Qtを使った医療系画像ビューア
移植開発のご紹介
株式会社 アイ・エス・ビー
我孫子システム部
2015.05.26
目次
• 会社概要
• 医療画像を取り巻く環境
• DICOMの基本
• L-Share Viewer 利用シーン
• L-Share Viewer Qtについて
• L-Share Viewer 移植開発のポイント
• L-Share製品群のご紹介
社名・商号
http://www.isb.co.jp
URL
1970年6月4日
設立
代表取締役社長
若尾 逸雄
代表者
本社・新横浜事業所・三島事業所・甲府事業所・我孫子事業所・
大阪事業所・五反田事業所・名古屋事業所・データセンター
事業所
12月
決算期
連結 1155名(2014年12月末現在)
従業員数
16億4,042万円
資本金
4,521,000株 (100株単位)
発行済株式総数
東証1部 / 9702
上場市場/コード
大和証券株式会社
主幹事証券
会社概要
会社沿革・売上高推移
• 2003/12 ベトナムホーチミンに100%子会社設立
• 2004/04 データセンター設立
• 2008/01 東証二部上場
• 2011/12 沖縄GIOT設立出資(検証事業強化)
• 2012/07 名古屋事業所設置(車載事業強化)
• 2014/01 札幌システムサイエンスを子会社化
• 2015/03 東証一部上場。資本金16億4,042万に増資
セグメント別売上高構成
ソフトウェア開発 : 82.7%
フィールドサービ
ス
11.7%
検証
4.0%
モバイル
インフラ
21.8%
金融
8.3%
情報サービス
19.3%
携帯端末
16.9%
組込み
18.0%
通信向けソフトウェア開発 及びシステム構築コンサルティング 主に、官公庁・公共・自治体向け ソフトウェア開発・運用 モバイルに関わる通信インフラ機器装置 及び開発支援ツールの開発 基幹システム、勘定系、為替、融資等のコンサル、ソフトウェア開発・運用医療・車載を中心とした組み込み系ソフトウェア開発
携帯端末及びインフラ(基地局・交換機等)の検査業務 インフラの設計・構築・保守・ データセンターサービス等のシステム運営ロケーション
新横浜事業所
組込み系
モバイル端末、モバイルインフ
ラ
本社・五反田事業所
情報サービス、金融系
ISB東北(仙台)
組込み系、公共系
我孫子事業所
組込み系
医療系
、モバイル端末
甲府事業所
組込み系
(モバイル端末、車載)
大阪事業所
組込み系
(モバイル端末、車載、複合機)
ISB ベトナム(IVC)
組込み系、情報サービス
名古屋出張所
組込み系(車載、組込Linux)
三島事業所
組込み系
(POS、モバイル端末、車載)
札幌システムサイエンス
組込み系、公共系
医療・車載・組み込み系業務実績
• 携帯電話(PDC、PHS、FOMA、CDMA:iTRON、Symbian、Linux、
BREW)
• スマートフォン、TABLET、MID、ポータブルTV(Android、
Windows Mobile/CE、iOS)
• データカード(PHS、CDMA、LTE)
• モバイルインフラ(PDC、PHS、CDMA-ONE、W-CDMA,LTE)
• DSP(PDC/WCDMA/LTE用基地局装置ベースバンド部DSP開発)
•
無線関連技術(コグニティブ無線、IEEE 1900.4、 TVホワイトスペース)
• VoIP-GW開発,テレフォニーサーバ開発,ソフトフォン開発
• 医療診断装置(モダリティCT/MR/US、PACSサーバ等)
• 車載装置(ECU(ボディ系、クラスター系)、カーナビ)
• カーナビ・カーオーディオ
• 複合機(OP部、エンジン部、ドライバー)
• POS端末
• DTV、BD Player等家電機器
• HEMSデバイスアプリ
医療画像を取り巻く環境
医療情報システムの中で、医療画像他情報に関連する部分を記載します
PACS Server
DICOM
病院情報
システム
(HIS)
放射線部門情報
管理システム(RIS)
モダリティ
画像管理
システム
(PACS)
DICOM
HL7
HIS Server
RIS Server
RIS 端末
Modality
DICOM
File
DICOM
Viewer
画像管理システムでの
L-Shareの位置づけ
NTP Viewer Gateway PACS DICOM通信 QR/Storage/MWM DICOMフォーマット Tag解析 DICOM通信 QR/Storage/MWM DICOMフォーマット Tag作成/編集 DICOM通信 QR/Storage/MWM DICOMフォーマット Tag解析 Modality DICOM通信 QR/Storage/MWM DICOMフォーマット Tag作成/編集 内視鏡 心電図 DICOMデータ 非DICOMデータ 眼底検査装置 L-Share Gateway CT MRI 超音波 L-Share Viewer for iPadL-Share Viewer for Qt L-Share pPACS L-Share ライブラリ L-Share TimeServer 正確な時刻データ を各装置へ配信
DICOMとは
D
igital
I
maging and
CO
mmunication in
M
edicine
の略で、米国放射線学会 (ACR) と北米電子機器
工業会 (NEMA) が開発した、
CT
や
MRI
、
CR
など
で撮影した
医用画像
のフォーマットと、
それらの画像を扱う医用画像機器間の
通信プロトコ
ル
を定義した標準規格です。
DICOMの機能範囲
文字情報
画像情報
受信
検査情報
MWM
過去画像
Query/Retrive
送信
読影レポート
Storage
照射情報
MPPS
撮影画像
Storage
依頼
印刷
画像所在確認
Storage Commitment
DICOMの規定
データ
• 属性定義(Tag)
• フォーマット
• 符号化
(TransferSyntax)
通信
• メッセージ定義
• 役割(送信/受信)
• 通信手順
DICOM通信モデル
DICOM通信モデルは下記Networkモデルの
TCP/IP上位層のみを規定
Standard Network Physical Layer
(Ethernet…)
TCP/IP Transport Layer
Security Layer
DICOMデータセット
DICOMのデータはタグで示されたデータエレメントにより構成
