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省エネによる経営力強化

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(1)

2013年12月10日

環境経済株式会社

冬の節電と省エネ対策のポイント

東京商工会議所

(2)

はじめに

冬の節電・省エネ対策は夏の対策と異なります。

エネルギー使用のピークが夏は気温が最も高い日中になりますが、冬は気

温が低くなる朝と夕方になる傾向があります。

暖房器具にガスや、石油も使われますが、近年はエアコンの使用が増えて

います。

さらに、個人が容易に使える電気ストーブ、ホットカーペット、ファンヒーター、

ハロゲンヒーターもあり、事業者としての管理が疎かになりがちです。

そこで、事業者における冬の電気の使用傾向と、節電・省エネ対策のポイン

トをまとめました。

(3)

冬季の始業時の一斉起動の回避

冬季の休み明けに空調設備や温熱設備を始業時間に一斉に電源投入する

と、最大需要電力が大幅に上昇し、契約電力の変更につながることがありま

す。

夏は室温を数℃下げるのに対し、冬は室温を10℃以上上げることが多く、空

調機も能力いっぱいで使用する時間が長くなります。

1.空調の電源投入

始業時間の前後30分の間で運転順序をタイマー機能を使用したり、マニ

ュアルで決めます。

2. 空調の温度設定

設定温度を高くせず、風量を強くし、扇風機、サーキュレータを併用し、空

気を対流させ、足元の温度を上げるようにします。

3. 工場の始業

ヒーター加温が必要な設備はカレンダータイマーや制御装置で、始業時

間より30分以上早く電源を投入し、空調の運転と重ならないようにします

。通常の三相モーターを使用する機器は生産工程などを調整し、時差起

動させます。

2013年12月10日 環境経済株式会社 2

(4)

モーターの起動電流

三相誘導モーターは、例えば200V・60Hzの商用電源を投入した時、下図の

ように始動時に電流が最大になり、次第にトルクが大きくなり、通常運転に

なると電流とトルクが定格に落ち着きます。

インバータを採用すると始動時の電流を抑えながら、トルクも調整できるた

め、省エネにつながります。

(5)

蛍光灯の起動電流

蛍光灯は従来型とHfと呼ばれる高効率型で起動時の電流が異なります。

従来型

は起動時に大電流が流れますが、高効率型はインバータを使用する

ため、電流が次第に増加します。

蛍光灯の本数が多い事業所では、最大需要電力が増えることになり、契約

電力に影響します。

2013年12月10日 環境経済株式会社 4 180% 160% 140% 120% 100% 80% 60% 40% 20% 0% 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 分 イメージ 蛍光灯を点灯した時の電流変化の比較 従来の蛍光灯(FLR形) インバータ形 (Hf形、コンパクト形、電球形など) 180% 160% 140% 120% 100% 80% 60% 40% 20% 0% 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 分 イメージ 蛍光灯を点灯した時の電流変化の比較 従来の蛍光灯(FLR形) インバータ形 (Hf形、コンパクト形、電球形など)

(6)

共通する節電と省エネ

項目

内容

コンセント動力

・ハロゲンヒーター、電気ストープなどの暖房機器を個人で使用しない。

・温水洗浄便座は保温・温水の温度設定を下げ、使用後は必ずふたを閉める。

・電気式給湯機、給茶器、エアタオルなどのプラグをコンセントから抜く。

・自動販売機の管理者の協力の下、適切な温度設定などを行う。

空調

・使用していないエリアは空調を停止する。

・室内のCO2濃度の基準範囲内で、換気ファンの一定時間の停止、または間欠

運転によって外気取り入れ量を調整し、外気導入による空調負荷を減らす。

・夕方以降はブラインド、カーテンを締め、暖気を逃がさないようにする。

・熱源機(ガス・油熱源は除く)の温水出口温度を低めに設定し、熱源機ヒートポ

ンプなどの動力を削減する。

・空調機の一斉の起動を避ける。(運転時間前倒し、フロアごとの時間調整など)

・電気以外の方式(ガス方式など)の空調熱源を保有している場合はそちらを優

先運転する。

・暖房と冷房の同時使用による室内混合を避ける。

(7)

オフィスビル

2013年12月10日 環境経済株式会社 6

平均的なオフィスビルは、日中(9時

~18時)に高い電力消費が続きます。

オフィスビル(事例)における電力需要カーブのイメージ 全体の冬の ロードカーブ 0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 0 3 6 9 12 15 18 21

kW

空調 28% 照明 33% パソコン 10% FAX 1% プリンタ 4% コピー機 6% 冷蔵庫 1% エレベータ 7% その他 10%

電力消費の内訳(冬季のピーク時断面例)

・電力消費のうち、空調用電力が約28%、

照明が約33%、OA機器(パソコン、コピー

機等)が約21%を占めます。

・これらで電力消費の約82%を占めるため、

これらの分野における節電対策が効果的

です。

出典:資源エネルギー庁推計 エアコン等の電気による暖房を中心とするオフィスビルにおける用途別電力消費比率 空調、照明、OA 機器で約82% 出典:資源エネルギー庁推計

(8)

オフィスビルの節電対策

・フィルターを定期的に清掃する(2週間に一度程度が目安)。 空 調 照 明 ・電気室、サーバー室などで冷房を使っている場合には、可能な限り冷房を使わずに外気を取り 入れる。または、空調設定温度が低すぎないかを確認し、見直す。 ・ハロゲンヒーター等の暖房機器を個人で使用しない。 ・温水洗浄便座は保温・温水の温度設定を下げ、不使用時はふたを閉める。 ・自動販売機の管理者の協力の下、適切な温度設定等を行う。 ・昼休みなどは完全消灯を心掛ける。 ・暖房と冷房の同時使用による室内混合損失を避ける。 ・電気以外の方式(ガス方式等)の空調熱源を保有している場合はそれらを優先運転する。 コンセント 動力 ・エアタオル等のプラグをコンセントから抜く。

(9)

卸・小売店(百貨店、ドラッグストアなど)

2013年12月10日 環境経済株式会社 8

卸・小売店(事例)における電力需要カーブのイメージ

電力消費の内訳(冬季のピーク時断面例)

・電力消費のうち、空調が約31%、照明が

約36%、冷凍冷蔵(冷蔵庫、ショーケース

等)が約12%を占めます。

・これらを合わせると電力消費の約79%を

占めるため、これらの分野における節電対

策は特に効果的です。

平均的な卸・小売店においては、昼間

(10時~19時)に高い電力消費が続き

ます。

出典:資源エネルギー庁推計 出典:資源エネルギー庁推計 一般的な卸・小売店における用途別電力消費比率 空調 31% 照明 36% ショー ケース 8% 冷蔵庫 4% OA機器 5% その他 16% 空調、照 明、冷凍冷 蔵で約7 9% 全体のロード カーブ 0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 0 3 6 9 12 15 18 21

kW

(10)

