 生 じ て い た り 、 外 部 精 度 管 理 調 査 に お い て 母 集 団 か ら 乖 離 し た デ ー タ を 報 告 し て し ま っ た と い う 経 験 は な い だ ろ う か 。 補 足 に も 示 し た 評 価 指 針 で は 、 精 密 さ の 許 容 限 界 を 個 体 内 生 理 的 変 動 幅 の 1 / 2 ( s p / 2 ) と し て い る 。

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現 在 の 分 析 機 の 測 定 精 度 は 非 常 に 向 上 し た が 、 設 定 さ れ た s p / 2 を 恒 常 的 に 維 持 し て い く こ と は 困 難 な 項 目 も 散 見 さ れ る 。 で は 、 測 定 値 の 最 終 利 用 者 で あ る 臨 床 医 は 、 ど の 程 度 の 許 容 誤 差 を 認 知 し て い る の だ ろ う か 。 1 9 9 7 年 、 関 東 甲 信 地 区 臨 床 化 学 検 査 研 究 班 ( 1 都 8 県 ) で は 、 臨 床 医 の 望 む 検 査 値 の 許 容 誤 差 限 界 を 4 3 0 名 の 臨 床 医 に ア ン ケ ー ト 調 査 を 実 施 し た 。 次 ペ ー ジ は 提 示 さ れ た 活 性 値 や 濃 度 に 対 し 、 最 も 回 答 の 多 か っ た 数 値 ( 最 頻 値 ) を 示 し た も の で あ る 。 表 6 . 臨 床 医 の 望 む 検 査 値 の 許 容 誤 差 限 界 項 目 ア ンケ ー ト 調 査 値 最 頻 値 単 位 項 目 ア ンケ ー ト 調 査 値 最 頻 値 単 位 AS T 5 0 5 U/ l C l 9 0 2 mm o l/ l 1 5 0 1 0 U/ l 1 0 0 5 mm o l/ l A L T 5 0 5 U/ l 1 1 0 5 mm o l/ l 1 5 0 1 0 U/ l Ca 7 . 0 0 . 2 mg / d l L D 基 準 値 上 限 2 % 1 0 .0 0 . 5 mg / d l 基 準 値 上 限 X 3 3 % 1 2 .0 0 . 5 mg / d l A LP 基 準 値 下 限 1 0 % T −B il 1 . 0 0 . 1 mg / d l 基 準 値 上 限 3 % 5 . 0 0 . 5 mg / d l 基 準 値 上 限 X 3 2 % 1 0 .0 1 . 0 mg / d l r- G T 5 0 5 U/ l T CH 1 5 0 1 0 mg / d l 2 0 0 1 0 U/ l 2 2 0 1 2 mg / d l C K 1 5 0 1 0 U/ l 3 0 0 1 8 mg / d l 5 0 0 5 0 U/ l TG 1 5 0 1 2 mg / d l 5 0 0 3 2 mg / d l H D L 4 0 3 . 6 mg / d l TP 4 . 0 0 . 2 g/ d l 8 0 6 . 4 mg / d l 7 . 0 0 . 2 g/ d l BU N 2 0 2 mg / d l 1 0 .0 0 . 5 g/ d l 8 0 5 mg / d l A LB 2 . 0 0 . 1 g/ d l C RE 1 . 0 0 . 1 mg / d l 4 . 0 0 . 2 g/ d l 5 . 0 0 . 5 mg / d l 6 . 0 0 . 3 g/ d l U A 3 . 0 0 . 2 mg / d l N a 1 2 5 2 mm o l/ l 7 . 0 0 . 5 mg / d l 1 4 5 2 mm o l/ l G LU 5 0 5 mg / d l 1 6 0 2 mm o l/ l 1 1 0 1 0 mg / d l K 3 . 0 0 . 2 mm o l/ l 1 8 0 1 0 mg / d l 4 . 5 0 . 2 mm o l/ l C RP 0 . 5 0 . 1 mg / d l 6 . 0 0 . 2 mm o l/ l 2 . 0 0 . 2 mg / d l

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3 . 検 査 値 統 一 対 象 項 目 お よ び 値 づ け 基 準 法 と 暫 定 基 準 範 囲

