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二宮 榮一

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Academic year: 2021

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(1)

昆虫に對する除虫菊成分作用機構の1考察

二宮 榮一

従塞、除虫菊の殺虫効果に関する報告は抄からざるも殺虫作用に開する研究は不充分にして、

或は筋肉麻痺なりとし、或は道軌神経麻痺なりとされ或は中樞耐脛麻痺なりとされて論議は区 々であるに鑑み、林泉博士6)(1939)は昆虫幼虫の軒紅筋蛭本によるピレトリンIの作用につき 報告されている。農薬の昆虫に對する殺虫機構の開明には多角的に検討するの要あるは言う迄

もない所であるので、著者は他の一両から昆虫の生活体生体としての作用枚構を検討する目的 を以て本草験を行った。

曹験材料及方法主としてダイメウバッタ(Locustad8nicaL・)の成虫(雌堆)を實験の 都度採集供試した。斐剤は除虫茶粉(帝国除虫除合酎製)及び除虫菜斜剤1.5及3(東亜農薬 命社製)を用い、一割剤の東門接解、腹暫注射には2cc容量の首射筒、 の皮下華射 用針を用いた。体液循環の有無検出用色素には食用紅を苫んだ。貰駿に常って供試椎体は凡て 前後麹共に基部約3mmの所から華除した。貰験慣〔I〕に於ける除虫菜粉剤接解の方治はデシ ケーター(口内裡26cm,高さ25cm,櫛乾板上の容程約7967cm3,1部の容群約3156cm3)を 用い磁敷板の孔を塞ぎ板上を水平にする鵠めに枝迫紙を一癖に貼付しその上に除虫莱粉100gr を均等に敷つめ、その上に‑椎体宛放置し賢蓋の上、其後虫体に起る行封変化を透祓観察した。

呼吸系統枚群停止の観察には第1・2気嚢及第1・2胸東門を主とし、第1・2気嚢は其一部を露出 せしめるように夫々Pronotumの後縁遊覿部分を、或は第1腹環節背面の裸線を、少しく正 中線をさけて切除し、第1胸気門はPronotumのIateTallobeの遊離部分を競除して観察に 便ならしめた。除虫菊剤の注射は所定の注射器を用いて腹部より行った。拝射部位は背面ガ腹 面よりの場合共に第3・4腹環節の間膜をえらぴ、乳液1・5の1〜2滴(0.005‑0・Olcc)を1回 量とした。同乳剤の接燭の場合は第1.2的束門を主としてえらび所定注射器を用い、 針先 より3原液及l・5原液1〝2滴(雄にあっては1放雌にあっては2臥1施約0.005cc)を 添加した。東門及び気嚢の迄動停止の観察1法は除虫菜粉接解整除の場合と匡札である。監駿 区〔Ⅱ〕、〔牒〕において胸部中樞に直接斐剤を接解せしめる場合には胸管を体軸と専行な方向 に安全剃刀の匁を以て削ぎ、超筋、澹化管等オ要物を除去して所在の前・中・彼胸洛中樞を露 出せしめ蜜駿用針を以て中部棒を作り之に1・5原液を含ましめ、所要中枢に解れしめた。但そ の部分の体液其他の附着物を清潔な辟棒で吸取ってから行った。胸部中枢除去の方法は胞背部 を解剖の上針先で除去するか、胸部腹面より中枢所木該営部位に針を挿入れて破壊するカ㍉鋏 を以て腹板と共にその部を除去した。切断榊を作るには各階共に基節の部分から鉄で切落した。

叉榊に切傷を作るには鋭利な安全剃刀の匁を以て成る可く小部分のキチン皮のみを削ぎとって 内部を露出せしめ之匿所定注射器針先より約0.005ccを添加した。箕験区〔Ⅳ〕における除虫 菊乳剤注射の場合は1回量2mgを腹部第小5環節問側膜より注射した叉気門に接燭せしめ る場合には箕瞼〔I〕に於けると同様の方法で第1・2胸元門全体に薬剤を添加した。体液循環 停止の有無を槍するには食用紅の蒸潜水飽和溶液を作り所定注射器、 針を用い1回量1mg を第7・8腹環邸の聞喝より針先を閉路血眼實に挿入し針先が体の前方へ向かぬよう後方へ方向

(2)