データエレメントは以下により構成
Data
Element
Data
Element
・・・
Data
Element
Tag
VR
Value
DICOM通信方式
DICOMの通信方式の基本は以下の手順
・
要求側(SCU)から提供側(SCP)へアソシエーション要求/解放
※SCU : Service Class User , SCP : Service Class Provider
MRI
モダリティ
SCU
CTPACS
SCP
アソシエーション折衝
Association Negotiation
DICOMデータ
DICOM Message/Data
アソシエーション解放
Association Release
DICOMの規定構成
Part1 Overview Part2 Conformance Part3 Information Objects Part4Service Classes Specifications
Part5
Data Structures and Semantics
Part6 Data Dictionary Part7 Message Exchange Part8 Network Support Part10 Medical Storage Part12 Media Formats Part11 Medical Storage Application Profiles L-Share Support Part9 Point to Point
L-Share Viewerの利用シーン
カンファレンス 病院 場所を選ばず ベットサイド ビューワ 手術 ビューワ PACS 会議 ビューワ 救急車 ビューワ 介護施設 在宅医療 被災地 診察中 動物病院 ビューワ ビューワ カンファレンス pPACSそれぞれの医療画像利用シーンでタブレットを利用したL-ShareViewer
が手軽で最適なソリューションを実現します
L-Share Viewerは医用画像の教育用/患者説明用の閲覧を用途としており、 診断用の医療機器としては使用できません 健診車L-Share Viewer活用事例(災害支援)
L-Share
pPACS
(画像サーバ)
L-Share
TimeServer
(時刻配信)
Printer
(市販品)
ポータブル
X線パネル
(他社)
L-Share
Viewer for iPad
災害医療センター等
災害医療センター等を拠点とした災害支援活動で、
pPACSとiPadビュー
アによる
機動性能、コンパクトさ
が評価され導入の運びとなりました。
l-ShareViewerはDICOM通信対応
L-ShareViewerはPACSサーバと直接DICOM通信して画像
を取得します
L-Share Viewer
SCU
PACSサーバ
SCP
アソシエーション折衝
Association Negotiation
DICOMデータ
DICOM Message/Data
アソシエーション解放
Association Release
L-Share Viewerの画像検索までの流れ
①
②
③
④
⑤
アイコンから起動
L-Share Viewer
移植開発のポイント
L-Share Viewer画像スライス表示
画像を切替えつつ 不足する場合は 追加読込 スライス画像を バックグラウンド で通信しながら 読込 スライス画像は 100枚以上に なることも 追加読込しつつ 確保メモリ不足 の場合は過去画像 消去L-Share Viewer拡大率とWL/WW
拡大率を
維持したまま
画像スライス
切替
WL/WWを
維持したまま
画像スライス
切替
L-Share Viewer 処理の注意点
■スライス表示
先読み、スレッド処理 ⇒UI処理との同期に注意
■拡大率、WL/WW維持
L-Share Viewer縦横ローテート
縦から横へ
ローテート
■ローテート
強制ローテート処理の違いに注意
■2画面分割
タッチ処理の切り分け。
iOS⇒AndroidQt移植について
objectiveC⇒Qt(C)の移植について
■C言語
ロジックはそのまま流用できる。それぞれのOS/言語で、
使用する部品/クラスを理解していれば問題ない。
■UI部品
L-Share Viewerの場合、あまり汎用UI部品を
使用しておらず、画像操作、リストの扱いも苦労
せず移植できた。
iOS⇒AndroidQt留意点
Qt verによりAPIやイベント制御の対応状況に注意
■ローテート対応
QwindowはOrientationの設定がなく、Orientationの
取得しかできなかった。
⇒画面にLANDSCAPEを設定して、PORTRAITへの
切替を不可能にして回避。ver5.4から対応。
■ホームキー制御
ホームキーが取得できなかった。
⇒回避策なし。ver5.4から対応。
その他留意点
■相対フォルダの扱い
iOSとAndroidの扱いの違い。
/xxx/… とすると iOSはOSのルート、Androidはアプリ
ルートを指す。コンパイル環境の指定も同様。
■Web上もサポート対応情報が少ない
APIの対応状況がわかるとTry&Goをしなくて
よいので、是非Web公開を。。
性能について
■性能面
・iOSネイティブよりはどうしても性能は落ちるが、懸念する
ほどでもない(作り方の工夫のほうが重要)。
・ハードウェア、コンパイラの進化で解決すると思われ
移植を躊躇する理由ではなさそう。
Android(Qt)⇒iOS(Qt)
■Ver5.4ならほぼ問題なし
⇒L-ShareViewerの場合。
■ソース/リソースの記載はそのままで問題なし
⇒とくに何も変更せず、動作。
■相対パスの扱い
⇒ iOS→Android(Qt)移植時と同様に注意。
L-Shareについて
眼底検査装置L-Shareとは、
DICOM規格
でやり取りされる医用画像等に
関するデータについて、PACSサーバ等と通信するための
ラ
イブラリおよび関連製品の総称
です。
内視鏡 心電図 L-Share Gateway L-Share pPACS L-Share Viewer for iPad L-Shareライブラリ
L-Share Viewer for Windows
CT MRI 超音波 DICOM通信 QR/Storage/MWM DICOMフォーマット Tag作成/編集 L-Share TimeServer L-Share Viewer for Android(Qt)