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PDF版 CSR報告書:Green Activities:熊谷組

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(1)

グリーン購入に取り組んでいます

社 会・環 境 報 告 書

2005年 6月発行 株式会社 熊谷組

この報告書は、古紙配合率100%再生紙を使用し、アロマフリータイプの大豆油インク

で印刷しています。また、印刷は有害廃液を出さない「水なし印刷」で行っています。

株式会社 熊谷組 CSR推進室

(2)

01

目 次

事業概要

これまでの経緯

社会とのつながり

快適な職場作り

表彰

展示会・新聞掲載記事・研究論文発表

社会とのコミュニケーション

経営の考え方

お客様満足度の向上

企業倫理・コンプライアンス

安全衛生管理の取り組み

品質マネジメントシステム(QMS)と

継続的改善

環境マネジメントシステム(EMS)と

継続的改善

統治構造とマネジメントシステム

報告組織の概要

社会活動の報告

環境負荷低減活動の総括

(目標・計画・実績)

環境負荷低減活動への取り組み

データで見る環境影響とリサイクル活動

環境保全関係法令の遵守

環境保全技術

環境会計

安全・品質・環境に配慮した事例

環境保全活動の報告

ごあいさつ

1

2

4

6

7

8

10

12

14

16

17

21

22

24

26

28

34

36

46

40

44

対象年度

:2004年度

(2004年4月1日∼2005年3月31日)

※ただし、必要に応じ2005年4月以降の

活動等も紹介しています。

報告範囲

(株)熊谷組(本社及び国内支店):

数値データと活動事例の紹介

(株)熊谷組(海外):表彰事例等の紹介

(株)熊谷組グループ会社:

EMS取り組み開始等の紹介

数値データの対象工事

熊谷組単独工事と熊谷組が幹事会社で

あるJV工事

報告対象分野

:環境側面、経済側面

および社会的側面

直近の報告書発行

:2004年7月

次回の報告書発行

:2006年6月

(予定)

●本報告書は「環境報告書ガイドライン(2003年度版)」 (環境省)に準拠しています。また、「GRIガイドライン

2002」を参考にしています。

●熊谷組は、「お客様に感動を」をスローガンに掲げ、 安全、品質、環境NO.1を目指しています。本報告書の   一部では、「環境」に対する取り組みだけでなく 「品質」、「安全」に対する取り組みも紹介しています。 ●今回の報告書では、「社会・環境報告書」に名称を変更 しています。従来は環境面の報告が主体でしたが、 今回より社会面の報告を始めました。 ●今回の報告書で新たに記載した内容は以下のとおり

です。

1「統治構造とマネジメントシステム」 ・経営の考え方

・お客様満足度の向上 ・企業倫理・コンプライアンス 2「社会活動の報告」

・社会とのつながり ・快適な職場づくり

●社会面の報告を記載するにあたり、従来から記載して いた項目の範囲を拡大し、環境面だけでなく社会面の  内容も記載した項目は以下のとおりです。 ①「社会活動の報告」

・表彰

・展示会・新聞掲載記事・研究論文発表 ・社会とのコミュニケーション ●報告書の公開は、印刷版とインターネットで見る

WEB版の2つの方法で公開しています。

URL:

http://www.kumagaigumi.co.jp/topics/index_2.html

●今回は本報告書のダイジェスト版を作成しています。

報告にあたっての基本的要件

編 集 方 針

近年、地球を取り巻く環境は悪化の一途をた

どっており、社会的に環境問題はより身近なこ

ととしてとらえられ、関心も日増しに高まって

おります。そして、個人・企業を問わず、それ

ぞれが担う責任、期待される役割もより大きい

ものとなってきております。

私たち熊谷組は、社会における一員として、

環境問題に対して積極的に取り組むことの重要

性を認識し、循環型社会の構築に向けて様々な

取り組みを進めております。

熊谷組は、1997年、横浜支店において、建設

業界では初めてISO14000の認証を取得いたしま

した。1999年に全支店で認証取得を完了、昨年

は認証を全社統合し、さらにグループ会社にも

株式会社 熊谷組

取締役社長

拡大して環境活動への取り組みを順次強化して

まいりました。

また、環境に配慮した独自の技術開発にも力

を入れており、「ネッコチップ工法」や「エコサ

ウンドパネル」など、環境にやさしい数々の技

術が実用化されております。そして、開発した

技術は積極的に施工に取り入れ、工事施工に伴

う環境への負荷低減や環境保全に努めておりま

す。

熊谷組では、このような環境への取り組みの他、

品質および安全についても重要な経営目標と認

識しております。品質については、「K−TOP

S(Kumagai Total Open Process System)」

等、お客様や関係者への施工過程の積極的な公

開に取り組んでおり、様々な視点から施工状況

を確認することを通じて品質の向上に努めてお

ります。また、安全については、当社独自の

「労働安全衛生マネジメントシステム」を構築し、

このシステムの運用により大幅に事故・災害を

減らすことに成功しております。熊谷組では、

「お客様に感動を」をスローガンに掲げており、

このスローガンの達成のために「安全・品質・

環境NO.1」を目指しています。

これまでの5年間、安全・品質・環境に対する取

り組みを「環境報告書」としてまとめておりま

したが、これに社会活動の報告を新たに加えて、

今回は「社会・環境報告書」として発行いたし

ました。

2005年4月に社長直轄の組織としてCSR推進

室を設置し、環境保全活動の他、品質保証活動、

お客様満足度向上の推進活動を強化するととも

に、社会をとりまくステークホルダーとのコミ

ュニケーションを強化し、一層社会に貢献でき

る企業を目指してまいります。

これまで企業やNPOのほか、熊谷組に関心を

お持ちいただいた皆様から、熊谷組の取り組み

に対して貴重なご意見をいただいております。

ここに深くお礼申し上げますとともに、皆様か

らのご意見を真摯に受け止め、社会的に存在価

値のさらに高い企業を目指してまいりますので、

今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い

申し上げます。

(3)

海 外 拠 点

02

03

本店

東京本社

北海道支店

東北支店

首都圏支店

横浜支店

名古屋支店

北陸支店

福井支店

関西支店

広島支店

四国支店

九州支店

技術研究所

熊谷組グループ 社会・環境報告書Green Activities 2005 熊谷組グループ 社会・環境報告書 Green Activities 2005

:株式会社 熊谷組

:1898年1月(明治31年)

