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﹁商業十二諦﹂は商科大畢致授、商撃博士石川文愚民の近業なも石川博士が、我が国の商業車界に
於ける三重鎮にして、殊に生命保険の研究に在りては三権威着たるこミ其の商業寧並に商業故
習に封する深甚なる貢献ミ偉業に就きては敢て多言を要せぎるべし0筆者は、商業螢理に深き璧筈
有せられ、同時に現賓の遅行を如賓に耗成せられつ∼ある博士が、其の雲闘竺端を傾けられて、由
理ビ賓際どの結合的式場から、﹁商業†二詩﹂を物せられたるを甚だ欣快に成するものな毛筆者臥此
石川博士の﹁歯先十二詩し ︼、此¢一文¢目的 三、漬 後 威 、玉、著者の対米道徳観 七、緒石川博士の﹁商菜十二講﹂
諸﹂
∴
﹂ ㌍絹⋮村里⋮構成
六、著者¢女性形容
ヽ
大
泉
行
︵四〇玉︶・ 四玉言﹁1﹁11﹂1イJrtJ,1111,・リ㍉1一まJJJヨリ﹂ヨヨ11㌔.I−.。.1﹂ ■ = , .▲1.:こ ・︰−い†1−1r︰γト\ . ・ .■、▲ ゝt ∴.・・・1 ︵四〇六︶ 四大 第 ︼ 巷 帯革琴 の一文は、怜士の著述の超述を目的ミし、併せて箸守の読後戚を披きつつ、世の多くの議書手話卿を して博士の著書にまで誘はんビ企つるものなち。幸に聾者の所期の一部なちビ遠戚せられたらんにほ 妾は我が輩カの致す所にあらす、放べて博士の普の鎗カなちご知るべし。
〓
﹁商業†二誅﹂は四首頁に飴る節酒たる装釘にて、暗褐色の表装叉甚だしく近代的色調ご落付き童を
見せ、駿横亦、その盛られたる内容の発券を穿籠たらしむるに似た♭。
其の書名が示す如く、重患十二詩よら成るも、央れを一貫する鰹系は、著者が序文に於て明言せる
如く﹁重富しで鷺買に関するもの﹂にして、温に厳密に言はば、小責糞の研究なちミ耕するも過言に ㌦
あらざるべし。徒て題名の商業なる観念に適確に各致せざる或は、著者自身が叙ぶる如く、恐らく総
べての讃者の威する所なるべし。筆者の如きも亦その一人にて、初め其の書名のみ開きし時は、.恐らくは先づ胃撃に於て、商業なる観念の輝明あるペしご恩ひしが﹂巷を開寸に及び類、この激待裏切ら
れしかば、いたく失望を威じたす。勿静、著者の商業の意義に就きては、別に大著﹁商業通論﹂もあれ
ば、全く伺はれぎるに非らざる・鳶鹿贋済摩ごしての商業なる問題が、紛議せらるる今日、それ等に
闊しで著者が国頭に諭せられぎちしは極めで退城に思ふ所なち。本番に於ては小繋菜の研究を主眼ビ
∵ ﹁:−い†∵∴・しート.∵∵ .. ∫1 ・−・こ−,Jlr■1‘1﹁・−・・︰・1・・∴㌧−一11ヾ・−ゝ■▲一■▲1一l、.1.◆.OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ
せられたらビ艶も、先づ初めに著者の南米観念竺般的に覇者に明樺に訴へ静かれしならんには∵他
の議論の戚銘一層強かちしならんモ考へらるるなち。
一
、、†二語を類別すれば、竺詩より第四詰までを前段ビし、第五詩以下を後段ビ科し得。前段に於て
は、小繋菜の一般観念ビ其の各種異なる組織に就きて解読論評せらる○即ち第議は小繋事業の使命
孟ハの辟凍モ題し、小繋事業表に裁きて、其の意義を明かにし、次いで小繋商人ごしての使命をカ
