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Academic year: 2021

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(1)

超低消費電力マイコン

で実現する

I

O

T とスマート農業

EPLP-AA-20-0002 2020年10月21日 成廣 充 ローパワープロダクト部 エンタープライズ・ インフラ・ソリューション事業部 IOT・インフラ事業本部 ルネサス エレクトロニクス株式会社

(2)

内容

▪ スマート農業の課題 ページ 03 ▪ 超低消費電力マイコンがもたらす価値 ページ 05 ▪ スマート農業で使用する電源について ページ 08 ▪ 超低消費電力マイコンを無線通信と組みあわすと… ページ 10 ▪ 見える化システムの紹介 ページ 13 ▪ まとめ ページ 17

(3)

スマート農業のI

O

Tシステム

AWS

LPWA

NBIoT, LoRa etc

MCU (RE01) Sensor MQTT Message

Customer Office

MQTT Server & Data processing AWS Cloud

(4)

スマート農業のI

O

Tシステムの課題

~弊社が接したお客様の声~

• Battery Maintenance-less:10年以上の連続動作をお願いしたい。 • 設置を容易にしたい (工事をなくしたい。任意の場所に設置したい。) • 新規に基地局を設けるのは大変なので、セルラー網(LTE-M(Cat.M1), NB-IoT)を使いたい。 • データ送信間隔を自由に選びたい。 • センシングするデータは、地中(温度、水分量、PH)、大気中(温度、湿度)が主であるが、センサを自由に選びたい。 • 測定結果をクラウドで見たい。 本日の講演では、このような課題に対して • 低消費電力マイコンがどのような解決方法を与えるか • 超低消費電力マイコンを用いたシステムの現在の実力は? という観点から、お話させていただきたいと思います。

(5)

超低消費電力マイコンREシリーズ

世界最高クラスのエネルギー効率

• RE01は

ULPMark

TM

-CP(CoreProfile)でWWトップレベル

スコア 705

の認証を取得。

* ULPMarkTM -CP : 消費エネルギーの低さを競うベンチマーク。

一秒に一回スタンバイより復帰し処理を実行するケースの消費エネルギー

EEMBC(Embedded Microprocessor Benchmark Consortium)のULPMarkTM -CP(CoreProfile)スコア

https://www.eembc.org/ulpmark/scores.php

(6)

I

O

Tへのインパクト

(7)

無線通信システムでの電力

無線の電力が大きくても、間欠動作するマイコンの消費電力は大事です!

10年動作想定時の電力の例 ・単3電池2本 ・太陽電池 5cmX5cm, 200LUX ・温度差発電 ΔT=3℃ センシング&無線送信間隔が長くなると、 マイコンの電力が効いてきます。 消費電力の大きなマイコンの場合、 システム動作に必要なエネルギーの曲線の立ち上がりが 早くなり、間欠動作が可能な領域に入らないこともあります。

(8)

スマート農業で想定する電源

バッテリーメンテナンスフリーにむけて

温度差発電

太陽電池

単三電池

(複数本)

環境発電(エナジーハーベスト、EH)

EHを利用する場合、弊社では、両者を併用し、 発電量が安定しない環境発電の状況下でも、より安定に運用することを目指しています。

Al

1m

(9)

EHのセットアップ

EHC(ENERGY HARVEST CONTROLLER) 内蔵で、PM(POWER MANAGEMENT) ICは不要です。

太陽電池を利用する場合、太陽電池をマイコンに接続するだけです。 温度差発電を利用する場合は、DCDCコンバータを用います。 RE01グループのエナジーハーベスト回路は超低電流で素早い起動が可能です。 エナジーハーベスト 制御回路 RE01グループ エナジーハーベストPMIC 低電流起動 5uA 30~100uA キャパシタ充電による

クイック起動 YES Few products support バッテリー過充電保護 YES YES バッテリー過放電保護 YES NA PMIC Protect No Quick Start Low Voltage 0.2~0.35V SOTB EHC CPU

Low Current(5uA) Quick Start

Protect Over-charge Over-discharge

Advantage

(10)

EH利用イメージ

センシング&無線通信で使う電力とEHで発電する電力とのバランスが大事。

大きな太陽電池をつける場合を除いて、EHで供給できる電力は、限られています。 2次電池の電圧が大きくさがらないように、センシング&無線通信で使った分だけ、EHで補填するイメージです。

時間

2次電池

電圧

充電

充電

センシング&

無線通信

最大充電電圧

システム停止してしまう例

時間

2次電池

電圧

充電

充電

最大充電電圧

理想

最低

動作電圧

最低

動作電圧

(11)

EHでLORAを動かす

1か月間、2次電池の電圧が一定で、ほぼ10分間隔のセンシング&無線送信を達成

Photo *LoRa技適取得済 Block diagram Ambient Energy Harvesting (EHC) Renesas RE01 ARM Cortex-M0+ 64MHz EHC

Two types of ambient power generators for day/night power supply

PV cells Thermo-electric cells Wireless via LoRa Battery Renesas Sensor HS3001 GPIO Renesas DCDC ISL9122 Vcc control Temp./Humidity sensor Controller Low Power Operation I2C SPI