:1938年1月(昭和13年)

代 表 者

:取締役社長 大田 弘

資 本 金

:133億円(2005年3月)

事業内容

:建設事業

主要な営業所等

〒910-0006

〒162-8557

〒060-0061

〒980-0822

〒162-8557

〒231-8321

〒454-8507

〒920-8721

〒910-0006

〒534-0024

〒730-0051

〒760-0078

〒810-0074

〒300-2651

福井市中央2丁目6番8号

東京都新宿区津久戸町2番1号

札幌市中央区南1条西6丁目

仙台市青葉区立町26番20号

東京都新宿区津久戸町2番1号

横浜市中区桜木町1丁目1番67号

名古屋市中川区西日置1丁目1番5号

金沢市小金町9番18号

福井市中央2丁目6番8号

大阪市都島区東野田町1丁目5番14号

広島市中区大手町四丁目6番16号

高松市今里町1丁目22番9号

福岡市中央区大手門一丁目4番1号

つくば市鬼ヶ窪1043番地

TEL(0776)21-2700

TEL(03)3260-2111

TEL(011)261-7271

TEL(022)262-2811

TEL(03)3260-4750

TEL(045)683-5111

TEL(052)331-3361

TEL(076)253-3100

TEL(0776)21-2700

TEL(06)6352-1151

TEL(082)241-3222

TEL(087)862-2011

TEL(092)721-0011

TEL(0298)47-7501

中国(上海、香港)、台湾、フィリピン、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、

スリランカ、パプアニューギニア

■(株)ガイアートT・K  代表取締役社長 藤井 利和 〒162-0814 東京都新宿区新小川町8-27

tel:03-5261-9211 fax:03-5261-9220

舗装工事、土木工事をメインに、上下水道、管工事、造園工事の調査、設計から 施工、維持まで幅広く対応しています。建設資材の製造販売も展開しています。 「ISO9001」を全支店にて取得しています。CO2対策や騒音対策など環境に配慮

した各種工法も用意しています。

■ケーアンドイー(株) 代表取締役社長 樋口 靖 〒162-8557 東京都新宿区津久戸町2-1 tel:03-3266-0573 fax:03-3266-8460

建築、電気・衛生・空調設備のリニューアル&アフターケア専門会社として、ス トック・循環型社会に貢献する企業を目指しています。建物調査・点検、耐震診 断・耐震補強設計、長期修繕計画策定等、企画・設計から施工まで、大規模修繕 工事を含み総合的にプロデュースいたします。

■テクノス(株) 代表取締役社長 永嶋 喜昭 〒442-0061 愛知県豊川市穂ノ原2-1 tel:0533-84-1111 fax:0533-82-1601

建設用機械、資機材、鉄鋼品の設計・製造販売を担当する建機事業部と連続地中 壁を核とした土木機械系施工の建設事業部を併せもった技術立社。 建築鉄骨建方治具の“建方エース(S,B,SRC)”のリース事業並びにタワークレー ン一括請負事業も展開。

■テクノスペース・クリエイツ(株) 代表取締役社長 戸次 康二 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-18 川島第一ビル3F tel:03-5227-3381 fax:03-5227-3385

CADと情報システムを活用した建築施工図、施工計画図作成など、施工段階で のソフトサービスを中心に、海外での作図業務も展開しています。

■(株)ケイエヌ・ファシリティーズ 代表取締役社長 佐久間 茂夫 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-3-7 秋穂セントラルビル4F tel:03-5216-1011 fax:03-5216-1013

建造物のライフサイクルを視野に入れた付加価値の高い企画提案ときめ細やかな アフターサービスを実現する総合ビルメンテナンス会社です。

■(株)ファテック  代表取締役社長 青野 孝行 〒162-8557 東京都新宿区津久戸町2-1 tel:03-3235-6269 fax:03-5261-9066

優れた技術を商品化して広く一般社会に提供する「技術商社」です。ネッコチッ プ工法、音環境・眺望のシミュレーション装置、電磁シールドボード等グループ が開発した最新の技術商品を取り扱っています。

■(株)テクニカルサポート  代表取締役社長 今村 嘉人 〒162-8557 東京都新宿区津久戸町2-1

tel:03-3235-8131 fax:03-3267-0143

企業活動の様々な分野にスペシャリストを提供する人材派遣・人材紹介事業と、 給与計算・総務・経理事務等の事務代行事業によるビジネスサポートを展開して います。

■シーイーエヌソリューションズ(株) 代表取締役社長 土屋 健 〒105-0014 東京都港区芝2-31-25 NEC別館

tel:03-5439-9285 fax:03-5439-9286

熊谷組の豊富な建設業ノウハウと、NEC及びCACの最先端ITノウハウを融合し、 3社共同出資で設立された建設業界向け情報システム会社です。建設事業者に対 して情報システム、ネットワークシステムの構築、運用等のITソリューションを 提供しています。

■(株)エコテクノ  代表取締役社長 中川 正俊

〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-12 セントラルコーポラス 308号 tel:03-3260-3911 fax:03-3260-3906

土壌汚染対策および廃棄物対策のコンサルティングとエンジニアリングを主たる事業 分野とし、循環型社会への貢献を目指して、環境技術とノウハウを提供します。固有 技術では、熊谷組が開発したスーパーリサイクロンシステム(SRS)を活用した、 洗浄・分級システムの企画・設計・製作およびレンタル事業を展開しています。

【売上高】

(億円)

※海外含む

10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0

2000 2001 2002 2003 2004 (年度) 不動産事業 土木工事 建築工事 (億円)

4,625 3,219 2,568 1,616 1,500 992 1,078 1,741 3,027 2,012 2,492 2,757 4,435 6,503 6,819

182 257

126 62 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000

※海外含む

0

2000 2001 2002 2003 2004 (年度) 不動産事業 土木工事 建築工事 (億円)

2,486 2,484 1,840 1,253 1,429 789 1,024 802 1,587 1,553 2,218 2,307 2,757 4,288 4,278 239 217 115 30

【受注高】

(億円)

【経常利益】

(億円)

※海外含む

80 70 60 50 40 30 20 10 0

2000 2001 2002 2003 2004 (年度) (億円)

