FUJITSU Storage
ETERNUS DX
構築ガイド(サーバ接続編)
はじめに
本書は、ETERNUS DX を、Linux が動作するサーバに FCoE 接続して使用するために必要な作業につ いて説明しています。 ETERNUS DX、サーバ、OS、コンバージド・ネットワーク・アダプターカード、およびドライバソ フトウェアの説明書と併せてご使用ください。 なお、本書に記載している製品の商標、製品名などの表記については、『構築ガイド(サーバ接続編) 表記について』を参照してください。OS がサポートするストレージシステムについては、ETERNUS DX のサポート組み合わせ表を参照してください。 第15 版 2018 年 4 月
本書の内容と構成
本書は以下に示す11 章から構成されています。 •「第1 章 作業の流れ」(6 ページ) ETERNUS DX を、Linux が動作するサーバに接続する場合の作業の流れについて説明しています。 •「第2 章 環境の確認」(10 ページ) ETERNUS DX を接続できるサーバの環境について説明しています。 •「第3 章 留意事項」(11 ページ) 作業を行う際の留意事項について説明しています。 •「第4 章 ETERNUSmgr のインストールと設定」(14 ページ) ETERNUSmgr のインストールについて説明しています。 •「第5 章 ETERNUS DX の設定」(15 ページ) ETERNUS DX の設定について説明しています。 •「第6 章 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定」(16 ページ) ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoE スイッチの設定について説明しています。 •「第7 章 ドライバのインストールとサーバの環境設定」(18 ページ) コンバージド・ネットワーク・アダプターカードドライバのインストールおよびサーバの設定につい て説明しています。 •「第8 章 サーバと ETERNUS DX の接続」(19 ページ) サーバとETERNUS DX の設定について説明しています。 •「第9 章 論理ユニットの認識」(20 ページ) ETERNUS DX の論理ユニットを、サーバから認識するための作業について説明しています。目次
第
1 章 作業の流れ
6
第
2 章 環境の確認
10
2.1 ハードウェア ...10
2.2 OS(オペレーティングシステム) ...10
2.3 コンバージド・ネットワーク・アダプターカード ...10
2.4 ETERNUS Multipath Driver ...10
2.5 device-mapper multipath ...10
第
3 章 留意事項
11
3.1 接続に関する留意事項...11
3.1.1 Linux での SCSI 装置の扱いについて ... 11
3.2 Red Hat Enterprise Linux に関する留意事項...11
3.3 SUSE Linux Enterprise Server に関する留意事項 ...11
3.4 コンバージド・ネットワーク・アダプターカードに関する留意事項...12
3.5 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチに関する留意事項 ...12
3.6 電源投入および電源制御に関する留意事項 ...12
3.7 システムデザインシートに関する留意事項 ...12
3.8 ETERNUS DX の接続に関する留意事項...13
3.9 SAN Boot に関する留意事項 ...13
3.10 ファイルシステムの作成およびマウント時の留意事項 ...13
3.11 max_sectors_kb を変更する場合の留意事項 ...13
第
4 章 ETERNUSmgr のインストールと設定
14
第
5 章 ETERNUS DX の設定
15
第
9 章 論理ユニットの認識
20
9.1 認識した論理ユニットの表示...20
9.1.1 Red Hat Enterprise Linux の場合 ... 20 9.1.2 SUSE Linux Enterprise Server の場合 ... 21
第
10 章 マルチパスドライバの設定と確認
23
10.1 ETERNUS Multipath Driver の設定と確認...23
10.2 device-mapper multipath の設定と確認...23
第
11 章 ファイルシステムの設定
24
第
1 章
作業の流れ
この章では、ETERNUS DX を、Linux が動作するサーバと接続する場合の作業について説明していま す。 シングルパス接続、マルチパス接続によって作業の内容が異なります。 ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoE スイッチを使用して接続する場合は、『構築ガイド (サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』、または『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』および『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガ
イド』を参照して、確認を十分に行ってから作業を実施してください。
作業の流れは以下のとおりです。
使用するマルチパスドライバ
• ETERNUS Multipath Driver
• device-mapper multipath 使用するドキュメント •『サポート組み合わせ表』 •『サポート組み合わせ表 CEE/FCoE-SWITCH-Linux 編』 • 接続するETERNUS DX に対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム設定用』 •『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』
•『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/FCoE/iSCSI/SAS/Linux 用 device-mapper multipath 設定』
•『構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Linux 用 コンバージド・ネットワーク・アダプターカード ドラ
イバ設定』
•『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』