昆虫に劉する除虫菊成分作用機構の1考察 4ン 韓換してから注射した。 注射針先の方向韓換は注射壁力が胸腔内坑色素を注入せしめやすV・か

らである。 又注射直前に供試虫の頭頂に針先で小孔を穿ち色素注射後循環し來る休液が赤墾し たか否かによつて体液循環の有無を判定する標識とした。蓋し豫備的實験に於て頭頂を赤攣せ しめる場合は必す体液ぱ体内を…巡することを確認したからである。又色素液注射の開始時よ り頭頂体液の赤攣する迄の経過時間を便宜上赤攣所要時聞として計時し、別に正常個体に於け る色素循環の所要時聞をも同檬の方法でl!ill定、劃照匝とした。頭頂に於ける体液の赤攣して來 ない個体は直こらに体前方より腹;部にかけて順次に約3mmの厚さに横漸面を作り赤染体液の分 布灰態望槍した。叉背脈管搏動∂有無を槍するには、背脈管の剛側に縦走すξ、透覗明瞭な氣 管の揺動ぽ背脈管の搏動と…致するが、前者の停止は直ちに後者の停止を意味しなv・から、

第1−3腹環節背面よりルーペを以て透硯可能のものを透硯し、更に腹部解剖を併せ行つて確 認した。實験澗体中解剖時に爾傳動をつづけているものばデータより除いた。

蜜  験  結  果

〔1〕除虫菊剤による一般的中毒症歌  (1)除虫菊粉凄燭による中毒症歌曹

 中毒症歌の最初に顯著に認められるのは脚である。.而して休躯的麻痺順位は胸・頭・腹の順 を一般とする。即光づ歩行速度の低下、一時的静止歌態を経過し、ついで後・中・前脚の順に 筋の強直性痙攣が起り、やがて震額痙攣の後、筋運動ば終娘する。 各脚各節に起る痙攣の順序 は一般に府・脛・腿・韓・基各節の順で先づ夫々其等と支配する筋肉の弼度の痙攣(後脚に於て は主として伸展痙攣、中・・前脚に於ては主として牧縮痙攣)の後順次に震顛痙攣を起した後痙 攣,よ絡焙して全脚の運動1よ全く絡娘する・ 即この痙攣は強直性であり完全張直→不完全強直→

震顛痙攣を経て脚の運動は全く停止される・ その間,後脚における筋弼直時には中・前脚を以 て、又後・中脚の張直時には前脚を以て歩行し、又後脚強直の初期に於ては跳躍が可能で、各 脚基節支配筋の強直に至つて始めて歩行不能となり轄倒する・Knock down以前の歩行は絡始、

脚の運動順序は常規的であり且叉正位反射も見られる。叉全基節支配筋の彊直時とknQck40wn 間の歩行能力の喪失移行過程として後脚による跳躍の頻獲することがある。 叉中毒初期に於け

る輕度の麻痺症歌、及強直現象は封をなす雨脚に同時に必すしも起らない。翅筋の痙攣の顯著 にあらわれる時期は全脚の弧直開始後であり、全脚の筋痙攣絡焔前に止む。而して痙攣の頂黙 におv・て爾翅,よ激しく振動をつづける。氣嚢o律動的膨縮運動及胸氣門の呼吸運動の停止は氣 嚢氣門の順に蛮現し、 氣嚢にあつては第1氣嚢第2氣嚢D順に』叉氣門は第1胸氣門、第2胸門 の順(第1表)である。而して第1氣嚢の運動停止は翅筋痙攣開始時期に、第2氣嚢は少しくおく れて後・中脚各節D微痙攣期に於てである。爾絵の氣嚢の存在する腹部筋の強直性痙攣は第2 氣嚢の停止についで起り、全脚筋震顔痙攣絡娘以前に停止する。叉第1胸氣門の運動停止は翅 筋及全基節に震額痙攣が淺り腹端の筋が張直する時であり第2胸氣門のそれは全脚殆んど不動 となり腹部に筋弼直の淺る時期である。 頭部における附属器官の中、顯著な中毒反感のあらわ れるのは鰯角、大臆燭蟹等で、顯著な筋弼直の最初に現われるのは大臆である。この弧直は、虫 体う{基節の運動のみにより歩行する時期である。小隠髪の痙攣の起るのは大臆のそれにおくれ 各脚が彊直し特に後基節に震頭痙攣の現われる頃である。濁角ぱ其間に痙攣を始めるが敦れも 全脚、翅D支配節の霞額痙攣絡熔後で、而も腹部末端の弧直性痙攣絡焔以前である。 この腹端 の彊直性痙攣は全体躯的に最後的絡熔をなすのであつて、特に雌にあつては生殖器部位の筋張 直は顯著激烈である。(以上の實瞼温度16−21。C、關係漁度54−98%40個体を用う)

 (2)除虫菊乳劃注射による中毒症歌

(3)

