ワイヤレス温度センサ

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2.4GHz帯高度化小電力データ通信システム認証取得済

ワイヤレス温度センサ

Wireless Temperature Sensor

PS-3201

誤った取り扱いをすると，人が死亡または重症を負う可能性が想定される内容を示します。

警

告

ご使用に際しての安全上の注意事項 ●当社では誤った使い方をしたときに生じる危険や損害の程度を，次のように規定しています。 ●この取扱説明書をよく読んで正しくご使用ください。 ●いつでも取扱説明書が使用できるように大切に保管してください。誤った取り扱いをすると，人が傷害を負ったり，物的損害の発生が想定される内容を示します。装置を正しく使用していただくための情報を示しています。

注

意

注

記

絵表示の意味この絵表示は，「警告」「注意」を促す事項を示しています。この絵表示の近くに，具体的な警告・注意内容を表記しています。この絵表示は，禁止事項を示しています。この絵表示の近くに，具体的な禁止内容を表記しています。この絵表示は，必ず実行して欲しい事項を示しています。この絵表示の近くに，具体的な指示内容を表記しています。 1

101-341

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安全上の注意

警告

本機器を，高温や高圧になる場所や，腐食性の薬品や火のそばで使用したり，保管したりしないでください。

注意

本製品の通信規格は，Bluetooth4.0 専用です。必ず Bluetooth4.0 に対応している端末と組合せてご使用ください。センサの故障を避けるため，本機器を薬品，オーブン・火などに入れないでください。水や蒸気が機器に入り込まないように注意してください。感電・故障などの原因となることがあります。分解したり，改造しないでください。感電・故障の原因となるばかりでなく，法令の規制に抵触し罰せられる場合があります。 2

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電波に関する注意事項

本製品には，電波法に基づく技術基準適合証明を受けた無線モジュールを内蔵しています。使用周波数帯域：2.4GHz 周波数拡散方式：FHSS（周波数ホッピング方式）想定干渉距離：約 80m

2.4FH8

この機器の使用周波数帯では，電子レンジ等の産業・科学・医療用機器のほか，工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の構内無線局（免許を要する無線局）および特定小電力無線局（免許を要しない無線局）並びにアマチュア無線局（免許を要する無線局）が運用されています。 1. この機器を使用する前に，近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局並びにアマチュア無線局が運用されていないことを確認してください。 2. 万一，この機器から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合には，速やかに使用周波数を変更するか又は電波の発射を停止した上，下記連絡先にご連絡いただき，混信回避のための処置等（例えばパーティションの設置など）についてご相談ください。 3. その他，この機器から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュア無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合など，お困りのことが起きた時は，以下の連絡先へお問い合わせください。フリーダイヤル：0120-376-673 （受付時間平日 9：00～12：00，13：00～17：00） e-mail：soudan@shimadzu-rika.co.jp Fax：（03）6861-9419 島津理化コールセンター 3

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１．はじめに ... 5 ２．製品構成 ... 5 ３．製品仕様 ... 6 3.1 本体仕様... 6 3.2 使用環境... 7 3.3 状態表示 LED... 7 ４．電源の供給... 8 4.1 電源の供給 ... 8 4.2 電池の交換 ... 8 4.3 電池の寿命を延ばすためには ... 8 ５．接続準備 ... 9 ６．測定までの手順 ...10 6.1 SPARKvue を使用する場合 ...10 6.2 PASCO Capstone を使用する場合...11 ７．関連製品・補充部品...12 ８．困ったときは ...13 ９．保証・アフターサービス ...15 9.1 保証について...15 9.2 修理を依頼されるとき ...15 4

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１．はじめに

この度は，『ワイヤレス温度センサ PS-3201』をお買い上げいただきまことにありがとうございます。本製品は，Bluetooth4.0 を使用してコンピュータやタブレット端末に接続し，計測を行うことができる温度測定用のセンサです。本製品を使用して計測を行うためには，Bluetooth4.0 に対応するコンピュータや専用のアダプタ,タブレット端末，専用のソフトウェア・アプリケーション等が必要ですので，別途ご用意ください。

