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英国ロン ドン大学プログラム

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(1)

学位研究 第 7 号 平成1 0年 3 月 ( 研究 ノー ト・資料)

〔 学位授与機構研究紀要〕

英国ロン ドン大学プログラム

( Uni ve r s i t yofLondon,Ext e ma lPr ogr a mme)

‑ 1 8 5 8 年から未来‑ ‑

( ロンドン大学学外プログラム 副ディレクター ジュデイス C.ブルックス氏講演記録) Fr o m 1 8 58t ot heFu t u r e:

Summa r yRe po r to ft heLe c t ur eGi ve nb yMs . J ud i t hBr oo ks , De p ut yDi r e c t o r , Ext e ma l Pr o g r a mme , Uni ve r s l t yO fLo ndo n,1 7Fe b ma r y1 9 9 7

児矢野 マ リ

Ma r iKOYANO

Re s e a r c hL ' nAc a de mL ' cDe gr e e s , No. 7( Ma r c h,1 9 98 )l t h ee s s a y /ma t e r ia l]

TheJ o u ma lo fNa t i o na lI ns t i t ut i o nf o rAc a d e mi cDe g r e e s

(2)
(3)

英国ロン ドン大学学外 プログラム

( uni ve r s i t yofLo ndon, Ex t e ma lPr og r a mme )

‑ 1 8 58 年か ら未来‑‑

( ロンドン大学学外プログラム 副ディレクター ジュデイスC. ブルックス氏講演記録)

児矢野 マ リ*

は じめに

ロン ドン大学は1 836 年 に国王勅許状 を取得 した,英国で 3 番 目に古い大学である 。 しか し, 当初の任務 は,学位授与権のない教育機関で教育 を受けた学生 に対 して,学位 を取得するのに 十分 な学力 を修得 したか否か を試験 によって審査 して合格 した学生 に学位 を授与する とい う, 審査お よび学位授与であ り,教育それ 自体 を行 うことではなかった。 この ような審査お よび学 位授与機関 としてのロン ドン大学 は,近代以降の英国社会での高等教育の普及 に大 きく貢献 し

た。 こうした役割は,その後1 9 世紀後半以降の高等教育制度の改革の嵐の中で変化 し,ロン ド ン大学 は審査のみならず 自ら教育 も行 うようになった。そ して現在では,高等教育機関 として のロン ドン大学の地位 は揺 るぎない もの となっている

しか し,当初の審査お よび学位授与機関 としての任務 は,歴史的使命 を果た して消滅 したわ けではない。その後 も,時代 の変化 の中で当初のあ り方 とは変わって きている ものの,「 学外 プログラム 」( Ex p t e ma lPr o g r a mme ) として存続 し,発展 しなが ら今 日に至 っている

このようなロン ドン大学の学外 プログラムは,学外での学習 に力点 を置いた学位授与制度 と しては,世界最古の ものの 1 つである 。

わが国の学位授与機構の学位授与制度 は, こうしたロン ドン大学の学外 プログラム との類似 点 も多 く,今後の学位授与機構のあ り方 を考 える上では貴重 な事例 となるはずである

現在学位授与機構 では ,3 年計画で 「 英米 における学外学位制度 の仕組み,発展要因及 び将 来展望 に関する比較的,実証的研究」 ( 研究代表,舘 昭) を実施 しているが,その一環 として, 1 997 年 2 月1 5 日よ り約 1 週 間, ロン ドン大学学外 プログラム副 デ ィレクターの ジュデイス C.

ブル ックス氏が学位授与機構 を訪問 した。

ブル ックス氏 は,1 977 年 に英国の大学で教職資格 を取得後,海外 も含めて1 0年以上 にわたっ て教育の現場で活躍 された。そ うした経験 を活か して,1 992 年以降はロン ドン大学学外 プログ ラムの運営 に携 わってお られる 。 そ して,9 4 年 には当プログラムの副デ ィレクター ( 政策お よ び開発担当) に就任 された。

以下は,2 月1 7 日の午後,学位授与機構で開催 された講演会の内容 と質疑応答の要点である なお,本文で引用 されている図表は,ブル ックス氏が講演で用いた もののコピーである 本文

*静岡県立大学国際関係学部専任講師

‑1 0 9‑

(4)

中の注は筆者 によるものである

<講演内容 >

「 英国ロン ドン大学学外プログラム ‑1 858 年 から未来へ ー」

1. は じめに :学外制度の沿革

ロン ドン大学の学外 プログラムをめ ぐる状況は ,1 8 3 6 年 にロン ドン大学が誕生 して以来,時 代 とともに大 きく変化 して きた。その発展の歴史は,創設期 ( 1 9 世紀 は じめ),その後の 1 0 0 年