詮して常に得意先を標準ビして行動すべきを諭せらる0又小繋業者の義務ミして、威容の知らざを
新製品、密良品等を紹介すべきこミを諭せらるる條︵同書九衰︶は、瀬田博士の名著1現代の商業及商人﹂の中に、現代商人の一任務盲して需要数育なるこぞをカ託せらるる鮎ビ封照して、その思想の同
巧に甚だ妙晩を覚ゆ。蓋し藤田博士に依れば、商人の任務は市場調節にあら1而しで零時代の商人は生せして供給側のみを注成したるも、新時代の商人ほ需要側をも調節するこぞ宴大ならミて、之を商
人の需要数育ビ名附けたる打アり︵現代の商業及商人、東七章1八九頁︶0最後に著者は普通の小規模な ︰j小繋業に射し、近凍大規楕小繋たるデパートメントスゝ−ア、通信販蛍、三−ソスーーアを始め 別に滑螢組合、生産者の直接放資専行はれて1之を脅かしっうある事情を詑かる○然し博士は、普通小繋菜が之等の諸組織に射し、之等の有せざる特質を具ふるこざを明たしで、真の存在理由を示され
居れち。 石川惜士の﹁前染十二誅L \ ノ.t ハ酉〇七︶ 四七第こ詩に於ては、通信販嚢、第三諸に於てはデパーーメソ1rストーア、第四詩に於ては、チエーソ Jt−アに就き、各々をの教生り動機並に螢遷の過程及び現状等につきて線過せらる。殊に輿晩を倍
増しむるは、其の各に就うて、各方面よち長短を詳詭七併せて、普通の小戎模小菅要言封比して距
既研究を試みら弟たる凝なち。
後段光る第五講以下は、小安菜︵或は虞て繋買︶に・節して、各碗の特殊開港を捕へ、之を記述せられセろものビ見るを得べし。
第五講、滑盛衰きしての両性の研究。乏に在すては、商品購入者たる立場に在る人間の心理的研究
まゎ始めて、男女両性につき、各の特質を示し徒って之に射する賑発着の態度を示さる。
璧ハ講、小安商人の螢某所に裁て。之に在らては、尭つ螢来所が特に小野業に於て重要なる所以を
叙べ、而しで螢業所の問題せしで考ふべき三伯の要件即ち、︵イ︶地理的要件、︵こ物的要件、︵ご人的要件を掲げて、各々に就き細詭せらる。
儲七詩、小賓串業の復興。この二航は著者が東都大震災に封する深き戚慨よも撃を興こし、復興商
人の倍條を揚言し、而して、敗資の叫手段た阜繋出し﹂につきて観察を試みたるものなち℃
第八軍営響仰の共同配給械閑に裁て。之に産もては、小繋菜に於ける配蓮華の亘額を占むるこミ
も明かにし、その改善策ビして共同配鳶を提唱し,その賓例等につきて諭せらる。第一慈 恵玉統
︵四〇入︶ 四各 、∼﹀ =−1−ヽ ′−r...i L..r卜l■′∴r−㌘て.J,−・丁・・rンrr・、−′▲・‘・−1OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ
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三
以上を以て﹁商業‡一括﹂の一審が如何に海成せられ屠るかの内容を紹述し絡♪セれば、次いで筆者
の成想に移らん。
全巻を通じて悦ばしきは、先にい二言せる琴理ビ賓際どの階調的態度なサ。其臥論調や平明にし達
意、而も俗に流れす、去h二こて倍慮なる静理に偏せす。一般人をして親しみ易からしむるこビ最も面白し。加之、その盛る所、義人が目のあたう見聞する事象、組織に関しての新しき研究なれば、新ら
