第2回森町保育所運営検討委員会(会議録)
■日時・場所 平成24年6月6日(水)18:30 ~ 20:00 森町役場 本棟2階会議室 ■出 席 者 委員長1名、委員9名(全員出席) 事務局:竹内住民生活課長、島田課長補佐、角野児童年金係長、佐々木総務課参事 1 委員長あいさつ ・****委員長挨拶 先日、委員さんより整理シートに色んなご意見を書いて頂いて提出してもらい事務局のほうで集 約したと思います。今日はそれをもとにしながら、その他の意見も出してもらいながら、森町保 育基本計画の説明を受けながら踏み込んでいきたいと思っております。これは素案ですので文言 等の修正、付け加え等々、疑問に思うこと、森町の保育の将来はこうあって欲しいという事も出 して頂いて盛り込んでいけたらなと思います。 2 審議「森町保育基本計画」について ・第1章 計画の基本事項について 【島田課長補佐説明】 委員さんより提出された整理シートに、なぜ計画期間は3年なのか?としてありましたのでご説 明します。次世代育成支援後期行動計画というものがありますけれども、これが平成26年度ま での計画期間となっています。この中に今まで保育計画というものは無かったんですけども、こ この位置付けの中の保育部門については、保育計画として位置付けますとしています。ですから、 これが保育計画の上位計画となるので、この期間とずれる事はおかしいことになります。今後、 この次世代計画の期間が終わったらどうなるのという事ですが、名前が変わっても作る事になる と思います。その際には作業中である保育基本計画の中身を取り入れて継承する形になります。 ですから 3 年間でこの計画が終わってしまうのではありません。 ※変更なし ・第2章 保育所の現況について 【委員】 子ども園イコール民間ではないですよね? 【島田課長補佐】 違います。子ども園というのは保育所と幼稚園を一緒に同じ場所に建てて、共有するところは共 有してもいいよという考え方です。ただ、機能的には幼稚園は幼稚園、保育所は保育所です。 【委員長】 違うんです。住民とか親の要望は、幼児教育は今の幼稚園のような教育をして欲しいという要望 が強い。幼保一体型と、保育所が主体となる保幼、色んなものがあるのですが大抵やっているのが幼保で2時まで幼稚園の教育をやって、2時から保育所やるというような進め方をしてきてい る。そしてその中で、乳幼児も預かったり、子育て支援センターもあったり、総合的に乳幼児か ら就学前の子供を教育しましょうというのがこれなんですよ。お金の出方も幼稚園は文部科学省 でしょ。保育所は厚生労働省で複雑なんですよね。それを一本化し、子ども省みたいなものを作 って各自治体にお金を出しましょうという事なんですね。これもすんなり行かないので、特に私 立の幼稚園は90%くらいですが、そこは幼稚園のいいところが失われるので反対と言っていま すが、じゃあそれはそれで残しましょうと、ころころ変わってきている。ですから今心配された 民間にお願いする場合は当然町の経費。でも住民サービスが変われば公立の子ども園としている ところもありますので、それはこれから町の理事者のほうでいい方法で考えて頂きたいなと思い ます。色んな考え方があって、こうだとなっていなんですよね。その辺を理解していただきたい と思います。森町として検討が必要だという事で、これから決まっていくと思います。 【委員】 表1、表2について平成23年度ではなくて、平成24年度のものは無いのですか? 【島田課長補佐】 この素案を作った段階では平成24年度の数字を持っていなかったのですが、現在はその数字は わかりますので新しいものに置き換えたいと思います。 【委員長】 尾白内保育所は少し新しいですが、他の保育所はとても老朽化が進んでいて、建て替えが迫って いるという事ですね。それから津波の事もあり低地にある保育所、幼稚園もありますので、その 辺も含めて進めて頂きたいと思います。それから、耐震化というのは関係ないのですか? 【竹内住民生活課長】 この規模の建物であれば耐震化の義務というか基準には合致しません。この程度の施設であれば それはないです。 【委員】 港町保育所、尾白内保育所、標高3m以下で急務に思われますと書いてありますが、ある程度の 提案とかでているのですか? 