第1表  除虫菊粉劃瞬痺による呼吸暴官の蓮助陣止順序

個体

第1氣嚢 第2氣嚢 第1胸気門 第2胸気門

右  左 右  左

1 δ 1 2 3 4 アラピア激字は

蓮動陣止順序か

2 ε 1 2 4 5  3 示す。

3 1 2 3 4

4 δ 1 2 31 32一 4

3

5 δ 1 2 3 4

6 δ 1 2 3 4

31 32

7 1 2

3 4

8 δ 1 2 3 4

9 δ 1 2 3 4

10 δ 1 2 3 4

11 1 2 3 42 41}

12 δ 1 2 31 32一

44

31 32

13 δ 1 2 一 3 4

14 δ 1 2 3 4

15 δ 1 2 3 4

16 1 2 32.31 4

3

17 ε 1 2 3 4

18 8 1 2 3 4

19 1 2 3 4

20 δ 1 2 3 4

 背部より注射した場合も腹部より注射した場合も先づ注射部位筋の強度の牧縮が起つて腹郡 は轡曲すること及主要呼吸器官は第2氣嚢第1氣嚢、第2胸氣r1}1、第1胸氣門の順に蓮動を停 止する。他は實験(1)の場合と略々同様な結果を得た。

 (3)除虫菊乳剤の氣門接鰯による中i毒症歌  くa)第1胸氣門よりの場合

 虫体は先づ跳躍の頻護の後、一時的静止歌態に入りついで、全脚筋は激しい痙攣の後終臆 し全脚は不動となる。.この痙攣は強直性であり、完全弼直→不完全弧直→震額痙攣を順次に爽 現し、基節支配筋の震額痙攣を最後として全御の筋痙攣の止むことは(1)(2)の結果と同様で ある。各脚に於ける筋張直現象及び震頭痙攣は附節、脛箭、腿節、韓邸、基節の順に蛮現せら れ全脚の基節支配筋に強直が起るに及んで虫体は縛倒する。又全脚的にこの現象の爽現される 順泣は左側氣門に藥剤う{適用された場合(第2表)には、前・中脚に關する限り、常に左側前脚

→同中,郷→右側前郷→同中1却であつて之に左側後獅及右側後脚が塾加するのである。 強直性痙 攣初獲の順泣は前・後郷め關係に於ては必すしも一定していない。 他脚が初期の輕度の麻痺歌 態にある閲に左側前押筋ば早期に顯著な牧縮強直を起すために同脚は強く牧縮したままとなる。

(4)

昆虫に到する除虫菊成分作用機構の1考察 49 左右執托の氣門に藥剤を接鰯琶しめた場合でも常に前脚が最初に中毒症歌(當初の麻痺症歌及強 直)を獲現する。而も各脚に於ける筋肉痙攣の停止する順位は前脚・中脚・後脚の順に一定し ている。 又この中毒り初期即、左側の前●中脚にのみ強直性痙攣の起つているときには、どの

第2表 片側の第1胸氣門に藥劃か接腸せしめた場合に起る脚のヰ毒症斌

個体番號

1 2 3 4 5 6

z

8

、9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20

藥剤接腸側の脚 前 脚

1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1

中 脚 4 4 1 2 2 2 2 2 4 2 2

2・

4 3 2 2 4 2 2 2

後 脚 2 2 2 5 3 5 3 5 2 3 3 3 2 4 3 3 2 3 3 3

非接鰻側の脚

前 脚 5 5 5 3 5 3 4 3 5 5 4 5 5 2 4 5 5 4 5 5

中 脚 6 6 6 4 6 4 5 4 6 6 5

6 6 5 5 6 6 5 6 6

後 脚 3 3 3 6 4 6 6 6 3 4 6 4 3 6

、6

4 3 6 4 4

藥矧か接賜 せしめた氣 門側

右 側 右 側 右 側 右 側 右 側 右 側 右 側 右 側 右 側 右・側 右 側 右 側 左 側 左 側 左 側 左 側 左 側 左 側 左 側 左 側

備 考  アラビヤ激字は中毒畿現順序か示す。

個休も右傾弧制姿勢をとり、一時的な右寄りの斜行前進、右旋時計運動、 右旋性後退浬動を起 す。歩行能力は左側前脚筋のみの牧縮強直乃至は同側の脚筋のみ強直性痙攣をなす時、他脚を 以て歩行、跳躍をなし得る。翅筋の痙攣の起るのは後脚の強直性痙攣の起る前で、腹筋の強直 は左側前・中脚の牧縮痙攣の頃起り、頭部の筋強直性痙氣は之に先行する。 氣門と氣嚢の運動 停止は氣門が先行し第1氣門、第1氣嚢、第2氣門、第2氣嚢の順に停止する。即第1氣門は左 側前・中脚弧直時に第2氣門は之におくれて爾後脚の弥直時に、第1氣嚢は全脚強直性痙攣時に、

第2氣嚢は全脚強直時に停止する。右側第1氣門に於ける場合も同様の結果であη脚の強直順 位は前者と逆に右側前脚より進展する。

(b)第2胸氣門よりの場合

      キ先づ跳躍の頻獲、歩行速度の低下、一時的静止歌態の後、左側氣門に接燭せしめた場合は第

(5)