•『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガイド』
•『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』
•『ETERNUSmgr インストールガイド』
•『ETERNUSmgr ユーザーガイド』
• 各製品添付のマニュアル(サーバ、コンバージド・ネットワーク・アダプターカード、コンバージ
作業の流れ
ETERNUSmgr のインストールと ETERNUS DX の設定
ETERNUSmgr を利用する場合は、ETERNUSmgr をインストールして、ETERNUS DX を設定 します。
•「第4 章 ETERNUSmgr のインストールと設定」(14 ページ) •「第5 章 ETERNUS DX の設定」(15 ページ)
• ETERNUS Web GUI の操作の確認
-『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』
• ETERNUSmgr のインストール -『ETERNUSmgr インストールガイド』 • ETERNUSmgr の操作の確認 -『ETERNUSmgr ユーザーガイド』 • ETERNUS DX の設定 - 接続するETERNUS DX に対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム設定 用』 ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoE スイッチの設定 ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoE スイッチを使用する場合、ファイバチャネルス イッチおよびCEE/FCoE スイッチを設定します。 •「第6 章 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定」(16 ページ) • ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoE スイッチの設定 -『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』 -『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』 -『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガイド』 • FCoE のサポート環境などの確認 -『サポート組み合わせ表 CEE/FCoE-SWITCH-Linux 編』 第1 章 作業の流れ
ドライバのインストール 使用するコンバージド・ネットワーク・アダプターカードのドライバをインストールします。 使用するOS の種類、サーバの種類、コンバージド・ネットワーク・アダプターカードの種類に よって、参照するドキュメントが異なります。環境に合わせて参照するドキュメントを以下から 選択してください。 •「第7 章 ドライバのインストールとサーバの環境設定」(18 ページ) • カードの装着、ドライバのインストール、設定 -『構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Linux 用 コンバージド・ネットワーク・アダプターカー ド ドライバ設定』 • 使用するカードのドライバ版数などを確認 -『サポート組み合わせ表』
ETERNUS Multipath Driver を使用する場合 device-mapper multipath を使用する場合、また はマルチパスドライバを使用しない場合
ETERNUS Multipath Driver のインストール
ETERNUS Multipath Driver をインストールし ます。 •「第10 章 マルチパスドライバの設定と確認」 (23 ページ) • マルチパスドライバのインストールおよび設 定 - マルチパスドライバ添付のマニュアル • 対応するマルチパスドライバの確認 -『サポート組み合わせ表』 サーバとETERNUS DX の接続 サーバとETERNUS DX をファイバチャネルケーブルで接続します。 •「第8 章 サーバと ETERNUS DX の接続」(19 ページ) 第1 章 作業の流れ
論理ユニットの認識
ETERNUS DX の論理ユニット(LUN)を認識させます。
•「第9 章 論理ユニットの認識」(20 ページ)
ETERNUS Multipath Driver を使用する場合、ま たはマルチパスドライバを使用しない場合 device-mapper multipath を使用する場合 device-mapper multipath の設定と確認 device-mapper multipath の設定と確認を行い ます。 •「第10 章 マルチパスドライバの設定と確認」 (23 ページ) • device-mapper multipath の設定 -『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャ ネル/FCoE/iSCSI/SAS/Linux 用 device-mapper multipath 設定』 ファイルシステムの作成 ファイルシステムを作成します。 •「第11 章 ファイルシステムの設定」(24 ページ) 第1 章 作業の流れ
第
2 章
環境の確認
以下の環境のサーバと接続できます。 ご使用のサーバ環境を『サポート組み合わせ表』で確認してください。2.1
ハードウェア
『サポート組み合わせ表』を確認してください。2.2
OS(オペレーティングシステム)
『サポート組み合わせ表』を確認してください。2.3
コンバージド・ネットワーク・アダプターカード
『サポート組み合わせ表』を確認してください。2.4
ETERNUS Multipath Driver
『サポート組み合わせ表』を確認してください。
2.5
device-mapper multipath
第
3 章
留意事項
作業を行う際は、以下の事項に留意してください。3.1
接続に関する留意事項
3.1.1
Linux での SCSI 装置の扱いについて
ETERNUS DX はファイバチャネルケーブル経由で接続された SCSI ディスクとして扱われ、サーバからはETERNUS DX のディスクは論理ユニット(LUN) として扱われます。また Linux では、SCSI ディ
スク装置は/dev 配下に以下のように定義されています。
⨨(LUN) ༊⏬ྡ
sda sda1, sda2,. . . . sda15 sdb sdb1, sdb2,. . . . sdb15 :