卸・小売店の節電対策

・調理機器、冷蔵庫の設定温度の見直しを行う。 ・冷凍・冷蔵ショーケースの吸込み口と吹出し口には商品を置かないようにすると共に、 定期的 に清掃する。 ・オープン型の冷凍・冷蔵ショーケースについては、冷気が漏れないようビニールカーテンなど を設置する。 ・温水洗浄便座は保温・温水の温度設定を下げ、不使用時はふたを閉める。 ・使用していないエリア(事務室、休憩室等)は空調を停止する。 ・フィルターを定期的に清掃する(2週間に一度程度が目安)。 ・暖気を逃がさないよう、断熱フィルム、夕方以降は厚手のカーテン等を活用する。 ・搬入口やバックヤードの扉を必ず閉め、売場への冷気流入を防止する。 空 調 ・デモンストレーション用の家電製品などはできる限り電源をオフにする。 冷凍 冷蔵 ・室内温度が高い場合は、冷房を使わず、可能な限り外気の導入で対応する。 ・エアタオル等のプラグをコンセントから抜く。 コンセント 動力

(11)

0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 0 3 6 9 12 15 18 21

kW

食品スーパー

平均的な食品スーパーにおいては、営

業時間帯(10時~20時)に高い電力消

費が続きます。

2013年12月10日 環境経済株式会社 10

電力消費の内訳(冬季のピーク時断面例)

・ 電 力 消 費 の う ち 、 冷 凍 冷 蔵 ( 冷 蔵 庫 、

ショーケース等)で約45%、照明(一般照

明、ショーケース用照明)が約31%を占め

ます。

・これらを合わせると電力消費の約76%を

占めるため、これらの分野における節電

対策は特に効果的です。

食品スーパー(事例)における電力需要カーブのイメージ 出典:資源エネルギー庁推計 出典:資源エネルギー庁推計 一般的な食品スーパーにおける用途別電力消費比率 空調 2% 照明 31% 冷蔵庫 9% ショーケー ス 36% その他 22% 照明、冷 凍冷蔵で 約76% 全体の冬の ロードカーブ

(12)

食品スーパーの節電対策

・室内のCO2濃度の基準範囲内で、換気ファンの一定時間の停止、または間欠 運転によって外気取り入れ量を調整する(外気導入による負荷を減らすため)。 ・フィルターを定期的に清掃する(2週間に一度程度が目安)。 ・冷凍・冷蔵ショーケースの吸込み口と吹出し口には商品を置かないようにすると共に、 定期的に清掃する 。 ・室外機周辺の障害物を取り除く。 ・温水洗浄便座は保温・温水の温度設定を下げ、不使用時はふたを閉める。 ・搬入口やバックヤードの扉を必ず閉め、売場への冷気流入を防止する。 ・調理機器、業務用冷凍・冷蔵庫の設定温度の見直しを行う。 ・オープン型の冷凍・冷蔵ショーケースに冷気流出防止用ビニールカーテンを設置する。 空 調 コンセント ・暖気を逃がさないよう、断熱フィルム、厚手のカーテンなどを活用する。 ・エアタオル等のプラグをコンセントから抜く。 冷凍 冷蔵

(13)

空調 26% 照明 32% 冷蔵庫 3% テレビ 2% エレベータ 7% 水搬送ポンプ 7% 温水洗浄便座 1% ろ過循環ポンプ 4% OA機器 1% 炊飯器 1% その他 16%

ホテル・旅館

ホテル・旅館においては、23時以降

の深夜~朝9時頃の夜間以外は高

い電力消費が続きます。

2013年12月10日 環境経済株式会社 12 シティホテル(事例)における電力需要カーブのイメージ 出典:資源エネルギー庁推計 全体の冬の ロードカーブ 0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 0 3 6 9 12 15 18 21

kW

電力消費の内訳(冬季のピーク時断面例)

・電力消費のうち、空調が約26%、照明が

約32%を占めます。

・これらを合わせると電力消費の約58%を

占めるため、これらの分野における節電対

策は特に効果的です。

出典:資源エネルギー庁推計 電気による暖房を中心とするホテル・旅館における用途別電力消費比率 空調、照明 で約58%

(14)

ホテル・旅館の節電対策

コンセント 動力 ・給湯循環ポンプの10時~17時(空室時)の流量削減または停止する(中央給湯方式)。 ・エアタオル等のプラグをコンセントから抜く. ・自動販売機の管理者の協力の下、適切な温度設定等を行う。 照 明 ・宴会場の準備、片付けの際には一般照明のみ点灯し、演出照明(シャンデリア等)は消灯する。 ・暖気を逃がさないよう、遮熱フィルム、夕方以降は厚手のカーテン等を活用する。 ・電気以外の方式(ガス方式等)の空調熱源を保有している場合はそれらを優先運転する。 ・車の動きが少ない時間帯の駐車場給排気ファンの間欠運転制御する。 空 調 ・厨房排気を確認し適正な風量に調節する(過大になると外気を引き込むため)。 ・客室冷蔵庫のスイッチは「切」で待機する。 ・宿泊客への協力要請を通じて、客室の照明を抑制する(使用していない照明の消灯等)。 ・宿泊客への協力要請を通じて、客室の空調を抑制する(温度設定を下げる等)。 ・温水洗浄便座は保温・温水の温度設定を下げ、不使用時はふたを閉める。

(15)

飲食店

(ファミリーレストラン、居酒屋、ファーストフード店など)

14 飲食店における電力需要カーブの事例 出典:資源エネルギー庁推計 24時間型 0 2 0 4 0 6 0 8 0 1 0 0 1 2 0 1 3 5 7 9 1 1 1 3 1 5 1 7 1 9 2 1 2 3 夜~深夜型 0 2 0 4 0 6 0 8 0 1 0 0 1 2 0 1 3 5 7 9 1 1 1 3 1 5 1 7 1 9 2 1 2 3 朝~夜型 0 2 0 4 0 6 0 8 0 1 0 0 1 2 0 1 3 5 7 9 1 1 1 3 1 5 1 7 1 9 2 1 2 3 夜型 0 2 0 4 0 6 0 8 0 1 0 0 1 2 0 1 3 5 7 9 1 1 1 3 1 5 1 7 1 9 2 1 2 3 例)ファミリーレストランなど 例)居酒屋など 例)ファーストフード店、カフェなど 例)レストランなど

24時間型・昼型・夜型など営業種別により営業時間帯が異なり、外気温や入客状況に応じ

て電力消費の状況が大きく異なります

2013年12月10日 環境経済株式会社

(16)

電力消費の内訳(冬季のピーク時断面例 )

電力消費のうち、空調が約14%、照明が約25%、厨房機器等(給湯・冷蔵庫・ショーケース等)

で約47%を占めます。

これらを合わせると電力消費の約86%を占めるため、これらの分野における節電対策は特に効

果的です。

飲食店

(ファミリーレストラン、居酒屋、ファーストフード店など)

空調 14% 照明 25% 厨房 21% 冷蔵庫 16% 給湯 6% ショーケース 4% OA機器 3% その他 11% 空調、照明、 厨房機器等 で約86%

(17)