3表の郊く、 一般に左後脚、右後御、左中脚、左前脚、右中脚、右前脚の順に又各脚の各節は 未端節より順次上節へ向つて夫々強直性痙攣、震頭痙攣を順次に維て筋痙攣は終畑して脚は不動

となる。而して虫体の韓倒は全脚の基節支配筋の弥直するに及んで所謂Knock dounされる。

左後獅の強直性痙攣D初期に於ては、他の脚(右後脚、左右の中・前脚)を以て歩行し且後脚 は正常な跳躍運動を行い同脚に張直、右中・前脚に輕度の中毒症歌の現われるころ右後脚に初 めて強直が見られ左後脚と共に激しく強直するに至る。左側第2胸氣門の開閉運動は、左側の 後基節支配筋に震額痙攣を淺す頃停止するが、右側胸氣門の運動は停止されなv・。 右側氣門に 藥剤宝接燭塗しめた場合も左側よりの場合と中毒症歌の現われ,る順序は到構的に逆に起る丈で 其他の中毒症歌は同様である。尚敦托の側より藥剤を接鰯ましめても、脚筋に中毒症歌の現わ れる(第3表)順序は爾側共に後。中・前沸の順であり、且叉此中毒症歌の蛮現は藥剤接燭側 の後郷を最初とし、・反封側の前卿を最後とする。、又爾氣門より藥剤接鰯の場合、前記の場合と 特に異る黙は.跳躍、歩行速度の儀下等り症状に先立つて一時的な後退或は旋回運動の起るこ とである。翅筋の痙攣は後基節の震頭痙攣の頃起り氣門の運動はその後中止される。前・中脚

第5表 片側の第2胸氣門に藥剤を接顎せしめた場合に起る脚の中毒症賦の順位

個体番號 藥矧接鰯側の脚 非接鰯側の脚

後脚陣剛前脚 後脚陣劇前

1 2 3

r4

5 6 7 8 9

10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20

1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1

3 2 3 2 3 3 3 2 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3

4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 4 5 4 5 4 4 4

2 3 2 3 2 2 2 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2

5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 4 4 4 5 4 5 4 5 5 5

6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6

藥劃か接鰯 せしめたる 無門

左  側

右  側

註  脚の欄に附した番號は晦痺症状の現われる順位か示す。

(6)

昆虫に劉する除虫菊成分作用機構の1考察 51 が痙攣を起す頃、 知畳紳経麻痺の有無を槍するためむンセツトで後脚を挾んで堅迫を加える と後脚は刺戟に感慮して牧縮運動を起し、更に前・中脚には強直が起つていても後附節にピ ンセツトで塵迫刺戟を加えると跳躍する。 爾後、餐、脛.腿節の順に怒畳を失V・末梢づ〜ロ畳麻痺を 認めるに至つた(以上第1胸氣門接燭實験における淵度22−31。C,關f系漁度65−82%、50個 体を用1/・、第2胸氣門接解實験に於ける實験温度26−310C,關係漁度62−91%、56個休を用

う)。

〔班〕條件下に於ける除虫菊乳剤の作用

 (1)胸部中枢に直接藥剤を接鰯せしめた場合の脚筋反慮

 後胸中椹に小綿棒で藥剤を燭れしめると、忽ち爾後脚筋は弧直し、賄節は背方へ反轄したま 李脚は一直線状に神展する。ついで基節支配筋の急激な痙攣が起る。 この時、該中枢を破壌或 は除去すると忽ち爾後脚の強直及び基節支配筋の痙攣は止む。』中胸中福に於ける場合も爾中脚 筋は強直しついで震頭痙攣を起して途に麻痺する。翅筋の痙攣は中脚の痙攣に縫起する。此時 中胸中椹の破壌或は除去は中脚及び翅筋の痙攣を停止させる。前胸中枢に於ける場合もli礪前 脚の張直、震頭痙攣を起さしめ、中枢の破襲、或は除去は忽ち該脚の痙攣を停止させる。

 (2)藥剤注射後、胸部中枢を除去した場合の脚筋の反感

 腹背よη乳剤1・5を注射し、爾後脚が弧直した時、後胸中枢を破壌或は除去するとき、その 瞬聞、後基節支配筋の震頭痙攣を見るのみで該脚の強直元よりその蓮動機能は喪失する◎ 又第 2胸氣門の開閉運動は同時に停止せられる。後胸中枢除去後、中脚及翅筋め痙攣してV・るとき 中胸中椹を破壊或は除去するときは直ちに中脚』及翅筋の律動的攣縮は停止し以後該脚及翅の運 動は止む。