32 79

10 32

66

【完成工事高比率】

※国内工事のみ

100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 (%)

(2004年度)

土木工事 建築工事 27

73

12 88

建築工事

土木工事

40%

【事業種類別売上高構成比】

※2004年度売上高2,492億円(海外含む)

60%

2004年4月以降の当社活動状況及び今後の見通し・方

向性について、説明します。

<経営統合の解消>

当社は、飛島建設株式会社と2005年4月の統合を目指

して協議してきましたが、統合効果の早期実現は困難と

の結論に達し、2004年11月に経営統合を見送ることを

決定しました。

これを受け、当社は「競争力強化特別委員会」を同日

付設置し、「構造改革3カ年計画」の確実な達成とともに、

新たな成長戦略等の体制の構築について検討を進めてい

ます。

<経営構造改革3カ年計画>

当社は、2003年4月に「経営構造改革3カ年計画」を

策定し、推進していますが、お客様や株主、取引金融機

関等、皆様のお陰をもちまして、計画はこれまで順調に

推移しています。コンパクトで効率的な組織の構築や利

益水準の向上等、経営体質も大幅に改善されてきており、

業績面におきましても既に公表しています2005年3月期

では計画を上回って達成することができました。また、

2004年度の状況

計画最終年度である2006年3月期におきましても、達成

の目処はほぼついてきています。今後は本計画を確実に

達成させると共に、今年度を再建過程から再生・発展過

程へと転換する重要な年と位置付け、当社の更なる飛躍

に向けて、全社一丸となって邁進します。

<社長交代>

(4)

04

05

・「地球変動枠組み条約」採択

・「地球環境サミット(リオデジャネイロ)」開催 ・「環境基本法」施行

・「基本理念」を制定、発表 ・JAB(日本適合性認定協会)設立 ・建設省「環境政策大綱」 ・建設省「建設副産物対策行動計画」 ・ISO9000s 改正

・JIS Z 9000s 改正 ・COP-1(ベルリン)

・COP-2(ジュネーブ)

・環境マネジメントシステム導入の検討開始(1月) ・建設10団体「建設産業環境行動ビジョン」

・建設省関東地建が、ISO9000s適用のパイロット工事を発表 ・香港政庁管轄の公共工事入札にISO9000s認証取得が必須条件となる ・COP-3(京都)

・建設省「建設リサイクル推進計画 ’97 ・経団連「環境自主行動計画」

・オランダが公共工事入札にISO9001、9002の認証取得を義務付ける

・COP-4(ブエノスアイレス) ・「地球温暖化対策推進大綱」

・建設3団体「建設業の環境保全自主行動計画」第二版 ・JIS Z 9000s 改正

・COP-5(ボン) ・改正省エネルギー法施行 ・PRTR法施行

・シンガポールの公共工事入札にISO9000s認証取得が必須条件となる

・COP-6(ハーグ) ・循環型社会形成推進基本法制定 ・建設リサイクル法制定 ・グリーン購入法制定

・ISO9000s改正<ISO 9001:2000発行> ・JIS Z 9000s 改正→JIS Q 9001:2000発行 ・住宅品確法施行

・建設省ISO9000s適用案件(対象工事36件)を発表 ・「地球環境保全委員会」設置(4月)

・「地球環境保全に関する基本方針」、「環境理念」、「行動指針」を制定・発表(2月)

・環境保全技術ワーキンググループを設置し活動開始(10月)

・環境マネジメントシステム導入の検討開始(1月)

・環境安全本部を新設(4月)

・環境管理啓発ハンドブック発行(隔月発行Vol.1∼4)(6月) ・ISO14001の導入決定(7月)

・「ISO推進室」を支店に設置(10月)

・イントラネットを使った建設副産物管理システム運用開始(4月) ・「エコサウンドパネル」(リサイクル資材を用いた防音壁)が  旧建設省の「建設技術評価」の認定を取得(6月)

・横浜支店、建設業界で初めてJAB認定機関によりISO14001審査登録(10月)

・地球環境推進室、品質環境マネジメント室を本社に設置(1月) ・「地球環境保全活動基本計画(1998)」を策定(4月) ・「環境配慮設計チェックシート」の試行開始(設計本部)(6月) ・東京、大阪支店ISO14001審査登録(10月)

・名古屋、北陸支店ISO14001審査登録(11月) ・北関東支店ISO14001審査登録(12月) ・環境負荷削減に関する全社目標の設定(12月) ・東関東、神戸支店ISO14001審査登録(1月) ・環境事業プロジェクト部の新設(1月) ・東北、広島支店ISO14001審査登録(2月) ・北海道、四国、九州支店ISO14001審査登録(3月) ・「ネッコチップ工法」(伐採木のリサイクル工法)が  (財)先端建設技術センターの「技術審査証明」を取得(3月)

・「地球環境保全活動基本計画(1999)」を策定(8月) ・グリーン購買活動ガイドライン制定(2月) ・品質・環境管理部に改組(4月)

・環境事業団「H12次世代廃棄物処理技術基盤整備」助成事業入選(7月) ・響灘環境技術研究所を新設(8月)

・「Green Activities2000」発行(9月) ・SRSによる油汚染土壌浄化技術完成(11月) ・『全社品質保証規程』制定(1月)

・『品質保証基本体系図および品質保証基本活動一覧表』改訂(4月) ・品質保証全社標準類 改訂(10月)

・『品質保証基本体系図および品質保証基本活動一覧表』改訂(1月) ・ISO9000s審査登録方針の決定(9月)

・本社に品質保証部、東京支店にISO推進室を設置(1月) ・香港営業所が ISO9001認証取得(2月) ・各支店に ISO推進室を設置(東京支店は設置済)(10月) ・台湾の現地法人「華熊営造」がISO9002認証取得(12月) ・「東京支店+設計本部」ISO9001認証取得(12月) ・「北関東、北陸、名古屋、大阪の各支店+設計本部」 ISO9001認証取得(8月) ・「東関東支店+設計本部」ISO9001認証取得(9月) ・シンガポール営業所が ISO9002(建築部門)認証取得(10月) ・「神戸、東北の各支店+設計本部」 ISO9001認証取得(11月) ・「広島、北海道の各支店+設計本部」 ISO9001認証取得(12月) ・「四国、九州の各支店+設計本部」 ISO9001認証取得(12月) ・「横浜支店+設計本部」 ISO9001認証取得(7月)

