わが国における直接原価計算の利用実態 ( 2 ) 昭和 34‑49 年の動向
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(2) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑‑136 ー. 第5 4 巻 第 2号. |竺型~~吐?そ l~38I. 9 3I 40 I 4 1I 42 ,~~竺直也. 478. j ) : l : : : ( i : ; ; j ( (. r ; f d( 1 吋 1 1 1l げ [ T1 Tr 川 Tl T 向町 1 ! 判 防 ) 問 ( 問 叩 叫 ( 問 司. 譲 鞘 ; 諾仁 [ 日 己 一 ゴ. 守 1 吋 う 劃 │. 一円 一. 円 門 門門 ? 計 刑 ( 門 巾 ! 引iT 引 │ 門 !i.
(3) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 4 7 9. わが闘における直接原価計算の利用実態 (2) 〆政:ぞ. むと ひ同持'C(L. 砕 仰 山 い. %刊付万平吋!と辺二一一 " l . / ' ‑ .. ¥/一一「¥』一一‑. I ' Rl I lc士. 8 0 1. ¥戸/一. 7 0. 6 0. 5 0. 一 〆. 制度外て提抽. 3 0. 2 0. 1 0. ーす一ーすす ‑ 3 8 3 9 4 了江寸γ τ3" "4口口γ 一 → つF 昭和 仔. 図‑27 直接原価計算の採用状況:全業種 (%)30. 2 0. 制度内で部分的に. 二コ〈ノー¥¥. 1 0 .. 制度内て全般的に. 3 4. 出 町 却 正94041. 叫4'34'445品. 胡 (昭和 ‑i t ' ). 図‑28 直接原価計算の採用状況(制度として実施金業種. 奇%)50 40. ーゾ~\-------. 3 0 制J 宜外. 1 0. , . e. 距のつど. 昭如3 7相手引吹外で脅到命日〉. 2 0. ー へ ¥ . ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ¥ ノ 一 一 制~外で全般的 Jニ. 3 4. . 9 昭和-~.. 図‑29 直接原価計算の採用状況(制度外で実施金業種. ‑137‑.
(4) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑138‑. 第5 4 巻 第 2号. 4 8 0. < ; ' & ' 5 0. 図‑ ‑ 3 0 直接原価計算の採用状況(採用していない会業種. 響も重なっていると思われるが,特に,後述の業種別の状況からもうかがえる ように,特定の業種の偶然的な集計結果が影響したのではなかろラか。たとえ ば,東洋経済新報社の昭和 34年の調査にぶると,次の表 ‑23のような集計会担 数が得られていよ)そこでは. r制度外として採用』も含めて『採用している( E. が20社で, 35.19 ぢとなっている。関 ‑27の一般的動向とも勘案すれば,昭和 34 表‑23 直接原価計算の採否(昭和 3 4 年) 直接原価計算の採否 1会 社 数. 採用していない. ( 3 5 . 1 ) 2 0 (8 . 8 ) 5 ( 4 5 . 6 ). 入. ( 1 0 6 . 5 ). 採用している 計. 米. 関. 記. 中. 26. ろが現実的ではなかろうか。したがっ て,上記のよラな特殊な状況を一般化 しないように留意して,全体を眺める といくつかの特色がうかがえる。 まず,調査期間中では現在に最も近 い昭和 40年代末期の状況をみると,ほ @. ぼ次のようである。直接原価計算を制 5 7. 注 ( )内の数値は,会社構成比. (%)を示す。. 年当時の採用率は 40%弱といったとこ. 度として採用している会社は約 25%, 制度外で実施している会社は 50%弱 , 採用していない会社は約25%といった. ところが当時の概況であろう。直接原価計算を何らかの形で採用していると回 ( 1 5 ) 東洋経済新報社編, r 日本経営の解明.1,昭和3 6 年 , 1 9 7ぺージ。 ( 1 6 ) 東洋経済新報社編,前掲香, 1 9 7ページ。.