sdz sdzl, sdz2,. . . . sdz15 sdaa-sdaz sdaa1, sdaa2,. . . . sdaz15 sdba-sdbz sdba1, sdba2,. . . . sdbz15 sdca-sdcz sdca1, sdca2,. . . . sdcz15 sdda-sddx sdda1, sdda2,. . . . sddx15 :
sdia-sdiv sdia1, sdia2,. . . . sdiv15
3.2
Red Hat Enterprise Linux に関する留意事項
RHEL に関する内容については、Red Hat 社の Web サイトおよびマニュアルなどで確認してくださ い。
3.3
SUSE Linux Enterprise Server に関する留意事項
3.4
コンバージド・ネットワーク・アダプターカードに関す
る留意事項
サーバにOS のインストールを完了したあとにコンバージド・ネットワーク・アダプターカードを装
着した場合、装着後のOS 起動時には自動的にコンバージド・ネットワーク・アダプターカードが認
識されます。その際に応答を求められた場合には以下のとおり応答してください。
• Red Hat Enterprise Linux の場合
システム起動時にkudzu が自動起動します。「Ignore」を選択してください。
• SUSE Linux Enterprise Server の場合
システム起動時に「新しいハードウェア検出」ウィンドウが表示されます。「いいえ」を選択してく ださい。
3.5
ファイバチャネルスイッチおよび
CEE/FCoE スイッチ
に関する留意事項
サーバとETERNUS DX 間でファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチを使用する場合 は、『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』、または『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』および『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS
管理者ガイド』を読み、事前準備、ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoE スイッチの設定作業 を必ず行ってください。
3.6
電源投入および電源制御に関する留意事項
サーバの電源を投入する際は、ETERNUS DX、ファイバチャネルスイッチ、および CEE/FCoE スイッ チの電源がReady 状態になっていることを確認してから投入してください。Ready 状態になる前に サーバの電源を投入すると、サーバからETERNUS DX を認識できません。 また、サーバからETERNUS DX の電源制御を行う場合は、サーバの稼働中に ETERNUS DX、ファイ バチャネルスイッチ、およびCEE/FCoE スイッチの電源が切断されないように注意してください。 サーバより先にETERNUS DX、ファイバチャネルスイッチ、および CEE/FCoE スイッチの電源が切 断されると、ETERNUS DX にデータを保存できなかったり、保存したデータが破壊されたりすること があります。3.7
システムデザインシートに関する留意事項
システムデザインシートとは、ETERNUS DX を導入する際に、導入作業を容易に行うためのワーク 第3 章 留意事項 3.4 コンバージド・ネットワーク・アダプターカードに関する留意事項3.8
ETERNUS DX の接続に関する留意事項
ETERNUS DX とサーバをファイバチャネルケーブルで接続する際には、ETERNUS DX の設定がすべ て完了していることを確認してください。なお、WWN 自動取得機能はサーバとの接続が必要なため、 使用しないでください。ETERNUS DX の LUN を正しく認識できないことがあります。3.9
SAN Boot に関する留意事項
ETERNUS DX の論理ユニット (LUN) をブートディスクとして使用する場合は、『サポート組み合わせ 表』で、ご使用のサーバの環境を確認してください。 また、使用するサーバのSAN Boot 用マニュアル(環境構築ガイドなど)も確認してください。ブートディスクとして使用するためには、OS のインストールに十分な容量の LUN を ETERNUS DX に準 備する必要があります。
3.10
ファイルシステムの作成およびマウント時の留意事項
以下のすべてを満たす環境では、ファイルシステム作成コマンドがエラー終了することがあります。
• RHEL7.3 以降または SLES12 SP2 以降を使用している
• ETERNUS DX S3 series で、ファームウェア版数が V10L70 より前
• Allocation 方式が「Thick」の TPV または「Thick」の FTV を使用している
ファイルシステムに応じて以下のオプションを追加し、コマンドを実行してください。 • ext3/ext4 ファイルシステムの場合 -E discard オプション 例) # mkfs.ext4 -E discard <デバイス名> • xfs ファイルシステムの場合 -K オプション 例) # mkfs.xfs -K <デバイス名> このファイルシステムをマウントするときは、discard オプションを指定しないでください。 第3 章 留意事項 3.8 ETERNUS DX の接続に関する留意事項
第
4 章
ETERNUSmgr のインストールと設定
ETERNUSmgr を使用する場合は、『ETERNUSmgr インストールガイド』に従い、ETERNUSmgr をイ
ンストールしてください。インストール後は、『ETERNUSmgr ユーザーガイド』に従って設定を行っ
第
5 章
ETERNUS DX の設定
ETERNUS Web GUI または ETERNUSmgr を使用して、ETERNUS DX の環境を設定します。 ETERNUS DX の設定は、サーバ装置の設定(セットアップ)とは別に、ETERNUS DX 単体で行うこ とができます。設定方法については、以下のマニュアルを参照してください。
• 接続するETERNUS DX に対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム設定用』
第
6 章
ファイバチャネルスイッチおよび
CEE/FCoE
スイッチの設定
