ジオキューブ 授業実践
愛知県刈谷市立依佐美中学校
小林 美記代
今までの「立方体の切断面」の授業は?
・大根で立方体を作って、実際に切断した。
←失敗。大根で立方体を作ることがむずかし かった。切断面に赤いチョークで色をつけたが 明確にならなかった。
・市販の模型を利用→生徒に発見があるわけ ではなく、楽しい授業にはならなかった
・コンピュータを利用
実際に生徒が操作できるものがないかなあ?
ジオキューブの開発
• 皇學館大學准教授の 杉野裕子先生
による開発
ジオキューブを使った実際の授業
・中学1年 2月中旬
・単元「空間図形」の発展課題
「立体の切り口の形」
・本時の課題「いろいろな形を見つけよう」
授業の流れ
生徒一人一人に立方体と輪ゴムを配布する。
T:この立方体に輪ゴムをかけて、正三角形を 作りなさい。
立方体の一面だけを利用して、正三角形を作る 生徒がいたが、それでもいい。
正三角形の定義の確認をする。
T:二面以上に輪ゴムをかけて、正三角形を作 りなさい。
大きさは、違うが全員作ることができた。
プリントの立方体のどの点を とって、結んだか記録して
いくように指示した。
T:正三角形以外の三角形を作りなさい。
二等辺三角形はすぐに気が付いたが、直角三角 形ができるかどうか調べる生徒がいた。
T:もっと、他の形も作ってみましょう。四角形は どんな四角形ができるでしょうか。
T:今、考えているのは、立方体を切ったときの 切り口の形です。
市販の模型をみせて、切断の意味を確認する。
T:切断するのだから、まっすぐに切れることが 条件です。ねじれていては切れません。
一人一人、輪ゴムをかけて、切り口の形を作り、
学習プリントに記録していく。
手で切る動作をしながら、切り口の形を作る
紙を入れて面になっているか ひし形を作った チェックする生徒もいた
台形を作った
最後は、全員、
正六角形を作った
生徒の感想
・立方体は、切り方によって、いろいろな切り口 になったので、おもしろいと思いました。その中 でも、正六角形なども作れて、びっくりしました。
・正三角形をつくるときは、全部の辺の長さが 等しくならないといけないので、イボを数えてや りました。
ジオキューブを使った実際の授業
・中学3年 2月下旬
・教科書の内容はすべて終了後の
3年間の復習の時間
*実際は、「三平方の定理」の学習終了時に 発展問題として、扱うとよい
・本時の課題
「立方体の切断面の面積を求めよう」
ジオキューブを使った生徒の感想
*今日の授業は、むずかしかった。輪ゴムをか けてつくったので、ひし形ができるのは、わかっ たが、面積を出す計算はめんどうだった。
*ひし形の辺の長さを、模型を見ながら、確認 できるのが、よかった。
*実際にはない線をジオキューブの中で書か なければいけないので、頭がフル回転したが、
ジオキューブで説明してもらったので、わかった