(5) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 4 8 1. わが国における直接原価計算の利用実態 (2). ‑139‑. 答した会社が 75%弱を占めるのだから,その普及率は標準原価計算のそれに匹 敵し,少なくとも表面的には直接原価計算もかなりの市民権を獲得したといえ よう。 しかし内容的に見ると,標準原価計算の場合に較べて.普及している割には手 離しで楽観できる状況にない,といった印象である。たとえば直接原価計算を 実施する会社 75%のうち,制度として実施しているのは約 1 / 3の25%のみで, 残り 2 / 3, およそ 50%は帳簿外の計算として実施しているにすぎない。標準原 価計算の場合に較べて,明らかに直接原価計算の実体は基礎が弱 L、感じを受け. /3 る。たとえ比較的少ない 25%であっても制度として実施すーる会社は,その 2 弱が全社的に採用するものであり,本格的な主導入であることがちかがえる。し かし制度外で実施する会社 50%についてみると,その約 3 /4C全体の 35%強〉は 部分的ないしは臨時的に直接原価計算を実施するにすきrない。制度外にあって は,日常的ないしは定期的に実施すると恩われる会社は比較的少ない。結局, 直接原価計算は,標準原価計算が制度としてそれを実施することを基調とし℃ いたのに対して,制度外でのみ実施することが主流をなし,しかも部分的ない しは必要のつど実施する場合が多いといえる。直接原価計算を実施する会社の およそ半数はそのような会社であるといえよろ。 ことであらためて言葉の意味を簡単に検討しておきたし、。表一訟の質問にあ るように,直接原価計算を「会計制度内で行っている」と L寸 場 合 に は , 正 規 の会計帳簿と密接な計算上の関連を保有しながら行われる直接原価計算が想像 され,かなり実体のはっきりした計算機構が思い浮かべられる。もちろん制度 として直接原価計算を行うといっても,そこからアクトプットされる原価情報 を無調整で公表財務諸表の作成に持込む制度が期待されるべきではない。調整 計算をするか期末に全部原価計算を実施するかはともかく,簿記機構と計算上 の関連を有しながら日常的に行われる直接原価計算がこの範鴎に含まれる主見 るべきであろう。質問 (3)で「会計制度外で全般的に行っている。 J , (4)で 「特殊原価調査の目的で必要の都度行う。 Jとあるような,制度外で行われる直 接原価計算の実体とはどのよラなものであろうか。たとえ制度外であっても,.
(6) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑140‑. 第5 4 巻 第 2号. 4 8 2. それが常時経常的にしかも広範囲に適用されるものであれば,たとえ会計帳簿 との直接的な関連はなくても,制度としての直接原価計算に類似したある程度 の実体が思い浮かべられる。しかし,必要のつどないしは部分的に制度外での み実施される直接原価計算となると,それがどのような形態をもっているのか, アシケートに応える会社によってかなりあいまいに受取られる可能性がある。 単に変動費と固定費を臨時的,部分的に区分する計算手続きを指すのであれ ば,後の節で触れるようにそれはすでに昭和初年後半において約 8 0 . %の会社で 行われている。たとえば標準原価管2理の一環として変動予算を導入している場 合には,製造間接費について閤・変の分解がなされる。そのような場合と「制 度外の直接原価計算」との区別は,ケースパイクースでかなりあいまいなもの になるのではないか。それでも,. r 制度外で実施」の回答状況を勘案すれば,. おそらく制度外の直接原価計算は,たとえ制度外であっても,どちらかといえ ば日常的ないしは定期的に実施され,ある程度乙/ステムとしてもまとまりのあ る計算秩序であって,制度としての原価計算の制約を補いながら主に利益計画 や予算編成のために適用される,国・変の分解を伴ラ計算手続が中心的なもの と了解する傾向があるのではないか。しかしこの点は必ずしも明白ではなし、 年代の米期の一時期の状況は上記のようであるが,調査期間 さらに,昭和 40 中の全体的な動向を眺めると次のよろな特色がうかがえる。まず図 ‑ ‑ ‑ 2 7による と,調査期末の上記のよラな状態は,期間中直接原価計算が普及した結果到達 したものであって,そのような状態が恒常的につづいていたのではないことが わかる。調査期間中,直接原価計算を何らかの形で導入している会社は,実質 的に 40%あたりから 70%強あたりまで増えたと思われ,逆に図 ‑ ‑ ‑ 3 0のように全 く直接原価計算を採用していない会担は 50%から 25%あ た り ま で 減 少 し て い る 。 40 年代後半はその傾向がややゆるやかになるような兆しも見えるが,概し て直接原価計算は期閣を通じて着実に浸透しつつあったといえる。この傾向を 標準原価計算の場合と比較すればどうであろうか。図 ‑13(本誌前号)と図‑. 27を重ねあわせて,両者の傾向をうかがうと,図 ‑31 のよラになる。両者の制 度および制度外を含めた全体の傾向には大きな差は見られないが,どちらかと.
(7) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 4 8 3. わが国における直接原価計算の利用実態 (2). ‑141‑‑. いえば意外に直接原価計算の方が普及率が高くなりが色であったけれども,近 年にいたっ℃その漸増傾向がやや鈍化し,標準原価計算と直接原価計算の差は 縮まりつつあるといった印象をラける。. l. 九. ,"彼原価 ~j. 7 0. w ' . !組問. 一 一. . . . . . . ‑ ‑ . . . . . . . . " ^ .. /. /¥〈. 6 0 '. /. ¥. V. i. ノ ヘ 、 / 根1 ' ¥ 1 :fJ;~ 罰百 J~jq 主将用 /. /V;̲/. j/川ぴブ〆. J. 4 ¥ : 二jhzdJ;〉. 叫 / ¥ /. 1 0. 3 43 5 3 63 73 8 3 9 ‑4 04 1. 花 つTす す コτ →ー←苛 (昭和-~,. 図‑‑31 標準原価計算および直接原価計算の採用状況:企業種 このような全体の傾向をもう少し内容的に見るとどうであろうか。制度とし からゆるやかな漸増傾向(ほぼ 10% →2 5忽弱)に ての直接原価計算は,図 ‑28 あったといえよう。制度内で全般的に実施するものと部分的に実施するものと の割合いには ほとんど変化がない。制度外でのみ直接原価計算を実施している i. 会担は,図 ‑29のように, 30%強あたりから 45%強まで漸増傾向にある。その 内訳を見ると,制度外で全般的に実施する会社にはほとんど変化がなく,部分 的ないしは必要のつど実施する会社が着実に漸治していることがわかる。結局, 直接原価計算の漸増傾向を内容的に見ると,制度として実施する会社と制度外 において部分的ないしは必要のつど実施する会社の割合いがゆるやかに増加し たことに帰因しているといえる。標準原価計算の場合には,その増加傾向はそ のまま標準原価計算制度の増加傾向を反映したものである,という実態がラか がえたが,それとやや対照的である。このような動向から見ても,直接原価計 算は,標準原価計算の場合に較べて,制度外の,中でも部分的ないしは必要の つど実施する形態が,事実としてこれまで主流を形成していたといえよう。.