飲食店の節電対策

2013年12月10日 環境経済株式会社 16 ・使用していないエリアは空調を停止する。 ・フィルターを定期的に清掃する(2週間に一度程度が目安)。 空 調 ・暖気を逃がさないよう、断熱フィルム、夕方以降は厚手のカーテン等を活用する。 ・使用していない機器(調理機器など)のプラグを抜く。 ・ハロゲンヒーターなど、電熱線系の暖房機器の利用を避ける。 ・調理機器の設定温度の見直しを行う。 ・業務用冷蔵庫のドアの開閉回数や時間を低減し、冷気流出防止ビニールカーテンを設置する。 コンセント 動力 ・温水洗浄便座は保温・温水の温度設定を下げ、不使用時はふたを閉める。 厨 房 ・エアタオル等のプラグをコンセントから抜く。

(18)

製造業

主な業種:金属加工、自動車部品製造、電気・一般 機械製造(組立) など 負荷設備:生産機械、電気炉、空調・照明 など 主な業種:食品加工、電気・半導体製造 など 負荷設備:生産機械、空調・照明、クリーンルー ム、冷凍・冷蔵設備 など 昼間操業の需要家(一般的な稼働時間) 昼夜連続操業の需要家(高い稼働時間) 0:001:002:00 3:00 4:005:006:00 7:00 8:009:0010:0011:0012:0013:0014:0015:0016:0017:0018:0019:0020:0021:0022:0023:00 空調・照明 生産設備 0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 5:00 6:00 7:00 8:00 9:0010:0011:0012:0013:0014:0015:0016:0017:0018:0019:0020:0021:0022:00 23:00 空調・照明 生産設備

(19)

製造業

電力消費の内訳(冬季のピーク時断面(例))

電力消費のうち、生産設備が占める割合が高くなっていますが、生産活動に影響を与えないよ

う、一般設備を中心に節電に取り組んでください。

生産工程や納期、必要な生産環境(空調)に応じて電力消費形態が異なります。

2013年12月10日 環境経済株式会社 18 製造業の用途別電力消費比率事例 生産設備, 83% 一般設備(空 調・照明), 17%

(20)

製造業における節電対策

生産活動への実質的な影響が少ない一般設備を中心とした節電を実施します。

照 明 ・使用していないエリアは消灯を徹底する。 空 調 ・外気取入量を調整することで換気用動力や熱負荷を低減する。 ・設備・機器のメンテナンスを適切かつ定期的に実施することでロスを低減する。 その他 ・生産用動力の起動を節電時間帯の前にシフトする。 ・事務作業等の時間を調整し、電力ピークをシフトする。 稼働 シフト ・需給調整契約(料金インセンティブ)に基づく操業シフト。

(21)

省エネ診断から見える中小企業の

取組みのポイント

2013年12月10日

環境経済株式会社

東京商工会議所

小規模・中小企業向け 冬の節電・省エネセミナー

(22)

はじめに

中小企業・小規模事業者も積極的に省エネに取り組み、省エネによるコスト

削減と低炭素社会を目指すことが大切と考えます。

ところが中小企業・小規模事業者の多くは省エネの取り組みが遅れており、

その削減ポテンシャルを把握できていないのが実情です。

省エネは中小企業・小規模事業者にとって経費削減・生産性向上にもつな

がるとともに、企業の競争力向上が図れるものと思われます。

一方、電気料金などエネルギーコストが上昇し、中小企業・小規模事業者の

経営に少なからず影響を及ぼしています。

エネルギーコストの上昇は省エネで吸収するのが早道です。

そこで、省エネ診断で見えた中小企業・小規模事業者がコストを掛けずに取

り組みやすく、比較的効果が大きい省エネの取組方法と設備導入の事例を

紹介します。

(23)

2013年12月10日 環境経済株式会社 22

主な省エネの項目(省エネ診断時の提案件数)

1. 運用改善

2012年は節電、省エネ意識が浸透し、多くの企業ですでに運用改善による省エネに取り組まれている例 が多く見られました。 設 備 省 エ ネ 項 目 件数 備 省 エ ネ 項 目 件数 2011 2012 2011 2012 空 調 ・ 換 気 設 備 お よ び そ の 関 連 1. 空調機の設定温度の順守励行 23 8 設 4. 天井照明スイッチの対応を明示し不要時、不要部の消灯 17 2 2. 使用していないエリアの空調停止 9 0 生 産 設 備 1. 放熱抑制 0 1 3. 空調機運転始動と停止ルールの設定と励行 3 2 2. ファンベルト緩み調整 0 1 4. 室内温度計の設置 4 1 3. 作業標準の見直し 0 1 5. 空気送風機、換気ファン等の運転停止 3 5 4. 梱包機の待機をやめる 1 1 6. サーキュレータによる空気の循環 3 3 コ ン プ レ ッ サ ー 1. 供給圧力の見直し 0 2 7. 室外機への散水とフィン洗浄 2 4 2. エアー漏れ 1 2 8. サーバーの放出熱の室外放出 1 1 A 機 器 1. プリンターなど電源OFF 12 2 9. フィルター清掃 5 0 2. コピー機夜間電源OFF 9 4 10. 空調機の時差立上げ 1 2 3. PC離席時電源OFF 11 2 11. 室外機の日除け 3 1 給 湯 器 1. 夏季の利用停止 0 1 12. 室外機背面すき間を確保 2 2 2. ウォーターサーバーの利用中止 3 1 13. レイアウト変更 0 5 3. 電気ポットを電気ケトルに 1 3 14. 空調機の外気導入停止 0 1 そ の 他 1. 温水便座の冬季以外の使用停止 0 6 15. カーテンなどで室内のゾーン分け 3 0 2. 省エネに関するルールと役割分担達成状況の 見える化の推進体制 3 4 照 明 設 備 1. 天井照明の減灯 13 5 3. エネルギー使用実績の見える化 4 0 2. 天井照明の間引 16 10 4. 冷凍冷蔵庫内の整理 0 2 3. ブラインドの採光調整 6 2 5. 冬季のミニマットを利用 0 2

(24)

主な省エネの項目(省エネ診断時の提案件数)

2.設備更新

設備更新が必要と思われるものの多くは空調機、照明です。 設 備 省 エ ネ 項 目 件数 設 備 省 エ ネ 項 目 件数 2011 2012 2011 2012 空 調 設 備 1. 窓ガラス面に遮熱フィルム 2 2 産 設 備 1. コンプレッサーの更新 0 1 2. ブランド、カーテンによる日よけ・遮熱 3 3 2. めっき槽断熱材の設置 0 1 3. 室外機への日除け取り付け又は散水の励行 2 1 3. リジェネバーナー採用 0 1 4. 高効率空調機への更新 9 8 そ の 他 1. 間仕切りの設置 1 4 5. 24時間稼働サーバーの温度抑制排気ダクトの 改善 2 1 2. サーバーからの熱風の拡散防止(遮断 板設置等) 2 2 照 明 設 備 1. 非常口誘導灯のLED化 1 4 3. 天井断熱 0 2 2. FLR蛍光管をHf管又はインバータ安定器への 更新 11 19 4. デマンド警報装置 0 1 3. 個別スタンドを設置し天井灯の間引きを補完 13 5 5. 空気清浄機の更新 0 1 4. 壁面塗装の白く塗り替え 2 0 6. 誘導灯LEDタイプに更新 0 5 5. プルスイッチの取付 0 1