基 準 範 囲 の 決 定 に は 、 設 定 に 用 い た 方 法 が 同 一 で あ る 福 岡 県 の も の を 一 部 引 用 し 、 学 会 勧 告 値 の あ る も の は そ の 病 態 識 別 値 を 用 い た 。 ま た 、 A M Y や C H E な ど 標 準 測 定 法 が 設 定 さ れ つ つ あ る 項 目 は 、 順 次 暫 定 基 準 範 囲 を 追 加 し て い く と と も に 、 H b A 1 c や 血 液 免 疫 部 門 の 主 要 項 目 も 検 査 値 統 一 対 象 と し て い く 。 ま た 、 福 岡 県 の 統 一 化 マ ニ ュ ア ル で は 、 補 正 係 数 を 用 い て デ ー タ を 合 わ せ よ う と 試 み ら れ て い る が 、 千 葉 県 で は 前 記 Ⅱ の 内 部 精 度 管 理 法 を 実 践 し 、 下 記 の 方 法 に 限 り な く 近 い 方 法 論 で デ ー タ の 収 束 に 努 力 し て も ら い た い と 考 え て い る 。 た だ し 、 検 査 セ ン タ ー や 所 属 団 体 の 互 換 性 が 必 要 な 施 設 は 、 千 葉 県 標 準 値 と の 偏 差 を 確 認 し 、 補 正 係 数 等 に よ っ て 検 査 値 を 一 致 さ せ る 努 力 を す る こ と と す る 。 項 目 暫 定 基 準 範 囲 単 位 値 づ け 基 準 法 基 準 と す る 標 準 品 A ST 1 3 ∼ 3 3 1 ) U / l J S C C 標 準 化 対 応 法 常 用 酵 素 標 準 物 質 : E R M A LT 8 ∼ 4 2 1 ) U / l J S C C 標 準 化 対 応 法 常 用 酵 素 標 準 物 質 : E R M L D 1 1 9 ∼ 2 2 9 1 ) U / l J S C C 標 準 化 対 応 法 常 用 酵 素 標 準 物 質 : E R M A L P 1 1 5 ∼ 3 5 9 1 ) U / l J S C C 標 準 化 対 応 法 常 用 酵 素 標 準 物 質 : E R M r - G T 1 0 ∼ 4 7 1 ) U / l J S C C 標 準 化 対 応 法 常 用 酵 素 標 準 物 質 : E R M C K ♂ 6 0 ∼ 2 8 7 1 ) ♀ 4 5 ∼ 1 6 3 U / l J S C C 標 準 化 対 応 法 常 用 酵 素 標 準 物 質 : E R M T P 6 . 7 ∼ 8 . 3 1 ) g / d l ヒ ゙ ュ ー レ ッ ト 法 N I S T − S R M 9 2 7 b A LB 4 . 0 ∼ 5 . 0 1 ) g / d l レ ー サ ゙ ー ・ ネ フ ェ ロ メ ト リ ー 法 血 漿 蛋 白 国 際 標 準 品 : C R M 4 7 0 N a 1 3 8 ∼ 1 4 6 1 ) m m o l / l 電 極 法 o r 炎 光 法 H E C T E F イ オ ン 電 極 用 一 次 標 準 物 質 3 . 6 ∼ 4 . 9 1 ) m m o l / l 電 極 法 o r 炎 光 法 H E C T E F イ オ ン 電 極 用 一 次 標 準 物 質 C l 9 9 ∼ 1 0 9 1 ) m m o l / l 電 極 法 o r 電 量 適 定 法 H E C T E F イ オ ン 電 極 用 一 次 標 準 物 質 C a 8 . 7 ∼ 1 0 . 3 1 ) m g / d l 指 定 無 H E C T E F 電 解 質 標 準 物 質 I P 2 . 5 ∼ 4 . 7 1 ) m g / d l 指 定 無 指 定 無 T -B i l 0 . 2 ∼ 1 . 3 1 ) m g / d l 指 定 無 N I S T − S R M 9 0 9 a T C H 1 2 8 ∼ 2 2 0 2 ) m g / d l 酵 素 法 H E C T E F 脂 質 測 定 用 標 準 物 質 T G 3 0 ∼ 1 5 0 2 ) m g / d l 酵 素 法 H E C T E F 脂 質 測 定 用 標 準 物 質 H D L - C 4 1 ∼ 9 6 1 ) m g / d l 直 接 法 H E C T E F 脂 質 測 定 用 標 準 物 質 B U N 8 ∼ 2 2 1 ) m g / d l 酵 素 法 N I S T − S R M 9 0 9 b C R E ♂ 0 . 6 1 ∼ 1 . 0 43 ) ♀ 0 . 4 7 ∼ 0 . 7 9 m g / d l 酵 素 法 N I S T − S R M 9 0 9 b U A ♂ 3 . 4 ∼ 7 . 84 ) ♀ 2 . 4 ∼ 5 . 6 m g / d l 酵 素 法 N I S T − S R M 9 0 9 b G L U 7 0 ∼ 1 0 91 ) m g / d l 酵 素 法 H E C T E F イ オ ン 電 極 用 一 次 標 準 物 質 C R P 0 . 3 以 下 m g / d l レ ー サ ゙ ー ・ ネ フ ェ ロ メ ト リ ー 法 血 漿 蛋 白 国 際 標 準 品 : C R M 4 7 0 暫 定 基 準 範 囲 引 用 文 献 1 )福 岡 5 病 院 会 に よ る 目 標 値 お よ び 基 準 範 囲 設 定 の 試 み 医 学 検 査 4 5 : 11 0 6 ∼ 111 0 1 9 9 6 2 )福 岡 5 病 院 会 基 準 値 下 限 と 動 脈 硬 化 学 会 ガ イ ド ラ イ ン を 引 用 3 )血 清 ク レ ア チ ニ ン の 基 準 範 囲 医 学 検 査 4 5 : 1 6 2 ∼ 1 6 5 1 9 9 6 4 )検 診 デ ー タ か ら 設 定 し た 尿 酸 の 基 準 範 囲 同 上 4 6:1 4 8 5 ∼ 1 4 9 1 1 9 9 7