サーバとETERNUS DX を、ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチを使用して接続す る場合に必要な設定を行います。 『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』、または『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』および『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS
管理者ガイド』に従って設定してください。
ETERNUS SF Storage Cruiser を利用して、アクセスパスを設定した場合、ホストレスポンスの設 定は、デフォルトの設定になります。 ホストレスポンスを設定変更している環境では、ホストレスポンスを再設定してください。 以下に、サーバとファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoE スイッチを接続し、ゾーニングした場 合のシステム構成例を示します。 以下は、複数サーバ、複数CA 接続の構成例です。 Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7 ZONE1 ZONE2 ZONE3
ZONE4 Name : Server#1 Slot 1 Slot 0 Name : Server#2 Slot 1 Slot 0 CEE/FCoE ࢫࢵࢳ CEE/FCoE ࢫࢵࢳ
以下は、1 サーバ、複数 CA 接続の構成例です。
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
CM0 CM1 ࢝ࢫࢣ࣮ࢻ⥺ ZONE1 ZONE2 ZONE3 ZONE4 ETERNUS DX P0 P1 P0 P1 Slot 1 ࢧ࣮ࣂ Slot 0 CEE/FCoE ࢫࢵࢳ CEE/FCoE ࢫࢵࢳ 第6 章 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定
第
7 章
ドライバのインストールとサーバの環境設定
コンバージド・ネットワーク・アダプターカードドライバのインストール、およびサーバの環境設定 を行います。 『構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Linux 用 コンバージド・ネットワーク・アダプターカード ドライ バ設定』を参照して、設定を行ってください。 Emulex 社製のコンバージド・ネットワーク・アダプターカード、または富士通版 Emulex コンバージ ド・ネットワーク・アダプターカードを使用する場合、「Emulex 社製コンバージド・ネットワーク・ アダプターカードを使用する場合の作業」の章を参照してください。第
8 章
サーバと
ETERNUS DX の接続
ドライバのインストールが完了したあとにOS をシャットダウンしてください。 シャットダウン完了後にサーバとETERNUS DX 間をファイバチャネルケーブルで接続します。接続 後、OS の起動を実施します。 以降の作業はサーバとETERNUS DX が接続されていることが必要です。第
9 章
論理ユニットの認識
Linux は起動時に自動的に SCSI ディスクを認識し、装置名を sda から順に割り当てます。このとき内
蔵SCSI ディスクがあれば先に内蔵 SCSI ディスクを割り当て、そのあとに ETERNUS DX の LUN を
割り当てます。例えば、内蔵SCSI ディスクが 1 台あれば、以下のように SCSI 装置名が割り当てられ
ます。
SCSI 装置名 by-id 名(例) 内容
/dev/sda /dev/disk/by-id/scsi-36003005700ac3fc013746ef6315e42c4 内蔵SCSI ディスク /dev/sdb 以降 /dev/disk/by-id/scsi-3600000e00d0000000000042200000000
/dev/disk/by-id/scsi-3600000e00d0000000000042200010000:
ETERNUS DX の LUN
9.1
認識した論理ユニットの表示
Linux 起動時のコンソールメッセージにドライバ版数、各 LUN の SCSI 装置名などの情報が表示され ます。コンソールメッセージは画面からすぐ消えますが、以下のコマンドで再表示できます。
9.1.1
Red Hat Enterprise Linux の場合
• dmesg コマンドによる LUN 表示
Linux が ETERNUS DX の LUN を認識したかどうかは、dmesg コマンドを使用して判断できます。 以下に例を示します。
#dmesg|less :
Emulex LightPulse FC SCSI/IP 4.21q PCI:Found IRQ 10 for device 03:06.0
!lpfc0:031:Link Up Event received Data:1 1 1 2 PCI:Found IRQ 5 for device 04:02.0
IRQ routing conflict for 04:02.0,have irq 10,want irq 5 !lpfc0:031:Link Up Event received Data:1 1 1 2
scsi3:Emulex LPFC SCSI on PCI bus 03 device 30 irq 10 scsi4:Emulex LPFC SCSI on PCI bus 04 device 10 irq 10 Vender: FUJITSU Model: ETERNUS_DX400 Rev: 0000 Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 03 Vender: FUJITSU Model: ETERNUS_DX400 Rev: 0000 Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 03
• cat コマンドによる LUN 表示
cat コマンドで/proc/scsi/scsi ファイルを表示することで、認識された SCSI 装置がわかります。割り
当てられたLUN をパスごとに確認してください。
以下に例を示します。
# cat /proc/scsi/scsi Attached devices:
Host: scsi2 Channel: 00 Id: 05 Lun: 00
Vender: HP Model: SAFTE; U160/M BP Rev: 1023
Type: processor ANSI SCSI revision: 02 Host: scsi2 Channel: 02 Id: 00 Lun: 00
Vender: MegaRAID Model: LD0 RAID0 8677R Rev: E
Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 02 Host: scsi3 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00
Vender: FUJITSU Model: ETERNUS_DX400 Rev: 0000
Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 03 Host: scsi3 Channel: 00 Id: 00 Lun: 01
Vender: FUJITSU Model: ETERNUS_DX400 Rev: 0000
Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 03
この時点では、マルチパスの設定が行われていませんので、接続したLUN 数の 2 倍の SCSI ディス
クが確認できます。LUN 数が 3 つであれば、SCSI ディスクが 6 つ確認できます。
9.1.2
SUSE Linux Enterprise Server の場合
• boot メッセージによる LUN 表示
Linux が ETERNUS DX の LUN を認識したかどうかは、/var/log/boot.msg ファイルをエディタなど で確認して判断できます。
以下に例を示します(矢印キーで前後にスクロールできます)。
<6>sd 3:0:0:32: reservation conflict <6>sd 3:0:0:32: reservation conflict <6>sd 3:0:0:32: reservation conflict
<4>sdcc: test WP failed, assume Write Enabled <6>sd 3:0:0:32: reservation conflict
<3>sdcc: asking for cache data failed
<3>sdcc: assuming drive cache: write through <6> sdcc: sdcb3 sdcb8
<4> sdcc3 sdcc8
<5>sd 4:0:0:32: Attached scsi disk sdcb <5>sd 3:0:0:32: Attached scsi disk sdcc
<5>sd 3:0:0:32: Attached scsi generic sg79 type 0 <5>sd 4:0:0:32: Attached scsi generic sg80 type 0
<5> Vendor: FUJITSU Model: ETERNUS_DX400 Rev: 0000 <5> Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 05 <5> Vendor: FUJITSU Model: ETERNUS_DX400 Rev: 0000 <5> Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 05 <5>SCSI device sdcd: 2097152 512-byte hdwr sectors (1074 MB) 第9 章 論理ユニットの認識
• cat コマンドによる LUN 表示
cat コマンドで/proc/scsi/scsi ファイルを表示することで、認識された SCSI 装置がわかります。割り
当てられたLUN をパスごとに確認してください。
以下に例を示します。
# cat /proc/scsi/scsi Attached devices:
Host: scsi0 Channel: 00 Id: 04 Lun: 00
Vender: FUJITSU Model: MAP3735NC Rev: 5207
Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 03 Host: scsi0 Channel: 00 Id: 08 Lun: 00
Vender: SDR Model: GEM318 Rev: 0
Type: Processor ANSI SCSI revision: 02 Host: scsi1 Channel: 00 Id: 05 Lun: 00
Vender: SEAGATE Model: DAT 9SP40-000 Rev: 9M38
Type: Sequential-Access ANSI SCSI revision: 03 Host: scsi2 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00
Vender: FUJITSU Model: ETERNUS_DX400 Rev: 0000
Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 05 Host: scsi2 Channel: 00 Id: 00 Lun: 01
Vender: FUJITSU Model: ETERNUS_DX400 Rev: 0000
Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 05
この時点では、マルチパスの設定が行われていませんので、接続したLUN 数の 2 倍の SCSI ディス
クが確認できます。LUN 数が 3 つであれば、SCSI ディスクが 6 つ確認できます。
第9 章 論理ユニットの認識 9.1 認識した論理ユニットの表示
第
10 章
マルチパスドライバの設定と確認
10.1
ETERNUS Multipath Driver の設定と確認
ETERNUS Multipath Driver を使用する場合は、ETERNUS Multipath Driver に添付されているマニュア ルに従ってETERNUS Multipath Driver の設定および確認を実施してください。
10.2
device-mapper multipath の設定と確認
device-mapper multipath を使用する場合の設定と確認を行います。
『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/FCoE/iSCSI/SAS/Linux 用 device-mapper multipath 設定』を参照して、設定および確認作業を行ってください。
第
11 章
ファイルシステムの設定
Linux が ETERNUS DX の LUN を認識後、以下の処理を行うとアクセスできるようになります。
• 区画設定
• 区画フォーマット
FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)