しき革嚢に新しき晴々容れたるものそ許すペ七而も豊富なる賓例キ詮並の巧みどは更に光彩を畢
ふるものならん0 ユ小南菜道徳に言及せらる。第十詩、新開教誌尿皆のエ央に就て。
第†一詩、ストーアペーパーに就て。
第十二詩、取引先の撰梓塵商業道徳。
最後の第†二詩に於て著者は、商人の猛省すべき鮎ごして取引先の横塚なる事項を恕げ、而して之
第九講、商品の陳列窓。 重川博士の﹁商.発十こ醜﹂ ︵四C九︶し 四九吾−−一﹁∃・ノ・︼l・I− − .1.J一‘章一t.、一.一一i.一一′、、⊥. 人聖0︶ 五〇
第︼巷 昇五浪
今暫く、聾者の所謂、前段たる小繋寧業の問題につきて著者の態度を伺ふに、其彪に流れる一貫的
賑理は、聾者をtて言はしむれば、著者の温哉的思想なち0尤も著者は、最後り第十二講に於て商業 ■●
道徳に観る∼も、著者の道義的態度は、唯其彪わみに現はるるには非らゃして至る所に之を伺ひ得るなち。
の敢禽約職能に注目し、畢なる温和に拘泥する+二已のみを以て商の本質どなさす、商人の文化的依命を高調せらる全仏ち、。さればこそ、著者は、商人が仕入に嘗りては﹁常に自分の得意先の蕾めに買ひ
つヽあるLこせを自覚せぎるペからず主旨︵四頁︶、﹁塀賢に方っても■、小繋商は叉買入の滑曳壷専 購買力を考察して面倒を厭はす少最づつの賢渡しぉも焉さねばならぬ﹂︵八頁︶ご静せらる∼なり。聾者は、商業並に商人の意義、任務を赴昏職能の上よち明示して、その霧大なる所以を説かれたる
を甚だ嬉しく思ふかそれにつけて思ひ浮ぶは、叫は稲田博士の前掲書に於Ⅵる商人静にして、他はラ
ス.キン′の商人軌な㌔福田氏は商人は先づ何よりも先に人ならざるペからす宅診じて、︰博士の所謂∴ 徒らなる商業技手に堕するを戒められたり。ラよキンは言ふ 兵士の職業は其の国民車護ろ七在す 牧師の職業は其の閲見を致ふるに鹿♭・欝師の職業ほ国民を経度ならしむるに在官
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鋳て之等職業をなす人の本分は何靂に在るか。そは、必要なる時に、観民の薦に死する所に在b。−
然らば商人が問民の焉に死すべき時ミほ何時なうや。商人の職分は物資の供給に在も。従ってこの
席分の焉には生命をも尾せざるぺからす。之によbて利を牧むるこ.ギβ本務に非るは、痕薗師町職 分の診察料を受てるにあらぎるが如し云々︵Ruskiコ︰U舌Th訂﹁蚤やP・ruTuu︶せ
思想り中に道義覿存屈して、之が随所に散見すビ許せるも之が虐めなり。
乏等の諸哉を併せ考ふれば、▼何れもその閑に共通する道義覿の存在を否定し得す。聾者が石川博士の
筆者は、由人の斯くの如き届き解滞を正しきものビ信す。一然れせも之を出発鮎すして石川博士の審
を試きつつ∵一個の尚題︵或は疑問︶に縫着せざるを待ざるもの払う。而して、この健闘に射して、博ほ何等観れらる∼こ差きが故に1筆者湯志らや清音れ㌻警抱きしは眉賓な㌻。雲
集の疑問を開陳ゼん。
