15
都
市
計
画
マ
ス
タ
ー
プ
ラ
ン
見
直
し
の
基
本
的
考
え
方
第
1
章
1 見直しの背景と目的
第
2
章
浦
安
市
の
現
状
と
特
性
16
浦安市の沿革
1
◦浦安市は、千葉県の西部に位置し、東と南は東京 湾に面しており、北は市川市と陸続きで接し、西 は旧江戸川を挟んで東京都江戸川区に隣接してい ます。市域面積は約
16.98
㎢、人口16
万人超 (2013
年)を有しています。◦地形的には東京湾の湾奥、旧江戸川の河口部デル タ地帯に位置する平坦地であり、河口部の三角洲 や広大な干潟を埋立ててできた土地が市域の約
3/4
を占めています。◦東京駅から直線で約
12km
の距離にあり、東京 メトロ東西線で大手町駅から浦安駅までは約16
分、JR
京葉線で東京駅から新浦安駅までは約18
分と至近の位置にあります。また、市内のほ ぼ中央を横断する首都高速湾岸線を利用して羽田 の東京国際空港まで約15
~20
分、東関東自動 車道で成田の新東京国際空港まで約45
分の距離 にあり、交通利便性の高い都市です。1
概況
■浦安市の広域的な位置
17
1 浦安市の沿革
浦
安
市
の
現
状
と
特
性
第
2
章
2
都市形成の経緯
●近世以前
浦安は旧江戸川河口の低湿地でした。いつごろから人が定住 し、集落が形成されたのか、伝説では平安時代末期とも鎌倉時 代とも言われています。
安土桃山時代、徳川家康が江戸に入府すると、浦安の3村は 行徳領として徳川家の直轄地となりました。
当代島では大規模な潅漑用水がひかれ、新田を開発し、農業 に力が入れられました。堀江・猫実も集落の外に新田を広げる 一方、漁業が盛んになり、江戸時代を通じて、浦安は半農半漁 の村として基盤を築いてきました。
●明治から昭和
30
年代明治
22
年、堀江・猫実・当代島の3村が合併して浦安村が 生まれました。のどかな漁村であった浦安村も、明治42
年に は人口8
千人を超え、浦安町となりました。第二次世界大戦を経て昭和
30
年代後半までの浦安は、境川・ 船圦川の川岸に千数百隻の漁船がつらね、川岸に漁村集落が立 地する漁師町でした。集落の南と東には水田が開け、旧江戸川 の河口には大三角、小三角、見明島の三角洲、海岸の堤の外に は東野、沖の割の洲が連なり、アシやヨシの一大湿原となり、 浅瀬の海ではノリやアサリ・ハマグリの養殖が行われ、浅海漁 業地として栄えました。●旧市街地の都市基盤整備
堀江・猫実の境にある境川と当代島の船圦川の川岸を中心に 形成される旧市街地の周辺に広がる水田は地盤沈下のため自然 排水が困難となり、これに対処するため、昭和
39
年より土地 改良事業が始まりました。また、営団地下鉄東西線の延伸計画が具体化し、新駅設置 が決定されたことから、地権者の協力のもと区画整理事業 (
1.0ha
)を行い、駅前広場を整備しました。その後、昭和
44
年営団地下鉄東西線が開通し、浦安駅がで き、日本橋から約18
分で結ばれるようになったことから、急 速に市街化が進展しました。●埋立事業と都市基盤整備
昭和
30
年代に入ると、旧江戸川上流部の工場排水や生活排 水などにより漁場が汚染され、漁業の漁獲高は年々減少の一途 を辿りました。このようななか、大三角への大遊園地構想が持 ち上がり、これらを契機に埋立事業が具体化しました。昭和江戸末期の浦安を描いた名所江戸百景の一景
出典:浦安市史まちづくり編
大正時代の境川新橋付近
出典:浦安市史まちづくり編
昭和23年の市域と現在の市域の比較
18
50
年に完了した第1
期埋立事業と、昭和55
年に完了した第2
期埋立事業によって浦安市の面積は約4
倍に拡大しました。 第1
期埋立事業は昭和40
年に着工、50
年に完成し、住宅 用地・工業用地・レクリエーション用地が形成されました。住 宅用地の大部分は大規模住宅開発により整備され、昭和50
年 代半ばに住宅供給のピークを迎えました。工業用地は鉄鋼流通 基地として計画され、墨田区・江東区など都内の鋼材流通業者 の組合による集団移転用地として、昭和44
年に完成しました。 埋立地の西端部約200ha
は、昭和50
年末から52
年末に かけて株式会社オリエンタルランドに引き渡され、東京ディズ ニーランド®が昭和58
年に開園しました。舞浜地区では、開園以来、順調に入園者数を伸ばしてきた東 京ディズニーランド®に加え、平成