(25)

2013年12月10日 環境経済株式会社 24

診断から見える中小企業の省エネの実態

1. 省エネの情報の入手

政府広報、マスコミ、インターネットなど

2. 省エネの実践

省エネの情報を参考に自ら取り組んでいる。

3. 省エネの効果

一定の効果が見られるが、満足いくような効果が得られていない。

4. 電力料金の値上げ

電気料金は12~15%値上がりし、コスト上昇分を何とかしたい

5. 設備更新

設備を更新してどれだけの効果が得られるかわからない。業者やメーカーの話は鵜呑みにできない。

6. 設備投資資金

補助金、助成金を活用したいが情報を探したり、申請する方法がよくわからない。

診断時の可能性

フォローアップ時

の実績

運用改善

設備投資

合計

2011年度

9.0%

6.4%

15.4%

17.8%

2012年度

7.3%

15.2%

21.5%

(26)

省エネ推進のサポート

省エネに関する情報は、一般論が多く業種、業態に最適な対策とは限らな

いため、設備機器の利用方法、設置条件など様々な要因を踏まえると、より

一層の省エネができます。

事業者が自ら実施できない場合が多く、外部の第三者が的確なアドバイス

をすることが必要です。中小企業の場合、技術面のみならず経営に明るくマ

ネジメントに重きをおいた支援ができるアドバイザーが求められます。

●サポートの方法

1. 事業者の特性に合わせたアドバイスをする。

2. 身近な運用改善を、技術的な裏付けをおりまぜながらアドバイスする。

3. その場で改善可能なことはすぐ実施する。

4. 診断後の電気、ガス代などを記録してもらう

5. 診断後も相談を受け付ける体制が必要

6. 一定期間後フォローアップする。

(27)

2013年12月10日 環境経済株式会社 26

省エネの進め方

1. 運用改善の省エネ

最初は費用をかけず、電気やガス、燃料の使い方を見直します。

社員の皆さんが共通のルールで省エネを実践することが大切です。

まず、毎月のエネルギー使用量をグラフ化し、目標の達成度合いを社員全員で共

有します。

これらの管理責任者を決め、励行されているかをチェックすると共に、ルール通り

運用されていない場合、気がついた人が直せるような柔軟な運用にすると全員参

加の意識付けにもなります。

押し付けの省エネは不満がたまりやすく、参加者全員が理解し納得できるルール

を作ること大切です。

次に器具の交換などで比較的容易に更新ができ、あまり費用をかけずにすむもの

を検討します。

2. 設備投資を伴う省エネ

資金調達が必要となる設備更新は耐用年数を見ながらランニングコストと省エネに

よるコスト削減を試算し計画を立てて進めます。

(28)

自社設備の確認

1年に一度は自社の設備の確認をしましょう。

まずは、自社の設備は、どのようなものが、どれぐらいあるのか把握します。

その中で、エネルギー消費が大きいものや、数がたくさんあるもの等を把握し、

省エネ計画の土台とします。

機器 場所 エネルギー 定格 台数 稼働 時間 年間 稼働日 使用量 管理 責任者 1 照明 事務所棟 電気 86W 40 12h 240 9907kWh ○○ 工場棟 電気 400W 30 16h 300 57600kWh △△ 2 空調 事務所棟 電気 5kW 5 12h 120 36000kWh ○○ 工場棟 電気 XXkW 10 16h 120 XXXXXkWh △△ 3 ボイラー 工場棟 A重油 XXkL 1 16h 300 XXXXkL □□ 4 生産機械 工場棟 電気 XXkW 5 10h 300 XXXXXkWh ××

エネルギーの棚卸表例

(29)

2013年12月10日 環境経済株式会社 28

エネルギー使用量把握と省エネ計画の策定

一年間の電気、ガス、燃料使用量を使用量のお知らせや請求書を調べ、いくら費用がかかって

いるかを集計します。

表だけでなくグラフにすると、前年との比較が視覚的に捉えられ達成度合いがすぐにわかり、目

標の設定にも使えます。

たとえば電気料金を年間1000万円使っているとすれば、その10%を下げることを考えます。10%

下げるということは年間100万円の削減につながりますが、利益率が5%とすると、2000万円の売

上を増やすことと同じ効果になります。

さらに原子力発電の停止による電気料金の値上げがあり、ガスも世界的なエネルギー需要増加

に伴い、昨今は天然ガスの価格が上昇傾向にあります。

このようなエネルギーコスト上昇に手をこまねいているのではなく、省エネルギーを攻めに使い、

経営に活かしていくことが重要です。

○電気、ガス、燃料、水道の年間使用量、金額を把握

(30)

電気料金の燃料費調整と再エネ賦課金

燃料費調整制度のしくみ

・原油・LNG・石炭それぞれの3か月間の貿易統計価格にもとづき、毎月平均燃料価格を算定します。 ・算定された平均燃料価格(実績)と、平成24年1~3月平均の貿易統計価格にもとづき設定した基準燃料価

(31)

ガス料金の原料費調整制度

右は東京ガスホームページにあるガス 使用量のお知らせの例です。下は2013 年5月20日に計算したガス料金です。こ のようにガスの料金は原料費調整制度 により毎月変わります。 昨今は、ガスの原料である液化天然ガ ス(LNG)の輸入価格が上昇しています から、料金は上昇傾向にあります。

ガス料金の原料費調整制度

出典:東京ガスHP 2013年12月10日 環境経済株式会社 30

(32)

<事例紹介>

エネルギーの使用状況を知る(1)

単位当り単価は、電気の場合料金値上げと燃料調整費、再生可能エネルギー賦課金、太陽光発電付加金 の加算があり、約27%上昇(2011年3月→2013年8月)しています。一方ガス料金は、使用量が減ると単価が 上昇する料金体系のため単位あたりの単価が上昇します。この単価を比較し、エネルギーコストの上昇を把 握します。 種類 年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 計 月平均 料金 円 11,822 10,644 8,342 7,163 7,005 6,085 8,311 11,514 12,193 8,483 7,252 7,420 106,234 8,853 使用量 kWh 471 422 360 304 308 247 341 471 493 335 282 289 4,323 360 単位単価 円/kWh 25.1 25.2 23.2 23.6 22.7 24.6 24.4 24.4 24.7 25.3 25.7 25.7 24.6 料金 円 11,747 9,787 10,214 7,697 6,760 6,229 6,515 9,547 10,050 8,912 7,085 11,738 106,281 8,857 使用量 kWh 468 388 404 300 260 235 244 361 376 320 254 419 4,029 336 単位単価 円/kWh 25.1 25.2 25.3 25.7 26.0 26.5 26.7 26.4 26.7 27.9 27.9 28.0 26.4 料金 円 12,609 10,126 9,241 7,399 6,708 6,253 7,047 9,300 12,257 80,940 使用量 kWh 453 371 340 268 234 212 238 316 409 2,841 単位単価 円/kWh 27.8 27.3 27.2 27.6 28.7 29.5 29.6 29.4 30.0 28.5 料金 円 17,235 17,090 13,925 12,570 9,025 5,478 5,282 5,080 4,623 6,178 6,809 11,660 114,955 9,580 使用量 ㎥ 119 118 106 94 64 35 33 31 27 38 42 77 784 65 単位単価 円/㎥ 144.8 144.8 131.4 133.7 141.0 156.5 160.1 163.9 171.2 162.6 162.1 151.4 146.6 料金 円 17,670 16,091 15,365 14,090 7,935 7,325 5,751 4,837 4,149 5,544 7,357 9,265 115,379 9,615 使用量 ㎥ 122 110 105 97 51 46 34 27 22 32 45 59 750 63 単位単価 円/㎥ 144.8 146.3 146.3 145.3 155.6 159.2 169.1 179.1 188.6 173.3 163.5 157.0 153.8 料金 円 11,950 10,965 9,761 9,287 7,577 6,010 5,069 4,662 3,924 69,205 2012年 ガス 項目 2011年 2012年 2013年 電気 2011年