【島田課長補佐】 提案とかはありません。ただ3・11に保育所だとか幼稚園だとかで逃げ遅れたとかありました ので、やはり町民の皆さんも気になさっている訳です。ですから、そういう面も入れておかなけ ればと思っています。 ※4ページ(表2)、5ページ(表2-1)の中の平成23年度の欄を平成24年度の実績に置き 換える。 ・第3章 保育事業の推進 1)延長保育 【島田課長補佐説明】 延長保育について要望があったのは、土曜日の午後からの保育の実施をできないかという多くの 意見が出ております。それから全ての項目についてもそうですが、どうして保育士の数を確保す るという事が必要なのかという意見が書かれておりますので、参考までに資料を配布しておりま す。児童福祉施設最低基準という一覧があると思いますが、なんでこういったサービスを行った ら保育士を増やさなければならないのかという事ですが、0歳児3人に1名以上の保育士をつけ
なさいとなっています。ですから1人の赤ちゃんを預かろうが3人の赤ちゃんを預かろうが最低 でも1人は必要となります。他の年齢についても表のとおりとなります。保育所を開所している 以上子供が1人だろうと何人だろうと保育士2名以上配置しなければなりません。調理員につい ても保育人数40人以下だと1名以上の調理員の配置が必要という基準があります。その他の人 数については表のとおりです。施設についても基準があり、2歳未満児を保育するのに最低限必 要な施設はミルクを飲ませるなどの乳児室、はいはいするほふく室、医務室、調理室、便所が必 ず必要となります。乳児室とほふく室については面積基準もあります。乳児室については1人あ たり1.65㎡、ほふく室であれば3.3㎡確保しなさいとなります。特別保育を実施するため にはこういった個別の部屋を設けなければ実施できないという現状があります。2歳以上につい ての基準は表のとおりとなっています。あとは森町の保育所にはどれくらいの保育士さんたちが いるのかも資料をつけています。保育担任は正職員と臨時職員が出ている感じです。保育時間が 8時間以上になるものですから、労働基準法もありますので朝から晩までとはならないので、延 長保育の2時間についてはパート職員を入れたりします。表で見ると人数が多く見えますが、決 して多い数ではありません。冠婚葬祭の休暇時もありますし、その穴埋めが必要となります。延 長保育の関係から早出、普通、遅出の3交代でローテーションしております。これをやる事によ って7時45分から午後6時までやっていますが、それについては特別なお金は取っていません。 ただ、さらに延長をしたいとなった場合は、11時間以上を超えた延長保育になると、それは受 益者負担を取りなさいとなっています。全員が預ける訳ではありませんので。現在は職員の中で ローテーションを組んで朝7時45分から夜6時までについての延長料金は一切取っていませ ん。それは平成22年度に見直していますので、それをさらに延長するとなると、ある程度の人 数の確保も必要ですし、預ける児童もある程度いなければ、先ほど言ったように、最低でも2人 いなければならないので、6保育所で12人常にいるという事になります。あと整理シートでも 意見がありましたので、土曜日の午後からの保育についてはこれだけ意見がありますので、方針 の中に土曜日の午後の保育も含めて検討するとしていきたいと思います。文言については次回ま でお示しいたします。 【委員長】 公立の保育所だと限度がありますよね。私立であれば夜9時、10時までとか可能だと思うけれ ども公立では限度があると思います。 ※7ページ下段《方針》の欄に土曜日の午後からの保育時間を追加する。 ・第3章 保育事業の推進 2)一時保育 【島田課長補佐】 一時保育につきましては、保育所に入れていない子供達に対しての一時保育です。例えば、幼稚 園に行っている子供を昼から親が何か用事があるので保育所に預かってもらおうという事なん です。あとはパートで週二日仕事に出ている。保育所にずっと入れておくよりも一時保育に入れ たほうが金銭的にどっちが得かという事もあるでしょうし、育児で疲れた時にリフレッシュのた めに預かってもらうとかです。保育所に行っていない子供を預かりますよという事になります。 【委員長】 現状はやっていないんでしょ?