13
年に東京ディズニーシー®開園、平成
20
年には東京ディズニーランドホテルがオープ ンするなど、レジャー施設としての魅力をさらに増し、周辺の ホテル群とともに東京ベイエリアの一大リゾートゾーンとして の発展を遂げています。昭和
63
年には、JR
京葉線の暫定開業に伴い、新浦安駅と 舞浜駅が整備され、新浦安駅は新たな拠点として商業・業務・ 文化・宿泊・住宅などの複合した市街地として、ダイナミック な景観を形成するに至りました。一方の舞浜駅は、東京ディズ ニーリゾート®の玄関駅として整備され、固有の景観を形成し ています。第
2
期埋立事業は昭和47
年に着工、55
年に完成しました。 港地区は、昭和48
年に第2
鉄鋼団地の用地が分譲され、昭和55
年には日本最大の機能を誇る鉄鋼流通基地が生まれました。 日の出・明海地区は日本住宅公団(現都市再生機構)に、高 洲地区は一部を漁民優先分譲地として分譲されました。 日の出・明海・高洲地区は、平成7
年に浦安地区第二期住 宅地基本計画(変更)が策定され、この計画に基づき、水際線 に親しめる空間の創出や、シンボルロード沿いのタウンセン ターの配置を通じて、都心近接の複合機能都市の形成を目指し たまちづくりを進めてきました。昭和63
年にフォーラム海風 の街が街開きして以降、平成6
年には高層住宅街区の入居開 始など多様な住宅供給を始め、住環境と調和する商業・業務・ 文化・スポーツ・レクリエーション・教育施設を整備しました。 しかし、平成13
年の市川二期埋立計画の中止や社会情勢の変 化などにより、平成19
年に策定された浦安地区第二期住宅地 基本計画(変更)に基づき、現在まで開発が進められ、未利用 地も少なくなってきたことから、開発も終盤を迎えています。土地改良事業、埋立事業の区域
出典:市街地環境情報ブック
新浦安駅(第一期埋立事業)
19
1 浦安市の沿革
浦
安
市
の
現
状
と
特
性
第
2
章
3
東日本大震災の被害の概要
平成
23
年3
月11
日14
時46
分、三陸沖を震源とするマグニチュード (Mw
)9.0
の東北地方太平洋沖地震が発生し、浦安市においても震度5
強 を観測しました。この地震と余震の影響で、埋立てにより造成された中町 地域及び新町地域を中心に、多くの場所で液状化現象による土砂の噴出や 地盤沈下が発生しました。液状化に伴う噴出土砂や地盤の変動は、本市の震災被害の大きな特徴で あり、道路の通行障害を招いたほか、下水道管などへの土砂の流入により 管の閉塞を引き起こし、下水道の使用制限を招きました。
多くの戸建住宅などでは、液状化に伴う地盤沈下により建物の沈下・傾 斜の被害がありました。また、敷地内に噴出した大量の土砂が敷地内の排 水設備に流入するなど、設備配管にも被害が及びました。
大規模集合住宅では、建物本体に大きな被害は発生しなかったものの、 建物周辺の地盤沈下により出入口などに段差が生じ、ライフラインが切断 されるなどの被害が発生しました。
小・中学校や公民館、幼稚園、保育園などの公益施設では、基礎杭を造 成していたため躯体本体部分の損傷がほとんど見られず、安全に使用でき る状態でしたが、液状化に伴う地盤沈下により周辺地盤と建物本体との間 に段差が生じ、給・排水管やU字溝、雨水枡などが著しい損傷を受け、施 設の機能が停止しました。また、学校の校庭などでは、液状化現象による 土砂の噴出により、避難行動や避難所の開設、運営を行う際に支障となり ました。
20
浦安市の現況と特性
2
人口及び世帯数は、昭和
50
年代から急速に増 加し、平成23
年3
月末に165,128
人、73,341
世帯となりましたが、平成24
年3
月末時点では162,679
人、72,196
世帯となっており、1
世帯1
人口・世帯の動向
あたりの世帯人員は
2.25
人となっています。また、 年少(15
歳未満)人口比率16.2
%、生産年齢(15
歳以上65
歳未満)人口比率71.1
%、高齢(65
歳 以上)人口比率12.7
%となっています。■人口・世帯数の推移
■年齢別人口の推計
1976 (S51) 2012(H24) 2013(H25) 2014(H26) 2015(H27) 2016(H28) 2017(H29) 2018(H30) 2019(H31) 2020 (H32)
浦安市
千葉県
全 国
1980