 (3) (a) 正常個体の切断後脚の反慮1

 左右敦1τの後脚でも基節から切漸したまま放置するときは何等の筋運動も起さない。

  (b)正常個体の切噺後脚の切噺面に乳剛を接燭せしめた場合。

 (a)と同様の方法で後脚を切噺して共切噺面に藥剤を接鰯せしめると、脛節及路節は緩慢な 伸縮運動を行つて後、静止し、その後何等自登的な筋蓮動を起さない。

  (c) 正常個体の切漸後卿腿第に於ける切傷に藥剤を接鱗せしめた場合  一旦脛・鏑節の綾慢な伸縮蓮動が起つた後静止する。

  (d)正常個体の後腿節に切傷を作り之に藥剤を接燭琶しめた場合。

 左右敦れの腿節に切傷を作つてもその儘放置するときは虫休は運動活濃にして能く跳躍、歩 行をなし無傷の個体に比して一時闘を経過しても但等本實験劃象として亥障なきを20佃淋につ き確めた。左後腿節に切傷を作り之に孚L剤1.5液を注射針より1−2滴(0.005〜001cc)を滴加 接燭ピしめ藥液の吸牧されるのを待つて之を放置し共後の脚の迩動攣化を観察した所、左後脚 に筋弼直が起るのみで右後脚及び前・中脚には侮の異常も起らない。 左後脚は筋強直のための 歩行不能に拘らす右後脚は共他の脚と共に正常な歩行蓮動を行い、叉跳躍する。 その弥直は先 づ韓節、腿節、脛節の支配筋に順次に起り脛筋仲筋は伸展痙攣をなす。購節は弧直の爲め背方 へ反轄したままとなつている。此時中毒後脚の腿・脛・附節にピンセツト或は指1先にて刺戟を 與えても麻痺し、而も運動ll中経より知麗紳経の方が早く麻痺する。 その後時聞の経過と共に各 節筋の強直はやんで基節に激しい痙攣を見る。 右後脚につv・ても同様な結果を得た。次に中 脚についても實験を行つたが該當脚にのみ強直が見られ他脚は何等の異常も來さす、歩行 運動を行い且後脚はよく跳躍を行う。尚ダィメウバツタに於ては比較的少v・がセスヂツチィナ

ゴ、セグ・パツタ等に於ては後腿節切傷に添藥した場合縣節から醤該脚は自割を行う。(第4表、

(7)

第4表 セスヂツチイナゴの後脚脱落

藥湘 右後脚 左後脚

實騨却

13 12 25

脱落 5 5

10

無脱落

8 7

15

 (e)腹部注射後における切断脚の筋蓮動 注射後、後脚の弥直時に之を切噺すれぱ、その 後脚には何等の筋運動も見られない。

 (f)腹部に注射後、切断脚に於ける切傷に 藥剤を接燭せしめた場合。

 後脚の強直時にヂ腿節にザ傷を作り藥剤を添 加する時は、筋牧縮が見られ、特に翻節は仲縮

する。

 (9)第2胸氣門に藥剤接燭後、腿節の切傷に藥剤を接燭せしめた場合

 左側第2胸氣門に藥剤を接燭せしめ、全脚が弥直性痙攣を呈した時左側後腿節に切傷を作り 之に乳剤を添加すると同脚の(脛節の痙攣の他は)運動は止むが右後腿節は弧直性痙攣を績行 する。 叉右後腿飾に切傷を作り之に添藥した場合は右後腿節の蓮動は止み左後腿節は依然とし て狽直性痙攣を績行する。この現象は右側第2胸氣門に添藥した場合も同様である。(以上實 験温度22−30つC,關係裾度62−90%、實験個体100匹)

〔H〕 中福除去と脚筋運動

 (1)正常個体の胸部中枢を除去した場合

 前・中・後各脚の反射中福を除去すると茜に到慮する前・中・後各脚の蓮動は全く停止され るが除去されなv・中枢支配下の脚は隣接中枢の除去に拘らす、自撚的運動が行われる。

 (2) 中椹除去後當該押に封する藥剤D作用

 後胸中櫃を除去し、体内側、片側の後脚腰筋に小糸li.棒を以て1。5原液を塗布すると筋弘、直の ために後脚は一直線に伸展して蓮動は止む。藥液の少量の場合は、夫汝丈配する筋の弛、直性痙

・攣のために一慮腿、脛、附節は仲縮して止む。が共に此の種痙攣は一回見られる丈である。

 (3) 中枢除去後、當該鋼腿節に切傷を作ウ之に藥剤を接燭せしめた場合

 脛節仲筋弥直の爲め脛節は一旦紳展した後漣動は止む、叉基節支酉〔筋の脛攣も一旦起つて止 む以外、何等筋脛攣は見られない。

 (以上實験温度22−30つC,關係漁度62−90%、實験個休60)

〔W〕 呼吸及循環系統機能の停止とその順位  (1) 除虫菊乳州注射の場合

  (a)呼吸機能の停止時期

 呼吸器官の運動停止は一般に第2鼠嚢、第1氣嚢、第2胸氣門、第1胸氣門の順である。

第1氣嚢と第2胸氣門聞には停止順序が前後することもあるが一般的現象ではなV・。而して 脚は後・中・前脚の順・こ強直を縫起し、後脚の彊直開始時より前脚の弦直時の朋に之等器官の 運動:よ停止され・且第3以下の氣嚢所1乍の腹環節の運動も第1腹環節の運動停止(第2氣嚢 の運動停止となる)につv・で起る。