間,お よび 1 9 6 0 年代以降 とい う 3 つの区分 に大 きく分け られる

ロン ドン大学は ,1 8 3 6 年 に王立勅許状 を与 えられて設立 された。 これは,オ ックスフォー ド とケ ンブリッジ ( オ ックスブ リッジ) とい う 2 つの大学 に対抗 して展 開された,ロン ドンでの 大学設立運動の結果である。ス コッ トラン ドには 5 つの大学があったのに対 して,イングラン ドとウェールズではオ ックスブ リッジ しかな く, またその門戸 も広 くは開放 されていなかった とい う事情 による 。 しか し,このロン ドン大学の特徴 は,それが教育のための機関ではな くて, ロン ドン周辺の学位授与権のないカレッジで教育 を受 けた学生 を対象 に,学力の審査 をして学 位 を授与す ることを任務 としていた点である こうした審査機関 としてのロン ドン大学の活動 は大成功 を納め ,1 8 5 8 年の補足的な国王勅許状 により,ロン ドン大学の学位授与権 はその対象 範囲を拡大 した。つ ま り,外 国の教育機関の学生や独学 をした個人 も,ロン ドン大学の審査 を 経れば学位 を取得で きるようになった。 こうして,大学の授業科 目に出席で きないために登録 で きない学生 に対 して も,学位取得の途が開かれたのである。 これは,当時の大英帝国内のカ レッジによる運動の結果で もあった。そ して ,1 9 世紀半 ば以降本格化す る,英国社会での高等 教育の普及運動の先駆けだった ともいえよう 。 この ように,学外制度 ( Ex t e ma lSy s t e m) はロ ン ドン大学の設立の基礎 であった といわれている こうした経過 を経て ,1 8 5 8 年 にロン ドン大 学学外 プログラム ( Ex t e ma l Pr o g r a mme ) は確立 された。

それに続 く 1 0 0 年 間は,学外制度 の黄金期 であった。 とくに ,1 9 世紀後半か ら 2 0 世紀初頭 に かけての高等教育の普及 を,背後か ら支 えたのである。なお ,1 9 世紀末 よ り,オ ックスブリッ ジ以外 のい くつかの高等教育機関が国王勅許状 を与 えられ,大学 に昇格 し, これ らの大学で教 育 を受 けた学生 はロン ドン大学の学外制度 に依存す る必要はな くなった。他方で,この制度 は, 世界大戦中の軍人の高等教育 に重要な役割 を果たす ことにな り, とくに第二次世界大戦中の学 生数 は爆発 的に増大 した ( 図 1 参照 ) 。 そ うした事情 もあって ,1 9 5 2 年 には,学外制度‑の参 加学生 は 2 7, 0 0 0 人以上 にもな り,学内学生の数 を凌 ぐほどにもなった。

ところが ,1 9 6 0 年代,学外 プログラムにとって脅威 となる 2 つの試みが高等教育の世界で始 まった。一つは ,1 9 6 4 年 に全英学位授与評議会 ( Co u n c i lf o rNa t i o na lAc a d e mi cAwa r d:CNAA) が創設 され, この機関をとお して学位授与権のないカレッジの学生が学位 を取得で きるように なったことである 。 もう一つは ,1 9 6 9 年 にオープン ・ユニバーシテ ィが設立 され,多 くの独学 の学生 はこの教育機関を利用するようになったことである これを契機 として,学外 プログラ

ー1 1 0‑

(5)

ムの社会的需要は減少 し始め,1 970 年代 には活動 は沈滞 した。1 977 年 には,海外 か らの学外 学 生 は学外 プログラムに登録 しない ことが決定 されたほ どであった。

それが,1 982 年 に事態 は一変す る 。 同年 に副学長 に就任 したラン ドルフ卿 は, ロン ドン大学 の学位 の社会的な価値 は高い とい う信念 に基づいて, 学外 プログラムの復興 を図ったのである。

そ して,1 986 年 には新 しい学位 を授与す るほ どまでになった。現在 ,学外 プログラムに参加 し ている学生 は 25000 人であ り,その国は1 57 に も及ぶ。 こうして,1 858 年以来今 日まで,学外 プ ログラムは発展 を続 けているのである 。

図1 学外 プログラムの学生数 ( 1900 ‑85 年)

6 0 ・ O W「

5 0 . 0 0 0 4 0 . 0 0 0

3

0 . 0 0 0 20. 000

1 0 , 000

0

1 9 0 0 1 9 1 0 1 92 0 1 930 1 940 1 95 0 1 960 1 9 7 0 1 9 8 0

2. 目的 と任務

学外 プログラムの 目的は,「 利益 を享有 で さる者 のため に,国内外 で高等教育 の機会 を促進 す ること」である 。

学外 プログラムは以下の ような 3 つの主要な目的のために,運営 されてい る 。

( 1 )特 にロン ドン大学の授業科 目に出席す ることが現実 に難 しい, または不可能 な学生 に対 して, ロン ドン大学か らの学位 お よびその他 の資格 についてのプログラム‑ の参加 を可 能 にす ること 。