(8) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 484. 第5 4 巻 第 2号. ‑142‑‑. ‑ 2 4 直接[彦、 Hlfirii~ の採用状況 J 業種別 表‑ ( 2 J. rl J. 1 3 1. 今. 度. 造船在位ディーゼル機関. 柏官概械麗輩出 I~. 鉄道) 1 '陶. B マ以 凡. その地製造 「 ー. i昭和). 一 3 4. 制度臨度外不掠瑚. A. ユ場地. ( 5 ). 1 4 1. 電坑機器光学時械自動車. 品内 J 同A昨. 一般i~'i' eJl品肥料ゴム. 祇 パ1 1 . ‑7 繊 維. ~lil~. ~~~I';'*i 計制州;ふG;. 制度 制度外 不採用. 五 十. ア ィl i / , L. ' t. 制度嗣引 外不出用. 計 ーー. 制度州 4 1 主 9 外)不 1 3 2 採用 計 1 1 1 4 1 . 9 ) 1 3 2 , 6 1 : 1 0 0 2 0,9. 、: 1 5,0 )1 7 0 . 0 1 : 1 0 0 1 1 0,0 3 1 4 2 0 2. 9. 1 8. 1 0 0, 6,4 1 2 5,0 1 1 0 0 ': 1 0,3 ',3 3,3 5 11 5 0,0 3 6[ : 2 5O I( 四 2 8 4 1 3 2 2 4 i. 371. t. 6,5 1 3 0 . 4 5 1 0 0 8 1 7 1 2 3 3. 4 4 . 4 1 2 7,8 ( 0 381 ¥ 7 1 1 6 0 1. 1 4. 2 5,0 )1 1 0 0 ) 1 9,4: : 5 0 . 0 1: 9 3 7 11 8 6. 4 3. )1 1 0 0 ) 4 2,2 1 5,4 : 3 8,5 11 4 6,2 : 1 1 0 0 J: )( 4 0,0 5 , 7: 34 . 3 :' 6 0,0 1 0 0 :: 11 1 7,8 6 1 8 1 9 1 8 4 5 2 1 2 2 1 3 5 5 1 8 3 9. 1 0 0 ) 3 7 . 5 1( 叩1 1 1 1: 3 3,3 11 4 7,9 ' 1 0 0 1: 2 0,3 4 0,6 1( 2,5 0 0 1 1 4,3 3 9,3 5 0,4 1 5 0,0 11 1 4,6 2 1 .2 1 6 1 3 4 8 1 3 2 6 2 4 6 4 4 1 8 1 7 2 8 5 6 6 2 6 1 1 2 2. 4,8 : 1 2,8 4 1 0 0 : 1 3,8 3 0 0 8 1 9 2 6 5 8 3 6. 2 2,4 、1 6 . 4 2 2 8 . 6 ): 9,8 1( 1 0 0 1 6,7 ,4 3 6,7 3,8 1 1: 1 凹) ( )1 1 0 0 1 1 4 4 1 . 7 :4 1 0. 5 1 4 1 8 1 1 4 9 1 4 3 9 2 8 4 5 2 0 2 1 I4 8. ,. 1 4 . 3 11 5 4,3 1 7,6 )1 5 5,9 ): 11 3 0,0 1( 0 0 ) 18,9 1回) 1 18 喝) 4 11 4 8,9 )1 :1 1 0 0 1( 10 0 1 2 3,5 0,0 : 3 0,0 : 1 11 3 7,8 3 0,3 )1 4 5,5 11 1 0 0 1( 1 52 )1 3911 6 1 8 3 4 1 0 3 8 2 1 7 0 1 7 0 4 2 2 1 7 4 5 9 5 1 3 3 1 3 2 8 2 0 1 5 1 0 0 ) 1 3,0 11 3 5 . 0 1 1 :}凹 l1 1 .7 1 1 14 3,2 1( 16 , 2 : 1 0 0 1 ;: 2 6,1 1( 2 9,7 5 6,5 1 : 1 4 3,3 ,3 1 1 50 , 0' 0 0 1 ' 1 2,5' 2 3 . 5 :1 1 5,0 8 1( 4 7 . 1 1( 1 0 0 1' 4 0[ ' 1 1 4 6 9 3 8 6 9 0 1 1 1 6 3 7 9 1 8 3 9 I2 6 1 9 6 0 5120 141 4 1 6 4 1 0 0 ) : 9. 41 ( 4 5 . 5: 1 5,2 1: 1 0 0 ): 2 2,4 11 5 3. 41 1 ; 2 4,1 11 1 0 0 1 11 3 8,1 1( 1 7 . 6 ;1 3 9,7 1i 3 8 . 2! 