(33)

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 電気料金 2011年 2012年 2013年 2013年12月10日 環境経済株式会社 32

エネルギーの使用状況を知る(2)

省エネルギー対策は今の電気・ガスなどの使用状況を知ることから始めます。 電気料金のお知らせ、ガス料金のお知らせからグラフを作ります。 1. 電気・ガス料金の季節による変動を知る。 2. 冷房・暖房の使用量を把握する。 3. 電気・ガス料金の単位あたりの料金を知る 東日本 大震災 エアコン 更新 暖房をガスファンヒー ターよりエアコンに変更

ベースライン

これより上が冷房や

暖房に使用される。

これより下は生活や

事業を営むのに必要

な電気

エアコン更新の効 果が現れています 2013年はエアコンの 使用が増えました

(34)

4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 ガス料金 2011年 2012年 2013年

エネルギーの使用状況を知る(3)

ガスは暖房の他、給湯に使用し、水道水の温度により燃焼時間が変わります。

東日本 大震災 給湯器 故障 暖房をガスファンヒー ターよりエアコンに変更 2013年はガスファンヒータ をエアコンに切り替えた

(35)

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 電気料金+ガス料金 2011年 2012年 2013年 エネルギー変更に よる省エネ 空調更新による省エネ 2013年12月10日 環境経済株式会社 34

エネルギーの使用状況を知る(4)

電気料金とガス料金を合算します。全体の変化と電気とガスの利用をより効果的にする検討が

できます。

2013年1月から4月で、毎月5000円程度電気・ガス料金が削減できています。エアコンは1990年

製を更新し、導入費用に10万円程度かかりましたが、削減費用は夏と合わせ年間およそ25,000

円になり、4年で費用回収が可能ということがわかりました。

(36)

平均電力単価の算出

料金と使用量は毎月変化します。過

去と比較するときに便利なのが平均

電力単価です。

業種や業態、電力契約により変わり

ますが、電力料金単価は中小規模事

業所では 20~36円/kWh程度となり

ます。

計算方法

使用料金÷使用量=●●円/kWh(月

次比較をすると月ごとの変動がわか

ります)

ただし、テナント事務所等の場合は、

共用部などの電気使用負担等も含ま

れていることもあります

25.1 25.2 23.2 23.6 22.7 24.6 24.4 24.4 24.7 25.3 25.7 25.7 25.1 25.2 25.3 25.7 26.0 26.5 26.7 26.4 26.7 27.9 27.9 28.0 27.8 27.3 27.2 27.6 28.7 29.5 29.6 29.4 30.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 単価(円/kWh) 2011年 2012年 2013年

2011年から2013年にかけて電力料金が上昇していること

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2013年12月10日 環境経済株式会社 36

空調の改善ポイント

1.室外機 室外機をビルのバルコニーに設置していますが、下から排出され た熱風(点線)が天井に滞留し、上の室外機に熱気が吸い込ま れ、空調機の効率を低下させる要因になりますから、空調機の置 き方を改善すると省エネが図れます。 室外機に蔓草が絡まっていま す。空気の流れを阻害したり、 室外機内部に侵入し故障の原 因になることもあります。定期 的に刈り取るようにします。 室外機をビルのバルコ ニーの空いたスペースに 設置しましたが、排出した 熱気の逃げ場がなく、空 調機の効率を低下させる 要因になります。

(38)

空調の改善ポイント

2.室内機 快適な室温にするため上手に運用します。 店舗のデザインで室内機 を隠すため格子を設け壁 に埋め込んでいます。 格子が空気の流れを遮 るため空調の効果が低 下します。格子を外しても 壁に埋め込んでいるため 空気の流れが制限され、 充分な空調効果が得られ ません。 吹き出しの前に物を置いているため、空気の流れが阻害さ

(39)

2013年12月10日 環境経済株式会社 38

空調の改善ポイント

3.暖房時 暖房時の改善ポイントを紹介します。 エアコン 6畳用 2.2kW 450W オイルヒーター 360~1,500W エアコン 10~15畳用 2.8~4.0kW 750~1,100W ハロゲンヒーター 1,200W 電気カーペット 3畳用 760~1,000W 電気ヒーター 800~1,000W 電気ファンヒーター 1,150W ホットマット 45×45cm 30~40W 暖房器具の消費電力 冬季は暖気が天井付近にたまりやすく、足元が寒くなりがちです。空調温度を上げても解消できません。天 井付近に小型の扇風機を付け暖気を降下させると効果的です。また、机の下には電気のミニマットを使用す ると寒さがやわらぎます。頭寒足熱の実践です。

(40)

空調の改善ポイント

4.空調使用時の換気 暖房使用時、換気扇を回すとせっかく暖めた空 気を屋外に放出してしまい、屋外から冷気が流 入するため空調の負荷が高くなリます。また足元 天井扇: 14W×2台 排気風量: 300㎥/h 年間運転時間(エアコン): 8h/日×160日=1280h/年間 ヒートポンプエアコン性能: COP=3.2 ●換気扇停止による省エネ効果 年間電力削減量:エアコン800kWh、換気扇:54kWh 合計:854kWh 年間削減額(25円/kWhとして):21,350円 ヒートポンプ式ではない古いエアコンはヒーターで暖房し ています。この場合は、エアコンの更新が非常に有効で す。

(41)

2013年12月10日 環境経済株式会社 40

主な照明の改善ポイント

1.適切な照度を保つ ハロゲンランプを使用し1000ルクス以上あります が、飲食店の食卓は500ルクス程度とされていま す。低いワット数のランプに交換するか、LEDに交 換します。その際配光面積が広いランプを選ぶと テーブル全体が照らされ、明るく感じます。 白熱球はランプ効率が悪く、65Wのハロゲン球で は49Wが熱になります。これに対し7WのLEDでは 熱になるのはわずか2.8Wです。照明からの熱も冷 房使用時はエアコンの負荷となります。 スーパーマーケットの衣料品売り場ですが1500ル クス以上あります。一般売り場の場合1000ルクス とされています。天井の蛍光灯の本数が過大と思 われます。 照度計はインターネットで2000円程度で購入でき ます。

