臥 歓 隋 ﹃
唐 二日 図
﹄ の
程再 [検
︱︱ そ の 等 讚 図
沢 諄
治
緒 大︑ 矢 博 士 はそ の著
﹁韻 鏡 考﹂
︵大 正 十 年三 印行
︶ の附 録 と てし
﹁隋 唐音 図﹂ 一巻 作を られ たが こ︑ れ は博 士 の没 後
︑ 和昭 七年 に著 作 者 の自 筆版 下 によ てっ 真写 印行 せら れ た︒ 一 名 を
﹁大 矢 韻鏡
﹂ と いう
︒ こ の隋 唐音 図 の目 的 すと る とこ ろは
︑ そ の
﹁例 言
﹂ によ れば
︑
﹁本 図 韻は 考鏡 の所 論 基に き︑ 韻鏡 七音 略 等 の宋 代 の音 図 の上 欄 集を め て之 を折 哀 し︑ 以 て 一の 空棄 図 を作 り︑ 之 に 広韻 の音 頭を 配 列 せ るも のに てし
︑ 即ち 之を 以て 宋代 の音 図 な る韻 鏡 に代 へて 我︑ が国 の漢 音 適に 用せ んが 為 新に に 作 成 せ るも のな り︒
﹂ とあ り︑ 又 同︑ 趣 旨 の こと が韻 鏡考 の概 括 の章
︵二 一八 頁︶ ア︑
﹁乃 ち 来代 諸 音 図 の諸 式 を集 めて 一の 空棄 図 を製 し︑ 之 に記 入す る 広に 韻 中な る 正︑ くし 祥符 後以 増の 加 見と ゆ るも のを 省 き そ︑ の他 の音 頭 を 以て し︑ 遂 ひ に韻 鏡 に代 へて 我 国 の漢 字 を律 得し べき 一図 を成 す 至に る︒ 附 録隋 唐音 図 即 ち是 な り﹂︒ とあ る︒ 更 本に 図
﹁例 言﹂ の終 り に︑
﹁此 の音 図 の用 は︑ 隋唐 の音 伝を へた る漢 音 記例 検を 索 し︑ 傍 ら呉 音 にも 及び
︑ 反叉 切 によ り て︑ 或 る 文字 の音 図 上 の位 置 を知 り︑ 正 し き韻 形︑ 音尾 等 を知 る 適に せし む る に在 り︒ 故 に其 の用 法 は︑ 我 が国 の字 音 よ りす る と︑ 反 切 ょ りす る と の二 途 あ り と為 す︒ 乃 ち毎 転字 下 に広 韻 の反 切 上下 字 を注 し︑ 平安 朝中 期 ょり 鎌 倉時 代 に至 る間 に成 れ る古 八五
良
[̀八六 写 本 に見 え た る漢 音 を右 側 に呉 音 を左 側 記に した り︒
﹂ とあ る の によ てっ 明 ら か に知 る こと が でき る︒ 博士 は
﹁広 韻﹂ 反の 切は
﹁唐 韻﹂ 多に 少 増の 加 行を たっ も ので
︑ 広韻 の 反切 は 即 ち隋 唐 の字 音 を 表 現 する も のと 言 てっ よ いか ら
︑ これ を 図上 盛に り︑ 之 に隋 唐 の音 を 伝え 日た 本 の漢 音 を記 入 す れば
︑ 大 よそ 一貫 し た 理 法を 観取 得し る と考 え た ので あ る︒ 従 てっ 吾︑ 々が こ の音 図 対に す る観 方 にも 自然 に二 つの 観 点 が成 立 つと 考 え ら れ る︒ 一つ 隋は 唐漢 字 音
︵現 代 では 切 韻音 と呼 ばれ る︒
︶を 処 理し 等た 韻 図と てし 観の 方 他︑ の 一つ は 日本 伝に え ら れ た漢 字 音 の性 格 を検 討 す る と いう 観方 あで る︒ 例 えば 某︑ 字 何が 転 の何 行何 等 に東 せら れ て いる か︑ そ し てそ れ は正 くし 隋唐 の切 韻音 をあ ら わし て いる かど う をか 知 る のは 前者 観の 方 で︑ 某字 の漢 音 又 呉は 音 が如 何 訓に ぜら れ て いる か︑ 而 し てそ れ は他 の字 音 と如 何 なる 関 係 にあ てっ 果︑ し 経て 緯 的理 法 に合 し て るい かど う かを 探 る のが 後 者 の観 方 であ り︑ 両者 もは とよ り密 接 関な 係 の上 に立 つも ので あ る︒ 吾 々が こ の音 図を 借 りて 学問 研究 活に 用 せ んと す る時 学︑ て博 士 が苦 心 てし 行わ れ 中た 世 以上 漢の 字 音 名仮 づ けが 果し て正 し いか うど かを 再検 討 する 必要 が或 は あ る かも 知れ な いが
︑ うそ いう 仕事 私は な ど の立 場 や力 量 で 不は 可 能 近に こい とで あ る から
︑ これ は他 適に 任 の人 も あ ろう し
︑ 今 音は 図 の記 載 を尊 重 てし 行 く と し て︑ 他
の 一面 即︑ ち こ の音 図が 等韻 図 とし て如 何 な る性 格を も てっ いる か に つ いて の検 討 は︑ こ の図 を 一箇 の等 韻 図 とし て反 切そ 他の 目の 的 に利 用す 場る 合 や︑ 或 はさ 当し てっ 漢 音仮 名 づ け の 合 理不 合 理を 検 す る上 にも 一応 は済 まし て お かね ばな ら ぬ作 業 であ ると 信ず る から ︑ ここ に微 力を えか り みず ︑ 全巻 の︑ 主 とし て案 字
︵帰 字
・音 頭
・字 頭 な ど いろ ろい に呼 ば れ る︒
︶ の在 り方 に つ てい 大 そよ を検 討 し て見 た いと 思う
︒ 二︑ 本 図 には 巻︑ 末 に附 録 編 纂者