1( IOOi ,3 3 3,3 11 10 0 )1 2 3,8 1: 51.7 :( 2 7,6 1 1 7 1( 4 11 / 1 5 3 1 3 31114 5 8 4 2 1 2 2 7 2 616 8 1 3 1 5 3 8 2 9 1 0 1 4 1 6 5 3 6 . 8 )( 1 5 . 8 1: 1 5,7 1: 4 5 . 8 11 2 4,0 ' . ' 7: 10 0 0 1 1 0 0 : 1 4 4 . ' 7 1( 1 0 0, : 2 7,7 14 3 7,3 . 41( 1 0 0 : 2 0,0 ( 1: 4 ' 7,3 11 3 2,7 1 1 1 0 0 : 1 1( 36 1( 036 4 3 2 9 9 1: 4 21 9 2 6 3 3 8 3 7 5 1 7 1 4 8 1 3 3 8 2 1 1 12 6 1 8 5 5 1 1 2 8 1 8 4 6 6 1 1 0 2,1. 1 1 0 4 9 ) 1 1 0 4 3 ) 1 1 0 1 5 1 9 : 11 5 5. 7 : 1: 2 6,2 ) 6 1 0 0 11 3 7,5 2 6,1 1 4 2 2,7 3 9. 411 31.8 6 7 1 21.7)1 1 2 4 06,4 4 4 6,2 1: 3 0,8 ): 2 0,8 1 1 1 3 5. 41: 5 6,5 11 4 3 i'l 5~4 1 1 4 0 8 0 1 1 1 加) 0 34116 1 6 2 1 1 1 0 0 1 5 1 3 6 (!帥) 1 2 6 4 1 3 10117 1 8 ( 5 2 6 1 同 2 3 1 1 0 5,0 ) : 1 0 2 3 1 5 4,2 11 1 5,7) 1 1 0 0 ) 4,2 4 1 0 0 )1 3 2,5 3 2,5 6,5 :4 8,1 11 )1 ) 4 2 1 2 4,1 1( 1 6,3 ,3 2,6 4 11 11 4 1 3 2,9 3 2,5 4 0,7 1( 10 0 11 3 7,0 1 4 4[ : 1 11 1 3 8 3 Io o ) 2 7 1 3 1 3 ( 0 4 5 1 2 7 4 1 9 1 0 0 1 1 3 3 8 2 6 7 9 1 3 1 1 3 10 1 4 0 4 3 1 1 0 4,S ) : 1 0 4,5 ) 1 1 0 4,2 1 )( 4 6,3 )1 2 3,9 ) 7 2 8,4 3 0,3 1 6,7 1 凹) : ) 2 0 8,2 : 1 1 4 7,7 1: 2 0,5 1 4 3 3,3 11 3 4,8 )( 2 9,2 11 5 4,2 11 5 ( 4 0,5 :1 1 0 0 : 1 6 1 3 3,3 :1 4 5 1 1 2 1 o 8 :1 1 0 0 ) 9 3 1 1 6 ( 9 1 7 1 4 1 伺) 1 8121 1 0 0 1 2 2 2 3 2 0 6 6 3 1 1 4 1 7 4 2 6 7 2 4 4 4. o. i [. O I1 1 0 0 4 1 . 71 2 7,4 1 4 6 2 ; i 3 3 8 4 5 2. 4 9. , 2 6,3 : 4 2 . 1 11 1 2 3,7. 1 0. 1 6. 9. )( 2 6,2 1曲 } 1 )( 11 10 0 ) 5 7,1 5 0,0 1 2LlI1 3 6,8 :1 31 . 6 : : 3 3,3 11 I6 ,7 11 1 0 0 1( 4 . 3 ) ( 1 1 0 0 11 6 8 1 4 4 2 1 2 2 1 1 8 5 7 2 4 2 4 1 1 2 3 8. 1 0 0 1 1 1 帥j : 21.6 )1 2 0,0 2 3,3 1( 8,3 11 4 3,3 :1 2 8,3 1 1 凹) 1 11 2 0,0 11 : 2LlI: 4 2,)' : 31.6 1: 18 , 6~ 5 1 .2 i: 6 0,0 1: 1 0 0 :: 5 1 i O I I ' 2 1 i 6 1 (1師) 5 5 1 8 2 6 1 7 1 1 4 8 1 9 2 1 0 4 3 1 1 2 6 0 3 6. i 主内の数値は.各選択肢)J J I 会社数の椛 1 i J < : よ じ 1%.11年度別:1,純別)を引す。 I は)1l複問符;を含む.下側は震後回答を除いた,会社数を意 計」の数似を 2つ記載している場合J.制J 味する。 制}立 J. : i ! 1 i 1/主外一'円不採用」の合 z 討と,1 1. Jの数 1 、 白 2つ記.(¥1(している場合は上側)との義 1 1, 該 当 な 1.‑,および「問答なし の公判数に抗J ' ¥する l.