(42)

主な照明の改善ポイント

2. 使用するランプの見直し ハロゲンランプ、クリプトンランプを使用する理由として演色性や調光機能があげられますが、最近のLEDも 高演色性のものや、調光機能をもつ製品があります。 ハロゲンランプをLEDに交換 75W→10W 店舗のデザインコンセプトで白熱電球を多用していま す。営業時間内常に点灯していますから、LEDや電球

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2013年12月10日 環境経済株式会社 42

省エネのポイント 照明器具の比較

カッコ内は省エネタイプ 電球形蛍光灯 LED 消費電力 寿命 参考価格 消費電力 寿命 参考価格 白熱球 40W(36W) 7W 13,000時間 400~800円 6.3W 40,000時間 1,700円 白熱球 60W(54W) 10W 13,000時間 400~800円 8.8W 40,000時間 2,200円 白熱球 100W(90W) 19W 10,000時間 1,100円 ― ― ― クリプトン球 40W(36W) 7W 13,000時間 1,050円 6W 40,000時間 4,000円 クリプトン球 60W(54W) 10W 13,000時間 1,050円 ― ― ― ハロゲン球 40W 4.2W 25,000時間 5,700円 ハロゲン球 75W 10W 30,000時間 5,800円 クリプトン球を電球形蛍光灯、LEDに交換する場合は灯具に取り付けられない場合がある ハロゲン球は異なる形状、口金があるため、LEDも同じ形状、口金のものを選ぶ 消費電力は代表的なもの。 電球と電球形蛍光灯、LEDの比較表 カッコ内は省エネタイプ Hf形(高効率型) LED 消費電力 寿命 参考価格 消費電力 寿命 参考価格 FLR 40W(36W) 32W 12,000時間 1,500円 18W 40,000時間 8,000~12,000円 FLR 110W(100W) 84W 12,000時間 3,700円 59W 40,000時間 21,000~25,000円 Hf形に交換する場合は灯具を交換する必要がある。LEDに交換する場合は、灯具内の配線変更工事が必 要になる。消費電力は代表的なもの。 蛍光灯とLEDの比較表

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電球の明るさと消費電力

(90W) (54W) (36W) (30W) (20W) (19W) (10W) (7W) (-) (8.8W) (6.3W) (4.6W) (3W)

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2013年12月10日 環境経済株式会社 44

照明の基準(事務所)

JISで室の用途に応じて照度基準が定められています。この基準を照度の目標値として設定しま

す。

照度[lx] 場所 作業 2000 ○設計 ○製図 ○タイプ ○計算 ○キーパンチ 1500 事務室a(注1)、営業室、設計室、玄関ホール(昼間) 1000 750 事務室b(注2)、役員室、会議室、印刷室、電話交換室、 電子計算機室、制御室、診察室、○電気室、機械室など の配電盤、計器盤、○受付 500 集会室、応接室、待合室、食堂 調理室、娯楽室、修養室、守衛室 玄関ホール[夜間)、エレベータホール 300 書庫、作業室、金庫室 電気室、講堂、機械室 エレベータ 200 150 喫茶室、休養室、宿泊室 更衣室、倉庫、玄関[車寄せ) 100 75 屋内非常階段 50 30 注1 事務室は細かい視作業を伴う場合及び昼光りの影響により窓外が明るく、室内が暗く感ずる場合は、aを選ぶことが望ましい。 注2 玄関ホールでは、昼間の屋外自然光による数万lxの照明に目が順応していると、ホール内部が暗く見えるので、照度を高くす ることが望ましい。なお、玄関ホール(夜間)と(昼間)は段階点滅で調節してもよい。○印の作業の場所は局部照明によってこの 照度を得ても良い

(46)

照明の基準(工場)

照度[lx] 場所 作業 3000 ○制御室などの計器盤、制御盤 精密機械、電子部品の製造、印刷工業などでの極めて細かい視作業 ○組立a、○検査a、○試験a、○選別a、○設計、○製図 2000 1500 設計室、製図室 繊維工業での選別、検査、印刷工業での植字、校正、化学工業での 分析など細かい視作業 ○組立b、○検査b、○試験b、○選別b 1000 750 制御室 一般の製造工程などでの普通の視作業 ○組立b、○検査b、○試験b、○選別b、○包装c 500 300 電気室 空調機械室 粗な視作業 ○限定された作業、○包装b、○荷造a 200 150 出入口、廊下、通路、階段、洗面所、便所、 作業を伴う倉庫 ごく粗な視作業 ○限定された作業、○包装c、○荷造b,c 100 75 屋内非常階段、倉庫、屋外動力設備 ○荷積み、荷降し、荷の移動などの作業 50 30 屋外(通路、構内警備用) 20 10

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2013年12月10日 環境経済株式会社 46

主な照明の改善ポイント

3.器具の交換、配置の見直し 器具の交換、配置の見直しは電気工事が伴うため、製品の更新時期、建物のリニューアル時に検討します。 棚配置と照明の配置が合っていません。棚と照明器 具の配置を合わせ、LEDに変更すると省エネが図れ ます。 20W蛍光灯を6本使用し消費電力は144Wあります。 同じ照度を確保できる最新のインバータタイプの シーリングライトにすると72W程度まで消費電力を下 げられます。飲食店は点灯時間が長いため省エネ 効果が上がります。

(48)

その他の改善ポイント

1. ウォーターサーバー、給湯ポット、給湯器 温水の消費電力は450W、冷水 の消費電力は73Wです。温水が 電気を多く使います。 24時間加温と冷却を続けるた 各電気製品の電力使用量は コンセント差込式電力計で測 定すると夜間や休日の無駄 な使用の有無が判断できま す。 電力料金が出るものもありま す。 価格は3000円程度です。

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2013年12月10日 環境経済株式会社 48

その他の改善ポイント

2.誘導灯、温水便座、給湯器 誘導灯は24時間365日点灯しています。LEDタ イプに交換すると大幅な省エネになります。ま た蛍光灯に比べ長寿命のため、メンテナンスの 手間が省けます。 20Wタイプでは、20W×24時間×365日= 175,200Wの電力を使います。 冬季以外は便座の保温、温水の使用を控 えると100kW程度の削減ができます。 給湯器の温度設定は使用条件に 合わせます。高温に設定すると、 使用時に水道水を混ぜて温度調 節するため、エネルギーが無駄に なります。

(50)

その他の改善ポイント

3.省エネポイント、運用方法、電気使用量の前年対比を掲示 省エネの推進は会社全体で進める必要があります。 省エネ活動計画、目標を掲示することで日頃から省エネ意識と行動を心がけられます。 また、実績を掲示することで達成度合い確認と、未達であれば、さらなる対策の検討ができます。 省エネ活動計画の策定と目標の設定、電気使用 量の実績を掲示