(S55) (S59)1984 (S63)1988 (H4)1992 (H8)1996 (H12)2000 (H16)2004 (H20)2008 (H24)2012
(%)
(%)
人口
世帯数
0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000
0∼14 歳 15∼64 歳 65 歳以上
A 農業,林業 D 建設業 G 情報通信業 J 金融業,保険業
M 宿泊業,飲食サービス業 P 医療,福祉
S 公務
B 漁業 E 製造業
H 運輸業,郵便業 K 不動産業,物品賃貸業 N 生活関連サービス業,娯楽業 Q 複合サービス事業
C 鉱業,採石業,砂利採取業 F 電気・ガス・熱供給・水道業 I 卸売業,小売業
L 学術研究,専門・技術サービス業 O 教育,学習支援業
R サービス業
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
A B F G H J Q S
D E K L N O P R
(人・世帯)
0 20 40 60 80 100
16.2 15.9 15.7 15.4 15.1 14.9 14.5 14.1 13.7 25.7 25.4 11.2 I 25.7 13.4 13.3 M 12.9 71.1 70.5 69.9 69.4 69.3 69.1 69.1 69.2 69.2 12.7 13.6 14.4 15.2 15.6 16.0 16.4 16.7 17.1
住宅用地 27.7%
商業用地 13.7%
工業用地 5.4% その他の空地 7.6%
公園・緑地等 8.5% 道路用地 18.7%
鉄道用地 0.6%
河川・水面・水路 1.6%
海浜・河川敷 2.5%
運輸施設用地 6.2% 文教・厚生用地 6.4%
公共用地 1%
資料:昭和60年までは住民基本台帳人口、昭和61年からは住民基本台帳人口及び外国人登録者数 各年3月末現在
資料:
平成24年度人口推計
平成24年4月1日現在
1976 (S51) 2012(H24) 2013(H25) 2014(H26) 2015(H27) 2016(H28) 2017(H29) 2018(H30) 2019(H31) 2020 (H32)
浦安市
千葉県
全 国
1980
(S55) (S59)1984 (S63)1988 (H4)1992 (H8)1996 (H12)2000 (H16)2004 (H20)2008 (H24)2012
(%)
(%)
人口
世帯数
0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000
0∼14 歳 15∼64 歳 65 歳以上
A 農業,林業 D 建設業 G 情報通信業 J 金融業,保険業 M 宿泊業,飲食サービス業 P 医療,福祉
S 公務
B 漁業 E 製造業
H 運輸業,郵便業 K 不動産業,物品賃貸業 N 生活関連サービス業,娯楽業 Q 複合サービス事業
C 鉱業,採石業,砂利採取業 F 電気・ガス・熱供給・水道業 I 卸売業,小売業
L 学術研究,専門・技術サービス業 O 教育,学習支援業
R サービス業
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
A B F G H J Q S
D E K L N O P R
(人・世帯)
0 20 40 60 80 100
16.2 15.9 15.7 15.4 15.1 14.9 14.5 14.1 13.7 25.7 25.4 11.2 I 25.7 13.4 13.3 M 12.9 71.1 70.5 69.9 69.4 69.3 69.1 69.1 69.2 69.2 12.7 13.6 14.4 15.2 15.6 16.0 16.4 16.7 17.1
住宅用地 27.7%
商業用地 13.7%
工業用地 5.4% その他の空地 7.6%
公園・緑地等 8.5% 道路用地 18.7%
鉄道用地 0.6%
河川・水面・水路 1.6%
海浜・河川敷 2.5%
運輸施設用地 6.2% 文教・厚生用地 6.4%
21
浦
安
市
の
現
状
と
特
性
第
2
章
2 浦安市の現況と特性
市内就業率は、東京市部の東久留米市や埼玉県新座市と 同程度の約
31
%となっているものの、昼夜間人口比率は98.4