・「住宅本部」 ISO9002認証取得(6月) ・シンガポール営業所が ISO9002(土建)認証取得(6月) ・インドネシア営業所が ISO9002認証取得(11月) ・ロンドン営業所が ISO9002認証取得(12月) ・台湾営業所が ISO9002認証取得(12月) ・「東京支店+設計本部」 ISO9001更新登録(12月)

・「北関東、北陸、名古屋、大阪の各支店+設計本部」 ISO9001更新登録(6月) ・「東関東支店+設計本部」ISO9001更新登録(7月) ・「神戸、東北の各支店+設計本部」ISO9001更新登録(9月) ・「広島、北海道の各支店+設計本部」ISO9001更新登録(10月) ・「四国、九州の各支店+設計本部」ISO9001更新登録(11月)

・阪神大震災

・長野オリンピック ・安全衛生管理規定(平成3年制定)改訂 (4月)

・本社安全衛生大会開催(4月)<以後毎年開催> ・安全衛生協力会全国組織で発足(3月) ・足場基準制定(8月)

・危機管理マニュアル制定(7月)

・環境安全本部(平成3年10月工事総合本部安全部より)に名称変更(4月)

・職長会活動実施基準制定(3月)

・安全衛生パトロール実施基準制定(4月)

・安全衛生パトロールデータシステム、災害分析データシステム        の構築、運用(4月) ・各種基準制定(掘削・型枠支保工・コンクリート工作物解体鉄骨       建方安全基準等)(8月) ・特定工種の安全先行管理実施基準制定(10月) ・安全通達集(通達編・基準編)の作成、配付(12月) ・厚生労働省OHSMSに関する指針の発表(4月) ・労働安全衛生マネジメントシステム導入・展開(10月) (システム文書の構成内容)

  Vol.1 安全衛生管理規程、マニュアル、標準類OSHMSに関する    解釈例規作業所におけるOSHMSフローの標準的な例   Vol.2 その他システムに関連する基準等の文書   Vol.3 社内安全衛生基準類、支店安全衛生基準類 ・職長選定基準制定(10月)

・建設業労働災害防止協会がガイドラインを作成、公表(11月) ・内部安全衛生監査員教育の実施 14回(340名)(2月) ・安全本部に名称変更となる(4月)

・マニュアル・標準類(Vol.1)の見直し開始及び第2版の配付(6月) ・その他システムに関連する基準等の文書(Vol.2)          の見直し及び第2版の配付(12月) ・建災防システム構築担当者研修講座講師派遣 ・オーストラリア=シドニーハーバートンネル開通

・BCS賞受賞(東京都庁舎、横浜ビジネスパーク) ・経営理念策定

・幕張プリンスホテル竣工

・土木学会賞受賞(オーストラリア初の海底道路        トンネルの設計・施工) ・台湾=新光人壽摩天大楼竣工

・BCS賞受賞(けいはんなプラザ・住友ホール)

・土木学会賞受賞(田中賞・バンコク第二高速道路) ・BCS賞受賞(東京海上東日本研修センター、        横浜ランドマークタワー)

・海外技術センターをシンガポールに新設 ・土木学会賞受賞(技術賞・北陸新幹線五里ヶ峰トンネル) ・BCS賞受賞(フェニックスリゾートシーガイア) ・インターネット・ホームページ開設

・東京湾横断道路川崎トンネル浮島北貫通 ・香港西部海底トンネル開通 ・仙台空港新旅客ターミナルビル完成

・土木学会賞受賞(技術賞・神田川・環状7号線地下調節池工事) ・常務松本良夫が社長、社長熊谷太一郎が会長にそれぞれ就任

・創業100周年を迎える

・土木学会賞受賞(田中賞・汲水門大橋、明石海峡大橋、       伊勢湾岸自動車道名港大橋[西大橋]) ・BCS賞受賞(メディアパーク)

・土木学会賞受賞(田中賞・来島大橋)

・副社長鳥飼一俊が社長に就任

熊 谷 組

事業の沿革

安全面の取り組み

品質面の取り組み

環境面の取り組み

建設業界ほか社会の動き

1992

1993

1994

1995

1996

1997

1998

1999

2000

・COP-6再開会合(ボン) ・COP-7(マラケシュ) ・「環境省」発足 ・建設リサイクル法基本方針策定

・環境省、環境報告書ガイドライン、環境パフォーマンス指標策定 ・NEDOより「環境負荷低減汚染土壌浄化技術の開発」を受託(3月)

・北関東、東関東、東京、横浜支店を首都圏支社としてISO14001 拡大登録(4月) ・大阪、神戸及び四国支店を関西支社としてISO14001拡大登録(5月) ・グリーン購買活動ガイドラインをグリーン購買要領に名称変更(9月) ・グリーン購買対象品目の選定品目を追加(建設用資材、機械など14品目を選定)(9月) ・「Green Activities2001」発行(9月)

・名古屋及び北陸支店がISO14001の登録を更新(第1回目)(10月) ・「地球環境保全活動基本計画(2001)」を策定(12月) ・東京、北関東、東関東、横浜の各支店と住宅本部が統合した

首都圏支社のISO9001拡大登録(7月) ・大阪、神戸、四国の各支店が統合した関西支社のISO9001        拡大登録(9月)

・アメリカ同時多発テロ ・内部安全衛生監査員教育の実施(6回)(140名)(5月)

・我が社の安全衛生管理について(建設の安全に掲載)その1∼その6 ・建災防システム構築担当者研修講座講師派遣

・海外工事における安全パトロールの開始  ・上越市市民プラザがオープン(我社国内初PFI事業)

・資本金減少(約820億円→約334億円/3月末) ・第二東名高速道路浜松トンネル西工事、TBMの月進日本記録      樹立(809.5 m) ・グッドデザイン賞受賞(階段室型共同住宅用エレベータ、 (金賞)せんだいメディアテーク、