︵三 宅武 郎 氏︶ の手 によ てっ 詳 し い校 訂札 記 置が れか てあ る︒ 頭音 の字 形 反と 切を 々一 広韻 に念 照 せら れた ので
︑ こ の 札﹁校
﹂ にす で に注 記 せら れ た事 項は 今︑ 再 び 之を 繰 返 さ ぬこ とを 原 則 とし た︒ 然 なし がら
︑ そ れ 重が 要 事な 項 で︑ 或 小は 考 を加 え 必る 要 のあ るも のは 煩 を とい わず 之を 記掲 し︑ これ はす で 校に 札 に在 る旨 を書 添 え る こと にし た︒ 三︑ 本図 の全 巻を 通 じ て 広﹁
﹂韻
︵沢 存 堂本 を 以 て代 表 とす る︒
︶ に比 校す るに 省︑ 略除 外 せら れ た 認と めら れ る音 頭 七 十 八字 何︑ 故 知か ら ぬが 脱 落 たし と認 めら れ る音 頭 百 三十 一字
︑ 又 広︑ 韻 の音 頭 には 見 えず 集︑ 韻 そ の他 から 補 たっ と考 えら れ 黛る 字 が十 三字 開︑ 合 そ の他 の関 係 同で 字 同 反切 の字 二の 重 に掲 記せ ら れ た のが 二十 七字 に上 る︒
四︑ 本 図中 に︑ 東 字 に対 する 切語 の全 洩く れ た のが 二十 八字 あ る︒ そ の 一々 は 三宅 氏 の校 札 詳に し いが
︑ そ れ に洩 れ たも のも 三字 ほど あ る︒ 切語 の洩 れ た原 因 は疑 乃問 至問 題 とな る反 切 の場 合も あ うろ し︑ 全く の失 念 によ るも のも あ る うよ だ
︒ 全体 と し て此 の図 は 一た ん成 稿し た後
︑ つぎ っぎ 疑間 の箇 所 の補 訂 を進 め つつ 遂 に完 成 の筆 摘を かぬ う ち に易 賓 せ ら れた ので あ るら くし
︑ 全巻 苦 心 のあ と歴 々た るも のが 観 られ る︒ かく 尊 敬 す べき 光 学 の遺 業 に対 無し 遠 慮 な批 評 を加 える こ とは 実 に忍 びな い所 であ るが 学︑ 研問 究 のた め 敢に え て卑 見 述を べ世 の識 者 の教 を乞 わ んと す るも ので あ る︒ O故 宮博 物 院 景 印 宋跛 本
﹁唐 本写 王仁 的 刊謬 鋏補 切韻
﹂ を こ の篇 中 に引 用 し 場た 合
︵李 栄 ︑ 切韻 音 系 にょ たっ
︶︒ 今 便 宜上
﹁王 三﹂ と簡 称 し た︒ O本 書 には 現行 活字 に無 い難 字 が多 いの でそ う し 文た 字 は
︵l X 75︾
の如 数き 字 を 以 て示 し て置 き︑ 篇末 に凸 版 を 以 て 相当 す る字 体 を出 し た︒ 一 々対 照を 乞 う︒
︹巻 頭
︺ 0 本 書 の転 図 は韻 鏡 の旧 従に たっ とあ る︒ 例︵ 言 おょ び
﹁韻 鏡 考﹂ 七〇 頁
︶然 る 実に 際 には
︵佳
︾韻 に属 す る第 十 五
・十 六両 転 を
︵胎 皆 齊︶ の前 に次 し て︑ 第 十 三
・十 四転 とし 点た が韻 鏡 と
︵お ょび 七音 略 とも
︶ 相違 して 居 り ︑ 日 次も 亦 こ れ に同 じ い︒ 思 う に広 韻 の韻 順 の
︵齊 佳皆 灰胎
︶と あ る の に従 たっ ので あ ろう か︒ そ れな らば
︵蒸 登
︾も 亦 広韻 に従 てっ
︵侯 尤 幽︶ の前 位に 置 せし む べき であ たっ ろう にと 思 われ る︒ 巻 頭 の
﹁内 外 転 図﹂ によ れば
︵佳
︶韻 の転 次 配当 は韻 鏡 と 同様 なに てっ いる 又︒ 例︑ 言 の中 に
﹁蟹 摂 十 転三
﹂ とあ る のは 本 図 の第 十 五転 に当 るな ど前 後 吻合 なし い︒ 0 巻 頭 の
﹁内 外転
﹂図 は︑ 字 音 の体 韻 撮の 口張 日 の別 によ てっ 内転
・外
△ 転√ 分 類 した ので 博︑ 士 の所 謂 宋代 韻 図た る韻 問
反 . けけ 側 論は 肝︼ 雛珀 摯
﹄ は 率一 筆 四 ▲ こ
箋 母 ﹁詢号
計嶽 る ﹁猥
けは 嘘 力ヽ 変﹂
﹁ て郵 籍 聾錦 計
﹂﹁ は議 辞げ 見と られ る︒
︵校 札 の 通 Jヶ O 又
︑ 二等 音 母 は他 母 の二
・二 等 の文 字 を 下字 とす る のを 常例 すと るが 時︑ 他に 母 の四 等を 用 いる こと があ る とし て挙 げ た 二例 のう ち︑ 第 二転 二等 の
︵1
︶職 勇
︵広 韻 に
︵2
︶に 作 る︶ を あげ た が︑ こ 反の 切上 字 が砂 等 の正 歯 音 照 母 に属 す 大矢 博士
﹁隋 唐 立日 図﹂ の 再 検 八七
八 八
る こ とは 右 表の を 見 ても ︑ 又 第︑ 四十 二転 を検 し ても 明ら かな こ とで ︑ こ 反の 切 は
﹁腫
︑ 朧之 切﹂ と重 紐 にな るが 故 に︑ 陳遭 増は 字加 見と 之て 省を いて いる
︒ 韻鏡 では こ の黛 即︵ 清ち 母 等四
︶ には
︵2
︶と 同字 且で つ字 子 にあ たる
︵3
︶を 置 いて いる が︑ これ 広は 韻 に 示さ れ た 音叉 の
﹁且 勇
﹂切 に依 たっ も のと わ思 れ