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4 . 検 査 値 統 一 化 フ ロ ー チ ャ ー ト

メ ー カ ー 推 奨 標 準 液 や 再 校 正 検 量 用 E R M で 校 正 県 内 目 標 値 設 定 CRM・CERM反復測定や 施設への検体測定 メーカー指定QA用試料反復測定で 依 頼 に よ り 確 認 偏り±5%以内を確認 千 葉 県 精 度 管 理 調 査 で の 評 価 目 標 値 許 容 限 界 達 成 し て い な い 項 目 精 密 度 の 確 認 管理試料 反復測定 患者試料 ランダム測定 試 薬 選 択 装 置 点 検 管 理 試 料 測 定 再 校 正 の 有 無 監 視 許 容 限 界 内 達 成 S D <s p / 2 臨 床 医 の 求 め る 許 容 限 界 を 外 れ た O K 次 の 精 度 管 理 調 査 結 果 暫 定 統 一 基 準 値 採 用 ・ 継 続 使 用 許 容 N O N O

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5 . 千 臨 技 検 査 値 統 一 化 精 度 管 理 方 法

Ⅰ . 基 本 コ ン セ プ ト ① こ の 事 業 は 、千 葉 県 内 全 て の 医 療 機 関 お よ び 検 査 関 連 施 設 を 対 象 と す る 。 ② 管 理 試 料 は 、 凍 結 乾 燥 ヒ ト プ ー ル 血 清 と し 、 基 幹 施 設 が 推 奨 基 準 法 に よ り 目 標 値 な ら び に 許 容 範 囲 を 設 定 す る 。 参 加 施 設 は 、 こ の 管 理 試 料 を 日 常 内 部・外 部 精 度 管 理 に 利 用 し 、正 確 度 お よ び 精 密 度 の 向 上 に 努 力 す る 。 ③ 千 臨 技 ホ ー ム ペ ー ジ ( h t t p : / / w w w . c h i r i n g i . o r . j p ) に 参 加 施 設 の 情 報 等 を デ ー タ ベ ー ス 化 し 、 こ れ ら を 公 表 す る こ と に よ っ て 、 県 内 各 施 設 の 統 一 化 の 進 捗 状 況 を 把 握 で き る よ う に す る 。 ④ 将 来 的 に は 、 千 臨 技 ホ ー ム ペ ー ジ や e - m a i l な ど の イ ン タ ー ネ ッ ト 機 能 を 活 用 し て 、 委 員 会 と 参 加 施 設 の デ ー タ 送 受 信 を 行 い 、 正 確 度 評 価 の 解 析 報 告 や 問 題 点 の 抽 出 な ど の 情 報 交 換 を リ ア ル タ イ ム 化 す る 。 Ⅱ . 管 理 試 料 に つ い て 管 理 試 料 に は 、 凍 結 ヒ ト プ ー ル 血 清 を 配 布 し て 実 施 評 価 す る の が 望 ま し い の は 周 知 の 通 り で あ る 。 し か し な が ら 、 原 材 料 の 収 集 、 評 価 適 正 濃 度 の 作 成 、 輸 送 や 保 存 に お け る 厳 密 な 管 理 な ど 、 自 ら が 試 料 作 成 管 理 を 行 う に は 限 界 が あ る 。 さ ら に 、 こ れ を 月 一 回 の サ ー ベ イ で 評 価 し て い く こ と は マ ン パ ワ ー 的 に も 現 状 で は 困 難 で あ る 。 