%と周辺市と比べ高くなっています。これは、通勤な どの市外への流出人口と市外からの流入人口がほぼ同じであ ることによります。産業構造を事業所数で見ると、第一次産業の比率が低く、 卸売・小売業、サービス業、飲食店・宿泊業などを含む第三 次産業の比率が高いのが特徴です。
事業所数、従業員数の推移は、人口増を背景として全国平 均、千葉県平均を上回った伸び率となっています。
産業の特徴は、日本一の機能を誇る鉄鋼団地と東京ディズ ニーリゾート®が立地していることがあげられます。これら の産業の維持と、市内のその他の産業とのバランスのとれた 振興が課題となっています。
商業については大型店の割合が高く、地元商店会のなかに は衰退が著しいところも見られ、地元商店会の振興も課題と なっています。
2
産業の動向
■市内就業率と昼夜間人口比率
■事業所数・従業者数の推移
■産業分類別の事業所数構成比(※構成比が10%以上の産業分類のみ数値を掲載)
資料:平成22年国勢調査 市内就業率 昼夜間人口比率
八千代市 35.8% 86.7%
佐倉市 34.5% 80.8%
船橋市 33.6% 84.2%
草加市 33.3% 85.5%
浦安市 31.5% 98.4%
東久留米市 31.1% 80.1%
新座市 30.5% 86.2%
小平市 29.5% 88.8%
四街道市 29.5% 80.0%
北区 29.4% 81.7%
白井市 29.2% 81.4%
練馬区 28.7% 82.1%
市川市 28.5% 81.7%
清瀬市 28.3% 83.4%
朝霞市 28.1% 84.1%
調布市 28.1% 87.7%
世田谷区 28.0% 92.7%
杉並区 27.8% 87.4%
武蔵野市 27.2% 110.5%
三鷹市 27.1% 89.4%
和光市 26.1% 84.8%
鳩ヶ谷市 26.1% 75.6%
目黒区 26.0% 109.3%
西東京市 24.7% 80.0%
中野区 23.9% 91.9%
浦安市 千葉県 全国計
事
業
所
数
H3 3,755 212,598 6,753,858 H8 3,678 214,707 6,717,025 H13 3,729 206,792 6,350,101 H18 4,097 194,817 5,911,038
従
業
員
数
H3 54,216 1,978,030 60,018,831 H8 61,909 2,147,657 62,781,253 H13 76,700 2,132,282 60,158,044 H18 82,104 2,052,521 58,634,315
1976 (S51) 2012(H24) 2013(H25) 2014(H26) 2015(H27) 2016(H28) 2017(H29) 2018(H30) 2019(H31) 2020 (H32)
浦安市
千葉県
全 国
1980
(S55) (S59)1984 (S63)1988 (H4)1992 (H8)1996 (H12)2000 (H16)2004 (H20)2008 (H24)2012
(%)
(%)
人口
世帯数
0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000
0∼14 歳 15∼64 歳 65 歳以上
A 農業,林業 D 建設業 G 情報通信業 J 金融業,保険業
M 宿泊業,飲食サービス業 P 医療,福祉
S 公務
B 漁業 E 製造業
H 運輸業,郵便業 K 不動産業,物品賃貸業 N 生活関連サービス業,娯楽業 Q 複合サービス事業
C 鉱業,採石業,砂利採取業 F 電気・ガス・熱供給・水道業 I 卸売業,小売業
L 学術研究,専門・技術サービス業 O 教育,学習支援業
R サービス業
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
A B F G H J Q S
D E K L N O P R
(人・世帯)
0 20 40 60 80 100
16.2 15.9 15.7 15.4 15.1 14.9 14.5 14.1 13.7 25.7 25.4 11.2 I 25.7 13.4 13.3 M 12.9 71.1 70.5 69.9 69.4 69.3 69.1 69.1 69.2 69.2 12.7 13.6 14.4 15.2 15.6 16.0 16.4 16.7 17.1
住宅用地 27.7%