    都営地下鉄大江戸線飯田橋駅工区

2001

・環境省「環境会計ガイドライン2002年版」策定 ・フロン回収破壊法施行

・建設リサイクル法全面施行

・国土交通省「建設リサイクル推進計画2002」策定 ・京都議定書(COP-3)の受諾を閣議決定

・「持続可能な開発に関する世界サミット」(ヨハネスブルグ) ・COP-8(ニューデリー)

・広島、東北及び北海道支店がISO14001の登録を更新(第1回目)(1月) ・九州支店がISO14001の登録を更新(第1回目)(2月) ・「Green Activities2002」発行(9月) ・ISO9001:2000対応のQMS運用開始(4月)

・関西支店がISO9001:2000移行登録(10月) ・名古屋、北陸の各支店がISO9001:2000移行登録(11月) ・北海道、東北、首都圏、広島、九州の各支店がISO9001:2000移行登録(12月)

・ワールドカップサッカー日韓共同開催 ・経営トップパトロールの開始(2月)

・基準文書等の新規作成、改訂文書の作成及び配付(4月) ・内部安全衛生監査員教育の実施 4回(80名)(6月) ・社内安全衛生基準(Vol.3)の見直し及び第2版の配布(12月) ・建災防システム構築担当者研修講座講師派遣

・我が社の安全衛生管理について(建設の安全に掲載)その7∼その8 ・システム成否のカギを握る専門工事業者の位置付けと取組み     (建設労務安全の取材)(10月)

・平成14年3月期(65期)決算連結決算9期ぶり黒字化、

        有利子負債大幅圧縮 ・BCS賞受賞(せんだいメディアテーク)

2002

・土壌汚染対策法施行

・建設3団体「建設業の環境保全自主行動計画」(第3版) ・COP-9(ミラノ)

・グリーン購買対象品目の選定品目を追加

(建設汚泥から再生した処理土、土工用水砕スラグなど29品目を追加し、合計43品目選定)(2月) ・「地球環境保全活動基本計画(第4版)」を策定(2月)

・品質・環境管理部を経営企画部 品質環境マネジメントグループに改組(7月) ・「Green Activities2003」発行(10月)

・新規基準文書(Vol.2)追加配布(4月) ・建災防システム構築担当者研修講座講師派遣

・経営トップ(社長)パトロールの取材(安全スタッフ掲載)(2月) ・海外工事部研修開催(4回)

・スリランカでの安全衛生講習会開催 (7、12月) ・安全環境統括部に名称変更(10月) ・第12回BELCA賞「ベストリフォーム部門」受賞

       (上越市民プラザ) ・経営構造改革3カ年計画策定

・「TAIPEI101」が世界最高508メートルに到達

2003

・環境省、環境報告書ガイドライン(2003年度版) ・COP-10(ブエノスアイレス)

・国土交通省、ISO9000適用の試行工事を止め、一般競争入札方式のすべてを工事対象とする取り扱いに拡大 ・ISO14001:2004発行

・新EMS(全社統合)運用開始(4月) ・「Green Activities2004」発行(7月) ・全社一元化 ISO14001審査登録(10月) ・K-TOPS活動開始(4月)

・全社統合QMS(ISO9001:2000対応)運用開始(5月) ・新規基準文書、通達等の取り込みによる基準文書(Vol.2・3)の配布(10月)

・建災防システム構築、内部システム監査担当者講座講師派遣 ・海外工事における安全衛生管理について(建設の安全に掲載)その1∼その2 ・熊谷組に見る成功のヒント(安全スタッフ取材)(3月)

・海外工事部研修開催(8回) ・「TAIPEI101」がグランドオープン

2004

・京都議定書発効

・公共工事品確法施行        ・グループ会社EMS運用開始(4月)

・全社一元化 ISO9001認証登録(1月) ・「愛・地球博」開催

・新規基準文書及び改訂文書・帳票の送付(4月)(Vol.1・2) ・建災防システム構築、内部システム監査担当者講座講師派遣 ・海外工事で感じたこと(建設の安全に掲載) ・海外工事部研修(1回) ・常務取締役大田弘が社長に就任

2005

(5)