\ 石川樽士は、筆者切所謂前段たる前年の部分に於†ほ、義人の政令的職蘭空前嗣せらるゝこざ前節 商人の職業は国民に物資を供給するに在う 紘律家の職業は陶民に正義を行ふに在う 石川惜士り﹁商巣十二誅∵ ︵四︼二て∵嵩〓 ︳ー=、−1−∴. に叙ぶる如くなるが、後段即ち後年の諸研究に於て、まどして試みられたる所は、既に示したるが如 く、塞ぎして版営術の研究に外ならす。例へば鷹合の如き、陳列窓の如亀、滑愚東肯しての男女両性 の研究の如きほ何れ虻然寸。而して、斯∼る問題を取扱ふ場合には、著者の態度は︵敢て商人の敵愈∵ 的職能も無成せ・bこモは言はぎるも︶商人の側にのみ傾きつゝなさ打居るな∼。聾者の疑問ほ玄に教生
すノる〇
国民経済の立場から、滑螢者を中心ごして考ふれば、滑盛者は其の必要ビする需要が遺骨に充足廿r
らるゝ妖藤を以て、最も良き状態せ云はざるべからず。従って、彼は、勧めた必要むせず、又必要ざ 成せざらし商品︵特に沓惨品の如き︶に就き、坂聾者の種々なる旺惑的序段により之を隣人するに至る が如きは.健全なる滑螢状態ご稀し得ぎるべし。 然るに他方、私産済を螢む商人を中心ゼして考ふれば、商人は先づ安らぎるぺからす。而もヨブ多ぺ資ぢざるペからず。虞告、陳列窓、その他購買者の心理研究等肌ゆる事項吋結局ヨブ多く安らんチ
する努力の叫鮎に締着するに葬らざるか。そこで石川博士に在っても、・版潜術方面を説かるゝに督す て・は、例へば、模倣性を利用し、群射心理を輔ふるこざゝか、好奇心を利用する事ビか、虚粂心の利 用せかを説かるゝなち。例へば博士ほ経済畢者シーガーの首を引用せられて、同†品盛の商品にてむ 之に﹁上製﹂又は﹁特上製しの名を附しで甚だ高く茸るこミによらて、反って大なる利潤を塞ぐこどある ノ 第 ︼ 懸 鷹五鱗 ︵四一二︶ 五こOLIVE 香川大学学術情報リポジトリ
之によれば、商人が大望駁撃喜んには、戚倍的誉素人の買手を巧みに操縦サベし去ふに在
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扱て斯くの如き、安手たる商人を中心ゼする立場ミ忘滑凝着の厚生を中心さする立場ビは如何
に調和せらる∼や。そは果して、自然に放任する時自然的調和を現出すべきや0著し、それを肯定すれば其の理は如何。又著し、自然的調和が常に必ずしも現出せす、時に矛居間際を生すどすれば、そ
れを調和せしむべき方策如何。ゝ
﹁買手は戚倍的で商人を信用さへすれば︰高き物にても買ふものなれば機飲を捉へよLせ言は五ゝも.
夫を説かるる如く見受けらる。︵〓ハ一−こハニ貫︶. 小 べきを叙ぺ之を昧ふペき設ならミして人間心讐筆者に言はしむれば寧ろ人間心理の窮鮎︶の利用の憲 1示褒商人の肘蓉品人ざほ蓮つ嘉彗苓托ない等あるから、忘び或物が嵐に入れば高く言慧・し、巧に小安商人l= 繁れ1ば、気に入ら㌘等も穿慧等ある。誓¢慧の法悦完らるるから慧等も嘗、安いから雪盲定 まらす、気に入つたから慧、軟いか鼻ふ、毎序何基ほず妄つて嵐蒜だか鼻ふ芸ふ様な経であつて、卸商人の相手 が飽く与竪雫ぁるのに反して2呈甚だLく感情竿ある。砦感情繁る相手に封してほ、常に杯警宗孟に辞へる 汲外に別に人芸域徴を扶へて、聴明雪質込方を試み孟に依って雲の効果ほ筆、荘ド所謂放資術富もの1研警必需 になつて来る﹂ミ︵こ六﹂七貫︶ 石川博士の﹁村井十〓諦﹂ ︵四二ニ︶∵ 宰ニ達の窮塊につけ入るは、決して得意先の焉めになすものにはなきにあらすや。筆者の疑問にして、而