( 2)大学 に代 わって,世界的規模 での審査 のネ ッ トワークを維持す ること。

( 3) 全ての学生,特 に独学で学習 を積み重ねる学生 にとって適切 な支援制度 を維持す ること。

3. 学位 の地位

ロン ドン大学 の学位 はただ一つであ る 。 学外 プログラムを修了 した学生 に授 与 される学位 1

は,通常の学内プログラムの学生が取得す る学位 と全 く同 じものである 。 これは,大学 の規則 に明記 されている 。 学外学位」 とい うものは存在 しないのである 。

1 なお、本講演の中で単 に学位 という場合には、広義の学位 を指す。広義の学位 とは、狭義の学位 ( de gr e e) とそれには当たらない資格 としてのディプロマ ( Di pl o ma ) の双方を含む。英国の大学では、

一般に前者の方が後者よりも高度の学力の修得を必要とするといわれている 。

(6)

ゆえに,学外 プログラムの学生が学位 を取得するためには,通常の学内学生 と同 じ水準の高 度の学力 を修得 しな くてはな らない。達成水準 については,学外学生の困難 な学習環境 に対す

る特別 な配慮 はない。

両者のプログラム とも,同 じ教員が,学位のためのシラバス を作成す る。そ して,試験問題 を出題 して答案 を採点する また,教材 を作成 して発展 させ る

4. 学位の範囲 ( 1 )現行の学位

授与 され うる学位 の分野は,1 995 年現在で以下の とお りである。まず学部 レベルでは,法律 , 経済,経営,経営 と法律,数学, コンピュータお よび情報 システム,学芸学位,神学,音楽で ある 。 次 に大学院 レベルでは,農業開発,環境管理,金融経済 ・経営,組織行動 ・職業心理学, 歯科放射線学,社会歯科実務,地理学,遠隔教育,法律,哲学修士 ・博士 ( MPh i l / Ph. D) である 。

表 2 は,その各々の学生登録の状況 を示 した ものである 。 ここか らは,学部 レベルでは法律 が最大であ り,人文科学 にも広範 に登録 されていることがわかる また,大学院 レベルでは, 環境管理 と農業開発,金融 と経営 に人気がある。金融 と経営 については,とくにシンガポール, マ レーシア,香港の学生が多い。

なお,哲学修士 ・博士 ( MPhi l / Ph. D) は,理論的には取得可能であるが,実際にはほ とん ど 授与 されたことはない。 この背景 には,学外 プログラム とロン ドン大学の各 カレッジとの間の 政治的な緊張関係がある す なわち,各 カレッジは,学生 を学外 プログラムの方 にとられるの ではないか とい う懸念 をもってお り,それを払拭す るためには学生数 を制限す る必要がある 。

学外 プログラムには哲学修士 ・博士 ( MPhi l / Ph. D) をめ ざす学生がいない とい う状況は,これ を反映 している 。

( 2) 新 たな学位 の導入計画

1 998 年度か ら,大学院 レベルで 7 つの新 しい学位 を導入する計画がある 。 新 たに導入 される 7 つの学位 とは,学芸修士 ( MA) ( 公共政策 と経営),科学修士 ( Ms c) ( 材料科学 と工学), 科学修士/ デ ィプロマ ( Di pl oma)( 麻薬 とアル コール研究),科学修士 ( 臨床歯学),科学修士/

デ ィプロマ ( 持続可能な農業 と地方開発), ( sus t a i na bl eAg dc ul t u r ea ndRur a lDe v e l o p me nt ) ,料 学修士/ デ ィプロマ ( 伝染病),科学修士/ ディプロマ ( 健康管理)である

また,1 9 99 年度 には,経営学修士 ( MBA) も導入 されることになっている

5 . 主導カ レッジ ( L e a dCol l e g e s )

主導 カレッジ ( Le a dCol l e g e s ) とは,以下の ような 3 つの点で学外 プログラム と提携 してい る,ロン ドン大学のカレッジのことを指す。

( 1 )学位取得のために教育面で開発 を行 う

( 2) 学習教材 を作成 し,試験問題 を出題 して答案 を採点する教員 を提供する

‑1 1 2‑

(7)

( 3)教育の質 を保証する 。

学外 プログラムの事務局は,ロン ドン大学の本部の建物の中にある これは約8 0 人のスタッ フにより運営 されているが,そこには教員 は含 まれない。学生の学習支援や評価 は,ロン ドン 大学の各 カレッジの教員が担当する カレッジは提携関係 をとお して学外 プログラムの運営 に 直接 に関与す ることで,金 を得 ることがで きる 。 学外 プログラムと各主導 カレッジとに,費用 のための金が分配 されることになっているか らである 。 これが誘因 となって,各 カレッジの協 力が実現 している。