豊かな人間生活の実現に向けて、熊谷組は建

設分野においてその役割の一端を担っています。

熊谷組は「お客様に感動を」をスローガンとし

て、徹底した顧客志向のもと、もの造りに尽力

しておりますが、一方で建設行為は必然的に自

然の形状変更を伴うものでもあります。熊谷組

は常に人間の社会活動と自然環境保護の接点に

06

熊谷組グループ 社会・環境報告書 Green Activities 2005 熊谷組グループ 社会・環境報告書Green Activities 2005

07

熊谷組では、取締役7名で構成する取締役会に

おいて事業戦略の決定および監督を実施してお

り、4名の監査役(うち2名が社外監査役)で構成す

る監査役会により監査を実施しております。また、

取締役7名と執行役員2名で構成する経営会議に

おいて経営理念や経営方針、経営計画等の事項を

存在していることを認識したうえで、企業活動

を推進しなければならないと考えています。建

設に関する様々な技術を統合し、総合力をもっ

てその使命を果たし、社会に貢献することを通

じて、皆様から信頼される企業集団の確立を図

ってまいります。

社訓・経営理念

決定しております。その他、コンプライアンス体

制を強化するため、社外委員等で構成する「法遵

守監査委員会」(8、9ページ参照)を設置する他、

監査室、法務コンプライアンス部を設置し、定期

的に業務監査並びに社員教育を実施しており、そ

の結果は適時社長に報告されます。

お客様満足度の向上

■ お客様に対する基本的考え方

「お客様に感動を」を目指して、世代を超えて

総合力を発揮し、末永くお客様に喜んでいただけ

るモノづくりに励んでいます。

■ 24時間対応の建物相談窓口

建物についての不具合が発生したときや建物

の改修などの相談を承る建物相談窓口が全支店

に設置されています。この相談窓口は通常の勤

務時間内だけでなく夜間そして休日も応対でき

るように24時間体制を維持しています。

また相談窓口という役割だけではなく不具合の

発生状況によっては、お客様のところへ直ちに伺

うという緊急出動の体制も兼ね備えています。

■ お客様の声アンケート

建物をお客様に引き渡してから3年経過した時

点で、「お客様の声アンケート」を実施していま

す。このアンケートでは3年経過して気付いた建

物の使い勝手の悪さや不具合の状況を教えてい

ただくことと、当社のお客様への対応の様子な

どをお伺いしています。このアンケートではお

客様からの回答を頂くたびに内容を確認し社内

への展開を図るとともに、必要に応じて業務の

改善施策へと反映させています。

コーポレート・ガバナンス

■ メールマガジンの発行

お客様満足度を向上する活動の定着を目指し、

お客様満足度向上に対する社員の意識を高める

ために、メールマガジンを全社員対象に定期的

に月2回発行しており、社員から多くの反響があ

ります。最近のメールマガジン記事のタイトル

を紹介します。

・プロセス価値がお客様の感動を生み出す

・主語がお客様になっていますか

・2番目のアフターサービス

■ 工事現場の積極的な公開

工事中でなければご確認いただけない施工途

中のプロセスを、発注者の皆様、関係者の皆様

に公開して好評をいただいています。この活動

を当社ではK-TOPS(Kumagai Total Open

Process System)と呼んでいます。

今までも定例会議等で工事現場をご案内する

機会はありましたが、限定された一部の方が対

象でした。そこで当社では、現場で行う検査や

試験への立会いを依頼したり、共同住宅では居

住者、教育施設であれば教師や学生、医療施設

では医師や看護士など建物完成後に実際利用さ

れる方への現場見学会や説明会を積極的に開催

しています。

K-TOPSを通じ、工事現場の作業員も今まで以

上にお客様の目を意識するようになり、安全・品

質・環境への取り組みの加速につながっていま

す。

<K-TOPSの事例>

◆立命館大学BKC学生交流施設(仮称)建築工事

杭工事プロセス見学会

日 時:2004年6月

対象者:建築系学生

(6)

当社は、企業市民としての自覚と責任を持ち、

品位を重んじた行動により社会に評価される企

業集団を目指すことを経営理念の一つとして掲

げております。

そのため当社では、1998年に「熊谷組行動指

針」を制定し、企業としての「行動理念」なら

びに個々の社員における「行動基準」を定め、

「企業市民」として、お客様、株主様、地域社会

はもちろんのこと、当社の事業活動にかかわり

をもつすべての関係者にとって存在価値の高い

企業であり続けることを常に行動の基本に置き

ながら企業活動を実践しております。

熊谷組では、企業市民としての自覚と責任を持ち、品位を重んじた行動により、社会に評価される企

業集団を目指すことを経営理念として掲げ、これに基づき、企業倫理を確立し、法令遵守経営を強く推

進することを広く内外に宣言しております。

「熊谷組行動指針」による企業市民宣言

当社では、CSR(企業の社会的責任)の一

環として、2002年6月に、弁護士等の社外有識

者および常勤監査役等で構成される「法遵守監

査委員会」を設置しております。

同委員会は、当社の業務執行に対する客観的

かつ専門的見地からの監視・指導ならびに必要

に応じて経営会議等に対する是正勧告を行うと

ともに、当社の協力業者親睦団体(熊土会、熊

建会)及びグループ各企業からの非公開・匿名

による情報提供・相談受付けを行っており、こ

れにより、不正・不法行為の未然防止に努めて

おります。

法遵守監査委員会

当社では、2002年12月、法遵守監査委員会か

らなされた「企業倫理を遵守する経営の実現に

向けた提言」を受け、全社的な法令遵守体制の

整備と法務支援を実施するため、2003年2月、

法務コンプライアンス部を設置いたしました。

法務コンプライアンス部

法務コンプライアンス部は、当社が常に社会

全体にとって存在意義をもった企業でありつづ

けるために、企業倫理遵守を大前提とした積極

果敢な事業活動を行えるよう、全役員・社員を

対象として企業倫理遵守と法務リスク低減に関

しての全社的な体制整備と事前防止等の諸支援

を行うとともに、法遵守監査委員会の事務局と

して同委員会からの提言の具現化に向けて各種

の業務を推進する役割を担っております。

08

09

当社では、毎年10月を「法遵守強化月間」と

して位置付け、法遵守に対する取り組みを強化

しております。

今日、企業が存続・繁栄していくためには企

業として関係法令を遵守した活動を行うことが

当然に求められております。

法遵守強化月間は、「企業市民としての自覚と

責任を持ち、社会に評価される企業集団を目指

す。」との当社の経営理念を確実に実践していく

ため、一つの節目として強化月間を制定するこ

とにより、社員一人ひとりが法遵守に対して、

認識を新たにし、法遵守に基づいた行動基準を

確立することをねらいとして毎年継続実施され

るものです。

法遵守強化月間

当社では、2004年度における法遵守強化月間

の取り組みとして、法令遵守経営を徹底するた

め、新たに「コンプライアンス・プログラム」

を策定し、同年10月1日から導入しております。

コンプライアンス・プログラムは、当社がこ

れまで制定したコンプライアンスに関する規程、

マニュアル類、教育資料等を再編集し、更に法

令遵守強化のための社内規程、行動ルール等を

盛り込み、一体化を図ったものです。

コンプライアンス・プログラム

当社のコンプライアンス体制は、本支店各部

署による自律機能、管理本部その他の専門部署

による支援機能、監査室による監査機能、以上3

つの内部機能を中心に成り立っております。

具体的には、本社・支店の各部署が、事前判

断を徹底の上、自律機能として法令を遵守し、

これを、管理本部その他の専門部署が支援機能

として法務支援を行い、そして、これらの状況

当社のコンプライアンス体制

を監査室が監査機能として事後的に監査を実施

することにより、法令違反の早期発見・未然防

止に努めております。

また、それに加えて、経営からの独立組織と

しての法遵守監査委員会が、外部ステークホル

ダーの観点で定期的に評価を行い、不具合があ

れば経営に対して勧告するという体制をとって

おります。

指示

経 営

監査結果報告

法遵守システム

の維持整備、業

務遂行部門の法

務支援

業務遂行過程の

法遵守チェック

は、部門長指揮

下、各部署の責

任で実施

業務全般にわた

る監査実施並び

に監査結果の経

営への報告、是

正勧告

支援機能

管理本部外

全社的な法遵守

体制の整備と法

務支援

自律機能

本支店各部署

事前判断の徹底

監査機能

監査室

厳正な監査

外部評価機能

法遵守監査委員会

社外の目で評価

2005年4月1日からの個人情報保護法の全面施

行に伴い、当社においても、それに向けた社内

体制の整備を図っております。

具体的には、各種の基本ルール(基本理念、

個人情報保護方針、個人情報保護規程等)を制

定するとともに、同法の定める法定公表事項を

当社のホームページ上に掲載したほか、社内組

織として、個人情報管理責任者、個人情報管理

個人情報の保護

担当者および監査責任者を選任・配置し、株主、

社員その他当社に関係するすべての方々の個人

情報の適切な取扱い及び保護に対する取り組み

をしております。

また、個人情報保護法対応マニュアルを策

定・導入し、これを全社員に展開するなどして

個人情報の保護に努めております。

当社のコンプライアンス体制

(7)