も悸士が触れざり℃−1皇己ふは、更に此の瓢に在るなり。贋告打開題につきて博士は詳説せられたるも、之に就きて聾者の退城ごするは、多数の商業者が威
容哉をなす場合の腐食の、鮭瞭約数具につきて詳しきを開き得ざるこ宣言サり。別言すれば、宣−シヤル の所謂建設的贋告︵COコS−−UC什訂乳く2r−訂eヨ2コ叶︶シ、封筑的贋隻CO⋮bat言adくe己seヨeコt︶ごにつきて 論儲からしこぞ克ち︵寄sh筆意us叶−ya息T−abe、P・uOe。聾者の倍する所々直裁に述ぶれば、、今日多数の協人が、何れも優秀なる廣奮的手腕を以て贋督戦をなす状態に在っては、多くが封抗的贋告
ざ笹つて相殺せられ、その痙哲約数果が苧︶て語標的に農許あヶやに就き疑なき能はぎるものな育も第十三論の最後に於て、石川博士は商業道徳に言及せられ居るこま既に叙べた七南して予之を解・
して雇人に腐別に遵奉を要する理由のある或る義務観念﹂怠られ、その一例ビして、取引先の撰揮
をあげらるゝ一なサ。商業道徳が近家慶々論者に七って叫ばれる時、筆者は博士の更に深き商業道億諭 を伺ひたく思ふ。社々にして商業濫怨なる特別道徳ありや否や芭の論なきにあちぎるも私見を以てす 、、、=こ i−−■ 1−−=−■−−−−−−1ト■■−−−、11−︰−∫=−−−−■−−−−1−■I−−■−−−−1−■■−−−−−−−−−︰、−−−−−−⋮︰⋮︰ 、∼ ■∴= 二■■ ■,﹁商人の任務は仕入、販馨共に得意先の利悉を中心にしてなすペきもの﹂
第 ㌻懸 箔五妖 ︵四一四︶ 玉四 ミ冨ふならばへ此の如き籾OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ
六 こは除静なれざも、轟後に二言せんーそは博士の女性形容につきてなち。博士は∵∵:ツト洗の 弱き者の名を女性ビ考ぺられたる食めか、それども外、女性に同情多き食めか、そ釘文中に於て、女 バこ 性を形容さるゝに普らては、必す﹁繊翳なる﹂てふ句を冠せられたト。例へば十四頁にては﹁小繋商店 で買入ミなる人は多くは繊弱であTつて羞恥心の多い女性﹂そ云はわ、八十〓月では﹁日常買物に出歩 くものゝ大多数は繊弱なる女手﹂ゼ云はれ、二六三頁では﹁買物を渇す潜り多くは繊翳h仏る女性﹂ビ 申さち。女性は銭窮にして羞恥心の多きものミは男性に此しての語なるべし。而して、聾者もー宙そ
の事賓を認むれざ†去♭ごて全く承服するこ㌣蘭はぎるなち。ノ外面的には繊弱らLく且つ羞恥心多
石川博士¢﹁南米十二誇﹂ Å四︼五︶・玉声 言−.、1喜一.書−1−−−i−.、11−.Tl1..1−︷−一−.i一−1﹂−j盲て∴iぺ1十・1Jll−Jll111 −ヽ れは、此の如きほ一杯のロゴメーキーに過ぎぎるもの行7り。徒ひで、か∼るもの無しども答へ得べく叉有サミも答へ得べし。無しごは1道徳は唯﹂にして、如何なる所に在ちて!をの本鰹を慶すべき
トのにるらざれば1特別に商業道徳なるもめ存する理なし三富ふ立場先皇有bビは、道徳なる語を
斯く厳正.に用ひす。石川博士の云はる∼如く、畢に商人の貴任の意奴に、特に道徳なる語を借り撃†て、歳儀を輿へたるものなるなちぺ本書に於ては、著者は商業道徳につミ猶宜して之を諭するこセ
\甚だ少七筆者は他日石川鰭士の詳細なる商業道徳論を拝聴し得れば甚だ睾甚に思ふものな乞
︵四=ハ︶ 空ハ