商業用地 13.7%
工業用地 5.4% その他の空地 7.6%
公園・緑地等 8.5% 道路用地 18.7%
鉄道用地 0.6%
河川・水面・水路 1.6%
海浜・河川敷 2.5%
運輸施設用地 6.2% 文教・厚生用地 6.4%
公共用地 1%
資料:平成21年経済センサス-基礎調査
22
浦安市は、全域市街化区域であり、 住 宅・商 業・工 業・運 輸 施 設・公 共・ 文 教 厚 生 用 地 を 合 わ せ た 宅 地 面 積 は
1,101.6ha
になり、全市の60.4%
にな ります。この内、住宅用地は505.2ha
であり、宅地の約半分が住宅用地で占め られています。全建物の
8
割強が住居系で、商業・業務系の建 物は、浦安駅周辺、新浦安駅周辺、これらを結ぶや なぎ通りと大三角線沿道、アーバンリゾートゾーン に集中しています。運輸・工業系の建物は鉄鋼通り・港・千鳥地区及
3
土地利用の状況
4
建物利用・住宅の状況
1976 (S51) 2012(H24) 2013(H25) 2014(H26) 2015(H27) 2016(H28) 2017(H29) 2018(H30) 2019(H31) 2020 (H32)
浦安市
千葉県
全 国
1980
(S55) (S59)1984 (S63)1988 (H4)1992 (H8)1996 (H12)2000 (H16)2004 (H20)2008 (H24)2012
(%)
(%)
人口
世帯数
0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000
0∼14 歳 15∼64 歳 65 歳以上
A 農業,林業 D 建設業 G 情報通信業 J 金融業,保険業
M 宿泊業,飲食サービス業 P 医療,福祉
S 公務
B 漁業 E 製造業
H 運輸業,郵便業 K 不動産業,物品賃貸業 N 生活関連サービス業,娯楽業 Q 複合サービス事業
C 鉱業,採石業,砂利採取業 F 電気・ガス・熱供給・水道業 I 卸売業,小売業
L 学術研究,専門・技術サービス業 O 教育,学習支援業
R サービス業
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
A B F G H J Q S
D E K L N O P R
(人・世帯)
0 20 40 60 80 100
16.2 15.9 15.7 15.4 15.1 14.9 14.5 14.1 13.7 25.7 25.4 11.2 I 25.7 13.4 13.3 M 12.9 71.1 70.5 69.9 69.4 69.3 69.1 69.1 69.2 69.2 12.7 13.6 14.4 15.2 15.6 16.0 16.4 16.7 17.1
住宅用地 27.7%
商業用地 13.7%
工業用地 5.4% その他の空地 7.6%
公園・緑地等 8.5% 道路用地 18.7%
鉄道用地 0.6%
河川・水面・水路 1.6%
海浜・河川敷 2.5%
運輸施設用地 6.2% 文教・厚生用地 6.4%
公共用地 1%
資料:平成23年土地利用現況調査
び北栄四丁目に集中しています。
集合住宅に居住する世帯が全世帯の約8割を占め ています。
耐用年数※を経過した住宅棟数は、元町地域の堀 江・猫実・当代島地区、中町地域の美浜・弁天・海 楽・富岡地区で高くなっており、今後これらの維持・ 更新が課題となっています。
23
浦
安
市
の
現
状
と
特
性
第
2
章
2 浦安市の現況と特性
都市計画道路は
15
路線で、総延長は38,090
m、 整備率は85.4
%(平成23
年末現在)となっており、 ほぼ整備されています。第二東京湾岸道路及び一部 整備を行っている都市計画道路3
・1
・2
号の整備が 課題となっています。堀江・猫実・当代島地区のうち、土地改良事業を 行っていない区域では、
4
m未満の道路が多く、狭 あい道路の拡幅など、生活道路の整備が課題となっ ています。東日本大震災では、シンボルロードなどの幹線道 路で、車道部の舗装路面にひび割れや隆起、陥没な どの路面変状が生じ、被害部分から大量の土砂が噴 出し、通行障害が発生しました。
5
道路・交通の状況
震災時に緊急車両の通行を確保するため、緊急輸 送道路となる重要な路線の液状化対策が求められて います。