︵磨 光韻 鏡 こは の切 を 採 たっ
︶o 且﹁
﹂ は 四等 音 母
︑
﹁勇
﹂ も 等四 字 であ る から 帰字 たる
︵3
︾が 四等 この の案 に在 のる は当 然 であ る︒ 大矢 博士 が
︵2
︶を
﹁職 勇﹂ の反 切 で 四等 置に いた こ とは 妥 当 云と えな い︒ こ の字 に つい ては
﹁韻 鏡考
﹂ 一七 八頁 にも
﹁正 音憑 門切 法﹂ の例 とし て 挙 げ てあ るが 次 頁 の図 表 の方 には 脱落 し て いる
︒ む ろし 脱落 し 方た が 正し いと 云わ ねば なら ぬ︒ 同 くじ
︑ は珍 ら 暉 麻﹄ 一﹂ 黎 け れ獅 師 元︑ 来 内︑ 転 の歯 音 於に てい は 三
・三
・四 等 とも 同 軽じ 韻 に属 し︑ 反切 上字 の
﹁陳
﹂ が 二 等 母音 であ るが た め に帰 字
﹁師
﹂ を 二等 に東 し た まで であ る︒
︵拙 著
﹁韻 鏡 入門
﹂ 七 二頁 参照
︶
﹁韻 鏡考
﹂ の 七一 八頁 で同 くじ 正音 憑 切門 法 例の に挙 げ た第 三十 転一
﹁荘 側︑ 羊切
﹂ も これ と同 趣 であ る︒ 同 同第 六項
︵そ 頁の の十 行 日︶︑ 喩母 等一 あと る のは 等三 ︒ の誤 であ る︒
﹂含 れも 札校 在に り︒
︶ 問
﹁隋 唐 音 図 目次
﹂ のう ち
﹁殊 摂
﹂ の第 十 七転 内は 転 とあ るが 本 図 で は外 転 とあ り︑ 第 九十 転も 内転 とあ がる 本図 書に 落 し て いる
︒ m 同 じ
﹁目 次﹂ うの ち 第︑ 十 四転 声入 欄 等三 寄に 韻 の 廃︵
︶を 脱 し て居 り︑ 叉 第︑ 二十 九 三o 十転 の
︵麻 馬福
︶が 何 もれ 二等 欄 位に 置 す べき を 三等 欄 に置 いた のは 全 く の筆 誤 と考 えら れ る︒ 0 同
﹁目 次﹂ のう ち︑ 第 三転
︵江
︶を
﹁開 合﹂ と標 たし のは
﹁内 外 転 図﹂ およ 本び 図 に
﹁開
﹂ とし た のと 一致 なし い︒
︹本 図︺ 田 本 図 の形 式 で注 目す べき は
﹁明 微母
﹂ を 唇重 音 置に たい こと
﹁︑ 来 母﹂ に
﹁舌 歯音
﹂︑
﹁日 母﹂ に
﹁歯 舌音
﹂ と標 した こ とで あ る︒
② 図本 に於 け 唇る 音字 の記 載 の仕 方 は 切︑ 語 上字 軽が 唇音 字 あで る場 合 棄は 字 小を 字 で 記し 然︑ らざ るも のは 大字 書で てい 居 り︑ そ れ は 必ず もし 三等 欄 に限 ら な いの あで る︒ 而 し て通 巻 唇︑ 音清 行濁
︵明 微母
︶ はす べて 唇重 音 見と て之 を
大字 で書 いて 居 る︒ 0 叉 唇︑ 音 以外 でも 博 士 の軽 母 と考 えら れ た切 語 上字 有を 文つ 字 之は 小を 字 で書 てい いる
︒ 例 えば 第 一転 で舌 音 の﹁中
﹂ 以下 の諸 字 歯︑ 音 の
﹁崇
﹂
﹁終
﹂ など 第︑ 五転 で喩 母 の
﹁為
﹂ など であ る︒
︹第 一一 転
︺
○ 広韻 入声
︵屋
︾韻 見に える
﹁︵ 4︶ 渠竹 切﹂ 脱を し︑ 広韻 見に え ぬ
﹁︵ 5︶ 渠公 切﹂
﹁︵ 6︶ 丑衆 切﹂ を 入れ た︒
︵5
︶は 五音 集韻 に︑
︵6
︶は 集韻 に字 頭 と し て掲 げ て居 り︑
﹁磨 光 韻鏡
﹂ が之 を補 てっ いる も ので あ る から
︑
﹁隋 唐 音 図﹂ は広 韻 に 拠 る と云 いな がら 磨 光 に従 う と ころ が多 いの では な いか と 一応 疑わ れ る︒ 七音 略 に︵ 6︾ はあ るが
︵5
︶は 無 い︒
○喉 音 声去 喩 一に 置 いた 7︵
︶は 沢 存 堂本 広韻 に
﹁子 仲 切﹂ とあ るが
︑ これ 誤は で︑ 明内 府 本
・顧 亭 林本
・曹 棟亭 本な ら び に集 韻 に
﹁千 仲 切﹂ とあ る のが 正し いと 陳 氏は 訂 し て いる 然︒ る 本に 図 で之 を喩 母 に置 いた のは
︑ やは り︑
﹁磨 光韻 鏡﹂ に倣 たっ も のと 考 えら れ る︒ 周祖 誤 広﹁ 韻 校本
﹂ でも
﹁千 仲 切﹂ を 採 り︑ 七音 略も 之を 歯 音 清次 四等 に集 てし いる
︒
○ 牙音 去声 四行 二等 の
﹁︵ 8︾ 牛仲 切﹂ は広 韻 に見 えず 磨︑ 光 が 篇玉 に拠 たっ の 従に たっ
︒
= 第二 転以 下第 四十 一転 まで は印 刷 の都 合上 省略 す
=
︹第 四十 二転
︺
○唇 音 去声
﹁免
﹂ を 二行 二等 に東 し たが
﹁皮 證 切﹂ の反 切 から 推 てし ︑ 諸書 の如 く 三行 二等 に在 るを 可 とす る︒
︵校 札 に あ り︒
︶
○牙 音 平 声
︵登
︾韻 の
︵9
︶は 広韻 に 10︵
︶と あ る のを 正し とす る︒
︽9
︶は 広韻 に
﹁恒 胡︑ 登 切﹂ の字 子 であ る︒ 思 う に︵ 10︶
と 同行 です 上ぐ に在 る のを 写し 違 え た ので あ うろ
︒ O歯 音 声上
︵極