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2013年12月10日 環境経済株式会社 50

工場設備の改善のポイント

・コンプレッサー 圧縮された空気は配管の継ぎ目や供給している機械から漏れることがあります。 空気が漏れた分、コンプレッサーが余計に空気を供給しますので、漏れを減らすことが大切です。 コンプレッサー室 電力量 11月22日~12月1日 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 11/2 2 1: 00 11/2 2 5: 00 11/2 2 9: 00 11/2 2 13 :00 11/2 2 17 :00 11/2 2 21 :00 11/2 3 1: 00 11/2 3 5: 00 11/2 3 9: 00 11/2 3 13 :00 11/2 3 17 :00 11/2 3 21 :00 11/2 4 1: 00 11/2 4 5: 00 11/2 4 9: 00 11/2 4 13 :00 11/2 4 17 :00 11/2 4 21 :00 11/2 5 1: 00 11/2 5 5: 00 11/2 5 9: 00 11/2 5 13 :00 11/2 5 17 :00 11/2 5 21 :00 11/2 6 1: 00 11/2 6 5: 00 11/2 6 9: 00 11/2 6 13 :00 11/2 6 17 :00 11/2 6 21 :00 11/2 7 1: 00 11/2 7 5: 00 11/2 7 9: 00 11/2 7 13 :00 11/2 7 17 :00 11/2 7 21 :00 11/2 8 1: 00 11/2 8 5: 00 11/2 8 9: 00 11/2 8 13 :00 11/2 8 17 :00 11/2 8 21 :00 11/2 9 1: 00 11/2 9 5: 00 11/2 9 9: 00 11/2 9 13 :00 11/2 9 17 :00 11/2 9 21 :00 11/3 0 1: 00 11/3 0 5: 00 11/3 0 9: 00 11/3 0 13 :00 11/3 0 17 :00 11/3 0 21 :00 12/1 1:0 0 12/1 5:0 0 12/1 9:0 0 12/1 13: 00 12/1 17: 00 12/1 21: 00 kWh 大型のインバータ式コンプレッサーの電力計測グラフ ですが、枠の部分はエアー(圧縮空気)を供給していな い状態でも電気を消費しています。台数制御装置など を追加しコンプレッサーを停止すると省エネが図れます。 圧縮空気を使用していない昼休みなどにコンプ レッサーが動いていないか確認してください。コ ンプレッサーが動いたら空気漏れの可能性があ ります。

(52)

設備更新による省エネ 空調機

高効率空調機への更新

15年前の空調機に比べ、最新のインバータ式空調機では50%近い省エネが図れます。 一般財団法人家電製品協会 日本冷凍空調工業会規格 ルームエアコンディショナの期間消費電力量 算出基準 冷暖房兼用型・壁掛型・冷房能力4kWクラス・省エネ 型代表機種の単純平均値 三菱重工 省エネ試算ツールより 冷暖房兼用型・壁掛型・冷房能力2.8KWクラ ス・省エネ型代表機種の単純平均値 老朽化した床置き空調

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2013年12月10日 環境経済株式会社 52

設備更新による省エネ 照明

FLR蛍光管をLED、Hf蛍光管又はインバータ安定器への更新

照明は費用と削減可能な電力を勘案しながら更新します。また点灯時間が長い個所の更新が

有効です。

蛍光管 照明器具 安定器 電気工事 削減量 FLR40蛍光 管(40W)2灯 を 省エネタイプ(36W)に交換 交換 利用可 利用可 なし 8W Hf蛍光管2灯に交換 交換 交換 交換 必要 約22W Hf蛍光管1灯反射板付に交換 交換 交換 交換 必要 約40W インバータ安定器に交換 利用可 利用可 交換 必要 約22W LED 交換 利用可 使用停止 必要 約40W 高効率反射板付き1灯型 LEDベースライト パナソニック株式会社 HPより

(54)

設備更新による省エネ 誘導灯

誘導灯は年間を通じ24時間点灯していますから、最新のLED式に交換すると90%近く電気使用

量が削減でき、大幅な省エネにつながります。

(55)

2013年12月10日 環境経済株式会社 54

設備更新による省エネ 遮熱フィルム

直射日光の遮光は室内環境の改善と空調負荷(冷房)を下げる効果がありますが、冬季は外

光による温熱効果が減少し、暖房のエネルギー増になることもあリます。

なお、空調負荷(冷房)の低減効果は条件によって変わるため、見込んだ効果が出ないこともあ

ります。

住友スリーエム株式会社 HP より

(56)

節電・省エネ勉強会

平成25年8月19日、江東区内の事業所(釣用品卸売業)にて「節電・省エネ勉強会」を開催しま

した。

1.節電・省エネ勉強会のテキストを元に講義。

身近なところで家庭での省エネ対策について。

– 一般家庭では平均で年間約30〜35万円ほどのエネルギーコスト(電気、ガス、水道)が掛

かっているがこれを10%削減することは難しいことではない

– 電力は原子力発電から火力発電にシフトしたことで昨年度より電気料金が上昇している

ので改めて見直す必要がある

– 電気を熱に変換する機器であるアイロン、ヘアドライアー、IH炊飯器、食器洗い乾燥機な

どは電気代が掛かる

2.社内のエネルギー使用料の現状を知る

電力使用量は料金値上げの影響もあり2013年になって

から増加傾向にある

2月頃に電力使用量が上がっているが、これは空調機だ

けではなくヒーターの使用などが関係していると思われ

る。

(57)

節電・省エネ勉強会

[5F]

ビニールカーテン設置

[屋上]

室外機や屋上面への散水

[4F、5F、2F休憩室] 遮熱フィルム

2013年12月10日 環境経済株式会社 56

3.昨年度(2012年)実施された主な改善点の確認

昨年度の省エネ診断後に実施された以下の改善点について説明。

[全体]

電気料金値上げに伴い、社内の電気料金

が増加している。震災直後と比べて省エネ

意識が緩んできている。

[5F]

室内の温度差が激しい。窓側が暑く、エレ

ベーター側が寒い。

[1F〜4F] 空調の効きが悪く、暑い。

4.現状の問題点

省エネ診断後に改善策を実施しているが、今後も改

善できる問題点がある。

震災直後の省エネ意識と比較すると日本全体で希薄

になってきている傾向があり、実際にエネルギー使用

量が上がってきている。これについては一人一人が

できる範囲で省エネを心掛けていく必要がある。

(58)

節電・省エネ勉強会

5.今後の改善可能なポイント

事前訪問で撮影した社内の写真を基に、以下の改善可能なポイントを説明。

• スリットカーテンで、執務スペース、作業スペースを分けることで空調効率を上げることができる

• 倉庫内の空調の吹き出し口のそばに荷物があると空調効率が落ちるので、何m以内には荷物

を置かないなどのルールを作るとよい

•作業時の導線などを再度検討することで、照明の間引きを行える余地がある

など

6.質疑応答

質疑応答は活発に行われ、社員の皆さんの省エネ・節電への関心の高さがうかがえました。

<質疑応答例> (注:当該事業者の実態に合わせた回答)

質問:照明の人感センサーはどれくらいの効果があるのか?