こうした主導 カレッジとの提携 関係 は,実際 にもよく機能 している。

具体的な主導 カレッジは以下の とお りである ( a ) 学部 レベルのプログラム

・UCL , LSE , KCL,QMW ,SOAS2

‑ ・デ ィプロマ/ 学士 ( LLB) ( 法律)

・LSE

‑ ・ディプロマ/ 科学士 ( 経済),科学士 ( 経営),科学士 ( 経営 と法律) ( ma na ge me ntwi t h La w) ,科学士 ( 会計 と金融)

・Gol ds mi t hCol l ege

‑ ・デ ィプロマ/ 学士 ( 英語),デ ィプロマ/ 科学士 ( 数学, コンピュータと統計),デ ィプ ロマ/ 科学士 ( コンピュータと情報 システム)

・Roya lHol l owa yCol l e ge

・学士 (フランス語),学士 (ドイツ語),学士 ( イタリア語),複数言語学位 ( J oi nt La ngua geDe gr e es )

・Bi r kbe c kCol l ege

‑ ・学士 ( 哲学),学士 ( スペ イン語 とラテンアメリカ研究)

・KCL ‑ ・学士 ( 地理学)

・He yt hr opCol l e ge ・‑ 神学士 ( BD)

・Ⅰ ns t i t ut eofEduc a t i on ‑ ・上級デ ィプロマ ( 教育)

・科 目専 門委員会 ( sub j e c tPe nel ) ‑ ・学士 ( ユ ダヤの歴史),音楽士 ( BMus )

( b) 大学院 レベルのプログラム

・WyeCol l e ge

‑ ・科学修士/ 大学院デ ィプロマ ( 農業開発),科学修士 ( 農業経済)/ 大学院ディプロマ, 科学修士/ 大学院デ ィプロマ ( 環境管理),科学修士/ 大学院デ ィプロマ ( 農業 開発 と 環境管理),科学修士/ 大学 院デ ィプロマ ( 食糧産業経営 とマーケテ イング) ( Food I ndus t r yMa na ge me nt & Ma rke t i ng)

2 UcL:Uni v e r s i t yCo l l e g eLo ndo n, LSE:Lo nd onSc hoolo fEc o no mi c s , KCL:Ki ng' sco l l e g eLo nd o n, qMW : Qu e e nMa r ya ndWe s t f i e l dCol l e g e , SOAS:Sc hoolo fOr ie nt a la ndAf dc a n St u di e s .

‑1 1 3‑

(8)

・SOAS の Ce nt r ef o rl nt e ma t i ona lEduc a t i o ni nEc onomi c s

‑ ・科学修士/ 大学院デ ィプロマ ( 金融経済),科学修士 ( 金融管理),大学院デ ィプロマ ( 金融政策),デ ィプロマ ( 経済原理)

・Bi r kbe c kCol l e ge

・科学修士/ デ ィプロマ ( 組織行動) ( or ga ni s a t i o na lBe ha vi o r ) ,科学修士 ( 職業心理学)

・KCL

‑ ・大学院デ ィプロマ ( 歯科診療放射線学),科学修士 ( 歯科放射線学),科学修士 ( 社会 歯科実務) ( communi t yDe nt a lPr a c t ic e) ,学芸修士 ( 地理学)

・I ns t i t ut eofEduc a t i on・・・学芸修士/ デ ィプロマ ( 遠隔教育)

・科 目専 門委員会 ( sub j e c tPa ne l )

・‑ デ ィプロマ ( イギ リス商法),法律学修士 ( LLM) ,哲学修士/ 博士 ( Mphi l&PhD) 3

6. マーケテ イング

1 991 年 までは,マーケテ イングについては何 もしていなか った。1 970 年代 お よび8 0 年代 は, 全 く広報活動 を行 っていなかったのである 。

広報活動 は1 991 年か ら開始 し,93 年 にはマーケテ イングのための専 門家 をス タッフとして雇 った。 これは成功 を納 めている 。

学外 プログラムでのマーケテ イングの 目的は,以下の 3 つである 。4

( 1 )学外制度 は廃止 されつつある とい う国内外 の印象 を払拭す ること。再 開。

( 2) 効果的に競争す ること 。

( 3)学外制度 に対 して,新 しい市場の注意 を喚起す ること 。

( 4) 学外制度全体 に,新 しくかつ確立 された市場 での焦点 を向けさせ ること。

また,広報手段 は以下の とお りである 。

( 1 )宣伝活動 ‑ ・1 991 年以降は活発 に行 ったが余 り効果的ではなかった。

( 2) 教育訪問 ( 3) セ ミナー ( 4) 出版お よび後援

( 5) ビデオ ‑ ・最近作成 した。

( 6) ウェ ッブ ・サ イ ト

( 7) グッズ販売等 ‑ ・大学のT シャツやペ ンの販売等 を行 った。

7. 教材 および学習支援

教材 については,1 98 0 年代 までは,学生 はシラバス を除いて何 も与 えられなかった。それが,

3 なお、哲学修士/ 博士については、学生はロンドン大学の卒業生でなくてはならない。

4 本文の中の下線は、講演者が強調 した箇所である。

‑1 1 4‑

(9)