そ こ で 、 バ イ ア ル 間 差 や 溶 解 操 作 に よ る 誤 差 等 の 問 題 点 は 残 る も の の 、 使 用 法 を 規 定 す る こ と で 凍 結 乾 燥 ヒ ト プ ー ル 血 清 ( 中 等 度 異 常 域 コ ン ト ロ ー ル ) を メ ー カ ー に 委 託 製 造 し て も ら う こ と と し た 。 1 濃 度 と し た 理 由 は 、 精 度 管 理 へ の 経 済 的 お よ び 作 業 上 の 負 担 を 考 慮 し た た め で あ る 。 本 事 業 に 参 加 す る 各 施 設 は 、 毎 日 本 試 料 を 測 定 し て 正 確 さ の 確 認 を 行 う 。 Ⅲ . 参 加 募 集 2 0 0 0 年 1 月 を 、 本 事 業 の ス タ ー ト 元 年 と し て 参 加 を 募 る 。 年 間 1 サ イ ク ル を 基 本 と す る が 、 中 途 参 加 も 随 時 受 け 付 け る 。

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Ⅳ . 目 標 値 の 設 定 管 理 試 料 の 目 標 値 は 、下 記 の 9 施 設 で 推 奨 基 準 法 に よ り 本 試 料 を 測 定 し 、 そ の 平 均 値 を 目 標 値 と す る 。 こ の 評 定 作 業 で は 日 本 臨 床 検 査 標 準 協 議 会 な ど で 認 証 さ れ た 標 準 血 清 を 同 時 に 測 定 し 、 評 定 値 の 正 確 さ の 信 頼 性 を 確 保 す る 。 な お 、 こ の 9 施 設 は 本 試 料 を 毎 日 測 定 し 、 経 日 変 化 を 相 互 に 評 価 し 合 い な が ら 安 定 性 を 確 認 す る 。 ま た 、 正 確 さ の 評 価 が で き な い 施 設 に 対 し て 、 患 者 検 体 を 用 い た 比 較 実 験 等 に も 協 力 す る 。 千 葉 大 学 医 学 部 附 属 病 院 千 葉 県 立 佐 原 病 院 順 天 堂 大 学 浦 安 病 院 千 葉 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン セ ン タ ー 千 葉 県 が ん セ ン タ ー J F E 川 鉄 千 葉 病 院 社 会 保 険 船 橋 中 央 病 院

千 葉 市 立 青 葉 病 院 東 京 歯 科 大 学 市 川 総 合 病 院 Ⅴ . 千 臨 技 精 度 管 理 調 査 と の 関 連 性 毎 年 実 施 し て い る 千 臨 技 精 度 管 理 調 査 の 臨 床 化 学 検 査 部 門 は 、 こ れ ま で 通 り 研 究 班 に よ っ て 継 続 し 、 凍 結 ヒ ト プ ー ル 血 清 ( 2 濃 度 ) を 用 い た 評 価 を 行 う 。 ま た 、 こ の 千 臨 技 精 度 管 理 調 査 で は 、 今 後 ド ラ イ ケ ム な ど 緊 急 用 等 に 利 用 し て い る 分 析 機 の 評 価 も 併 せ て 行 う 。 評 価 方 法 は 、 従 来 の 各 項 目 ご と の 目 標 値 に 対 す る 許 容 範 囲 を 成 分 系 項 目 ± 5 % 、酵 素 系 項 目 ± 1 0 % か ら 、今 後 は サ ー ベ イ で 配 布 す る 試 料 の 目 標 値 付 近 で 、 且 つ 多 く の 臨 床 医 が 示 し た 許 容 誤 差 範 囲 と す る 。 た だ し 、 該 当 値 が な い 場 合 や 厳 し す ぎ る と 思 わ れ る 場 合 は 、 検 査 機 器 な ら び に 試 薬 の 性 能 を 勘 案 し 、 新 た に 委 員 会 側 の 判 断 で 設 定 す る こ と も あ る 。