２．製品構成

① ワイヤレス温度センサ本体...1 台 ② 取扱説明書（本書） ...1 部電源表示灯電源ボタン防水ガスケット _{温度プローブ} Bluetooth 表示灯センサ本体部 5

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３．製品仕様

3.1 本体仕様寸法 W32×L175×H17[mm] 重さ約32[g] 測定範囲－40～125[℃] 測定精度 ±0.5[℃] 分解能 0.01[℃] 測定単位 ℃,K, °F 最大サンプリングレート 10[Hz] 電源供給ボタン電池(CR2032)による本体環境耐性 IP67 規格 Bluetooth4.0 使用周波数帯域 2.4[GHz] 周波数拡散方式 FHSS（周波数ホッピング方式）接続可能距離約30[m]（遮るものがない場合）無線想定干渉距離約80[m] 6

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3.2 使用環境

本製品をコンピュータ，タブレット端末と接続するには，Bluetooth により無線接続

して使用します。使用する機器や環境により，対応するソフトウェア・アプリケーションには制限がありますのでご注意ください。

使用する端末対応ソフトウェア／アプリ

SPARK Element SPARKvue（v2.4 以降）

iPhone SPARKvue（v2.4 以降）

iPad SPARKvue（v2.4 以降）

Android SPARKvue（v2.4 以降）

Chromebook SPARKvue（v2.4 以降）

Windows／Macintosh SPARKvue（v2.4 以降） _{Capstone（v1.6 以降）}

本製品は Bluetooth4.0 と互換性をもつ端末以外では接続ができません。PC や

Chromebook と Bluetooth 接続を行う場合は USB Bluetooth アダプタ PS-3500 をご使用ください。端末 Bluetooth4.0 をサポートしている機種アダプタの必要 SPARK Element 全ての機種なし iOS iPad（第 3 世代）かそれ以降（iPad Air 含む）なし Android Android4.3 かそれ以降（ただし,ハードウェアによる）なし Chromebook Chrome OS あり（全てのバージョン） Mac OS X 2011 年以降発売の機種ハードウェアによる Windows Windows7 かそれ以降あり（全ての機種） Bluetooth4.0 のサポートに関する詳細については,ご使用になる端末の取扱説明書等をご参照ください。 3.3 状態表示 LED 本体上部の各種状態表示LED の点灯・点滅方法とその表示内容は以下の通りです。 Bluetooth 表示灯状態電源表示灯充電状態赤く点滅接続可能赤く点滅残量わずか緑色に点滅接続済み注記 7

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４．電源の供給

4.1 電源の供給本製品は内蔵されたボタン電池より電源の供給を行います。ボタン電池が切れたら,CR2032 規格のボタン電池と交換してください。ボタン電池は家電量販店などでお買い求めください。注意ボタン電池は，使用していなくても自然放電します。長期間使用せずに保管する場合は，必ずボタン電池を本体から取り外した状態で保管してください。 4.2 電池の交換本製品の電源表示灯が赤く点滅したら,電池を交換してください。 1 本体裏側にあるコインスロットに硬貨を入れ,反時計回りに回します。 2 フタをあけて電池を取り出します。 3 フタのツメに交換する電池をはめ込みます。O リングがツメにはまっていることを確認してフタを閉じます。このとき,内部の電子基板には触らないでください。故障の原因となることがあります。 4 コインスロットに硬貨を入れ,時計回りに押し込みながら回します。しっかりとフタがされたら電池交換完了です。ツメボタン電池(CR2032） O リング電子基板 4.3 電池寿命を延ばすためには本製品を使用する際，以下の点に注意すると，電池の持続時間を延ばすことができます。 • 長時間の測定では，サンプリングレートをできるだけ低くする。 • 使用していない時は電源をOFF にする。 • 使用していない時はソフトウェアを閉じる。 8