直   接   要   因

支店特有の危険又は有害要因の特定 重点実施事項 危険又は有害要因の特定(OSH-06-02) 実 施 事 項 危険又は有害要因の特定(OSH-06-02) 実 施 事 項

10

熊谷組グループ環境報告書 Green Activities 2005 熊谷組グループ環境報告書Green Activities 2005

11

業界トップを切っての労働安全衛生マネジメントシステムの導入

当社では、企業としての社会的責任(CSR)を積極的に果たすため、1998年より労働安全衛生

マネジメントシステムの構築に取り組み、1999年よりシステムを運用しています。これは、1999年

に厚生労働省が指針を公表し、これを受けて建設業労働災害防止協会はガイドライン(COHSMSガ

イドライン)を公表していますので、これに準拠して、業界トップを切り導入したものです。

◎ 安全衛生理念

◎ 安全衛生方針

熊谷組は、安全衛生マネジメントシステムを導入し、安全衛生理念に基づき、全社の事業活動におい て安全衛生活動を積極的に推進し、労働災害の防止、健康の増進及び快適な職場環境の形成を図り、生 産性の向上に資することとする。ここに安全衛生マネジメントシステムの導入に際し、以下の事項を表 明する。

1.

2.

3.

4.

5.

安全衛生マネジメントシステムによる安全衛生管理活動を事業展開の中で重要業務に位置づけ、継 続、維持を図る。

安全衛生マネジメントシステムを適切に実施及び運用し、安全衛生目標を達成するため、必要な経 営資源を提供する。

安全衛生関係法規、社内安全衛生基準及びその他基準等に定める事項を遵守し、安全衛生管理技術 の一層の向上を図る。

社員の協力を得ながら、安全衛生マネジメントシステムの実施及び運用を積極的に推進するため、 社員に対して責任と権限を付与する。

社員及び専門工事業者に対し安全衛生教育及び訓練を継続的に行う。 安全衛生マネジメントシステムの定期的な見直しを行う。

この安全衛生方針に基づき、全社にわたり安全衛生管理活動を展開し、企業としての社会的責務を果

たすこととする。 株式会社熊谷組

取締役社長  大田 弘

会社は、人命の尊重を最優

先し、専門工事業者と一体

となり、働く者一人ひとり

の安全の確保と健康の増進

を図るとともに快適な職場

環境を確立し、全社員が一

致協力して高い安全衛生管

理水準の維持に努め、生産

性の向上に資する。

安全衛生管理計画

当社の安全衛生水準の向上を目指し、安全衛生管理計画を定め実施しています。なお、各支店でも

安全衛生管理計画を作成、実施・展開を図っています。

◆2005年度 安全衛生管理計画書(本社)

安全衛生パトロールにおいて、指摘率では墜落(37%)管理体制(22%)が 多く、特に開口部(12%)作業床(9%)安全通路(7%)安全表示(7%)が突出し、 潜在的危険性が依然残存しており、パトロール実施方法等の強化が必要 である

システム教育・システム監査が不充分のため、社員のマネジメントシス テムの理解不足が見られる

専門工事業者への指導不足のため、自主管理能力の向上が図れていない 1.災害発生率(度数率)の下げ止まり状況を打破すべく、経営構造 改革3ヵ年計画・最終年度の安全強化施策実施事項の展開を図る 2.危険又は有害要因の特定

墜落・建設機械災害(不休災害を含み)が依然として直近5期・2期とも 上位に特定され、システムを展開して5年が経過しても三大災害の除 去・低減に至っていない

工事の小規模化及びリニューアル工事の増加に伴う実施基準の展開が 進んでいない

安全先行管理の不備による災害、遵法精神の欠如による法違反災害が 発生している

特定の支店に災害が集中している 1

2

3

4

3.各種点検・システム監査等における分析結果 1

2

3

当社の安全衛生理念、安全衛生方針、安全強化施策に基づ き安全衛生協力会との連携により、遵法精神・安全先行管 理の徹底を図る。専門工事業者と一体となった安全衛生マ ネジメントシステムを再構築し、安全衛生管理水準の更な る向上を目指し、企業としての社会的責任を果たす。

1.危険又は有害要因及び実施事項を的確に特定し、各部 署での実践により、災害の根絶を図る

2.ラインアンドスタッフ管理体制のより一層の充実を図 り、元請管理要因による災害・事故の根絶を図る

3.専門工事業者と一体化した安全衛生マネジメントシス テムを再構築し、管理要因・不安全行動による災害の 根絶を図る

(1)危険又は有害要因の特定及び実施事項一覧表

休業災害

『0』

間   接   要   因 1. (1)車両系建設機械(バックホー等)・クレーン等に

係わる災害の防止

1車両系建設機械(バックホー)に係わる災害の防止

2クレーン等に係わる災害の防止

2. (1)リニューアル工事に係わる災害の防止

3. (1)中低所からの墜落災害撲滅運動の展開

1開口部からの墜落災害防止

2内外部足場からの墜落災害防止 (2)トップライトからの墜落災害防止 (3)KST運動の展開

4. (2)ラインアンドスタッフ管理体制の充実

1社員教育の充実

2システム教育・システム監査の充実

3施工計画検討会(施工計画変更時を含む) の充実及び施工中の点検・確認

4安全衛生パトロール実施方法の充実

5. (1)専門工事業者の自主管理能力の更なる向上

1職長選定基準の拡大

2職長,作業員教育の充実

3職長会活動の更なる展開

6. (1)重点指定支店の指定

間 接 要 因

4. (1)元請・専門工事業者が一体となるシステム

の構築・展開 車両系建設機械(バックホー等)・

クレーン等における災害

リニューアル工事(諸口・瑕疵工事・コンバージ ョン工事、解体工事を含む)に係わる災害

開口部・足場・トップライトからの 墜落災害

安全衛生マネジメントシステムの 展開不足(遵法精神・安全先行管理の徹底不足)