1 9 9 3 年 に出版 チームが設立 され,その結果,教材が学生 に とって有用 で魅力 的 な ように工夫 さ れた。現在 では充実 した教材 がで きている 。

また学習支援 に関 しては,学部 レベ ル と大学 院 レベル とでは,充実度が大 き く異 なる 。 学部 レベ ルでは,丁寧 な学習指導が な される 。 具体 的 には,一般 のガイ ド,詳細 なシラバスの解説 も含 む科 目ガイ ド,過去 の試験 問題 ,試験 の報告書が,各学生 に配布 される。他方,大学院 レ ベ ルで は,学部 よ りも多 くの教材 ,す なわち学部 レベ ルで配布 され る 4 つの出版物 に加 えて, 読本,ハ ン ドブ ック,試験 の報告書,テキス ト, オーデ ィオテープが配布 される 。

8. 学生

( 1 )学生 の登録状況

学部 レベルで は法律 ,経済,経営 ,経営 ・法律 ,お よび コンピュー タ ・情報 システムの学位 に人気が ある ( 1 9 9 5 年 について表 1 参照) ただ し,法律 はその以前 まで と比べ て人気 が落 ち て きてお り,他方,経済お よび経営 ・法律 は登録者が増大 しつつある 。

表1 学生の登録数 1 ) 学部 レベ ル ( 1 9 9 5 年)

法律 ( LLB) 経済

経営

経営 と法律 ( Ma na ge me ntwi t hLa w) 数学

コンピュー タと情報 システム 学芸学士 ( BAde g r e es ) 神学 ( BD)

音楽 ( Bmus ) 2) 大学 院 レベ ル

農業 開発 環境管理 金融経済/ 経営 組織行動/ 職業心理学 歯科放射線学 社会歯科実務 地理学 遠隔教育 法律 ( LLM)

哲学修士 ( MPhi l ) / 哲学博士 ( phD)

‑1 1 5‑

1 0, 58 4 4, 1 33 1 , 977 4 9 8 9 1 , 41 6 1 , 202 325 61

つJ 2 5 2 5 4 0 l /hU 1 R U l 1 0ノ 0 0ノ 5 00 1 5 3 1 1 /hU O ′hU

(10)

大学 院 レベ ルでは,1 9 95 年 の統計 による と,法律 とコンピュー タに人気 がある 。

学生 の出身国では,第 1 位 が シ ンガポール ( 25%) ,第 2 位 がマ レー シア ( 1 8%) ,第 3 位 が 香港 ( 1 7%) ,第 4 位 が英 国 ( 1 3%) ,第 5 位 が トリニ ダー ド ・トバ コ ( 4 %) であ る なお香 港 は1 9 9 7 年 の返還 の影響 もあ り,学生数 は増 え続 けている。第 4 位 まで とそれ以下 との間では, 登録学生数 に大 きな隔た りがあ る 。 イ ン ドで も学生数 を増 やす ための努力 は してい るが,第 1 位 か ら4 位 までの国以外 の国では,わずかな学生 だけ しか登録 してい ない ( 表 2 参照 ) 。

表2 主要 な市場 で学習 し取得 された学部 レベルの資格 の数 と学生数 シ ンガポール 英国 マ レーシア 香港 法律

デ ィプロマ ( 経済) 経済

経営

デ ィプロマ ( 英語) 英語

フランス語 ドイツ語 イタリア語 スペ イ ン語 複数言語 地理学

ユ ダヤの歴史 神学

音楽

79 2 3 001 31 42 1 781 455 1 0

2 052 1 71 1 5 73 88

1 3 3 5 5 日 12 121 101 48 37 41 2

2 0 21 0

5 38

付属 デ ィプロマ ( 教育) ( Ad d e t i o n a l Di p l o maEd u c a t i o n) コンピュー タと情報 システム

数学

1 4 73 5

45 1 2

6 40 3 26 388 621 56 2 36 4 48 J l 一 171 6 一 8 4 9 8 16 4 一 ‑ 一 64 55 一 26 4 14

5 8 4

なお, 日本 で は,1 997 年 は じめの統計 で は1 21 人の学生が登録 している。去年が6 0 人 だった ことに比べ る と,約 2 倍 に増 えてい る 。

( 2)学習方法 :と くに学部 レベ ル

と くに学部 レベルの学位 の取得 をめ ざす学生 は,独 自のペ ースで, また 自分 の環境 に最適 な 場所 や方法 を選 んで計画 を立 て,学習す る 学部 レベルの学位 をめ ざす学生 の大多数 は,以下 の ような 3 つの方法 のいずれかで学習す ることになるだろ う。