回答:効果はあるが設備費用が掛かります。不特定多数の人が利用する場所にはお勧めしますが、

主に社員が利用する場所であれば、社員の皆さんが省エネのルールを守るという対応の方が良い

でしょう。

(59)

中小企業が使える助成金情報

2013年12月10日

環境経済株式会社

東京商工会議所

(60)

省エネルギーと経営

●製品のコスト低減、拡販

直接収益につながるため、製品の改良、製造工程の見直しには投資がな

されます。販売では、売上増加が利益に結びつくため、拡販につながる投

資が行われています。

●人件費

支出面で大きな割合を占めるため、絶えず経営の中で見直しが行われて

います。

●エネルギーコスト

経常費用と考えられ、コスト意識が低いと言われています。

エネルギー費も外部に支払うことから収益に直接影響するため、このコス

トを削減することで収益の改善が可能となります。

例えば、年間1000万円のエネルギー費を支払っている会社で、10%の省

エネルギーをすることで100万円の費用低減が図れたとします。仮に利益

(61)

経営から見た省エネルギーの取組

●エネルギー費用の分析

過去3年分の毎月のエネルギー別使用量と料金のリストを作り、グラフ化

し、月ごとの使用量と料金、基本料金の変化を見る。また過去との比較を

行う。

●事業の推移とエネルギーコストの比較

毎月の売上金額、生産量、来客数などを基本にエネルギー単価の推移を

見る。

例) エネルギー費÷売上金額で求めた値の推移を比較し、売上の増減

とエネルギー費の変化に関連があるのかを調べる

●設備の維持管理費

設備が古くなり、維持管理費が増加していないか。保守期間が終了し、修

繕できなくなっていないか。

●償却が完了した設備がないか

照明器具(電球は除く)、空調機器など

2013年12月10日 環境経済株式会社 60

(62)

経営から見た省エネルギーの取組

●省エネルギーマネジメント

1. 社内で省エネルギーの可能性を調査

2. 省エネルギーセンターやクール・ネット東京などの専門の省エネルギー診

断を受け、実態を把握

3. 外部のコンサルタントなどによる省エネルギー計画の策定、期待効果の

把握

4. 省エネルギー設備計画の立案

5. 補助金取得を含めた資金調達計画

6. 省エネルギー教育および人材育成

7. 環境マネジメントシステムの導入

(63)

2013年12月10日 環境経済株式会社 62

補助金・助成金について

• 今年の補助金の特徴

節電対策も一服し、自治体の節電関係の助成策が一部で縮小しています。一方

国は再生可能エネルギー利用および省エネ対策の補助金を前年に比べ増して

ています。特に、中小企業向けは補助率が高くなっています。

• 情報のとり方

補助金助成金の公募は、4月から9月にかけて行われます。

公募情報は各省庁、自治体のホームページまたは、メールニュースなどで入手

できます。今年度は予算成立が5月にずれ込み、公募開始が例年に比べ遅れて

います。

• 申請書類の作成

国の補助金の場合は申請書類の作成が複雑で、事業所の皆さんが作成するの

は大変です。

更新を予定している設備のメーカー、工事会社に相談されるか、省エネルギー診

断のコンサルティング会社に相談されるとよいでしょう。

自治体の補助金・助成金は比較的申請書類が簡素で、事業者自身が申請でき

ます。また、自治体の窓口が相談にのります。

(64)

東京都23区の温暖化対策助成事業

区名 事業名称 担当部署名・連絡先 千代田区 千代田区新エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成 制度 環境安全部環境・温暖化対策課エネル ギー対策係 03-5211-4256 新宿区 (1)ISO14001等EMS認証取得費補助金 (2)省エネルギー診断 (3)集合住宅・事業所用太陽光発電システム導入補助金 (1)(2)環境清掃部環境対策課環境計画 係 03-5273-3763 (3)環境清掃部環境対策課エコライフ推 進係 03-5273-4267 文京区 中小企業エコ・サポート事業 区民部 経済課産業振興係 03-5803-1173 台東区 我が社のCO2ダイエット宣言 我が社の省エネチャレンジ たいとうストップ温暖化プロジェクト 環境清掃部 環境課普及啓発・みどり 03-5246-1281 墨田区 すみだ環境区宣言 地球温暖化防止設備導入助成 環境経営認証取得費助成金制度 無料省エネルギー診断のご案内 区民活動推進部環境保全課 03-5608-6207

以下の表は参考ですので、詳細については各連絡先にお問い合わせください。

(65)

東京都23区の温暖化対策助成事業

2013年12月10日 環境経済株式会社 64 区名 事業名称 担当部署名・連絡先 中野区 省エネセミナー 中小企業者等省エネルギー診断 高断熱建築物認証 環境部地球温暖化対策分野地球温暖化 対策担当 03-3228-6584 杉並区 杉並区住宅用太陽エネルギー利用機器及び省エネルギー 機器導入助成 環境部 環境課地域エネルギー対策担 当 03-3312-2111 豊島区 事業者の方へ 環境対策への支援 清掃環境部環境政策課 03-3981-1293 北区 新エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成 生活環境部 環境課環境政策係 03-3908-8603 荒川区 (1)エコ助成金交付制度 (2)エコアクション21認証取得助成 (3)ISO認証取得支援 (1)(2)環境清掃部 環境課 03-3802-4693 (3)産業経済部経営支援課 03-3803-2311 板橋区 (1)新エネルギー及び省エネルギー機器導入補助金制度( 事業所用) (2)板橋エコアクション(IEA) 資源環境部環境戦略担当課 03-3579-2622 練馬区 練馬区地球温暖化対策事業者用設備設置補助制度 環境部 環境課 03-5984-4705 足立区 新エネルギー・省エネルギー機器等設置費助成制度のご 案内 環境部 環境政策課管理係 03-3880-5935 葛飾区 平成25年度≪事業所用≫かつしかエコ助成金のご案内 環境部 環境課 03-5654-8228

(66)
(67)
(68)

平成26年 6月頃 平成26年 8月頃 平成26年8月~ 工 事 代 金 の 支 払( 平 成 26 年 1 月 31 日 ) 簡 易 省 エ ネ 診 断 ・ 省 エ ネ 提 案 書 作 成 補 助 事 業 申 請 契 約 書 の 締 結 詳 細 仕 様 設 計 ・金 額 決 定 助 成 事 業 申 請 採 択 結 果 発 表 工 事 契 約 平成26年2月~ 平成27年4月~

エネルギー使用合理化補助事業の流れ

工 事 実 施 完 了 報 告 書 提 出 確 定 検 査 補 助 金 の 支 払

(69)
(70)
(71)

2013年12月10日 環境経済株式会社 環境経済株式会社 70 70

問い合わせ先

環境経済株式会社

〒104-0031 東京都中央区京橋1-8-13 花月ビル2F

電話 03-6228-6850 FAX 03-6228-6852

メールアドレス : kantaro-ozaki@kankyo-keizai.jp

参照

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