(8)

昆虫に翼する隙虫i菊成分作洋雛構匹1考察 53 第5表 除虫菊乳矧注射による呼吸難官の停止駄況

個体番號 性別 1 2 ε 3 4 6 5

6 6 7 6

8 9 8

10

11

12 8

13 ε

14

15

16

17

18

19 8

20 一$

呼吸暴官の機能停止の時期及順序 第2気嚢

後脚強直開始時

後脚彊直時

後脚強直開始時

後脚張直時

後脚張直残遺時

第!氣嚢

後脚彊直時 中脚張直時

中臓張直開始時

中脚張直時

中脚張直匪始時

第2胸氣門

中脚張直時

中脚張直開始時

中脚張直時

第1胸粛門

前脚強直時

前脚強直開始時

備 考

 (b)休液循環機能の停止時期

 呼吸・循環系統の内執れが先行的に機能が停止されるかを検するため本實験を行つた。先づ 正常個体(第6表)につき所定郡位から食紅水1犠夜を注射後、頭頂に赤攣した体液が移動して 來る迄の所要痔間(以下頭頂体液赤攣所要痔聞と稻する)を測定して8−15秒、雫均11.7秒を 得た。 次に豫備試験の結果より得た外観上虫体が不動となる欺態を中心として頭頂体液赤i攣所 要痔間を測定して第7表の結果を得た。(表中「完全麻痺」は外観上虫体が痙攣も止んで不動と なつた歌態の時を、「不完全麻痺」は呼吸運動が停止され僅かに附厩肢の一部分のみ徴動を残す 歌態を指す、「赤攣」は所定の注射液が頭頂を通過するとき体液の赤攣せる事を指し、 「赤攣せー す」は体液循環停止の爲め色素が頭頂迄蓮搬せられなかつた事を示す)。不完全麻痺歌態の個体 に於ては凡て体液は循環し、赤攣所要時間は10−90秒を示し完全麻痺歌態に入つてからも40秒 経過した個体には荷体液の循環う§見られ赤i攣所要時間10−60秒であるが、60−120秒経過後の 個体では凡て体液循環は停止せられた。斯る個体は途に循環機能は回復せられす死に至る。赤 攣所要時間は表に見る如く正常個体のそれに略一致せるは休液循環能力のある謎左と見ること が出來る。叉斯る個体では正常個体に於ける:場合と同様に頭頂の体液は穿孔によつて盗流するg

(9)

90,60秒の赤攣所要時聞は血流墜の低下を示すものと見られる。

 (以上實験温度24−330C,關係漁度74〜83%供試個体数124)

第6表 正常個体の頭頂体液赤攣所要時間

番號 性別 断要時聞(秒) 備    考 番號 性別 所要時聞(秒) 備  考

1 10 240C,關係湿 12 δ 16.5

2 δ 10 度81% 13 10

3 ε 15 14 13

4 8 15 8

5 δ 15 16 13

6 ε 12.5 17 12.5

7 ε 15 18 13

8 6 10 19 9 8.2

9 6 10 20 12.2

10 6 11.2 21 10

11 ε 14.2

11.7

第7表 藥測適用後の諸状態に於ける頭頂体液赤攣所要時聞 個体番號

1 2 3 4 5 6 7 8 9

10 11 12 13 14 15 16

性別 8

ε

8

ε

δ

6 6 6

麻痺賦態

完全麻痺

不完全麻痺:

完全瞬癒に 入りてより 色棄注射迄

¢脛過時問

(秒)

0

0、

30 40 60 60 60 60 60 120 120 120 120 120 120 120

注射後頭頂体 液赤攣の駄況

赤攣の有無

赤攣迄の 所要時聞

ぐ秒)

60 10 10 15

備  考

赤攣せざる個体 は其後時聞の輕 過に拘らず途に 赤墜せず。体液 循環止みて死す。

實瞼温度、關係 灘度、夫々 280C, 91%;

290C, 83%多 300(ら75%の資 料か縫括す。

   ,

(10)