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6 . 検 査 値 統 一 化 委 員 会 組 織 構 成

社 団 法 人 千 葉 県 臨 床 衛 生 検 査 技 師 会 で の 位 置 付 け 1 . 千 葉 県 臨 床 衛 生 検 査 技 師 会 が 実 施 す る 第 3 7 回 関 東 甲 信 地 区 医 学 検 査 学 会 記 念 事 業 で あ る 。 2 . 千 臨 技 臨 床 検 査 基 準 値 統 一 化 推 進 委 員 会 の 臨 床 化 学 検 査 分 野 の 実 務 委 員 会 と す る 。 3 . 臨 床 検 査 基 準 範 囲 統 一 事 業 は 、  千 葉 県 臨 床 検 査 基 準 統 一 委 員 会 ( 仮 称 ) … … 医 師 会 、 関 係 団 体 、 技 師 会 役 員 で 構 成 ↓  千 臨 技 臨 床 検 査 基 準 範 囲 統 一 化 推 進 委 員 会 … … 千 臨 技 理 事 会 ( 三 役 部 長 会 ) の 内 部 組 織 と す る 。 ↓  千 葉 県 検 査 値 統 一 委 員 会 ( 実 務 委 員 会 ) … … 現 在 臨 床 化 学 検 査 が 立 ち 上 が っ て い る が 今 後 各 研 究 班 ご と に 委 員 会 を 発 足 さ せ る 。 よ っ て 名 称 は 、 千 葉 県 検 査 値 統 一 委 員 会 ( 臨 床 化 学 検 査 実 務 委 員 会 ) 総 括 責 任 者 森 重 彦 ( 千 葉 社 会 保 険 病 院 ) 委 員 長 吉 田 俊 彦 ( 千 葉 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ) 副 委 員 長 市 原 文 雄 ( 東 京 歯 科 大 学 市 川 総 合 病 院 ) 事 務 局 森 修 治 ( 川 鉄 千 葉 病 院 ) 県 立 病 院 グ ル ー プ 代 表 勝 間 田 臨 ( 千 葉 県 循 環 器 病 セ ン タ ー ) 越 川 佳 明 ( 千 葉 県 立 佐 原 病 院 ) 大 学 病 院 グ ル ー プ 代 表 吉 田 俊 彦 ( 千 葉 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ) 国 立 病 院 グ ル ー プ 代 表 下 村 廣 道 ( 国 立 千 葉 病 院 ) 直 診 グ ル ー プ 代 表 伊 藤 博 巳 ( 浦 安 市 川 市 民 病 院 ) 千 臨 技 グ ル ー プ 代 表 市 原 文 雄 ( 東 京 歯 科 大 学 市 川 総 合 病 院 ) ( 検 査 セ ン タ ー 、 市 立 病 院 、 社 保 、 労 災 、 日 赤 病 院 、 個 人 病 院 等 ) ア ド バ イ ザ ー 秋 庭 靖 男 ( 千葉リ ハビリテ ーショ ンセン ター ) 麻 生 裕 康 ( 千 葉 県 が ん セ ン タ ー ) 大 澤 進 ( 千 葉 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ) 委 員 会 メ ン バ ー は 、 現 在 の 上 記 委 員 と 臨 床 化 学 研 究 班 班 員

