平 成 2 8 年 1 0 月 2 1 日
平成28年8月北海道暴風雨及び豪雨(台風第7号等)
に係る災害査定の実施について(お知らせ)
平成28年8月北海道暴風雨及び豪雨(台風第7号等)により甚大な被害が発生した北海道内 の公共土木施設及び農地・農業用施設の早期復旧に向けて災害査定を実施します。 (日程等は別紙1のとおり) 道路や河川等の公共土木施設等が被災した場合、被災された地方公共団体等からの国庫負担申 請に対して主務省(国土交通省、農林水産省)が災害査定官を派遣し、財務局の立会官とともに 災害査定を行い、その場で災害復旧事業費を決定します。(災害査定の流れは別紙2のとおり) 今回の台風等により被災された地方公共団体は、被害発生直後から被害状況の把握や災害復旧 に向けた準備などの作業に懸命に取り組まれています。 こうした状況を踏まえ、国としても早期復旧の観点から査定事務の簡素化を図り、被災された 地方公共団体の負担を軽減しています。(簡素化の内容は別紙3のとおり) なお、今回の災害査定について、別紙4のとおり、現地取材が可能となるよう公開いたします。平成28年8月北海道暴風雨及び豪雨(台風第7号等)により甚大な
被害が発生した北海道内の地方公共団体が管理する公共土木施設及び農
地・農業用施設の早期復旧に向けて災害査定を実施しますので、お知ら
せします。
【問合せ先】 ◯財務省 北海道財務局 理財部 主計課 電話 011(709)2311 上席主計実地監査官 溝 口 (内線 4332) ◯農林水産省 農村振興局 整備部 防災課 電話(ダイヤルイン) 03(6744)2211 災害対策室 林、下 川、酒 井 ◯北海道開発局 建設部 河川工事課 電話(ダイヤルイン)011-709-2339 河川技術対策官 吉 田 (内線 5313)別紙1
災害査定の日程等
【公共土木施設】 査定官 立会官 査定実施期間 査定予 定件数 査定 班数 備考 国土交通省 北海道財務局 10 月 24 日~10 月 28 日 151 6 十勝、上川 11 月 7 日 ~11 月 11 日 260 10 石狩、オホーツク 11 月 14 日~11 月 18 日 230 10 胆振、上川 11 月 28 日~12 月 2 日 200 8 上川、胆振、渡島・桧山 12 月 5 日 ~12 月 9 日 200 8 十勝 12 月 12 日~12 月 16 日 200 7 十勝 12 月 19 日~12 月 22 日 70 6 十勝、オホーツク、釧路・ 根室 台風第 10 号の被害のうち 1 件については 10 月 11 日~14 日に実施済み。 【農地・農業用施設】 査定官 立会官 査定実施期間 査定予 定件数 査定 班数 備考 農林水産省 北海道財務局 10 月 24 日~10 月 28 日 55 2 上川、オホーツク 10 月 31 日~11 月 2 日 9 1 留萌、空知 11 月 7 日 ~11 月 11 日 63 3 オホーツク、釧路、十勝、 日高、胆振、渡島 11 月 14 日~11 月 18 日 調整中 2 上川、十勝 11 月 28 日~12 月 2 日 調整中 2 十勝 以降調整中 (注) 上記は、平成 28 年 10 月 21 日現在のものであり、査定の進捗状況等に より変更となる場合があります。災害査定の概要
地方公共団体
等
主務省(国交省、
農水省 等)
財務局
台風、豪雨などの自然災害により、道路、河川などの公共土木施設や農
地・農業用施設が被害を受けた場合、被災した施設を管理する地方公共団体
等は、施設の復旧を行うため所管する主務省(国土交通省、農林水産省
等)に国庫負担申請を行います。
申請を受けた国土交通省や農林水産省は、被災現地に災害査定官を派遣し、
現地の状況を調査のうえ、災害復旧事業費の決定作業(査定)を行います。
北海道財務局は、財政を所管する財務省の立場から、災害査定官が被災現
地で行う査定に立ち会い、
復旧事業計画が現地に即応したものになっているか、
法律等に沿ったものとなっているか等の観点から、規模、工法等を確認します。
⦅根拠法令⦆ ◆公共土木施設「公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法」 ◆農地・農業用施設「農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律」別紙2
申請
災害復旧事業費災害
発生
~災害査定~
「現地」で災害復
旧事業費を決定
派
遣
申請者 査定官 立会官 主務省、財務局は、できるだけ速やかに査定を行い、 予算措置を講じることにより、早期に適切な災害復旧 が行われ、一日も早く被災地域の生活環境の安定が図 られるように努めております。災害復旧