︶韻 の
﹁ほ
﹂ は切 韻
・広 韻
・集 韻 とも に無 切語 で︑ だた
﹁蒸 之上 声﹂ と のみ 注 せら れ て いる
︒
﹁磨 光韻 鏡﹂ 礼は 部韻 略 によ てっ
﹁之 11︵ こ の切 語 を附 した 本︒ 図 は恐 くら 磨 光を 襲 たっ ので あ ろう
︒
○ 喉音 声平 二行 二等 の
﹁興
﹂ に
﹁許 鷹﹂ 反の 切を 注 し たが 広︑ 韻 に
﹁虚 陵 切﹂ 叉 許﹁ 應 切﹂ とあ り 本︑ 図 は叉 音を 誤 り引 いて 許﹁ 鷹﹂ とし たも のと 思 ねわ る︒ 他 依に り所 は考 えら れ な い︒ 大矢 博 士
﹁隋 唐 土日 図﹂ の 再 検 八九
九
〇
○広韻の入声︽徳︶韻に見える﹁劾︑胡得切﹂を脱している︒︹第四十三転︺
記載すべき事項なし︒
総
括 以上︑本図の真字の在り方について検討を加えた結果︑これを綜合概括すること次の如くである︒︹総字数︺
全巻を通じて案に盛られた字数は三千七百十五字︒これを沢存堂本広韻の音頭と比較するに︑緒言にも一言したように0︑広韻の音頭で本図に脱落しているもの 一一三字︒0︑同じく省略せられたと認められるもの 七八字︒い︑広韻の音頭以外の字を収めたもの 一一字︒0︑同字を重出したもの二七字︒依って広韻の総音頭数三千八百七十四字から︑00を引去り00を加えると正確に三千七百十五字となる︒︹案字の位置の正しからぎるもの︺
次に︑この再検作業の眼目たる︑等韻図として不合理なる真字の有無を検するに︑︵④と記したのは第二十一転を意味する︒以下之に倣う︒︶0 韻母の所属を誤りたるもの︒ 金ハ字︶④ 誤 に︾在るは︵・ 2︾=︵翫韻︒
O ︽・ 3︾が正い韻し︒
︵・ 4
︾=︵月︾〃 〃
︽・ 5
︶〃 〃②
〃 ︽小︶〃〃 〃︾擾︵巧= ① 〃 ︽仙︶〃〃 〃︾=︶︵一死︽・ 6
⑬
・7︵
︾=
︵隔︾
〃
〃
︵昔︶
〃
〃
①
・8︵
︾=
︵隔︾
〃
〃
︵昔︶
〃
〃 以上 六字 はす べて
﹁等 位﹂ を誤 たっ 結果 と見 こる とが で き る︒ 0 四声 の所 属 を誤 りた るも の︒
︵一 字
︶
① 鎮
=
︵上 声 に在 る のは 誤 去︑ 声 が正 し い︒
︶ 0 五音 の所 属 を誤 りた るも の︒
︵五 字
︶ 0 広 韻 の反 切 が 正 くし な いた め︒
①
︵7︶
=
︵喉 音 に在 る のは 誤 歯︑ 音 に在 る べし
︶︒ 0 単 な る過 誤︒ 或︵ は何 等 かの 音 義書 に依 たっ か︒
︶
⑩ 迄
=
︵牙 音 に在 る のは 誤 喉︑ 音 に在 る べし
︶︒
④ 柳
=
︵喉 童
〃 来 量
〃
︶
⑮
・9︵
︶=
︵牙 音 に
〃 喉音 に
〃
︶
① 20︽
︶=
︵喉 音 に
〃 牙音 に
〃
︶ 0 清 濁行 を誤 りた るも の︒
︵十 字
︶
︵第一清音を一清︑第二清音を二清と簡記する︒︶︵2.︶=︵濁音に在るのは誤︑二清に在るべし︒︶
︵2 2=︵清︶音に 〃に〃 音濁 ︶ 刈=︵濁音に 〃 清濁音に〃 ︶
︵翌
=
︵一 清 に
〃 一一清 に
〃
︶ 2
︶= 公 一清 に
〃 一清 に
〃
︶ 写
=
︵濁 音 に
〃 一一 清 に
〃
︶ 打
=
︵次 清 音 に
〃 清音 に
〃
︶ 大矢 博士
﹁隋 唐 音 図﹂ の 再 検
① ④ ⑩ ⑩ ⑭ ⑭ ④
ノL
九二
⑩ 僣
=
︵一 清 に
〃 清次 音 に
〃
︶
⑪ 25︵
︾=
︵清 音 に
〃 清次 音 に 〃
︶
⑫ 角
=
︵次 清 音 に 〃 濁音 に
〃
︶ 0 等 位 の正 くし な いも の︒ 等 位 の正 し くな いも のは 0
﹁韻 母 の所 属 誤を りた る﹂ 項 に示 たし 六字 除を いた 外 は︑ 必ず しも 甚 し い誤 とは 云え な い が 今︑ これ を 三種 に分 け て見 る と︑ 0 反 切上 字 に引 かれ て下 字 の等 位 に合 致 せ ぬも の︒ 一︵ 字
︶
④ 衛
=
︵三 等 に在 るが
︑ 四等 に在 方る が よ い︒
︶こ れ は宋 広本 韻 の切 語 の誤 によ るも ので
︑ 千﹁ 切線
﹂ あと るた め に 上字 三等 下字 四等
︑ こ 場の 合 上字 を 尊 重 し て三 等 に置 く のが 常識 だ が︑ 実 は切 語 が
﹁予 線 切﹂ の誤 であ る ので 結 局 上 下字 とも 四等 にあ た る︒ 0 反切 下字 に引 かれ て上 字 等の 位 合に 致 せぬ も の︒ ハ金 字
︶
④ 26︵
︶=
︵二 等 に在 るが
︑ 四等 に在 る べし
︶︒
① 豫
=
︵二 等 に
〃 四等 に
〃
︶
○ 分
︾= 公二 等 に
〃 一一 等 に
〃
︶
○ 生
= 2 等 に
〃 二等 に
〃
︶
⑭ 碧
=
︵四 等 に 〃 一二等 に
〃
︶
⑩ 2 8︵
=︾
︵二 等 に 〃 四等 に
〃
︶ 但 し
︑ 2 8︽ の︶ 場 合 は四 等 に空 欄 無が いの でど う し ても 類 隔措 置 とし て満 足 す 外る は な い︒ 0 反切 上 下字 何 れ にも 当ら ぬも の︒ 2 字
︶
⑩ 2 9︵
︶=
︵三 等 に在 る が︑ 二等 に在 る べし