(9) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 一 143ー. わが国における直接原価計算の利用実態 (2). 485. ( 6 ). 1 8 ). ( 日. 1 9 }. 帥. iI輸ガス 需 輩 セ メ ン } ガラス. i 失鋼金属. 虹! t 手1 世鉱業柑練. 食品加ゴ. 水月! 崎明告臨迫. I. 屯 力 l t 賄新. 附印刷機械際情その地. ,,‑ヒ司 由度. 制度外 不拡凋. 1 I. 制度 側主外 不掠. ~-. m. 制位. 市 1 2 脱 .2 1出 1 4 6 度. 9 外)司1 4 、 持 0 . 8 河 1 ! 1 1 " 帥 1 1 6 4 9 2 3 2 0. 2 2 . 2 1: l O O J 1 3 3 . 3 :: 4 4. 41i 3 9 2 4. 3 8 . 5 }1 3 3 . 3 }1 3 3 . 3 1 ' 1 0 0 1 1 5 . 4 11 4 6 . 2 1' : 1 0 0 : 1 3 3 . 2 1: 2 5 6 6 6 6 1 8 1 3. 。. 3 5 . 7 1: 5 3 . 3 1( 3 0 . 0 11 1 0 0 11 14 . 3 )( 5 0 . 0 1¥ lO O ) 1 6 . 1 1 2 7 5 5 1 6 9 3 0 1 4. 1 0 0 : 3 3 . 3 6 6 . 1 , 4 6 2. 0 0 ) :7 . 7 1: 3 8 . 5 :: 46 . 2 :(l00: 1 3 6 . 411 1 8 . 2,1 4 5 . 5 1( 6 2 5 4 5 1 1 1 3. 制度. 、 探J I I 制主外 ィ. 。。. : 5 0 . 0 10 0 0 1 2 1. 。. 1 0 0 ) : 2 8 . 6 11 71 . 41 ( 2 5 7. 6 5 . 2 10 1 2 . 5 ) 1 5 0 . 01 1 6 . 1 1 1 0 0 11 2 i . 71:8 . 7 11 0 0 . 1 2 . 5 :' 1 0 0 : 4 9 . 0 3 8 . 2,1 8 5 2 4 9 1 5 4 4 2 4 1 8 2 3. 。. 1 0 0 1 5 3 . 8 }: 5 . 9 1: 1 1 . 8 ': 41 .2 1: 1 5 5 . 5 11 11 .1 11 4 7 . 6 1: 31 .7 1: 1 0 0 '0 5 . 4 11 3 0 . 8 11 1 0 0 11 1 0 0 1; 2 7 1 7 4 8 1 4 5 9 7 3 0 6 3 2 6 2 0. 2 . 2 1 3 5 . 0 1: 3 5 . 0 }1 1 0 0 1 2 ( 1 5 3 . 0 }1 2 7 7 2 0. 。. 1 0 0 1 :1 . 7 11 4 2 . 3 11 6 . 0 11 4 2 . 3 1( 1 0 0 1 1 1 0 0 11 2 2 . 0 : 4 2 8 . 0 1' 2 2 3 5 0 1 1 1 1 2 6 4 1 1 1 4. 21 .4 11 6 4 . 3 )1 2 5 . 0 11 7 5 . 0 1 1 7 . 1 1( 1 0 0 11 3 9 3 1 1 4 1 1 0 0 0 1 3. 。. 2 0 . 0 1 6 0 . 0 1 4 2 . 9 11 5 0 . 0 11 1 0 0 11 1 1 . 1 1: 6 7 3 1 1 4. 。. 1 0 0 1 8 1: 2 活0 11 : 12 . 5 : (43. 2 7 1 6 4. 制度 制度外 不揖刑. 制度外 不採用. 。. 2 . 1, 3 3 . 3 1 1 0 0 1 1 . 5 4 1 0 2 4 1 9 5 1. 1 0 0 3. ( 1 0 0 ): 6 . 9 1' 1 9. 4 2 3 .6 ' 5 4 1 1 1 1 4 5. 4 1 . 4 11 1 5 . 8 11 3 6 . 8 ): 1 0 0 1 3 9 7 1 9. o. 1 0 0 ) 2 8 . 6 11 4 2 . 9 11 2 7 3. 。. 9 . 1 3 6 . 4, ' . 10 0 ' 1 4 1 1. 3 3 . 3 1 3 3 . 3 1( 3 3 . 3 )( 1 0 0 1' 5 5 . 6 : 2 2 . 2 1: 1 6 . 7 11 1 0 0 1: 1 0 0 1 2 6 3 2 2 1 2 1 0 4 1 8. 。. 1 0 0、 3 4 . S }, 2 6 . 1 3 9 . 1 1 1 5 . 0 2 5 . 0 2 5 . 0 11 1 0 0 ( 0 0 1 2 6 0 . 0 1: 2 0 . 0 :' 2 2 . 4 11 4 8 . 2 :1 2 9 . 4 1' 2 0 . 0 , 10 0 11 1 41 .7 )( 3 3 . 