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やってみよう★
報酬額計算書_土地編
やってみよう for Wingneo INFINITY【報酬額計算書 土地編】
目次
報酬額計算書作成までの作成手順は次の通りです。
やってみよう for Wingneo INFINITY【報酬額計算書 土地編】 ... 1
目次 ... 1
作成する報酬額計算書の内容 ... 1
ステップ1:条件の設定(基準額やテンプレートの設定) ... 2
ステップ2:土地の報酬額計算書の作成(分筆登記) ... 5
ステップ3:出力した計算書を確認する... 8
参考:INFINITY測量計算の区画情報とのリンク ... 8
報酬額計算書で情報を取得する ...10
作成する報酬額計算書の内容
目的:5 番の土地、宅地 780 ㎡のうち T5 から B2 の方向へ 23m の地点で西へ 300 ㎡を分割し分筆登記申請します。 条件:※本書で使用する固有名称、データは架空のものです。 ●現場迄 8km ●登記迄 4km ●地積 780 ㎡のうち 300 ㎡分筆 ●筆数 1 筆 隣接 10 筆 計 11 筆 ●器械点 3 点 ●境界点 9 点 ●地域区分 9 点 ●全筆、地積測量図なし、資料なし ●民有地境界 加減率 A 立会い確認 4 点 市街地 普通 110B 測距探索 2 点 市街地 普通 110
●公共用地境界 B ランク 5 点 市街地 普通 110
面積測量 器械点 3 点 境界点 6 点 110
●画地調整 1 区画 容易 50
加算 1 区画 容易 50
●境界点測設 2 点 市街地 110
●境界標埋設 4 点 容易 1 点 80
非常に困難 3 点 180
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ステップ1:条件の設定(基準額やテンプレートの設定)
条件、基準額やテンプレートの設定を行います。
※本書では既に設定されている条件を使用しますので、ここでは確認をするだけになります。
設定の確認
①WingFan 画面の[設定]-[登記データ設定]をクリックします。
②[設定]ダイアログが表示されます。まずは報酬額項目の[設定]をクリックします。
③「各種設定」タブに切替え、計算設定や、金額計算の端数設定、請求書に出力する振込み先の登録を行い、
更新ボタンで終了します。代理人は、“参照”ボタンをクリックすると、追加することができます。
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④次に基準額の設定を行います。 [設定]ダイアログの「基準額」をクリックします。
標準で基準額の登録がされていますが、変更がある場合に変更したい項目の金額を変更し、
「更新」ボタンで変更します。
⑤テンプレートの設定を行います。[設定]ダイアログの「テンプレート」をクリックします。
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作成したい形式のテンプレートを設定します。テンプレートの形式の確認は、書類名に表示されているテンプレー ト名をクリックし、編集ボタンからエクセルファイルで行います。 設定後、「更新」ボタンで終了します。
★注意
報酬額計算書を作成した後のテンプレートは変更できませんのであらかじめテンプレートの確認が必要です。
※一度作成したテンプレートの削除はできません。
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ステップ2:土地の報酬額計算書の作成(分筆登記)
土地の報酬額計算書を作成します。
①WingFan 画面の[報酬額]タブを選択し、[報酬額計算書]をクリックします。
②「土地」を選択してください。
[報酬額計算書入力<土地報酬額計算書>]画面が開きます。
③「業務詳細」や「件名」項目に情報を入力します。
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今回は、
業務詳細:1-1.申請手続/表題(調査測量含)
件名:分筆登記 受託番号:1
作成日:平成 23 年 3 月 1 日 依頼者:アイサン次郎
所在:尾張旭市南原山町 3 丁目 5 と入力します。
④必要事項を入力します。作業種別と数量、加減率を入力すると自動で報酬額が計算されます。
資料調査
公簿類:数量「11」
地図類:数量「11」
現地調査
事前調査:数量「1」
筆界調査‐画地調整 1:数量「1」、加減率「50」
筆界調査‐画地調整-加算 1:数量「1」、加減率「50」
立会業務‐民有地立会-確認:数量「4」、
加減率「110」
立会業務‐民有地測距-検索:数量「2」、
加減率「110」
立会業務‐公共用地 B ランク 1:数量「5」、
加減率「110」
測量業務