︶︒ これ 単は な る誤 記 見と る べき も ので あ る︒
で ′
曇 霞
聖
は 氏 三 た わ る
韻 音
L
とけ が
九 四
鏡 によ てっ 双出 し た 見と え る︒
⑮ 開
①︑ 合︑
︵週
︾韻
︵麦
︾韻 興 3
.と
﹁並
﹂
﹁右
﹂
﹁︵ 32と
﹁麦
﹂ は韻 鏡 磨﹁
﹂光 は
﹁開
﹂ であ るが
︑ 反切 下字 が皆
﹁合
﹂ な ので 陳 氏 は
﹁合
﹂ とし た︒ 依 てっ 本 図 は開 合と と 双に 出 し とた 見 え る︒ O 異韻 母 間の で重 出 し た のは
︑
﹁切 韻﹂ 時 代 に区 分 のな か たっ 韻 母 に限 られ て いる
︒ 即 ち︑
① 開
︑
︵珍
︶韻
⑬ 合
︑
︵準
︾韻 の間 に︑
﹁須
︑ 子敏 切﹂ 広韻 は 珍︵
︶韻 に収 め︑ 下字 の
﹁敏
﹂ も 明 ら か に
︵珍
︶韻 の
﹁慇
﹂ 切﹂ で相 互 反 にな る︒ これ と
﹁害 渠︑ 填 切﹂ と︑ 以上 三字 の開 合分 別 は諸 書 によ し 見て うょ 切︒ 韻 の反 切 は
﹁狽 千︑ 関 反﹂ の外 慇﹁
﹂
﹁害
﹂ 広は 韻 と同 切︒ 而し 韻 図
・
﹄ 雷 字 一 十 讀 日
韻 鏡 七 土日 略 広 韻 礼 部 韻 略 集 韻 切 韻 指 堂 図 四 十円 等 一十 切 韻 指 南 音 韻 日 月 灯 陳 氏 切 韻 考 隋 唐 立日 図
珍開
珍︵慣︶開︑準︵隕︶合
珍
準 珍 準 ナ 合 シ 準合
︵珍 準
︶ 合
︵羽 敏︶ 珍 合 開珍
・珍 合
︵重 出
︶
一 慈 一 西
准芋︿ 口 珍 開 幹
︵ 開
″︶ 開
︵眉 隕
︶ 珍 合 珍開
幹 開 準 合 珍 幹 ナ 準 シ 準 合 準 合
︵″
︶ 幹 合 珍 合
合︵巨隕︶
︱︱︱︱︱︱ ﹂ の字子である︒その上﹁慇︑眉狽って混沌としているから左に表示て﹁関﹂は﹁敏﹂と同音である︒
以上 によ り集 韻 以後 三字 の韻 母が 移 てっ いる こと 韻︑ 鏡 と陳 氏 と の開 合 が正 反対 にな てっ いる こ と︑ 磨﹁ 光﹂ は両 者 の中 間 に在 るこ とが 知ら れ︑ 而 てし 本図 が大 体
﹁磨 光﹂ 七音 略 おょ 陳び 氏切 韻 考 の方 法を 勘案 し︑
︵珍
︶韻 の開 合 と てし 双出 した のは 独 自 扱の 方 であ る︒
⑭ 開
︑
︵震
︶韻
① 合
︑ 露
︾韻 の間 に︑ 34コ
︾ヽ 九峻 切﹂ 広韻 は
︽震
︶韻 の韻 末 に収 てめ いる が︑ 反切 下字 の
﹁峻
﹂ は 33︵
︾韻 に在 る ので
︑ 広韻 の誤 区分 であ ろう と いわ れ て いる
︒ 切韻 には
︵震 X 33︶
の区 分 が無 く︑ す べて
︵震
︾韻 で反 切 は広 韻 同と くじ
﹁九 峻 反﹂ であ る︒ こ の字 を
︑
○開 とす るも の
= 韻 鏡
・切 韻 指掌 図
○合 とす るも の
= 七音 略
・四 声等 子
・切 韻 指南
・磨 光︒
︵其 他 は こ の字 を 掲げ て いな い︒
︶ 本 図 が
︵震
︾韻 の開 口
・合 口と して 双出 し た のは 自独 の扱 方 であ る︒
① 開
︑
︵質
︾韻
⑬ 合
︑
︽術
︾韻 35翼
︾ヽ 子筆 切﹂
○開 とす るも の= 鏡韻
・
﹁磨 光﹂
・陳 氏切 韻考
︒
○合 と する も の= 四声 等 子
・切 韻 指南
・音 韻 日月 灯︒
○開 合 重出 す るも の= 七音 略
・隋 唐音 図︒ な お本 図 は漢 音 に
﹁イ ツ﹂
﹁ヰ ツ﹂ 呉︑ 音 に﹁ イチ
﹂
﹁ヰ チ﹂ 二音 を 記録 し て いる から 開 合 双出 の有 力 資な 料 とな る︒
○開 転 同志 で重 出 し たも のは 凡 て異 韻 母 に渉 てっ いな い︒
④ 開
・四 等
② 開
・二 等 藤︵
︾韻
⑦
﹁︵ 36︶
丼ヽ 列切
﹂
○
﹁瞥
・芳 滅 切﹂
⑤
﹁滅
・亡 列切
﹂︒ 右 のう ち④ O は韻 鏡 でも 重 出し て いる が︑ そ れ は① 転 の同 じ 四等 に置 いた ので
︵屑
︶韻 母 に誤 入 の形 とな り問 題 にな ら ぬ︒ 本図 は 一応 諸書 と同 くじ
④転 に置 いた 後
︑ 反切 下字 の
﹁列
﹂ が① 転 の二 等 に在 る ので そ れ に横 呼 を叶 え るた め に重 出 し た ので あ ろう
︒ それ にし ても そ のた め本 来② 転 の第 一行 二等 に在 る べき
﹁︵ 37︶
方ヽ 別切
﹂ の実 を奪 てっ 大矢 博士
﹁隋 唐 土日 図﹂ の 再 検 九五
と
た
双
き 曇
1紀 勇 慮
ぬ
え
と も
ら
見
の
れ
ぇ
九 百
る
る
六
一十一字を今﹁脱落
字
﹂ と称 す るが
︑ それ 何が 故 脱に 落 たし かは 明 ら かで な い︒ そ の数 の多 点い から 見 て決 てし 全部 遺が 却 せら れ た ので あは る ま い︒ 広﹁ 韻
﹂ ょり も字 数 の少 な い
﹁礼 部韻 略﹂ に従 たっ か或 は切 韻 図 たる
﹁切 韻 指 掌図
﹂・
