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健康福祉 専攻

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Academic year: 2021

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様式(第D-3号)

博 士 論 文 要 旨

提 出 者 氏 名 鈴木 博人

健康福祉 専攻

博士論文題目 運動学習理論の理学療法への応用に関する研究

本研究では,「ハンドリング」と「全体法・部分法」の2つのテーマを取り上げて研究を行った.

「ハンドリングトレーニングにおける運動学習への効果」

〔目的〕本実験では,2つの動作を学習課題として取り上げ,ハンドリングにおける運動学習への効 果と,その言語教示との効果の差異を明らかにするために研究を行った.〔対象〕神経疾患・整形外科疾 患のない健康な大学生とした.〔方法〕対象をハンドリング群,言語教示群,コントロール群の3群に無 作為に割り付けた.その後,プレテストを行い,その翌日より練習期間を設けた.練習終了の翌日と1 週間後に保持テストを行い,測定値を群間比較した.〔結果〕ハンドリング群は,他群と比較した場合に 目標値に近い運動軌道を示した.また,動作所要時間としても他群より短縮している傾向が見られた.〔結 語〕ハンドリングは,動作パターンの学習において言語教示よりも優れた効果を有することが示された.

「全体法・部分法の運動学習における学習効果の差異‐学習課題の検討‐」

〔目的〕全体法と部分法の運動学習効果を検証する際,その学習課題として利用可能な片側ステップを 実施した際の,体幹・下肢筋活動と呼吸循環応答への影響をトレッドミル歩行との比較によって明らかに することとした.〔対象〕健常青年男性10名とした.〔方法〕歩行条件:トレッドミル歩行・片側ステッ プ,速度条件:30 m/min60 /minとし,下肢筋活動と呼吸循環応答のデータを収取した.〔結果〕下肢 筋活動パターンは,片側ステップにおいてトレッドミル歩行と類似したパターンを取った.また,酸素摂 取量は片側ステップにおいてトレッドミル歩行とより有意に低い値を示した.〔結語〕片側ステップを歩 行練習における部分法,トレッドミル歩行を全体法として用いることにより,練習量を統一して2つの練 習方法の運動学習効果を比較できる可能性が示唆された.

(注)

1 規格は,A4判とする。

2 和文で約800字とする。

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