3 1 1 0 0 1 8 9 4 3 5 1 9 4 1 2 5 8 5 6 2 3 5 1 2 4. 7 . 11 1 0 1 2 . 5 5 0 . 0 1 ( 3 5 . ' 7 11 3 5 . 1 1 2 8 . 6 1 1 5 1 5 41(100) 4 5 1 4 : 1 6 . 0 }: 3 2 . 0 11 1 0 0 : 4 4 . 0 1: 8 2 5 4 1 1. o. 1 0 0 0. 4 6 . 2 }: 1 0 0 1 1 5 . 4 11 3 8 . 5 1 : 2 6 5 1 3. 。. 1 0 0 0. l. 訂. 5. 3. 2 5 . 0 :1 31 .3 1' 5 0 . 0 ;' 5 0 . 0 1 4 3 . 8 1( 1 0 0 11 . 1 , : 1 0 0 :, 1 4 . 6 '' 4 6 . 3 1: 31 4 7 6 1 9 4 1 5 1 6 1 3. 1 0 0 8. 。. 6 . 2 :1 2 1 . 2 1 0 0 ; 3 4 . 6 4 2 4 1 8 1 1. : 1 0 4 . 31 1 01 . 9 21 . 71 2 5 0 . 0 1: 5 0 . 0 1 7 . 8 3 4 . 8 1 ': 4 ( 5 3 4 8 1 0 0 1 1 0 0 1 1 5 I: 5 2 2 3. 1 0 2 . 7 4 0 . 0 3 0 0, 4 . 1 2 1 .6 : 3 8 ' 0 . 0 :: 2 0 . 0 ' 1 8 . 9 5 6f 1 0 1 0 1 6 7 8 1 0 0 ; 8 4 2 0 2 0 3 1. 。o. 。. : 1 0 0 ) 2. o. 1 0 0 1 2. 0 0 1 1 0 0 . 0 1 2 2. 1 0 0 ) 2 0 . 0 1 1 3 1 . 5 11 2 5 . 0 11 3 1 . 5 1( 3 . 8 1 0 . 0 !/ 1 帥) : 1 . 3 1 2 6 4 2 5 . 0 ): 2 5 . 0 11 1 0 0 1 お1 J }: 6 2 . 5 11 1 2 . 5 11 1 0 0 :1 2 5 . 0 1、 1 2 5 . 0 11 5 8 2 0 1 4 3 9 5 2 8 3 3 3 、 l 9 2 8 6 1 5 5 8 2 l. 1( 16 . 1 : 1 0 0 1 1 2 5 . 0 1 (印 0 3 6 2 1 2. 2 0 . 0 11 2 0 . 0 : 1 3 . 0 1: 1 凹 l1 6 0 . 0 )1 0 0 1 : 1 8 . 5 1 6 1 4 . 8 11 3 5 1 1 4 2 1 5.
(10) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 第5 4 巻 第 2号. --144~. 486. 以上のよラな特徴は,企業種を含んだ調査対象全体について見たものである が,これを業種別に検討すると,果してどのような個別の特徴がうかがえるで. ‑ 2 4のように集計され,それを図に表わ あろうか。業種別の集計会社数は,表‑ すと図 ‑32‑41のようになる。ととでもやはり業種別の会社数となると数が少 なくなり,図の上で上下の変動が大きくなるから,相対的に業撞全体の場合よ りは,一定の傾向をラかがうことができ「にくくなる。中でも業種(7). ( 1 0 ) では,ほとんどそこに一定の状況を見出すことはできない。それにもかかわら ず,イ也の業種ではある程度業種別の状況を把握できるであろろ。. : : ‑ 々 守 守 二 一 8 0 併用していない. 7 0 白司、‑. 6 0. 制度外寸担鳩. 図‑ 32 直接原価計算の採用状況:(1)造船,建設等.
(11) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 4 8 7. わが閣における直接原価計算の利用実態 (2). 制点止/'回答亡しそ¥. J. v ‑A担凶詩. 詰)10 0. 9 0. ノ ヘr ‑ ‑ 持明 1 ̲ ' :,,~:,. 6 0 j. 5 0 1. 4 0 制度外 t策 協. 3 0. 2 0. 1 0 j. 〆ぐでf¥ 3 6 3 7 3 8 3 9 4 0 4 i 4 2 4 ' 3 4 4 4 5 4 6. 4 9 {昭和 ~Jf. 図‑33 直接原価計算の採用状況:(2) 精僚機械,産業機械等. 「 叫 ? : : ; と. 9 0. 8 0. 7 0 日 Ill-て、.~. 、. I. 6 0. 5 0. " 3 0 <. 20<. 1 0 <. 制度外?主総. べ小. 4 4 54 6 3 6 3 7 3 8 3 9 4 0 4 1 4 2 U 4. . 9. i 附利 1-.~~!. 図. . : . . 3 4 直接原価計算の採用状況:(3) 電気機器,光学機械等. 一145….