﹁四 声等 子﹂ など に拠 たっ かと 考 え て照 合 し て見 たが
︑ 大半 符 合 せず
︑ 又︑ 漢呉 音不 明 のも のか 見と る に
﹁深
﹂
﹁朕
﹂
﹁謂
﹂ など の普 通字 あが り︑ 脱 落 の真 意 を 捕捉 する に苦 し む︒ 左 に
﹁脱 落字
﹂ の全 部 を掲 げ 且︑ つ本 図上 当︑ 然 納 まる べき 真 を指 摘 し て後 日考 察 の資 に供 した い︒ ∩ 舌去 三 ノ三
﹂ は
﹁舌 音去 声第 二行 二等
﹂︑
﹁来 平
﹂三 は
﹁来 母平 声 等三
﹂ 意を 味 する
︶︒
0 駒
→ 争 二︶ ② 泣 去 T 一ノじ 象 霰 ー ギ
︶ 鑽 入 曾 ノじ 一 講 ③ 字 上
︶ 鋒 T 季 C 覺 賓 一 ι 設
→ 重 入
︶ 萩 オ ︵ 四 入 ι 凛 宮 奎 こ
架 0 案 I 欽 ︶ 霰 上 I
︶ 農 T 士
︶ o 虜 十 T 一 テ C
較 織 去 二こ
二 T こ 去 菱 ⑦ f T じ
剤
→ 去 I
︶ 渇
→ 蛮 こ 崖 十 → こ 四
救 案 口去 一ノじ
T 一一こ去
︵辱きすじ 春→ 百︶
撃 参 婆 デ ← 決 官 I
四ノじ O 結
︵唇 + デ一こ
計 冨 去 一′C
矩 T 上 I c O 帯
→ 去 こ
案 千 じ 零 士こ 検再
果 I c 昇 ︵
4L 一二 ノ 一︶
旭 塚 未 奮 去 三
︶ ① 雪
髯 T I c 悟
大 矢 博 士
﹁隋 唐 立日 図
﹂ の
霰 達 手 こ
さ 霰 す 0
畷 繊 翼 ︶ 確
杜 → 杢 ノ じ
九 七
0 芝 去霰 こダ一ノ
痘 W T T 千 ι 悟 T I
︐ ι 殊 T 一 十 ι
荻 T 章 こ 磯 宮 入
︶
祝 曾 蛮
︐ こ 船
︵牙 入 四ノ 一一︶
軒 冨 登 ノ四 ︶
○ 鳥 T 菫 二 週 ゝ T エ テ
← 眼 T 一ι 去
彗 査 篠
′じ
糖 メ 辱 去 一 ノ じ 哲
T 入 一 ノ ´
´ ︶ 中 T 2 入
︶ 轍
→ 入 i c 謁
→ 入
︶ 待 霰 今
← 一 像 T 半 r 一 ︶ 還 霰 I ι O 桃 T
■ じ ノ 過 第 平 一 こ
±77
ロロ
宮 千 + こ
漱 喉︵ 千1
︶ 羅 杢T 芭
燎 案 I こ
銃 一r T C 航 去 → ヨ こ
返 去 7 口←
〇 T 些 音 こ 総 キ T こ 髭 〇 T 十 一ノ こ 凱
≡ r
3 o 詑 T 入 言
︶ ○ 星 半 T
︶
処螢 八 喉 平 テ じ
州 霰 I こ ´ 輛 象
︵ 黄 重
︶ 寂 冨 ハ ・ 言
︶ 〇 岩 曾 一 今
←
鼻﹂ 纂去
´こ o 浣 宮 I こ 討ィ T上
・テ︶ え① 雷 一羊 3
訳 休
︵巻 甲 平 3
九 八
恐 轟 寝 さ こ 一 0 録 7 キ F
︶ 新 宮 十 四 こ 畳 晋 霰 千
︶
書 千 ユ 一 ノ 一 ︶ 難 T 上 す 0 咲 T 言 上
︶ 吟 牙 ︵ 与 こ
去 ︵牙 甲 3 危 浴 T
言 x 一 教 宮 合
← 燿 篠 ハ ロ
︶0 現 T 羊 一
鮮 哭 喉 去 丁 3
考 T I ι 錢 手宮 ユノ じ ヌ一劾
入喉 ヱニ
︶
二悼 ス ロ 候去 τ
一こ 絵 エ 象 ι ク 式 上 a す 0
奄 上 纂 丁 ← 幕 共
牙 去 テ 四
︶ 夫 千 曾
´ ノ じ 惑 奎 霰 ι
井 T 士← ヽ顧 査霰
←
鋤 T I 入
︶ ④
州 写 音
← 義
書 千 一一ノ こ
を 中 T I 一一出
︶
嘉 ﹁
η ︵喉 去 テ ・0 務
c ︵喉 I ︵
言替
言・基
ロク
ニ
■ っ
︹切 語 が広 讃 と相 違 する も の︺ 大矢 博 士 の用 いた
﹁広
﹂韻 は明 内府 本 系の 統 であ る よう に思 う が 今︑ 詳 くし 考 え る いと ま が無 い︒ こ こで は
﹁沢 存 堂本 広 韻
﹂ を 以 て本 図 の反 切 を 校合 し︑ 荀も 異差 あ るも のは 悉く 掲 記 し た つも り であ る︒ これ 本は 図 に附 せら れ た三 宅氏 校の 札 と重 複 す る こと にな るが 所︑ 用 広の 韻 が同 一で な いか も 知 れ ぬし
︑ 校札 に見 え 事ぬ 項も 多 少あ る︒ 又 広︑ 韻 そ のも のの 反 切 の誤 も あ る わけ だ けれ ど も ︑ そ れは 別 途 に考 え る べき も ので あ る から ︑ ここ には 気 のつ いた も のを 掲げ る にと ど め た︒
︵括 孤 の中 広は 韻 のも の︒
︶ 大矢 博 士
﹁隋 唐 立日 図﹂ の 再 検 九九
T 査
′ ←
︵ 生
■ 一 二 卜 ノ
´ 二 ︶
→ 上 一ノ ゴ一 ︶
今
一〇
〇
〇 鴨ヱ 毅 費 塞 ︶ 基
ル ︑を 鋲 ″ ︶ 籠 ︑争 ダ 4 ι 痛 む i C 諷 方 寒 3 走 春 枠 Ξ 起 ■ 仲 貸 子 乍 ヤ 築 ← 代 屏 パ 少 0 識 農 ギハ J □ か ンハ C O 恙 2 ︶ユ 庁 籠 ︶ 能 ︑カ ル e n こ ③ 花 浄 米 3 格 株 江 a 憧 む 江 c 腔 ヽか 乗 じ 蛯 直 暉
︵峰
︶ ⑤ 駐 基 聖 → 童 蚕