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例 ) 血 液 検 査 で あ れ ば 名 称 は 、 千 葉 県 検 査 値 統 一 委 員 会 ( 血 液 検 査 実 務 委 員 会 ) 4 . 既 存 の 精 度 管 理 委 員 会 は 、 精 度 管 理 事 業 を 継 続 し て 実 施 す る 。 ( 本 マ ニ ュ ア ル 作 成 に 参 考 と し た 資 料 ) 1 ) 臨 床 検 査 制 度 管 理 調 査 『 検 査 値 統 一 化 マ ニ ュ ア ル 』 福 岡 県 医 師 会 2 ) 検 量 用 E R M の 特 性 と 使 い 方 筑 波 大 学 医 療 技 術 短 期 大 学 部 衛 生 技 術 学 科 桑 克 彦 第 2 3 回 臨 床 化 学 検 査 研 修 会 テ キ ス ト よ り 3 ) 臨 床 医 が 望 ん で い る 臨 床 的 許 容 誤 差 限 界 に つ い て 千 葉 大 学 医 学 部 附 属 病 院 検 査 部 技 師 長 大 澤 進 第 5 回 関 東 甲 信 地 区 臨 床 化 学 検 査 研 究 会 資 料 集 よ り 4 ) 臨 床 化 学 に お け る 定 量 検 査 の 精 密 さ ・ 正 確 さ 評 価 法 指 針 ( 改 訂 版 ) ( 社 ) 日 本 臨 床 衛 生 検 査 技 師 会 定 量 検 査 の 精 密 さ ・ 正 確 さ 評 価 法 標 準 化 ワ ー キ ン グ グ ル ー プ

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7 . 参 考 資 料

施 設 内 回 覧 文 書 の 例

− 社 会 保 険 船 橋 中 央 病 院 の 場 合 −

生 化 学 検 査 項 目 一 部 測 定 法 、 基 準 範 囲 ( 正 常 値 ) 変 更 の お 知 ら せ

こ の た び 酵 素 活 性 測 定 項 目 で あ る L D H・A L P を 、日 本 臨 床 化 学 会( J S C C ) が 推 奨 す る 方 法 へ 変 更 し た い と 考 え て お り ま す 。 理 由 と し て 、 1 . 日 本 医 師 会 や 県 技 師 会 主 催 の 外 部 精 度 管 理 調 査 に お い て 、 今 後 こ の 方 法 に よ る 評 価 に 統 一 さ れ る 見 通 し で あ る こ と 。 2 . 千 葉 大 病 院 ・ 県 立 が ん セ ン タ ー ・ 県 立 循 環 器 病 セ ン タ ー が 相 次 い で こ の 方 法 へ の 変 更 を 実 施 し 、 ま た 県 内 の 主 要 な 医 療 機 関 も 追 随 す る 動 き を 見 せ て お り 、 他 病 院 と の デ ー タ 互 換 性 が 求 め ら れ て い る こ と 。 な ど が 挙 げ ら れ ま す 。 こ の た め 、 これ ま で の 報 告 値 に 対 し てL D H は ほぼ 半 分 、A L P は 約 1 . 2 5 倍 の 換 算 が 必 要 と な り ま す 。 詳 細 に つ い て は 下 表 を ご 覧 く だ さ い 。

項 目

旧 正 常 値

正 常 値

LD

230-430

119-229

ALP

80-230

115-359

今 回 の 変 更 に 伴 い 、 し ば ら く の 間 は 患 者 デ ー タ が 経 時 的 に 読 み に く い な ど 、 日 常 診 療 業 務 に 多 大 な ご 負 担 を お 掛 け す る か と 思 い ま す が 、 ご 理 解 と ご 協 力 の ほ ど よ ろ し く お 願 い い た し ま す 。 実 施 時 期 ? 月 ? 日 し ば ら く の 間 、伝 票 の 正 常 値 部 分 を プ リ ン ト 印 字 し ま す 。こ れ を も っ て 患 者 デ ー タ が 変 更 に な っ た と お 考 え く だ さ い 。 ご 不 明 な 点 等 お 問 い 合 わ せ は 内 線 ○ ○ ○ 生 化 学 検 査 室 ま で お 願 いしま す 。 LD y = 0.52x - 16.6 0 200 400 600 800 1000 1200 0 500 1000 1500 2000 2500 ALP y = 1.26x + 16.5 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 0 200 400 600 800 1000 1200 1400

表 3 . C R M ( Ce r ti f i e d   Re f e re n ce   M a te r ia l )  製 品 名   形 態   項 目   含 窒 素 ・ グ ル コ ー ス 標 準 血 清   冷 凍   ク レ ア チ ニ ン 、 尿 酸 、 尿 素 窒 素 、 グ ル コ ー ス  脂 質 測 定 用 標 準 血 清   冷 凍   総 コ レ ス テ ロ ー ル 、 中 性 脂 肪 、 H D L − C  電 解 質 標 準 血 清   冷 凍   C a 2 +

参照

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