(12) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 第5 4 巻 第 2号. ‑‑146‑. 必8. %:100. 9 0. 相 1 1 夜外ご央総. 4 0. 3 0. 20i¥¥¥ 町. 制度土. 1 0. Lて主総. ~---36373S394õ4Í'τ243444546""一つE. ~, 3!5. 蘭接原価計算の採用状況:(4) 紙,パルプ等. 8 0 ; 0. ノ コ ド 人. 6 0. 5 0 : ¥ < i: l r 十ご災地. 4 0 i. f¥. 3 0 i. 川/¥九 1 0 i. l. 引1 > ) . . ~ ~て主総. ~一一一363738 四. 4o4i4243.4 4ττ46 一戸ー49 日制 勾. 図. ‑ ‑ 3 6 直接原価計算の採用状況:(5) 一般化学,薬品等.
(13) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 4 8 9. わが国における直接原価討算の利用実態 (2) %'110 1 0 0 9 0. 8 0 7 0. 6 0 5 0. . 0 30~. 20~. 1 0 l. t 制旺としご叫~. 一 一36 一 3 7一 3 ' 8 " : 3 9 一 . 0. 紛れ主いて州. 一一一 4 1 1 { { * 1 1 ‑可. 図‑37 直接原価計算の採用状況:(6)窯業,セメント等. .-ーー問答て~. l. はH J. 2 0. 図‑38 直接原価計算の採用状況:(7)鉱業,石炭等. ‑‑147‑.
(14) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 4 9 0. 第5 4 巻 第 2号. 一1 4 8 ‑ " ‑. V. W. M iJilして. ♀ル. 8 0. 7 0. 裡醐. r. ‑ " ‑. , , ‑" ‑. 6 0 5 0 制度外ご型地. 4 0 30~\. 1\. 、 、. ¥. ふ ノr ̲. 、. 20~\ト\/\j\ 101¥./ νr. I. 品 ~"i. てJ ム 祢. 一一一一一一一一一一 3 4. 3 63 7 .3 83 94 0 4 14 2 4 34 4 '4 54 6. 4 9. J 昭和 -~τ. 図" ‑ 3 9 直接原価計算の採用状況:(8) 鉄鋼,金属. 、今. 1 0 0. 9 0. い/. J!/ iliL3. : γ l パス/ 制度とザて 2 尾崎. 4 9. 出羽,‑句. 関‑40 直接原価計算の採用状況:( 9)食品加工,水産等.
(15) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 4 9 1. わが国における直接原価計算 の利用実態 (2). ‑‑149‑. u. 9 0. 8 0. 7 0. 6 0 5 0. 4 0. 3 0. 2 0. 1 0. 図‑ ‑ 4 1 践接原価計算の採用状況:( 1 0 )遂輸,ガス等 各業穏を眺めると,採用の形態を関わたければどの業種とも}様に I 直接原価 計算は増加傾向にあり,減少する業種目はないといえよう。しかし,各業穫の細 部を含めてあらためて眺めなおすと,業種によって微妙な採用状況の違いがう かがえる。そのような違いによって,業穫をいくつかにグノレ ←プ分けすること i. ができるであろう。その違いはそれほど大きなものではないが,たとえば 3つ のグループに分けることができる。第 1のグループは(1)‑(3),第 2グ ノ レ ープは (5),(6),(8),第 3グノレープは(4 . ),(9) である。 第 1グループの形態別と全体の採用状況の動向はほぼ次のようゆである。 制度して実施. 10%前後→25%弱. 制度外で実施. 30%前後→40‑50%. 全体. ほぼ40% → 65%前 後. このグループでは,だいたい直接原価計算制度も制度外の計算もゆるやかに伸 びており,堅実な印象を与えるが,他の業種との比較では,少くとも昭和 4 9年 までは,制度内外ともに直接原価計算への取組みが期間中業種全体の動向〈図.
(16) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 第5 4 巻 第 2号. ‑150ー. 4 9 2. ‑27) を越えることはほとんどない。採用会社の動向は業種全体の動向より多. rが遅れていたり,進行のスピー 少ともゆるやかな傾向がある。むしろスタ ‑ ドがゆるやかであったり,部分的に業種全体の動向より取組みが多少遅れがち な要素が見受けられる。業種(1), (3)の直接原価計算制度,業種 (2)の制 度外の直接原価計算のよラに期間中にほぼ全体の動向まで遅れを取戻している 函もあるが,まだ業種全体の水準以上ではなし、。全体としての動向が,前述の ように,だいたい 制度として実施. ほほ:10%→25%弱. 制度外で実施. 30%強 →45%強. 全体. ほぼ 40% → 70%強. のようであると思われるから,それほど大きな差ではないが,概して調査期間 中は,業種全体より対応が遅れがちな業種であったといえよう。 第 2グループの採用状況はどうであろうか。そのグループのうちで業種 (5),. (8)の状況は次のようである。 制度として実施. 15%前後→25%弱. 制度外で実施. 45%前後→55%前後. 全体. 60%前後→80%弱. 同じグループに属する業種 (6)を見ると,. だいたい次ような状況がうかがえ. る 。 制度として実施. ほぼ 10% → 25%. 制度外で実施. ほぼ 15% → 55%. 全体. ほぼ25%→ 80%. 第 2グノレープを第 1グノレープと較べると,制度としての直接原価計算は全体的 動向とほぼ一致しており,それほど大きな途いはないが,制度外の計算の利用 状況に特徴的な差がある。業種 (5),(8) では第 1グループよりも制度外の計 算を実施する割合いが全体的に高く,業種 (6) では制度外の計算の伸びがき わめて急速である。業種 (6) では,スター卜が遅れていても,調査期間末に は直接原価計算を採用する会社は,業種 (5),(8) の水準に追付いている。.