ニユ 曇 ︶ ○ ノ ア ︑さ 子 議 木 図 こ 示 ︑神 潔 → 工︶ 艶 ヽ乙 智 貧 塁 履 力 中 ︵こ ⑦ 恙 ︑ぃ 層 案 各 I g 眉 ︑中 悲 倉 ム ■ 製 り 香 並 部 冨 付 並 な 0 蠅 槙 r a 悸 オ 李 冥 ︶ 数 ヽた だ Q ︶ ③ 薔 燕 ヤ 爾 じ サ 黛 士 や 3 紀 居 ぞ G 士モ 諄 搾 む ④ 貯 ヽ一 倉 工 新 登 督 ︑枠 員 む 汝 犬 浄 2 ︶ 去
避 ヽ 僣 響 群 即 尋 就 胸 品 ← 胡 哺 ︶ 故 暮 圧 ② 常 3 套 3 十 ︶ 静 誤 貞 林 ル が 青 裾 上 ︒ 吉 ︒ 愕
︵ じ
② 裁 鬼 馨 ← 曇 仇 薄 兌 ︶ 呻 が 奏 r ι 拡 々 凝 雰 ︶ ④ 褥 ψ 鈍 ︑申 片 案 き 直 g 簿 ︵綸 ︶ 吟 蔦 々 堺 ︶ 性 む 亥 T ︶ 概 ︑薔 溜 Я 鼻 ユ 誤 I 奏 〆え 六 べ ︶ 録 ■ ビ ︵こ 芭 虫 ユ 中 E
桂 だ 典
︶ 思
④ 杯 備 賛 五 雄 夕 只 壺 曝 ロ タ 2 曜 歳 ︑ E 口 ス 呼 賞 燿 遣 懐 掛 8 暉 幕 役
︶ 案
叫 倣 猟 霧 ︶ 倅 む 内 ︵広 姜 賞 ︶ 劇
縁 こ 還 番 こ 日 直 直 ○ 馳 つ 議 賣 古 貧 味 で 猥 剣← ︶ 買 夫 番 蔦 悴 邁 籍 外 誇 a イ 衛 寃 ︶ ズ ︑ま 屁 希 舒 ︵こ 衛 古 ︒ 浄
こ セ . 胡 水 匹 貧 誅 養 家 ← 葛 心 熱 姜 な ︑撫
燕 ︶︵明 顧 ︶ 賞 承 な ︵ を 辮 谷 又 八 疾 6 叫 許 貌
︵じ
④ 濱 壼 E 苑 論 虚 賞 見 え 虚 鐘 伍 ギ P 3
⑦ 婆 F ば 箸 耳 ス じ
⑩ 券 え 熱 層 存 誤
︶ 訓 ギ 攣 運 ︵
︶ 屈 圧 ︑ 賞 Z 象 鳥 ︑ 争
︵ リ ニ 計 T︑
猾
︵ 閉
︶ 資 演 や 貧 誤 曇 と 釧 静 ︑ 錯 容
︶ ② 剖 ざ 館
︵ 朗 又 枠 寺︒ 絶 貧 誤 ギ 銭 ︶ 中 ︑ 泉
︵ ι
④ 鍾 力︒ 賢 雲 じ 灘 表 岸
︵ じ 瑞 慕 々ん 2 誤 裾
︶ 銑 ヽ 搾 宍 ︵ 蘇
︶ 墳 贅 紐 誤 貧 紅 ← 運 持
︵ 嘱 鬱 電 蛍 2 練
︶ 瞥 普 歯 3 結 告
︶ こ
④ 供 北 争 落
︶ 畦 ル 墳 C 装 浄 ヽ 米 3 箕
→ 意 貧 一 こ 管 季 着 が 憲
︶ 吹 人 蒲 S
︶ 木 莫 誉 掛 ︵ 熟 ︶ 五 溜 倉 ギ 誤
︶④ 燒 式 腔 邦 ︵ 武 ︑ こ ラ 薔 費 絞 苦 ス き 未 曖 婿 宏 壻 誤 衝 > 金 T 曰 泥 丞 へ J 番 島
梢 洋 霧 巣 ︵咬 ︶ 暴 ︶ 針 夕
¨増 幅 蜘 詩 ぱ 一ポ 継 誹 り ︶ 0 記 従 T J 茶 気 ︑ 奮 手
︶ ④ 植
鉾 炒
a 株 雇 賀
︵ 駕
︶ ③ 牝 碁 靴 Ξ
︵
岬長常霧こ諾ル凛→︶七す巫パ︵基鷺西ヤ
誤こ鵬七共口死︵広子デ計
分元
︶⑫ 江 ︑烏枕Tを誤︶辱伊弊賀鍵じ
地 〇 竹 究 官 移 人
︶ 炎 索 む ︑
︵ 静 山 惑
① 嗜
材 一 分 を 誤 壮 二 裡 ユ ︑
酔 貧 ︶ ○
謳 わ ︑ 候 櫓
︶ 淳 ぉ ︑ 候 窯 一 ︶ 漱 在 ズ こ
麦 κ 搾
︶現
① み 丼 歯 絞 こ 寝 稔一 C 逃 早彙 ヤ 2 と o 合 候 酔 a V こ 士 倉″ 七誤 こ士 煤 呼 潔 双
︶
④ 儀 含 花 Я
︐ 誤
︶④ 芝 ヽ熟 c几 敷・ 莉 添
︶○
屈日
︑ャ 狡 T キス 騰
︶衆 き 背 T 咬 鼻 た
︶泳 夜だ T ヽヽヽ︑壬忍
士じ瑛 暮 到
︵郵
︶ 右 のう ち
﹁又
﹂音 を誤 り採 たっ のが 八字 又︑ 音 によ る かと 疑 われ るも の 二字 であ る︒
︹切 語 の洩 れ たも の︺ 切語 を完 全 欠に くも の二 十八 字
︑ 半ば 欠を く も の二 字
︑ この 外 に第 四 転十
﹁︵ 43と
広は 韻 に原 来
﹁無 反語
﹂ であ る から こ の計 算 に入 ら ぬ︒ 二十 八字 は大 概
﹁校 札﹂ にあ るが
︑ 三字 ほど 加え ると ころ もあ る から 念 のた め次 に全 字 を 掲げ る︒
︵△ 印 が新 加︒
︶
〇 歳 地
■ ︑ 亥
れ 塚 ヽ
① 口
〇 瑣 0 驚 膠 じ 喘 宗 こ
④ 撤 鈴 ︑ 媒 ︑
半ば を欠 くも のは 次 の二 字 であ る︒
② 浴
︑
③ 思︒
︹漢 詈
・呉 音 記の 入な き も の︺ 大矢 博士 は本 書 例の 言 の末 尾 に
﹁呉 音 は我 が 国 の古 書 古経 巻 など の傍 訓音 注等 に示 され るた 以外 に正 確 な るも のな き が 故 に︑ 音 中図 に挙 げ ら れた る 文字 中 往︑ 々そ の確 かな ざら るも のあ り︑ 若 悉し く 之を 附 記 せん とせ ば︑ 他 字 と比 較 てし 臆 推 せざ る べか ら ず︒ 是 於に いて 我 隋が 唐音 図 には
︑ 古経 巻 等 に現
・れ るた も の以 外 は強 ひ て記 さざ る こと とな せ り︒ 縦 ひ記 す 大矢 博 士
﹁隋 唐 音
﹂図 の 再 検 一
〇 一