‑1 1 6‑

(11)

( a ) ロン ドン大学か ら与 えられた学習の手引 きを用いた独習。

( b) 私立または公立の教育機関における,パー トタイムまたはフルタイムの学生 としての学習。

( C)ケ ンブリッジにある国立継続教育 カレッジの ような,英国内の教育機関での通信教育。

( a ) の方法で学ぶ学生 は,全体 の50‑ 6 0%を占める 。 また, ( b) の方法は拡大 しつつある 。

ただ し,以下の ような学位 の取得 をめざす学生は,通信授業や独習は認め られず,ロン ドン 大学が認定 した教育機関で授業科 目を履修するために,登録 しな くてはならない。そ うした学 位 とは,ディプロマ ( 法律学),デ ィプロマ ( 経済学),科学士 ( 数学 ・コンピュータ ・統計学), お よび科学士 ( コンピュータ ・情報 システム)である 。

( 3) 費用

学生 の負担す る学費 は,英 国では相対 的 に安価 である 学部 レベルでは3‑ 4 年 間全体で約 2, 000 ポ ン ド ( 約392, 000 円)以下である また大学院 レベルでは,遠隔学習のための全 ての配 布物の費用が,3, 500 か ら 6, 000 ポ ン ド ( 68 6, 000 円か ら1 , 1 76, 000 円)である

( 4) 在籍期 間

学部 レベルでは 8 年間まで在籍可能であ り,大学院 レベルでは,5 年間まで とされている

9. 競 争

学外 プログラムは,2つの レベルで他 の教育機関 との競争 に耐 えな くてはならない。一つは, 英国の他 の大学 との間での海外の学生 をめ ぐる競争である 近年英国の大学が,金銭上の利益 のために海外の学生 を積極的にリクルー トするようになって きていることに起因する 。 もう一 つは,オープン ・ユニバーシティ等 との関係での,遠隔教育の市場での競争である 。

しか し,学外 プログラムは以下の ようない くつかの点で,他の教育機関 との競争では有利 な 立場 にある

( 1 )所得 で きる学位 は,通常 の学内学生 と全 く同様 のロン ドン大学の学位 である これは 社会的に価値が高い。

( 2)入学者 に人数制限が ない。 ロン ドン大学が要求する条件 を充たす学生 は,誰で も登録 で きる 。 自動 的に受 け入れ可能な数 を超 える希望者が殺到 した場合 には,大学 の 「 特 別入学許可パ ネル」が定期 的に会合 を開 き, これ らの希望者 を受入れることがで きる か どうか を決定す る

( 3)学習方法や場所 に条件 が ない。学生各 自は, 自分 に とって最適 な環境で学習で きる 。

他方で,他の大学では , 1 年程度 は英国に滞在す ることを要求 される 。

( 4) 学生 は, 自分の生活場所 に近い地域の施設で受験で きる 。

( 5)取得で きる学位 ・資格の幅が広 い。全体で40 以上 もある 。

( 6)学位取得 のための試験が厳格 である。 これは,柔軟 なアクセス を好 まない シンガポー ルや香港の政府 には魅力的である 。

‑1 1 7‑

(12)

( 7) 学位取得 のための費用が安 い。

( 8) 学生 にとっては, ロン ドンまで赴いて生活す るための費用がかか らない。一般 に,学生 は,通常 の大学 の授 業科 目を履修 す る学部 レベ ルの学生 よ りも,低 い額 の学費 を払 え ばよい。

他方,以下の ような不利 な点 もある 。

( 1 )古めか しい。

( 2) よ く知 られていない。

( 3)毎年,法律 の学位 の取得 をめ ざす学生の約6 0% が,第 2 学年で失敗 し中退 している 。

( 4) イン ドをは じめ とす る他 の多 くの国では , 「 学外学位」を提供 していると誤解 されている 。

10. 将 来

学外 プログラムの将来 は明るい。 この先 5 年 間で,登録す る学生 は33, 00 0 人以上 を超 えるこ とが予想 される。 また, ロ ン ドン大学 は,全体 として この制度 に積極 的 に関与 して きている。

また,1 88 0 年 に女性 に初めて学位 を授与 して以来,女性へ の高等教育の普及の面で,学外 プロ グラムが果た して きた役割 は極めて大 きい。 こうした役割 は今 日で も同様 であ り, この ことは 社会の中で積極的に評価 されている 。

<講演者 との質疑応答の要点 >

( 1 )歯学系統 の学位が取得可能であるが,実習 は どの ようになされるのか。

[ 回答]

歯学系統の学位 については,4 年 間の学習が必要 とされる 。 実習 については,通常 の学位 の 場合 とは異 な り,学生 はそのためにロン ドンに来 な くてはな らない。

( 2) 新 しい学位やデ ィプロマ を導入す る際 は, どの ような手続が必要か。

[ 回答]