(17) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ わが国における直接原価計算の利用実態 (2). 4 9 3. ‑‑151‑. いずれにしても制度外の直接原価計算の利用が相対的に他の業種より活発であ るところがこのグループの特徴であり,総じて第 1グループよりも直接原価計 算の普及は進んでいる。 最後に第 3のグノレープの業種 (4), (9) の特徴はどうであろうか。その概 況は次のようである。 制度として実施. 10%i 前後→ 45‑50%. 制度外で実施. 30%または45%弱でほぼ横這い. 全体. 40‑45%→ 80%強. このグノレープ‑c特徴的な点は,制度しての I 自接原価計算にある。制度外の直接 原価計算の割合はそれほど高くはない状態でだいたい横這い傾向にあるが,直 接原価計算制度の割合いは他の業種に較べてきわめて顕著に伸長している。こ のグノレ ープでは,いずれの業穫も直接原価計算を実施する会社のうち優に半数 l. 以上がそれを制度としており,むしろ制度として実施する場合が主流を成して いる。 以上のような業種別の実態を総じていえば次のように要約できる。総じて直 接原価計算はどの業種でも採用が進行しつつあり,その点、での異同はない。し かし進行過程や進行の結末については業穏によって多少の異同があり,概して 業種(1)' " "(3)の主として部品組立型の産業では,直接原価計算に対する応 対がやや慎重ないしは遅れがちな感がある。それに対して業種 (4)‑(6),. (8), (9) の主として装置型の産業は,. 相対的に直接原価計算の採用に積極. 的であったといえよう。そこでは,直接原価計算制度または制度外の直接原価 計算のいずれかに対して,導入の姿勢に普 通以上の積極性がうかがえ,結果と n. して,直接原価計算を利用する会社が平均以上に多くなっている。東洋経済新. 3年の調査でも,明細は不明であるが,直接原価計算は「とく 報社による昭和 3 に,紙・パノレプ,化学,食品などの業種で目だつで採用されている。」としてい る。われわれの分析で、は,食品はその当時それほど目立っていず,これ以外に. ( 1 7 ) 東洋経済新報社編,前掲誉, 1 9 7ページ。. •.
(18) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 、. ‑152‑. 第54 巻 第 2号. 4 9 4. e. 鉄鋼・金属が目立っていると思われるが,概ね「調査」の結果と矛盾せず,イ以 ているといえよう。 以よ,商談原価計算の採用状況の要点は次のよろである。. (1) 昭和40年代末期の状態は,直接原価計算を採用している会社の割合い が70%強から 75%弱といったところであり,その内訳は,およそ 25%が議 接原価計算を制度として実施している会社, 50~ぢ弱が直接原価計算を制度 外でのみ実施している会社である。直接原価計算を採用する会社のおよそ 半数は,制度外で部分的ないしは必要のつど実施しているものである。. (2) このような当時の一般的状態は,調査期閣を通じて直接原価計算の採 用会社が漸増した結果によるものであり,当初からそのような状態にあっ たわけではない。そのような動向を示すのは,形態的には直接原価計算制 度および制度外の部分的ないしは臨時的な計算がなだらかに増加したこと による結果である。 (3) 総じて繭接原価計算は,標準原価計算の場合に比して,表面的にはそ. の採用の水準は同じ程度であるといえる。しかし内容的に吟味すると,標 準原価計算に絞べて制度化の傾向はゆるやかであり,また調査期間米に制 度化を果している会社構成比もおよそ 25%で,標準原価計算の 5 0 9 ぢに較べ て基盤が弱々しい印象をうける。少くとも昭和 40年代末期で直接原価計算 の主流を形成するのは,相変らず制度ではなくて,制度外で部分的ないし は臨時的に実施するものである。おそらくこの傾向は当分はつづくであろ う 。. (4) 業種別の状況をうかがうと,ほぼどの業種も菌接原価計算の導入は進 行しているといえよう。しかし相対的には,主として組立型産業はこれま でのところ直接原価計算への対応はやや遅れがちであり,食品業や装置型 産業は,それぞれにそれよりは前向きで素早い導入をしてきたように恩わ れる。.
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