フィールドテスト 電源:

温度差発電

センサ:

温湿度センサ

試験期間:

1000時間

1日

温度

2次電池電圧

(12)

EHでLTE-M(CAT.M1)を動かす

梅雨の時期でもセンシング&無線送信動作が可能です。

Block diagram Ambient Energy Harvesting (EHC) Renesas RE01 ARM Cortex-M0+ 64MHz EHC

Two types of ambient power generators for day/night power supply

PV cells Thermo-electric cells Wireless via LTE-M Battery Renesas Sensor HS3001 GPIO Renesas DCDC ISL9122 Vcc control Temp./Humidity sensor Controller Low Power Operation I2C serial Photo

フィールドテスト 電源:

太陽光発電(約5cm□の太陽電池)

温度差発電

センサ:

温湿度センサ

送信回数 /日 2 次電池電圧 [V] 今年の梅雨での動作結果の例

(13)

乾電池でLTE-M(CAT.M1)を動かす

電池交換なしでの10年動作を目指して

Photo Block diagram

Renesas RE01 ARM Cortex-M0+ 64MHz Wireless via LTE-M Primary Battery Renesas Sensor HS3001 GPIO Renesas DCDC ISL9122 Vcc control Temp./Humidity sensor Controller Low Power Operation I2C serial ・電池交換なしでの10年動作を実現するには、後述する対策を実施するか、さらなる低電力化が必要です。

(14)

AWSを用いたセンサ情報の見える化

(15)

見える化システムの概要

自動でデータ更新。

デバイスをインターネットに接続する データを保存し、分析用に準備する

Publish

データを可視化する Data set

AWS製ツールを用いて、デバイスから送信されるデータを自動で保存、可視化するフローを作成しました。

受信したデータは自動で保存される仕様ですが、データ可視化への反映はある時間間隔で行われます。現在

は最短の1時間毎に自動更新する設定にしています。

Dashboard

(16)

モニタ用ページのプロトタイプ

データ可視化ツール「QuickSight」でDashboardと呼ばれるモニタ 用ページを作成しました(右図)。 1時間毎に更新し、新しく受信したデータはページ内のグラフに追 加されていきます。 各デバイスの設置位置を示す地図ページも作成しました(下図)。 地図上の赤い点がデバイス位置を示しており、点をクリックすると そのデバイスのデータを表示するページに飛ぶことができます。 ■IoTデバイスの位置情報を示す地図ページ クリック ■IoTデバイスのセンサデータを示すページ ①概要欄 ②位置情報 デバイス 設置位置 ①今日の温度 ⑤今週の温度 ⑥今週の湿度 ③1日の温度 (日付選択) ⑦1週間の温度 (日付選択) ⑧1週間の湿度 (日付選択) ②今日の湿度 ④1日の湿度 (日付選択)

(17)

モニタ用ページのプロトタイプ

■IoTデバイスのセンサデータを示すページ ①今日の温度 ①概要欄 ⑤今週の温度 ⑥今週の湿度 ③1日の温度 (日付選択) ⑦1週間の温度 (日付選択) ⑧1週間の湿度 (日付選択)

daily

weekly

site

プルダウンメニューから 右図①~②のグラフは今日送信されたデータを、⑤~⑥は今日を含 む今週送信されたデータを表示します。 ※世界標準時間の今日、今週であり、日本はAM 9:00に日付が切り 替わります。 画面右側に並んだグラフは、画面上部で設定した日付のデータを表 示します。 ③~④:「daily」で選択した日付のデータを表示 ⑦~⑧:「weekly」で選択した日の週のデータを表示 画面上部の「site」で表示対象のデバイスを変更できます。 ②位置情報 ②今日の湿度 ④1日の湿度 (日付選択)

(18)

小さな電力で安定にシステムを運用するために

無線送信間隔 >> センシング間隔

• LTE-M (Cat.M1)の電力増大は、単位時間当たりの通信電力に加え、基地局接続及びクラウド接続に長時間(~5s) かかる ことによります。センスデータの転送時間(~1ms)は、これらに比べ圧倒的に短いです。 • 従って、省電力化のためには、センシング&無線送信というオペレーションではなく、マルチセンシング&無線送信と いう動作方法が有効です。 • 例えば、1時間に一回センシングするとすると、12回分のセンシングデータを12時間に1回送信することにより、 圧倒的な省電力化が図れます。 • ただし、異常時だけは、瞬時に無線送信を行い、メール等でユーザに直ちに通知することが必要です。

(19)

まとめ

▪ 超低消費電力マイコンは、スマート農業の実現性を高めます。 ▪ 超低消費電力マイコンを使うと、Loraでは、バッテリメンテナンスフリーが可能です。LTE-M (Cat.M1)では、 センシング回数と無線送信回数を用途にあわせて、考慮する必要があります。 ▪ AWSクラウドは、取得したデータを自動で見える化して、スマート農業に対する心理的な障壁をさげます。さらに、 超低消費電力マイコンと協調して、より良いシステムをつくることが可能です。

(20)

参照

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