面積測量 1:面積値「780」、加減率「110」
境界点測設:数量「2」、加減率「110」
境界点埋設 1:数量「1」、加減率「80」
境界点埋設 2:数量「3」、加減率「180」
※思い通りの報酬額が表示されない場合、加減率を変更しているか確認してください。
申請手続業務
登記種別 1:分筆、数量 1
*申請種別は、プルダウンから選択します。
書類の作成等
地役権図面・成果図(依頼人交付用):数量「1」
調査報告書:数量「1」
*書類種別は、プルダウンから選択します。
立替金
登録免許税:数量「2」
閲覧登記印紙:数量「11」
*書類種別は、プルダウンから選択します。
⑤[プレビュー]をクリックすると、報酬額計算書・見積書・請求書・領収書のプレビュー画面が表示されます。
(「表示書類」を切り替え、それぞれの書類のプレビューをご確認ください。)
★こんなとき
申請種別や書類の作成等で種類がプルダウン内にない場合
直接申請種別を入力できます。申請種別と、基準額、数量を入力することで登録が可能です。
★ポイント
依頼者に敬称を挿入したい場合には、「挿入」ボタンをクリックし、挿入することが可能です。
依頼者は、あらかじめ登記支援のマスタの登記関係人に登録してある場合に、
プルダウンから選択することもできます。
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⑥データに間違いがないか確認し、正しければ、[印刷]等をクリックします。
[保存]でエクセルデータに出力することも出来ます。
[FAN へ出力]すると、WingFan の[データファイル]-[報酬額データ]へ出力されます。
⑦[回収管理へ登録]で、スケジュール管理の回収管理へ登録することが出来ます。
⑧入力画面を[OK]で終了します。
基準額は 8 桁、加減率は 3 桁まで入力が可能です。
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ステップ3:出力した計算書を確認する
出力した計算書を確認します。
① WingFan 画面の「データファイル」のタブをクリックします。
②現場データのユーザファイルフォルダに登録されているデータが表示されます。
③「登記データ」-「報酬額データ」-「件名」フォルダをクリックすると、先ほど出力した、計算書が表示されます。
参考:INFINITY 測量計算の区画情報とのリンク
INFINITY の現場データから情報を取得することができます。
INFINITY 測量計算の座標管理や区画入力訂正で入力した情報を、報酬額計算書入力時に情報を 取得することが可能です。
①測量計算メニューの[座標管理]-[座標入力訂正]をクリックします。
②[座標入力訂正]画面が表示されます。
ここに必要な情報(点名など)を入力し、「OK」をクリックします。
③区画入力を行います。
ルートメニュー上部のアイコン[区画結線]-[区画入力・訂正」をクリックします。
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④[区画一覧]画面が開きます。
[新規]ボタンをクリックし、区画入力を行います。
⑤入力が完了すると、[区画一覧]画面に入力した筆ワークが表示されますので[OK]で終了します。
⑥ルートメニューのシステム(S)の「データ保存設定」をクリックします。
⑦[データ保存設定]ダイアログが表示されます。
「事件簿からのデータ参照を有効にする」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
⑧現場を書き込みして終了します。
(⑥~⑦の作業は既に設定している場合は不要です。)
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報酬額計算書で情報を取得する
①計算書入力画面で、現地調査で取り込みしたい作業種別で[参照]ボタンをクリックします。
②[INFINITY 点数情報]が表示されます。
必要な点数分だけチェックを入れて、[OK]をクリックします。
③チェックを入れた分の数量が登録されます。
④同様に、面積測量で、[参照]ボタンをクリックすると[INFINITY 区画情報]が表示されます。
該当する区画にチェックを入れて、[OK]をクリックします。
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⑤チェックした区画面積が登録されます。
★こんなとき
NFINITY の測量計算で座 標管理に座 標や区画、建物 情報が 登録さ れているにもかかわ らず、
INFINITY 点数 情報や、INFINITY 建物情報が表示されない場合は、
一度、測量計算で現場データに入り、メニューバー左上の[システム]-[データ保存設定]の
「事件簿からのデータ 参照を有効にする」にチェックを入れて、現場を書き込みしてください。