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５．接続準備

本製品をBluetooth でコンピュータやタブレット端末と接続し測定を行うためには，あらかじめコンピュータやタブレット端末から本機を検出して接続の登録しておく“ペアリング”と呼ばれる設定を行う必要があります。以下に，代表的な端末・OS での設定方法を示します。これ以外の環境では，表示画面や操作が異なりますので，端末等の取扱説明書やヘルプ等をご参照ください。

PC や Chromebook などで USB Bluetooth アダプタを使用する場合は,あらかじめ取扱説明書の記載に沿ってドライバのアップデートを行ってください。 ●iPad の場合 1 設定アイコンをタップして設定画面を開きます。 2 設定メニューからBluetooth を選択します。 3 Bluetooth をオンにします。 ●Android 端末の場合 1 設定画面を開きます。 2 設定メニューからBluetooth を選択します。 3 Bluetooth をオンにします。本製品は SPARKvue v2.4 以降か Capstone v1.6 以降のバージョンでないと動作しません。古いバージョンをお使いの方はアップデートを行ってください。PC をお使いの方は,島津理化 HP にある「ソフトウェアのダウンロード」からアップデートファイルをダウンロードしてください。 URL：http://www.shimadzu-rika.co.jp/kyoiku/download/index.html 注記 9

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６．測定までの手順

6.1 SPARKvue を使用する場合１ワイヤレス温度センサの準備を行い， SPARKvue を起動します。２_{ワイヤレス温度センサを起動後,画面右上の} ボタンをタップ（クリック）します。３利用可能なセンサとインターフェースが表示されます。ワイヤレス温度センサ本体に記載されているシリアル番号と画面に表示されているシリアル番号が同じであることを確かめ, 「Temperature」をタップ（クリック）します。４接続されるとワイヤレス温度センサのバッテリー残量が表示されます。バッテリーが十分に充電されていることを確認したら完了をタップ（クリック）します。５ SPARKvue のトップページより,実験を開始します。ソフトウェアの詳しい使用方法については，画面右上のヘルプボタンをタップ（クリック）してヘルプを参照してください。注記 10

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6.2 PASCO Capstone を使用する場合１ワイヤレス温度センサの準備を行い，PASCO Capstone を起動します。２ “Hardware Setup”を選択して， Hardware Setup パネルを開きます。３ワイヤレス温度センサを起動した後, ボタンをクリックします。４_{使用可能なセンサ,インターフェー} スが表示されます。ワイヤレス温度センサ本体に記載されているシリアル番号と画面に表示されているシリアル番号が同じであることを確かめ,「Temperature」をクリックします。５接続が完了すると電池残量が表示されます。 6 データの表示画面を作成して，サンプリングレート等の設定を行い，測定を行ってください。詳しい使用方法については，画面右上のヘルプボタンをクリックしてヘルプを参照するか，ソフトウェアの取扱説明書を参照してください。選択注記 11

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７．関連製品・補充部品

iPad, Android 用アプリ ● SPARKvue Windows / Macintosh 用ソフトウェア ● 100-801 SPARKvue シングルユーザーライセンス PS-2401 ● 100-802 SPARKvue サイトライセンス PS-2400

● 100-716 PASCO Capstone シングルユーザーライセンス UI-5401 ● 100-715 PASCO Capstone サイトライセンス UI-5400

その他関連製品 ● 101-380 USB Bluetooth アダプタ PS-3500 ● 101-335 SPARK Element PS-3100 PASPORT センサ，ScienceWorkshop センサについては，弊社カタログまたはホームページ等をご参照ください。 12