昆虫に蜀する除虫菊成分作用機構の1考察 55

17 18 19 20 21 22 23 24 25

5 26

27 28 29 30 31

δ

δ

a

δ δ δ δ

δ δ δ

十、

120 120

÷

20 10 90 15 35 10 90 10 10 10 90 15 10

(2)除虫菊乳剤の氣門接燭による場合  (a)呼吸機能の停止時期

 全脚の強直性痙攣の時期を経て各基節に震顛痙攣の見られる時期に胸氣門及び第1・2氣嚢の 蓮動は停止する。 而してその順序は第1氣嚢、第1胸氣門、第2氣嚢、第2胸氣門の順位であ る。時に片側の第2胸氣門が第2氣嚢より先に停止される場合もあるが他側の第2胸氣門の 運動停止は必す第2氣嚢運動停止以後に於て起り、結局第2氣嚢運動停止の後第2胸氣門の運 動は全く停止される。又第2腹環節以下の呼吸運動は第2氣嚢の運動停止(第1腹環節の運 動停止)に引績いて停止する。その頃は腹筋の強直性痙攣の激烈を極めるときである。即第8表 のように.胸部氣門及第1・2氣嚢の運動停止は孚1彌接燭後4−31分後、2F均14・15分にし て、又第2氣嚢の運動停止につぐ第2腹環節以下の呼吸運動の停止に要する時間(第9表)は 15−67分,平均33.13分である。この頃には虫休は外槻的には濁角、燭髪は徴痙攣し、腹端筋 肉の強直性痙攣の尚見られる時期である。

(11)

第8表  除虫菊孚1、瑚接賜による呼吸・循環機指の停止

_號 1 2 3 4 5 6 7 8 9

10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

8

δ δ δ δ

6

δ ε δ

6

δ δ δ δ

6

ε

6

δ

δ.

δ δ δ δ

 第L2氣嚢及第L2胸氣門停止

磯難歯迄/塾獺齪涙

8 分i 後脛節震顛痙攣

31 12.5 10

6.5

27 22.5 12.5 26 10 10

4

9。5

9

10

7

26 25 14 11.5 20.5

5 8

乎 均 14.15

後脛節張直性痙攣各 基節震顔痙攣 1後痙、基節強直性痙 ほ攣、他基節微痙攣

後脛節微痙攣各基節

,微痙攣

 〃

 ク爆纂鷲儲1資騰

髪動く

・後脛節微痙攣、賜角 鯛髪微痙攣 後脛節張直性痙饗各 1基節微痙.攣

後痙.、基節強直性痙 其他各基節微痙攣

 〃後脛節強直性痙攣各 基節微痙攣

 〃

完全騒痺賦 態迄に至る 輕過時聞

時間分

13 17 12 42。5 16 26

12 15。5

10 50.5

12 9

11 21

11 4

10 22.5 15 16 10 55

背脹管罐、動の停止 有無

添藥後停止迄 の所要時聞

時聞分17 22 13 46 13 40.5 16 57 16 32 12 58.5 13 07.5 11 24.5 13 04

1146

16 02 11 37 11 04.5 15 56 11 20

11346.5

1

實瞼温度 18C。,

關係灘度68%

除虫菊裂,劃3か用

搏動嬉止所要時間 は解剖時期と停止 時期との合致に最 も近ぎ時間のみ々 採用した

12時聞38分輕過腹 端隅角動く。

11時間95分

17時聞9分

16時「琶i53。5分そ菱基

 節微けいれん

12時聞6・5分

U時聞8分

」16時間16・5分

 (b)循環機能の停止時期

 本實験に於ては腹部注射による前實験における体液循環の停止は同時に背脈管の搏動停止な るか否かを確かめると共に、氣門接騰D場合における体液循環の歌況を前者と比較ぜんとして 行つた。バツタの正常1固体にあつては交感紳経球及び喉上喉下帥経球の除去は勿論、 胃神経の 切蜥を行つても叉第1乃至第3胸部紳経球を除去しても、將又腹部を胸部より切離しても、

叉翼筋(ala尊mu3de)を俘う背脈管凛本として転 背脈管は自動能(Automaty)により依然 搏動を績け容易に停止することはなV・。直ll妾この背脈管漂本に除虫菊乳齊 3又は1。5の1滴を 滴下する時は忽ち,其部分の心搏ぽ停止するも他の室の搏動1こは影響ぱない.,叉此標本を潤お す体液の除去乃至乾燥は搏動を停止ぜしめる。以上を確認した後次の實験結果を得た。胸部の 全氣門に藥剤添加の後一定の経過時間に体液循環の有無を検した所乳剤.3を適用の場合、約4時

(12)