事業費補助
結果
別紙3
災害復旧事業の査定の簡素化について
平成 28 年 8 月北海道暴風雨及び豪雨(台風第7号等)による甚大な被害の発 生状況に鑑み、災害復旧事業の速やかな処理を図るため、下表により査定の簡 素化を図っています。 1.対象となる災害 平成 28 年 8 月 16 日から 9 月 1 日までの間の暴風雨及び豪雨による災害 2.対象地域 北海道 3.簡素化の内容 (1)公共土木施設関係 ①机上査定上限額の引き上げ 通常 平成 28 年 8 月 16 日から 9 月 1 日ま での間の暴風雨及び豪雨による災害 机上査定上限額 300 万円未満 5,000 万円未満 (注)机上査定・・・査定効率化に資するため、申請額が上の表に該当する箇 所又は実地査定が困難である箇所については、台帳、関係 資料、写真等により、机上で査定を実施します。 ②採択保留金額の引き上げ 通常 平成 28 年 8 月 16 日から 9 月 1 日ま での間の暴風雨及び豪雨による災害 採択保留金額 4億円以上 8億円以上 (注)採択保留金額・・・査定効率化に資するため、一箇所の採択保留金額(現 地決定とならない金額)を通常4億円以上から8億円以 上に引き上げ、現地で決定できる箇所を拡大します。 ③設計図書の簡素化 設計図書及び添付図面(平面図及び標準断面図)を簡素化できる。 (2)農地・農業用施設関係 ・机上査定上限額の引き上げ 通常 平成 28 年 8 月 16 日から 9 月 1 日ま での間の暴風雨及び豪雨による災害 机上査定上限額 200 万円未満 5,000 万円未満 (注)机上査定・・・査定効率化に資するため、申請額が上の表に該当する箇 所又は実地査定が困難である箇所については、台帳、関係 資料、写真等により、机上で査定を実施します。別紙4
平成28年8月16日から9月1日までの間の暴風雨及び豪雨の
災害復旧事業の査定の現地取材について
標記について、10月24日(月)から実施する災害査定のうち、下記により、報 道機関の皆様に公開しますのでご案内します。 記 1 公共土木施設関係 (1)日 時 平成28年10月25日(火)9:25~ ※ 9:15までに義経公園駐車場に集合頂き、徒歩にて現地にご案内します。 (2)場 所 本別町東本別 (道道本別本別停車場線) ※ 現地案内図等は、別紙5のとおり。 2 農地・農業用施設関係 (1)日 時 平成28年10月25日(火)9:15~ ※駐車場は特に設けておりません (2)場 所 北海道上川郡美瑛町置杵牛 ※現地案内図等は、別紙6のとおり 3 取材時のお願い等 ・ 災害査定の現地により査定時間が異なり、事前にお知らせすることが難しく、 円滑に災害査定を実施するため、公開する現地は、1 箇所とさせて頂きますこと をご了承ください。 ・ 災害査定状況の撮影は、査定冒頭及び現地査定後の質疑応答時間のみとさせて 頂きます。 ・ 現場におけるご質問は、上記の現地査定後の質疑応答時間にお願いいたします。 なお、個別の査定内容(復旧工法、申請額、事業費等)に関するご質問等は、業 務の円滑な遂行に支障を来すおそれがありますので、ご遠慮頂くようお願いいた します。 ・ 災害査定の現地は、足元が悪いため、取材に当たっては十分ご注意ください。 また、危険な場所もあることから、被災箇所への立入りをご遠慮いただくことが あります。 ・ 当日取材を希望される方は、駐車スペース等の都合により、10月24日(月) 10:00までに、別紙7(公共土木災)又は別紙8(農地・農業用施設災)の 申込書にてFAXでご連絡をお願いします。紙 公共土木施設災害復旧事業 災害査定 現地取材可能箇所 別紙5 公共土木施設災害復旧事業 災害査定 現地取材可能箇所 別紙5 公共土木施設災害復旧事業 災害査定 現地取材可能箇所 地 材対応 能箇所 道道本別本別停車場線(本別 ) ・現地取材対応可能箇所は、道道本別本別停車場線(本別町)です。 災害査定(現地)は 平成28年10月25日(火)9時25分から行いますので ・災害査定(現地)は、平成28年10月25日(火)9時25分から行いますので、 9時15分までに義経公園駐車場に集合してください 9時15分までに義経公園駐車場に集合してください。 ・義経公園駐車場から現地までは徒歩で移動します。(約500m)義経公園駐車場から現地までは徒歩で移動します。(約500m) 位置図 位置図 現地取材対応可能箇所 現地取材対応可能箇所 P 駐車場 P 本別町市街地 駐車場 本別町市街地 本別町市街地 PP 駐車場 駐車場 出典:地理院地図(電子国土Web) 駐車場 出典:地理院地図(電子国土Web) 道道 停車 線 後 道道本別本別停車場線被災後 道道本別本別停車場線被災後