一〇二 ことあるも類推疑ひなきものに限れり︒読者中呉音にして確かなるものを実見せんをりには之を補はれんことを希ふものなり︒﹂と漢呉音記載の態度を明らかにしている︒今本図中に漢音・呉音の記入なき帰字を列記して後日の参考としよう︒
四 漢音・呉音ともに記入なきもの︒︵十六字︶
①
︵平
︶崇︑隆︑戎
︵去
︶︵4 4
︶︽︾︵入︶肉︒
④︵上︶︵︾=︵重出字︑ 一方には記入しあり︒︶
⑦︵去︶酔︑③︵去︶試︑①︵平︶余︑⑮︵上︶邸︑
⑬
︵上
︶︵4 7
︾②︵入︶
①︵4 8︶︵上︶
︵︶⑩平︶︵4 9︾①入謬︵︑
︵5 0
︶
国 漢音の記入なきもの︒ 盆ハ字︶
②︵平︶︵5.︾
︽5 2
︶ヽ ⑤婢︵重出字︑一方には記入あり︒︶
①︵上︶
︵5 3
︾ヽ ①
︵去
︶呪︑⑬︵入︶域︒ u 且︵音の記入なきもの︒︵三十六字︶
0 3 姦 o 3 畷 面 ε 序 碁 F 合 糧 ヽ 貧 ︶ 剣 撲 ︑ 雹 ︑ 屯 0 3 剤 ε 止
O C o 此 北 8
③ 3 歯 8 裁
⑭ →
︶T a 蕉 婉 ︑兌
o c 孜
④ ε 奪
④ 3
■
④ T 盆 ︶
④ 8 譴 C O 典 0 3 碁 8 0
侵
① 3 年 O 晨 ε
ε け ツ ︑ 救 凛 ︑ 聖 ヽ
右 合 せ て 五十 八字
︒
︹広 韻 の舌 頭 以外 から 探 入れ た宇
︺ 右 に つ いて は 々一 本 図検 討 中 で指 摘 し た から 左︑ にそ の帰 字 を 列記 す る にと ど める
︒
問 集 韻 の音 頭 と 切 語 を 採 たっ も の︒
︵九 字
︶
0 商 品 衆 f
︶ ② 奨 貧 足 ︶ 来 匂 博 又 几 契 磨 た
︑ 寿 と た 誤 り 本 ヽ
図 嘩 あ ょ 主 千 ヽ ′ フ ︒
揉 T 講
︶E 2 春 V 九 は 花 ︒ の 悟
零 ι 句 九
脇 悟
④ 縄
操 → ι
盛 饗 挙 鏡 ︶ 集 句 ︑磨 た は 切 論 ︑拳 蘊 ︒ ② 屋 ﹁ 霧 ぇ ︶ 0 拝 釜 日 溝 ︶
国 五音 集韻 の音 頭 と切 語を 採 たっ も の︒
︵一 字
︶
①
︵5
︵︶ 渠 公︶ こ の字
﹁集 韻﹂ の音 頭 には 無 い︒ u 篇玉 の切 語 を 採 たっ と思 わ れ るも の︒ 2 字
︶
①
︵8︾
︵牛 仲
︶ D 広 韻 の叉 音 を 採 たっ も の︒ 2 字
︶
④ 54︵
︶︵慮 皓
︶ 広韻 に
﹁︵ 5 4︾
ヽ 張絞 切︑ 又 虚︑ 皓 切﹂ とあ り︑
﹁老 慮︑ 皓 切﹂ の字 子 にあ た るも の︒
︵巧︶ 韻 の欄 に在 る べき 字 で はな い︒ 国 出所 不明 のも の︒
︵一 字
︶
① 奮 戸公 救
︶ 計 十 三字
︑ そ のう ち
︵A
・B
・C
︶ の十 一字 はす べて 本 図が
﹁磨 光﹂ 襲を たっ と考 えら れる
︒
︹省 略 字︺ 広韻 の音 頭 で︑ 種 々の 事 情 から 本図 省に 略 削除 せ ねら たと 見 れら る文 字 七十 八字 を左 に掲 げ る︒ 四 明ら か に重 紐 のた め削 除 せ ら れた 見と る べき も の︒ 大矢 博士
﹁隋 唐 音 図﹂ の 再 検 一
〇三
一〇四
⑦ 晴 兼 ③ 峡 竹 侯 利 o
④ 環 嗜 o 接 ︑映
積 ④
工 ④ o 民 狩 ④
莉④影賛
詰o
︑磋 果②
数⑦ 装○
⑦紬 o 恒 0鍼 閾兼 避 屯︑
④暫
国 同 反切 のた め︒
② 棧
①︑ 露
︾ 0 其他 事の 情 に属 す るも の︒ 即 0ち 等 韻 図式 型の 窮が 屈 なた め︒ 0 反切 下字 など の関 係 から 当該 の転 に東 する を 不 当 と考 え れら る︒ 0 韻 増末 加字 と認 めた 0︒ 誤 てっ 他 の字 に真 を奪 われ た︑ 等 あで る︒
叡
◎ 企 麟 o 悴
④ 申 嗜 o 呼 署 q移 迷 刹 o 誡 ︑ o 輝 稀 貧
注
晨 曖 名 虐 ④ Ψ 慶 舷 ② 敦 ︑ 棋 o 蜘 関 0 怜 爆 み 皮 機 犠 ︑
0 今
〇 仲 法 泄 著
〇 米 喋
① 欲
⑦ 黎 惨 薇 ① o 棋 え
④ 法 9 ミ
其︹ の 他︺ 最 後 に︑ 広韻 本と 図 と 音の 頭 文字 相の 違 は可 な りあ てっ
﹁校 札﹂ の中 にも 注 記し あり
︑ 叉 こ 篇の 中 でも 折 々こ れ に触 れ た が︑ こ の問 題 は吾 々の 目的 にと てっ 余 り 要重 でな いと 思う ので
︑ こ こ では 深 く追 求 せ こぬ と とし た︒ 難 字 表
惚 ︵←
T ︾惚 T ︾船
→ ︾勘
T ︾硬
→ ビ
︽ι 饉 通
→ ︾叶 罵 →
︾拒 ・︽わ 度 ︽こ
︽ι 役 獨 ︽C 巣 2
︵じ 甘 鉾 6 ︶之 つ ︾稀
イ ︽じ 2 ︶唄
翁 ︶巖 Ξ
@ 曜
掌
︵ 澪 ︶ 劇 諄 十
︽ 斜
︶ ユ 四ノ
︽ 体
︶ 島 利 ︵ 3
史 2
︾
︽ 抑許 ︾ 4 7 J︽
晋
︽ じ 唯 3
︾
2 ︶種 翁 ︾況 Э 凛 2 ︶議 Ξ 郭 Ξ 預 0 モ Э 諄 劇 6
︶筑 翁 ︾餃 翁 ︾社
︽巴 セ C 歓
@ 斉 O g 諏 飛
︽ じ 雄 買 u 並
︽ J 彿 6
︶ 形
つ︶ら貧
図機
︽外︾療
Э邊
︵一 九 五四 年 月八 稿初
︶ 大矢博士﹁隋唐音図﹂の再検一〇五