【島田課長補佐】 現状はやっていないです。というのは通常保育の子供達が保育室を使っているので、一時保育を するには別室が必要となります。全く保育所に来たことがない子供を通常の子供達に入れるのは 無理な場合がありますよね。 【委員長】 近隣町ではどれくらい実施しているところがありますか? 【島田課長補佐】 渡島管内では、七飯町、北斗市、函館市、長万部町、福島町はホームページなどを見て実施して いるのを確認しております。料金は1日大体1,800円から2,000円、午前午後で分けて、 1,000円と800円とか、あとは預ける子供の年齢によって金額が違うようです。あとは、 給食、おやつが入っているいないなどもあります。 ※変更なし ・第3章 保育事業の推進 3)障がい児保育 【島田課長補佐】 集団生活が可能な児童に対しては入所させています。ただ、現状としてはあまりにも状態が悪いと か、他の児童に危害を加えるという時には断るケースもあります。集団生活が出来るのであれば最 初から断る事はありません。今後ですが、皆さんから意見にもありましたように、とても保育士さ んだけでは間に合わなくなってくるのではないか。それであれば障がいの専門知識を持った方をス タッフに加えるだとか、そこそこに置かなくても、とりあえず1箇所に置いて各園の相談もその専 門のスタッフが加わりながらやっていったほうが、保育士の先生たちも安心するだろうし、それに 専門の知識が必要になってくるのかなと、皆さんの意見に書いてありますけれども、今までどおり 保育士さんがいればいいんだという事ではなくて、メンタル的な部分や要支援の子供達に対して専 門的な知識を持ったスタッフに加えていくというのが、今後望まれる形なのかなと思います。 【委員長】 保健師との関わりが少なすぎるような気がします。乳幼児健診の年齢を増やしたほうがよいのでは とありますがどうですか? 【島田課長補佐】 一応保育所のほうでは、保健師さん達とのある程度の情報交換はしています。チェックシートのよ うなものもあるんですよね。こういう行動をしているとか、服装が乱れているとか、お風呂に入っ ていないのではないかとか、気が付いた所をチェックして、それを保健師さんが定期的に見て訪問 したり、そういう繋がりはもっています。検診とか増えたほうが、確かに子供達が小さい状況から わかると思いますけれども、そこの連携を密になるような形を今後とっていかなければならいない のかなと思っております。 【委員長】 森町の保健師さんは数も充実していて、色んな障がい、心配のある子供達の情報を持っていて、入 園だとか、入所する時に色んな先生たちに聞くと、聞いたことありますよというような情報を教え てくれます。結構そういった情報を把握していて、本当に心配であれば療育センターだとか、児童 相談所、小児科にドクターに見てもらうように親御さんにも勧めている状況です。だから心配であ れば積極的に自分から保健師さんと関わる。自分の子供の事ですからね。そういう事が大事でない
かなと思います。それからここに専門的なとか関係機関とありますけど、療育センターって石川町 にあるでしょ。この子自閉症ではないかとか何か障害があるのではないかと心配な時に調べてもら う。保育所や幼稚園もそうですけど先生たちも調べてみて、この子こういう障がいがあるという事 をちゃんと聞いてからじゃないと、勝手な指導とかできないんです。病気ですから。療育センター なりに調べてもらうのに、最低でも半年待ち、ひどいときは1年かかってしまいます。とにかくこ ういった問題が多いということです。なかなか連携いってもうまくいかないですね。ですから、関 係機関、療育センター、児童相談所、色々年に一度町に来る巡回相談だとか、八雲養護、七飯養護 のサポートセンターがありますから、そこにいってあれするとかですね、そういうのも保育所でも ここにはこういった先生がいて、こういうのを見るのが得意だとかを把握しておかないと、障がい のある子供達を指導はできないのではないかなと思います。そして今、町には特別支援教育連携協 議会というのが保育所、幼稚園、学校にもあります。情緒障がいだったり、知的障がいだったり、 肢体不自由であったり、色んな子供達がいるんですけれども、そういう子供達をどういうふうに指 導していけばいいのか、そういう連携協議会というんですけど、そういうものを設置することにな っています。森町はまだできていませんので、近々そういったものができて、総合的に子育てをし ていかなければならないかなど、きっと出てくると思いますけど期待しております。 【委員】 障がい児ですけど、保護者のほうが変だなと言ってくれる保護者はすごくいいと思うんですよね。 すごく前向きだと思うし。例えば保育所の先生にちょっとこれはと言われても、自分の子供の悪い ところを受け入れたくないという所もあると思うんですよね。保護者としては。悪い所を1番わか っているのは保護者なんですけど、言われるとぐっとくるというか、大体は3歳で終わるんですよ ね乳幼児検診は、そうではなくて5歳とか小学校に上がる前、その保健師さんに言われるのと保育 所の先生に言われるのではやっぱり違うというか、保護者の受け入れ方が。どうしても乳幼児健診 をもう1つ増やしてもらいたいかなと強く望むんですよね。保護者が前向きに思っている人は全然 いいと思うんですけど、そうじゃない障がい児を持った方が多いと思うんですよね。そこをちょっ とお願いしたいです。 