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８．困ったときは

本器をご使用中，故障かな？とお思いのときは，まず以下の点をご確認ください。問題原因対処方法電源が入っていない。電源を入れてください。（充電が十分でない場合は充電してください。）ペアリングまたはソフトウェアの設定がうまくできていない。接続の設定，ソフトウェアをご確認ください。ソフトウェア／アプリが対応していない。対応のソフトウェア／アプリをインストールしてください。ソフトウェアを最新のバージョンにアップデートしてください。接続する端末が接続に対応していない。 Bluetooth 4.0 に対応した端末をご用意ください。端末のBluetooth に異常が発生している。他のBluetooth 接続機器が動作するか，ご確認ください。電波が混信している。本機の電源を切り，干渉電波を出すものを使用していないかご確認ください。通信距離が長すぎる。通信距離を短くしてください。他のコンピュータ等とペアリングされている。他のコンピュータ等とのペアリングを解除するか，他で使用されていない別のワイヤレス温度センサをご用意ください。認識されない，うまく接続できない。ファームウェアが最新でない。計測ソフトウェアを立ち上げ，指示に従ってファームウェアの更新を行ってください。端末側での設定に失敗する。うまく動作しない。パソコンのセキュリティ等の設定に問題がある。セキュリティソフトウェアをオフにして，管理者権限のユーザーでインストール等を再度行い，改善されるかご確認ください。 13

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本体に何らかの問題がある。本体の電源を一度オフにして，再度電源を入れてご確認ください。ソフトウェア・アプリに何らかの問題がある。ソフトウェア，アプリを再起動してください。接続している端末に何らかの問題がある。接続している端末を再起動してください。 Bluetooth の接続が切れて，再接続が出来ない。電池が切れている。ボタン電池（CR2032）をお買い求めの上,電池を交換してください。 14

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９．保証・アフターサービス

9.1 保証について ●保証書は，本取扱説明書の最終ページに添付されています。｢製品名，形式，製造番号，お買上げ日，販売店｣の記載をお確かめのうえ，大切に保管してください。製品名，形式，お買上げ日が記載されていない場合は保証の対象外となりますのであらかじめご了承ください。 ●取扱説明書や注意ラベル等の注意書きに従った正常な使用状態で，保証期間内（お買上げ日より 1 ヵ年間）に故障した場合には，無料修理いたします。但し，下記の部品は保証の対象外となりますのであらかじめご了承ください。・内蔵ボタン電池保証期間内でも，次の場合には有償修理となりますのでご注意ください。 (１) 保証書の提示がない場合。 (２) 保証書に製品名，形式，お買上げ日，販売店が記載されていない場合。 (３) 保証書の全部，または一部の字句を書き換えられた場合。 (４) 使用上の誤り，または不当な修理や改造による故障または損傷。 (５) お買い上げ後の移動，落下，運搬等による故障または損傷。 (６) 火災・異常電圧，および地震・雷・風水害，その他天災地変など，外部要因による故障または損傷。 (７) その他弊社の責任と認められないもの。 (８) 日本国外で製品を利用した場合の故障または損傷。 ●保証期間経過後など，保証対象外の修理については，お買上げの販売店または弊社支店・営業所にご相談ください。修理によって機能が維持できる場合は，お客様のご要望により有償で修理いたします。 9.2 修理を依頼されるとき ●依頼される前に“困ったときは”をご覧ください。 ●万一，異常が発生しましたら，ただちに使用を中止して接続機器から外し，お買上げの販売店または弊社支店・営業所までご連絡ください。 ●ご連絡いただきたい内容 ○製品名 ○製品の形式 ○機体No.（記載のあるもののみ）保証書または本器に貼付されている銘板などをご参照ください。 ○お買上げ日 ○故障の内容（できるだけ詳細に） ●保証書は必ずご提示ください。 15

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M101341D1607TY001

〒 136-0071　東京都江東区亀戸 6 丁目 1 番 8 号

TEL.（03）5626-6600　 URL : http://www.shimadzu-rika.co.jp 輸入販売元本製品の技術的お問合せは，コールセンターまでフリーダイヤル　0120-376-673 　　　　　　　　受付時間　平日 9：00～12：00，13：00～17：00 e-mail：soudan@shimadzu-rika.co.jp　　FAX：（03）6861-9419 © Copyright 2016 株式会社島津理化

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