昆虫に封する除虫菊成分作用機構の!考察 57 第9表 除虫菊劉,劃接隅による呼吸及循環惇止状況

1 2 3 4 5 6 7 8 9

10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25

δ

6 6

ε δ ε

6

δ δ δ ε δ『

ε δ

6

δ

8

δ δ δ δ

6 6

呼吸蓮動

存否 1亭止1ご至る 所要時聞

53.5 52 17・

17 43 35 41 21 40 63 15 35 19 18 22 29

18.5 36 34 35.5 33.5 31.5 28.5 24.5 67

33.13

休 、液 循 環   色i素琵射より 有無 頭頂休液赤憂

迄の時聞

十24%1

−76%1

13

7

17

25

15

15

鎗査迄の 輕過時間

時問分5 6。5

5 1 5 5 6 36

636

6 38 6 31 6 25

544 436 459 640

6 26

540 535 608

6 6

524

5 14

5 16.5 5 18.5 5 18.5 5 11.5

520,5 5 17

背脈管搏動

有無

十[

瞼査迄の 脛過時聞

蒔間分1559.5

1733 2956 2923 1600

16 16 17 33

27 8

23 34

1825

29 14 21 26

2800 1933

17 16

27 8 27 8

7 8 7 8 7 6

7 0.5 1226.5 1223.5 650.51 12 17

備 考

16−

180C,

關係爆度 67−87%

聞乃至5唐.絹を経過したf剛本(第10表)で爾体夜循環り見られるもの34%その頭頂体液赤攣所 要寺用よ5乃至30秒,雫均14・8秒でわり、約5痔陶乃至6痔間3g分経過(第9表)した個体で 体夜循蓑・D行わ江るもの24%、頭頂依夜赤攣所要i寺聞,よ7−25秒、雫均15秒である。又乳齊 1・5適−月D後41昨閉脛過(第11表)した1固体で体液循環の見られるもの87%、約5時間経過のも の(第12麦)では86%、19囁用30分脛過(第13表)のものでは体液循環は停止せられた。

背脈跨の搏動よ乳剤3適用の場含、約6痔間30分乃至7時問経過後(第12表)に於ても94%

(13)

 個  体  番

1 2 3 4 5 6 7 8 9

10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26

2ブー

28 29 30 31 32 33

δ δ ε δ

6 8

δ δ δ δ ε

6

δ

6

8 8

6

δ δ

6

ε δ δ

δ

6 8 6

δ δ

第10表 除虫菊裂,劃接賜による循理機能の陣止獣況

体  液

囎簸液纏霧藍盤乱馨繍

(秒)

14

20

5

20

15

10

15

15

15 30

6

10

25

時間3 3 3 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4

57 56 58 02 03 05 07 08

11 15 11 16 18 21 23 20 23 25 29 32 36 37 42 44 43 47 47 48 47 48 49 50 50

背 脹 管 の 捲 動 有  無

搏動部位 後  牛

後  牛

体・

全  体

後  牛

全  体

   2後方丁

   1後方一3一 後  孚 全体(微弱)

  〃 廼一

全  体 後  孚 全  体

嬢査迄の 輕過時閲

時聞分 15 32  15 32  15 32  15 34  15 31  15 34  15 36  15 36  15 38  15 39  15 39  15 38  15 38  15 38  15 39  15 35  15 35  15 36  15 38  15 38  15 39  15 40  15 40  15 41  15 38  28 58  28 58  28 58  28 56  28 58  28 57  28 58  28 58

備 考

200C關 係灘度 79%

26以下230,80%

にて實瞼 ず背脈管 は凡て赤 染し、搏 動凡てあ りたり。

(14)

昆虫に劉する除虫菊成分作用機構の1考察 59

34 35 36 37 38 39 40 41

δ

δ δ δ

8

δ δ

百分比

十34%一66%

9

451 452 454 455 456 446 451 456

2858 2858 2858 2858 285γ 2857

28『55

2856

第11表 除虫菊乳剰接鰯後(4時聞纏過)の循環駄況

個体番號

性別 頭頂体

湧、攣の有無

背脈管¢搏動の有無

  i

     考 個体番號 性別 頭頂体赤攣の右無 背脈管¢搏動一の有無 備     考

■       一

1 δ 全個体腹端にの 17 δ

み轟動のこるも

2 δ のL5液々用う 18 、 ε

3 δ 21QC,關係灘度 19 δ

4 δ 62% 20

5 ε 21 8

6 δ 22 δ

7 δ 23 十、

8 δ + 『背脈管のみ赤攣 24

9 ε 25 6 背脈管のみ赤攣

10 ε 26 δ

11 6 27 ε 背脈管のみ赤攣

12 δ 28 8

113 δ 29 ε

14 8 30 8

背脹管のみ赤攣

15 δ

十87% 十100%

16 6 一13%

の個体には搏動うま構綾せられ、15時聞30分経過のもの(第10表)では84%の個体に搏動が見ら れたが、約29時間経過(第10表)後には背脹管の搏動は停止せられた。次に乳剤L5適用の場 合.4時聞経過後に於て俺搏動を績けるもの(第11表)100%、約6時糊30分乃至7時間経過の もの(第12表)では94%、約19時聞30分経過後(第13表)に於ては約93%、約30時聞後に於て も60%の個休(第14表)は搏動を績ける。次に個休毎に藥剛適弼後背脈管の搏動所要経過時間

(第15豪)を見るに早きは11時間30分嵐おそきも17時間22分にして搏動は停止されてV・るが,

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