【島田課長補佐】 そういう検診がなければ、ちょっと違うかなというのも無いですからね。 【委員】 うちの妹が保健師しているんですけど、親からちょっとおかしいと思うんですけどと言われた時に は指導できるけど、何か自分達のほうからこういう障害があるんじゃないですかとは言いにくいと 聞いた事があるのでどうなんだろうなって思いました。 【島田課長補佐】 先ほど別の委員が言われたとおり親が受け入れるかどうかなんですね。真剣に自分の子供の事を思 って、指摘された事に素直になれたらいいですが、どうしても親だから今は少し遅れているけど、 もう少しして集団生活になれれば追いつくんだと思うのがほとんどの親だと思います。そこら辺が、 じゃあ誰から言われたらいいのかという事もあるんですけど、それを発見するというのは先ほど言 われた、検診を増やせば違う目で見れるというのもあるし、直接保健師さんのほうからこうしろと 言うのは言いづらい事だと思うし、何であんた達が勝手に決めてってなってしまいますからね。 【委員長】 今その問題はうちの子はそうじゃないって、絶対何かあっても集団の中に入っていればと思うんで
すよね。自閉症とか色々あるんですけど、それにあったちゃんとした指導をすれば、将来大人にな っても自立していく。それをただ大丈夫だといって子供が不幸になる。だからこれは大事なことだ から文言を整理してもらいたい。それと検診ですが、3歳児検診とかありますよね。そこで大体変 だなというのがわかるんですけど、それでも見つけがたいこれ。そういう子供達が幼稚園や保育所 にくるでしょ。そうすると先生たちが、その親に検診を受けたほうがいいですよと。専門家の。合 意を受けなければならないんです。それは児童福祉法にちゃんとなっています。手続きが必要です。 幼稚園では必ずそういった形でもって、受けてもらって、専門チームに来てもらう。 【委員】 それは幼稚園だけなんですか? 【委員長】 幼稚園はやりやすいけど、保育所ではなかなか進めづらい。 【委員】 やっているんじゃないですか?保育所は。やってますよね。 【委員】 うちの妹現役で保育士やっているんですけど、障がい児も一緒の保育をしています。元々施設職員 からそういう障がい保育も一緒のところで働いているんですけど、やっぱりある程度の全員が知識 を持って、進めていかないと皆が同じ段階に立ってその子を見て行かないと保育はできないと思い ます。障がいがある子がいて、うちの妹は手が傷だらけなんですよ。でもうちの妹は笑ってるんで すよ。それもコミュニケーションだって。それをやっぱり理解するのは今の健常児だけ見ている先 生だと厳しいと思うんですよね。だからそういうのを踏まえて専門家を1人だけ置くとかではなく て、2、3人研修を受けていったらいいと思う。保育士さんは施設の実習も行っているし、保育園 の実習も行って保育士という資格を取っていると思うんですけど、現状しか見えないというのが現 場の人の意見だと思うんですよね。そういう意味ではやっぱり研修会、講習会というのも1人、2 人じゃなくてある程度の人数で行かないと、親も必死だし、先生たちも始めての事で必死だし、や っぱり皆で見ていくスタンスを作っていってもらわないと、預ける方も、預かるほうも不安なので 考慮してもらえれば保護者としては安心なんじゃないかと思います。 【委員】 私は結婚する前は保育士だったんですよ。その時は結婚もしてないし子供も産んだ事が無いから、 頭でしか、習ったことしかわからなくて、でも私なりには必死にやってきたんですけど、でも、指 摘をすると子供も産んだこと無いのに何がわかるの?って言われると若い先生はそれ以上何も言 えなくなるんですよ。今もそうだと思うんですよ。 【委員】 数をこなしていくしかないと思うので、親ももちろん子供が大事なので必死なのは当たり前だし、 かといって先生たちも安易で見ている訳ではないけれども、やっぱり1人だけ置いちゃうと、専門 家が1人いてその他に現場にいる人の強化というのを高めて頂けたら親としては、地域としては安 心、心の安心っていうんですか、層が厚くなって欲しいなと思います。 【島田課長補佐】 共通の認識を持って接して欲しいということですよね。 【委員】 そうすると預けるほうも、本人も精神的に、やっぱり情緒が安定しないと子供にとっても親にとっ
ても現場にとっても、妹の職場を見ても障がい児保育というのはすごい、詳しいことは聞かないで すよもちろん。仕事ですから。けどやっぱり尊敬しますよね。私は今の状況でそれをできるかとい ったら、できないですから、やっぱり専門知識を勉強しているというのは奥が深いし、すごいなっ て。もし自分の子供が障がい児だったらそこの保育園に預けてもいいかなって、預けたいなって、 層の厚さっていうのが必要だと思うんですよね。大変だとは思うんですけど。 【委員長】 難しいですよね。平成17年の特別教育支援法という法律ができてから、・・・・明らかになった んです。基本の考え方は、その子を特別な目で見るのではなくて、いわゆるノーマルアイゼーショ ンの考え方なんですね。その子はその子の教育をすればいい。一人一人にあった教育をすればちゃ んと成長していきますよという考え方なんです。それをちゃんと理解していないと、親にも保育士 にも理解して教育をやっていかないといけないんですね。 ※今後専門スタッフを今後入れる形にすることと、検診の機会が増えるように考えていくという文 言を入れる。 3 その他 ・次回開催日を6月21日(火)午後6時30分からに決定。