これは複雑 である 。 まず重要 なことは,市場での需要があることを十分 に証明 しな くてはな らない。

( 3)科学修士 について,実習で指導教官 はつ くのか。

【 回答]

技術 の関連す る工学系統 の ような科 目については,通常の学内学生 とは異 な り,実習の要否 は 「 衡平」 の見地か ら判断 される 。 一般 には,科 目長の許可で,本人 によるプロジェク トで実 習関連科 目は完了で きる 。 ただ し,プロジェク トを実施 しない学生 は,他 の代替科 目をとるこ

とが要求 される 。

( 4) 学外 プログラム としては,大学のキ ャンパス ・ライフの重要性 をどの ように考 えているか。

[ 回答]

確 か にこれは重要である 。 しか し,環境条件が整 わないために通常のキャンパス ・ライフを

‑1 1 8‑

(13)

もてないが学位 を欲す る者 もいる 。 要求 される学力達成水準 を充たせ ば,彼 らに対 して も学位 を授与す ることは必要だ と,我 々は考 えている 。

( 5)学生 は学位取得 のための試験 で,口頭試問 を課 されるか。

[ 回答]

課す とい う規則 をつ くることは可能 だが,現段 階では課 していない。試験 の受験者が登録学 生 と同一人物であるか どうかの確認 は,大学院 レベルでは,大学側 はい くつかの宿題 を課 しそ の達成状況や程度 を把握 しているので,それ をとお してなされる 。 他方,学部 レベルでは何 ら 方法 はない。

( 6)学習教材 の著作権 をめ ぐる問題 はあるか。

[ 回答]

現在 までの ところ, コピー して販売す る等 の著作権 をめ ぐる問題 は起 きていない。

( 7)学外 プログラムのあ り方 に,学内政治は影響 を及ぼ しているか。

[ 回答]

学内政治のあ り方 は,学外 プログラムの隆盛 や衰退 に大 きな影響 を及 ぼ してい る。 とくに, 大学の各 カ レッジとの関係が重要である 。

( 8)「 主導 カレッジ」 とは,何 を主導す るのか。

[ 回答]

各 カ レッジが,授与す る学位 の質の維持 に主要 な責任 を負 う, とい うことである 。

おわりに

約 2 時間半 に及ぶ講演会であったが,わが国ではあ ま り知 られていないロン ドン大学学外 プ

ログラムについて,実証的なデー タにそった興味深い内容であった。質疑応答 も活発 になされ,

学位授与機構 による学位授与制度 との比較の観点か ら,様 々な意見交換が なされた。講演者の

ブル ックス氏 か らもわが国の制度 に関す る質問がな され,講演者 と出席者 との問ではお互いに

異 なる見地か ら双方の制度の理解が深 ま り,成功 の うちに幕 を閉 じた。

(14)

〔 ABSTRACT〕

Fr o m 1 8 58t ot hef u t ur e:s umma r yr e po r to ft hel e c t ur egl Ve nby Ms . J udi t hBr oo ks , De put yDi r e c t o r , Ext e ma lPr og r a mme ,

Uni ve r s l t yOfLo ndo n,1 7Fe b r ua r y1 997

Ma r iKOYANO*

Th ei n t r o d uc t o r yl e c t u r eo nt heUni ve r s i t yo fLo ndo nExt e ma lPr o g r a mme( ULEP)wa sg i v e na tt he Na t i o na lI ns t i t u t i o nf わ rAc a d e mi cDe g r e e s( NI AD)byMs .∫ . C. Br oo ks ,De put yDi r e c t o r ,o ft heULEP.

Fo rt hel a s tt woye a r st h eNI ADha sbe e nu nd e r t a k i ngar e s e a r c hp r o j e c tO ne Xt e ma lpr o g r a mme swhi c h a r ea do pt e dbys e v e r a l hi g he re d uc a t i o na li ns t i t ut i o nsi nt heUK o rUS.Th eNI ADsd e gr e e ‑ a wa r di ng s ys t e m i spa r t l ymod e l l e do nt h e s epr og r a mme s ・Thevi s i to fMs IBr o o kst ot heNI ADwa spa r to fi t s pr qj e c t ,a ndt hel e c t u r ewa sg r e a t l ya pp r e c i a t e dbya l li t spa r t l C l pa nt S .

Th eULEPha so neo ft h el o ng e s thi s t o r ya sa ni ns t i t ui o na l i s e de x t e ma lpr o g r a mmea l lov e r血ewo r l d・

Th eUni ve r s l t yO fLo ndo n,f o u nde di n1 8 3 6,wa so r ig i na l l yade g r e e ‑ a wa r di ngi ns t i t ut io nf o rs t u d e nt s whowe r ee d uc a t e di no t h e rhi g h e re d uc a t i o na li ns t i t u t i o ns . TheULEPwa se s t a bl i s he di n1 8 58ba s e do n t hi so r i g i na li d e a ・Th eUni ve r s l t yS t a r t e dt opr ovi d ei t so wne d uc a t i o ni nt hel a t e1 9 t hc e n t u r y ,b u tt he s l g ni f i c a nc eo ft h ePr o g r a mmeha sbe e nunc ha ng e d.Si nc ei t se s t a bl i s hme ntt heULEPha sr e ma rka bl y c o nt db ut e dt owi d e ni nga c c e s st ohi g he re d uc a t i o nbo t hi ns i d ea ndo ut s i det heU K.