鉄道は、浦安駅、舞浜駅、新浦安駅が都心と千葉 方向を結ぶように運行され、舞浜駅からはアーバン リゾートゾーンを周回するディズニーリゾートライ ンが運行しています。
24
下 水 道 の 普 及 率 は 市 域 面 積 の
93.3
%に達し、整備区域内の人口カ バー率は99.8
%となっており(平成23
年度末現在)、元町地域にある一 部の狭あい道路と港地区を除いて整 備が完了しています。元町地域の狭あい道路への下水道 整備については、ガス、水道などの 既存の地下埋設物との調整、官民境 界の確認及び施工方法の検討などが 課題となっています。
東日本大震災では、噴出した土砂 が汚水の管渠やマンホールに流入し たことで、下水道管の閉塞を引き起こ し、下水道の使用が制限されたこと から、耐震対策が求められています。
自治会集会所、公民館、福祉施設な どの文化・コミュニティ施設が
115
施設と最も多く立地しており、次い で教育施設が73
施設、郵便局、交番 などの公共サービス施設が29
施設と なっています。(平成23
年度都市計 画基礎調査)市役所周辺や新浦安駅周辺には比 較的多くの公共公益施設が立地して いますが、舞浜駅北口周辺は少ない 状況です。また、浦安駅周辺では施 設が点在しています。
公共公益施設のなかには、建築後
30
年以上経過している施設が多くあ り、今後これらの施設の維持・更新 が課題となっています。6
下水道の状況
25
浦
安
市
の
現
状
と
特
性
第
2
章
3 地域の現況と特性
地域の現況と特性
3
元町地域は、埋立事業以前からの浦安のまちの面影を今日 に伝え、神社や仏閣など、他の地域にはないまちの良さをも つ一方で、老朽化した木造家屋が密集する地区や住宅と工場 が混在する地区、また道路や公園、下水道の整備が十分でな い地区などを抱えており、防災機能の向上や生活環境の改善、 また、今後、発生が懸念される首都直下地震などに対応した 都市基盤施設の整備が課題となっています。
また、浦安駅周辺は、浦安市の玄関口のひとつとして発展 してきましたが、交通量の増加とともに交通結節点としての 機能の低下、安全で快適な歩行空間の不足など交通上の問題 が発生しています。
中町地域は、都市再生機構(旧住宅・都市整備公団)や民 間デベロッパーなどにより、計画的な住宅地開発が進められ、 良好な市街地が形成されてきました。しかし、開発から
40
年近くが経過し、建物の更新時期を迎えたことや、東日本大 震災での建物や道路、ライフラインなどの被害により、良好 な街並みにも変化が見られます。また、少子高齢化が浦安市内の他の地域よりも進んでいる 状況があります。
こうしたことから、震災からの復旧・復興を進め、良好な 住環境を取り戻すとともに、それを維持保全し、次世代に引 き継いでいくことが、最大の課題となっています。
浦安市は都市形成過程から、旧市街地である「元
町地域」、第
1
期埋立事業により造成された「中町
地域」、第
2
期埋立事業により造成された「新町地域」、
鉄鋼流通などの工業が集積する「工業ゾーン」、東京
ディズニーリゾート
Ⓡや関連施設が立地する「アーバ
ンリゾートゾーン」の
5
つの地域から構成されてい
ます。
1
元町地域
26
新町地域は、千葉県企業庁や都市再生機構、民間デベロッ パーなどにより、計画的な開発が進められてきました。未利 用地も少なくなり、開発も終盤を迎えつつあることから、残 された未利用地の開発や都市基盤施設の整備を進めます。 東日本大震災で被害のあった建物や道路、ライフライン、 護岸などの復旧・復興が必要です。
また、まちの成熟にあわせた地域主体の取り組みを進めて いくとともに、良好な市街地を維持していく必要があります。 さらに、東京湾に最も近いという立地特性を活かし、海を 感じることができる水際線の創出や活用が求められています。
工業ゾーンは、鉄鋼流通を中心とした流通・加工・業務の 機能が集積しています。近年、工場や事業所の操業環境を守 るために特別用途地区や地区計画を定めました。
今後も、現在の土地利用を維持し、鉄鋼流通を中心とした 特色のある産業の充実・振興を図っていく必要があります。
アーバンリゾートゾーンは、テーマパークやホテル、大型 商業施設などが集積し、多くの人が訪れる魅力的な地域を形 成しています。
今後も、機能の維持に努めるとともに、より魅力あるゾー ンとなるよう、充実・振興を図っていく必要があります。