専門工事業者の自主管理能力不足

特定の支店に災害が集中した

(支店で決定) (支店で決定)

安全衛生マネジメントシステムの 展開不足(遵法精神・安全先行管理の徹底不足)

労働災害発生率の減少

システム導入以来、労働災害発生率(度数率)

が大幅に減少しています。労働災害の発生率の

推移について、建設業などと比較しました。

経営トップによるパトロールの実施

経営トップが全国の作業所に伺い安全を最優先する会社の方針を、直接作業員の皆さんに話され

ています。

海外スタッフの国内研修

海外社員及びローカルスタッフの研修を行

い、国内の現場を見学することにより、各国

の安全衛生水準の向上を図っています。写真

では、ベトナム・香港・台湾のローカルスタッ

フ8名が参加しました。

「災害8割減達成企業」として業界紙で特集(労働新聞社刊)

経営トップによる年度末作業所巡視

鳥飼社長(当時) 九州 玉名トンネル 山口副社長 北陸 高峰トンネル

建災防全国大会での講演

当社の安全衛生マネジメントシステムの運

用効果を、実績と併せて発表しました。

海外スタッフへの安全衛生教育の実施(第12回)

全国建設業労働災害防止大会での講演 「我が社のOSHMSの運用効果」

0

2000 2001 2002 2003 2004 1999

0.2 0.4 0.6 0.8 1 1.2 1.4 1.6 1.8

1998

全建設業

熊谷組

度数率(災害発生率)比較

*熊谷組は年度集計(4月から3月)、他は年集計(1月から12月の集計) *全建設業度数率は、厚生労働省平成16年度版よりの資料

安全実績(2004年度)

度数率 0.23 災害発生件数 6件 死亡災害 0件

基本方針

基本方針策定の背景 目標

(8)

12

13

当社の品質マネジメントシステム(QMS)は、

品質の国際規格であるISO9001:2000(JIS Q

9001:2000)に適合し、建築物の設計、工事監理

および施工、土木構造物の設計および施工に適用、

全社的に運用しています。

法令・規制要求事項を遵守することはもとより、全社員が一丸となって徹底したお客さま志向

によりお客さまの要求品質を的確に把握し、満足していただける建造物とサービスを提供する

ことでお客さまの信頼を高める。また、効果的な品質マネジメントシステムの運用を図るため、

継続的な改善を推進する。

(株)熊谷組 品質方針

2005年度 社長年度品質方針

お 客 さ ま か ら の 評 価 の 向 上

1.苦しかった時に支えて頂いたお客様の大切さを忘れずに常に「感謝の心」を持って臨むこと

2.お客さまからの信頼獲得は長年の積み重ね、これを一瞬にして崩壊させる不正は絶対にあっては

ならないこと

3.信頼は全ての部門の自然な品質向上活動の積み重ね、華やかさを追うのではなく小さなことでも

一つずつ全員で実行していくことが大切、ステップ バイ ステップ(step by step)で

「2005年度 社長年度品質方針」達成のための留意事項

当社は品質保証を担当する部門として、品質マネジメントシステム文書の維持管理やISO9001の

認証維持および品質保証活動の推進を担当するQMS事務局(CSR推進室品質環境マネジメントグ

ループ)と作業所を統括管理する生産部門の管理部門(土木部や建築部)、建築設計における品質監

理部門が担っています。

品質保証部門の役割と責任

熊谷組の品質マネジメントシステム(QMS)

当社は、お客さまへの品質保証、社会への貢

献等に寄与することを目的に、社規として『全

社品質保証規程』を定め、その中で全社を挙げ

て行う品質保証活動の基準を明示しています。

この中では全社的な(中長期的)品質方針を明

記し、品質マニュアルやその下位文書にあたる

品質保証全社標準類等を規定しています。また、

経営会議体の一つにあたる「品質保証委員会」を

設置し、全社的な品質保証体制の整備や品質保

証レベルの向上を図るため協議を行っていま

す。

品質方針管理では、中長期的品質方針を達成

するために社長が年度毎に品質方針を設定し、

これを達成するために支店長は当該年度の品質

目標を設定して支店内に展開しています。

全社員は、社長が設定した品質方針を達成す

るために自らの役割を認識して活動することに

なります。

本社、支店の管理部門、作業所における品質

保証活動は、内部品質監査により定期的に検証、

処置し、必要に応じて仕組みを見直しています。

◇ 作業所が行う品質保証活動フローを下記に示します ◇

1

プロジェクト開始

2

設計図書の検討、総合施工計画書(案)作成

3

全体計画の策定

4

施工管理

5

社内検査

6

引渡し

7

プロジェクト総括

・受注工事引継会の開催

・施工方針検討会の開催

・作業所品質方針書の設定

・施工検討会の開催

・施工状況の把握

・社内竣工検査の実施

・お客さま検査の受検

・アフターケア体制の説明

・プロジェクト総括会議の開催

<協議内容>

・営業部門、生産部門から作業所へのお客さま要求

事項の引継と確認

・施工方針、専門工事業者の選定方針の検討

<検討内容>

総合施工計画書(案)について

・施工方針の具体化の確認、問題点、対策の検討

・瑕疵、クレーム防止のための検討(予防処置策の検討)

<施工状況の把握>

・受入検査、工程内検査

・管理部門によるパトロール

・必要に応じて工種別施工検討会の開催

(工種別施工計画書の検討)

<アフターケア体制の明示>

・定期点検の時期と担当者

・専門工事業者を含む緊急連絡体制

・建物保証基準と瑕疵担保期間(建築部門)

− 自然な日常行動が社会から高い信頼を受ける企業風土の形成 −

<実施内容>

・建造物をお客さまに引渡す前に行う最終検査

・検査員は、業務経験10年以上の公的有資格者から選任

<総括内容>

・工事全般についての評価、問題点や特筆項目の明確化

・実施した予防処置に対する効果の確認

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