Thec ur r e nts t a t eo ft heULEPc a nbes umma r i s e df r om va r i o usvi e wpoi nt s , I . e. ,i t spur pos ea nd mi s s i o n;d e g r e e st obea wa r d e d;c o l l e ge si nvol v e d( Le a dCo l l e g e s ) ;ma r ke t i ng;ma t e r i a l sa ndgui da nc e ; s t ud e nt s ;a ndc o mpe t i t i o nwi t ho t he ri ns t i t u t i o ns ・Thema i np ur pos eo ft heULEPi st owi de nt hea c c e s s t ohi g he re d uc a t i o nf o rpe o pl ei ns i dea ndo u t s i det heUK.I te na bl e spe o pl e ,whoc a n no ta t t e ndr e g ul a r c o ur s e spr ovi de dbyt heUni ve r s l t y,t Oa t t e ndpr og r a mme sf o ri t sde gr e e so rot he rc e r t i f i c a t e s .Al l s uc c e s s f uls t ude nt sa t t e ndi ngt hePr og r a mmea r et oobt a i nLondonUni ve r s i t yde g r e e s ,note x t e ma l de g r e e s . Thi sr e q ui r e sS t u de nt st or e a c hr a t he rhi g ha c a d e mi cs t a nda r da si tdo e sf o rr e gul a rs t ud e n t so f t h eUni v e r s i t y・Ei t he ru nd e r g r a dua t eo rpos t g r a d ua t ed e g r e e sa rea va i l a bl ei nawi d er a ngeo fs u b j e c t s , s uc ha sl a w, ma na g e me n t , ma t he ma t i c s , mus i c ,a g r ic ul t ur a ld e ve l o pme nt ,e t c . Ho we ve r ,e i t he rMphi lo r Ph. D c a nha r dl ybeo bt a i ne da sama t t e roff a c t .Ne w ma s t e rde g r e e sa r et obei nt r o duc e df r o m t he a c a de mi cy e a ro f1 9 98o n.Ma nyc o l l e g e si nt heUni ve r s i t yha vebe e ni n vo l ve dwi t ht h ePr o g r a mmei n r e s pe c to fe d uc a t i o n,a s s e s s me nto rq ua l i t ya s s u r a nc e .Si nc e1 991t hes t a f fo ft heULEPha sbe e nke e n o nma r ke t i ng,a ndt hea d v e r t l S l nga c t i vi t yha sbe e ns uc c e s s f uli nr e c r ul t l ngma nyS t u de nt s .St u de n t sa r e t obegl Ve nus e f ulma t e r i a l sf ors t udy,a nds uf f i ci e ntgui da nc ei st obeof f e r e dpa r t i c ul a r l yt o unde r g r a d ua t es t ud e n t s .ThePr og r a mmeha sbe e npo pul a ra mo ngs t ud e nt sf r om t heCommo nwe a l t h

*Le c t u r e r , Fa c u l t yo fl n t e ma t i o n a l Re l a t i o n s , Un i v e r s l t yO fS h i z u o k a .

‑1 2 0‑

(15)

c o u nt de s ,s uc ha sSi nga po r e,Ma l a ys l aO rHo ngKo ng.Thenumbe ro fr e gl S t e r e dJ a pa ne s es t ude nt sha s

be e ndo u bl e dt hi sy e a r.Al t ho ug ht heULEPha sbe e ns uc c e s s f ul l yd e ve l o pe ds of a r ,i ts ho ul d,i nt he

f ut ur e ,wi ni nt hes e ve r ec o mpe t it i o nwi t ho t he re duc a t i o na li ns t i t ut i o ns ,e i t he ri ns t i t ut i o nsr e c r ui t i ng

ma nyove r s e a ss t ude nt sf or丘na nc i a lr ea s onso rt heOpe nUni ve r s l t yWhi c hpr omot ec o nt i nul ng

e du c a t i o n. Co ns i d e r ingva ri o usa f f i r m a t i vef a c t o r soft hepr o g r a mme , ho we ve r , i t sf ut u r ei st obebr ig h t .

Th eULEPwi l lc o nt i n uo us l ybet a ki ngI t sS l gn i f i c a nts o c i a lr ol eo fwi de ni nga c c e s st ohi g he re d uc a t i o n

f o rva r ioust y pe so fpe o pl ei ns i d ea ndo ut s i d et heUK.

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参照

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