中国の農業生産と農産物の輸出入 : 内モンゴルの農地牧草地の保全のために
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(2) 積は横ばい状態であることか分かった。一 方、野菜や果物などの作付面積は大幅に伸 び、農民の所得向上にも大きく貢献してい. 地の保全. 第1節内モンゴルの農業生産 第2節内モンゴルの農業の課題 第3節土地利用と農業政策. ることを説明し、日本は、中国最大の農産 物輸出相手国であることを確認した。. 終章. 引用・参考文献. 4.内容と結果 本論文では、中国の農業生産と農産物の 輸出入について、これまでの変遷、現状と 課題を実証データに基づいて考察し、さら に、内モンゴルの農業生産の発展を促進す るために、内モンゴルの農地牧草地の保全 について展望した。. 中国は、1949年の建国以来、農業を国の 基盤として、その発展に力を入れてきた。. 第3章では、内モンゴルとりわけ、奈曼 旗の人口推移、土地利用、農業生産を分析 し、生産責任制や退耕還林(還草)をはじ めとする中国の農業政策が内モンゴルの地 域にどのような影響を及ぼしているか考察 した。その結果、内モンゴルの伝統的な産 業である牧業は禁牧(土地利用の制限)に よって縮小を余儀なくされ、牛や羊など家 畜の品種転換が進んでいることが明らかに なった。. これは、限られた耕地の中で、世界人口の 約22%にあたる国民の食糧を生産しなけれ ばならないからである。とくに、1978年か ら始まった改革開放後は、農民に土地の使 用権を与え、農民が一定の農産物を自由に 販売できるようにしたほか、農業、農村の 構造改革が継続的に進められた。その結果、. 農業生産は改革開放前と比較して飛躍的に 向上した。. 第1章では、中国の経済成長、人口の推 移、国民生活、都市化の進展などを一っ一 つ分析しながら、相互の関係や問題点を明 らかにし、農業生産について考察するため の基礎とした。. 第2章では、中国の農業は米、とうもろ こしなどの穀物を主体としていることを明 らかにした。このことは常識的な理解の範 囲内のことではあるが、多くの資料を収集 整理して、経年変化を追って実証したこと に意味がある。また、現代中国の農業の特 色として、農村改革や栽培技術の改善に伴 い、穀物はむしろ供給過剰となり、作付面. 一297一. 主任指導教員 南埜 猛 指導教員 吉本 剛典.
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